2003-07-01 Birthday Memorial Cup in Nasu　1
2003-06-27 azzurriのお引越し　其ノ七
2003-06-13 azzurriのお引越し　其ノ六
2003-06-06 azzurriのお引越し　其ノ五
2003-05-29 azzurriの一足お先に映画鑑賞　〜Vol.2〜
2003-05-26 azzurriのお引越し　其ノ四
2003-05-21 azzurriのお引越し　其ノ三
2003-05-20 azzurriのお引越し　其ノ二
2003-05-15 azzurriのお引越し　其ノ一
2003-05-09 azzurriの一足お先に映画鑑賞　〜Vol.1〜

6月某日　6月28日に恒例の“ひまじんフットサル”に参加する予定だったazzurriに「6月28日空けとけよ！ちょっと早いけど、誕生日プレゼントだ！ゴルフに連れて行ってや
る！」と上司Sからのメール・・・「は？」。

先日、上司Sが主催する異業種懇親会にメンバー入りしたazzurriは（半強制的）、そのメンバーの一人にコースデビューを手伝ってもらう約束になっていた。彼はアン・ジョン・ファン似の甘いマスクにプロのキャディーも勤めた事があるという筋金入りのゴルファー。因みに上司Sは、知る人ぞ知る“天候を左右できる下手ゴルファー”コラムニスト。異業種懇親会のメンバーも大半がゴルフをやる人ばかりなので、メンツが揃えば「ゴルフへ行こう！」となってしまうのだ。

因みにazzurriのゴルフ歴といえば・・・
『プロゴルファー猿』にハマっていた舎弟に付き合って、プラスチックのゴルフセットで遊ぶ→社会人になり、上司がゴルフをやっていたので、教えてもらうもすぐ飽きる→当時、大好きだった人がゴルフを始め、一緒に行きたい一心で本格的にレッスンに通う→コーチとギャグのセンスが合わず、レッスンを止める→当時の相方に「一緒にコースをまわりたい！」と言われ、打ちっぱなしに通う→相方解消と同時にやめる→現在に至る。

ところが、最近、周りにゴルフをやる人ばかりになってしまった。
上司Sがプライヴェートでゴルフにまつわる活動をやっているせいもあり、オフィスの管理職連中がご多分に漏れず、ゴルフ好きオヤジだったり、お仕事でゴルフ関連の会社の方とお付き合いしていたり・・・“打ちっぱなしで打たれっぱなし”レヴェルのazzurriには時々会話に困ってしまう事も、、、
「ゴルフなんてオヤジのスポーツじゃ〜ん！」そう言って、ゴルフをなめているそこのあなたっ！！！
・・・そんな甘っちょろいもんじゃありません。
どんなに禿げ上がった頭でも、どんなに腹が出ていようとも、どんなに足が短くて、オヤジ臭くても、オジサマ方の足元にも及びません（azzurriだけかもしれないけれど）・・・それはそれは悔しい思いをすることでしょう・・・（azzurriにセンスがないだけかもしれないけど）。

そんな“打ちっぱなし”にしか行った事がないazzurriを上司Sはコースデビューさせてみたくて仕方なかったらしい。そして、腹を抱えて、思いっきり笑ってやろうと思っていたらしい・・・ゴルフ場サイトを眺めながら、急に思い立った上司Sは、異業種懇親会のメンバーに声をかけ、ちゃっかり予約まで取ってから、azzurriに冒頭のメールをよこしたのだ。

名づけて“Birthday Memorial Cup in Nasu”

この時点で、最後に練習場に出てから少なくとも3年は経過している。
スイングのスの字も忘れるほど、ゴルフから遠ざかっている。
忘却とは忘れ去ることなり。

クラブのセットはもちろん持っている。
グローブもクラブのカバーも、シューズなんて2足も持っている。
嗚呼・・・何が足りなかったっけ？
何着ていこう？

いや、それよりも、まともに打てるんだろうかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！

青い空と緑の芝、美しい花々と木々がazzurriを呼んでいる・・・


あっという間に28周年記念日（笑）。
転がる女にコケもオトコも運もつかないわん・・・。

先頭 表紙

あなおそろしや・・・既にお引越しから2ヶ月が経過しようとしているのに、まだ段ボールが7箱も残っている。その全てが靴と鞄の一部なのだから、泣ける。。。
嗚呼、慌ただしい：−（
（ちょっとだけ息抜き・・・死ぬほど企画書溜まってるけど）

そんなこんなで、
4月26日（土）：
エルメサーと喧嘩→家出
27日（日）：
そのまま家電の買い物→新居の掃除→友達に説得され、エルメサー宅に帰宅
28日（月）：
「THE CORE」鑑賞後、朝まで仕事（涙）
29日（火）：
荷造り・・・一人で黙々と続ける（因みに27日以来、エルメサーとはほぼ口をきいていない）。
夕方になり、ようやく話しをし、居候生活最後の晩餐を近くでとるも、食べているそばから口論になり、26日に勝る史上最大（←大袈裟）の大喧嘩！！流石にもうダメだと思った。。。なんだか何もかもがバカらしくなってしまった・・・とうとうパニックに陥ってしまい、少し錯乱してしまう。なんとか仲直りしたけれど（−＿−；
（そういえば、エルメサーのご両親からも「一緒にお食事をしましょうね。」って誘われていたのに、その予定日の27日もこの日もダメだったんだ、、、）

そして30日（水）、引越し当日・・・
9:00からお引越しスタート。荷物を全て1階に下ろしていたため、スムーズにトラックへの積み込みが終わり、その後、エルメサーと共に新居へ移動。雨に降られたが、荷物の運び込みもあっという間に終わり、少しくつろいだ後、ランチを食べに行く。
その帰りに、今度からご近所になる某ひまじんライターさんからお電話をいただいた！azzurriの引越し日を伝えてあったので、心配して電話をくださったのだ。優しくてあったかい言葉に胸がじ〜んとなりながら、お礼を言って、電話を切る。こういうさり気ない気配りができる人になりたいなぁ、、、

午後には、azzurriママが大阪の某デパートから送ったお布団が届く予定になっていたのだが、待てど暮らせど、電話が来ない。合間に仕事の電話が入ったりしていたのだが、キャッチホンついてるし・・・仕方なく、エルメサーのお茶道具を買うのと、新居の照明器具を買いがてら、新宿まで出る。

因みに、この日からazzurriはGWを実家で過ごすために帰省する（またか！！）。
飛行機の最終便を予約してあるとはいえ、時間が押し押し・・・エルメサーと別れ、ドタバタと新宿から戻ってきて、20時までお布団が来るのを待っていたが、結局、連絡すらこなかった。
結局、お布団の配達に振り回された一日となってしまい、飛行機に乗り、実家には帰れたものの、怒りはフツフツ・・・

azzurriママに状況を説明したが、マミーはazzurri以上にキレかけ、、、
はてさて、どうなることやら！！

余談だが、新居の照明器具はエルメサーからのお引越し祝いとしていただいた。
ありがとう♪
脚立も椅子もなくて、段ボールを積み重ねて足場を作ったから、取り付けるの大変だったけれど、明るくていい感じよ。
・・・ええ、みなさまのご想像通り、段ボールを自分の重みでぶち抜いてしまったわ！

先頭 表紙

6月11日（水）、久しぶりに日本代表の試合を観戦しに行ってきた（ジャマイ会Y氏、ありがとうございます〜♪）。
アルゼンチン戦を見逃してしまっていたので、先の日韓戦とでしか比較できないが・・・トルシエ・ジャパンの頃よりも選手にまとまりがない気がする。
もちろん、ジーコ監督になって間もないのだから、仕方のない事なのだが、個々で光る選手はいるのになぁ・・・「攻撃的なサッカー」？いやいや、パラグアイ戦は点が取れた試合だったでしょうに、、、もったいない。


と、パラグアイ戦の感想はさておき・・・

どちらの物件にするか迷いに迷ったazzurriは、最初に探していた物件を仲介する不動産屋さんから1週間以内に契約の件に関して連絡がなかったら、新しく見つけた物件の内見に行くことに決めた！
上司Sと同僚Nは嬉しそうだが、azzurriママには「あなたはお肌と喉が弱いのだから、空気のあまり良くないところはダメよ！お洗濯物、外に干せないでしょ！」と言われてしまう、、、うう…確かに（−＿−；。

結局、1週間以内に不動産屋さんから連絡が来てしまった。
そして、仲介する不動産屋さんから重要事項説明を受けた後、管理している不動産屋さんと契約を交わした。
管理している不動産屋さんの担当者に会ってみると「頼りなさそう〜〜〜！！！」と思わず口に出してしまいそうな人・・・azzurriと同じ歳ぐらいかそれよりも少し若い、、、しかも、鍵の交換もどうやらGW明けにならないとダメなよう。
「ホントに大丈夫？」と心配で仕方なかった、、、

なんだかんだと契約日が延びてしまったおかげで、のんびりと引越しの準備をしている時間もない・・・唯一の土日のうちの一日は上司Sが主催の「マス釣り大会」に行かなければならない。
引越し屋さんの手配は、引越し日の候補をいくつか挙げ、WEB上から相見積を取る手配をした。
家電については、上司Sが秋葉原クルージング（？）を提案してくれ、付き添ってくれたおかげで、価格調査だけはしっかりできた。因みにその時のテーマは上司Sが「結婚前のラブラブカップルの新居用の家電下見」なのに対して、azzurriは「10も年下の若い妻をもらえるので、嬉しくて言いなりになるオヤジ」・・・でも、azzurriももう若くはないし、上司Sはエルメサーと同じ歳だったりする。しくしく、、、

ところが、引越し日の調整がエルメサーとの間でつかず、引越し屋の手配も家電の手配もままならなくなったり、ようやく引越し日が4月30日に決まり、あとは荷物をまとめるだけ・・・という週末の夜にエルメサーと大喧嘩になり、わんわん泣きながら、おうちを飛び出したり、、、と散々な日々。
しかも、気持ちが不安定な時に家電を買ったものだから、あれやこれやと悩むのが面倒になり、予算よりも気に入ったデザイン重視で冷蔵庫とテレビと掃除機を買ってしまった・・・嗚呼ぁぁぁぁぁ（それでもかなり安く買ったのだが）。
しかも、家電の配送が遅れており、5月9日以降でないと発送できないと言う・・・この時点で4月27日。GWは実家で過ごすからいいようなものの、東京に戻ってきても暫く冷蔵庫とテレビのない、原始的生活を強いられることになる。

またしてもドタバタしたお引越しになっちまうのかよぉぉぉぉ〜〜〜！！！

先頭 表紙

2,3日後、無事に入居審査を通過した旨、不動産屋さんから連絡をいただいた。
このまま物件探しをしてくれた不動産屋さんが物件を扱う不動産屋さんに契約の手配をし、最終的にazzurriが物件を扱う不動産屋さんと直接契約を取り交わすことになる。
契約開始日は予定日は4月20日。
2週間ほどの間に契約を済ませ、引越しの手配をしなくてはいけない。

ところが、物件探しをしてくれた不動産屋さんの担当者から契約に関する書類が送られてきた際に電話がかかってきた。
「この契約、ちょっと待ってください。契約書と契約内容、手順に不信な点があります。こちらも仲介する信用問題がありますから、不動産屋と物件、こちらの方で調査します。」

はぁぁぁぁぁ？
マジですかい？

要は仲介する不動産屋が契約に際する重要事項をazzurriに説明する前にも関わらず、費用を全額振り込め・・・と言ってきているらしいのだ。
仲介する不動産屋さんの方でもまだ契約内容すら把握しておらず、それはさすがにおかしい・・・と。しかも、初めて取引をする会社だったらしい。

どうやらazzurriママにもその連絡がいっていたようで（一応、保証人）、前回のお引越しの件があるために「最初からついてない！前の時みたいじゃないの！いざという時のために別の物件も探しておきなさい！」とご立腹の電話がかかってきた。。。

全く、怒りたいのはこっちだ、、、
契約の日にちがズレればズレた分だけ、契約開始日が迫ってくる。
家財道具を入れる前の新居の掃除もあるし、引越し屋の手配もあるし、荷物の整理や家電の手配などもある。
それら全てを行う期間が短くなるうえ、ゴールデンウィークまで迫ってくる。
仕事の調整も早めに行わなくてはならない。
おまけにエルメサーからもその件なんかもひっくるめてちくちくと怒られるし、またしてもリバースしてしまったりしていた、、、

日にちばかりが過ぎ、どうにも動けない日々にまんじりとしながら、だんだん「どうして自分の事なのに、周りから怒られなくちゃいけないの？」と思い始めた。
噴火寸前を察した同僚Nが上司Sと残業ついでに飲みに誘ってくれたおかげで、プチ噴火（場所が上司Sの地元だったのはおいておいて、、、）。
その帰り道、酔っぱらったazzurriは、ほぼ習慣化している「不動産屋さんの前を通る時は必ず物件チェック！」をしてしまった・・・。

おや？

足を止めたazzurriに上司S、同僚Nの足も止まる。

「どうした？」
「なんだか素敵な物件が・・・。」
「この辺りは安いぞ〜。」
「ええ・・・夜中に一人で歩けないですけど。」
「そういえば、azzurriがSさんと口論して、泣きながら『頭冷やしてきます！』
って外に出ちゃった時に、いつまで経っても戻らないazzurriをSさん『この辺は危険なんだ！』って血相変えて探しに出てたもんね。」
「そういえば、そんなこともあったね〜（＾＾；でも、この物件、間取り・お家賃・築年数・駅からの距離、どれをとっても申し分ないわ〜！」
「ホントだ・・・いいじゃん！あっちやめて、こっちにすれば？」
「そうだよ。そうしたら、一人逆方向に帰らなくても済むだろう？スーパーもたくさんあるし、買い物にも困らないぞ！銀座からタクシーで帰っても安いし。」

外野の声と駅周辺の環境はさておき、駅からの距離といい、浅築のキレイなマンション、いたるところに収納スペースもあり、それでいてお家賃はかなり控えめ。
う〜ん、とっても魅力的。。。

その日から、すっかりその物件が頭から離れなくなってしまった。
嗚呼、どうしよう・・・。

♪あなたな〜ら、どうするぅ〜？♪

先頭 表紙

そろそろ引越しネタも飽きてきたと思われるので、別ネタで（笑）。

GW明け、休みボケをしている暇などなく、うまくまわらない仕事に追われ、ピリピリしていたある日、またしてもいつもの上司Sと映画の試写会に行く事になった。
しかも、当日の朝イチから上司Sと口論になるなど、自分でも情けなくなるほど、イライラしていた・・・前日までの予定では、午前中にはオフィスを出て、昼食にはazzurriが死ぬほど食べたがっていた「長寿庵」の鴨せいろを食べてから試写に行く予定だったのだが、朝の段階で試写自体に行けるかどうかも怪しくなり、結局、ギリギリで出るハメになった。

さてこの映画、お仕事で関わる機会があり、台本などにも目を通しており、企画なども立てていたのだが、手元の仕事が膨らみに膨らみ、とうとう泣く泣く担当から外されてしまった・・・というただでさえいわく付きの作品である。
そういえば、いつだったかお風呂でこの台本を読んでいたら、その姿を見たエルメサーに「なんだか売れない女優みたいだね。」と言われてしまったことがあったなぁ。。。

映画自体は女性向けの映画だと聞いていたが、主演女優は恐らくあまり女性からは好まれない方、俳優さんもお父上の影をどう乗り越え、自分らしさをうまく表現できるかが課題なのではないかと思われる方・・・台本を読む限りでは「う〜ん・・・」という感じだったが、この映画のウリはやはり監督だろう。
どうビュジュアライズしていくかが見物だな・・・と。てか、ホラーになるのか！？ぐらい。

上司S、最初の方のシーンに出てきたCGでやはりダウン・・・。
azzurri、ちょろっと涙したけれど、映像は確かにキレイだったが、ストーリーを知っているせいもあり、あまり感情移入もできなかった。キレイかつ、コンパクトにまとめられすぎ？もう少しハズすかな？と思ったのだが、、、
件の女優さんも“らしさ”が出ていて、いい雰囲気だったなぁ。
でも、映画に出てくる食べ物、ちょっと食べてみたいなぁ・・・まだ勇気が出ないけれど。

6月14日（土）公開のこの映画ご興味があれば、ぜひどうぞ！
写真はホントにキレイです。

さて、試写が終わり、打ち合わせを済ませた後、上映中もお腹をぐーぐー鳴らしていた上司Sに「やっと機嫌が治った！映画の力は偉大だな〜」と言われながら、長寿庵へ・・・時刻は16:00。ランチタイムもとっくに終わり、夜の営業の準備中・・・いっきに撃沈してしまったazzurriなのでした（涙目かつ、また一瞬不機嫌になったらしい）。
とほほほほ、、、
誰か、デリバリーしてぇ〜！！！

いや〜、映画っていいですねぇ〜（笑）。

先頭 表紙

仕事を兼ねたお花見が終わり、azzurriママがお腹を空かせて待つホテルへ夕食を調達して行くと、案の定、はらぺこマミーはご立腹。
コンビニ弁当にぶちぶち言いながら「で、見つかった？」、、、

「それが〜・・・」
「なによ！まだ見つけてないの？今回のお引越し、要領悪すぎ！！こんなに要領悪いコだったっけ？」
「すいません、、、」
「迷ってた物件、どちらにするか決めたの？」
「は？」
「なんか駅から15分のところと5分のところで迷ってるって言ってたでしょ？」
「へ？・・・言ってたけど、マンション買う話は？」
「ああ、あれ？パパがダメ！って・・・『azzurriを甘やかすなっ！！アイツにマンションなんか買い与えたら、ますます嫁にいかなくなるし、大阪にも戻ってこなくなる！！』だって。」

ああ・・・さすが、ウチの親。。。
よかった・・・真剣にマンション探さなくて。マジで探していたら、このショックは相当大きかったはず。。。
とほほほほ〜（T_T)

1週間の仕事と物件探しと接待の疲れに追い討ちをかけられ、その夜は爆睡。
翌朝、朝食だとazzurriママに叩き起こされ、寝ぼけ眼で朝食を摂り、また寝てしまう。
もう一度叩き起こされ、しぶしぶ用意をして、土砂降りの雨の中、不動産屋さんに向かった。

しかも、不動産屋さんにアポを入れ忘れており、担当の方が不在。戻ってくるまで待つハメになり、またしても要領の悪さを怒られる。
やっとのことで、内見に向かうも、降り止むどころか、ますます雨脚を強める雨と寒さのせいで、2件目を見終わる頃にはもうグッタリ・・・4件目に向かうと、物件がない！案内図の住所通りに来たはずなのに、どこを探してもない！不動産屋さんの担当者がその物件を扱っている管理会社に連絡を入れたところ、先方の入力ミスで住所が違っていたそう・・・さすがに担当者もazzurriたちもキレそうになり、「もういいです！」の一言で撤収。

暖かいランチを摂りながら、結局azzurriが迷っていた2件に加えて1件をazzurriママに相談。
1)本来の希望駅から徒歩15分（実質は20分だろうな）の築4年の物件。南向き2階。
2)希望駅からひとつだけ多摩川よりの駅から徒歩4分の新築物件。一応南向きの1階。昼間でも照明が必要。収納スペースが少ないのもネック。ただし、それ以外の設備は充実！
3)希望駅よりも2つほど都心よりの駅から徒歩5分の築11年の物件。南向き2階。
広さは全てほぼ同じ。
1)と3)は最初の頃に見た物件と間取りは近いが、細かい設備がイマイチ劣る。
2)は天井の低さと収納スペースの少なさがかなり気になる。

「もういいかげん、決めてしまいなさい！ママはもう疲れました！」
さんざん考えた挙句、azzurriママの「駅から15分も歩くのって、朝の弱いあなたには無理！あれだけ荷物があるのに、収納の少ない部屋なんて無理！」の一言で3)の部屋に決定。
ランチ後、再度、不動産屋さんに向かい、無事に申し込みを済ませた。

その日は、二人とも疲れきって、赤坂にある和食のお店でお夕食をいただき、「暖かくて大きなお風呂に入りたいわ〜！」というazzurriママのご希望で、赤坂にある女性専用サウナでお風呂に入り、帰りにケーキを買って、ホテルまで戻った。
ママ、お疲れ様！！

翌日は丸ビル＆銀座でショッピング・・・引越しの日時どころか、まだ本契約さえ済んでいないので、家具やインテリアの類は眺めるだけ、azzurriはちゃっかりワンピースを買ってもらって、大阪に戻るazzurriママと別れて帰ってきたのでした。

さて、入居審査が通れば、あとは本契約・・・お引越しの手配・・・

となるはずだったが、、、

先頭 表紙

「マンション買おうと思うんだけど・・・。」

azzurriママからそんな電話がかかってきたのは、それから1週間後のことだった。
その日、azzurriは別の不動産屋さんで紹介してもらった物件を2件まで絞込んでいた。
一つはazzurriが本来希望していた駅で、駅から徒歩15分の物件。
もう一つはそれよりも一つ都心から離れる駅で、駅から徒歩4分の新築物件。
若干の家賃の差以外は広さは同じ。ただ、間取りと日当たりが全然違う。とりあえず、悩みながら帰ってきたのだ。

「は？誰がマンション買うの？」
「ママが。」
「どこに？」
「東京に。」
「なんで？」
「ママが買って、azzurriが住むの。」
「いいの(^O^)？・・・エイプリルフールは、明々後日なんだけど？」
「ちまちま家賃払っても、何にも残らないでしょう？だったら、買ってしまった方がいいかな〜って思うのよ。」
「ありがとう、、、」
「あ！でも、azzurriから家賃はもらうから、ちゃんと払ってよ！」
「・・・ママ、それって共同購入って言うんじゃ？」
「ちょっと違うかな。ママが大家さんでazzurriが店子だから。」
「敷金・礼金はナシにしてね。。。家賃も抑え目に・・・。」
「どうしようかな〜？まぁ、とりあえずちょっと探してみて。ママはパパと相談するから。」
（※注：全て標準語に翻訳してあります。）

エイプリルフールを目前にし、マジで騙されているのかと思ったおバカなazzurri。
その週末にはazzurriママが上京してくる。それまでにいくつか当たりはつけなくてはいけない。
4月第1週・・・仕事も忙しいが、お客様との飲み会続き、ただでさえ体が二つ欲しいと思ったのに、探せるんだろうか？

翌日、上司Sと同僚Nから「家決まった？」と聞かれ、「実は・・・」と切り出した。
なぜか二人は大喜び！おいおい、私の家なんだってば！しかも、まだどうなるかわかんないし！！
顔が広く、いろんな事に詳しい、上司S「仕方ない、私が探してあげよう。」
インテリア＆雑貨業界出身の同僚N「私も〜！そんでもって、別宅にしてもいい？」
・・・てか、あんたらヒマなんかいっ！？

そして、azzurriよりも忙しい同僚Nは、流石に追い込まれ、人の家を探しているような状況ではなくなり、上司Sが送ってくる情報は全て自分の家を基軸にした物件ばかり・・・。
文句ばかりたれまくるazzurriは・・・というと、とても現実的に賃貸物件を検討していた。
てか、平日の退社後に不動産屋さんを回る余裕どころか、ネットで探す余裕すらなく、でろでろと入ってくる上司Sの情報に難クセをつけることしかできなかったのだ・・・ごめんなさい。ごめんなさい。

あっという間の怒涛の1週間が過ぎ、azzurriママのお出まし・・・と相成った。
結局、azzurriママに紹介する物件は一つもない。

どうしよう！？

先頭 表紙

azzurriの好きな某私鉄沿線・・・前回のお引越しの際にも検討していた沿線は、今回は会社の場所を考えると、却下。
結局、会社の最寄駅まで地下鉄共同運行している某私鉄沿線にターゲットを絞り込み、まずはその沿線から攻める事にした。
この沿線には、azzurriの従姉夫婦をはじめ、お料理上手のエルメサーの叔母様、ひまじんライターの方も何人かお住まい・・・沿線に土地勘がないわけでもない（元々順応性はある方だけれど）。

候補の駅はやはり急行が停車する駅で、多摩川までで静かなところ、お買い物に便利かつ飲食店が充実していること、緑が多く、近くに公園があり、ビルが密集していないころであること・・・（東京の東側が却下されてしまうのがわかる？）。
駅を決めるにあたって、一度、電車に乗り、沿線を車窓から眺めた結果、第一候補が決定！降りて、さらにその街が好きになり（余談だが、昔とっても大好きだった人の本籍地かつ子供の頃から大学生になるまで通っていた学校がある街なので、ちょっとした想い入れもあったりして　笑）、「住むならここがいいなぁ〜♪」と感じた。

付近の不動産屋さんに入り、家賃相場を確かめ、物件探しがスタート！
今回はあまり贅沢なことを言っていられないシビアな状況なのだが、どこの不動産屋さんに行っても、親切丁寧に対応してくださった。
中でもすっかり仲良くなった不動産屋さんがあり、内見には車を出してくれないものの、自転車を貸してくだったので、街中を走り回ることができたりして、春の日差しが気持ちいい中、ちょっとしたストレスの解消にもなった。

そこの不動産屋さんで紹介してもらった、内見を始めて間もない頃に見た物件が気に入り、翌週には意を決して、決めに行ったのだが、1週間の間に先約が入ってしまい、ダメになってしまった・・・それ以来、その物件が基準になってしまい、何件紹介してもらっても気に入らない。
地元に古くからある不動産屋さんらしく、いろんな情報をお持ちだったので、面白かったんだけどな。。。

前回のように、「いついつまでに決めなくちゃいけない！」というのは特になかったので、比較的時間を持って探す事ができると思っていたのだが、平日は深夜・早朝帰宅で仕事に忙殺されて、物件探しどころではなく、土日もおうちの事をやってから出かけていたので、いつもお昼過ぎや夕方近くになってから不動産屋さんに顔を出していたazzurriだったが、とうとうazzurriママがキレてしまい「○○日にそちらへ行くから、それまでには決めなさい！！」と通告されてしまった。

できれば、仲良くなった不動産屋さんで決めたかったのだが、そうも言っていられない状況になり、仕方なく、別の不動産屋さんにチェンジ・・・対応についた方がとても無愛想な年配の女性で、一瞬怯んでしまったのだが、とりあえず条件を述べ、物件を探してもらったところ、仲良くなった不動産屋さんよりも扱っている物件が多く、なんとかいつかピックアップし、翌週末に内見をすることにした。

間取り図を見ているのは楽しいけれど、またしてもエンドラインを決められてしまった・・・とほほ。
しかも、お友達からは「azzurri、昔、結婚なんかしたくないから、三十路前になったらマンション買うって言ってたのに、マンション購入はどうしたの〜（笑）？」と言われてしまう・・・とほほほほほ（＞＿＜）。

いやいや、まだ三十路までには時間があるわよーっ！！

ところが・・・

先頭 表紙

そんなこんなでお引越しシリーズのはじまり、はじまり〜！
前回のお引越しシリーズに比べれば、全然つまらない内容だが、しばしお付き合いを・・・。
てか、まだ完全に完了はしていないのだが。。。

今回のazzurriのお引越しはご存知の通り、エルメサーの自宅からのお引越しである。
昨年の8月にエルメサーの自宅にお引越しした際、嵩張る電化製品一式（冷蔵庫・オーブンレンジ・洗濯機・掃除機・テレビ2台）及び家具類（ベッド、お布団一式、椅子、テーブル、ないとテーブル）のほか、エルメサーのチェックを受けて、不可だったものは全て泣く泣く処分してしまったので（居候の身なので仕方ない）、新居にかかる費用（敷金・礼金・引越し代）の他にもシャウトしたくなるほどの費用がかかるお引越しとなる。
前回、引越し屋さんが驚くほどの荷物があったazzurri（段ボール大小合わせて70箱ほど+ハンガーボックス5個=4tトラックギリギリ）だったが、おかげでコンパクトなお引越しになったのだが。

因みに当時、エルメサーは「今度お引越しする時には買えばいい。今、電化製品なんかもそんなにしないし、1万円ちょっとぐらいで買えるでしょ？」と言っていたが、いくら1万円でも、チリも積もれば山になることを彼は気付いていなかったのだろうか？
それとも、そんな山、彼にとっては大した事なかったのだろうか？
・・・うん。きっと、後者だな。チクショ〜！

まずは住む場所を決めなくてはいけない。

今回も前回同様、会社の場所をキィにして、まず沿線決めをするところから始めた。
因みに、会社の場所が場所なだけに、会社には東京の東側に住む方が多い。
特にazzurriが所属している4人チームはazzurriを除いて、みんな東の人間・・・おかげで、上司Sにも女の子Nにも「東においでよ〜！！」と言われてしまったが、プライヴェートなお友達は西に多い。
う〜む・・・。

エルメサーの自宅は会社まで電車1本乗り換えなしで行けるので、その沿線かその東側の延長線上にある沿線か、それともエルメサーがお引越し前に住んでいた某私鉄沿線か、某営団地下鉄線かKATSUMIさまには某都営地下鉄をすすめられた・・・。

とりあえず消去法で、まず、都営地下鉄は運賃が高いので、却下（笑）。
営団地下鉄有楽町線、営団地下鉄半蔵門線の沿線も周りから勧められたのだが、azzurriはあの電車が大嫌いだ！！ご存知の方、いらっしゃるだろうか？あの電車、駅に着いて、ドアが開く時、びっくりするほど大きな音で「ガコーーーーンッ！！！」といって開く。うたた寝でもしようものなら、びっくりして目が覚めてしまう・・・慣れれば平気だが、未だにドキドキしてしまい、心臓に悪いのだ（沿線住民のみなさま、ごめんなさい）。

続いて、エルメサーの沿線と上司Sと女の子Nの住む沿線・・・かなり悩んだのだが、この電車は本当によく止まる。下手すると毎週のように事故や飛込みがあり、電車が遅れて、上司S・女の子N・azzurriとチームの3人が揃いも揃って遅刻するはめになる。
やっと最近、回避策として、電車が遅れていた場合、一番遠いazzurriが女の子Nと上司Sにメールを入れて、別ルートで出勤し、定刻出勤・・・という手に出たのだが、azzurriばかり遅刻してしまうではないかっ！！
というわけで、却下。

あなたの街は住みよい街ですか？
電車は遅れませんか？

先頭 表紙

いろいろとご心配をおかけしましたが、とりあえず無事に（？？？？？）お引越しは完了（？？？？？）いたしました。
今回のお引越し、前回ほどではないにしろ、またもやトラブル発生・・・またまた長くなりそうなので、こちらはシリーズでお届けします（え？もうイヤ？）。

さて、3月の忙しさは脱出したものの、まだまだ仕事がバタバタしていた4月、公私共に煮詰まりかけていたazzurriを見かねた上司Sが、みんなに内緒で仕事中（笑）に某映画のマスコミ試写に連れて行ってくれた。
因みに、前々月にこの上司Sから某映画のマスコミ試写招待状を巻き上げたにも関わらず、そんなことも忘れて、誘ってくれたのだから、太っ腹な人だ。

さて、映画はいつも誰と観に行きますか？
映画は観る人によって、観るポイントが違ってきますよね。
azzurriはたいてい、ストーリー→映像→音楽の順にポイントを置き、そのトータルバランスを自分の中で勝手に評価したりする。
上司S、かなりの映画好き。古い映画から最新作まで、かなりの映画を観ているのだが、観るポイントがとても作り手の目線・・・いい映画かどうかの評価のポイントの一つに最近の映画では当たり前のように使われているCGがある。ちゃちぃCGを使っている映画だと、どんなに大作で、観客動員数が多かろうが、CGがちょっとでも浮いた時点でイヤになるのだそうだ・・・。

さて、6月日劇1を始めに全国東宝洋画系で公開される今回の映画、上司Sにとってはこの夏公開予定のどの映画よりも楽しみだったのだそう。なんとか仕事に結び付けられないか、今も自分のデスクで企画書をまとめあげている（←手伝ってやれよ！）。

既にCMも始まっているので、ストーリーをご存知の方もいらっしゃるかとは思うが、少しだけ・・・地球を構成する中心にある核の活動が停止し、世界中で異常現象が発生し始める。このまま核の活動を再開させないと、一年以内に全人類は滅亡する！さあ！みんなで地球を救いに行こう！
・・・というこれを読んだだけで、映画の最後がどうなるのかがわかってしまうほど、よくあるストーリーなのだが、本編2時間14分という長尺気味の映画にも関わらず、飽きさせない！！
しかも展開まで読めてしまい、ストーリーの矛盾などにつっこみさえ入れられるほどなのに、おバカなazzurriは涙さえ流してしまうシーンさえあった。
イヤハヤ、面白かった・・・ありきたりな感想だけど。

風邪気味で朝からリバースしてしまっていたうえに、試写に行く寸前まで仕事がバタバタしており、額に青筋立てていたにも関わらず、映画を観終わった後はスッキリ爽やか！！
上司Sにも「連れて来て良かった！」と言われる始末。

さて、問題の上司Sの感想・・・「すげーCG浮きまくり！！最初の方でイヤになったけど、なぜか引き込まれたし、面白かったよ。」
・・・やっぱり、CGが気になるのね（笑）。

観に行かれる方がいらっしゃったら、ぜひ感想をお聞きしたいです。

今度、上司Sには、お礼に某映画会社の人からチケットをいただいたこの映画にでも誘ってあげようかな？
・・・嫌がるかな？やっぱり（笑）。

先頭 表紙