前回に長々とファンタジー小説の歴を書いたのですが
ふとブックオフに行ったらロードス島戦記の続編版である
ロードス島伝説が100円で4冊(完結)で売っていたので
つい全巻揃えて買ってしまいました。
伝説の方は戦記より前の次代の事で
ロードス島シリーズに出て来る歴史の一つである
魔神との話を描いたものです。
・・・だったハズなのですが
読み終えてみると魔神との決戦を描く前に
物語が終わってしまう
中途半端な物語になってしまいました。
ロードス島の歴史を埋めるべく最初は進行していたのですが
その内に登場人物を詰め込み過ぎ
主人公が一人歩きしてくると
歴史を追うよりキャラクター重視になって
最後は主人公と共に完結と言った感じですかね。
濃いキャラクターが多いせいか
各所で主人公は凄い人と表記されつつも
そんなには感じなかったりだったりなのですが
周りから愛され、書き手からも愛された主人公が
波乱の戦乱の最中
最後はどうなるのかと思いきや
「ぁぁ・・・こんな結末でも良かったのかな」でした。
魔神との戦争は既に起きた出来事で或故に
だれ彼が生き残るかも初期に決められていたので
この主人公が生き生きとして来るに連れて
自力で何とかしようと動いたのかなーっと思いつつ
続編はどうするのだろ?と思ったりするのでありました。 |