himajin top
あややの「まいにちいきてる。」 

Piensa que tal vez mañana yo ya estaré lejos, muy lejos de aquí.

想像してみて
明日にはもう 私はずっと遠いところにいるってことを。

Besame mucho

作詞:Consuelo Velazquez 訳詞:あたし

*お使いのPCのフォント環境によっては、一部スペイン語表記が文字化けするかもしれません。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2010-11-26 ヘンな日本語
2010-08-23 Va, pensiero, sull'ali dorate
2010-08-13 (続々)トホホな話
2010-08-09 (続)トホホな話
2010-08-06 トホホな話
2010-06-12 My mojito in La Bodeguita.
2010-06-03 幸運の無駄遣い
2010-05-10 木漏れ日
2010-04-21 kelepon
2009-11-30 徳利を洗濯機で回した話


2010-11-26 ヘンな日本語

アジアを旅すると、笑える日本語に出会う。
写真のサンダル、最初は「へんたいこども」だと思って、どうしても欲しいデザインだったのに我慢した。
だって、脱いだ後のこと考えてみて!

あとで写真みたら、な〜んだ、「へんたい」じゃないじゃん。買えばよかったよ!
・・って、どっちにしてもおかしいのには変わりないんだけど。

今年の夏の終わりに、すっごく欲しかったもの。

▼ Taipei,Taiwan -4 Sep. 2010


先頭 表紙

がーん!確かに!単語の組み合わせとしてオカシイ!というところで思考がフリーズしてたけど、意味考えるとおっそろしーやんけ!! / あやや ( 2010-12-28 13:44 )
逆に、日本にある変な英語をよく旦那が見つけるよ(笑)。 / フィー子 ( 2010-11-29 17:03 )
メーカー名?兵隊子供だとしても意味不明だなあ。なんかちょっと切ないんだけど。 / フィー子 ( 2010-11-28 22:07 )

2010-08-23 Va, pensiero, sull'ali dorate

私が初めて降り立った異国の地は、ミラノのマルペンサ空港、もう15年前のことだ。
大学4年間、みっちりとオペラを歌いこみ、いよいよその本場に来たのかと思うと、異国での心細さなど気にも止まらないほど胸が震えた。
最初の1週間は友人達と、その後ひとりで1ヶ月以上かけて地方の劇場を訪ね、少ない持ち金をやりくりしながら、オペラから室内楽、小さなコンサートまで足を運んだ。

ローマ歌劇場でトゥーランドットを、パレルモでラ・ボエームを、そしてスカラ座でナブッコを観た。
ナブッコは本当に旅の最後の最後、お金も心もとなくて(少し前に財布盗難事件にあっていた)桟敷席での観劇だった。
桟敷席はAppelloという名簿制になっていて、朝8時すぎから並んで名前をエントリーしてもらい、その後正午と夕方の点呼の時にいないとリストからはずされてしまう。

朝、無事エントリーできたのをしつこいほど確認してホテルに帰りチェックアウト。そのホテルは門限があったので、最後まで見ることが出来ないためだ。
スカラ座付近のホテルは、当時の私には手出しできないほど高価だったが、もし無事に名前が載ったら、オペラの為にホテルを移動するつもりだったのだ。

そこまでしたのに、2度目の点呼の時に私の名前が呼ばれなかった。
今はどうだか知らないが、当時はおじさんが手帳の隙間に名前を書いていって次の担当者に渡し、次の担当者も適当なメモ紙に書いてスカラに渡し・・みたいな、とても適当に見えるシステムだった。
ホテルまで替わったのに!物価の高いミラノに数日早く帰ってきたのも、このナブッコの為だったのに!と、絶望感でいっぱいになり号泣した。

東洋人の学生なんて、子供にしか見えなかったのだろう、御茶ノ水博士似のヒゲのおじいさんが声をかけてくれ、事情を聞いてくれた。
「私はもう、明後日帰国してしまう、来週のナブッコは見られない、今夜しかない、有り金はたいてホテルまで変えたのに!」
おじいさんはこう言った。
「今から君の名前はエレナだよ。5時にここに戻ってきて、エレナと呼ばれたらEcco!と手を上げるんだ。僕達はミラノに住んでいて、ナブッコを見るのは来週でも来月でもいいんだからね。」

Va, pensiero, sull'ali dorate
行け、我が思いよ、金色の翼に乗って

何百回と聴き、何百回と歌い、生涯に一度でもいいから、聖地ミラノスカラ座で聴きたいと憧れ焦がれた、その夜の"Va, pensiero"を私は忘れない。

先週、歌の恩師の死に際し、この週末を通夜と告別式で、涙に明け暮れて過ごした。親しい知人には話したことがあるが、「もしパスタがアルデンテなら、それが親の死に目でもすぐに食え」と言ってはばからなかった先生だ。
思い出すのはあの若い日、音符を食べて生きてたんじゃないかと思う毎日だ。
泣き、笑い、怒り、苦しみ、なんと極彩色の日々だったろう。

先生、ありがとうございました。今の私があるのは全て先生のおかげです。
歌だけじゃなくて人間というものが大きく変化した4年間だったから。

蝉のなく暑い暑い日、先生の亡骸を囲んで数百人で歌ったVa, pensiero
こんな悲しい気持ちで、涙を流して歌ったことは一度もない。歌って楽しいものじゃなかったのか。

先頭 表紙

みゆ、ほんとほんとにそうだね。あんなに鮮やかに蘇ってくる時代ってのはそう多くないし、常に仲間の顔と一緒に思い出す。単独の思い出ってあまりないほどに。よく泣きよく笑ったよねぇ。あの時代をともに過ごしただけで、一生信じられるような気までしてくる。 / あやや ( 2010-10-18 14:11 )
フィー子、そうなの、すんごい熱血な4年間だったのよ・・。合宿や演奏会終わると滝涙でうぉーみたいな。今考えるとどこからそんなエネルギーを調達していたのか・・。他にも朝までバイトしたり、若さだけでは片付けられない、アドレナリンで動いてたような時代だったわぁ〜。おかげで今は枯れまくってるけど。 / あやや ( 2010-10-18 14:08 )
まいける、メロディ聴くと「あ、聴いたことある〜」っていう曲かもしれないね。イタリアでは第2の国歌とも言われてるようで誰でも知っていて、イタリアでのコミュニケーションツールとしてもよく歌いました。 / あやや ( 2010-10-18 14:05 )
あややと出会えたこと、心から先生に感謝します。あの場所を、あの雰囲気をはぐくんでくれた先生を想いながら、たくさんの良き仲間との縁をこれからも大切にしていこうね。 / みゆみゆ ( 2010-09-04 01:04 )
そんなにそんなに熱い情熱を注いだ大学生活だったんだー。ちょっとやそっと聞いただけじゃわらからないものだね。そっかそっかそっかぁ・・・。ごめん、言葉がうまく出てこないよ。 / フィー子 ( 2010-08-23 22:10 )
恩師の方のご冥福をお祈りいたします。この曲は本当は「郷愁」の歌のようですが、訳詞だけを読むと故人の魂のことを歌っているようにも思えますね。(wikiで調べてみました) / マイケル ( 2010-08-23 19:04 )

2010-08-13 (続々)トホホな話

長々ひっぱってすみません。帰国後バタバタしておりました。

んで、衝撃(でもないけど)のラスト。

Fennyはジャカルタのホテルと密に連絡をとってくれ、常に進捗をしらせてくれた。
飛行機さえ遅れなければ(つまりジャカルタで時間さえあれば)安全に受け取れるだろうと判断させてくれるだけの真摯な対応で、それに賭けてみようと思ったのだ。

そもそも、送ってもらっても、その国内線に乗る荷物だったら、チェックアウトに間に合わないってことも十分考えられるし。
もちろんFennyに任せておけば、万が一チェックアウトに間に合わなくても責任もって日本に送ってくれるだろう。しかし、旅の後半はタイで過ごす予定で、できればカメラはあったほうがいい。
もし飛行機が遅れて会えなくても、Fennyがフォローしてくれると。

そしてインドネシアを去る日、飛行機は20分程度しか遅れず(もはや全く気にならない)、私たちはジャカルタの空港で、無事カメラを受け取ることが出来た。

カメラを届けてくださった方は、わざわざジャカルタのホテルへ私のカメラを取りに行き、受け取り伝票にサインをして、混み合うロビーではなく、一般人は入れないターンテーブルの前で私たちを探してくださり、満面の笑みとともに無事手渡してくださったのだ。
地方空港から来る国内線に乗る日本人ということで探しやすかったと言ってくれてはいたが、面倒な頼まれごとであったはずなのに、恐縮する私たちを労い、いいご旅行を、と力強く送り出してくれた。

その方は空港職員で、かなり責任ある立場の方であった。Fennyが直接話をつけてくれたのだ。
彼女が、安心して大丈夫ですというわけだ。

言葉にならないほどの感激。もちろんお礼はした。ここでチップを払わずにいつ払う!

というわけで、旅行の中身には何も触れないまま3つもアップしてしまったが、
Fennyがいかに優秀かという話や旅行そのものの話はまた改めて。

さて、無事手元に帰って来たカメラの中からまずはこれ。
ちょっとブレてるけどスピード感伝わりそうなやつを。
セーグウェ〜イ!

▼ Changi Airport ,SIngapore -31 Jul. 2010


先頭 表紙

レイちゃん、私も(以下同文)。いやぁ〜、「旅先ちょっといい話」ってほどホンワカでもないんだけど、すんません、心をキレイにして出直しますぅ〜って感じ(笑) / あやや ( 2010-10-18 17:27 )
そういえば、セグウェイ。日本の道交法ではNGらしいんだけどそれでは話が終わっちゃうので・・。大変面白い乗り物であったわよ。近所の臨港パーク内では、パトロールに使われているみたいで(公園の中は道路じゃないからOKなのねー)、夫がジョギングの度に「羨ましい、いいなぁいいなぁ〜」って騒いでたので、今回乗れてかなり満足したようである。 / あやや ( 2010-10-18 14:16 )
げふぅ〜っていう音が聞こえそうなくらいお腹いっぱい!って感じだったよぉー。その証拠にレポもめでたく止まっておるし。まーた年越しそうな気がする。 / あやや ( 2010-10-18 14:12 )
お〜、無事にセグウェイが!!すごい奇跡だと思うわ、一度手放したカメラが戻ってくるなんて。インドネシアの皆さん、信じてなくて(私だけ?)ごめんなさいって言いたくなるわね。 / レイ ( 2010-08-17 22:17 )
もうこの事件だけでお腹いっぱいな感じだね。バトラーがいる旅って素敵だわあ。しかもそんないい人(ハート)。で、セグウエイって世の中を変えるとかなんとか言われてたけど、乗ってみてどうだった?日本の道路になじみそう? / フィー子 ( 2010-08-16 09:20 )

2010-08-09 (続)トホホな話

ジョグジャカルタの空港にはホテルから迎えが来ているはずであるから、遅れている旨を一報入れんがために電話。
「ご連絡をわざわざありがとうございます、イブ(既婚女性の呼称)。して、飛行機は何時になるのでございますか?」とホテル。
「こちらが教えて欲しいのでございますですよ。とりあえず、前のマカッサル行きの飛行機もまだ飛んでない状態でございます。」とマルシア風受け答えが精一杯。たぶん私の言葉を訳すればこんなヘンな感じであろうし。
はたして飛行機は、3時間30分遅れてジャカルタを飛び立った。
本来であれば空港近くにあるプランバナン遺跡に立ち寄ってからホテルへ行く手筈でお願いしていたのだが、どっぷり疲れてしまったのでホテル直行に変更。ホテルについたのは夕闇もせまらんとする黄昏時であった。

そこでカメラである。ウェルカムドリンクでホっと一息ついた後、滞在中お世話になるGA(ガルーダの略称じゃなくてGuest Assistant)と滞在中の計画を立てる。その際、かれこれこういう事情であるからしてジャカルタのホテルから連絡があるかもと申し送り。

翌朝、朝食をとっていましたらば、ものものしげに近寄るGAのFenny。あえて名前を出します。優秀すぎるバトラーなので。
「イブ、残念ながらカメラは見つかりませんでした・・」と言うはずであると固く思い込んでいたのになんと!あったとな!
ジャカルタのホテルがタクシー会社に車体番号をつたえて所在を確認、今はジャカルタのホテルに戻っておるとのこと!
これ奇跡!インドネシアなのに!(失礼すぎ。しかし事実として、ホテルのGMも"That's miracle! Amazing!"としきりにのたまった)

バリ好きのみなさん、いや、インドネシア好きのみなさん、常識になっているはずの格言をまたここで繰り返させてもらいましょう。
あえて私が、ここで宣伝させてもらいましょう。
タクシーに乗るならブルーバードタクシー!(もちろんシルバーバードも可!)←同じ会社

「送ってもらっても間に合いますが、イブ、なにぶんカメラですので、保証いたしかねる、とジャカルタのホテルが心配しておりますし、実は私もそう思います。どうでしょう、帰路のジャカルタの空港で受け取られては。そのように手配いたしますので。」
うーん。ありがたい申し出である。ありがたい。ありがたいが!
また遅れたらどうするよ。本当なら鼻をほじりながら数独でもやってようかなというくらいヒマなはずの4時間近い乗り継ぎ時間、しかし全く信用ならないガルーダ国内線。事実昨日は3時間半遅れた。ろくなアナウンスもなしに(もはやなかったと言い切らせてもらう)。
込み合う到着ロビーで、ドメからインターにターミナルも移動が必要で、自分の乗り継ぎに必死な(すでに遅延を決め付けている)ときに、携帯番号と性別だけを頼りに人を探せるのだろうか?さらに、その人をずっと待たせてしまったら?(日本人的発想)それよりなにより、飛行機が飛ばなかったら?その人どんな人?ドロンしたりしない?(えらい失礼)
Fennyは、安全に受け取れるよう手配しますと言ってくれてはいる。しかしなぁ〜。

迷う。カメラは壊れてもいいからデータを確実に手に入れるために送ってもらうか、ガルーダ頼みにするか。実際、ほぼ前者に決めていた。
しかし、いくら壊れても絶対文句をいいません、このカシオミニをかけてもいい!と言い張ったところで、ホテル側(しかも2つのホテル)としては寝覚めは悪かろう。一応up to youとは言ってくれているが、壊れないにこしたことはない。
(長過ぎると怒られたので続く)

先頭 表紙

ぱぴぃも久しぶりっと。中華街で食い倒れて以来かしらん。インドネシアも、今までBaliばかりでジャワ島は初めてというのもあり、ここでトラブルぅ〜?みたいな。今回はジャカルタでもボロブでもホテルスタッフに恵まれたけど、生のジャカルタってどうなのかしら。今回ホテル引きこもりだったから、ホテル業じゃないジャワ人って会ってないに等しいんだよねぇ。だから、私の中では今のところ、バリ人のほうがお調子者っぽいイメージかなぁ。ジャワの人は真面目な印象。でもこれはホテルの人だからかもしれんね。 / あやや ( 2010-08-13 15:41 )
みゆ〜〜。ほんとここでは久しぶり。僕ちゃんもお元気そうでなにより。親子3人で潜れるようになるまで、あと何年かな。ゆっくり会いたいわーん / あやや ( 2010-08-13 15:32 )
レイちゃん、そうそう、そうなのよーー。あちらも仕事だからいい加減なことしないんだろうけど、なにしろ、良くも悪くもノンビリ(現地で仕事してた、むらぱぴぃも↓で言ってるけどナマケモノ)のお国柄だから、あなたは大丈夫だけど他の人どうなのよーって思わせる何かがあるんだよねぇー。そう、そしてレイちゃんのいうように、Fennyみたいな人に会って罪悪案覚えたり。今回はまさに天晴れな結果で、ほんと感謝の矛先が一瞬わからなくなった。 / あやや ( 2010-08-13 15:30 )
2年ぶりにひまじんにつっこみ!ボロブデュールは2度?3度行ったよ。懐かしい。インドネシア人は凶悪ではないので、その点心配ないのだが、ナマケモノなので、気を付けてね。だまそうとしてたら「ゲンシ、ドン」と言いましょう。日本語では「プライドを持て」って感じ。何かトラブルあったら電話頂戴ね。 / むらぱぴぃ ( 2010-08-13 01:38 )
ごぶさた〜♪ログイン自体が久しぶりすぎてIDとパスワードを何度も組み合わせ直してやっと入れたよ。良い人との出会いはたぶんあややの日頃の行いのお返しだよ。良かったね♪ / みゆみゆ ( 2010-08-11 05:28 )
セ・グ・ウェイ♪セ・グ・ウェイ♪♪私も迷わず前者だな。ふと思ったんだけど、そういうとこで現地の人って「あ〜、自分たちって信用されてない」とか「日本人って疑り深い」とか感じてるのかしらね。働いてたころなんて「信じない」こと前提に予防線張って取り決めするのが東京の常識って感じでそれについて疑問に思ったこともなかったんだけど。で、時々Fennyみたいな人がいると「あ〜、私って失礼なんだわ」とか思っちゃったりね。 / レイ ( 2010-08-10 20:58 )
セ・グ・ウェイ♪セ・グ・ウェイ♪♪私も迷わず前者だな。ふと思ったんだけど、そういうとこで現地の人って「あ〜、自分たちって信用されてない」とか「日本人って疑り深い」とか感じてるのかしらね。働いてたころなんて「信じない」こと前提に予防線張って取り決めするのが東京の常識って感じでそれについて疑問に思ったこともなかったんだけど。で、時々Fennyみたいな人がいると「あ〜、私って失礼なんだわ」とか思っちゃって、で、次でまた失敗する、みたいな^^; / レイ ( 2010-08-10 20:57 )

2010-08-06 トホホな話

いきなりであるが、あややはただいま夏休み中である。
まだ終わってはいないのであるが、キョーレツなできごとがあったので、自分の備忘録も兼ねて先にしたためたい次第だ。

今回私はシンガポール経由でジャカルタに飛び、一泊してからインドネシア国内線でインドネシアの古都、ジョグジャカルタにやってきた。
世界遺産ボロブドゥール寺院を堪能しながらゆっくりとした時の流れに身を委ね、朝はコーランの響きで目をさましてゆっくりと朝食をとったり、鳥の歌声に耳を傾けつつ普段手を伸ばしづらい分厚い本を愉しんだり、日が高くなったらプールに身を沈めて夜はガムランの調べとほんの少しの酒に酔い、心ゆくまで美しい写真を撮る。
そう決めてきたのに、旅行2日目にして既に、カメラが手元になかったのだ!!

私は旅行初日にジャカルタに着き、翌日空港へ向かうタクシーの中にカメラを置き忘れた。文章にすると大変シンプルであるが、私は精神的にかなりのダメージを受けた。夫もカメラを持っていたので問題はそれまで撮影したデータである。これの諦めがつけがたい。旅行2日目でそんなに写真があったかというとそうでもないが、実は私と夫はシンガポールでの待ち時間を利用して、生まれて初めてセグウェイに乗ったのだ。
大の大人が嘻々として遊んでいる記録が(しかも動画)惜しい!

幸にして私は、流しの車ではなく、ジャカルタのホテルで車を呼んでもらっており、乗車時にタクシーナンバーを控えたカードをもらっていた。ただしそれだけである。いよいよ焦がれたジョグジャカルタに移動するというのに、私の心には暗雲が立ち込めている。
まずはホテルに電話して車のナンバーを伝え、移動先のホテルに結果を連絡してもらうように頼んだが、ザッツインドネシア。電話をしたのも、できる限りのことをしたと思いたい自己満足からである。

さらに、ただでさえオエップとなっている私を襲ったのは、計3時間半にも及ぶ飛行機の遅れであった。日本の飛行機でしたらばね、みなさん。遅れると解った時点でアナウンスなりなんなりあるもんでございましょ。定刻をすぎても、搭乗口に乗れそうな飛行機がついてないのに、なんのアナウンスもない。それがガルーダ。正確にいえば、インドネシアの空港におけるガルーダ。
定刻を30分ほど過ぎて、1時間ほど遅れますと簡単なアナウンスがあり、さらに1時間を過ぎてからもう一度1時間遅れますとアナウンスがあった。しかも2度目以降は英語のアナウンスもなし。確かに国内線だが、金髪碧眼の見るからに外国人然とした乗客が相当数いるにもかかわらず、である。私はこの国に非常に好意的であるので、かの悪評を勝手に無視してきたがこれはひどい。
はたして私と夫は、動揺する他の異国人同様に、周囲の地元民の反応から察するのが精一杯であった。

カメラ事件に加え、国内線の定刻運行がこの国では非常に難しいことであり、ルーズであるかという数あまたの噂が、全くもって真実であったことを体感した私は、この遅れている便はともかくも、帰路の乗り換えに4時間弱しか持たないことに激しく欝々とした。
帰路の都合で、ジャカルタ到着が3時間も遅れたら大層面倒な目にあうこと必至。まだ到着してもいないのに、もはや帰りの心配である。
一般的に言って、多少の遅れを考えても、さらに国際線同士であったとしても十分なスケジュールなのに、なんだろう、この不安感を煽るのに十分すぎる適当さ。セグウェイの写真もない。(これは私のせいだが)

先頭 表紙

レイちゃん!まーさーにーそれ!!バリに通って幾年月、あのいい加減さには慣れっこのはずなのに、国内線の常識からの逸脱はまさにレイちゃんの言うとおり。日本人って真面目だよね… / あやや ( 2010-08-07 01:21 )
セグウェイ画像は惜しいっ!なんだかす〜っかり忘れ去っていた、あるある、そういういい加減さ。もう国境とかじゃなくて生きてる星が違うとしか思えない常識の違い。幸運を祈りますっ! / レイ ( 2010-08-06 21:45 )

2010-06-12 My mojito in La Bodeguita.

“My mojito in La Bodeguita. My daiquiri in El Floridita.  - Ernest Hemingway”

我がモヒートはボデギータに。我がダイキリはフロリディータに。

文豪ヘミングウェイはボデギータ(というバー)で飲むモヒートと、フロリディータ(同)のフローズンダイキリを愛した。(らしい)
それではそこで飲むしかあるまい!

La Bodeguita del Medioというそのバーは、「通りの真ん中のちいさな酒場」みたいな意味。
ハバナ旧市街、名前のとおり、小さな通りのちょうど真ん中くらいにあって、ソンの生演奏を間近で(ほんまに間近で)聞きながら飲める。そういうバーは本当に多い。街を歩けば、いたるところから明るい音楽や歌声が聞こえてきて、キューバにいるんだと実感する。
いい音楽だなと思ったらそのお店で足を止めて、ふらっと入って飲んだり、歌を楽しみつつ食事したり。

ボデギータには、ちょうど演奏が終わったあたりで店に入ったので、次のライブの始まるのを待った。お店の人に尋ねたら次は5時からだと言っていたんだけど、待てど暮らせど始まらないので我々もおかわりを重ねるしかない・・・。
通りで談笑してるおっさんがた、いつになったら始めてくれるんだい?
始まらないからしょうがないよね〜と言い訳しつつ、何杯も飲む私たち。

▼バーマンの後ろに、冒頭に書いたヘミングウェイの自筆メッセージが。
 La Bodeguita del Medio -La Havana,CUBA -Oct, 2006


先頭 表紙

Signore Pao,come stai? Cubano mojito è troppo dolce, ma è delizioso! In somma, io voglio bere con lei!! / あやや ( 2010-08-08 13:33 )
いいですねえ。生きてますねえ。旅してますねえ。   モヒートは私も大好き。ここイタリアでも人気ですが、ぜひ本場で飲んでみたい。 / 走る酔人(PAO) ( 2010-07-14 05:04 )
東海岸一筆書き?最後のはらいがたまりませ〜ん。Key Westといえばなぜかキーライムパイを思い出す私。普通のライムで作るしかないんだけど、今は砂糖の量が恐ろしくて、昔はなんて無邪気(?)だったんだと遠い目・・。 / あやや ( 2010-06-17 16:41 )
去年、NY〜Miami〜Key West とまわって、ヘミングウェイの家にも行ってきたよ。こちらもモヒートばっかり飲んでました。 / マイケル ( 2010-06-14 18:29 )

2010-06-03 幸運の無駄遣い

旅行最終日、滞在した山のホテルをチェックアウトしたら、出発までゆっくり(ダラダラ)過ごせるように、空港近くに部屋を取りました。なにしろ飛行機が深夜1時20分発だからー!

旅行中たまに出会うサプライズ。予約した部屋に連泊の方がいらしたとかで、2ベッドルームヴィラにアップグレード。
HPを見たとき、1ベッドルームヴィラのリビングの吹き抜けが素敵だなと思って予約したんですが、広くしてもらって文句はナシだよね。
クリックしたそこのあなた、1ベッドルーム[コロニアルハット]素敵じゃない?リンク先の写真はホテル概観じゃなくて、お部屋の概観っすよ!あまりのオーバースペックに、思わずガラまで悪くなるっちゅうねん。
まるでパブリックスペースのごときリビング。実物を見てみたかった!
1〜3ベッドの3つのヴィラが1つの敷地にあって、全ておひとりの日本人の方の別荘だったんだそう。はあ〜。お金ってあるところにはあるのねぇ。
ちなみに、となりの3ベッドルームには韓国のご家族が滞在中とのこと。3ベッドルームのプライベートプール、なんと25mあるんだとか!もうおばちゃんびっくりよ。

ともかく、希望の部屋ではなかったけども、飛行機の時間まで過ごしたお部屋は、今までに経験したなかで一番広いヴィラで、貧乏性の夫婦は落ち着かなかった・・・。
喧嘩しても顔を会わさずに済むから安心(?)
サッカーでもできそうな芝の庭。
プライベートプールなら浮き輪でぷかぷかしても、だ〜れも見てないからね。

帰りの飛行機でサプライズ!ファーストクラスにアップグレード。
今年はもう、いいことないんじゃないかなぁ。

▼ 遠い木陰で本を読む妻(やらせ)
         Jimbaran,Bali,Indonesia- 4 May, 2010


先頭 表紙

私個人的にもアジアのリゾートは全く興味なかったんだけど(秘境とか遺跡のほうが好きだった)やっぱり年をとったのかなぁ、ここ5年ほどリゾートばかり。アジアは食べ物も美味しいしね!奈良いいじゃない、京都もいいけど、より飛鳥やら大和の文化に惚れている私としては羨ましい! / あやや ( 2010-06-12 20:47 )
すごいね! アジアリゾートには全然興味ない我が家だけど、これは羨ましい。でも落ち着かない気持ちもすんごく良く判る。 ちなみに今年は夫婦の予定があわず、前に言ってたアイルランド行きは来年以降に延期です。かわりに奈良に仏像見に行くことに。 せっかくのユーロ安なんだけどなぁ〜 / マイケル ( 2010-06-09 13:32 )

2010-05-10 木漏れ日

今日のおべんとばこは、去年ソウルの市場で買ったお惣菜入れ。おかずを何種類も作るのが面倒なとき、どんぶり弁当に活躍中。

そんなソウルの街中に、ぽっかり残る古宮のひとつ。建物も美しかったけど、こんな木漏れ日も。

▼창덕궁(昌徳宮) Chang‐dok‐ kung
         SEOUL,KOREA- 1 May, 2009


先頭 表紙

ぎゃーーー!!明痴先生!・・ってすごい勢いでクリックしたら更新はしてないんですね。しょぼん。僕ちゃんたち立派になったのではないでしょうか。書いてねー!!(自分が書き出したからエラそう) / あやや ( 2010-05-24 16:49 )
きれいな写真ですねー。お元気そうでなによりです。 / 明痴 大五郎 ( 2010-05-17 11:13 )

2010-04-21 kelepon

インドネシアのクレポンというお菓子が大好き。
パームシュガーを、お餅みたいなお団子みたいなもので包んで、ゆでて、ココナッツをまぶしたもの。
一口で食べないと、中でトロっと溶けたパームシュガー(黒蜜っぽくなる)が飛び出すことがあるので注意が必要・・。

去年の旅行中、外出先からホテルに戻り、部屋に戻らずプールサイドで本を読んでいたら
プールスタッフが電話口で、「あやや夫婦はここにいるよ」と誰かに話してる。
誰かが私たちを探しているみたい。

ほどなく、ゲストリレーションの女性がバナナの葉でカバーしたお皿を持って
プールサイドにつづく長い長い階段を下りてきた。
バナナの葉の下にはたくさんのクレポン!
前の日に彼女と談笑していて、バリのお菓子で一番すきなのはクレポンだって言ったから

作ってあまり時間がたつと美味しくないんだそう。
彼女は、最初はサプライズで私たちの部屋に置いておいたらしいんだけど
部屋に戻ってない様子なので、美味しいうちにと、私たちを探していたんだって。

今までで一番、美味しいクレポンだった。

インドネシアの女性が物を運ぶ姿って、なんであんなに美しいんだろう。
きっと、小さいときから神様へのお供えを、毎日毎日運んでいるから。

私はこのホテルが大好き。満室で泊まれないこともあったけど、
空いていたら必ずここに泊まる。

この緑色は、アジアで人気の緑3号(笑)じゃなくて
パンダンリーフという葉の自然な色ですヨ

※女の子っぽい文章にしてみたが正直きもちわるい


先頭 表紙

レイちゃん、ありがとう〜〜! 前日から飲みに行って、帰宅3時・・。でももう無理〜。数日つらかったわ・・ / あやや ( 2010-04-28 19:34 )
フィー子 D-POPて!ほええーーー。ミスド(だよね?)に行かないからすっかり忘れてた!あまりにも記憶から離れていたものを突然呼び起こされた時、人間って笑うというより感心してしまうのだなぁと認識した春・・ / あやや ( 2010-04-28 19:33 )
お誕生日おめでとうございます☆ / レイ ( 2010-04-25 22:59 )
できたてって食べたことないなあ。むちゃくちゃ美味しそう!!(D-POPとはえらい違いだけど、一瞬そうかと) ところでお誕生日おめでとう!! / フィー子 ( 2010-04-25 13:19 )
できたてって食べたことないなあ。むちゃくちゃ美味しそう!!(D-POPとはえらい違いだけど、一瞬そうかと) ところでお誕生日おめでとう!! / フィー子 ( 2010-04-25 13:19 )
まいける、これはそのときの写真だよ〜。すでに何個か食べたあとだけど。今年(もう4ヶ月経ってるけど)は、ここ10年ほど旅行で撮りまくった写真を、ちょっとづつアップして行こうと思ってるの。目についた写真をランダムに。日記に写真を添える形式だと続かないから〜(旅行記放置常習犯・・ってキミもだ!)) / あやや ( 2010-04-22 21:26 )
これはその時の写真? それとも自分で作ったの? / マイケル ( 2010-04-22 13:00 )

2009-11-30 徳利を洗濯機で回した話

長いこと書いていない上に、タイトルだけで内容が分かってしまうのがアレですが。出オチ?

三連休に、博多の実家に帰っていたわけです。2泊しかしないのに、1日をまるまる佐賀県で過ごすというよく分からない展開だったのですが、有田焼で有名な有田で鯉料理を堪能してまいりました。料亭龍泉荘
お値段も手ごろで(親にご馳走になったのにこのセリフ・・)器もひとつひとつ手に取りたいほどの愛らしさ。個室からの紅葉も美しく、鯉のお味はしゃっきりポン(栗田ゆう子風)。臭みも全く感じません。
もし有田にお立ち寄りの際は是非お出かけください(そういないとは思うが)

さて、帰りは当然、有田の陶器を見ながら帰途についたわけですが、折りしも陶器市開催中。母親の買い物魂に火がついてしまい(我が家も素敵な焼酎マグを購入)ホクホクと帰宅して戦利品をニヤニヤと眺めておったわけですが、そやつらを食器棚にしまうためには、当然今入居なさっている人たちにお立ち退きいただかねばならないわけです。
前から狙っていたものがあったので、そいつを中心に数点を嬉々として強奪し、トランクの中で割れないように、衣類などをクッションにして安全にパッキング。
ただでさえ博多から帰るときには、首都圏ではあまり流通していない焼酎等をいじきたなく持って帰るため割れないよう神経質になるのに、今回はさらに食器もあり。
帰宅後に、ひとつひとつ割れてないことを確認してホっとひといき。

しかし!洗濯機方面から面妖な音がするではないか。
ガコンガコン。思い当たるフシもなく(バカ)運転を停止し、ドラムをさぐってみれば。
なんとトックリが現れた!
なんで!全員(?)点呼をとったはずなのにー!と鼻の穴を広げてみれば、夫いわくこういうことであった。
徳利を2本包んだが、母がもう1本あると言い出した。2本で十分なのでいらんと言ったが、1本残しても仕方がないと母がのたまうので、実家で捨てられるくらいなら一輪挿しにでもしようと追加で1本、タオルにくるんで荷物に入れたのだ。
それを帰宅後、よく確認もせず、すっかり忘れてタオルをそのまま洗濯機に放り込んだらしい。(普通の女性なら洗濯前に広げたりするんでしょうが、そこはそれ、私なので)

恐ろしい〜!というか、なんだろう、うん、豪快では片付けられない私の適当さがよくわかるエピソードだと思います。

夫はこんな妻を持ったことに不平も言わず(というか、口には出さず)、いわし明太をつつきながら静かに飲んでおりました。
慣れって本当に怖いですね。

先頭 表紙

フィー子 ピカピカだったよー。それに、食洗機のくだり、私も同じこと言った気がするよ〜。フィー子はそのあたりきちんとしてそうなイメージ。(レイちゃんはきちんとしてないっていう意味じゃないわよ!>レイちゃん) / あやや ( 2010-04-21 22:00 )
レイちゃん 深いところでつながりを感じるわ・・。あきらかに電化製品としておかしい音を放ってたのよー。昨日もディスポーザーから異音がして止めたら桃屋のマークがついた金属が。(空き瓶の蓋だった)さすがに夫に注意された・・ / あやや ( 2010-04-21 21:56 )
マイケル そ!それは筆舌につくしがたい災難でしたなぁ。猫ちゃんじゃなくて良かった(せめてものフォロー) / あやや ( 2010-04-21 21:54 )
マッキィ 半年おくれでつっこみ返し!(その間会ってるし〜)私もティッシュは何度も経験あり(いばるな) / あやや ( 2010-04-21 21:53 )
おかげでピカピカじゃない?食洗器みたいなもんじゃないの?と思ったなんて、    書いちゃダメだよね・・・( 一一) / フィー子 ( 2009-12-16 22:19 )
洗濯機の音で気がついたなんてすごいわって思った私はどんだけ大雑把??洗濯物前に広げる・・・のところでPCの前で「広げない、広げない」と横にクビを振ったオンナは私です。なにはともあれ、徳利もお洗濯ものも無事でなによりです^^ / レイ ( 2009-12-08 21:26 )
いわし明太食いたい... ところでうちでは一度、猫が洗濯機の中にウ○コをしてしまい、それに気付かず洗濯機を回したことが...大惨事でした / マイケル ( 2009-12-01 10:31 )
わたしもそういうときありますよー!さすがに徳利はないけど。ティッシュが入っていたときは、大変でした。。。。 / マッキィ ( 2009-11-30 22:25 )

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