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akemiの「今日が一番すてきな日」

楽しいこと探しの日々

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2007-10-19 「かあちゃんの野菜・1」
2007-10-15 「お片付け」
2007-10-14 「インスピレーションの源3」
2007-10-13 「インスピレーションの源2」
2007-10-13 「インスピレーションの源1」
2007-10-12 「年始めからこないだまで・・・5」
2007-10-10 「年始めからこないだまで・・・4」
2007-10-10 「年始めからこないだまで・・・3」
2007-10-09 「年始めからこないだまで・・・2」
2007-10-08 「年始めからこないだまで・・・1」


2007-10-19 「かあちゃんの野菜・1」

かあちゃんは、季節の野菜をまめまめしく作っては、
送ってくれたり、持たせてくれたりした。

それはあたしが初めて田舎に行ったときから続いていて、
当たり前のことのように感じてしまっていた。

今回の日帰りの帰省では、いつも畑にはいかないで、
おうちでゴロゴロしていたあたしが、ちょっとした流れで
山の畑に行って、里芋を掘り出すことになった。

だんなは、裏山のお墓参りに行くところで、
裏の叔母さんは「ちょっと来て掘ってみな。」と、
あたしに 鎌とフォークと背負かごを持たせた。

『マジかよ・・ウゲーッ!』と心の中で思った。
でも、叔母さんは強制するような口調ではなく、
「おいで、教えてやるからちょっとやってみな。」
といったさりげない風情なので、どうにも断れない。

畑に向かううち「試しにやってみるか・・・」という
気持ちになってきた。天気もよく晴れ晴れとした気分だし。

「芋をキズつけねえように、周りにうまく差せや。」
群馬の方言というのは、女の人(特に年配の人)は、
ぶっきらぼうな感じで、ちょっと聞いた感じがおっかない。
ましてやこの叔母さんは、昔から男性的な雰囲気で、
年を重ねて益々「男っぷり」が上がった?みたい。

「は・はい!」あたしは素直に指示に従い、作業に励む。
言われたように、フォークを奥まで差して、ゆっくりと
持ち上げると・・・メキメキ・・・手応えがあった。
「そのまま持ち上げてみな!」と司令官。

「わわーーー!やったぁ!」
「すげえだろ?Hちゃん(だんなの名)のかあちゃんが、
 丹精した子芋だぁね。よく出来てるだろう。」

近所のおばさんたちが出てきて
「嫁さんがよくやった。初めてにしちゃ上出来だ。
 うめえこと掘り出せたな。ここみんな掘っていけや。」
みんなに口々にそう言われて、おせじだろうけど嬉しかった。
「こうやってな、ひとつずつバラにして、ヒゲ取って、
 こうして作っておきゃ、あとは神奈川に帰って煮るだけの
 手間になるだろ?かあちゃんはいつもこうして、
 あんたたちが帰るのを楽しみに待っていたんだ。」
かあちゃんは、子芋を掘り出すだけじゃなく、その前から
ずうっと畑に堆肥をやったり、水をくれたり世話をしていたんだ・・。
かあちゃんが畑をしている様を思い浮かべながら、
あたしは作業を続けた。


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『azzちゃん』 本当に良い経験でした。母のありがたみを知りました。 / akemi ( 2007-10-26 19:20 )
なんだかお義母様の気持ちを肌で感じられる体験ですね^^ 楽しそう! / azzurri ( 2007-10-23 21:46 )
げーっ、、、字違ってるじゃん。「掘り上げた」です。もう、直すの面倒なのでここで訂正します・・・(^ ^ ; ; ; / akemi ( 2007-10-19 14:31 )

2007-10-15 「お片付け」

まだ気になるところがあって、週末にまた少しアジトをいじった。
やっぱろもうひとつ、バッグ等を並べて見せる収納のできそうな
シェルフが欲しいかも。

例のブックシェルフの後ろの壁は、狭いアジトの中で唯一壁面積が広い。
それがなんとなく寂しい気がして、イカット(東南アジアの布きれ)を
かけてみようか?とか、ちょっと考えてみた。

デスクの前の窓の障子が切れていて、それを貼り直すつもりで、
障子紙を全部はがして、そのまま部屋の隅っこに立てかけてあったのだが・・・

こんなのって、どうかしら?


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『フィー子ちゃん』 これもまたね。。。粘って探して見つけ出したものなのぅ。。。リメイク品で三割引くらいになってた♪ / akemi ( 2007-10-18 23:03 )
右下のデスクとチェア、素敵ですねえ。 / フィー子 ( 2007-10-17 13:27 )

2007-10-14 「インスピレーションの源3」

ゆったりとしたい時は、ここで一息つきながら
珈琲を淹れます。フツーのコーヒーメーカーだけど、
ミルつきなので、挽きたてを淹れられるから香りもいいし。
窓辺の緑は、悪いモノが外から入り込むのを防いでくれるとか。
そんな話だけでなく、見ていると心が和みます。


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『azzちゃん』 でもあまり込み入った話になると、さすがのあたしもエネルギー消耗します(笑) 商売ではないから、自分がほどほどには元気な時 友だちに誘いをかけています。 / akemi ( 2007-10-16 15:20 )
イヤなこともよくないことも、乗り越えられるパワーをakemiさまご自身がお持ちだからこそ、お部屋の中にもいい気が宿るんでしょうね^^……もちろん、センスのよさもありますが! / azzurri ( 2007-10-15 19:27 )

2007-10-13 「インスピレーションの源2」

あたしが「感受性が強そう」と思っていたその女性は、
人相から、生年月日から・・・色々なデータから、
人を占う・・・というのを、お勤めの傍らしているそうで、
以前からあたしの「強いパワー」を感じていらしたとか。汗

あたしがセルフリフォームしたアジトには、とても良い「気」が
流れていて、人を落ち着かせ、元気にさせる力が宿っているという。

6畳間と4畳半の間仕切りも、奥の4畳半に置いたデスクも、
色々な配置がことごとく良い運気を呼んでいるらしい。

「女将は、風水とか、何か勉強した?」と聞かれたので、
「いいえ、なんとなく『いいな〜』って、思いつくままに
 お部屋のレイアウトを決めただけです。居心地の良さとか、
 見た感じの落ち着きとか・・・そういうことを考えて。」

こういうことを言われると、あたしは俄然気をよくして、
いっそう前向きになるのだ(笑) これがあたしの良いところ♪


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『azzちゃん』 このアジトはね、夜がとっても落ち着くんだよ〜♪ / akemi ( 2007-10-16 15:18 )
読書もはかどりそうですね^^♪ / azzurri ( 2007-10-15 19:25 )
ちょっと奮発したブックシェルフ♪ / akemi ( 2007-10-13 22:15 )

2007-10-13 「インスピレーションの源1」

これもやはり、今年になってからのこと。
雑誌無断掲載で相当な不仲になっていた我々を、
特に気にかけてくださっていたお客様が久々に来店された。

時間も経ってほろ酔い加減になられたその女性は、
(あたしより5つ〜6つ年上だろうか?)
「本当におふたりが元に戻ってくれて嬉しいわ。
 一時期、もうお店をやめてしまうかと思った。」
とおっしゃった・・・。

いや、いくらあたしでもそこまではしませんて・・・汗

なんとなく感受性の強そうな人なので、他の人よりも
危機感を感じて、気にかけてくれていたのだろう。

じきに暖簾も入れて、その女性を含むグループだけになった。
お仲間が大将の(くだらない)話で盛り上がっているのを見て、
あたしは、そっとその女性を2階のアジトにお誘いした。

「ここを作ったおかげで、どうにか危機を乗り切りました。」

女性は驚いて、「素敵!素敵!」とほめてくれたあと、
・・・部屋の中央に行って手を広げ瞑想した。

(つづく)


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『azzちゃん』 ネイルはね、手前のカウンター越しに向かい合ってしています。世間話しながらね(*^-^*) / akemi ( 2007-10-16 15:17 )
すごい!すごい! ますます素敵にバージョンアップされました? ここでakemiネイルをお願いした〜〜〜い♪ / azzurri ( 2007-10-15 19:24 )
『雅ちゃん』 いやあ、結構ホコリだらけだったりするし、ちょっと見よく整えるゴマカシは得意だからね。。。あたしってw / akemi ( 2007-10-14 10:29 )
ああ、もう我慢できない!(爆) 横レスしちゃいます。秋さま。秋さんにはこの部屋の、この雰囲気を維持していくのは無理かと思われます。私にもムリだもん。憧れと現実は違うのよね〜。これはakemiさんの几帳面さとマメさとセンスがあってこその部屋でしょう。 / 雅(みやび) ( 2007-10-13 22:27 )
『秋ちゃん』 あたしは、このソファで転がってるよ、毎晩w / akemi ( 2007-10-13 22:16 )
あぁ素敵!この部屋が私の部屋だったら・・・(妄想中)・・これから仕事を終えてこの部屋に帰って真中で大の字になって・・・以下自粛 / 秋 ( 2007-10-13 17:09 )

2007-10-12 「年始めからこないだまで・・・5」

ありがたいことに、ほんとにみなさん協力的に、
続々と封筒を送り返してくれた。

1軒だけ、怪我をして入院していた伯母のところだけが
戻らなかったけど、大体のところは済んだので、
だんなに用足しのついでに、義母の分を頼んだ。
これはまた周到に、失敗したときのために全て2枚づつ書類を持たせて、
計10枚ほどに、全て鉛筆でしるしをつけてもたせたのだ。

結局、年間で最高の人出となるゴールデンウィークから紫陽花の時期まで、
めいっぱいかかって、全ての書類が揃った・・・(嬉泣)これを早速送り、
6月の末に、司法書士さんの事務手続きが滞りなく済んで完遂した。。。

実は・・・今年の7月から、登記簿謄本はオンラインシステムとなり、
IDだかを打ち込むと必要な分だけ、紙っぺらが発行される仕組みらしい。
原本を冊子のような体裁で、手元に置くのはこの6月の登記分までで
終了したそうな・・・。

・・・・・
危なかった・・・そんな紙っぺらじゃ、母ちゃんが納得するわけがない。

意地になって、相続登記を終わらせておいて本当に良かった。
あたしは益々、自分のインスピレーションを信じるようになった。

(つづく)

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『azzちゃん』 どうなんですかねえ?終わってしまえば、もうなんでもないような・・・そんな感じでしたよ・・・汗 / akemi ( 2007-10-13 15:55 )
お疲れ様でした^^! akemiさんの丁寧なお仕事にお義母さまも安心ですね。 / azzurri ( 2007-10-12 18:56 )

2007-10-10 「年始めからこないだまで・・・4」

最初の一声は、惣領であるダンナにかけてもらわなくてはならない。
伯母さん、叔父さんに電話をしてもらった。
みなさん快く印鑑証明を取り、こっちに送ってもらう約束をした。
あたしは即座に返信用封筒にうちの住所を宛名として切手を貼り、
差出人にもそれぞれ記名をし、お願いの手紙を添えて7通出した。

この電話のとき、だんなが年の近い叔母に「お願い事とは思えない口調」
で話していたので、切ってからそれをたしなめたら 突如喧嘩になった。

「田舎の土地が欲しいわけでもないのにこんな面倒くさいこと、
 やってられっか!」というので、
「そんなこと言ったら、あたしはもっと面倒くさいわよ!
 あたしは、実家の登記もう2回もやってるのに、なんで
 他人のうちの分までやらなきゃなんないのよ!」と怒鳴り返した。
「おまえな『やってやってる』なんて思うなら今すぐやめろ。
 おれはおまえに頼んだ覚えなんかねえ。」と言われてマジギレした。

いつも相談相手になってくれるだんなの伯母さんに電話でこぼして、
あたしはなんとか気を取り直した。

そのあとの一番の大仕事は・・・実際に「判をもらう」作業だった。
当初、一軒一軒回るつもりだったが、先方のご都合もあることだし、
やはり郵送の方がいいだろうということで、『セット』を作った。

後々のことを考えて、曾祖父・祖父・父の各名義だったものを
そのままに分けて登記をすることにした。伯母・叔父たちには2通づつ。
印鑑と署名の位置も決まっているので、鉛筆でしるしをつけていく。
そして、説明とお願いの文書(不明な時用にあたしの携帯番号入り)を
クリアファイルにはさんで、書類封筒にまた宛名を書き、
送り返していただく際の料金を計算して、切手を貼って地元お約束の
サブレを添えて、ブラックキャットの袋に入れてこれを計7セット。

気の遠くなるような作業だった。事務仕事、好きなあたしだから
どうにかこなせたのだ、と自負している。

(つづく)

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『azzちゃん』 上記のもの以外に、数人には一筆箋を入れて個別のコメントを入れました。こういう内容だと彼は無理なんです。だからせめてねぎらって欲しかったんだよね。 / akemi ( 2007-10-12 15:31 )
『麦ちゃん』 その袋。バッチリコーティングされた、100円だけどかなりしっかり・・・のやつですわ。この菓子折は、いちおダンナの意向です。あたしは元来、事務員さんが夢だった?!ので、結構向いていると思うんですがね。 / akemi ( 2007-10-12 15:28 )
akemiさんの丁寧なお仕事、改めて尊敬です、、、でも、akemiさんがきめこまやかにケアされるからだんなさまも安心してお仕事ができるはずなのに(>_<) お母様の心配事、ホントならだんなさまが率先してなくしてあげなくちゃいけないのに〜!! / azzurri ( 2007-10-11 03:03 )
本当に丁寧な仕事ですね。宛名は達筆、事務的な書類の中にお菓子があればやる気も出るのが人情ですよね(←私だけじゃないはず)ブラックキャットって、しばし考えたんですが、ヤマト便のしっかりした高価な袋のことでしょか?この集中力、私に欲しいです。 / ( 2007-10-10 11:44 )

2007-10-10 「年始めからこないだまで・・・3」

あたしが結婚した頃、おばあちゃんはなにかにつけて
「田舎を大切にしなさい。」と言った。
サラリーマンならともかく、土日がかきいれの商売をしながら
田舎の付き合いをするのは、なかなか骨の折れることだった。
それでもあたしは、おばあちゃんの言いつけを守って、
表向きは嫁いでいるはずの田舎を第一に据えて、極力合わせてきた。

おばあちゃんは、亡くなる直前久しぶりに会ったあたしに、
「akemiちゃん、お墓は大丈夫だよね?入れるよね?」と言った。
おじいちゃんと両親が眠るお墓は、お寺さんへの盆暮れの挨拶も
欠かしていないし、誰かしら掃除にも行っているし、どうにか
体裁は保っている。「大丈夫、安心して。でもまだここに居て。」
あたしはそう答えた。

おばあちゃんが亡くなったあと、田舎のことが心配になって、
電話をかけたらかあちゃん(群馬の義母のこと)は、
「akemiちゃん、土地は大丈夫だな?畑取られやしねえな?」
と言った。「うん、大丈夫だよ。」と言いながらあたしは不安だった。

「おかあさん、もう大丈夫。誰にも取られることはないよ。」
胸を張ってこう言って、おばあちゃんと同じように、
かあちゃんの不安も取り除いてやらなくちゃいけない。
あたしは、このとき覚悟を決めていた。

(つづく)

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2007-10-09 「年始めからこないだまで・・・2」

だんなの実家の家系は複雑だった。
それは代々子がなく養子・養女を迎えて家をつないでいたからだ。
除籍謄本を調べて家系図を作った。
そこにあった人の生没年を見ると「万延」とある。
桜田門外の変のあった年の元号じゃん?(しかもたった2年間)
実家の仏間にある古い写真の人たちが、だんだんあたしの
頭の中でつながってきた。

友だちの紹介でたどり着いた司法書士さんは、
これまた歴史好きの人で、だんなの曾祖父に遡る案件に
「私がこの仕事に就いて初めてのケースです。」と
目を丸くしながらも「これが済めば、ご先祖の供養にもなりますよ。」
と励ましてくださった。

義父の姉弟は、6人そして母と息子2人(だんなと弟)の
9人分の印鑑証明を集めることからあたしの仕事は始まった。
それと土地家屋の評価証明集め。
人に貸したままになっている土地などがないか、
各代の世帯主の名前で役場に確認をしてもらう。

司法書士さんは、それに基づいて各法定相続人の戸籍謄本を
取り寄せて相続放棄の書類を作成するのだ。
この書類が上がったあと、あたしの事務員としての手腕?が
試された。。。

(つづく)

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あきちゃん、グーで殴っていい?←嘘(爆)  / akemi ( 2007-10-12 15:25 )
あぁ、なるほど。。。それは「矛盾」と言います。←蹴られそう! 文章の意味が即座にワカラナイのは脳の癖なのでお許しを(笑)!まぁ、とんちんかんなつっこみも笑えていいでしょ?(違っ) / 秋 ( 2007-10-11 18:02 )
違うよう・・・秋ちゃん、ぽつりぽつり・・・と言ってたのに、すぐ次のつっこみで、早く!って、言ってるってことw / akemi ( 2007-10-10 17:46 )
ポツポツとかコツコツだと、なんだかコンスタントに努力するイメージがあるけど、ポツリ、ポツリだと、ゆっくりした雨だれみたいに、自然に溢れ落ちる速さでいいって感じがしません?←と、今訊かれて考えてた言い訳です。 / 秋 ( 2007-10-10 16:39 )
『azzちゃん』そんなこと言えば、葬儀の方が別の意味で、非常〜〜〜に大変だったよ^^ / akemi ( 2007-10-10 07:35 )
『秋さま』あの〜↓に「ぽつりぽつりと・・・」って、書いてあるアレはなに?(笑) / akemi ( 2007-10-10 07:33 )
『麦ちゃん』いや、そんなたいしたもんじゃ・・・w / akemi ( 2007-10-10 07:32 )
お店のこともおありなのに、大変なことまで、、、 / azzurri ( 2007-10-09 17:31 )
は、はやく続きを・・・ / 秋 ( 2007-10-09 15:58 )
わくわく・・・。 / ( 2007-10-09 13:52 )

2007-10-08 「年始めからこないだまで・・・1」

特養にお世話になっていた私の祖母91歳のところに、
あたしがやっと顔を出した今年の正月の松の取れた頃。
その二日後に祖母は、胃ガンが見つかって入院、
二月にあっけなく亡くなってしまった。
あたしは本家の長子であり、菩提寺との付き合いもあって、
本来長男である父が成すべき祖母の葬儀だとの思いから、
叔父を喪主に立てながらも、その一切を取り仕切った。

親戚付き合いのこととか、今後のこととか考えることも多くて、
自分の子どもたちに伝えるべきことも然り、おばあちゃんは死んで、
いろんな課題のヒントをあたしに残してくれたような気がした。

そのときの課題のひとつが、だんなの実家の相続登記。
三代に渡って、誰も手を着けられずにいて・・・
我が家の事務仕事をしていたあたしだけれど、
さすがに「よそのうち=だんなの実家」の相続には、
首をつっこめず、20年が経過していた。

田舎のおふくろさんは「自分がしている畑を誰かに狙われている。」
と帰省した際に不安そうに漏らした。でもどんなに大事(おおごと)か
をわかっているあたしは、おいそれと引き受けるわけにはいかなかった。

でも、祖母を見送ったあと、あたしはこれをするのが使命のように思えて、
しかるべき司法書士さんを探し、いよいよ相続登記を依頼することにした。

(つづく)

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『azzちゃん』ある意味、まだ細胞が元気だったってこと?!(^ ^ ; ; ; / akemi ( 2007-10-10 07:31 )
『雅ちゃん』あたしのところも女3人で、独り者の妹が一応の後継者。。。ばあちゃんを見送ったとき、あたしの息子たちに「名前とかはどうでもいいけど、なんらかの形でここ(実家の墓)を守って・・」と漠然とお願いしたんだけど、そのうちにはっきりとさせておかなきゃいけない・・・と考えています。 / akemi ( 2007-10-10 07:29 )
おばあさまのご冥福を心からお祈り申し上げます。91歳なんてご高齢なのに、癌なんて……。 / azzurri ( 2007-10-09 17:30 )
相続登記の大変さ実感中。父は2軒家を持ってたので母と1軒づつわけて登記をしてもらってる最中なんだけど、時間も神経も(お金も?)かかります。妻と娘だけでもコレだもの。家族関係が複雑になるとさらに大変でしょ?それを息子さんの代にたらい回しにしない決心をされたってことは尊敬に値するわ。相続、お墓。今の私の小さなストレスのひとつかな。うちは父が長男でお墓を継いだけど、私は一人っ子だし、娘しかいないし。叔父は離れてるし。今は私が便宜的にお墓の後継者にされてるけど、他家の嫁だし。今後のことを考えると不安。 / 雅(みやび) ( 2007-10-08 23:28 )

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