2012-12-08 震度５弱
2012-11-03 ウィーン・フィル
2012-09-27 まさに昨日の出来事
2012-08-05 マウリッツハイス美術館展
2012-07-31 真珠の耳飾りの少女
2012-07-05 ダイエットの代償
2011-11-16 【家政婦のミタ】の父親
2011-07-12 プチ家出
2011-04-09 余震。
2011-03-27 震災

昨日は、久しぶりに大き目の地震がありました。
私は仕事が終わり、一人トイレに入っていました。
用は足し終わったタイミングだったけど、一人きりなのが怖くて慌てて手を洗ってトイレの外に出ました。
市役所は耐震補強が済んでいるので丈夫だと思ったけど結構揺れてて、
帰る途中だった職員さんが二人、動きを止めて上を見上げていました。
なんか、地震の時って上を見上げてしまうんですよね。
本能的に落下物とかに気をつけてるのかな？

職員通用口から外に出たら、帰ったはずの職員さんたちがぞくぞくと戻ってきました。
震度4以上だとあちこち安否確認をしたり、状況によっては避難誘導したり、避難所を開設したりといろいろ仕事があるから。
特に今回は津波警報が出たから避難所も開設しなきゃならなかったみたい？
携帯のエリアメールで避難指示解除のため避難所は閉鎖しました。って市からの連絡が入ったから。

夫から家族全員に安否確認メールが来てたので、無事だと全員に返信したら、
シオリは地下鉄は動いてるから仙台までは大丈夫だと思うと。
トモは大丈夫だというので、私は予定通り整形外科に交通事故後のリハビリを受けに行き、買い物をして家に帰ったらトモは寝ててました。
ネットで調べると東北本線も仙台空港アクセス鉄道も動いていないようなので、シオリに迎えに行こうか？とメールすると、２０時頃には動くかもって噂があるからこのまま待ってみるというのでしばらく様子を見ることに。
トモに聞いたら晩御飯はいらないというので、一人でご飯を食べました。

食べ終わって妹のサユリにメールして状況を確認したら、地下鉄とバスを乗り継ぎ帰宅したというので、シオリも地下鉄で仙台より南にあるショッピングモールまで来るよう指示して車に乗り込みました。
普段なら３０分ほどで着く道のりなのに、途中で大渋滞に巻き込まれ、ずーっとノロノロ。電車が動いてなかったから、お迎えの車が大半と思われます。
９時前に出発したのに着いたのが１０時半頃。
ショッピングモールに着いてシオリを乗せて駐車場を出ようとしたら、これがまた全然動かなくてかなりの時間がかかりました。
帰り道は全然混んでなかったけど、駐車場を出るのに時間がかかったから家に着いたのは１１時過ぎ。
ペーパードライバーにはキツい２時間のドライブでした。右足が筋肉痛です。

なんか、私がショッピングモールに着いたころには電車も動いてたみたいで、骨折り損のくたびれ儲けみたいな感じに。

画像は、11/29がお誕生日のＫＡＴ−ＴＵＮの田口くんのお誕生日企画で描いた、ライブＤＶＤで歌う田口くんです。

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昨日は娘トモの中学校の創立５０周年記念式典があり、午後からはサントリー芸術財団の公益事業としてウィン・フィルの演奏会がありました。
私は文化委員のため、一般客と保護者の受付を担当しました。
体育館じゃ音響がどうかなーとか思っていたけれど、始まってみたら今まで聞いたどの管弦楽団の音とも全然違う！！
さすが、本物は違うなぁと思いました。
私には演奏者の腕とかはわからないけど、楽器も名器ばかりなんでしょうね。
とてもなめらかな音色でした。
生徒たちも保護者も、素晴らしい体験をさせていただきました。

ウィーン・フィルの皆さんは、中学校に来る前に浜に行って津波で亡くなった方々の鎮魂のために演奏をしてきたそうです。
とても寒い日だったから、浜は寒かっただろうなぁ。
演奏が終わった後に、１５人全員で日本語で「がんばってね！」とメッセージをくださいました。
ウィーン・フィルの皆さんありがとうございました。

一昨日は、仕事が休みで仙台のデパートで行われている北海道物産展に行ってきました。
以前、うら〇♪さんに送っていただいた、クレイルのカレを買ったのですが、
「以前にもお求めいただいてましたか？」とイケメンのお兄さんから聞かれたので、「知り合いの方に頂いたので」と言ったら、なぜか「東京にお住まいでしたか？」と聞かれて「ネットでお知り合いになった方なのですが、東京にお住まいです」と言ったら、「もしかしたら、私の知り合いかも知れないですね。お名前は？」と聞かれたのに、失念してしまってて答えられませんでした。
最後に、「お知り合いの方に、生産者から買い求めましたってお伝えくださいね！」って商品を渡されたんだけど…。

う〇ら♪さん、ごめんなさい。

ひまじんもお辞めになってるし、メルアドもPCが変わってるから、すぐには探せなくて。
もしかしたらフロッピーには残ってるかもだけど、今のPCではフロッピーは読み込めないんです。
私の方もアドレス変わってるし…。

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昨日、出勤途中に自転車で車にはねられました…乗っていた自転車が。
自転車の前輪に車がぶつかった衝撃でチェーンが外れて、スポークだかなんだかが曲がってしまい、自転車が壊れました。

私は転んで打撲の跡はあったけど全く擦り傷すらなく、外科に行ったら、さんざん待たされたあげくに順番が回ってきたところで「うちは外科だから、整形外科に行きなさい」とお断りされたりして。
事故直後は全然大したことないと思っていたんだけど、今日になって体中が痛い。
まるで全身筋肉痛になったみたい。

昨日行った整形外科では「骨折もないようだし、首の骨がまっすぐになっているけど、事故のせいじゃなくて元々かも知れないしねー。」って程度で、頸椎捻挫と腰椎捻挫と右腕挫傷で一週間の加療が必要との診断でした。
痛み止めと湿布を出してもらったんで、これで一週間様子を見て、まだ痛かったらもう一回整形外科に行くかな？

相手の信号無視＆横断歩道上の事故ってことで、人身事故扱いにすると、相手の方は一か月の免停＆罰金20〜30万になるらしいです。
でも、同じ職場の人にはねられたんで…人身事故扱いにはしないことに。
保険屋さんの対応も迅速だったし、相手の方もすぐに謝りにきて下さったし、あとは注文した新しい自転車が届いて、ちゃんとその支払もしていただければ。
私の治療費とか休業補償とか慰謝料とかは自賠責から支払われるようなので、そっちは大丈夫みたいだし。

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先日の日記ではフェルメール展と書きましたが、正確にはマウリッツハイス美術館展でした。
フェルメールは数点のみ。
フランダースの犬のラストで出てくるルーベンスの絵もありました。
柔らかい色調で明るく綺麗でした。
レンブラントも何点かありました。
私は前衛的な絵画よりも写実的な方が好きなので、全体的に私好みでした。

国立西洋美術館も観る予定だったのですが、東京都美術館だけでお腹一杯になってしまったので、ショップをチラ見しただけで出てきちゃいました。
そのあとスカイツリーへのシャトルバス乗り場を見つけてバスに乗ったけど、地下鉄で行った方が断然早かった。

スカイツリーには昇らず、ショップでお土産を買い、ソラマチをブラブラ。
食品サンプルのお店を楽しみにして行ったんだけど、お店がくて狭くてごった返してるし、値段も高いしで何も買わなかった。
一通り見て回ってムーミンハウスカフェでランチ。１時間以上待たされたかな。
待っている間にムーミンの絵柄のカップで麦茶のサービスとMRワゴンのうちわを頂きました。
私がニョロニョロのカレー、シオリがミイのクリームソース？とトモがお子様向け（笑）のカレープレート。可愛かったです。
店員さんが空いた席にニョロニョロの大きなぬいぐるみを連れてきて座らせてくれました。
他のテーブルにもムーミンやムーミンパパが座っていました。

その後池袋に移動してナンジャタウンでアニメのコラボ企画みたいなもので、企画に参加している店で特定のメニューを食べてステッカーを貰いました。
TIGER&BUNNYと…なんだっけ？なんかバスケのアニメらしいです。
私はアニメは全くわからないので、ステッカーが貰えるメニューを食べてステッカー集めに貢献してました。

それから新宿に移動してバス時間（23：59）までどこかで時間を潰そうと思ったのだけど、夜中に子連れで入れるような店はマクドナルドかケンタッキーだけ、でも、どちらも満席で。
コンビニを探して飲み物を買い、夜行バスの待ち合わせ場所で座ってバスの到着を待ちました。

今朝５時過ぎに仙台に着いて、家に帰り、朝ごはんを食べて洗濯して寝て起きました。
全身が筋肉痛です。
お土産持って階段を降りたり昇ったり。
かなりの筋トレになりました。
これで明後日の健診の結果も良いものとなるはず！だったのに。。。
帰った直後にシャワーを浴びる前に測った体組成計の体内年齢は、自分の年齢と一緒だったのに、ご飯食べて寝て起きて測ったら元の木阿弥だった（５２歳とか）。
減ったはずの体脂肪率も増えたはずの筋肉量も元通り。

なんで〜！？

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今週金曜日に、夜行バスで東京に行きます。
東京都美術館と国立西洋美術館でフェルメール展が開催中なので。
昨年は宮城県美術館でフェルメール展はあったのだけど、私が観たい絵じゃなかったので、行きませんでした。
もしかしたら、秋ごろには宮城県美術館に真珠の耳飾りの少女が来るかも？と思わないでもなかったのですが、確証がないから…。

娘たちに行きたいか聞いたら、美術部のトモは「行ってみてもいいかな」という反応。
シオリはちょうど池袋でアニメのイベントが始まるから行きたいとのこと。
で、女３人で往復夜行バスの旅と相成りました。
金曜日は私は仕事、シオリは大学、トモは部活があるのだけど、疲れてる方がバスでも寝られるかもねー♪ってかんじで。

土曜日の朝５時半に東京駅着予定で、美術館は９時半から。
早朝から４時間もどうする！？と思ったけど、東京駅なら近くに築地があるじゃないか！って、築地で朝ごはんを食べることにしました。
美術館は何時間前から並べば良いんだろう？
以前、青森県美術館で夏休みにシャガール展を見たときには１時間くらい待った気がするけど、東京だともっと並ぶんでしょうね？夏休みだし。
とりあえず、１時間前位から並べば良いかな？

美術館の後は東京ソラマチに行こうと思います。
スカイツリーには大して興味はないけど、ソラマチの食品サンプルのお店に行ってみたいのです。
ここも混むんだろうなぁ。
ソラマチの後は池袋のナンジャタウンでアニメのイベントを観て、最後は新宿から夜行バスで帰ります。

市役所で知り合った上海出身のお友達が今年の３月に東京の小平に引っ越ししてて、東京に来るなら会いたいって言ってくれてたんだけど、
先日激しい腹痛で救急車で搬送されて胆石が見つかり、４日に入院して７日に手術だというので会えなくなったとメールがきました。
お見舞いにも行きたいところだけど、果たして時間的に余裕があるものなのか？
なんとなく無理そうな気がする。。。

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職場の臨時職員の方々が成功したというダイエット法を試したら、なかなか減らなかった体重が1ｋｇちょっと減り、６か月前の体重まで戻りました。

来月に控えている職場健診に向けて、血糖値やらHbA1cやら、中性脂肪やコレステロール値も下げなくては！と頑張りました。
朝ごはんの代わりに酵素液を飲み、昼休みには、運動も兼ねて雨の日は歩いて２０分晴れた日は自転車で１０分の距離を自宅まで往復し、職場ではエレベーターを使わずに５階まで往復など。
ところが…体調が…。
口内炎や、のどの炎症、カンジ〇性〇炎。
すっかり体力が落ちてしまいました。
体組成計では、筋肉量も増えているし体脂肪も減ってるのにー。

あと一か月、ダイエットを続けるべきなのか否か…？
昨年の健診では血糖値が糖尿病域に達してるっていう診断だったので、少しでも改善をと思ったのに。
何が悪かったのかなー？
毎日じゃなく、週末だけプチ断食の方が良かったのかしら？(-"-)

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ウチの夫の終身保険の更新が来年だということで保険会社から連絡があり、更新プランが２件書面で送られてきました。
現在のプランそのままだと更新後の保険料が倍になってしまうので、私としては現在の保険料をそのままか、もうちょっと下げる方向で更新したかった。

先週末、夫にそう話したら「俺が死んだ後の保険金なんか、俺は必要ない。定額保険はすべて外す。終身保険だけあれば、葬式くらい出せるだろう？」って言うので、
「でも、子供たちの生活費もあるし…。」と私が言うと、
「子供たちはこども保険（契約者死亡時に育英年金が大学卒業まで７０万と８０万）に入ってるし、俺の年金だってもらえるんじゃねーの！それに、今のあんたの収入でやっていけるなんて思ってないよね！？」って言うので、
「このご時世だし、そんなに簡単に新しい仕事が見つかるとは思えない。」って言いました。（今は津波で家も仕事も失った人がたくさんいるのです。）
そしたら、「そんなの水商売でも何でもやったらいいだろう！？」って言われました。

保険金の額なんて、正直どうでも良いです。
『水商売をやれ』って旦那さんから言うって、どういうことでしょうか？
しかも、２０代から３０代までだったらわかるけど…４０も半ばを過ぎたオバサンに。
私は、心の中にひとかけらも無い言葉が口から発せられることは無いと思っているので、夫は常日頃からそう思っているんだなと思いました。
パートでチマチマ稼いでないで、もっと稼いで来いよってことだと思います。
でも、そんなに収入があるとしたら、ろくに愛してもくれないような夫と一緒にいる意味があるのかなって疑問に思いました。

実は、私たち夫婦はできちゃった結婚。今では授かり婚というらしいですね。
家政婦のミタに出てくる家庭と一緒なのです。
あのドラマに夫はハマっているみたい。
あの家庭の父親に自分をダブらせてるのかなーと思います。
【妻を愛してたかどうか、子供を愛してるかどうかわからない。結婚していなければ、今頃は、楽しい人生だっただろうに】って。

私は、最初は悲しかったけど、やっぱりそうだったんだと納得しました。
私が車の免許を取ってきたその日に「事故って死んでくれない？そしたら死亡保険金で新しい車が買えるし。」って言われたこともありました。
優しくしてくれるようになったのは、私が仕事を始めてからのこと。

これからの自分の身の振り方について、よく考えてみようと思います。
子供たちには辛い道を歩ませてしまうことになるかも知れません。
進みたい進路に進むこともできないかも知れないし…。
シオリは既に大学に入っているのでなんとかするとして、トモの学費の工面までできるかどうかわかりません。
結婚資金は援助できないでしょう。

ネット検索をしてたら、近所のラブホのベッドメイキングのパートを見つけました。
土日だけでもＯＫって書いてあるから、近いうちに履歴書作って電話してみようと思います。少しでも収入ＵＰしないとね。

保険よりも結婚の見直しを考えた方が建設的
今なら第二の人生も夢じゃないって信じよう(^_^)

先頭 表紙

昨年、トモは中学生になりました。ところが、中学生になった途端に不登校になりました。
学校に行くふりをして出て行き、私が仕事で居ない隙に家に戻ってたり。
仕事中に突然先生から「連絡なかったですが、今日はトモさんどうかしましたか？」って電話。
こっちは学校に行ったものと思ってるから、先生の言葉の意味がわからなかったり。
私は仕事を抜けるわけにいかないので、夫に家に帰って貰えばドアガードをかけて夫を締めだす始末。
なぜ学校に行かないのかと責めれば、隙を見て荷物をまとめてプチ家出を繰り返す。
ある時は、ひっぱたいてやったら１２月の朝だというのにホームウエアのまま裸足で飛び出して行きました。
その時はその辺を探したけど見つからなかったので、しばらくしてからマンションの周りを見回ったら、管理人さんにみつからない場所で寒さに震えていました。

最初の頃は、夫と二人で探し回りもしたけど、その度に行き先を変えるので見つけ出すのは到底無理なので、もはや探すのは諦めました。
大体、夜になるとマンションの非常階段の最上階に居るんで、夫やシオリと手分けして挟み撃ちにして連れて帰ったりと、面倒くさいです。

なんで今日、こんな事を書いているかというと、今日もまたプチ家出したからです。
日曜日に遊びに出かけると、決まって月曜に具合が悪いと言って休むので、
以前、日曜は外出禁止だと言い渡したにも関わらず、こっそり出かけて、案の定月曜日に休み、今朝も学校に行く支度もしないでグズグズしていたのを叱ったら、学校に休みの連絡を入れている間に出て行きました。
震災後は、窃盗団とかの悪い人たちがウロついているので女の子が一人でフラフラしたら危ないと思うんだけど、そんなこと言ったって、思春期の娘には馬耳東風です。
自分だけは危険な目に逢うことはないと思っているみたい。
何度も同じことを繰り返すって、どんだけ学習能力がないんだろうかと、この頃では呆れ果てています。

1年生の時は、クラスにいじめっ子が居て、学校に行ったらいじめられるから（※まだ本人はいじめられてはいない）行かないと言っていたけど、２年生になったら、同じ班の女の子（先生によるとクラスで浮いた存在らしい）が休み時間に話しかけてくるから嫌だって…どんだけワガママ！？

シオリは大学に進学し、友達は一人も居ないようだけど、なんとかやっているみたい。
月、火、水は一コマ目から講義があるので朝６時半には出ていきますが、お弁当を持たせなきゃならないので、こっちも大変です。
食堂ででも食べてくれたら楽なのですが、対人恐怖のために人がいっぱいいるところで一人でご飯を食べられないというので…。

二人とも、こんなんで大丈夫なんだろうかしら？

先頭 表紙

一昨日の夜中に、震度６弱の大きな余震がありました。
私はリビングでネットサーフィン中でした。
シオリは自室のベッドに、トモはリビングで転寝中。
夫はまだ帰宅していませんでしたが、近所の焼き鳥屋にいました。

ウチのマンションは耐震構造なので、震度4くらいだとユラユラ揺れる感じで大した事は無いのですが、一昨日は違いました。
細かい縦揺れがガタガタときたので、本能的にこれは大きくなると思ったら次に横揺れがきました。
思わず悲鳴をあげてしまいましたが、トモも悲鳴をあげて飛び起きて玄関に走りました。
私も後を追って玄関に走り、シオリの部屋の入り口まで行ってシオリに大声で呼びかけたのですが返事が無く、
シオリが出てくるまでシオリに大丈夫かと叫び続けていました。
我ながら、平常心を失っていたなと思います。二段ベッドの下段に居るのですから、ベッドが壊れない限り大丈夫なんです（笑）。
揺れがおさまった数分後に停電してしまい、真っ暗になりました。

既にラジオや懐中電灯の類は準備万端だったので明りは不自由しなかったのですが、
電気が止まったことでポンプの関係で水道が止まってしまい、また給水の列に並ぶ生活かなぁ…とがっかりしました。
飲み水はペットボトルの水が数日分はあるし、すぐに困るのはトイレとか身体を拭くための水ぐらいだったので、少しは心の余裕がありましたけど。
ウチは全員シャワー派で、お風呂は沸かさなかったのですが、これからはお風呂に入るように生活を改めようと思いました。
翌朝には電気も復旧していて、水も断水せずに済みました。
市内では二か所で漏水がありましたし、仙南広域水道は破損して隣町では断水してしまったようですが。

今回の震災で、仲良くしていた友人のうち二人が宮城を脱出していて、一人はご主人が転勤になりもう一人は故郷の上海に里帰りしていました。
そのうちの上海に里帰りしていた友人が今週戻って来て、久しぶりに昨日ゆっくり話が出来ました。
彼女は震災三日後に宮城を出たのは良いけど、一晩新潟の避難所の体育館で過ごして、寒くて床が硬くて辛かったし、
テレビでニュースを見たり聞いたりすると涙が止まらなかったと言っていました。
私は殉職した市の職員の方々とはあまり面識が無かったのですが、彼女は労働組合の仕事をしている関係で仲良くしていたらしく、職場の机の上にある遺影をみたら悲しくて仕方がないと涙ぐんでいました。

実をいうと、私はまだ実感が湧いてこないのです。
全てが現実に起こったこととは受け止めきれていないのです。
頭ではわかっているけど、心が拒否しているような感じです。
日々の暮らしも、夢の中で過ごしているような気がしています。
心のどこかで、これは現実じゃないんだと思おうとしているような気がします。
身近な人を失っていないからなのかも知れませんし、日々の生活をするだけで精一杯だったのかも知れません。
今まで起こったことが全部夢だったら良いのにと思います。
目が覚めたら、元通りの世界だったらいいのに…。

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震災当時、私は仕事中でした。とある市役所のとある一室（1F）に一人っきりで。
本庁舎と議会棟を結ぶ建物にいたのですが、数日前にも割と大きな地震があったので、また震度4くらいかなーと、のんびり部屋のドアを開けにいきました。
そしたら、だんだん揺れが大きくなり、本庁舎と繋がっているドアをあけたところで、ボイラー室で働いてるおじさんが血相を変えてとびだして来ました。
おじさんが「こっちだ！」って言いながら、議会棟に向かって走り出したところで本庁舎との間の防火扉がバーンと閉まりました。議会棟に向かっていくと、議会棟の防火扉も閉まりかけていたのですが、押したら開いたので、そこから議会棟の玄関から外へ出ました。
市役所前の道路までは走ったのですが、とても立っていられないほどの揺れでしたので、おじさんの腕にしがみついていました。
市役所前広場の時計塔は倒れるし、空はみるみる曇ってくるし、天地が怒っているかのように感じました。
大きな揺れがおさまってからも、大きな余震が続きましたが、着の身着のまま飛び出したので、寒くてたまらなかったので、一旦戻ってコートと携帯を取ってからまた出てきましたが、執務室の中は、棚から本が落ちて足の踏み場もありませんでした。
家には子供たちだけだったので、安否確認のメールをしたら、すぐに無事だとシオリから返信があったので、安心しました。
その後職員の安否確認があり、市長と部課長の会議があって、人員の割り振りがあったのちに、男性職員たちが車で市内の安全確認と津波からの避難の広報活動のために車で散っていきました。
私は嘱託の身なので、今日のところは家に帰って良いと言われて帰りました。
自宅は玄関脇のタイルが剥がれていた程度で、食器は割れてなかったし、棚の上から落ちていたものにはほとんど被害はありませんでした。
無線ルーターをのぞいては…。
ルーターが壊れていたと気付いたのは、今日になってからです。
周りではネット復旧してるというのに、ウチだけ繋がらないのはおかしいと思って、Bフレッツだったので、NTTに電話したら回線は異常なしって言われてプロバイダーに電話したら、ダイヤルアップでつなぐ方法を教えてもらって、なんとか繋がりました。
電気の復旧に2日（実は3日でした）、電話とガスの復旧は…いつだっけ？4〜5日だったかな。水は2週間かかりました。ずーっとお風呂に入れないし、給水所に並ばなきゃならないし、お店は閉まってるし、お店が開いてもモノは無いしで大変でした。

仕事も、玄関ホールで総合案内ってことで火の気のないところで一日中立ちっぱなしだし。
だけど、家族も親戚も友達もみんな無事だったので、幸せです。
津波避難の広報活動に出ていった職員4名は殉職しましたし、警察官の方や消防団の方も亡くなったり行方不明になったりしているそうです。
市内でも140名を超える方が亡くなっていて、行方不明の方も多数いらっしゃいます。
運よく避難所に避難した方も、その後突然倒れて亡くなったりしています。
もうすぐ4月だというのに、雪が降る寒い日が続いているし、お年寄りには厳しいと思います。
最近になって、ようやく灯油が買えるようになりましたが（ガソリンはまだまだ足りないです）、いままで大変でした。
それでも、この辺はまだマシな方なんだと思います。
何時間か並べば買えますから。

最後になりましたが、行方不明の方々が早く見つかりますように、物資の不十分なところにも、早く物資が行き渡りますように、
そして震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

先頭 表紙