2002-08-22 一年を迎えて・・・
2002-08-09 バースデー旅行？〜北海道へ行くの巻 6〜
2002-08-07 バースデー旅行？〜北海道へ行くの巻 5〜
2002-07-27 バースデー旅行？〜北海道へ行くの巻 4〜　みなさま、ありがとうございました！！
2002-07-26 【フィー子隊長！お疲れ様でした・・・次節はスクデット間違いなしでしょうよ！】
2002-07-25 バースデー旅行？〜北海道へ行くの巻 3〜
2002-07-24 バースデー旅行？〜北海道へ行くの巻 2〜
2002-07-22 バースデー旅行？〜北海道へ行くの巻〜
2002-07-11 過食
2002-07-04 我侭なコドモ

エルメサーとお付き合いを始めて一年が経った。

一周年の日をエルメサーは覚えていなかった・・・男の人はあまり記念日を気にはしないので、気にはしていなかったが、朝、目を覚ました時に一応「今日はなんの日でしょう？」とは聞いてみた。
案の定、正しい解答を得られるまでにかなり時間を要した（どこで食事をした・・・とかまで忘れていたらしい）、、、
夕食は家の近くにある超カジュアル・イタリアン。エルメサーが過去2回の来店時にワインをひっくり返してしまい「二度と行かない！」（注：2回とも自分の過失でこぼした）と言っていたお店なのだが、手作りパンの種類が多いので、azzurriは気に入っているのだ。
・・・本当は都内にあるお気に入りレストランに行きたかったのだが、最近、都心で食事をする事がなくなってしまったので、密かに諦めた。

一年経って、最近モメることが多くなった。
今まで一度も喧嘩などなかったのだが、大抵エルメサーが疲れている時のazzurriの言動を叱られる・・・というパターン。
事実、azzurriにも落ち度がないわけではないのだが、怒った時のエルメサーの口調はかなりキツイ。
しかも、ここ数ヶ月のazzurriは心身ともに弱っている。自分でもびっくりするほど、覇気がない。他人に悟られないように気をつけてはいるが、そんな時のエルメサーのキツイ言葉はかなり堪える。普通の状態であれば、話し合うのだろうが、うまく言葉を操れない自分に気付き、自分を責めて自分の殻に閉じこもる・・・という悪循環。
それを見て、エルメサーは「黙秘」していると勘違いする。
azzurriはよっぽどの事でない限り、人の言動に対して意見しない。特にエルメサーはプライドが高いので「言っても無駄」だと思っている。
正直、エルメサーの言動で引っかかる部分はある。しかし、それも含めて“エルメサー”であり、良いところも悪いところも好きでいたいと思っている。

一年前のエルメサーは自ら進んで手配などもやってくれていたのだが、今では家事はもちろんのこと、会社の仕事までazzurriに任せることも多々ある。
エルメサーにはお世話になっているので、それぐらいはしないといけない・・・と思ってはいるのだが、流石にazzurriがエルメサーの仕事の清書をワードで打っているのに（しかも食事の後片付けをしながら）、傍らで本を読んでいるのはまだしも「お茶飲みたい。」と言われた時には泣きたくなった（黙って淹れたけどさ）。
でも、こんなのはお互い様なのだと思う。
一年経ったから、お互いに慣れてきて、甘えている事はたくさんあるだろう。
エルメサーだって、azzurriに対して思っている事は山ほどあるに違いない。
ちょっとした思い遣りや気遣いに欠けているのかもしれない、、、

が、さすがに我慢していたのか、心がパンパンになってしまったようだ。
不眠、頭痛と吐き気、胃痛のうえにとうとう蕁麻疹（軽度）まで出てしまった・・・ストレスだ。
先月「ねねのことは、俺が守ってあげるから。何も不安に思うことなんかないんだよ。
」と言っていたエルメサーの言葉を反芻してみたが、今でもそう思っているのか不安になる。
エルメサーは最近、自分の部屋を作り、夜もそこに篭ってしまう事が多くなってしまった。独りでいる時間は大切だとは思うが、少し前までの態度とはあまりにも違うので、エルメサーを少し信じられなくなった。

一周年記念日も眠れない夜を独り過ごした。

「好き」だから言いたい事も我慢してしまうのか、「好き」だから言いたい事を言い合えるのか、ホントは「嫌い」なのか、わけわかんなくなってしまったのさ、、、

先頭 表紙

残り時間1時間を切っても、車はまだ北見まではかなり距離のあるところを走っていた。
山間の道を走っているとスピードを出せるが、信号の多い街中に入るとそういうわけにもいかず、北見に着く少し手前の街でガソリンを入れ、スタッフに北見までどれぐらいかかるか聞くと、絶望的な時間を言われた。
北海道は札幌近辺を除いて電車の本数が少ない。1時間に1本あればいい方で、1日に5本しかなかったり、昼間は1本乗り遅れると、次の電車が数時間後だったりもする。
途中でレンタカー会社に電話をし、駅から100mほど離れたオフィスでの返却ではなく、駅で返却できないかを訊ねたが、やはり無理・・・仕方なく、到着予定時刻を言い、すぐに点検ができるようにスタンバイしてもらうお願いをした。
14:20の電車に乗れるかどうかはギリギリだ。azzurriだけ先に北見で車を降り、14:20の電車を逃した場合、14：28の電車を逃した場合の次の交通手段や14:20の電車をタクシーで追えないかなどを駅員さんに訊ねることとなった。

結局、北見駅に着いたのは14:20の電車が出発する5分前だった。
azzurriだけは電車に乗れるが、エルメサーを置いて行くわけにはいかない。駅員さんと相談している目の前で14:20の電車が出発していった。遅れること数分でエルメサーがレンタカーを返し、駅に到着。

せめて15分早く起きていればよかった、、、
後悔してもしきれない。
「時は金なり」とはよく言ったもんだ。

そして、悩むヒマなく14：28のちほく高原鉄道ふるさと銀河線に乗るためにダッシュ！
北見駅でランチ用の駅弁（やっぱり電車の旅の楽しみはこれに尽きるでしょう！）を買う時間もなく、途中の駅で売っていることを期待して電車に乗り込んだ。
電車は走り出すとすぐにのどかな田園風景が流れる。約3時間の単線各駅停車ののどかな電車の旅の始まりだ。目の前には北海道らしい情景が流れていく・・・途中の駅など、屋根がないものはともかく、土をとりあえず盛り上げたものだけの駅があったり、シカの親子が散歩している姿を見ることができたり（またしてもエルメサーは見ることができなく、拗ねていた。ふっ・・・日ごろの行いの違いよ♪）、楽しい。
しかし・・・そんなのどかな電車旅。途中でお弁当を売っているところなどなかったのだ。
運転手さんに聞いたところ、途中で6分間停車する駅があるから、そこの駅の売店でお弁当は無理でもお菓子ぐらいなら売っているかもしれない・・・とのこと。仕方なく、エルメサーが買出しに出かけ、ビールとおつまみ、お菓子を買ってきてくれた。

途中でお昼寝をしたり、帯広のあろう様にメールを打ったり、松山千春さんの出身地（足寄という所だそう）を通ったりしながら、電車は無事に終点の池田駅へ到着。ここでも乗り換え時間はあまりなく、お弁当を買う時間もなくJR線に乗り換え、帯広に向かう。帯広までは約30分。
帯広では、やっと乗り換え時間が30分あったので、駅ビルの中でお買い物をすることができた。本当は『六花亭』の本店でお茶をしたかったのだが、そこまでの時間はなく、駅ビルの中の『六花亭』で野沢菜のおはぎとあろう様おすすめの「霜だたみ」を購入、あとは帯広名物という「豚丼」なるお弁当を購入・・・もう18時だというのに、ほぼ満員の電車のボックス席でお弁当を食べるハメになった。


写真はちほく高原鉄道ふるさと銀河線
そういえば、明日でエルメサーとお付き合いして1年だ、、、

先頭 表紙

7月16日（火）
最近、眠りの浅いazzurriは5時半に目が覚めた。二度寝しても6時。せっかく早起きしたので、ぐっすりと眠っているエルメサーを横目に朝風呂へ行く。
ボ〜っとした体と頭を覚ますのには、朝の冷たい空気と熱いお湯がイチバンだ。体の芯から覚醒していくのを実感していく。
暫くのんびりと温泉を楽しんでいると・・・またもや男湯から口笛が。いつもの『スーパーマリオ』のテーマとは違う曲を口ずさんでいるために、エルメサーなのかどうかの確証ができない。暫く湯船につかりながら隣から聞こえてくる口笛に耳をすませていたが、とりあえず恐る恐る口笛を返してみる・・・やはりエルメサーだった。

朝食もビュッフェスタイル。昨日の疲れがまだ残っているからか、朝早く起きたせいか、食べ過ぎのせいか、部屋に戻ると二人とも眠ってしまった。
azzurriは何度か目を覚ましたのだが、隣に眠るエルメサーはまだぐっすり・・・せっかくだから屈斜路湖に散歩にでも出ようかと思ったが、時計を見るとなんと11時！！
慌ててエルメサーを起こす、、、
なぜなら今日の予定では、屈斜路湖と摩周湖を周り、エルメサーが気に入ったというアイスクリーム屋さんでアイスを食べてそのまま北上し、車を北見のレンタカー会社に14：00までに返してから、14：20北見発の電車に乗り旭川に向かい、そこで電車を乗り換えて富良野まで行くことになっていたからだ。
北海道は電車の本数が少ない。1時間に1本ならまだしも、1日に5、6本という路線もあるぐらいだ。
14：20の電車に乗り遅れると、14：28のちほく高原鉄道銀河線（第3セクター）に乗り、池田・帯広を経由して富良野まで行かねばならず、計6時間近くかかってしまうのだ。
ちほく高原鉄道にはazzurriもエルメサーも乗ってみたかったのだが、端から端の駅まで3時間もかかるというので、ためらっていたのだ。

慌ててチェックアウトし、屈斜路湖を遠景で眺めつつ、摩周湖へと向かった。
今日の天候も台風の影響か曇り空・・・そして、摩周湖はやっぱり「霧の摩周湖」だった。
晴天の摩周湖を見たことのあるエルメサーは、湖底までもが透けて見えるほどの透明度だと言う。それは吸い込まれそうなほど美しい光景だったそうだ。
湖面には霧がかかってはおらず、その透明度を確かめることはできないが、やはり神秘的な美しさだった。昨日のオンネトーといい、晴天時の美しさはすばらしいものだろう。しかし、曇り空には切なさがかもしだされているような気がする。
エルメサーに摩周湖ブルーアイス（ミント味）を買ってもらい、摩周湖を後にした。

その後、車でエルメサーが気に入ったというアイスクリーム屋さんへ向かう。
摩周湖から山を下ってすぐの「クリーム童話」。お店の前からは硫黄山を眺めることができる。
店内にはバイクで旅行をしている男性が3人ほどいて、甘いものが好きなのは女の子だけではないことを実感。とりあえず、azzurriもエルメサーもいろんな味を試したかったので、エルメサーはクリームチーズ系、azzurriはフルーツ系のトリプルでオーダーし、食べたのだが、甘さも控えめでとても美味しかった。
最近、エルメサー宅近くに美味しいアイスクリーム屋さんを発見し、二人ともハマっていたのだが、ここのアイスももう一度食べたいと思った。店内のポスターを見ていると、どうやら北海道物産展で全国各地を回るらしく、そこでも食べられるようだった。

食後はカーナビに表示される残り距離数と予想到着時刻とにらめっこしながら、猛スピードで北見に向かって爆走！！！
azzurri達は果たして14：20の電車には乗れるのだろうか！？

先頭 表紙

mission:02
mission name:【フィー子隊長！お疲れ様でした・・・次節はスクデット間違いなしでしょうよ！】

無事に完了。

お忙しい中、悪戯に参加してくださった皆様、本当にありがとうございました！
心配でドキドキしていましたが、「ひまじん万歳！」ができて良かったです〜♪
さて、次はどなたをバッキュ〜ン？


日記へ戻る

オンネトーは湖底から硫黄が湧き出していて、湖面の色が変わることから別名、五色沼とも呼ばれているようだ。
阿寒湖と違いさほど大きくはないオンネトーは人気もあまりなく、静か。
時折観光バスが通るぐらいで、観光客もまばらだ。
曇り空のせいか、山の上空は少し霧がかかっていたのだが、その様まで神秘的で美しい。
同じような風景をどこかで見たような・・・

上高地だ。
年間を通して、マイカーの通行を禁止し、その美しい自然をそのままに残すことにつとめている。

結局、時間がないこともあり（パチンコが尾を引いたな〜）、オンネトーの滝の湯は諦めた。
大自然の中で入るお風呂を楽しみにしていたのだが、仕方がない。
車はそのまま屈斜路湖へ向かう。今夜のお宿は屈斜路湖プリンスホテルに決定。

車を飛ばしてホテルに向かう最中、道路の脇にシカを発見！
エルメサーが見逃してしまったので、バックして戻ってもらったが、車の気配に気づき、逃げてしまった。
北海道の山道いたるところに「動物飛び出し注意！」の看板を見たが、本当に出てくるとは思わなかったので、なんだか得した気分。見ることが出来なかったエルメサーは残念がっていた。
ちなみに、カーナビの表示にも道のいたるところに動物の足跡マークがあった！・・・こんなアイコンがあるなんて、、、しかも、オンネトー近辺は足跡マークだらけだった。

ホテルには日が落ちてから到着。
残念ながら屈斜路湖は真っ暗で眺めることはできなかった。
夕食はホテルのビュッフェ。夕食後、お風呂へ。露天風呂もある温泉はとても気持ちがよく、長時間のパチンコとドライブの疲れ（？運転してないのに？）を癒してくれる♪
修学旅行で高校生が来ているらしく、ピチピチのお肌を羨ましく思ってしまう自分は歳をとってしまったんだな〜と痛感。

そして、人のあまりいない露天風呂でボ〜っとしていると、どこからともなく「スーパーマリオ」のテーマソングの口笛が・・・んが？
間違いなくエルメサーだ。男湯の露天風呂でいつも家で口笛をふいているマリオのテーマソングを吹いているのだ。しかも、どうやらこちらの存在に気づき、歌の続きを求めているような雰囲気・・・しかたなく口笛で返す。
充分に体を温めてからお風呂を出て、体重を量ってびっくり！！！
顔面蒼白で、マッサージの予約をするのも忘れて、部屋に戻ったが、鍵を持っているはずのエルメサーがまだ戻っていない。部屋の前で待っていると、エルメサーも顔面蒼白で戻ってきた。どうやらやっと自分の体重を久しぶりに量り、あまりの体重増加にびっくりしたらしい。
東京に戻ったら、二人でダイエットに励むことを誓い、売店とお土産のショップ、ゲームコーナーでお買い物＆ゲーム！
エルメサーにラベンダーの種とアリッサムの種がそれぞれ卵型の陶器に入った「割って育てるたまご」なるものとマリモキティのストラップを買ってもらった（注：別にキティラーではないし、欲しかったわけでもない）。
ゲームでは二人がかりで商品をＧＥＴし、部屋に戻ってビールを飲みながら予定を詰め、azzurriだけもう一度お風呂に入って就寝。

先頭 表紙

フィー子様、8年に及ぶOL生活、本当におつかれさまでした！！！
退職おめでとうございます♪

これからはお腹のベイベ〜ちゃんの子育てに専念されるということ・・・
きっと、胎教はバッチリ！？
やっぱりBGMは「パッション」？
それとも「アンセム」？

フィー子様はとても主婦には見えない美しい方で、
美しい字を書かれ、話題豊富でおしゃれで・・・
そしてなんといってもサッカーバカ！！！（失礼、、、）
azzurri、ひまじんの中でも憧れの憧れの女性でございます♪

夏の間は特に大変だとは思いますが、ここには出産を経験＆子育て中の
ひまじんライターさんもたくさんいらっしゃいます。
きっと、その日記はフィー子様の参考になるのではないでしょうか？
無事に健やかなベイベ〜（鞴クン？）を産んでください！

そしてジャマイ会子供会を是非開催しましょう（私事でごめんなさい）！
ベイベ〜ちゃんが、立派なサッカー選手になって、フィー子様ご夫妻を
W杯に導いてくれることを祈っています（笑）。
え？女の子だったら、どうしよう？・・・そしたら、一緒にパリ・エルメス
お買い物ツアーに行きましょう！！！

とにもかくにもオツカレサマデシタ♪

ひまじんばんざーいっ！！！

先頭 表紙

そして、姿が見えなくなったエルメサーを探して、店内をウロウロとしていると・・・真剣な表情でパチンコ台に向かうエルメサーが。しかも、出ているらしい！
ガンバレ！エルメサー！ちょっとでも旅費を稼げ〜！！！

「ねね、『甘釘』ってプレートが張ってある台で試しに打ってみなよ。」
ヒマそうにエルメサーの台を見つめていたazzurriに向かって、エルメサーがつぶやく。
エルメサーの隣の隣の台がたまたま『甘釘』と書かれたプレートの台だったので、エルメサーに500円だけもらって、台に向かった。
エルメサーにアドバイスをもらいながら始めてみると・・・打ってしばらくするとすぐにリーチがきた！

しかし、そう上手く事は進まない。
数回リーチがきたが、結局はダメ、、、
「面白くない、、、イライラするぅ〜！！！」とエルメサーに訴えていたその時！
見事数字が揃ったのだ！

「そ・揃っちゃった」
その声にエルメサーもびっくりしながらも指示を出す。
玉は面白いように狙った所へ入り、ジャラジャラと玉が出てくる。
それまでボケ〜っと台を見つめながら打っていたのが、一転して真剣な表情で台を見つめていたに違いない。


どれぐらいの時間が経ったのだろうか？
確か、パチンコ屋に入った時にはお昼の12時を少しまわったぐらいだったはずだ。
流石のazzurriも慣れない事に疲れた、、、

結局、エルメサーは3回当たりがきて、3箱をゲットしたにも関わらず、4回目の当たりを狙いすぎて2箱も失ってしまった。
そんなエルメサーを隣で見ていたazzurriは自分の台が確率変動をしていた（らしい）にも関わらず、3箱で止めたくなったのだが、エルメサーにそそのかされて、続けた結果、1箱失ってしまった。
とにもかくにも、二人合わせて14,000円をGET！！！
エルメサーに言わせれば、換金率が悪いそうな、、、

GETできたお金は二人で半分こして、お小遣いに。
これで、さっきの和商市場での5,250円の件はチャラにしてね♪
エルメサーはazzurriがパチンコにハマりそうなのを心配していたが、こんなにも疲れること、やってられない、、、

しかーしっ！
時計を見ると、すでに15時をまわっているではないか！！
釧路から屈斜路湖まで何キロあると思ってるんだ〜！！！

慌てて車に乗り、カーナビとazzurriナビを元にオンネトーに向かう。
冬場の雪の為に道幅が広く、市街地を少し走ると車がほとんど通らないため、地元の人の車が法廷速度以上でびゅんびゅん飛ばす中をエルメサーが運転する車もびゅんびゅん飛ばす。
緑の木々となだらかな山々、いたるところに牧場を眺めつつ、車を走らせ、やっとのことでまずは阿寒湖へ到着。

テレビやガイドブックで見る阿寒湖とは違い、なんだかとっても観光地化されていて、びっくり！
前に来たことのあるエルメサーによると阿寒湖といえば、有名な毬藻も湖にある島の一部で見られるぐらいで、阿寒湖のどこでも見られるわけではないらしい。
しかも、そこまで行くには船に乗らなければならず、行ったところで「ふーん。」という程度なのだと言う。
仕方なく阿寒湖は見るだけにとどめ、オンネトーに向かった。

ちなみにオンネトーのそばには滝の温泉があり（混浴）、温泉好きのazzurriとしては是非とも入ってみたくて、こっそり水着まで持ってきていたのだが・・・


写真はオンネトー
お天気がイマイチで曇ってしまっています。

先頭 表紙

7月15日（月）
釧路空港は予想に反して、すっきりと晴れ！丘珠空港では雨がパラついていたのが、ウソのようだった。
どこのレンタカー会社が一番安くてサービスが良いか調べた結果、某レンタカーで1300ccクラスの車をカーナビ付きで一日借り、釧路市内へ向かった。カーナビの使い方を覚えるまでは、azzurriが地図を片手にナビ。

とりあえず、釧路駅前にある「和商市場」へ・・・ここは、観光客と地元の人向けの市場で中にはお菓子から野菜、食堂、そしてなんといっても新鮮な海産物を売る魚屋さんがたくさん集まっている。
ここでの目的は朝から何も食べずにそれだけを楽しみにしていた「勝手丼」！！
お惣菜を売っているお店で発泡スチロールの容器に入ったご飯を買い、たくさんある魚屋さんでご飯の上にのせる具を少しずつ買って、自分流に海鮮丼を作るのだ。名づけて「勝手丼」。
二人とも一番大きいサイズのご飯を買い、上にのせる具を選んだのだが、エルメサーは自分が好きな赤身のお刺身を中心にイクラやウニ、サーモンといったように、少しずついろいろとのせてもらうのだが、イクラ好きのazzurriはどうしてもイクラとウニばかりになってしまった・・・結果、二人合わせて合計5,250円也。
カニ汁と一緒にいただいたのだが、エルメサーに「絶対にねねがイクラのせすぎたから高くなったんだよ！」と言われる始末、、、だって、ご飯とイクラの分量が逆でもいいぐらい好きなんだもん。

その後、これからの予定を決めるためにミスドでお茶。
そして、駅の窓口で翌日乗る予定にしている「ちほく鉄道ふるさと銀河線」の時刻を調べた。

結局この後は、このまま車で北上し、途中でオンネトーという湖に立ち寄り、屈斜路湖プリンスに泊まることになった。
エルメサーは一昨年、女満別空港を基点に車で阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖などを周り、屈斜路湖プリンスに泊まったそうだ。

すぐにでも車を出せば良かったのだが、エルメサーが「釧路のパチンコ屋さんを覗いてみたい。」と言い出したので、駅前にあるパチンコ屋さんに行ってみる。
因みにエルメサーはギャンブルは一切しないのだが、時々時間潰しなどでパチンコをするらしい。
エルメサーの思惑通り、客層はおじいちゃんおばあちゃんばかりのうえ、古い台が多く、新台で打っている人はほぼゼロに近い状態だった。古い台に手をかけてみたくなったエルメサー・・・「ちょっとだけ。」というので、ちょっとだけのつもりが・・・ハマってしまい、台を変えては打つ、、、流石に見ているだけでは手持ち無沙汰のazzurri、とうとうエルメサーに教えてもらいながら、パチンコ台に手をかけてしまった！

イヤ、別に始めてパチンコをしたわけではない。
大昔（よちよち歩きの頃）、叔父に連れて行かれたこともあるし、会社の先輩に連れて行かれたこともあるが、せいぜい500円分ぐらいで飽きていた。

しかし、やってもやっても玉は減るばかり・・・
もうちょっとなのに、やっぱり玉はなくなる・・・
イライラして、台を次々と変えるazzurri・・・

そして・・・

先頭 表紙

エルメサー、今年のazzurriのバースデーは海外で過ごす予定にしていたらしい、、、
しかし、azzurriの不調でazzurriツーリストが開店休業していた為に、エルメサーの出張に合わせて、国内旅行と相成った。
6月は気分転換も兼ねて、大阪食い倒れ＆ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの旅。
7月は沖縄か北海道だったのだが、北海道は冬のスキーで一度しか行ったことがなかったazzurriは迷わず北海道に、、、

しかし、行く前にちょっと喧嘩混じりのことがあり、結局、キチンとした予定を立てずに1日目の宿と飛行機だけ決めてギクシャクした中、北海道へ・・・

7月14日（日）
某バス会社が羽田空港行きのバスの時間をミスインフォしたために、空港まで電車で行くハメに・・・しかも、空港到着時刻が飛行機の出発12分前ときたもんだ。おまけにこの時点で航空券は持っていない（後でクレームか！？）。
本来、航空各社で定められているのは、出発の20分前までに航空券購入＆発券、15分前までにチェックイン、10分前までに搭乗便の出発ゲートで待機である。
事前になんとかムリを言い、電車を降りて、二人でダッシュ！ギリギリで飛行機には間に合った・・・某エアラインの方々、本当にごめんなさい、、、
フライト中は疲れとダッシュのせいで、珍しく飛行機酔いしてしまい、眠ることでごまかずazzurri。理由を知らないエルメサーはまたしてもご立腹。
札幌に到着するも雨・・・電車に揺られ、札幌駅に到着。ホテルにチェックイン後、エルメサーの仕事場へ向かい、仕事を手伝った後、同じビルにある北海道の特産品が味わえるという居酒屋で夕食。
その後、「どうしても札幌ラーメンが食べたい！」とムリを言ったazzurriに付き合い、ラーメン横丁にあるラーメン屋さんでラーメンを堪能。でも、お店の名前は出さないが、ここのラーメンはazzurri好みではなかった。
ローソンで「20世紀グリコ」の第2弾を発見したので、5つだけ買い、ホテルへ戻る。
一応、翌日は丘珠空港から釧路まで飛行機で飛び、そこからレンタカーを借りて、屈斜路湖に行くことになった。

7月15日（月）
初めての丘珠空港は小さかった、、、またしてもazzurriの用意の遅さで出発がギリギリになったことでエルメサーは怒る。
最近ホントに喧嘩が多い、、、azzurriは何も言わなくて我慢しちゃうので、喧嘩にはならないのだが・・・。
始めてのエアー・ニッポン・ネットワーク便に乗り、一路釧路空港へ・・・しかし釧路空港が霧のため天候調査がかかり、最悪女満別にダイバートか丘珠へ戻ると言う。
無事に釧路に到着し、レンタカーを借りて、釧路市内へ。。。


写真はエアー・ニッポン・ネットーワークのすずらん号。
他にも就航地別に椿号やひまわり号などもある。

先頭 表紙

太った・・・
この1ヶ月半、毎日エルメサーと夕食を共にしているうえ、体を動かすことがあまりないせいか、近年稀にみるほど太った。
毎日azzurriの顔を見ているエルメサーは気付かないようだが、鏡や写真に映るazzurriは別人だ。
元々、食に対する執着心が比較的薄いせいか、独りでいると下手をすると1日に500Kcalも摂取しない時さえある。水分とビタミン剤だけでも生きていけるのではないか？とたま〜に思うことがあるぐらいだ（不健康だな）。
それでも、元々の骨格に水泳で鍛えられたバディは、決して華奢とは言えないので、悲しい（号泣）。
食べることもお料理も好きだが、さほど量はいらないのだ。
それが、エルメサーに合わせて料理を作るものだから、つい作り過ぎる。
栄養のバランスは考えているが、明からに量が多いのだろう。
しかも、エルメサーがazzurriのためにお菓子をいろいろと買ってくる。嫌いではないが、甘いモノの過剰摂取はあまり好まない。たとえば、キットカットなんかだと、1本食べれば満足なのだ。

食べ物については、この前、エルメサーと喧嘩してしまったぐらいだ。
azzurriは自分の食べないものは一切買わない。相手が好きなものも、食べきれる量しか買わないように心がけているが、エルメサーはとにかくまとめ買いが好きなうえ、「azzurriのため」と称して、お菓子などを大量購入する→賞味期限でダメにする→食べなかったazzurriが叱られる・・・という結果になる。
世の中には食べるものにも困る人々がいるので贅沢な話しなのだが、おかげazzurriの肝臓と胃腸の調子もイマイチなのだ、、、

エルメサーが出張中の間は、やっと自分のペースで食事ができる・・・と思ったのも束の間、エルメサーのご両親とお食事したり、差し入れしていただいたので、やっぱり食べ過ぎてしまった。

はて・・・どうしよう！？
運動しなくちゃ、、、

今日は久しぶりに自分の家に郵便物や着替えを取りに戻り、その帰りにお中元の手配をし
てこようと思っていたのだが、どうやら家の鍵とスイカと回数券一式を忘れてしまったようだ。ここまできて、取りには戻れない。
ちぇっ！！！
取敢えず、お中元だけのために新宿まで出なくちゃ・・・はぁ。

エルメサーは無事、出張先から戻ってきたのが、帰宅前から羽田から干物や粕漬けが、沖縄から高さ70cmほどの「見ざる・言わざる・聞かざる」の石像とオリオンビール・ソーキソバ・ちんすこう・アイスクリーム・沖縄のナントカ焼きの焼き物が送られてきた。
石像はビンタン島のホテルに置いてあったのを見て以来、気に入ってしまったものらしいが、エルメサー宅では非難ゴーゴー！エルメサーママに庭に置かないでくれ！と言われてしまったらしい、、、
しかも、北海道からチョコをたくさん買ってきた・・・家にもチョコたくさんあるのに。
チョコよりもイクラをたくさん買ってきておくれ〜！！！

夏バテしたい、、、


写真は、プレゼントにもらったコスメ・ボックスとクロシェット。
予想以上にデッカイ！誰もゼロハリなんかのクソ重いコスメ・ボックスなんか買わないだろうなぁ、、、限定品とはいえ、売れてないんじゃ・・・？
とりあえずお化粧品を入れて、普段使いしてます。
これとゼロのスーツケースで旅行はバッチリ！？・・・誰か持ってくれれば。

先頭 表紙

7月1日、azzurriママのお腹から出てきて27年目を迎えた。
いや〜・・・27年前は、夢と希望に胸を膨らませて「おぎゃー！」と叫んだのだが、現実はかなり厳しい。
27歳なんて、もっと大人だと思っていたし、azzurriの人生はもっと早くに終わるはずだった。ところがまだまだ甘ちゃんで、我侭で世間知らずで、いい加減、、、ちっとも理想の大人になんかなれやしない。
挫けそうになっても、倒れても、凹んでも、へこたれても、いつも這い上がって頑張っていたのに、さすがに今回は気力がわかない。何をする気にもなれない。子供みたいに泣くことしかできない。

「どうしていいのか、どうしたらいいのか、何をしたいのか、どうしたいのか、自分でもさっぱりわかんないの。時間が経てば落ち着くかな？と思ったけれど、全然だめなの。」

今までやってきたこと、間違いだったのかな？

エルメサーともいろんな話しをした。怒られもした。
「ホントのazzurriはどこにいるの？」
「わからない。どこかに置き忘れてきたのか、今の全てが自分なのか。」

バースデー・イブはお気に入りのフレンチ・レストランに連れていってくれた。
その日、お風呂から上がると「おめでとう」の言葉と共にオレンジ色の袋を渡された・・・日付けは7月1日になっていた。
オレンジ色の袋の中にオレンジ色の箱、茶色いリボンをほどくと、中から茶色のクロシェットが出てきた。しかも鍵付き。
「何の鍵？」
エルメサーの手に引かれてクローゼットへ行くと、一つしかないはずのエルメサーのカメラ・ケースが二つある。
「おめでとう！」・・・渡されたそれは、ゼロ・ハリバートンのレトロ・コレクションのコスメ・ボックスだった。
以前、雑誌で見かけたazzurriが「いいな〜」とボソっとつぶやいたのを覚えていたらしい。しかも限定品だったので、4月に購入し、この日までずーっとお母様に預かってもらっていたというのだ。
嬉しかった。プレゼントのことなんて、一言も言ってなかったし、そんな前から隠してたなんて、気づかなかった。

誕生日当日は、朝から何故かご機嫌ナナメのazzurri。
気分転換に漫画喫茶でメール・チェックとひまじんをやっていたのだが、帰宅して、「おにぎりせんべい」を食べようとしたところ・・・エルメサーに食べられてしまった後で、さらに拗ねてしまった。ベッドで暴れるazzurriを置いて、エルメサーは独りで買い物に出てしまった。
最悪の誕生日・・・自業自得なんだけど。
帰ってきたエルメサーの手には白と赤のバラの花束。
「おめでとう！今年でハタチになるって行ってたから、バラの数は20本だよ。さ、パピーとマミーとご飯食べに行くよ。」
夜はお誕生日のお祝いを・・・とおっしゃってくださったご両親とazzurriの希望でお鍋を食べに行った。

「去年は、お付き合いしていなかったけれど、お誕生日のお祝いは真っ赤なバラの花束だったでしょう？今年はどうして半分白なの？」
「ん？気持ちが半分冷めちゃったから。」
「・・・」
「ウソだよ。ただお店に数がなかっただけ。」
ホント？？？

今年のお誕生日はホントなら海外で過ごす予定だった。
とてもじゃないが、そんな気分になれなかった。

まだエルメサーに「ごめんなさい」も「ありがとう」も言ってない。
自分の中のイライラを消化しきっていない。
そうこうしている間に昨日からエルメサーは嵐の沖縄へ出張・・・1週間は戻ってこない。
独りで過ごす夜は寂しいね・・・。

いつまでも自分の殻に閉じこもっているわけにはいかない。
だけど、どうやって前に踏み出せばいいのか、まだわかんないんだ、、、

先頭 表紙