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O-yumikoの「天使とサンバ!」

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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2002-12-31 夢のコリアンダー 2
2002-12-31 夢のコリアンダー 3
2002-12-30 怪しいラーメン屋での幸せなライブ 1
2002-12-30 怪しいラーメン屋での幸せなライブ 2
2002-12-29 ほめられちった
2002-12-27 具合悪いのに「元気」なワタクシ
2002-12-15 オズマモドキ
2002-12-13 ちいさなシアワセ
2002-12-10 雪解け
2002-12-09 ローマの天使と虹


2002-12-31 夢のコリアンダー 2

(前からの続き)
ゆきちゃんはそのあたりの八百屋や魚屋は御用達らしく,夢飯で食事した後,いっしょにその八百屋に行って「パクチーある?」とゆきちゃんが店の人に聞いてくれた。
「あるよ!」
パクチーは店のおくの冷蔵庫に入っていて店頭には出ていなかった。大きな一束が350円。
「うわあ,やったあ! パクチー,いつも置いているんですか?」
「うん,あの向かいのカレー屋さんとか,このへんのお店ではけっこう使うのよね」と店のおばさん。

らあっきいいいい! 私はパクチー・・というより私の頭のなかでは「コリアンダー」というのが一番優勢な呼び名であるが・・・・とにかくそれが大好物なのである。しかし,こいつはめったに手に入らない。三浦屋や紀ノ国屋などの輸入食品を扱うおしゃれな高級スーパーでは置いているが,その他のスーパーではなかなかお目にかからない。たま〜に,バジルなどのハーブのコーナーに,ほんの小さな,二株分ぐらいの束が麗々しくプラスチックのケースに収まって売られていたりするが,それでも私は大喜びで買って帰り,その存在によってその日のメニューは決まる・・・メキシカンとかアジア風になるのである。
コリアンダーが常時手にはいるならどんなにいいか・・・・私はもはや,「それが夢」ぐらいに思っていた。コリアンダーなくしては始まらないタイには当然,八百屋にふんだんにあると聞いて,「えーなあ・・・」と夢見心地になっていたのである。

それでも思うように見つからないので,私はついに,来年はコリアンダーをプランターで栽培しようと決意しかかっていた。それには,窓際にある観葉植物をどかさなければならない。観葉植物といっても,なんというか,もうヨレヨレの鉢ばかりだ。手入れということが苦手で,調べもしないので,ただひたすら水だけをやっている。そうすると,ただひょろひょろと茎が伸びるばかりで,どれもこれも,もはや原型をとどめていない。観「葉」植物とは言うものの,葉はろくにないし,観て楽しいようなシロモノではなく,むしろなにやらわびしくさえなる。
それでも,イノチある存在だと思うから捨てるにも捨てられない。一度,花の時期に買ったのだがもはや花が咲く気配すらないカランコエを思い切って捨てようとした。だが,なんとなく,まだ力のありそうな葉の部分だけをつまんでみた。しかしだからどうしたらいいのかも分からず,結局そのまま戸外の洗濯機脇の棚の上に,その,細切れの葉の部分を放置した。なにもない,プラスチックの上にただ置いておいただけである。水もやりはしなかった。ところが,半年経ってもその葉っぱは緑のままである。いっさいかえりみられていないのに,まだ生きているのだ。それで,私はつい,小さな鉢にハイドロボールを入れ,その上にその「葉っぱ」を乗せてみた。すると,なんということか,半年前にうちやられた葉っぱが,そろそろと根を出し,再び成長し始めたのであった。そのカランコエくんも,成長したのはいいが,妙にひょろひょろとしたモヤシのような姿。買ったときは,肉厚の葉っぱが密集して丸っこいシルエットを作っているものだったのに・・・。
(下に続く)

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2002-12-31 夢のコリアンダー 3

(続き)
私の実家に帰ると,性格が私のコピーである父親(いや,この言い方は反対であるな,私が父親のコピーなのである)のもとで,ほぼ同じ現象が起こっている。私が高校生の時(30年近く前ってことである)誰かからもらったシクラメンと,野ボタンの鉢が窓際に置いてある。が,シクラメンは葉っぱだけだし,野ボタンはほとんど枯れ枝にしか見えないような茎だけの存在,それもひょろひょろひたすら伸びて,もう1m以上にはなっているが,その先っぽのほうにちょろちょろと葉っぱがついているだけのシロモノになり果てている。だが,父親は「イノチのあるものと思うと捨てられなくてねえ,だからといって世話をするほど興味がないんだけど,水だけやっているとこうなっちゃって」と,私と寸分違わぬセリフを吐くのである。
「でも,けなげなんだよね,花の時期になると,シクラメンも野ボタンも葉っぱの一部が赤くなるんだよ」
花を咲かせたいという願いは(植物のほうに)あるらしいが,色素ができるだけで力尽きてしまうらしい。
「それで,不思議なことに,7〜8年ぐらい経ったとき,突然花が咲いたことがあるんだよ」
ふうむ。どうも,花を咲かせるというのは植物にとってもエネルギーを使う大事業であり,手入れがされていない劣悪な状況では,そのエネルギーを貯めるのにも何年かがかりになるものらしい。

さて,我が家の元?観葉植物または花は,私がコリアンダー栽培の野望を燃やしたが故に,ついにその命運も尽きようとしていた。
「もういいや,きりがないもんね,可哀想だけど捨てちゃおう,みすぼらしいし・・。それよりここでコリアンダーを育てて摘んで食べよう」
食欲に負ける寸前だったのである。年が明けたらさっそく行動に移そうと思っていた。

しかし,ゆきちゃんに教えてもらった八百屋で常時コリアンダーが手にはいるとなれば,話は別だ。栽培なんてしちめんどくさいことをしなくてもいい(そもそも,観葉植物の手入れひとつできないヤツが,ハーブ栽培なんてちゃんちゃら可笑しいとも言える)。
そういうわけで,我が家の観葉植物らしきものの軍団は,ゆきちゃんのおかげで命拾いしたのであった。
そうして,我が家の食生活もますますメキシカン化及びアジア化の頻度が高まることになるのだった。
(ちなみに,たまたま別のものを買うために高級スーパーの三浦屋で,同じ日にコリアンダーの値段を見てみたら,680円!!だった。八百屋ではその半分の値段で買えるわけで,ラッキー!感倍増!)

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2002-12-30 怪しいラーメン屋での幸せなライブ 1

夕べのライブはものすごく楽しかった。
ラーメンやでライブ,なんて滅多にあるものじゃなかろう。お客さんも,普通ライブハウスに行くような人々ではなく,ご近所のおじさんおばさんたちだったりして。
ところが,西荻住民というのはかなり,タダものではないのだ。とりわけ,この「ラーメンが出てこないラーメンや」美華(びか)に集まってくる人は,ユニークなのである。どうユニークかは,そのうち追々書くかもしれないが,ジャズミュージシャンとかアーチストとか作家や詩人とかが常連さんにはたくさんいる。
以前にも書いたことがあるが,ここはラーメン屋なのに,店の中には一枚板の大きなテーブルがどーんとあり,みんなその回りに座る。お客さん同士がみんな仲良くなってしまう。店主の「ゆきちゃん」(注:一応初老の男性です)の人柄によるのだろう。ラーメン屋と言うよりコミュニティ・サロンである。

美華がいかにユニークで楽しいところであるかについては,以前にも書いたし,またこれからも書きたいと思っているが,ともあれ,夕べのライブは,そんなふうにただでさえ楽しい不思議なコミュニティ美華の魅力が200%!・・・・ って,ライブをやったのはこっちだから,そういうのもなにか手前味噌ではあるのだが,あのライブは美華ならではだったと思う,他の場所ではなかなかこうはいかない。

もともと半分は「忘年会」モードだったので,ギャラのことはとりあえずあまり考えず,いつものメンバーに加えて2人もミュージシャンのゲストを呼んだ。これが豪華!「ダイちゃんdoカバッコ」こと大道寺くんは哀愁のあるショーロで泣かせるし,怪:サックス&尺八(!)奏者:榎本秀一氏はオリジナルの「西へ飛ぶかもめ」という,シルクロードの三蔵法師をイメージしたエキゾチックな曲で尺八を奏でてこれまた泣かせる。通常の私のレパートリーの曲であるサンバでもダイちゃんと榎本氏が華麗なバッキングをしてくれるし,私もダイちゃんの歌うときやインストのナンバーではフルートで適当な対旋律やアドリブソロを吹いた。
これがまた,自分でびっくりしたのだが,私はこれまで,自分は楽譜を見ればなんでも初見で吹けるけれども,楽譜がなければからきしダメと思いこんでいた。コードというのも実はよく分からないし・・・・。ところが,夕べは,なんだか,テキトーに吹けちゃったのである。基本的にものすごく安心できるノリがすでに他の奏者たちによって作られていれば,それに乗っかることはとてもラクチンだった。我ながらいささか興奮してしまった・・・・「あたしったら!アドリブソロなんてできちゃったじゃないの!」
(この項続く)

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2002-12-30 怪しいラーメン屋での幸せなライブ 2

(前からの続き)
ミュージシャンもそんなわけで息もばっちりのノリノリ,そして老若男女(ほんとうに年齢層もかなりさまざま)のご近所の方々もノリノリで,この上なく幸せな空間だった。

最後のステージでは,定番で,常連客ヤマモトさんのお気に入りサンバ「最低賃金の歌」というのを演奏した。「息子5人にカアちゃんにバアちゃんかかえて,750クルゼイロ(ブラジルの昔の通貨単位:日本円にしたら1万円ぐらい?)の給料じゃ話にならないよ!やってけないよ!」という歌詞の,年末にふさわしく(?)きわめて不景気な(^_^;)ウタである。「話にならないよ!」というポルトガル語が,「ナンダ!」という発音なので(Nao daと書く),日本語とそっくりだ。「ナンダ!何だ!なんなんだ!」と歌うところをいつもお客さんに唱和してもらうのだが,大受け。ヤマモトさんはスピーカーズコーナーよろしくマイクを奪って「世の中不景気だけど,小さな幸せがあればいいんだよな!」
そうなのですよ。そして私も,軽快でノリノリの(すでにサックスの榎本氏はテーブルの上に乗っかって,外を歩いている人に手を振りながら吹くという暴走モードに突入していた(^_^;))バックの演奏にのせ,「いやほんと,世界平和も,ひとりひとりが幸せを感じるところから始まるんですよね! こうやって音楽とおいしい料理を楽しんで踊って過ごせる年末のこのひとときの幸せなことったらないですね! 来年もいい年でありますように!」云々と,ひじょーに場の雰囲気にばっちりの「演説」をぶちかまし,一同はさらにゴキゲンになりまくったのである。

太田丸は喜びすぎて,帰りの道でスキップしていた。ライブの後でここまで満足している姿も珍しいのである。いやはや,ほんとに幸せな夕べでございました。そしてきょうもきょうとて,またこれから美華に行くのである。
「みんななんか一品作ってきて持ち寄りで忘年会やるんだよ!是非来てよ!」とゆきちゃんに言われたのである。食堂なのに「持ち寄りで忘年会」ってアナタ・・・(^_^;)。でもゆきちゃんは,「みんな何持ってくるか楽しみなんだよーー。俺?俺はいいや,パイナップル買っていこう,テーブルの上にナイフと一緒においておきゃみんな勝手に食べるだろ」だって。うん,でも確かにそれも楽しそうだ。
てなわけで,これから我々の「一品」を作らなきゃ。

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2002-12-29 ほめられちった

朝ドラが正月休みになったおかげで(?)こちらの日記に回す力が・・。

ゆうべはラランジェイラスでライブ。リベルダージの面々が忘年会がてらにきてくれるということで覚悟して・・・ぢゃなくて(^^ゞ,楽しみにしていたが,ほぼ予測したとおりの展開になって,ま,満足。ガンガンモードになるとギターが聞こえなくなってしまう太田丸はやや苦い顔をしていたが,これもまあ,それこそ覚悟の上。たまにはこういうのもいいじゃない,ってところだ。
豪快で奔放なパーカッショニストのみどりさんが一緒にやってくれているのが,私たちにとっては実にプラスになっている。音の問題もさることながら,彼女のそういう,いい意味でのいい加減さが,ともすれば神経質になりすぎる傾向のある太田丸にいい作用を及ぼしている。本人もそれは自覚していて,精神的にラクになれたのを喜んでいるのだ。
今までなら,昨日のように全開バリバリ踊れや叩けやモードになると,奴は機嫌悪くなってしまったものだったが,きのうはそうではなく「あー,楽しかった」などと言っていて,変化に私のほうが驚いた。

おまけに,なにやら私のことを,音楽のパートナーという立場から,珍しくも非常に誉めてくれた。こういうところにそういうことを書くのもナンであるが,私はとても嬉しかったのである。

実を言えば,私にはコンプレックスが常にあった。お金を頂いて人前に立つ以上,その時点では「プロ」なのであるが,私自身は「そうはいってもシロートに毛が生えたようなもの」であり,本格的プロ・・つまり,それで食っていこうという太田丸にとっては,ライブなども「つきあってやっている」感じなのではないか,と引け目に思っていたのだ。あまり詳しくは差し障りがあるので書かないが,何かあるたびにそういう引け目でイジけ気味になり不安にもなる私だった。
だから,(あいかわらず自分自身ではものすごく自信があるわけではないとはいえ)辛口の太田丸に誉めてもらって(ついでに言えば,やはり辛口のみどりさんも私をとても評価してくれている,と太田丸が言っていた)非常に嬉しかったのである。
すぐ図に乗る私であるが,とりあえず,このことについては,才能が云々というより「継続は力なり」なんだ,とつくづく思う。はっきり言って,やっぱり私の音楽的才能なんてものはヘナチョコなのだが,ときにはメゲつつ不安になりつつも,細々と続けてきたのが良かったと思う。

何かを「すっぱり潔くあきらめる」という勇気が欠けている,という言い方もできるといえばできるが(^_^;),私はけっこう執念深く(?)ものごとを続ける方であるようだ。それがひとつに集中しさえすれば今頃はひとかどのものになっていたかもしれないが,幸か不幸か,いろいろなことに手を出してしまうので,執念深く続けている割には深まらず,いつまでたっても「広く浅く」なのだが,ま,仕方ない。それ相応の,日の目の見方をしている,とも言えるので不満を言ったらバチがあたる・・というか,不満,ではない,我ながら苦笑はしたくなるけどね。

さて,本日は怪しい中華料理や「美華」で怪しいてきとーゆるゆるライブだ。夕べ張り切りすぎて(張り切らざるを得ず)どうも喉を酷使したので不安ではあるが,ま,いっか。

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2002-12-27 具合悪いのに「元気」なワタクシ

ううううむ,どうしても「まいんち日記」がまいんち書けない・・・。「幸福学」も分けてみたけど,とたんにパッタリ書けなくなっている。書く内容がないわけではない,頭の中に渦巻いているのだが・・・。それに,仕事もヒマである,時間もあるのだ。
が,書けないのは,とにかく「まんてん日記」にあまりに時間をとられ過ぎ,いや,時間だけではなく精力も取られ過ぎてしまうというのが一番大きな原因だ。1回に,あらすじもふくめ平均して4000字は書いているからなあ・・・・。
ドラマがあまりに良くできていて,考えさせるところがひじょ〜〜〜にあり,結局言いたいことはそこで書いてしまう,ということなのである。するとどこか「満足」もしてしまって,他に手が回らない気分になる。

それから,相変わらず体調がいまいちだ・・・。喉の圧迫感・不快感・異物感というのがやはり取れず,死ぬほどうっとうしい。呼吸も食事も,歌うのもまったく支障がないというのに,異物感は圧倒的だ。そして,そのせいなのかという気もしてしまうが,動悸が激しくて疲れる。おまけに,最近は頭が妙にクラクラする。動脈硬化で,脳に血液が十分行っていないのじゃないかしらん。なんだかなあ・・・。
食欲だけはやたらにあり,ひところはそうでもなかったのに,最近は10年ぐらい前の(体調が良かった頃の)ように,朝起きた途端にえらく空腹だ。そしてなにやらやたらと甘いものが食べたくなる。・・・糖尿か?

しかし,先日のラバンバのライブでは,いつも来て下さるT先生という陽気なお医者さんに,こう言われた。
「いやあ,ぼくもいろんなライブとか聞きにいっているけど,あなたほどエネルギーに満ちあふれた歌を歌う人はいないよね。ほんと,元気だよねーいつも」
・・・・しかしこの日,私は上記の症状に加え,さらに妙な感じがして,出がけに熱を測ったら37度以上あったのである。そのせいか,動悸がさらに激しく感じられ,ステージの合間にはいちいち控え室でグッタリしていた。頭もぼーっとして,打ち合わせをしていてもなんだか焦点が定まらない。出された食事も食べられずに他の二人にあげてしまった。
ううむ・・我ながら,大丈夫かなあ?とかなり不安になりながらのライブだったのである。リハの時などはフラついていたし。
が,そうだろうと予測はしていたが,ライブはとりあえず大丈夫だったし,やっているうちにむしろ熱などはどこかへすっとんでしまった。そうしてガンガンに飛ばしてライブをやり,終わってみればT先生に上記のように言われたというわけだ。(この欄の読者である方も何人かライブにいらしていたけど,私が体調最悪なの気づかなかったでしょ?)

・・・・・なのだが,やっぱり,最近は外を歩いていてもときどき座り込みたくなってしまうくらいシンドいときもあるのだ。いったいどうなっちゃっているのか,やっぱり自律神経失調とか,更年期障害とかいうやつか。

ちなみに,T先生はホンモノのお医者さんで,立川近辺に住む中南米系の人々に,ときとして無料で診察もしてあげるという,人情味あふれた赤ひげ先生である。なんと,その昔は東京キューバンボーイズの美砂直照氏の「主治医」で,美砂氏が初めてキューバに行くときも同行して,高血圧であった氏の体調を管理していたのだそうだ。
「私もすっごい高血圧なんで,もう歌っているうちに血管切れるんじゃないかと思って心配なんですよ,先生ちゃんと毎回来てね!」と私は言ったが,いやマジな話,お医者さんがお客さんに来ててくれれば安心して(?)ガンガン歌えるな

先頭 表紙

でも圧倒的に「症状」はあるのよね。これが不思議なところです。このことについては時折日記にも書いているんだけど,そのうちまた書くでしょう,思うところもいろいろあるのです。それから,健康診断もつい最近受けまして,結局,「高血圧」が要治療域に達しているということで仕方なく薬を飲み始めた次第。頭がふらつくのはその薬のせいなのかもしれないです。熱は,あのときはきっと風邪の引き始め。すぐさま葛根湯を飲んだのがよかったかも,これはいつものことで,私はほんと,風邪はこじれないんです。 / O-yumiko ( 2002-12-29 11:54 )
たしかに,ここまで自覚症状として違和感があるのに,食事にも呼吸にも発声にも支障がない,ってのは,逆説的に,なにか(腫瘍とか)ではありえない,ってことみたいです。なにもしていなくても「感じる」腫瘍がそういう影響を与えないはずがないので・・。 / O-yumiko ( 2002-12-29 11:50 )
みなさん,ご心配かけてスミマセン。のどの異物感については,もう6年越しの症状で,何度もいろいろ検査を受けているんです。苦しい思いをして胃カメラも飲み(もう2度と嫌!),CTスキャンを1年おいて2回もとってもらって。でも「異常なし」。お医者さんのいわく,1年おいて再検査してもなんの変化もない,ってことは,あなたの歳であれば,「なにか」あったら1年経ったらとんでもなく変化するはずなので,これは「何もない」と断言できる,とのことなのです。 / O-yumiko ( 2002-12-29 11:43 )
ひさしぶりにこちらものぞかせて頂いたところ、おーゆみこさんの体調がよくないようで心配です。皆さんもいわれているように一度病院にいかれたほうがいいと思います。くれぐれもお体大事にしてくださいね。 / nanamama ( 2002-12-28 23:57 )
微熱と異物感。なんだか、心配な症状ですよね。月並みなことしか言えないんですけど、やっぱり病院へ一度行った方が、ね? / Moco ( 2002-12-28 20:11 )
↓37度台と聞いて勝手に微熱かと思いましたが。あと、異物感ってゆうのも気になりますが。 / マコト ( 2002-12-28 15:46 )
あまりに一般的ですが、「微熱はよくない」ですよ・・ぜひ一度病院へ! / マコト ( 2002-12-28 15:41 )
大丈夫ですか?体からのシグナルはあなどってはいけません。一度健康診断を受けてみてはいかがでしょうか。何もなければそれでホッとできるし、何か見つかれば治療すればよいのだし。無理は禁物です。気をつけてくださいね。年下ですが、老婆心ながらご忠告です。 / こうきん ( 2002-12-28 13:39 )

2002-12-15 オズマモドキ

小さなシアワセ,本日分。

高温のスチームで掃除するキカイを買ってしまった。テレビの通販でよく宣伝している「オズマ」とかいう奴の,「モドキ」である。ドンキホーテで安かったのだ。
さっそく大喜びで台所と風呂場を掃除。面白いように汚れが落ちてシアワセ。それを買ったこともさることながら,ずっとしそびれていた掃除ができたことがシアワセなのである,やっぱり汚れが落ちるというのはカタルシス。

実はこれを買うに当たってまたも連れ合いと大喧嘩。そんなのいらないじゃん,じゃまになるよ,タダでさえ狭いんだから。買うんだったら自分の机の下とかに置いてよね。と奴は言ったので,私はキレたぞ。台所の掃除をするのはダレだと思っとるんじゃあ!そして労せずして掃除の恩恵を受けるのはダレなんじゃあ!

そんな下らぬことがまたもコジレまくって,別れる別れないの大喧嘩。プイと出ていってしまった連れ合い,私はひとり残されて,不幸な気分のズンどこ。布団かぶって寝ていたが・・。「えーい。買ってしまえ!それで掃除すれば気も晴れる!」
そもそも我々のケンカは(まあどこでもそうなのだろうが)下らぬきっかけが,なんだか妙に深刻なことに結びつけられて・・・・「そもそもアナタは私のことを考えてくれないのよ!」云々,から,ま,ここにはあまり書きたくないような陰険なつつきあいになるのだった。

でも今回,私はそういうのから脱却することを決意したので。これはもうひとつの日記のほうに書くべきことだったかな,まいいや。
で,私は憤然とオズマモドキを買いに出かけ,ついでにスポンジなども買い,台所の大掃除に取りかかった。
そこへ帰ってきた連れあいは,「お,やっぱ買ってやんの!」と言いつつ,「やらせてやらせて!」と目を輝かす。そして,カベについた油汚れを落としてみて「おぉ〜〜〜」と通販の感嘆声の真似。じっさい,ホントに驚くほど落ちるので,通販声になってしまうのだった。
「さっき,そんなのいらないって言ってたのはダレでしたっけね〜」
なんのこたあない,そんな程度のことだったのだ。「幸福学」というのはこういうところにそのカギがあったりするのだ・・・やはりもう一つの日記に書くべきだったかなあ(うう,システムを不必要にややこしくしてしまったような),まあそのうち書くかもしれない。

そのまま,連れ合いが喜んで,換気扇回りをすっかり掃除してくれてしまった。まあ,まだ珍しいうちだけのハナシだろうが・・・。私自身もその後,あちこち熱心に掃除しまくり,現在はオズマモドキを持っていた右腕が筋肉痛である。

オズマモドキは,スイッチを切ってしばらくしても,ときどき「プシュ!」と「息をつく」。なんかそれが可愛い。
「これって,紙のモノにはだめなんだよね」
「さすがに,ダメでしょ」
「プシュ!」

オズマモドキが返事した。

先頭 表紙

他人のケンカって他愛無く見られるのに、どうして自分のケンカだと「別れる!」にまで発展しちゃうんでしょうね。そして後で冷静になると些細なことだったりするんですよね・・・。きっとそうやってお互いのことを理解しあっていってるんですよね、きっと。 / こうきん ( 2002-12-20 02:01 )
実は我家にもいる、オズマモドキ。油の汚れはすごく良く落ちるねー。でもウチのは初期型でパワーが足りないせいかスチームがすぐに「お湯」になっちゃってそこいらじゅう水浸し・・・・。「ぷしゅ」ぢゃなくて「がしゅるずぶちゅっ」などと言ふ。 / kino ( 2002-12-16 11:49 )
おもろい!夫婦漫才や!元気出たわ〜。よきかな、よきかな。 / けい ( 2002-12-16 08:40 )

2002-12-13 ちいさなシアワセ

本日のちいさなシアワセ。

かつて(今年の春)コンピュータがクラッシュしたとき,バックアップを取り損なって失ってしまったと思っていたデータの一部が,ちゃんとCDに書き込んであったことを発見。保存しておきたかったデータなので,なくしたと思ったときは非常に落ち込んだのだが,ひょんなことで見つかり,シアワセである。
そんだけ。

本日のちいさなフシアワセ。

ある写真を探すために,昔の写真をいろいろ見ていた。我ながら結構「いけてるじゃん」と思う写真もいくつかあった。しかしその後,眉の近くに出来たオデキが気になり,鏡で顔を見てしまった・・・・つくづくと,最近めっきり老けたことを思い知った。なんか落ち込んだ。そんだけ。

先頭 表紙

小さなシアワセ,見つかりましたか,おめでとうございます。辛いときこそ,これから来るはずのシアワセを信じなければね。人間にとって一番辛いのは「絶望」。でも,絶望する必要は,いつも,どこにもない。パンドラの箱にも希望は残っていた。 / O-yumiko ( 2002-12-15 00:08 )
最近感動した言葉。「辛い。もう一息で幸せ。」街角の詩人の言葉だけど、この言葉に涙したことあり、慰められたことあり。ようやく小さな幸せが見つかりました。 / グレゴリオ ( 2002-12-14 15:29 )

2002-12-10 雪解け

きのうは東京に珍しく,それなりの大雪が降った。初雪としては平年より24日早く,それに12月に積もるほど降るのは10年ぶりだという。

前日の天気予報で関東地方も雪になると言っていたのを聞いて,連れ合いが「雪だってよ,雪!」と言ったが,「山沿いは,でしょう?12月に23区内で雪なんか降らないよ」と,例によって「まったくコイツはもの知らずなんだから!」と言わんばかりの調子でイバって言っていたのに,カタナシであった。困って,大雪を報じる夕刊の記事から「12月にこんなに降るなんて驚きました」と話している町の人のコメントや,平年より24日早いとか積もったのは10年ぶりだとか言うところばかり繰り返し大声で読んだ(だが,連れ合いはもはや,私が前日にそんなコメントをしたこともすっかり忘れているのであった)。

たまたま,月曜日にいつもやっている仕事が先方の都合で予めキャンセルになっていたので,ラッキーだった。そもそも,出かけたくとも足元がおぼつかない。長靴はおろか,防水仕様の靴など何もないのだ。雨もちょっと強く降ると,仕方なく,靴下が若干濡れてしまうのを覚悟で出かけるのだった。しかし雪ではね・・・。てなことで,一日中家を出ず,サボっていたサンバのHP更新などして過ごした。
それでも大半の社会人はもちろん,そんなことで会社を休むわけもなく,交通機関が混乱している中で出かけていかなければならなかったのだろう。それにまた,雪の多い地域に住んでいる人にも叱られてしまいそうだ。

翌日はだんだん晴れてきて,一日中ちょろちょろと,雪の溶けた水が流れている音がしていた。それだけでなんとなく春めいた気持ちになるから不思議である。雪解けは,実際には中途半端に道がぬかるんだり,やっかいなことが多いのだが,やはりなにか「解放」の雰囲気が感じられる。たかが一日,ちょろっと雪が降ったくらいでこれだ。北国の本格的な春の雪解けのとき,住人はどんな気分でいるのだろう。あまりメリハリもなく,なんとなく暖かくなってきて春になる東京より,どこか劇的な気分の高揚が味わえたりするのだろうか? ・・・体験がないので想像でものを言うしかないのだが。

先頭 表紙

2002-12-09 ローマの天使と虹

唐突ですが(こればっか) 昔(15年前),旅行したローマで撮った写真。改めて我ながら気に入って,最近は文庫本のカバーに使っているのですが,見れば見るほど,手前味噌ながら「いいじゃん」と思うので,アップします。虹はホンモノ。ローマのチベレ川のほとりで撮ったものです。夕方の光の加減もなんかいい。でもスキャンした画質はいまいちです,古くなった写真で少し汚れもあったので空の部分には若干修正を加えています。


先頭 表紙

でしょでしょ,こうきんさん,これは自慢の作品。撮った当時は,虹が撮れて良かったと喜んでいたんだけど,最近になって,一緒に写っているのが天使の像であることに改めて気がつき,なにかますます我ながら感動してしまったのです。フィルムから焼き直して絵はがきに仕立てようかしらん(別に儲けるために売りはしないけど)。 / O-yumiko ( 2002-12-11 11:28 )
虹がほんものとはすごいです!絵葉書みたいですね。いや、絵葉書として売るべきではないでしょうか。 / こうきん ( 2002-12-10 00:47 )

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