2006-01-24 「社会で子どもを育てるということ」
2006-01-21 「ほんとに降ったか」
2006-01-20 「奇特な人」
2006-01-16 「あっという間に・・・」
2006-01-14 「１８歳の友達」
2006-01-06 「初定休日〜江ノ島探訪１」
2006-01-05 「デジタル化？」
2006-01-01 「大晦日〜元旦」
2005-12-30 「店の二階」
2005-12-28 「墓参なき命日」

ゆうべ、ルイベの調理中に電話が鳴った。
慌てて出てみると中学生だった。
職業訓練の申し込みだと思い、手の空いたときに
かけ直しますから・・・と一旦切ろうとしたら、
それはランチの予約だった・・・。

中学生の遠足で昼にうちで食べたいから予約を、というのだ。
自由行動のメッカ？である当市には、こういう遠足の学生は多い。
しかし、ウチの店では初めての「子ども」からのご予約だった。

どうしようか？と思案した。
昼食の時間も限られている。行き違いがあったら
他のお客様にご迷惑がかかるかもしれない。

改めて電話をかけなおして、詳しく確認をした。
「生ものだけど、班のほかの子たちに好き嫌いはないのか？」
「集合時間との兼ね合いは大丈夫なのか？」
「予算的に中学生の昼飯に千円はどうなのか？」
店の人間としてだけでなく、母親の視点からも不安だった事柄だ。
どれも問題ないらしい。最初、よほど親御さんを電話口に出してもらい、
状況の把握だけでもしておいてもらおうか？とも考えた。
でも、話していくうち班長の子の意思はしっかりとしていることがわかった。
インターネットで検索して、うちの店を探し出し見学地との距離や
自分たちの嗜好から昼食の予約を思いついたらしいのだ。
自分たちだけでチャレンジしてみたいのだ、と思えた。

携帯はもたせてもらえるかどうか？と尋ねると、持てないとのこと。
「当日休みの人が出たらどうしたらいいか？」と聞かれたので、
休みの人がいる、とわかった時点で電話をくれるように言った。
店までの道は、あたしが作った店へのアクセスマップをプリントアウトして
持ってくる、とのことだった。道がわからなくて遅れそうだったり、
なにかあったら必ず電話を入れてくれるようにと約束した。

その子たちの見学時間を考慮して、開店前の１１時半に来てすぐ食べられるよう
セッティングしておくことにした。

そして今日、１１時３５分に６人の中学生は店にやってきた。
なにも知らされていなかったらしい男の子三人は驚いていた。
班長の女の子に向かって「おまえが予約？入れたの？」と(笑)

「相模湾は約３００種の魚が取れるんだ。こんなに多くの種類の魚が
　取れるところは珍しいんだ。」などと地場産業の話をしながら
ダンナは丼に色々な魚を並べてゆく・・・。
まん前に座った女の子は一生懸命メモを取っていた。
「お魚、美味しいです。」いろんな意味で満足げだった。

ダンナがニコニコしながら店を出る中学生に声をかけた。
「大人になってからまた来てみて。今度酒飲みながら食べてみて。」と。

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ウォーキングに行こうとして起きたら、
本気で銀世界・・・一面真っ白。
これじゃ、ランチも無理だろうとゴロゴロしてたら
ダンナと次男が雪かきに来た。

自宅ではこんなもの作ってたらしい。。。
みんなもう大きいのに、雪を見ると作りたくなるのか？

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近所の世話焼きの母友のひとり。
料理好き、もてなし好きの在り難いお方。

「新年会しようよ。ちょっと新作作るから。
　みんなで食べに来てね。」とお呼びがかかった。

夜は木曜日しか出られないあたしのために、
その会はゆうべ開かれた。（毎度すみません）

料理は客の顔を見てから、揚げてくれたり、
炒めてくれたりする。揚げたての海老団子や春巻き、
蒸したての中華ちまきが続々と出てくる。

揚げたてをそのまま席に着いたまま食す、なんて
ありえない幸せだと思う。

こんな幸せを与えてくれるお友達が居て、
あたしは本当に果報者である♪

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楽しいと思うとすぐ夢中になる性格。
「どうしようかな？」なんて考える間なし。
すぐ手に入れないと気が済まないあたし。
暮れに来た友達（末の妹の同級生）は、
かつて「ここ（アジト）でネイルしません？」と
あたしに勧めてた子なんだけど、また近々に
遊びに来るみたい。これ見たら驚くだろうな。

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跳ねっ返りの家出娘をたしなめているうちに、
なんとなく友情めいたものが芽生えてきた。
親が多額の入学金を払った高校も、高三の春にやめちゃったし、
「おまえ、いい加減にしろよ！」って感じ。
ウチでは絶対にありえないような言い訳ばっかりしてる娘。
でも夜中まで話してるうちに、その娘の言いたいことが
ちょっとだけわかってきた。全般的にはもちろん認めないけど、
彼女の言い分が１００％間違ってるわけではなかった。
「男って、なんで浮気するんだろうね〜」とか言ってた。
一緒に暮らしてた男が、キャバクラ嬢を連れ込んだらしい。
聞けばその男の子の家庭も複雑で、すさんだ性格になったのも
元はと言えば家庭環境にあると思えた。

「あたし、新しい恋を見つけるの♪」切り替えも早くて頼もしい。
ここまで来ちゃったのだから、跳ねっ返りのまま突っ走って、
いつか本当の「オトナのオンナ」になって欲しい。

「ブランド命！」みたいなことも言ってたけど、実際一緒に
横浜に行ったら、割と相応な店で安い服を選んでいた。
あたしに娘が居たらアレコレ買ってやるのになあ、と思った。
誕生日が１２月だったことをこの前聞いたので、欲しがっていた
３０００円のポンチョを買ってあげた。友達は自分のバイト料で、
６０００円のニットのワンピを買った。

ラメのグラデのつけ方を教えてくれたのもその友達。
週に一度くらい、近況を報告しにあたしのアジトにやってくる。
近況とは当然、オトコの話。

ちゃんと彼氏・彼女にならなかったらあたしはHしないよ！
とムキになっているのがかわいいｗ

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年始めだったこともあり、保育園時代からの仲良しのみっちゃんとうまく休みが合ったので、久しぶりに一緒にでかけることにした。歴史探索の旅に出ようと思ったら雪が舞って来た。スーパー銭湯ツアーに切り替えようとしたら「それなら夜でも行けるときがあるだろうから、どこか普通のお出かけがいい。」と言う。考えつつウォーキングしていたら江ノ島が目に入った。ならば・・・【江戸期のレジャースポット江之島探索だ！】大山詣・江之島詣・そして鎌倉鶴岡八幡宮参拝・・・というのが江戸時代に流行ったルートだという。文覚に平家追討祈願をさせた頼朝・関が原の合戦前に江之島詣をした家康・・・実朝や頼家、北条氏に縁の史跡が残る江ノ島・・・何度か行っていても、それは毎度子連れ。人数確認ばかりしていて、ちゃんと見たためしがなかった。それはみっちゃんも同じこと。しかも今回は車じゃなく、ちゃんと江ノ電に乗り、江ノ島駅で降りて、洲鼻通りを歩き、弁天橋を渡る「正規の観光ルート」を行くことにした。今日は立派な観光客である(笑)
午前中、各々用事を済ませてからだったため、待ち合わせは鎌倉発・正午の江ノ電の車中。最寄り駅から乗り合わせた。鎌倉七福神をめぐる方々もいるようだった。まもなく江ノ島駅に着く。洲鼻通りを歩くのは十数年ぶりだ。街並みが激変している。マンションが乱立しているのだ。藤沢は景観なんぞあまり配慮していないから仕方ないのだろうか？風情は八割方失せたように思えた。高校時代に立ち寄った釜飯屋さんも見当たらなかった。しかし、マンション建築や道路改修の折に地中から出てきたという、江ノ島への道標が道端に建っていた！これはあたしが子どものころにもなかった新しい発見であり、なかなか感慨深かった。良く見れば古い羊羹屋さんも残っていたし、まあいいか。
実はみっちゃんも江ノ島に来たかったらしい。めぼしいところが思い浮かばないのなら江ノ島は？と提案しようと思っていたそうだ。ビンゴ〜〜♪弁天橋を渡って案内板とあたしの歴史探訪のお供「神奈川県の歴史散歩��」と江ノ島参道入り口の案内板を照らし合わせながら、行きたい場所を確認（いつも場当たり的に歩くだけなので）みっちゃんに歴史の薀蓄（にわかマニアぶりを披露）をタレながら歩く。みっちゃんのいいところは、余計なことを言わないで感心しながら聞き役を務められることだ（←自己中心型なオイラにぴったりｗ）　　つづく

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もう何年使っていたんだろう？
よっしーが生まれたとき、ファミリアで買ったアドレス帳。
ツレがくれた万年筆で、友人知人の引越があれば、
書き換え、書き換えして大事にしていたデータブック。
年賀状書きの時期には、必ず手元において台帳として使った。

それが一昨年、忽然と消えた。
今まで出していた古い友人に出せなくなった。

あたしは執念深い？ところがあって、返信などなくても
自分的に住所を知りうる全ての友人に年賀状を出していた。
「もしかしたら迷惑かな？」とも思いつつも。

それは同窓会のとき、返信のない友人の中に
「あたしからの年賀状を喜んでくれていた。」
という人が何人もいたことを聞いたからだ。
大抵、幹事をしている私は「宛所に尋ね当たりません」と
戻ってくる以外は、本人もしくは家族がそこに居る！
ということで、案内状を出しているため筆不精で返事は
寄越さなかった友人とも連絡だけは取ることができていた。

その大事なアドレス帳が、去年も出てこなかったことで
昨日からとうとう（今さら？）エクセルで住所録を作っている。

さ、折角の休みが減るのでそろそろ切り上げてでかけよう。

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氷結でイッパイやりながら、プライド観戦。
初詣前に寄った友達の爪を塗る。ちょっと華やかにデコレイト。
小川vs吉田戦を観ながら涙していたら、ツレからメール。
「まだまだ先は長いのだから、明日は無理しないで休んで
　２日の予約から始めよう。」なんだか嬉しくなった。
年越しそばを作りに本家に戻る。みんなで「おめでとう」の挨拶。
ダイスケがバイトから帰ってきた。帰り際、友達に会ったので、
初詣も済ませてきたそうだ。おなかが空いてるというので
２品ほどおかずを作ってあげる。残っていた仕事をしようと別宅へ。
１２月のカレンダーを切り取って、その裏に年始の挨拶を書く。
営業の案内と共に。特に決まりはないけど毎年そうしている。
起きたら本宅に行き９時からバイトに向かうダイスケのために、
雑煮を作った。おせちもどきは、ツレが黙ってゆうべ作ってくれた。
【１年の計は元旦にあり】ってことで、昼近かったけれど歩く。
曇り空だったけど、気持ちは晴れやか。届いた年賀状を楽しむ。
激ウマのバナナ入りパウンドケーキを食べつつまったりと珈琲を飲む。
肥えそうだが、幸せな一年の始まり・・・。

今年もよろしくお願いしま〜す♪

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今でこそ、あたしがマイルームとして楽しく使ってるこの場所だが、
元を正せば【店の座敷】であった。商売を始めて１年目に結婚、
２年目に長男出産、３年目に次男出産、５年目に三男出産・・・。
こんな家庭の事情のため【宴会】はすぐにできなくなってしまった。
年子が生まれた翌年、私は職場に復帰し（つうか１年だけ産休）
そして職場復帰と共にこの座敷は子守りナシの保育所と化したのだ。

近頃「置き去り保育」時代の証言を当時の乳幼児から聞くことがある。
それはマイルームで茶など飲みながら寛いでいるときに語られている。

＊母さんは毎日夕方お弁当を３つ作って、僕たちを【ここ】に連れてきた。
＊テレビを見て、オモチャで遊んでいて７時になるとお弁当を食べた。
＊お店が終わり近くなると、半分寝かかっている僕たちは、父さんか
　母さんに抱かれてウチに帰った。

そして、あたしたちが階下で働いている間、息子たちがしていたこと・・・

＊母さんの顔が見たくなって、そうっと下に降りて行こうとして階段落ちした。
　（子どもが落ちてくる音がすると、瞬時に階段下に飛んで行き、
　　パスを受けるように拾い上げた途端に猛ダッシュ、泣き出す前に
　　二階に運びあげていた。）
＊楽しくなって高いとこから飛び降りると、階下から母さんが飛んできて
　「静かにしなさいっ！」と怒鳴られた。
＊おはじきを口に入れてしゃぶっていたら、うっかり飲み込んでしまった。
　翌日、トイレでウ○コの中でピカピカ光っていた。
＊瓶入りのコーラを見つけ、なんとか飲もうと瓶で瓶をたたき割って
　飲もうとしていた。（ラッコじゃねえんだから・・・）
＊トイレの手洗いによじ登って遊んでいるうち、その手洗いを留めている
　ネジが取れて配管だけで繋がった手洗いはグラグラになった。
＊大人しくテレビを見ていた兄２人（小１と保育園児）に構われたかったのか
　三男がそのテレビの後ろに回って、そのテレビの背面に笑いながら放尿！
　バチバチバチッ〜〜！という大音響とともに映像が消えた・・・。
　想像を越えた衝撃？に三人で大笑いしていたらしい。

・・・・・これでも一部・・・である。

あたしが覚えてるのは、まだ乳幼児の長男・次男が「牛乳〜！」と二階から
呼んでいたので、仕事の合間に大急ぎで持って行ってやると「いらない」と
スネた。まだ２歳前後である。キレたあたしは手に持った牛乳を２人の
顔面にブチまけて「ふざけんじゃねえ！テメェらが飲みたいと言ったんだろ。
黙って飲みやがれ！」と、店に戻るとさっきまで「あたしたちは関西だから
薄味がいい。」だのなんだのつみれ汁が出る前からあれこれ小うるさく
注文をつけていたオバサン連中が、静寂の中でつみれ汁をすすっていた。

あたしの怒号が丸聞こえになっており、ビビりまくっていたらしい・・・。

母親に向かって「クソババア」と言って親をナメてる息子。
「産んでくれと頼んだ覚えなんかない。」とウソぶく子。
校則が厳しくてつまらない、とアッサリ高校を中退する子。
うちに居場所がない、と男に走って家出する娘。

・・・どうしてこんなことになるのか？と思う。

「何故だろうね？」と長男に聞いてみた。
見た目子どもっぽい彼はしょうがねえなあ、という表情で言った。
「甘えてるんでしょ？」と。

「僕たちはさ、小さい頃にやりたいこと好きなだけやって
　父さんと母さんに本気で叱られて育ったから大丈夫なんだ。」
そう言って笑った。

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父親の命日だけど、今年も墓参りには行ってない。

ゆうべは店が終わるのが遅くツレが
鯛のカブト煮を作ってくれたので、
それでイッパイやって【忘年会】ということにした。

その際、１２時回ったのを見て「献杯！」
と言ったので、父の供養は完了ｗ

「生きてるモノが大事、仏事より仕事を優先せよ。」
というのが父親のポリシーだったので・・・

って、朝寝てました。

生きてたら結構頑張ってるあたしらを見て
きっと喜んでくれていたと思う。

でも、父が生きていたらもっと楽しかったとは思うけど、
今よりヌルい人生を送っていたような気もする。

強く厳しく頼もしく・・・サイコーだった父。
何年経ってもずっと憧れの男。

自分の人生を全うして、父にいい報告ができるように
来年も、これからもずっと「生きること」に励もう。

この日が終わればじきに新しい年が来る。

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