2002-02-09 　「非戦」坂本龍一
2002-02-06 　「オーシャンズ１１　OCEAN'S ELEVEN」
2002-02-05 　「インサイダー　The Insider」
2002-01-24 　舞台「嵐が丘」
2002-01-23 　「冷静と情熱のあいだ　愛蔵版」
2002-01-20 　「ハートブレイカー　heartbreakers」
2002-01-15 　「連戦連敗」と「美人画報」
2002-01-13 　「ザ・スライドショー７　in 日本武道館」
2002-01-10 　「２番目に幸せなこと　the next best thing」
2002-01-08 　「ウエディング・プランナー」

2001年9月11日NYワールドトレードセンターで起きた同時多発テロについて国籍・ジャンルを問わず様々な人の思いをまとめた本。
執筆陣には村上龍、マドンナ、GLAYのTAKURO、Mr.Childrenの桜井和寿、佐野元春、大貫妙子などきりがない。最近話題のベストセラー「世界がもし100人の村だったら」も一部取り上げられている。
私的に、イギリスでの声明をまとめた章は読みごたえがあった。
裏表紙には「ＮＯ　ＷＡＲ」の力強い文字。タイトルがすべてで、後はおまけでしかない。

先頭 表紙

昨年アカデミー賞を賑わせたスティーブン・ソダーバーグ監督作品。
出演者はジョージ・クルーニーを筆頭に、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモンなどなど。まるでおせち料理のお重を見ているよう。

出演者のキャラクターはみんな「かわいい大人」達。
中でも常に何かを食べているブラピのキャラはかなり笑える。
カジノ帝王アンディ・ガルシアも常にクールさを保っている。

作品の内容的には、今までのソダーバーグ映画とちょっと違うなという印象。
しかし、タイトルバックのかっこよさは相変わらず！
元ネタ「オーシャンと１１人の仲間達（フランク・シナトラ主演）」を
見ていないのでどの程度のリメイクなのかなんともいえないが。
観客を時には味方に付け時にはだましといった絶妙なさじ加減。
作戦実行の様子はやっぱりドキュメンタリーだった。

テーマ曲が似ていることもあり、「Snatch（ガイ・リッチー監督）」っぽいなー
という印象がぬぐえなかった。ブラットピットも出ているしね。

先頭 表紙

モハメド・アリの半生を描いた新作「Ali」の日本公開も待ち遠しいマイケル・マン監督作品。主演はアルパチーノそしてラッセルクロウ。
自分の正義を正当化されないために解雇されたワイガンドを演じるのは、ラッセル・クロウ。体重を２０ｋｇ増やし、頭髪を抜いてこの役に挑んだらしい。ワイガンドの「正義の味方」、バーグマンはアル・パチーノが演じる。疲れきった顔をしているが目だけはいつもギラギラと輝いているＴＶ番組のプロデューサーのイメージを見事に体現している。
タバコ業界のスキャンダルに関する実話を、ほぼ忠実に映画化。長い映画だが、冒頭からぐいぐい引き込まれる。無駄な説明もなくとにかくすべて進行形でストーりーが進んでいく。最後は男の信念が貫き通るわけだ。それもかなり強引に。事実は映画より奇なり。

先頭 表紙

原作エミリー・ブロンテ、脚本・演出 岩松了による作品。
新橋演舞場にて1月27日まで。

劇場の前で、竹中直人さん坂井真紀さん田口浩正さん杉本哲太さんという豪華面々を見かけた。
お正月作品にしては地味な演目だと思っていたがおそらく松さんあっての企画だったのだろう。とにかく松さんの台詞が出番が多かった。刹那的で衝動的なキャサリンを演じる為にか、かなりのつり目メイクで登場。脇を固める斎藤晴彦さん梅沢昌代さんの完璧さ。
内容的には岡本健一さん演じるヒースクリフがいつどのような感情の変化があってキャサリンを許したのかが全く表現できていないように感じられた。ここが理解不能だった為にラストに向かっての盛り上がりに欠けてしまった。
しかし新橋演舞場は場所柄休憩時間が長い！1時間演って30分休憩また１時間演って20分休憩と何度と中断される。その上場面転換のための暗転が多すぎる長すぎる。今度は桟敷席で見よう。

先頭 表紙

江国香織のrossoと辻仁成のbluが一冊になった。rossoから始まり、各章が交互に構成されている。

やはり江国香織さんのほうを読みなれているせいか女性の主人公「あおい」に感情移入できる点が多かった。
人に対して壁を作るようになってしまった（本人は意識していませんが）人物像や図書館好きの理由を「本は、読みたいだけで持ちたいわけじゃないもの。」という主張のあるところ、正直で慎重で真面目なところもそっくり。
静かな生活 una vita tranquilla にも憧れる。
この本の結末だけでは分からないが、映画版の結末はどうにかなっていたのでしょうか？

先頭 表紙

「エイリアン」のシガニー・ウィーバーと、『ラストサマー』のジェニファー・ラヴ・ヒューイット。新旧のハリウッドを代表するふたりが、結婚詐欺師の母娘コンビを演じる。

色仕掛けとだましのテクを活用して結婚詐欺をする二人。
シガニー演じるマックスは「熟女」のお色気、ジェニファー演じるペイジは「若さあふれる」お色気で勝負！なかなか賢い！と思わせるテクもあったりして。真似はしませんけどね。
しかし、シガニーのセクシーショットは戴けない・・・。ジェニファーはとにかく細い細すぎる！足も長い！！カモ役にはジーンハックマンも登場。（アクが強くていい！！）
だからといってどうってことないんですけどね。

先頭 表紙

　建築家安藤忠雄氏の負け戦の歴史。本当に負けっぱなしで気持ちいいくらい。東大での講義を本にまとめたものです。読み応えありました。

「美人画報」（安野モヨコ）ハイパーを先に読んだのは失敗だった。やっぱり説得力は雲泥の差。しかし２年でこんなにも変わるとは本当に驚きです。それから、本は順番通り読みましょう（^^;）

先頭 表紙

２００１年１１月１７日に行われたこの公演１１月３０日にＷＯＷＯＷで放送され今日やっと見ることに。

みうらじゅんの用意したへもい写真を日本武道館の大スクリーンに映し、それに対していとうせいこうがツッコミを入れていくというスタイルのこのステージももう７回目。長い間気になっていたステージ。評判どおり非常にレアな集合体。ある意味レアな写真たちに対するいとうさんの素直なつっこみ。いや、楽しかったです。期待を裏切ることはありませんでした。

しかし今回は武道館ということでオープニングは派手に長くやってました。
松崎しげるの「スライダーズ愛のテーマ」に始まり、着ぐるみを着た大江千里（顔全く見えてません）、ハブとマングースに扮したかせきさいだあとシンコ（スチャダラパー）、そしてなぜか伊集院光も着ぐるみで参加。こんな贅沢すぎるキャスト・・・使い方間違ってるよ！！とつっこみを入れたくなる状態から二人がリリーフカーにのって登場。何でだよ！ドームじゃないよ！しかも阪神と巨人だよ！
後はもう完全に二人の世界。いやあ、楽しかった。
最後のオチ。次回公演決定inHAWAII。会場の方もみんなつっこんでました。次回もＷＯＷＯＷで放送してくださいとお願いしておきましょう。

先頭 表紙

マドンナ演じるアビー。ゲイのロバートとは何でも話せる親友同士。だが酔った勢いで一度限りの関係を結び息子サムが生まれる。二人は親友同士のままサムの父と母となるが・・・。

前半はすごく楽しい映画。彼氏が出来ず結婚できない、子供も欲しいでももう私は歳なのよ・・・と嘆くマドンナは可愛い。私も頼れるゲイのお友達にめぐり会いたいものです。ところがこんな親子三人のほのぼの生活はアビーに彼氏が出来てしまって急転直下。ルパート・エベレット演じるロバートの父性愛が切ないほどいい味出してます。
しかし、突然終わってしまう映画です。

先頭 表紙

ジェニファー・ロペスのキュートなラブコメディ。

幼いころから結婚に憧れてウエディングプランナーの仕事をバリバリこなす
主人公（ジェニファー・ロペス）。だけど、自分の恋愛に関してはからっきしダメ。そんな彼女がある日、偶然出会ったクライアントのフィアンセに恋をしてしまう・・・
というラブ・コメ。

初めっから「オチは分かってる〜！」的お決まりの連発。
正月から家族皆で見られる100％健全映画。
定番のどんでん返しも２・３回用意して御座います。

先頭 表紙