2002-02-05 【030】打倒！色素沈着日記（3）　「クレンジングオイル編」
2002-02-04 【029】ね？見たいでしょ？
2002-02-03 【028】浅草駅で現存していた幻の塔
2002-01-30 【027】ハンケチーフをご用意ください。
2002-01-29 【026】プチ贅沢宣言（女の子向け）
2002-01-28 【025】金鳥サンポール
2002-01-28 【024】打倒！色素沈着日記（2）　「ニキビ治療編」
2002-01-25 【023】清純少女あーちゃん、痴漢に遭う
2002-01-23 【022】ピー
2002-01-22 【021】ふんどしお借りします！

◆◆◆　これまでのあらすじ　◆◆◆
　　顔一面に化膿ニキビができてしまった乙女あーちゃん。
　　皮膚科へ行くが全然治らない。
　　香りが気に入ったシュウ　ウエムラのクレンジングオイルで毎日マッサージを始めたら
　　化膿ニキビが治まってきたのだが、このオイルが効いたのかどうかは謎。果たして…？
　　（”打倒！色素沈着日記（1）　「悩み編」”はコチラ
　　　”打倒！色素沈着日記（2）　「ニキビ治療編」”はコチラ）


　３月中旬　　　化膿ニキビがなくなり、新しいニキビもできなくなった。
　　　　　　　　医者に「急に良くなりましたね。なにかしたんですか？」ときかれたので
　　　　　　　　オイルクレンジングを始めたことを話す。
　　　　　　　　「ニキビ跡の赤み（色素沈着）は時間が経てば必ずひくけれど
　　　　　　　　　それまでは治しようもないので待ってもらうしかない。」と言われる。
　　　　　　　　この後も、２週間に１度は皮膚科に通い漢方薬を貰う。

　６月初旬　　　化膿ニキビがなくなったので久々でアロマテラピーのエステへ行く。嬉しい！
　　　　　　　　ボディとフェイシャルをしてもらう。


個人経営のこのエステは、オーナーのカナリさんという女性が施術してくれるのだけど
このカナリさんはとても信用できる方だということと
かなりのコスメ＆健康フリークかつチャレンジャーだということを説明しておこう。（笑）
ところがこのカナリさんは
「オイルクレンジングははっきりいって、オススメできない。」と、主張する。
「でも、あーちゃんには向いていたのかもしれませんね…。」と言ってはくださった　のだ　が。


　７月初旬　　　シュウ　ウエムラのクレンジングオイルがなくなった。
　　　　　　　　リピートしたいがいかんせん、高い。
　　　　　　　　「クレンジングオイルってもしかしてどこも同じ？」と考えて
　　　　　　　　ケセランパサランのコンビニコスメ”パラドゥ”のクレンジングオイルを使い始める。
　　　　　　　　（DHCのクレンジングオイルは硬くてオリーブ臭すぎたので却下）


しかしこの後、カナリさんが言っていた言葉を涙と共に噛み締めることになる…。


　８月下旬　　　なんと、またお顔の雲行きが怪しくなる。
　　　　　　　　５月に行った旅行先の香港で購入した美白クリームの仕業か！？（涙）
　　　　　　　　カナリさんのエステへ行ってフェイシャルを施術してもらい、相談する。


「やっぱりねぇ…。私のお客さまの中には、オイルクレンジングでお肌に異常が現れた方が多いんです。
　あーちゃんは前回、オイルクレンジングが肌にあっていたようなので言わなかったのですが
　クレンジングオイルの中には水と乳化させるための界面活性剤が必ず入っているので
　それがきっと、よくないと思うんですよねぇ…。」と、カナリさん。
あーちゃんより酷いニキビのお客さんが、使っていたらきれいになってきたという
無添加の石鹸とオードムーゲのローションを貰い、そして大麦青葉の青汁を紹介してくれた。
（これらはカナリさんのお店では売っていないので、カナリさんが営業で言っているわけではない。）
オイルクレンジングは中止し、これらを使ってみることにする。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（打倒！色素沈着日記（4）につづく。）

先頭 表紙

雷門ビルから地下鉄へ降りようとすると、天井が低くて頭をぶつけそうになる。
だから大概、身を屈めるように下を向いてに降りることになるのだが
実はその時上を向くと不可思議な竜のレリーフがある。
２匹の竜のレリーフは、手がすぐ届く場所にあるせいかほんのり光っている。
向かい合う竜の間には何かのマーク。
これは営団地下鉄の前身となる会社”東京地下鉄道KK”の
「TC（Tokyo Chikatetsu）」を図案化したマークなのだ。
…とするとこのレリーフは、昭和4年に雷門ビルが竣工した当時からこの場所に存在するのだろう。
この彫刻のツヤには、70年以上の歴史があるというわけだ。
（尚、竜は”金竜山　浅草寺”にちなんでいる。）

しかしこんな「誰も見ないよ？」というような場所にまで豪華な彫刻を取り付けているのだから
雷門ビルが一番賑わっていた時代にはさぞかし華やかな装飾が随所に施されていたことだろう。

辺りを見回せば、竜の彫刻ほどのインパクトはないにしてもなるほど、装飾の痕跡が。
壁と天井の間は面取りの装飾で縁取られ、出口の天井にも模様が施されている。
きっと皆、気付かずに通り過ぎているのだろう。もったいないなァ。

そうとなると、この雷門ビルの内部もきっと、古き良き時代の装飾が残っているのではないか？
期待と妄想が膨らむ。
現在は営団地下鉄の事務所として使われている雷門ビルであるが、食堂だった頃は

●　かつてはエレベーター（エレベーターガール付き！）があり、客はエレベータで上り下りしていたらしい。
●　周りに高い建物がなかった為、展望レストランとなっており、窓からは上野の松坂屋が見えたらしい。
●　5階の厨房横から階段があり、屋上庭園に出られたらしい。
●　屋上庭園の床はきれいな市松模様だったらしい。
●　屋上庭園からそびえる塔の内部はカラフルで、まるい灯り取り部分には色ガラスが埋め込まれていたらしい。

しかし、これらの痕跡が現在の雷門ビルに残っているとは、ちょっと想像しがたい。

雷門ビルの入口に「忘れ物預かり所」と書いてある。
…ということは、厳しく立ち入りを禁止しているというわけでもなさそうだ。（ニヤリ）

ドアを開けて入ってみると…　狭い。
右手には物置の扉、そして奥に2階の事務所へ上る階段があるだけだ。
自転車なんかも置いてあり、まるで団地の入口のような雰囲気だ。
装飾らしい物なんて、見当たらない。

…と思ったが、宝物は確かに存在していた。
物置の扉の上に。
美しいレリーフが施された、エレベーターの階数表示板がひっそりと、残されていたのだ。
そう。この物置はかつて、エレベーターだったのだ。

ああ。この物置の中はどうなっているのだろう？
5階まで吹き抜けになっているのだろうか？
他の階にも、この階数表示板は残っているのだろうか？

屋上庭園の床は、今でも市松模様なのだろうか！？
塔屋の中には、今でも入ることができるのだろうか！？
見たい！知りたい！！確認したい！！

…妄想は更に膨らむばかりである。


（2002-02-24　改訂）



　一見、普通の物置の扉。
　しかしその扉の上には、きらびやかなエレベーターの階数表示板が。
　まさに「宝物の発見」である。

先頭 表紙

きっと誰しもが、気にもとめないだろう。
営団地下鉄銀座線　浅草駅１番出口に建つビルを。
外観も極めて地味、むしろ、みすぼらしいくらいだ。
たくさんの人が行き交う雷門のそばで
こんなビルを感慨深げに見上げているのは、あーちゃんただひとりだけだった。

今から80年近くも昔。
昭和2年に、浅草〜上野間を走る”東京地下鉄道”が開通した。
これが現在の”営団地下鉄　銀座線”である。
そして昭和4年、東京地下鉄道会社によって、この　”雷門ビル”　が誕生した。

雷門ビルの役割は、”地下鉄食堂”。
1階は地下鉄の出入口。2階と3階は禁酒食堂、4階と5階は普通食堂で、当時は大賑わいだった。

この雷門ビル。
先の関東大震災で倒壊してしまった”浅草十二階（凌雲閣）”に替わる
新しいランドマークにしようと張り切って作ったらしい。　
…が、雷門ビルは6階建ての為、十二階に比べると階数のインパクトでは負けている。
しかし外見は大層派手だった。
下の画像に当時の写真を載せたので見て欲しい。
屋上からせせり出た白くて奇妙な塔には人物彫刻まであったらしいし
1階から6階までの外壁には斜めの縞模様が入っている。
はっきりいって悪趣味だ。グロテスクだ。気味が悪い。でも、気になる。とても気になって仕方ないのだ。

なのに、いつから？
いつからこれらの装飾ははぎとられ、地味でみすぼらしいビルにされてしまったのか？
この地味なビルが、かつて浅草のランドマークだったなんて
ここを通り過ぎる人々のいったい誰が、気づくものか。

もしもあのグロテスクなビルが、此処に蘇ったら…。
しかしそんなのは、ただの妄想だ。
雷門ビルが築70年以上経った今でもこうして残っているだけで、凄いことなのかもしれない。
けれど、この無惨に貼り付けられた屋上の看板はどうだろう。
あの看板をはがせば、もしかすると、あの昔の写真にある塔が出てくるのではないか？
あの看板の下は一体どうなっているのだろう？
とても、とても気になっていた。

ところが！
昨日、前を通りかかったら、あの看板がはずされていた。
やはり塔はあったのだ。
窓こそ塗り込まれているが、まさにあのグロテスクな形の塔のまま残されていたのだ。
感動して、しばらく見入ってしまった。

こんなビルも塔も、エピソードを知らなければ、ただの汚い建造物に過ぎない。
そしてこのような建造物は、人知れず日本中に残っていることであろう。
それらの建造物をみつけ、その建造物の歴史を物語る「なにか」を発見することは、宝探しに良く似ている。
その宝探しが、散歩中最大の楽しみなのである。



　実はこの雷門ビルの中には、あまり知られていない秘密があります！
　次回はその秘密を紹介しちゃいます。
　これを読んだ皆さんが、このみすぼらしいビルに興味を持ってくださることを願って…。
　（ちなみに写真の右端には今も昔も変わらず”神谷バー”が写っている。）

先頭 表紙

そりゃスポーツはした方がいいに決まってる。
そんなことはわかってる。
だけどあーちゃんはスポーツが大の苦手なのだ。

　　　超・運・動・音・痴

でもってスポーツそのものが嫌い。
もしスポーツが好きで、それなのに苦手だったらかわいそうだと思うけれど
あーちゃんの場合は嫌いで苦手だからまぁ、そこのところは良かったのかな。（苦笑）
スポーツをすると疲れてしまうじゃない？
スポーツをすると呼吸が苦しくなって鼻の穴がひろがっちゃうじゃない？
そんなスポーツを、どうして皆、楽しむことができるの？
はっきりいって

素直に羨ましい。（爆）


あーちゃんの運動音痴っぷりが非常によくわかるエピソードがあるのでネタにしちゃう。
これを読めばもう貴方も
「あーちゃんもさぁ、レッツ・スポーティング！！」
とは安易に言えなくなり、むしろ同情の涙でハンケチーフを濡らすであろう。（大袈裟）


高校時代の春休み。
あーちゃんは、両足の巻き爪を治すために手術を受けました。
なので、１学期の体育の授業は１ヶ月間見学することになりました。
見学の人は授業内容のレポートを書いて提出しなくてはなりませんでしたが
あーちゃんは大嫌いな体育がパスできるので嬉しかったです。（笑）
そんな１学期の通知票では、体育の評価に３をつけて頂きました。

そして２学期。すっかり足も回復して全ての授業に参加。
そんな２学期の通知票では、体育の評価に２をつけて頂きました。



どういうことですか。

先頭 表紙

ご存知の通り、あーちゃんは今、無職。
これでも働いていた頃は1〜2週間に一度のエステ通いを2年間くらい続けていたこともありました。
今思えば贅沢だったな。当時は特にありがたみもなく通ってたんだけど。

フェイシャルエステとボディエステを受けていたのね。
なるほどお肌の調子はかなり良好だったけれど、肝心の脚は細くならなかった。
あーちゃん、上半身はガリガリなの。おっぱいもボリュームが足りないし…うわ〜ん！！（泣）
なのに下半身だけ「どうしてこれが上半身に回らなかったのか？」ってくらい人並み以上に太いの。
上半身がガリガリで下半身がデブってすごくバランス悪いから見ておかしいのよね。
おまけに下半身のせいで上半身はよりガリガリに。上半身のせいで下半身はよりデブに見えるわけだ。

あーちゃん、体重は減らさなくていいのね。
だけどこの「体重はそのままで、脚だけ痩せる」っていうのはとても難しい。
スマーティ（寝るタイプのかまぼこ型サウナ）や
バイブロサウナ（振動するベッドに寝るタイプのカプセルサウナ）に入って汗をかいても
体重は減るものの見た目は全くといっていいほど変わらない。
マッサージをしてもらったところで2週間に一度では見た目は変わらないよ。（笑）
だいたい、体重なんて体重計に乗りでもしなきゃバレないじゃん。
あんなの自己申告性で言ったもん勝ちだからあまり関係ないよ。（笑）
それよりも見た目のバランスの方が大事だと思うのよね。
「体重はあるけどバランスの良い体型」と「体重はないけどバランスの悪い体型」だったら
前者の方が良いに決まってるじゃない？

…でもあーちゃん、脚痩せは諦めたわ…とほほ。
妹も同じような太い脚してるしね。これはもう、遺伝子の問題だろうなって思って。
靴屋さんで見かけた可愛いロングブーツを試し履きさせてもらったら
ファースナーが上がらなくて悲しい想いをしたことも何度もあるけれど。

それよりも今は、お肌の方をなんとかしたいから。
でも働いていた頃のようにエステへ足繁く通うことはできないので
たまに、ほんのちょっぴり贅沢をすることにします。
お肌だけじゃなくて、身体への贅沢もね。
この”贅沢”って、お金をかけるという意味じゃなくて「気持ち良いことをしよう」って意味です。

今年は積極的に「気持ち良いことをしよう」と思います。
それはエステに行くことだったり、マッサージに行くことだったり
健康ランドや温泉へ行くことかも。なにしろ無職なので、どこまでも庶民派で行きます！（笑）
そしてその”プチ贅沢”体験を、ひまじんにで紹介していきたいと思います。
わりと女性向けのコラムになるかと思いますが、よろしくね。

プチ贅沢で、楽しく気持ちよく、きれいになろう！

先頭 表紙

トイレの片隅に置いてあるグリーンのボトルを指さして母は言った。
「サンポールに触っちゃ絶対にダメ。皮膚が溶けちゃうからね。わかった？」
当時、幼稚園児だったあーちゃんは言いつけを守った。


高校生になったあーちゃん。
ある日、トイレの掃除当番が回ってきた。
ところが、友人がこともあろうかサンポールを素手で持ち、その液体をまき散らし始めた。
あーちゃんは血相変えて

「だめだよ！サンポール素手で触ったら！

　皮膚が溶けちゃうよ！！！」


と、叫んだ。が、友人は「？」と言った顔をしている。

・・・冷静に考えてみれば
そんな劇薬がスーパーの洗剤売場に売ってるワケないじゃん！！

高校までそれに気付かず信じ続けていたあーちゃんは素直な良い子だよね？


…ね？・ね？・ね？

先頭 表紙

◆◆◆　これまでのあらすじ　◆◆◆
　　かつてアトピー性皮膚炎だったあーちゃんは真性の乾燥肌で
　　中学生の頃だってニキビに悩んだことはあまりなかった。（アトピーには悩んだが。）
　　それなのに薬の副作用か、顔一面酷いニキビが出てきてしまったあーちゃんであった。
　　（”打倒！色素沈着日記（1）　「悩み編」”はコチラ）


　８月中旬　　　お顔の雲行き（？）が怪しくなる

　９月初旬　　　ニキビが出来はじめる。
　　　　　　　　気休めにファンケルのサプリメントを飲み始める。
　　　　　　　　エテュセのニキビ肌用化粧品を一通り買い揃え使ってみる。
　　　　　　　　【改善せず】

１１月下旬　　　ついに皮膚科へ。（…ニキビで世話になるとは思わなかったよぉ。）
　　　　　　　　こめかみ、ほっぺ、眉間、鼻のよこ、口の下に無数のニキビ。
　　　　　　　　化膿しているのも多かったので、とにかく炎症を止めたい。
　　　　　　　　抗生物質、ビタミンB2・B6剤と、アクアチムクリーム（消炎剤？）の処方。
　　　　　　　　【効果なし】

１２月下旬　　　抗生物質を飲み続けるのはコワイので漢方薬（清上防風湯）に換えてもらう。
　　　　　　　　まるでカストロールのオイルが焼けたようなファンキーな香りのする苦い漢方薬。
　　　　　　　　【効果なし】

　１月中旬　　　違う漢方薬（桂枝茯苓丸加ヨク苡仁）に変えてもらう。
　　　　　　　　ファンキーな香りがしないだけ、まだ飲みやすい。
　　　　　　　　ビタミン剤を貰うのはストップした。（効果が見られなかった為）
　　　　　　　　代わりにDHCのビタミンCと、ビタミンB群のサプリメントを飲み始める。（安イ！）
　　　　　　　　アクアチムクリームは、なんだかすぐにベタついて
　　　　　　　　「こんなにベタついたんじゃかえってニキビが治らないんじゃないの？」と思い
　　　　　　　　勝手な判断で使用を中止してみる。

　２月初旬　　　シュウ　ウエムラのクレンジングオイルを入手。
　　　　　　　　家にいる日はメイクをしないのだが、香りが気に入ったので洗顔に毎回使用。
　　　　　　　　このオイルで１日１回３〜４分マッサージした。
　　　　　　　　マッサージしていると手にゴロゴロつくツブツブが角質なのだろうか？


なにが良かったのかわからないんだけど、この辺りからニキビの化膿が急激に治まり始めたのね。
シュウ　ウエムラのクレンジングオイルでマッサージをするようになったら治ってきたのは事実だけど
これが効いたとは、ハッキリとは言えないです。
案外、アクアチムクリームの使用をやめたのも良かったような気もする。
医者には「つけた方がいいんですけどねぇ…」と言われたけど、止めちゃったの。（笑）


お肌とは関係ないんだけど、この時の冬は周りの人がどんどん風邪をひいてゆくなか
あーちゃんだけは全く元気でした。
クイーン　オブ　不摂生であるあーちゃんがなぜ風邪をひかずに済んだのか…と考えたら
どうもビタミンCをこれでもかっ！という程に摂取していたからかもしれない。
この時期の風邪予防に、よかったらビタミンCをたくさん摂ってみてください。
DHCのサプリメントなら15日分で150円ですから、あーちゃんに騙されてみてください。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（打倒！色素沈着日記（3）につづく。）

先頭 表紙

またしても、他のひまじんライターさんからふんどしをお借りします。
だって他の方の日記を読んでいるうちに思い出した出来事って多いんですもの。

今日は俺様たん♪の「駅の階段でムカツクおっさんに出くわした話」で思い出したことを。

電車に乗ってて腹立たしいことといえば、なんといっても痴漢が激怒ランク最上級だよね。
あーちゃんが初めて痴漢に遭ったのは高校の通学途中の電車の中だったんだけど
始めの頃はびっくりしちゃってどうしたらいいかわからなかった。
でも毎日毎日遭うもんだから、ついに勇気をふり絞って「やめてください！」って言ったのね。
なのにその痴漢オヤジ開き直ってさ。「チッ。なに言ってんだよコイツ。」とか言って
電車降りるまでの20分位の間ずーっと、ひじであーちゃんをグイグイ小突いてきたのよ。（涙）
もう電車乗るの恐くなっちゃってそれからしばらく痴漢に遭っても泣き寝入りしてたよー。

そんなある日、帰りの電車の中で中学の同級生の女の子に会ったのね。
そこで「痴漢に遭ったらどうしてる？」ってきいたら
「『ふざけんなよ。』（←かなり凄みのある低い声で）と言ってにらんだら次の駅で降りてったよ。」と
教えてくれて目から鱗でした。
そうだよね〜。痴漢野郎なんかに「やめて”ください”」なんて丁寧語を使う必要なんてないんだ。

ある日、また痴漢に遭ったあーちゃんだったけれどその日はそれまでのあーちゃんとは違ったのだ。
自分でもびっくりするくらいに低くてドスの利いた声で「ふざけんじゃねえよ！！」と叫んだのだ。
そしたらビックリ。周りの人が一斉に痴漢を見る。痴漢野郎は恥ずかしそうに次の駅で下車。
なんだ、こうすればよかったのね！
かなり「勝った！！」と思ったのでした。

というわけで、あーちゃんは痴漢に遭ったら容赦しないのであります。
普段は清純少女ですが、痴漢に遭ったら　男より、漢。

年月も流れ・・・

会社帰りの電車の中。また痴漢に遭った。
「ヤメロ」という意味で睨みつける。これは”執行猶予”なのだがバカ野郎はこれでも止めない。
執行開始だ。

「テメー！」

と怒鳴ると同時にネクタイをぐるりと手に巻き付け
（ネクタイを手に巻き付けると、痴漢は走ろうとしても逃げられない）
胸ぐらをしっかりつかみながら

「ざけんな！

　自分が何やったか言ってみろ！

　・・・何やったかっつってんだよ！！

　警察突き出すぞオラ！！！」


等々コテンパンに怒鳴り散らしたのだ。


その時、背後から

「とりあえず、降りようか。」

と声がしたのだ。
振り向くとそこに

モダンくんがいた。（爆）


よりによって偶然、同じ電車に乗っていたのだ。
モダンくんは同じ車両の中程の席に座って居眠りしていたらしいが、なにやら怒鳴り声で目が覚めたとか。
「誰か痴漢にあったみたいだな…　しかしこの声、聞き覚えあるなぁ。…もしや…」
と、声のする方へ行ってみたら、あーちゃんだったらしい。（爆）
その時、モダンくんはこう思ったらしい。





「あーちゃん、かっこいい…。」

先頭 表紙

先頭 表紙

ひまじんはこんな夕方でも更新しちゃうのだ。
今回は他のひまじんライターさんからふんどしを拝借なのだ。
許可取ってないので窃盗です。
すみません。許してくださいませね？


昨日、綾丸さんの、この日記に対してつっこみを入れた際に
「烏（からす）の濡れ羽色」と書きたかったのにもかかわらず

「烏の濡れ場色」

と書いて、そのまま気付かず投稿してしまいましたの。（涙）
あーん。恥ずかしい。清純少女の名がすたっちゃう。いや〜ん。ATOK14のバカぁ〜。

こんな恥ずかしい投稿をしてしまったからには、同居人モダンくんに報告しなくてはなりません。
一部始終を話しましたところ、モダンくんが追い打ちを…。

「濡れ場色！？　色ですと！？

　色という文字はだな

　男女のまぐわいの象形文字なのだぞ？」

先頭 表紙