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「ざつぶん。」



おたのしみはこれからさ!




稲垣吾郎を応援するページ「ふぁいる56号」 
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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2000-11-22 キャラメルマキアート その4
2000-11-22 キャラメルマキアート その3
2000-11-19 探訪・スタバ@江坂東急プラザオッツ店
2000-11-18 閑話休題・21世紀ビール
2000-11-15 「危険な関係」カンテーレ再放送 第一話
2000-11-15 心斎橋探訪記。後半。
2000-11-13 心斎橋探訪記。前半。
2000-11-12 と、いうわけで・・・。
2000-11-12 「催眠」 Last Case 最終章 「そして、世はこともなし その2」
2000-11-12 「催眠」 Last Case 最終章「そして、世はこともなし その1」


2000-11-22 キャラメルマキアート その4

おいでなすったな、と有季子は足を組み替える。
「ええ」
「えっと、部署はどこ?」
「捜査二課
「ああ、横領とか脱税とかそういうのの担当?」
「ええ」
「じゃあ、最近大変だ。いろいろ金がらみの犯罪があってさ」
「そうね」
「おじさんたちも結構ぴりぴりしてたり?」
「そういう時もあるかもね」
「当たられたりとかする? 君たちも」
「そりゃね」
「そっか」
鷹男は大変だねえ、といいながら黙々とメモを取る。
「で、君はどんな仕事してるの? 事務?」
「・・・いいえ」
チャンス、と有季子はスーツの内ポケットから警察手帳を差し出した。
「警視庁捜査二課、速水有季子警部補です」
驚きの表情を隠そうともせず、鷹男は手帳から顔を上げた。
「うっそ・・・」
「ほら」
より見やすいように目線ぎりぎりまで近づけて手帳を示す。二三度瞬きすると鷹男は表情をふっとゆるめた。
「・・・なんだ、刑事さんかぁ」
「本庁の前で不用意にこんな取材してたら職質されちゃうわよ」
「まいったなー」
頭をかきかきいたずらが見つかった時の子供に似た表情で鷹男が有季子を見やる。
「私が刑事とは思わなかった?」
今度は有季子が鷹男に聞く番だった。
「うん」
「・・・・・・女だから?」
「それもある、けど」
「けど?」
「なんだかさ・・・」
「・・何?」
「・・・つまんなそうな顔、してたから」
一瞬にして有季子の身体がかあっと熱くなった。
「刑事ってさ、退屈しそうもない仕事だろ? だから別の職務かなあ、って」
反射的に有季子は座席から立ち上がった。
「帰るわ、ごちそうさま!」
バッグを荒々しくつかみ、ヒールの音も高く有季子はその場を立ち去った。

<まだまだ その5へつづく・・・>

先頭 表紙

「つまんなそうな顔してたから」だ・脱帽です。<よこさま。鷹男ちゃんらしい感性だわ。 / サイトー ( 2000-11-22 23:08 )
「・・・女だから?」の「・・・」がいかにも有希子さんらしいですね。表情が目に浮かびます。私の中ではこの時の鷹男ちゃん、なぜかフードにファーの付いたグレーのナイロンコート姿(笑)そして口元についた泡が妙に官能的(えっ?) / かねちゃん ( 2000-11-22 22:58 )
をを、一番乗り!! 書いてくうちにどーやらこーやらようやくオチが見えてきた・・・っていうほどの長編じゃないんですが・・・この手のストーリーものを書いたのは初めてなんでスリリングだわー。お話はどこに到達するのだろうか・・・見守っててくだせえ>あっくん / よこ ( 2000-11-22 19:41 )
「つまんなそうな顔してたから・・・」いいですねー!これって、危険な関係の初回の冒頭シーンまでお話続く?わくわく。 / あっくん ( 2000-11-22 18:05 )

2000-11-22 キャラメルマキアート その3

鷹男に連れられてきたその店は、警視庁からほど近い、テナントビルの1階にあった。
通勤途中に通りかかったり、仕事で外に出るときに前を通り過ぎることは頻繁だったが、いつも先を急いでいるか、さもなければ帰宅時はすでに閉店しているか、どちらにしても今までまるで縁のない店であることはまちがいない。
「あ、座ってて」
小さなカフェテーブルが20ほど置かれた半オープンスペースの店内は8割ほど座席が埋まり、カウンターはコーヒーの注文をする客が列を作っている。ジャケットのポケットを探って幾枚かの硬貨を探り当てると鷹男は何にする? と聞いてきた。
「あ、コーヒー」
「コーヒーって、いろいろあるけど・・・」
「ブレンドでいいわ」
「じゃ、ここで待ってて」
言うやいなや、鷹男はカウンターへと向かう。それを斜めに見ながら有季子は店内や客の様子を興味深げに眺めた。
フロアーはテーブルと椅子と客でいっぱいだが、不思議と圧迫感はない。待ち合わせでもしているのだろうか、人待ち顔の若い女がいる。不意に甲高い笑い声を立てる集団、残業の買い出しだろうか、時々持ち帰り仕様のコーヒーを抱えて足早に去るサラリーマンの姿も見かける。ほどなく2つのカップをトレイに乗せて鷹男が席に戻ってきた。
「はい、ブレンド。ミルクか何か入れる?」
「いいえ」
ありがとう、といいながら差し出されたカップを受け取る。鷹男は有季子に向かい合って座ると、自分のカップに口を付け、コーヒーを一口すすってみせる。いかにも甘ったるそうな生クリームがふわりと浮いたそれは鷹男の口元に白い泡をつけた。
「・・・」
「ん?」
「・・・ずいぶん甘そうなコーヒーね」
「俺好きなの、これ」
眉をひそめる有季子を意にも止めず鷹男は口元を手のひらで拭うと、バッグから筆記用具を出した。
「それでさあ、2〜3聞いていい?」

<↑へつづく>

先頭 表紙

う〜ん、素晴らしいですぅ。そうよ、イナガキは”安易に人の意見に流されない”のよね。 / サイトー ( 2000-11-22 23:04 )
キャラメルマキアートはカップの底にいくにつれてほろ苦い、っつーことも含めて、男も女も関係ないじゃないといいながら実は一番固定概念が染みついている有季子とまったく自由な発想の持ち主の鷹男・・・これは鷹男=イナガキ氏ということで、TERESAさまがおっしゃってるイナガキ氏のコアな部分も含まれている・・・という対比なぞも含まれております・・・なんちゃって・・・何にしても自作品を分析すんのはすんげえ恥ずかしい)>TERESAさん / よこ ( 2000-11-22 22:49 )
キャラメルマキアートは、鷹男ちゃんが注文したのね。男が甘いコーヒーなんて、カッコ悪いとか、そういった見栄や体制なんて、関係ないのさ。僕は僕の好きなものを好きなように注文するのだ!というイナガキ氏のイナガキ氏たるコアな部分を、この何気ない一コマによって垣間見せているような・・・。どうです?よこさん! / TERESA ( 2000-11-22 22:23 )

2000-11-19 探訪・スタバ@江坂東急プラザオッツ店

昨日、なぜか突然いきなり始まりましたキャラメルマキアートでございますが、タイトルの由来は某スタバの人気メニューでございます。というわけで今日・休日の昼下がり、スタバ@江坂店にロケハンに行って来ました(ばか)一応セオリー通りキャラメルマキアートを注文し、(同伴のムスコはキャラメルフラペチーノ、ダンナはチョコクロワッサン←コーヒーを頼まんかい)道行く人をゆったりとながめながらワタクシは構想を膨らませていくのでございます(えらそう)クリスマス仕様のスノーマンのマグカップ、つい買ってもーた。いたってミーハーなんだわー。


◇キャラメルマキアート その2◇


差し出されたうさんくさげな名刺を顔とを交互に眺めつつ、有季子は男を観察する。
背は私よりは高いわね、そう、175〜6ってとこかしら。くしゃくしゃのくせの強い髪の毛、だけど手入れは行き届いてる。カジュアルだけどなにげに質のいい服を着てるわね。靴も履きこなれてるけどさほどくたくたでもない。あらあら、バッグはプラダだ。年上の彼女にでも貢がせてるんじゃないの? 結構かわいい顔してるし・・・。


有季子の思考を知ってか知らずか、人なつっこい笑顔を浮かべたままその男・・・河瀬鷹男はごそごそと斜めがけにした件のプラダから一冊の本を差し出した。
「これ、読んだことある?」
いぶかしがるように有季子は差し出された本を受け取る。教科書大のサイズのそれにはひときわ大きな文字で「不思議の国の芸能界」とタイトルが記されていた。
「宝船出版って、知ってる?」
「いいえ」
どこかで聞いたことはあるな、と思いながらそらっとぼける有季子に、ええー!!?と大げさに驚いて見せながら鷹男はその本をぱらぱらとめくって見せた。
「これさあ、結構売れたんだぜ、宝船ブックスの『不思議な国』シリーズぅ。ほんっと知らない?」
「いいえ」
そっぽを向く有季子を、ま、いっかと意にも止めず鷹男は話を続けていく。
「これねえ、それの第3弾、芸能界の知られざる裏幕っていうか、制作者側からだけでなくってさ、そこに勤めてる食堂のおばちゃんとか、受付のおねえちゃんとか、経理のおじさんとか・・そういう人にも取材してんだ」
「・・・へぇ」
いかにもその手のムック本といわんばかりの装丁の本はたしかに書店やコンビニで2〜3度見かけた覚えがあった。
「で、第4弾がさぁ、『不思議の国の警視庁』ってことになってさあ・・・話聞きたいんだよね」
「私に?」
「うん」
有季子は苦笑した。どうやらこの男は私を事務担当か売店のおねえちゃんかなにかと思ってるんだわ。話を聞くだけ聞いて、最後に警察手帳でも見せて身分を明かしたらどんな顔するかしら。
「話、聞かせてくれないかな?」
「いいわよ」
「ほんと!?」
嬉しげに笑う鷹男に有季子もまたゆっくりと笑って見せた。


<またもや続く>

先頭 表紙

受け手たる私たちにはやっぱり「21世紀最初」と考えた方がよいのかなー。>ふみなさん&あっくん 怖くて綺麗で哀しい話がいいな、って夢想して次の瞬間「嵯峨先生じゃん」ってひとりツッコミ(笑) / かねちゃん ( 2000-11-22 23:02 )
放送が来年初めだから、21世紀最初のアクターイナガキ作品だと思ってたけど、どっちでしょ?>かねちゃん。最後は嵯峨先生かぁ、と思っていた私。どっちでもいいんですけど、なんか書きたくて来ました(笑)。 / あっくん ( 2000-11-21 23:19 )
>よこさま は〜い!気長にお待ちしてま〜す。 >水美さま ちひろちゃん=篠原さん、7話の演技は絶品でしたね〜。 >かねちゃん 20世紀最後の仕事&21世紀最初の放映、うれしいですね!吾郎作品はほのぼの系か?ホラー系か?スプラッター系か?不思議系か?楽しみです!! / ふみな ( 2000-11-21 23:10 )
>よこさま 水美さま どーぞのんびりやって下さいませー。…閑話休題。「世にも〜」のニュース出ましたねー。収録期間からいえばこれがアクターイナガキ20世紀最後の作品ってことになるんでしょうか。やっぱり落合さんなのかな…? / かねちゃん ( 2000-11-21 22:46 )
水美さん、ワタクシもわりと繊細なのだ(いや、まじで)今も「キャラメル・・・」のオチやらなんやらで胃が痛ひ・・・楽しい「遊び」だと思って気楽に楽しくのんびりやりませう〜。ゆえにみなさまも気長に待つように、以上(と、ワシもなにげに逃げ道さ〜、るんたった) / よこ ( 2000-11-21 07:44 )
しかし、稲垣君の資料が、SMAPのCDしかないよん。COOL,一枚。しかも借り物。(フローム妹)始め、彼女は、稲垣君の仏頂面がいい!とのたまっておったのじゃ。 / 水美 ( 2000-11-21 01:01 )
紀香はちょっとねー・・・わたしゃ、篠原涼子が好きだよー。まじ。 / 水美 ( 2000-11-21 00:55 )
あう!ナレーションではなく、由紀子が魚住に言った台詞だった!あなたはあなた…何たら間たら…。ああ、この記憶力・・とほほ・・・書いた傍から忘れとる。みなさんーーー、あんまり期待しないでよんよん。プレッシャーでかけなくなっちゃう。繊細なのよん、わたくし!おほほ・・←笑って誤魔化す〜〜〜戦法か!? / 水美 ( 2000-11-21 00:52 )
キャラメルマキアートといえば冬の残業・・・。沁みついた公式・・。あああああーー! / あやや ( 2000-11-21 00:23 )
もぉ、よこさまったらイケてる!何だかすっごく楽しみ。「ほんっと知らない?」なんてそのまま可愛い鷹男ちゃんの口元が浮かんできます。水美さんのもとっても楽しみにしています。私もふらんす語を話す嵯峨王子さま、見たいっす。飛行機は平気なんだけど、お金とフランス語が・・・ / サイトー ( 2000-11-20 23:11 )
>ふみなさま いっそフランスまで買い付けに行くとかー!ビデオ…(笑)私は飛行機嫌いなのでNGだけど(ダメじゃん>自分) / かねちゃん ( 2000-11-20 21:33 )
>水美さま 第10回のナレーションって「どうしていつも、出会うべき相手と出会うべき時に出会えないのだろう…」ってくだりですよね?あそこホントによかった。たしかちひろの死体が発見されるシーンにかぶってましたよね。 / かねちゃん ( 2000-11-20 21:32 )
>よこさま つーわけで飲んでみて初めて「キャラメル〜」をタイトルになさった卓見に感じ入った次第。ごちそうさまでした。満足。 / かねちゃん ( 2000-11-20 21:32 )
信号を渡ってキャラメルマキアートを買いに行った。午後3時のビル街。振りかえるとそこにはふわふわ髪のフリーライター…がいるはずもなく。カップのふちまで盛り上がる甘そうなクリームの泡。でもその底に隠れた茶色の液体は驚くほどに熱くてほろ苦かったのでした(続) / かねちゃん ( 2000-11-20 21:31 )
該当する台詞、メモはもちろん可能でございます・・・「キャラメル・・・」ですが最後まで読んでお気に召したらもう下駄をお預けいたしますー。煮るなと焼くなとなんなとなさってくださいませー。水美さまワールドの「キャラメル・・」楽しみっす・・・その前に書き上げるのが最優先か(とほほ) / よこ ( 2000-11-20 20:35 )
ラスト2回目っていうと「人を殺してはいけませんか?」の」くだりかなあ・・・。最終回の「あれれ?」感と有季子の心情が途中とんと読めなかったといことと愚かなるイナガキファンとしてのもちょっと魚住を追いつめる感の強い設定だったらなあという残念さがあるにもかかわらずアパートでのあの「禅問答」と7話の「自転車のシーン」でプラマイゼロになっちゃったのでした。(続) / よこ ( 2000-11-20 20:30 )
うふ。早速、前のHP削除したよーん。新しいページにするのじゃ。楽しみ楽しみ。ところで、『危険な・・・』のラスト2回めくらいだったかな、鷹男のナレーション、由紀子と魚住のシーンの、あれで泣いちゃったよん、その時の悩みにえぐいほど一致してたの。めもったんだけど、それって今、実家のあって見られないの。もし知ってて、メモあったら教えて欲しいのですけど、いいですか?お願いします。こっちでは再放送、まだ。そのうちくるかな…期待。『キャラメル…』楽しみに読んでるよん。シナリオとか、書きますか? / 水美 ( 2000-11-20 19:34 )
おお、いけましたか〜、やれうれしや。(うふ) なんにしてもとりあえず完成させなきゃいかんなあ・・・時間うんとこさかかるかもしらんけど待ってておくんなさいましね(^^)あと臨機応変成り行き任せってことで。うふふ。 / よこ ( 2000-11-20 13:53 )
56号、行けました!愛溢れてますねーーイラストなら送りますよん。漫画は送るか、わたしのHPにアップしましょうか?直リンして!しかし、体力気力続くかしらん。その辺はまあ、成り行き次第ってことで。まずは、イラストなど・・・うふふ♪ / 水美 ( 2000-11-20 13:11 )
ふみなさま〜、ウケていただいてありがとぉ! >「不思議の国」シリーズ でも鷹男ちゃん、きっと甘いだけの青年ではないのだわ。キャラメルマキアートはうまいこと飲みこなさないと結果後口ちょっぴり苦いのだ。ワタクシもフランス語の嵯峨王子が観たひ。アフレコがちょい不安ですが・・・野太いフランス男の声だったらどうしませう(おい) / よこ ( 2000-11-20 10:27 )
かねちゃん、ムスコのフラペチーノはダンナに半分取られてしまいました。オニ父め(爆) しかし香港の方は森慎一くんと映画「催眠」の嵯峨王子が同一人物と理解してくれるだろうか〜。昨日の2000X、「聖徳太子は予言者だった?!」・・・これは参考資料として「日天」文庫本をFERCに寄贈すべきでしょうか、むむむ。 / よこ ( 2000-11-20 10:24 )
>かねちゃん、広東語の森くんもみたいけど、私はフランス語を話す嵯峨先生が観たいぞ〜。激しく望む!!逆輸入。ビデオでも可。あのフェイスにフランス語!全然違和感ないと思いま〜す。 / ふみな ( 2000-11-20 01:04 )
>よこさま、「不思議の国の警視庁」笑っちゃいました〜。テリー伊藤さんの「お笑い北朝鮮」「お笑い厚生省」?に近いノリだ〜。あのほんわか笑顔で甘え口調でお願いされたら、お茶ぐらいつきあっちゃうよね〜。 / ふみな ( 2000-11-20 00:58 )
今日の「特命」見て思ったこと「伊達くん『日出処の天子』読みなよー」(爆) / かねちゃん ( 2000-11-19 23:30 )
ところで先週香港行った知合い情報によればあちらでは「恋の片道切符」OA中とやら。森慎ちゃんの青森弁をどー吹き替えするんだと話題になったけど結局フツウの広東語だった、とか…あー見てみたい広東語の森慎一。 / かねちゃん ( 2000-11-19 23:28 )
去年の夏はキャラメルフラペチーノにハマりましたわー。鷹男ちゃんの笑顔まさにキャラメルスウィート♪ / かねちゃん ( 2000-11-19 23:24 )

2000-11-18 閑話休題・21世紀ビール

21世紀まで44日(いまポンキッキーズでコニーちゃんがゆってた)と迫っってまいりました。ということで21世紀ビールなるものがキリンから新発売。あの・・・あんたがたはもしやハヤタ隊員とダン隊員と郷隊員では??(最後に大空に浮かび上がるのは東隊員である)・・・ああ、局地的にウケてください〜(って、見間違いだったらどうしよう・・・なんせ1回しか見てねーだよ)


◇「危険な関係」番外編「キャラメルマキアート」◇


また上司と揉めた。
(もっともこの第二課に配属されて揉めない日は一日としてないのだが)
おまけに今日は事に最悪の日だ。
朝、マンションの玄関を出てすぐの歩道にひっかけてヒールが折れた。しかも一番歩きやすくて、気に入っていた奴。あわてて履き替えに行けば、上の階の住人が引っ越しとかで
エレベーターはいつまでも降りてこない。おかげで電車1本乗り損なって遅刻、例によって天敵の課長には、おやおや、いいご身分だねと嫌みを頂戴するはめとなり、加えてここ半年かかりきりになっている某スーパーの横領の捜査はいっこうに成果が上がらない。業を煮やしていっそ独自に調査を開始したい、と志願すれば「捜査はチームワークだ」とセオリー通りに、にべもなく却下される。取るに足らない事ばかりだが、案外こういう小さな積み重ねはボディーブローのごとくに徐々に徐々に神経をささくれ立たせていくものだ。
そういうわけで、この日有季子はとりわけいらだちの多い一日を過ごしたのだった。

「お疲れさま」
入り口に常駐している巡査たちに短く言葉をかけると有季子は足早に警視庁を立ち去った。さっさと今日一日を終わりにしてしまおう。しだいに歩調を早めていく背後から自分を呼び止める声がする。
「・・・いませーん・・・すいませーん!!」
「え?」
振り向くと、若い男が有季子に向かって走り寄ってくる。
「ここに勤めてる人? ちょっといいかな?」
男はほっくりと笑って名刺を差し出した。

・・・フリーライター・河瀬 鷹男・・・

<なぜか第2回につづく>

先頭 表紙

いきなり!川田が不機嫌そうなときはいいんだけど、あのもの思いに耽ってるような顔は、なんとなく心配になるんだよね。よこちゃん、今度、あたしのHPの「プロレスコーナー」に遊びに来て!BBSも用意して待ってるから! / akemi ( 2000-11-19 22:17 )
......ぼーぜん>ハンセン引退  / よこ@涙目その2 ( 2000-11-19 20:38 )
私はダンが好き!割りと近所に住んでるってことで・・・(前振り)ハンセンが引退!なんだって!今日の全日ホールで馬場夫人が言ってたんだって!緊急参戦だよ〜〜!ハンセン引退のときは死んでも行くって決めてたんだ! / akemi@涙目 ( 2000-11-19 20:07 )
あはははは〜〜〜(気弱なわらひ)一つ終わればなぜか二つしょいこむ宿題の山・・・日々自分の首をしめてるような心持ちが・・・>あっくん のんびりやりますわ、はい・・・なんたって子供のころは土曜に出た宿題は日曜の夜怒られながらやってたクチだったしなー、とほ。 / よこ ( 2000-11-19 10:23 )
よこさん宿題多いですねー(笑)。でもどれも楽しみにしてますからよろしく(^^)。 / あっくん ( 2000-11-19 09:36 )
お!!やはりそのよーですな!!>まゆみさん 21世紀の幕開けにふさわしい4人ではないですか!!空に浮かぶのは月に戻った南隊員でもぐっどだったような気がしますが、篠田さんの高笑いを聞けただけでいい年が迎えられそうな心地なので良しとしよう! / よこ ( 2000-11-19 04:07 )
ううん、更新は現在はこのひまじんのみでトップもどこもいじってないんだけどなあ・・・他にも56号にいけない方いらっしゃいましょうか? こーいうときどういう対処療法があるのだろうか。水美さんごめんねー。もいっぺん調べてみるよー。 / よこ ( 2000-11-19 04:04 )
水美さーーん、まじ?まじで鷹男ちゃん書いてくださる?(幸せで気が遠くなりそう〜)ひまじんBBSのタグ講座で学習してまってていい?? いい??(どきどき) / よこ ( 2000-11-19 04:01 )
ほわほわの髪にぺたぺた走り・・・これほどまでに一言で鷹男ちゃんのパーソナリティを表現した言葉は他にあるまい〜。有季子さんには頑張ってもらわにゃなるまい、なにげにぐっざりと斬りつける鷹男ちゃん、見てぇよぉ(って、書くのはわしであった) / よこ ( 2000-11-19 03:58 )
おう、かねちゃん!! ネタ激しく募集じゃ!! がんばって書いちゃうよー(へへっ) / よこ ( 2000-11-19 03:55 )
またまたヒーローものに反応してしまう(笑)。そのウルトラマン隊員CM、見間違えではありませんぞ。嬉しやー。でも、北斗と南がいないの(局地的涙)。 日が照りながら時折雨が降った今日、虹を見ました。鷹男君がいそうな気がして、幸せな気分。 / まゆみ ( 2000-11-19 00:45 )
今、行っててみたけどやっぱアクセスできんよ。前は行けたのにーーー!なんで?なんで?更新中? / 水美 ( 2000-11-19 00:05 )
ビデオ借りてチェックしなくちゃーーだわん!服とか、よく覚えてないー。 / 水美 ( 2000-11-19 00:03 )
どこにアップしましょうかー!よこ様のページおいて下さる? / 水美 ( 2000-11-19 00:01 )
そしてよこさま、連載楽しみにしてます。水美さんの漫画も見たいです。 / サイトー ( 2000-11-18 23:12 )
きゃーっ、よこさま、最高!!バッグを斜めがけにしてほわほわ頭でぺたぺた走って来る鷹男ちゃんが・・・ああ、有季子さん、鷹男ちゃんにつれなくしてぇ。そしたら鷹男ちゃんの可愛い攻撃が見られるぅ。 / サイトー ( 2000-11-18 23:10 )
あーんど水美さんの漫画も読みたーい。鷹男ちゃんの髪型は慣れると意外と描きやすかったりする(?) / かねちゃん ( 2000-11-18 22:34 )
>よこさま 続き楽しみにしてますぅー。また何か思いついたらゆってもいーいですかぁ?(もみ手もみ手…) / かねちゃん@妄想天国 ( 2000-11-18 22:21 )
水美さん、もいっぺんアクセスしてみてくだしゃーい。漫画化してして〜・・・原作のギャラはそれこそキャラメルマキアート1杯でいいよん。 / よこ ( 2000-11-18 13:51 )
を? 56号のほうかにゃ? 今は不都合はないようですが・・・。調査しまふ。すまぬ、水美ちゃま / よこ ( 2000-11-18 12:15 )
ああ、よかった、なにかいてるねん、と呆れられたらどうしようと思った〜。お世辞でも嬉しゅうございます>あっくん&水美さま / よこ ( 2000-11-18 12:13 )
そういえば、この間から、HPにアクセスできんのですが?何故に?? / 水美 ( 2000-11-18 12:03 )
いこ様、すごくお上手ですねえ!先が楽しみ!漫画化したいですなああ。 / 水美 ( 2000-11-18 11:57 )
わーい、おもしろそう。楽しみですー。 / あっくん ( 2000-11-18 10:03 )
ふい〜・・・なぜか連載(まあ、えらそーに)になってしまいました〜<有季子と鷹男の出会い編>・・・しかし有季子はすんごく感情移入しにくい人だというのを文章化にあたって実感しております。やっぱこの作品のものたりなさは有季子のキャラに起因しているなあ・・・っつーことで、もちょっと駄文におつきあいくださいませ。 / よこ ( 2000-11-18 07:54 )

2000-11-15 「危険な関係」カンテーレ再放送 第一話

アクターイナガキ枯渇の時期に嬉しいごちそう、それは過去ドラマの再放送・・・。
「危険な関係」再放送、昨日(14日)よりはじまりはじまりでございます。


初回の感想・・・ああ、やっぱ演じているイナガキゴローはいいなあ。毎週毎週ゴローの出番はどこじゃ(とりあえずこれ重要)あのエピソードはどうなった、あの伏線はどうなったとリアルタイムで見ざるをえない週1回放映と違って帯放送の再放送枠は一度読んだ本をもう一度ひもとく楽しさがあります。


河瀬鷹男という人はつい先日まで放映されてた嵯峨先生よりもずっと自由で、風来坊で、ところが実は映画版で王子と称されたくらい浮き世離れなキャラクターである嵯峨先生よりはるかに浮世離れしたキャラクターなのですね。魚住新児の人生の一部、ことに彼の人生の終焉までを語るというストーリーテラー的役回りは神の視点ともいうべき俯瞰の視線で物事を見ていたのだなあ、と妙な感慨に浸ってしまったのでした。虹を見上げるまなざしのなんとピュアなこと! 


「危険な関係」の前は「彼女たちの時代」が放映されてまして・・・20代の女性、30代の男性の閉塞感、そこでもがく姿がどちらも描かれてて考えさせられます。すさんだ環境で(自分の気性がかえって彼女を袋小路にしてるんだけど)それでも癒し系の男ともだちがいて、何かと助けてくれる有季子は恵まれているのだな。おまけにその子は、なかなかの男前だし、かわゆいし、束縛もしないし・・・ところが彼女は鷹男ではいまいち満たされないと言う・・・。まあ、萬札ねだってる鷹男もいかんが(わらひ)
 

先頭 表紙

>こめさま、ホーグ読んでらしたのね。(でもシリーズ化するとやっぱりだんだん・・・)「レベルセブン」は私も映画で見てみたいです。 / サイトー ( 2000-11-17 23:22 )
>かねちゃん そうホーグシリーズ、日本出版での第1作目は「真夜中のミュージシャン」です。それで、よこさま、名刺攻撃は是非入れてくらさい。あの小首を傾げたりちょっと唇とんがらせたりの”可愛い攻撃”、ああ、もうだめじゃ〜頭が腐っていく〜〜 / サイトー ( 2000-11-17 23:19 )
>よこさま 「天国と地獄」!!!黒澤映画で一番好きかもです。諸事情によりOAされないのが残念で。なにげに地元ロケだし(笑) / かねちゃん ( 2000-11-17 22:54 )
わーいっ!ついについに友人に頼んでたツアーパンフ受け取りました♪あぁ「ひげ吾郎」!おまけに…ノ、ノースリーブ!そして来週の埼玉行くという友人に私は頼んだ「お願い、ウチワ買ってきて!」。 / かねちゃん ( 2000-11-17 22:53 )
かねちゃん、クィン氏のシリーズは私も好きですがメインはサタウェスト氏ですから…。私はマープルが一番すきかな。私もベッドシーンのアップは苦手です。ビデオ今年初め「催眠」「ライフ・イズ・ビューティフル」「恋をしたシェイクスピア」とあまりお正月頃に見るのは…とういうのばかりまとめて借りました。「催眠」はこの時まで全部借出中でした(20本程もあるのに)。このときも残っていたのはたった1本だけ。返却時も全て貸し出されていたのでまだ運がよかったようです。 / こめ ( 2000-11-17 20:52 )
サイト−さま、ホーグ、何冊か読んだようです。ご説明の設定をみると。宮部氏のものは映像化難しいですね。「火車」のドラマ化を始め、色々映像化されていますが、今まででいいと思ったものはほとんどありません。でも「レベル・セブン」はうまくいくかもしれませんが。「素晴らしき…」はビデオとっていないので後悔。 / こめ ( 2000-11-17 20:51 )
>よこさま きゃ♪どんどん使って下さーい!・・・ととりあえず職場から緊急つっ込み。 / かねちゃん@私も名刺攻撃受けたい(爆) ( 2000-11-17 12:45 )
ああ〜、レスがてんこもりだー!! とりあえず「危険な関係」出会い編しこしこ書いておりますー・・・かねちゃん、イントロダクション、美人警官に名刺作戦、使っていい?(すりすり)「天国と地獄」はワタクシも大好きな映画っす、山崎努がグー(きゃ) 同じ誘拐ものの日本映画では「誘拐報道」がおすすめでっせー。機会があったらどうぞ。 / よこ ( 2000-11-17 08:21 )
>よこさま 雑誌の企画で美人警察官の取材をすることになった鷹男ちゃん、得意の名刺攻撃(ちひろにやってたみたいに)で有希子さんにアタックしたのでした…というのを私は考えてました(爆) / かねちゃん ( 2000-11-17 00:17 )
>サイトーさま ホーグシリーズに「真夜中の…」何とかっていうの(第1作かな)ありましたっけ。以前職場の子に借りて読んだ記憶が。あんど今日はばっちり「ストスマ」聞けました。ありがとーございますー。吾郎くんの「オレ」連発がちょっとツボ。 / かねちゃん ( 2000-11-17 00:10 )
>ふみなさま あらっ同時につっこみしてたのね…(笑)すごいカップリングですねー。といいつつ私も以前、映画の「催眠」と「12人の優しい日本人」と「天国と地獄」合わせ技でレンタルしましたっけ(汗) / かねちゃん ( 2000-11-17 00:06 )
>かねちゃん、そんな〜〜、気にしないでくださいよ〜。実は近所に大きなレンタルショップがあって、レンタル料がなんと1本95円なんですよ!!もう、うれしくって5本ぐらいまとめ借りしてしまい、いつも返却日間際にあわてて見ています。今回は「危険な関係」「You gotta mail」「死の接吻」「ヴェニスに死す」「12人の優しい日本人」です。 / ふみな ( 2000-11-16 23:59 )
昨日「素晴らしき家族旅行」見てしまいました。こういうホームコメディもいいなぁ・・・ / サイトー ( 2000-11-16 23:29 )
「危険な関係」で吾郎くんがゴーストライターなどをしているフリーライターという設定を知ったとき、浮かんだののがこれまた結構好きなシリーズだったディヴィッド・ハンドラーのスチュワート・ホーグシリーズ。ホーグは小説家として颯爽とデビューして美貌の舞台女優と結婚したのにその後挫折し、ゴーストライターになりスターの回想記などを書く度に事件に巻き込まれていくお話。まあ気楽に楽しめるシリーズだけど。ところでよこさま、是非サイドストーリー読みたひ。 / サイトー ( 2000-11-16 23:26 )
>ふみなさま あ、ぐずぐずしてる間に「完全版」ごらんになったのですねー。ごめんなさぁい…(汗)ベッドシーンのアップってでも恥ずかしくなりません?見ていて。私だけか… / かねちゃん ( 2000-11-16 22:08 )
こちらの地方ではまだ「危険な関係」再放送がないので、レンタルで完全版借りてきてしまいました。第1話、衝撃のベッドシーンは2人の表情のアップが全然なくて、ちょっと不満・・・(笑)せっかく美しいふたりのシーンなんだからもうちょっとサービスカットあっても良かったのに〜〜。月に29日は1人で寝たいひとなのね。有季子さん・・・。 / ふみな ( 2000-11-16 20:24 )
でも嵯峨も記憶を消されてもなお、消えることのない罪悪感から事件に巻き込まれていく。その頑固なまでの律儀さは賞賛に値するのでは。由夏が涼平や第4の犠牲者といるところを目撃していながら平気で治療を始めたとしたら、却って人間性を疑います。それは人の日記を盗み見るのとかわらぬ卑劣な行為。情けないように見えながら、なかなか立派な奴ではないかと思うのです。そもそもあんな想像を絶する事件にまきこまれて、普通の人間が対処できるものだろうか。 / こめ ( 2000-11-16 12:43 )
有季子と鷹男の出会い、かねちゃんと同じように疑問に思い、よこさまと同様の結論に達したのでした。なので私も続きを希望(ってこんなに要望ばかり出していていいのだろうか)。鷹男は理想の年下というより事件のあと人生にまともに向き合ってからの彼は理想の人間なのでは。もともと包容力も洞察力もあり、多少の事ではめげず、自分をしっかり持っていて巻き込まれない。二十歳を過ぎた人間に対する母性本能は持ち合わせていない私は、自分で自分の始末のできるいい意味の大人に一番惹かれてしまいます。 / こめ ( 2000-11-16 12:42 )
確かにハムテルでも二階堂くんでもいけそー(笑)。二階堂くんの方が表情豊かでやってみてほしいかも。パブリックイメージとも合いそうだ(笑)。でもまー、ドラマ化しないんですよね。 / あっくん@漫画の話ばっかり出てくるな ( 2000-11-16 11:33 )
>よこさま な、なるほどー!そのサイドストーリーぜひ「ざつぶん」で続けて下さーい。もっと聞きたい聞きたい♪ / かねちゃん ( 2000-11-16 06:54 )
ワタシもみてきた、それ系・・。嵐って説、たしかに浮上〜。くぅぅー。っもっとイヤだぁ。だいたい何人組かもしらん・・。嵐・・・。 / あやや ( 2000-11-16 01:17 )
かねちゃん、ワタクシサイドストーリー考えたのー!! 有季子がごーいんな捜査してる途中(都屋事件とは別件ね)ひょんなことから別件のネタ取材中の鷹男と出会う・・・だったりしてー!とか / よこ@寝言は寝て言え(爆) ( 2000-11-16 00:44 )
あやや様、ドラマ系BBSによると「嵐」主演との噂が〜!!>1月土9 ますます混沌としております。いったいなにがなにやら・・・ををを〜。 / よこ ( 2000-11-16 00:39 )
たら子母さま>イナガキびびり役、もしくは謎解き役やらせたら天下一品でございまふ。そーいう印象から怖い系&ミステリー系のお仕事が多いのかなあ、と。ホームコメディなんかもうまい人なんですけどね〜。 / よこ ( 2000-11-16 00:37 )
しょーもないことですが、有希子と鷹男はいったいいつからのつきあいなのでしょーか。@大学の同級生 A鷹男の仕事がらみ B有希子の仕事がらみ…去年から気になってるんですけどどう思われます? / かねちゃん ( 2000-11-16 00:13 )
>あややさま 「イナガキ@二階堂」説もあるらしいでした(笑)髪型のせいでしょうか。 / かねちゃん ( 2000-11-16 00:08 )
そう言えば、「動物のお医者さん」事件で色々な掲示板を覗きまくってたとき、ハムテルのイメージは稲垣吾郎がいいっていう意見がかなりありましたよ。ホントは堂本剛らしいけど・・(泣) / あやや ( 2000-11-15 23:34 )
吾郎君、私にいは最近、ミステリーやちょっと怖い話のイメージが定着してしまいました。 / たら子母 ( 2000-11-15 23:33 )
「ストーリーテラー」という側面から見れば鷹男の出番自体は妥当なとこといえるのかもしれない。あれ以上出過ぎたり、魚住サイドに食い込んだりしたら全体のバランスが悪くなるかもしれない。なにしろこれはトヨエツドラマだし。そしてその語り部たるポジショニングがあれほど見事に出来る同年代の俳優がどこにいようか! 我々は彼のファンであるという幸運を神に祈り、誇りとし、もっと手放しで褒め称えていいのだ!!という考察も再放送なればこそ、出来るだけたくさん見たいのは人情・・・ですよね>TERESAさん  / よこ@しょせん煩悩のかたまりっす ( 2000-11-15 22:40 )
鷹男ちゃん。出番少なすぎぃ〜。あっ、今鷹男のアップなのに、その画面ここでカットされちゃうの?もっと引っ張ってよ〜。と心の中で常にツッコミを入れながらドラマを見ていた自分を思い出す(笑)鷹男ちゃん、魚住の重厚な存在感とくらべるとちょっと影が薄かったけど、不思議な存在感がありましたね〜。浮世離れというのはナットクです。 / TERESA ( 2000-11-15 21:24 )
鷹男に比べると、白昼夢の世界に存在している「催眠」での嵯峨先生という人物の妙なリアリティが思い出されるのでした。なにをやってもからまわり、由夏を信じる根拠のない自信だけは人100倍、出来ることと言えば催眠治療だけ・・・ラストシーンありがちな「由夏の亡骸を抱いて号泣!なきじゃくりながらなおも由夏の催眠を解く言葉を呟き続ける」となりがちな演出法に背を向けるような狂気ともいうべき静かな悲しみ・・・比較して鷹男は女性にとって理想の年下男すぎるかな?とも思います。 / よこ ( 2000-11-15 18:37 )

2000-11-15 心斎橋探訪記。後半。

(続)幸いレジは待ち客もなく、スムーズに精算&受け渡しができた。
リハのかいあって


「5番とごろーちゃん2枚組(結局「ごろーちゃん」にしたのだった)ください」


とごくさらっと大人の女性って感じで言ったつもり・・・ところが・・・レジのおばさまが(いや、ほんとに一人だけ見た目50代って感じの女性がレジにいたのだ。皆白いジャニーズっつーロゴ入りのトレーナーなのに彼女だけ黒服であった)食わせ物であった。


おばさま「・・・は?」
ワタクシ「へ?」
おばさま「もいっぺんゆーてくださる?」
ワタクシ「・・ですからー・・・5番とごろーちゃん2枚組をー・・・」
おばさま「ああ、わからんわ、ごめんなさーい、かわってんか?」

バイトに変わるおばさま・・・結局合計3回申告してやっとこさ、ひげごろにご対面!!

あああああ、かっこええー!! 来て良かったよ!! 心斎橋ぃ&ジャニショ!!

あ、私の後に並んだおともだちは「私もおんなじの」の一言で楽々ひげごろをゲットしちょりました。くっそお。

追記)今回ジャニショですんごく気になったグッズ・・・それはTOKIO城島リーダーの顔写真がプリントされたビデオケース。台湾屋台にありそうなばったもん感と城島リーダーのニンと相まってすごく惹かれた(爆)裏には炎に彩られたTOKIOのロゴ入りのイラストが・・・すげえなあ、TOKIO。好きになりそう。


それにしてもなかなか刺激的な経験でありました。パスタもアイスティーもエスプレッソもおいしかったし・・・また行こね、ふくちゃん(^^) 

先頭 表紙

ふくちゃん、あたたかいお言葉ありがとうございます。このサイトで言うべきではないのでしょうが、ひげでさえなければ…。 / こめ ( 2000-11-20 08:19 )
心斎橋店だったら、お供致しますわ(笑)>こめさま    原宿はちょっと無理(^^;) / ふくちゃん ( 2000-11-17 23:00 )
私も先日、生まれて初めてJショップ行って来ました。事前知識もなく行った小心者コンビ。宝の山を期待し、胸と懐を(わざわざ銀行で下ろしてきた)膨らませ、勇気を振り絞り入店。これだけ…茫然自失。あまりのショックに髭に立ち向かう勇気も消え失せ、少ない戦果と大いなる失望を胸にし原宿を後にしたのでした。時間と空間を移動しよこさまのとなり、いえふくちゃんの次にでも並びたかった…。 / こめ ( 2000-11-16 11:16 )
ふくちゃんはジャニマガも買ってました。ジャニ所属@デビュー組でリレー形式のメッセージ交換があってヒガシ先輩は「七色インコ」を「虹色インコ」と呼ぶなかなかに高等なオヤジギャグをかましてくれる良き先輩でした(わらひ) / よこ ( 2000-11-16 00:49 )
先日私もこの歳にして生まれて初めてジャニショに行きました。とんでもない事に私は恥ずかしくて連れて行ってもらったお友達に私の分も買って貰いました(情けなひ)。でも髭ごろー、本当にかっこええ〜!! / サイトー ( 2000-11-15 23:29 )

2000-11-13 心斎橋探訪記。前半。

行って来ました、行って来ました!!。心斎橋探訪!!
まずは約束の時間よりちょっと前に到着、これは予定通り。OPAやらそごうやら大丸やらうろつく。徐々にクリスマスモードになっていく(売り場によってはすでにすっかりクリスマス!!)街並みと人の流れの多さにびびりつつ、あれやこれや見て回りました。
花屋さんで観葉植物やハーブ鉢植えを見て思わずお持ち帰りしたくなったが、自らの無精を省みてやめときました(爆)今までの流浪の地は全部田圃にかこまれた土地ばかりだったので緑に飢えてるんだ、きっと。


で、無事ともだちと合流。パスタなぞつついて「今後の稲垣吾郎」の展望なぞ語り(ネタのないときにおいおい出して行こう、ふふふ)待望のジャニショに。


通りからちょっと入った所にある白いビルの1階、ひんぱんに少女たちが出入りしておる。おお、あれがジャニショ!!?? 早速入店、中は女子中高生がおめあての写真を物色中・・・壁にグループごとに分けて6枚セットとか2枚セットとか組み合わせて、展示してある。番号札も備え付けてあって、それを持っていくとおめあての子の写真が無事手に入るというシステムだ。迷うことなく稲垣吾郎2000年限定ひげセット6枚組生写真の番号札5番をゲット。もういっこの2枚セットの方は各自レジで申請すると店員さんが出してきてくれる模様・・・。むむむ、直接交渉とな!!??(おおげさ)あのかわいらしい少女の列にならんでレジのおねいちゃんに「すみません、五番と稲垣君の2枚セット、お願いします」だのいわなきゃあの2枚セットはゲットできないわけだ!!これは思いがけない障壁が立ちはだかったもんだ!!(だから、おおげさ)

「すみません、五番と稲垣君の2枚セット、お願いします」

「すみません、五番と稲垣君の2枚セット、お願いします」

「いや、まてよ。ごろーちゃんのほうがいいかな?」

などと口の中でそっと一人リハ(爆)


しかし、とにかく驚かされるのはジャニーズジュニアののべ人数の多いこと。まあ、いろわいるわ、せいぜいわかるのは「嵐」まで(これだって名字と顔がやっとこさ一致する程度)「滝沢くん」だの「今井くん」だのドラマに結構出てる組はまだわかる。だがしかし、基礎知識がおっつかない、ジャニーズ流人海戦術に息も絶え絶えになる瀕死のよこなのであった。


さあ、はたしてよこはレジのおねーちゃんに見事稲垣君の写真2枚セットを要求し、ひげごろ写真をゲットできるのだらうか!!??
後半に続く(をい)

先頭 表紙

億・・うんっ・・!受け取ったぞーい!あっ!ぼけてる!電波障害か!? / 水美 ( 2000-11-18 12:09 )
うまいっ、うますぎる! >ふくちゃん しかし師走間近の「心斎橋」…心が沸き立ちますねー。よこさまのレポ読んで「あー行きたいなー」と思いました。 / かねちゃん ( 2000-11-14 23:50 )
ふくちゃん、それは後半にとっといたオチ(爆)悪人と言うより君は策士だ(わらひ) / よこ ( 2000-11-14 13:31 )
水美さん、おねーさんちには画像アップするパーツがないのじゃ。念力でビジョンを送るぞ、むんっ!!(ばか) / よこ ( 2000-11-14 13:30 )
言うべき台詞に迷って、よこさんを先に行かせた私は悪人でしょうか(笑)   ちなみに私は言った「同じのね」 / ふくちゃん ( 2000-11-14 00:09 )
絶対ひげごろゲットして、画像あっぷ!して!うふふ。 / 水美 ( 2000-11-13 21:31 )

2000-11-12 と、いうわけで・・・。

重い重い課題のひとつめ「催眠」レビューも終わったし、ワタクシ、本日は心斎橋にお友達といってまいります・・・。目的地は「ジャニショ」(爆)←ジャニーズショップの略。違法でないきちんとしたルートのジャニーズ事務所所属タレントのグッズがめじろおし(とはいえ、寄る年波か(おい)SMAPのゾーンは年々Jrちゃんたちに侵食されておる模様)目的は一つ、アイドルにあるまじき期間限定グッズ!!ひげつきイナガキの写真である!! ひげゴロー、めっぽう好きなのよ〜、るんたった。


それでは帰宅後のよこの心斎橋探訪記にご期待ください・・・ふふふのふ。

先頭 表紙

それはもうショックラージでした(わらひ)リベンジしてやるぞ。 / よこ@ショックラージがツボにはまる ( 2000-11-16 00:46 )
そーだ、今思えば去年Jショップ行ったのは12月24日の朝でした…前日「危険な〜」の最終回見て目が腫れ腫れだったのでした(涙)。出来た写真は背後霊だった…やっぱリベンジだ。 / かねちゃん ( 2000-11-14 23:54 )
えーっ!それはショックラージですねぇ…しかし昨年のプリクラ、さらにその1年前と同じ(何回やっとるんだ>自分)なつかしや「森慎一」ヴァージョンだったのでありました。たぶん12月には新生!嵯峨先生(ただしヒゲなし?)ヴァージョンのプリクラが登場することを祈って。そしたら原宿行こ(笑) / かねちゃん ( 2000-11-14 23:45 )
かねちゃん、悲しいお知らせがあります・・・プリクラ、機械はあれど作動してなかったっすー(なみだ)でも多分ひげごろではなかろう、ゆえにそこまでのダメージはなかったわ(って、撮る気だったのがばればれ) / よこ ( 2000-11-14 13:35 )
たら子母さま!! すごかったよー!! 少年少女パワー!! だがしかしウチの息子と同い年のジャニーズのぼうやもいるのだと思うと人生色々ね、と思ったことでした。 / よこ ( 2000-11-14 13:33 )
わあーお。昨年末、心斎橋のJショップでプリクラ撮りました(やるなよ>自分)12月頃にニューヴァージョン入るとか。期間限定ヒゲヴァージョンだったら…行っちゃうかも(笑) / かねちゃん ( 2000-11-12 21:14 )
ジャニショの実況レポート、ご報告心待ちにしておりますわん。 / たら子母 ( 2000-11-12 10:52 )

2000-11-12 「催眠」 Last Case 最終章 「そして、世はこともなし その2」

・・・そしてエンドロール・・・

静寂の夕暮れ時がそれぞれの下に等しく訪れます。

東都大学付属病院・・・

病室では達也君が桜庭さんに見守られながら食事をとっています。

別の病室では倉沢先生と朝比奈先生が・・・静かに白いベッドに身を横たえています。
静かに直線を描く心電図のモニター。

春日家では夕餉の支度が整えられました。嵯峨先生、戻っておいで、あなたには待ってる人がいるんだよ、と呼びかけるような平和な光景。

嵯峨先生は夕日に照らされた美術館で冷たい由夏の肩を抱き、静かに詩を呟きます。


マドカラヒラヒラトトンデキタチョウハ・・・
シカシピンヲハネノケテフタタビトビタツコトハジユウダ
フタタビトビタツコトハ・・・ジユウダ・・・


(↑ずっと冒頭で語られてきたこの詩、このドラマのテーマとも言うべき詩なのですが繰り返しの部分は「フタタビトビタツコトハ・・・」で、フェードアウトしておりました。最後の最後、きちり、とピリオドが打たれ、音もなくすうっと流れていくタイトルロールもまた静かなフィナーレにふさわしいものといえましょう)


そして1年後・・・。


再び嵯峨先生に暑い夏が訪れました。
夏の街を歩く嵯峨先生、その傍らには元気になった達也君がいました。
風鈴の音響く中、二人は笑顔で夏の下町を手を携えて歩いて行くのでした。
(賛否両論のこの「一年後」のシーン、私は救われました。あってよかった、うん)
じゃんけんぽん、あいこでしょ、と戯れながら歩く2人。こそくにもずるっこをして(わらひ)達也くんに勝利する嵯峨先生。(第一話では心理を読んで春日じいちゃんから勝利をおさめているというエピソードがありました)彼は「催眠」を捨てたのか? 否か?


それでも、達也くんを救い、ある時は達也くんに救われながら二人はこの1年寄り添って生きてきたのでしょう。由夏の思い出を胸に・・・。
それからも、二人ともどうぞ幸せでありますように、と祈りつつ、


「催眠」テレビドラマ版、一巻の終わり。ご静聴ありがとうございました。ふう。

先頭 表紙

ビュッフェ、大原美術館で見た絵はちょっと好き。大阪の松竹座に彼の描いた「暫」があるのには驚きました。なんでまた…って。 / かねちゃん ( 2000-11-17 00:03 )
私もクリスティは好きでほとんど読んでます。ハーリ・クィン氏が大好きなのです。あれを舞台化してはどうかしらん。そして宮部みゆきも文庫本はすべて持ってます。今は「理由」が文庫になるのを待ってます。北村薫も好き好き好き! / かねちゃん ( 2000-11-17 00:00 )
こめさま、クリスティは全部持っています。宮部みゆきさんのはO監督が「レベルセブン」を映画化するかも、という話を聞いて「火車」も読みました。この何年かはリーガルサスペンスも好き。それからジョナサン・ケラーマンの児童専門の心理療法士のアレックスシリーズも結構好き。でも吾郎くんのおかげで三島由紀夫にはすごくハマリました。続きは鷹男ちゃんのところで。 / サイトー ( 2000-11-16 23:13 )
サイト−さま、うらやましい。私は、お年玉、誕生日、クリスマスとあらゆる機会を利用し揃えたのに。私も海外ミステリー好きです。ホームズ、ルパン、クリスティは全部持っています。ペリィ・メイスン他多数所持。国内では宮部みゆき氏が好き。「火車」の頃から全部読んでいます。先日も「あやし」を読了後思わず『こわい』と呟いてしまいました。幽霊系には強いのですが人の心は怖い。人の心には鬼が棲み、人が生きて行くということはその鬼と折り合いをつけること。でも鬼が棲むからこそ人生にも味がでる。(感想) / こめ ( 2000-11-16 13:45 )
かねちゃん、「大人になれよ!」は切ないですね。自らを叱咤することばでもあり、えっちゃんに対する愛情が感じられて…。人はなかなか、いい意味でも悪い意味でも大人になれませんね。一生なれないかもしれない。 / こめ ( 2000-11-16 12:40 )
興味はありますが、画集を?万円だしてまでは…。パンフならともかく。あまり好みが一致しなくても、いつも言うように彼の作品が見たいのであって、身近で交流するわけでなし、全く構わないのですが…。なので私は好きなターナーと東山魁夷の画集をながめ、「美しい日本の…」は持っていなかったので、代りに「狭山丘陵四季物語」という写真集をみて、静かに眠りについたのでした。 / こめ ( 2000-11-16 12:39 )
吾郎さんが欲しいけど高いので画集で我慢したという「ベルナール・ブュッフェ」(13日談)。手元のパンフによると、「抽象派に対する具象派のプリンスとしてもてはやされた。(中略)第二次大戦後の不安をペシミスティックに表現した」とある。(視聴後、夜中だというのにこれまで行った美術展の資料を漁った)そのパンフにある絵は消費税も入れるとおよそ3千万円。だがこの絵は人間より大きいし、生存中の値段でもあるし、6〜7年まえとは経済状況も違うのでどこまで参考になるかわからないが──たしかに高い。 / こめ ( 2000-11-16 12:38 )
皆様、いろいろとさりげなく共感してくださってありがとう。それと、わたしも皆様と同じで、イナガキ氏のエッセイは一般書として充分鑑賞に堪えるとおもわれるので(特に最近のものは)、普通の人でも手に取れる作りの方がいいのではと思います。エッセイはエッセイ、写真集は写真集で出版してくださるといいのですが。 / こめ ( 2000-11-16 11:18 )
よこさま、たしかにキノやんのような人が正当に評価される世であっては欲しいですね。誤解されやすいタイプですしね。誰かさんと同じで。特に今は言ったもの勝ちというか内容に関係なくキャッチフレーズ勝ちというか。言葉のすり替えやごまかしだらけで。『おいおいその言葉はいつからそういう意味で使われるようになったのかい。』と、つっこみを入れたくなるような不正表示まがいの使い方が横行してますから。彼のようなタイプが正当に評価されにくい時代ですね。言葉の空疎化は国会だけではない(ちなみにありがちな無党派です)。 / こめ ( 2000-11-16 11:16 )
>サイトーさま ストスマ吾郎くんでしたか。まだこないだろーと安心してた(汗)個人的な希望としてはあんまり「タレント本」みたいな造りにしてほしくないな、と思います。どうなるんでしょうね。私は国産ミステリばかり読んでますが、ここでいろんな方に示唆を受けて視野が広がってきました。ありがたい。 / かねちゃん ( 2000-11-16 00:03 )
「僕が僕で〜」全編通じてずっと冷静だったキノやんが、えっちゃんに「大人になれよ!」と思わず感情を爆発させるところの表情がとても印象的でした。話戻してごめんなさい。 / かねちゃん ( 2000-11-15 23:58 )
ごろさんの演技について日頃思っている事と同じ思いの方ばかり・・と大変嬉しゅうございました。読みながらひとつひとつ頷いていました。ところで、エッセイ集ですが、昨日のストスマで”海外で写真を撮られたり、取材をしたりしてエッセイに加える企画がある”みたいな話してました。ああ、写真ですって、写真!!(でもそうなるとファンの為の本みたいになってしまうのかな、てちょっと複雑) / サイトー ( 2000-11-15 23:25 )
こめさま、私も両親共に洋画・洋楽ファンでありまして、教育ママにあてがわれた名作全集を訳も分からずに読んだ10代(遙か彼方・・)なので、ほとんど頭に入ってもいらず、今は外国のミステリーばかり読んでいる毎日。でもゴロファンになってまた読む本のジャンルも広がってきました。楽しいです。 / サイトー ( 2000-11-15 23:18 )
ふみなさま 「催眠」シリーズフィナーレ(といわれていますね>公式BBS)と言われる「運命の啓示」有終の美を飾れるのか!!??はたまたまたしても続編へ続く!!的なオチで煙にまわれるか!!?? 楽しみにしつつ12月を待っております。そのあとはイナガキエッセイ集・・・かな? 本屋の楽しみ(熱望) / よこ ( 2000-11-15 18:48 )
こめさま、「僕僕」で仲間の死に直面したときの絶叫し、医師につかみかかるリキを押しとどめ、打ちひしがれて呆然とする仲間たちの中でてきぱきと遺族に連絡をし、残された恋人にまでいろいろと心配りをする「きのやん」が愛おしかった。ああいう人が理解され、報われる世であってほしい、というのはおおげさでしょうね・・・(てれ) / よこ ( 2000-11-15 18:43 )
よこさま、ご苦労様でした。私も2001年夏・・のシーン賛成派です。2度までも「ゆか」に死なれて、また冬眠なんて、悲しすぎます。達也君と時計屋さんおじいちゃんとさっちゃんのおかげかな?「じゃあ、ごちそうになろうかな。」のセリフの時の吾郎君の微笑み、忘れられません。ところで12月「千里眼」シリーズ最新刊出ますよね。知美ちゃんは、岬美由紀は、入江由香は、そして嵯峨先生はどうなるのでしょうか? / ふみな ( 2000-11-15 15:34 )
えらそうなことを書きましたが、「催眠」の第一話をみて、単純にやはり主役がいいなと思いました。脇を出来るだけの実力は確かにありますが、「贔屓」としてはこれだけ華のある人間を脇にするのは忍びない。脇は年を取ってからでも充分できますし。鷹男は魅力的ですが、あまりに出番が少なく、次は鷹男君タイプを主人公にした話を作って欲しいほどでした。豊川氏の演技力には敬服しましたが、彼がいくら魅力的でも有希子に共感できませんでした。やはり脇に置くには魅力がありすぎる故かと…。 / こめ ( 2000-11-15 09:48 )
最近の映画は技術面でのリアリティは向上しているけれど、年月に耐えられるものはあまりないように思う。昔の映画をみると、セットなどはいかにもだけれども内容は今時の映画より、余程心に響いてくる。商品と作品の違いなのでは。ドラマも企業にとってはやはりその時大勢に見てもらうということが大事なのは当然としても、ビデオのあるこの時代、作り手は時代を超えて残る作品ということも視野に入れていくべきなのではと思います。ただやはりスポンサーあってのことなので、そのあたりの難しさが「催眠」に出てるような気がします。 / こめ ( 2000-11-15 09:47 )
「踊る大捜査線」も静かな切れ方が却って怖かった。おどろおどろしい設定もなく、晧々とした蛍光灯の光のなかで、しかも人質たちのコミカルなやりとりの余地を残しながら恐怖を感じさせるという難しい設定をよくクリアしたと思います。あの乾いた恐怖というのはなかなか描けるものではありません。しかもおおもとの番組設定はコメディなのですから。でも今はまんが的なわかりやすい演技、演出のほうが視聴者受けがいいそうですね。でもそれに流されていったら、その先には何があるのでしょう。情緒のない世界?  / こめ ( 2000-11-15 09:45 )
「僕が僕であるために」の中で友人の死を迎えた早朝のしらじらした雰囲気、あの演出も稲垣氏の静かな演技が生きていましたね。わかりやすく直ぐ号泣させる演出が多い中でリアリティがあり、とても印象的でした。私は思う。人は大事な人を亡くした時、心が壊れてしまわないように神経系統を遮断してしまうのではないか…あたかもブレーカーがおちるように。薄皮一枚隔てて現実が外側を流れていく、そして数週間後突如襲ってくる感情の塊。号泣。それが私の知っている現実の死。 / こめ ( 2000-11-15 09:44 )
かねちゃん、さっそくありがとう。無理をいいました。なかなかおもしろそうですね。まず図書館などあたってみます。「半神」変換間違いです、ごめんなさい。神が正しいのですよね。 / こめ ( 2000-11-15 09:43 )
>こめさま 自分の発した言葉がそのような影響を与えたことに驚き、また嬉しい気持ちです。ありがとうございます。「ギャラリーフェイク」元メトロポリタン美術館のキュレーター、今は贋作ばかりを扱う(表向きは!)画商フジタが主人公です。「ソムリエ」美術版…みたいな話かな(?)要領を得ない説明で申し訳ありません(汗)現在18巻くらいまで出ています。 / かねちゃん ( 2000-11-13 22:53 )
このドラマ全体に流れる蝉の声と風鈴の音色、とても印象的で好きでした。>サイトーさま 1年後のシーン、ほんの一瞬だったのが、タイムマシーンで彼らの姿をちらっと見に行ったようで嬉しかった。 / かねちゃん ( 2000-11-13 22:52 )
よこさま,忘れるとこでした。「ファウスト」、私も頭に浮かんだのですがファウストはねえ〜と思ってしまいました。メフィストという手があったとは。でもどちらが演じ甲斐があるのだろう。台本次第とは思いますが。ゲーテの「憧れを知る人だけが私の悲しみをわかってくれます」というフレーズを最近新聞で目にして、思わず詩集を読み直し、その時ちらっと思ったのですが。 / こめ ( 2000-11-13 10:59 )
そうそう、かねちゃん、前回伺おうと思ってスペースがなくなってしまったのですが、「ギャラリーフェイク」とはどのようなお話なのかお教えいただけますか。 / こめ ( 2000-11-13 09:28 )
G氏ファンと言う以外はほとんど共通点もなく。以前申告した相違点以外にも両親共洋画ファンでしたので洋画の方が好きですし…とこちらのHPの雰囲気をこわしてはと逡巡していました。私自身は自分と違う観点を持った人というのはとても興味があり,好きなのですが。世界が拡がって楽しくなりますものね。事実皆様から新しい知識を頂き私も図書館で探しものをする楽しみを久々に味わえそうです。興味がマンネリ化してましたので。本当に皆様ありがとう。よこさまの察しのよさに感激してついまた長々と語ってしまいました。 / こめ ( 2000-11-13 09:27 )
しかしよこさまは、行間を読むのがさすがですね。私が示唆したかったことを即座に読み取ってくださって(反体制がどこの形容詞となるのかを)。最初に私が書き込んだときもそうですが、皆まで言わずに通じる勘のよさにつられて見るだけのつもりでいましたのについ飛び込んでしまいました。直接背を押したのはかねちゃんの言葉が日頃私が思っている事と全く同じだったからですが。 / こめ ( 2000-11-13 09:26 )
あらためてただものではないと思わされました。催眠のシーンでも冷静に見ればただふたり横たわっているだけなのにドキドキするほどのムードを構築していましたね。嵯峨先生に関してもいろいろな意見がありますが私は医者としてはともかく恋人としては合格だったのではないかと思っています。恋人が信じてやらずに誰が信じるのか。とことん信じたからこその結末ではないかと。 / こめ ( 2000-11-13 09:25 )
よこさま、本当にお疲れ様でした。わたしも最後のシーンで救われたと思っています。皆さんの形容詞プラス私は「空気で演技する男」って言う形容詞を捧げたい。雰囲気を作るのが上手いというか我が家では空間の魔術師と呼んでいます。七色インコのとき秘書が敵役と知らないうちから感じられた不機嫌さ、それもたしか彼は背をみせていました。何をこの人は怒っているのだろうと最初の観劇のときに思ったのでした。席もS席最後列という後ろですから近視の私には背中の表情でさえ見えないのに感じさせたこの技量。 / こめ ( 2000-11-13 09:21 )
パチパチパチ・・・よこさま、ご苦労様でした。今時間があるとまた「催眠」を見ています。ごろう氏の静か〜な演技いいなぁ。かねちゃん、「小鼻で演技する男」って、最高。この最後の静けさがとっても私は好き。病室で永遠の眠りについた親子のバックにかすかに聞こえる蝉の鳴き声が夏の終わりを感じさせて。私も1年後、賛成派。DVDの販売は是非是非希望だわ。 / サイトー ( 2000-11-12 23:33 )
故あって「僕が僕であるために」観ました。「催眠」よりもお若いふたり。でもやっぱり白衣姿。そして少年も。…ちょっと連想(笑) / かねちゃん ( 2000-11-12 21:10 )
よこさま、お疲れさまでございました。あのラストの凝縮度、ホントにすごいでした。「危険〜」時には「ノドで演技する男」と呼ばせていただきましたが、今回『飛ぶ蝶』の絵に気づいた瞬間の彼を「小鼻で演技する男」と呼ばせていただきました。最後の悲しみを、叫ばず静かに見せた嵯峨先生、まことによかったです。はぁ。 / かねちゃん ( 2000-11-12 21:10 )
いや〜思い出しますね〜。あの風景、あの場面!このドラマ、視聴率は置いておいて、公式HPの掲示板を見る限り、映像、音楽共にその美しさを絶賛する声が多かったですよね。(もちろん、嵯峨先生が吾郎様でなければ、その美は完成しなかったでしょう。)ビデオもレンタル化は決定だそうですが、販売orDVDでの販売も期待したい所ですな〜。 / TERESA ( 2000-11-12 11:00 )

2000-11-12 「催眠」 Last Case 最終章「そして、世はこともなし その1」

嵯峨先生は走ります。
愛しい女を救うために、そして彼女を傷つけた少年時代の贖罪のために。
階段の手すりは血で染まり、呼吸は荒く・・・それでもなお足を止めぬ嵯峨先生。
やがて階段を上りつめると・・・そこには白い面の由夏がぼんやりと立っていました。
よぎる安堵の表情、せつなく潤むまなざし。嵯峨先生は優しく、しっかりと由夏を抱きしめます。

「よかった・・・」

「絵、見てないんだな・・・」

「よかった・・・」

ああ、この作品、口酸っぱくなるまで愛してるだのラブラブシーンを見せつけられたりしました。しましたが、このたった一分に満たない嵯峨先生の姿が、せつなさが、背中に回った指が、今までのどのシーンよりも、何よりも雄弁に由夏への深い愛情を醸し出しているのは見事と言うべきか皮肉と言うべきか・・・(おっとっと)嵯峨先生は思いました。これで由夏は救われる、と。なにもかもやり直せるはずだ、と。

次の瞬間嵯峨先生の視線はみるみる変化を成して行きます・・・。
その目前の金属の柱には・・・かの「蝶の絵」が浮かび上がっていました。驚愕し、反射的に振り返る嵯峨先生・・・そこには「そこにあるはずのない」「蝶の絵」がありました。(美術館を秋口に訪れた人は第二話にあったはずの展示場所からロケの場所に移動していた、という証言をなさっております。ロケのために場所を変えたのか、はたまた展示の関係で場所が変わったため、現場で新たな着想を得てそういう展開の画面になったのかは素人には想像の域を出ないことではありますが・・・「映し出すもの」を上手く使った演出がいいのだ))


ゆっくりと崩れ落ちる蒼白の由夏、抱きとめる嵯峨先生。 
二人に追いついた外山警部と道警の面々もただただ。2人を見守ることしか出来ません。


「ごめんね・・・こうするしかなかったの・・・あなたを守るには・・・」

「私ね、あなたのこと恨んだ事なんて無い・・・」

「ずっと好きだった・・・私の・・初恋だった」

優しくほほえむ、幼子に語りかけるような聖母の様なその声は、その姿は、まさに嵯峨先生の愛した、蒼井由夏その人でした。

「由夏・・・由夏・・・死んじゃだめだ・・・由夏!!」

脈を取り、ソファにもたれかけさせ・・・それでも催眠を解くことしか彼女に出来ない嵯峨先生。ああ、なんと己の無力なことか。


「いいですか、あなたは手を叩くとあなたは催眠から目覚めます」

「私の合図で催眠がとけます」

そんな嵯峨先生の声を遮るように由夏は語り続けます。

「・・・達也君のこと、お願いね」

「俺の声を聞いて!!」

「私の合図で、催眠がとけます・・・さん・・にぃ・・・」

そんな嵯峨先生の首筋に、やさしく愛おしく指を伸ばす由夏。ほんのわずか前までその同じ指で嵯峨先生を亡き者にしようとしたその白い手は、今度は嵯峨先生に生きなさい、と優しげに囁きかけます。思わず声を止める嵯峨先生。

「ありがとう・・・」

微笑みさえ浮かべながら聖女は呼吸を止めました。
彼女の躯に顔を埋め、声もなくただ身を震わせるばかりの嵯峨先生。いつしか彼は涙に濡れた顔を上げ、声を詰まらせ、とりつかれたように由夏の躯に語りかけます。

「いいですか・・・私の合図で、あなたは催眠から目覚めます・・・」

「私の合図で、あなたは催眠から目覚めます・・・」

「さん・・・にい・・・いち・・・!!」

ぱあん、と手を叩く音が響く美術館。「なにやってんですか?」といぶかしがる道警の警官に外山さんは答えます。


「催眠だよ・・・」と。

先頭 表紙

「俺の声、聴いて!!」の嵯峨先生の声に号泣〜〜。エンディングの曲大好きだけど、最終回はBGMなしが演出上、大成功と思いました。もう1回ビデオで見直したくなってしまいました。 / ふみな ( 2000-11-15 15:45 )
ああ、何回繰り返してこのシーンを見た事か・・・ / サイトー ( 2000-11-12 23:25 )

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