2004-06-03 「健康な男の子」
2004-06-02 「不調のときには重なるもので・・・」
2004-05-31 「妹からのメール」
2004-05-23 「小アジのマリネとバジルのパン♪」
2004-05-20 「やっと」
2004-05-19 「ひと安心」
2004-05-15 「部活懇談会のあとで・・・」
2004-05-13 「母の日のムカついたこと」
2004-05-10 「難しい年頃・３」
2004-05-10 「難しい年頃・２」

タカはたまに自発的にまとめて家事をしてくれる。
こないだは三兄弟の布団干しだった。
「あら、布団干してくれたんだ。ありがと。」と母が言うと、
「え？え？布団って全部干したの？」とよっしーが問う。
「掛け布団だけだって。よっしー、敷布団の下のものが心配だったんだろう？」
とダイが冷やかす。
「おめぇ、うるせぇんだよ！」と照れたような怒ったような顔のよっしー。
するとタカが淡々と言った。
「ダイちゃん、よしなさい。健康な男の子は大人になるとき、
　お布団の下に隠し物するんだって。先生が言ってた。
　からかうんじゃありません。」
「おまえはどこのオバサンなんだ！(爆)」と母は笑った。

「別にそんなもの探したりしないし、見つけたところで慌てやしないさ。」
母は言った。

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難しいお客様と、子どもの喧嘩で心神耗弱状態。
ちょっとクセのある方で、周囲に声をかけずにいられない。
気分良く相手をしてくださる方ばかりでないので、
ちょっと強い口調で注意させてもらう（だってしつこいんだもん）
そのあとで「ごめんなさいね。今日は混んでるから。」と顔色を見る。
ご機嫌は損ねていないようだ。お車を呼んで差し上げて丁寧に表に送り出し、
肩を支えて車に乗り込ませて、見えなくなるまで手を振り見送る。
ちなみにそんなに酔っているわけではない。甘えているのだ。お隣に居た
自己中心的な年配のご婦人客にも微笑を忘れない。濃い目のお茶を
お出しして締め。足りないものがあって、自宅からあれこれ持ってこさせた。
２度目はタカが来て、見ると涙ぐんでいる。ダイに目の周りにメンタムを
塗られたのだという。忙しくしているというのにまた面倒を増やすやつ！
電話で呼び出し、蹴りを入れて頬を張った。忙しいときに平気でしでかす。
あとで騒ぎを起こしてあたしを興奮させたタカにも怒った。
店がごったがえしているときに、なぜいいつけるのか？
あっちもこっちも気を使っているあたしの回路をショートさせようというのか。
生理のせいならいいけどなんだか頭が痛い。まだがんばらないと。。。
さ、洗い物に戻ろうっと。明日はよっしーの体育祭。つけかけのゼッケンも
縫わなくてはならない。５時起きなので眠気も襲ってくる。急がないと。。。

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今回メールをくれたのは、あたしの２歳年下の真ん中妹。

先週の休み明け、うちのだんなが実家の店に行って
「どういうコンセプトで日本酒を置いているのか？」と
一番下の妹に問い質したのだそう・・・。
朝の仕込みの忙しいときで、話もよくわからなかったけど・・・
といいつつ、下の妹は不快そうだった。

また余計な世話を焼こうとして・・・。
あたしはだんなをたしなめた。
「そりゃあなたの方が日本酒勉強しているだろうけど、
　けいちゃんだって試行錯誤して色々なことにチャレンジして
　いるんでしょう？周りからあれこれ言われたくないタイプだから
　放っておけばいいよ。」と。

実家に行って
「悪気はないんだけど、きっと自分に頼って欲しかったんでしょう？
　気にしないでね。」と一番下に声をかけた。
「お姉ちゃんこそ、そんなに気にしないでいいよ。愚痴っただけだし。」と
返事が帰って来た。このとき、真ん中の妹が手伝いに来ていた。

暖簾を仕舞ったあと、実家の仕事を終えた真ん中がうちの店に寄ってくれた。
「ようちゃん、鮨食べていきなよ。握ってあげるから。」とうちのは言い、
真ん中は喜んで食べながら世間話をして帰っていった。
さっきのことを気にかけてくれてるんだな・・・と思った。

その夜、メールが届いた。
「けいちゃんの気持ちもわかるし、おにいさんの言うこともわかる。
　Ｔ子さん（あたし）間に入って大変だろうけどよろしく頼みます。
　あたしはできるだけ店に入って仕事面でけいちゃんをサポートするから。」
と書かれていた。

お母さんがいなくなってから、誰かにねぎらってもらえることはなかった。
薄情だったはずの真ん中の妹が、いつの間にかこういう気遣いをしてくれるように
なってくれたことがとても嬉しかった。

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うちの近所に新しくパン屋さんができた。
それはおうちの玄関先で、ひとり入ればいっぱいのお店。
元々普通のおうちで、隣の市でパン屋さんを経営なさっているんだけど、
そこの店のパンをこっちでもちょこっと買いたいな、って声から
おうちの玄関先で売り始めたのだ。

そこのクランベリーの入ったモチモチパンなんてのも、
歯応えあってとっても美味しい。おやつパンもみんな天然酵母で
作ってあってしっかりとしたパンばかりだ。

その中に「バジルとアンチョビのパン」っていうのがあって、
大人の味でこれまたとても旨い。

昨日「こんなにもらっちゃった助けて！」とおなじみさんから
クーラーボックスいっぱいのアジをいただいた。
採れたてで新鮮なことこの上ない。早速から揚げ・南蛮漬け・
天ぷら・刺身・・・と大将があれこれ調理しはじめた。
「これ、食ってみ！」とマリネをくれたので、あたしは思い立って
さっき買ったばかりのバジルのパンを裏から持ってきた。

「これをさあ、はさんで食べようよ〜〜〜！」

こんなのどっかのお店で出したら、メッチャ受けるぞ、と思いつつ食らう。
パンだけでなくて、揚げたての天ぷらを炊きたてご飯に乗っけて
醤油とオロシしょうがをさっとかけまわして食べた。。。。。

ぜいたくなまかないだわ〜。。。幸せ♪

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何年も会えなかった学生時代の友達。
あたしがよっしーとダイをを産んだ頃は毎週会ってた。
友達にもちょうど同じ時期に生まれた年子の子がいる。
ふたりの新米ママは子連れで必死に？セールに出かけたり、
公園で子どもたちを遊ばせたりして、懸命に子育てを楽しんでた。

よっしーが入院した頃、その友達の子が荒れ出し、
学校にも行かなくなってしまっていたらしい。
よっしーの退院後、電話をして互いに打ち明けた。

それから何度も会おうとしたけど、寝たきりの母親の
介護もしている友達の都合がつかなくなったりして、
約束は実行されることなく２年が過ぎた。

最後に会ったのは、友達の子どもがまだ元気な小学生だった
４年前だ。彼女は変わらずにいてくれるといいな。
お天気は悪いけど、あと数時間後が楽しみだ♪

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おととい、かかりつけの産婦人科に検診に行ってきた。
誕生日の近辺で受診するよう市からの受診券も来ていた。
去年は２月に不正出血（のちに排卵出血とわかる）があり、
仰天して、子宮体がんの検査までしてきた。
＊一般的には頸がんの検査だが、あたしは母を体がんで亡くしているので、
　特に希望してこのとき体がんの検査をしてもらった。
なので安心してしまい、去年の定期健診をスルーしてしまった。
そんなわけで、少しどきどきしながら今年度の検診となったわけだが、
実は今回、初めて生理が１週間も早く来てしまった。
ダイのことでものすごく気をもんだのでそのせいだろうとは思いつつ、
なにか悪い病気ではないかな？とも考え、早めに受診したのだ。

おっぱいも子宮もちゃんと健康で、問題はなかった。
生理が早まったのも、だんなに意地悪く言われた更年期などではなく、
「まだそんな年齢ではないよ。ストレスによるものでしょう。」
とドクターに言われてちょっと嬉しかった。
今後、周期が戻ればそのままで問題ないし、もし続くようであれば
基礎体温をつけて状態を確かめてなんらかの治療をします。
まあ１回くらいならそんなに心配はいらないから。
子宮の中もきれいだったし、卵巣や子宮の大きさも大丈夫だったからね。

内診のあと、ちょっとおなかがシクシクしたけど元気で良かった♪

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Mくんの神輿を担いでいる連中の母たちから
「ダイちゃんママの気持ちも聞きたいから、残って欲しい」と言われた。
もう気持ちも萎えて、今さら・・・という気分でもあった。
下校後学校の付近で溜まってることへの注意があり、それに該当する子の保護者も
残された。うちは関係ないのに、その話まで聞かされた。その中で・・・

強者の論理というか、配慮がないな・・・と思うことがあった。
今回、直接関わってはいないのだけど、乱暴をする子とつるんでいる
仲間のお母さんの発言。今回起こったことを知っているのに、
あたしの前で「でもMくん悪い子じゃないですよ。」って言った。
あたしがやみくもにMくんのことを攻撃しているなら、そういうなだめも
必要かもしれない。でもあたしはいわゆる「いじめの図式」
（こういう言い方イヤだけど）をなんとか解消する手立てを考えよう
としていただけだ。その子が悪い子か、いい子かなんてことは関係なくて
彼やその周囲の子の「行動」が問題なのに・・・。
あたしはこれまで、なにかとちょっかいを出されているらしい次男に
「まず自らを正せ」と言って来た。
でも、次男の言動に全く関係なく執拗な言葉の攻撃が多々あったらしい。
Mくんとその取り巻き連中これは次男に対してだけでなくおとなしい子を
ランダムに攻撃しているという話を女子の保護者から聞いたのだ。

野球部の顧問の先生は生徒指導担当でもあり、生徒各自への指導と共に、
今後も十分注意して経過を見守る、、とおっしゃってくださったので、
ひとまず落ち着きはした。

でも、、、取り巻きの親御さんたちに対しては残念ながらお互いを理解し得ないのだろうな、
と感じた。いくら子どもを叱った・・・と言っても、これで手締め、
なんてことはありえないわけでそんな言葉をあたしに言うこと自体、
我が子可愛さで周囲が見えなくなっているとしか思えなかったから・・・。

これまで仲良くしてきた人だけに悲しかった・・・。
ただ、他でやりあうつもりは毛頭ないけれど。

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当日「お母さん、ありがとう」なんて誰にも言われない。
それどころか文句ばかり言われた。

だんなから郵便局からのカーネーションを
「オフクロに贈っておいてくれ」と言われてた。

あたしも人のこと全く言えないんだが母ちゃんは花の世話なんかしない。
畑は作ってるけど、切り花の手入れなんてしないように思えた。

なのであたしは実用的なものを贈ることにした。
装飾品にも興味のない人だから。

ポケットのついた使い勝手の良さそうなバッグがあった。
町内の日帰り旅行なんかにも使えそうだ、と思った。
妙な飾りッ気のないシンプルなデザインもいいな、と思った。

んで、当日の午前中に電話がかかってきた。
「なんか贈ってくれたんか？」という。
不在票がポストに入っていて、母の日なんでうちからだろう？と
思ったらしい。紙が入っていたけど母ちゃんはよくわかんねえ、と
紙を読もうともしないで言っている。

大きく書いてある電話番号にかけて、自分の住所と名前を言えば
局の人がどうにかしてくれるはずだから・・・とあたしは言い、
もしダメなら、昼の仕事が終わってからあたしがそっちの局に電話する。
と付け加えて電話を切った。

夕方、その話をだんなにすると「どうなったか電話してみろ。」という。
電話をすると・・・３時ごろ義弟が来て、郵便局に電話をして荷物は
手元に届いたという。これでやれやれ、、のはずだったが。。。

「母ちゃんがダメになったら、ふたりで財産を分けてくれ。」とか
「なにしろ字も読めねぇし、女ひとりだし、どうにもならねぇ。」と
義母は延々愚痴というか、これまでの不幸ぶりを披露し、自分ではなんの努力も
しようとは思っていないことを脈絡もなくこぼしつづけ、挙句に
「こんなんで生きていてもしょうがねえな！」と言い放って一方的に
電話を切った。

呆然と受話器を持っているあたしに、たかは「母さん、ばあちゃんは
ビールを飲んでいるんだよ。」と言った。「気にしない方がいいよ。
ぼくらが田舎に泊まるといつもそうなんだもん。そういうときは、
ふとんを敷いてすぐにばあちゃんを寝かせるの。そうすると朝はもういつもの
ばあちゃんに戻るから。」そうなんだろうけど・・・折角プレゼント贈ったのに。

電話の途中で、ちょっとだけ変わったけどすぐにあたしに受話器を預け、
とっとと店に出てしまっただんな。店を開ける時間だから仕方ないけど。

店に出て・・・すみっこで電話での母ちゃんのことを話すと・・・。
「俺はカーネーションって言ったのに、おまえが勝手にバッグなんか贈ったんだろ？」といわれた。
「あなたのお母さんでしょ？」と腹が立ったあたしが言うと
「してやった、なんて気持ちでいるから腹が立つんだ。気にしなきゃいいんだ！」
という情のかけらもない言葉が返って来た。

まだ、店は忙しくなかったので、自宅に戻って友達に電話をし、愚痴った。
その後、こどもたちに「おまえたちは親の代わりに謝れる男になってね。」と
話をした。「でも母さんはそんなことしないでしょう？」とよっしーは言った。
もちろんそんなつもりはないけど、もしなにかで誤解があったりしても
お嫁さんか、彼女に「ごめんね。イヤな思いをさせて。」ってその場はなだめろと
あたしは言った。
するとよっしーは「あ、父さんの代わりに謝るようになるかも。」とつぶやいた。

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俺はよぅ、おまえら見損なってたよ。別にちょっと悪さするくらいなんでもない。
だがな、自分の仲間を売るようなマネしやがって。男として恥ずかしくないのか？
それ笑って見てたってか？面白いかよ？そんなヒマあったらピッチング練習したら
どうなんだ？え〜？おまえがこないだ三人連続デッドボール出して、大負けした時、
誰かおまえを責めたか？そんなおまえのバックを守っててくれた仲間を見殺しにして。
俺は情けないよ。少年野球で最優秀投手賞取ったおまえが、このザマか？

うちのダンナは、顧問の先生にイヤな顔されながらも仕入れの合間をみつけては
野球部の連中の練習を見に行っていた。野球チームのコーチと違って学校の部活の
顧問は、大抵が学校の先生だから放課後その用事でいられないことが多い。
なので「練習の手伝いをしましょうか？」とうちのが言ったのだが
「そういうわけにはいかない。」と顧問には突っぱねられていた。お体裁や
先生のお約束の言葉でいう【管理上の問題】ってやつでだんなは手伝いを断られていた。
それでもこっそりと出かけては野球指導の本のコピーを生徒に渡したり、
こういうトレーニングがいいぞ、とアドバイスをしたりしていた。
別に自分の子が可愛くて・・・なんていうんじゃなくて、こどもと野球が好きなのだ。
誰でも同じように叱るし、同じようにほめた。それが親の前でもお構いなしに・・・^^;
なので、だんなの部員全部に対しての一徹ぶりを見たうちの子のいない学年の親からは、
「んまぁ！一体どういう人なの？人のうちの子どもを怒鳴りつけたりして！」と顰蹙を買ったりもしていた。

それでもうちのだんなは悪びれることもなく「アタマの固いおばさんだこと！」と笑ってた。

自分も野球部の仲間だと思っているだんなは、今回のふたりの行動がどうしても許せなかったのだ。

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ダイは着替えの後、同じ野球部の同級生２人（３年生）に呼び出されて、
だまし討ちのような格好でＭくんに蹴られたという。

翌金曜日は授業参観懇談会で、あたしは年度始めの懇談会にも出席しているし、
ランチ重視で今回は欠席として返答をしてあった。だが、今回のような問題が
起きて昨日も父親が部活の顧問に電話を入れており、それで学校に足を運ばない
というのはよろしくないと考え、ランチを終えたら追っ付け出向くことにした。

呼び出しした２人のお母さんとは付き合いもあるし、学校経由で今回の話を初めて聞く、
というのではあたしも不本意なので、金曜日の朝そのうちの一人のお母さんに電話で話をした。
そこのうちでもこどもがヤンチャなのは承知していて「なにかあったら言って欲しい。」と
言われていたし電話をしてわだかまりができるはずもなかった。あたしは
「誰が悪いとかそんなことを糾弾したいわけではなく、力関係を誇示するための
暴力行為をやめさせたいと思っているだけなんだよ。」と言った。
”懇談会の後、一緒に担任に相談しよう”と話をまとめ、
もうひとりのお母さんにも伝えておいて欲しいと頼んで電話を切った。

懇談会の後の先生の説明には納得のいかないことがあった。
タカの言うひどい暴力はなく、散々いたぶられたという１年生のYくんは
じゃれていただけだ、と言っている、、、というのだ。
うちでだって、こども同士の取っ組み合いはある。でもそれをよそですると
のはどういうことか？というのはキツクいい渡してある。
おっとり育てられた家庭の子が、ちょっとした手の出し合いで恐怖を覚え、
誤解をしたようなのとはワケが違うのだ。

ＭくんとYくんは家庭の事情で施設に預けられており、そこでは挨拶代わりに
手が出る、足が出るのは日常茶飯事だという。先生は「複雑な環境の中でＭも
大変なんですよ。」とまるで言って出たこちらに「あまり責めないで欲しい。」
といわんばかりだった。Ｍくんが可哀相だからといって、それを学校でしたい
放題させるのがいいことなのか？だから彼が何をしてもみんなで黙認しなくては
ならないのか？彼の環境は児童相談所などの行政が整えた上で、いけないことは
いけないのだ、と学校や生活の場である施設では教育すべきなのではないか？
先生の「まだ、全員から話を聞いておりませんのでしばらくお待ち下さい。」と
言う言葉の前にあたしは上記の気持ちは飲み込んで帰って来た。

あたしはすっかり忘れていた歯医者に１時間遅れで立ち寄った。
歯医者さんで事情を話すと「男の子の親は大変だなあ。俺も昔喧嘩ばっかりして
おふくろに迷惑かけたもんなあ。」と言われた。潔くタイマン張っての喧嘩なら
あたしは構わないと思う。そりゃ心配だけど、今回のような腹ん中にくすぶる
イヤな感じはないだろう。この日ガンガンに歯を削られても痛みは感じなかった。

会計を終えて、腹ペコだったあたしは回転寿司を食べに向かおうとしてたら、
件のお母さんからメールが来た。母ふたりからひとことあるらしい。
「申し訳なかった」ってことみたいだった。そうさせてあげないとあちらも
心苦しいのだろうと思い、あたしは別に謝らせようなんて気持ちはないけど
会うことにした。そこで遅れてきたひとりのお母さんからこんな話が・・・。

「今ねえ、○○ちゃん（うちのだんな）が来たのよ。謝ったけどさ
　”そんなんじゃないから、俺はあいつら（呼び出し役の２人）に話があるだけ
　なんだから”と言って、部室に入って行ったよ・・・。」

またかよ・・・。涙・・・。

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