10日ほど前。
隣家のブロック塀にくっついていた小さなカタツムリをつまんできました。
うちにあった飼育箱に、紫陽花の葉っぱと一緒に置いて見たものの動く気配はなし。
生きてるのか、死んでるのか。
霧吹きで湿らせたところ。
しばーらくしたら、ひょっこり顔を出してくれました。
子供たちの喜んだこと。
二人で奪い合って霧を吹いては、観察したり歌ったり。
そうこうしているうちに夜になり、その日のうちに元の場所に返すはずが、一晩泊めるはめになってしまいました。
私はこういう生き物は苦手なんだけど・・・。
翌朝。食事をしている気配はないもののウンチをしていたので、一晩、もう一晩と、子供たちにせがまれるままに、結局3晩も我が家に泊めてしまいました。
夜のうちに乾燥して、かたまっているカタツムリを、朝、霧吹きで水をかけて起こす。これがカタツムリにとって、良いことなのか、はたまた迷惑なことなのか。飼い方もわからなかったし、寄生虫がいることもあると昔聞いてたのを思い出して、GWの初日にツレに頼んで、紫陽花の葉陰に放してきてもらいました。
翌朝。
なんだか寂しい私。
心の中にぽっかり穴があいたような。せつなさ。
ぬめーぬめーとしている生き物なんて苦手なのに。
子供たちが喜ぶから家に置いておいただけなのに。
あんなちっぽけな生き物でも3日も一緒に暮らすと情が移っちゃうって、なくしてから気がつきました。
そして。
GWも残り一日。
我が家は結局、遠出はせず、家のまわりをウロウロしています。
あのカタツムリを戻した場所の前を毎日のように通ってますが、あえて探すことはしないことにしました。
誰かに捕まってないといいけど。
鳥に食べられないで、生き延びてくれてるといいなと。
願いながら。
※補助輪をはずして自転車の特訓中。あれ? |