2002-04-04 涙のバンヤン・ツリー
2002-04-03 恐怖の船旅
2002-04-02 名残惜しいラッフルズ
2002-04-01 ラッフルズ・ホテルで過ごす夜
2002-03-29 ただいまっ♪〜シンガポール＆ビンタン島より帰国〜
2002-03-18 バカップル？
2002-03-15 桜が咲き始めましたね！
2002-03-11 言葉に出せない想い
2002-03-06 魅惑のランカウイ編　完結
2002-03-04 クアラルンプール最終日

たしかに手際が悪かったと思う。
だけど、相談しても答えてくれなかったこともあったよね？
強く本人に出られないのがazzurriの弱いところである。
外では強気でも親しい人には強く言えない・・・まさに井の中の蛙だ。

azzurriたちを乗せた車は「バンヤン・ツリー・ビンタン」に到着した。
車を降りると、お客様が到着した合図なのか歓迎のセレモニーなのかドラがなる。

このホテルはフロント＆ライブラリー棟を中心とし、２つのプールを中心としたエリア、ゴルフ場、それにそれぞれのヴィラが点在するオール・ヴィラ・タイプの造りになっている。
ホテルの敷地内は全てゴルフ場にあるようなバギーにて移動し、バギーが必要な時は呼ぶ。
各ヴィラにはテラスにジャグジーがついており、中にはプール付きのヴィラもある（4名で宿泊できるらしい）。
今回のセレクトはヴァリー・ジャグジー・ヴィラ。一番スタンダードなヴィラだ。

さて、到着の際に予約の名前を告げたのだが、またしてもazzurriの名前でしか予約が入っていない。確かに予約はazzurriがしたが、連名で予約したし（そういえば、前回の「The DATAI」では何故かエルメサーの妻で予約されていた）ホテル・レップの人にもどちらの名前を言っても構わないと言われていたにも関わらず、azzurriの名前で2名で予約されていたのだ。
当然、予約の際の住所、電話番号、クレジットカード番号も全てazzurriのものである。
チェック・インの際に筆頭者の名前をエルメサーに変えたのだが、エルメサーにこっぴどく叱られた。
「どうして予約の時に俺の名前でしなかったの！こういう時は男を立ててよ！！わかるだろ？俺の立場も考えてくれよ！カード番号にしたって、ねねが支払うわけじゃないんだし！」
・・・実際はもっときつく言われた。

船酔い気味の気分の悪さも手伝い、悲しいのか気分が悪いのかわからないほど、辛くなった。
もちろん手配ミスをしたので謝ったが、悪いのは本当に私だけなんだろうか？
なんともいえない感情に支配され、今すぐに自分の家に帰りたくなった。
出されたウェルカム・ドリンクも飲めなかった。
反論する元気もない・・・もとより、ここで反論しても何の解決にもならないだろう。

ギクシャクしていたのはazzurriだけかもしれないが、ひきつった笑顔でエルメサーとスタッフの応対をし、バギーに乗り、部屋まで案内してもらった。
椰子の木が茂る中を歩き、たどり着いたヴィラは510号それぞれのヴィラには名前がついているらしい。
ドアを開けると、目の前には椰子の木々の間に海が広がっていた。人が入ることができない小さな砂浜と一緒に、、、

でも、azzurriは早く横になりたかった。
スタッフが部屋を去り、無邪気を装って、部屋の中をあちこちと見て回ったのだが、案の定、さっきの話に戻された・・・結局、こらえきれずに泣いてしまった。
涙を見られたくなかったし、こんなことで泣く女だとは思われたくなかったから、手を洗いに行くふりをして、シャワースペースで入り口を背にして泣いた。
ふいてもふいても涙がつたってきた。
つまんないことで泣くんじゃない！・・・自分に言い聞かせたが、気持ち悪さも手伝った、、、
「・・・わかるんだよ。泣かないで。キライになったわけじゃないから。」さすがにエルメサーに気付かれた。
カッコ悪くて、エルメサーに背を向けたまま「目にゴミが入っただけです。」やら「暑すぎるんです、この部屋。目から汗が出てくるんです。」とくだらない言い訳をしたのだが、エルメサーは優しく肩を抱いてくれた。

・・・いや、確かにこの部屋は暑かったのだ！

先頭 表紙

迎えのリムジン・タクシーに乗り込み、シンガポール・チャンギ国際空港の近くに位置するタナメラ・フェリー・ターミナルへと向かった。
運転手さんがとにかくよく喋る！！しかも早口で話すので、聴力の弱いazzurriは何を言ってるのかさっぱりわからない。要約するとビンタンからの帰りの迎車の営業だった。
その時点で、まだ帰りのフェリーを予約していなかったので、後で電話するよから・・・と名刺だけもらった。
リムジン・タクシーを手配すると普通のタクシーよりも高いんだよね。。。

ビンタン島までは、タナメラ・フェリー・ターミナルからフェリー（といっても高速艇のような船）で約45分。
ビンタン島はインドネシア領になるので、当然ここにはイミグレーションがある。
陸続きはもちろん、船で国境を越えたことなどなかったので、なんだか変な気分だった。
往復分のフェリー・チケットを買い、シンガポールを出国。
待合室には小さな売店とちゃんと免税店まである。
エルメサーがチョコとアイスクリームを買いたがったので、アイスクリームを選ぼうとしたら・・・ありました！ドリアン・アイス！ミント・チョコとドリアン・アイスのダブルにしてもらったけれど・・・エルメサー曰く「アイスなら食べられる。」azzurriは「アイスならダメ。」と意見が分かれてしまった。

因みにazzurriは船がダメである。
激しく船酔いをする。大型船には高校生以来、乗っていない・・・というか避けている。
強いて乗れるのは手漕ぎのボートぐらいだろうか。遊覧船などもダメ。
昔、azzurriにアプローチをしてくださった奇特な男性がいたのだが、「お誕生日にディナー・クルーズを予約したんだ。」の一言で「サヨウナラ・・・。」を言ってしまったぐらいだ。
空酔いは全然平気なのだが、船だけはダメなのだ。
こんなazzurriでもいつか大型客船で海外旅行をしてみたいと思っているのだから、始末に追えない、、、QE�Uでも飛鳥でもいいわ〜♪

今回もドキドキしながらの乗船だった。
事前リサーチによるとモンスーンの時期（11月頃から2月頃）の時期は天候によって、大揺れするそうだが、この日は天候も良く、波も落ち着いていた。
んがっ！乗船する直前のタラップでキてしまった。
船に乗り込み、少しは落ち着いていたものの、だんだんと波がユラユラしてくる・・・エルメサーは気にならない程度だとは言っていたが、結局イヤな予感は的中し、大雨になった。
チョコを食べ、ご満悦のエルメサーはazzurriのことを気にしつつも、寝てしまい、azzurriは気持ち悪いのを我慢して「これは船じゃない！飛行機なんだ！」と自分に言い聞かせ、目をつぶり、イメージトレーニングをしていた。
ビンタン島に到着したが、とにかく生きた心地がしなかった。気持ち悪いんだかなんなんだかもわからない・・・といった感じ。

フラフラと船を降り、インドネシアに入国。
ホテルのツアー・デスクで迎えの車を手配してもらい、ホテルへと向かう。
約10分ほどの道のりだったが、ただでさえ船酔い気分のazzurriには辛い旅路だった。
恐らくうつろな目をしていたに違いない。

そして・・・

先頭 表紙

今回の旅を通じて、思ったことがひとつある。
エルメサーと旅行に行くのはこれが3度目だ。1度目はまだお互いにかなりの遠慮があったし、食事はほとんどツアーについていた。2度目はエルメサーは腸炎だった。
そう・・・知ってはいたが、エルメサーはかなり食べるのだ！旅行になるとここぞとばかりに食べる。しかも、私の分までキチンと配分する。
体の大きさも胃の大きさも違うんだから、均等分けしないで欲しい。
何度も言っているのだが、認めてもらえず、ラッフルズ・ホテルのバスルームで悲鳴を上げるハメになるのだ。

傍目に見ても太ったらしい（友人談）。
数値的にみても太ったらしい（体重計談）。

「ティフィン・ルーム」で二人で全てのお料理に手を出し、仲良く半分こした。
二人ともお腹いっぱいになってしまった。
あと一口でも食べていたら、確実にパンツのボタンは弾け飛んだだろう。
本来なら夕食後、シンガポール・スリングの生まれた「ロング・バー」で食後の一杯を飲るはずだった。ところが、一滴の水分も入る余地はazzurriの胃にはなかったのだ。
仕方なく部屋に戻り、寛ぐ→二人ともうたた寝し始めたので、お風呂に入って寝ることになる→azzurriの悲鳴。
エルメサーはしれーっと「いつも一緒にいるからわからないよ。そんなに太った？そんなことないよ。でも、栄養が全部胸にいくといいのにね！」と言いやがった。

ホテルのベッドは通常のダブル・ベッドが二つ入っている。
エルメサーが先にベッドに入ったので、片づけをしてからもう片方のベッドに入ろうとしたら、「えっ！！そっちで寝るの？今日は一緒じゃないの？・・・そうなんだ。おねねは本当は独りで寝たいんだね。」とエルメサーに言われてしまった。
こんなに広いベッドが二つもあるのになんだかもったいないような気がして（貧乏性？）もう一つのベッドに寝たのだが、エルメサーの一言に首をぶんぶん振って、エルメサーのベッドにもぐりこんだ。
ライトを全て消して・・・数分で死亡。お腹いっぱいなのと睡眠不足。
そんなラッフルズの夜はふけてゆく。。。

3月20日（水）晴れ
モーニング・コールから10分後にお部屋にコーヒーが届けられる。フルーツをカットし、コーヒーと一緒にいただいた後、簡単に準備をして朝食へ・・・朝食は昨夜と同じく「ティフィン・ルーム」でブッフェ。
その後は、ホテル内をお散歩。朝の光が差し込むホテルの風景はなんともいえず、気持ちがいい。気持ち良さげに水を飲む緑も輝いている。

部屋に戻り、荷物を整えた後、ラッフルズ・ホテルのアーケード街を散策。
ラッフルズのオリジナルグッズショップでいろいろと買った後（一年前よりも売り場がゆったりした気がする）、エルメサーの希望で時計店へ。
先日買った「パテック・フィリップ」の時計の色違いが欲しくて、探しているのだが、あいにくなかった。残念そうにお店から出てきたのだが「ホントはなくて良かったんだ。店員さんが探している時、実はドキドキしてたんだよ。」と言う・・・そりゃそーだ！買っていたら、今月はつつましく生活しなくちゃいけないだろう。
その後は、一年前はなかったラッフルズのオリジナル・フード・ショップへ。
ワインも充実していたが、りる様にいただいたチョコが忘れられず、買いたかったのだ。しかし、あまりの気温に断念。きっと溶けちゃう。

お買い物を済ませ、チェック・アウト後、リムジンに乗り込みフェリー・ターミナルへ！
ビンタン島まではフェリーで行くのだ。

先頭 表紙

azzurriの語学力・・・びっくりするほどない。聴力が弱いのでヒアリングもダメ。
エルメサーの語学力・・・azzurri以上にない。

部屋に入り、心浮かれるazzurriにエルメサーが「スタッフが何か言ってるんだけど、何だろう？」とazzurriを呼ぶ。
一通りの説明を受けたのだが、最後にテーブルの上にある紙袋を指し、何か言ったがうまく聞き取れなかったので、愛想笑いで「Thank You」だけ言っておいた。どうもプレゼントらしい。
スタッフがいなくなってから、エルメサーと二人で包みを空けると、そこにはラッフルズのオリジナルのトリュフが入っていた。
「おいしそー♪」と言いながら、すぐに口に入れるエルメサー。二人ともてっきりホテル側からのサービスだと思っていたのだが、メッセージ・カードが付いている。そこに書かれている文字を読むと・・・

なんと！そのチョコはりるりる様からのプレゼントだったのだー！！！
ひゃー！！！びっくり！！！

嬉しくってホロリときそうになった。
りるりる様には出発前にいろいろとメールで教えていただいたばかりか、食事の予約までしていただいたのだ。
ひまじんの方々と日記以外で交流がもてるのは、とても嬉しいし、お会いしたことがなくても励ましていただいたり、情報交換をしたりしていると、世知辛い世の中なのに、すごい偶然で人と出会え、交流がもてたことにとても幸せな気持ちになる。
日記上でしか知らないazzurriにここまで親切にしてもらっていいのかな？という気持ちの反面、りるりる様の暖かいお人柄をさらに身近に感じてしまった。

不思議そうな顔のエルメサーに事情を説明し、落ち着いたところでりるりる様にお電話して、お話しできた。
azzurriの頭の中は少々パニック（笑）と緊張状態にあったので、感謝の気持ちを上手く伝えられず、自分でも何を喋っているのかわからなかったのだが、お仕事中にもかかわらず、りるりる様は暖かく接してくださった。
りる様は、夕方お仕事でホテルの近くに来られた際に、立ち寄ってくださったのだ・・・台北経由便でなければ、りるりる様にお会いできたのに、、、
りるりる様、本当にありがとうございました！！

少し寛いだ後、ホテルのウェルカム・ドリンク・サービスを受けるために、1階にあるプール・バーへ移動。
ちなみにこのホテル、エレベーターで上昇する場合、部屋のキーがないと動かない。
ストリートに面したテラス席に座り、お約束のシンガポール・スリングをオーダー。因みに、パイナップル・ジュースが入っているこのカクテル・・・パイナップルが大嫌いなazzurriもこれだけは飲む。
もうすぐ20時になるというのに、まだ暑い。改めて南国に来たことを感じる。
そこへホテルのスタッフが現れ、少しお話をしたい・・・と言われた。聞けば、予約のマネージャーだというその女性はかれこれ30分近く同席していた。全て英語で交わされた会話は、どうやらマーケティング・リサーチ。宿泊客がどういった経路でホテルのことを知り、どこで予約をし、旅の目的や滞在日数などなどを知りたかったらしい。
彼女がテーブルを去ってから、エルメサーと二人で「日本に帰ったら、二人で英会話を習いに行かないとね。」と話すハメになった。

夕食はホテル内にあるカレーが美味しいという噂の「ティフィン・ルーム」。ここは昼間、ハイ・ティーに訪れるお客様で激込みするのだ・・・azzurriも一年前に経験したが、今日はりるりる様が予約を入れておいてくださったので、待つことなく入れた♪

先頭 表紙

暫く旅日記が続きますが、お付き合いください♪
涙あり！笑いあり！の珍道中。。。

3月19日（火）晴れ
前夜、あんなに早く寝よう！と言っていたにも関わらず、就寝2時！起床4:30！
エルメサーはazzurriの携帯メールの音で4:00に起こされてしまったので、不機嫌。仕事じゃないので、azzurriもすばやく起きて用意をする。迎えのタクシーに乗り、駅まで・・・ガラ空きの某JR線に揺られ、新宿駅へ。
予定のNEX3号の時間には早く、朝食をとっていなかったので、ドト屋（ドトール）で朝食・・・旅行が嬉しくて調子に乗って食べ過ぎるエルメサー（ダイエットは？）。お揃いのドデカ・エール・ライン・バッグ（旅行用バッグ）を担ぎ、電車に乗り込りこんだ二人が次に目を覚ましたのは、成田空港だった。

今回は無料航空券だったために事前のシートリクエストができず、チェックイン時に足元の広い座席をリクエスト！SQの747-400(MEGATOP)の場合、41D〜G席がいい感じ。
今回は第1ターミナルからの出発だった為、空港内を散策後、LAWSONでおやつを購入（笑）、出国手続きを済ませ、SQ987便に搭乗。
約一年ぶりのシンガポール航空だが、やはりあのサロンケバヤの制服はセクシー♪しかし、客室乗務員のあのフレグランスだけはどうにかならないものか！！しかも担当クルーは真っ赤な爪。いいのか！？

9:30に成田を発ったSQ987は台北を経由し、シンガポールへ。
成田−台北間で機内食が一回。台北−シンガポール間で軽食が一回。
それぞれ洋食と和食、メインだけのチョイスができる。
もちろん、エルメサーとそれぞれ違うものを頼み、半分こした。
経由地の台北では一度飛行機を降ろされたが、台北の空港は何もなくてつまんなかった。

17:55シンガポール・チャンギ国際空港へ到着。
通関後、荷物をピックアップし、タクシーに乗り、ホテルへと向かう。
一年前に来ているので、さほど景色は変わらない。
エルメサーは空港内までは仕事で来たことがあるが、外へ出るのは初めてだ。自分の知識の範囲、説明できる限りでエルメサーにいろいろと教えてあげた。

今日の宿泊先ラッフルズ・ホテルまで約20分ほどで到着。
ドアマンの笑顔に迎えられ、チェック・イン・・・のはずが、予約リストに名前がないという。
ここまで順調に来たのに。
どうやら連名で予約を入れたにも関わらず、予約をしたazzurriの名前で登録されていたらしい。「なんで？」と訝るエルメサーに事情を説明したが、「なんで俺の名前で予約しなかったの！」と叱られてしまった。だったら、私よりも時間的に余裕があるエルメサーがしてくださいよ！！・・・とは思ったが、言葉を飲み込んだ。
だってさ、楽しい旅がこんなつまらないことで、イヤな空気になるのはねぇ。

黒檀の床を案内されるがまま、部屋へと向かう。
各国のVIP・著名人が泊まる歴史あるホテル。
何年か前に改装されたそうだが、コロニアル調の雰囲気はおそらく当時を意識したのだろう。ホテル・ジャーナリスト村瀬千文さんは、改装前の方が良かったと著書でおっしゃっていたが、改装前を見ることがなかったazzurriには比べようがない。
案内された237号室は、入り口を入るとすぐにダイニングと呼ばれるスペースがあり、ソファーとテーブル、2人用のダイニングテーブルセットがあり、次がベッドルーム、その奥がパウダールームとバスルームだ。
シティ・ホテルと比べるとやや広い感じ。何よりも天井が高い。
黒檀の床に白い塗り壁、ダークブラウンの調度品・・・女の子なら「お姫様気分」を味わえるだろう。

そして、azzurriを驚かせることが待っていた！！

先頭 表紙

金曜日のホワイトデー・ディナーは大満足♪
ランチをいただいた時に「ちんまりフレンチ」ではなく、ボリュームもお味もしっかりしているのは確認済みだったが、ディナーは中華テイストまで入っていて、まいう〜♪
すっかりお気に入りレストランナンバー・ワンになってしまった。
しかも、エルメサーがお返しまで用意していてくれたのだ！
「エルメス」のコンパクト・ミラー！しかもエルメス・オレンジ♪
「お化粧直しやちょっとした時に鏡を見るのに、ファンデーションの鏡じゃなくて、こういうのの方がおしゃれかな？と思って。」・・・というわけで、早速旅行の時から使わせてもらおう♪
ちなみにバレンタインの時に、azzurriは本を読むのが大好きなエルメサーに「エルメス」のブックマーカーをプレゼントした。

金曜日はそのままエルメサー宅にお泊り。土曜日、いったん独りで自宅まで戻り、旅行の荷物を詰めてからエルメサー宅に戻った（めっちゃ遠かった）。
エルメサーは昨日、クローゼットをひっくり返す勢いで何を着ていくか、パンツを何枚持っていくかなど、azzurri以上に悩みながら、ポツリと「付き合って、3ヶ月ごとに海外に行くバカップル。」などと言っていた。
ってことは、また3ヶ月後にどこかに行くつもりなのだろうか？

バカップルと言えば、カップル同士で変な言葉ってありませんか？
たとえば、お互いの呼び名とか・・・azzurriたちの場合、azzurriはエルメサーに対して敬語で話しているうえ、エルメサーのことは苗字に「さん」付けで呼んでいるが、エルメサーはazzurriのことを「おねね」と呼ぶ。人前だとちょっと恥ずかしい。
挨拶と呼びかけなどマルチに使っている言葉として「うー。うー。」と言っているのだが（嗚呼！もうバカ丸出し）、この前azzurriからの電話だと思って「うー♪」と電話に出たエルメサー・・・電話の相手は今、エルメサーがモメている相手だった。。。
そんなこんなでもっとおバカな発言はあるのだが、端から見ているとホントにバカだな〜と思う。
自分でもびっくりしているぐらいだ、、、
しかも今日は二人揃ってグレー系のスーツで出勤。

いよいよ明日からシンガポール＆ビンタン島！
3/19（火）・・・9:30成田発のSQ便にて台北経由でシンガポールへ
　　　　　　　夕食はラッフルズ・ホテルのティフィン・ルームでまいうー！と評判の
　　　　　　　カレー・ビュッフェ、ラッフルズ・ホテル泊
3/20（水）・・・14:00のフェリーでビンタン島へ
　　　　　　　バンヤン・ツリー泊
　｜
3/24（日）・・・フェリーでシンガポールに戻る
　　　　　　　りるりる様情報を元にシンガポール散策。宿泊先未定
3/25（月）・・・11:30のSQ便にて東京へ戻る
エルメサーに「ビンタン島はともかく、シンガポールで何がしたいですか？」と聞いたところ、「お買い物！お買い物！」と騒いでいた・・・何を買うのか聞いても「内緒。」で教えてくれない、、、「エルメス」の赤いスニーカーを欲しがっていたから、それかなー？

ってな感じで、いってきまーす♪

追伸）もし、街中で「うー！うー！」と言い合っているカップル、もしくは携帯片手に「うー！うー！」と言っているヒトを見かけたら、azzurriかエルメサーだと思ってください。
そして、もしそれがazzurriだったら「うー！うー！ひまじんバンザイ！」と言ってやってください♪

　　　　　　　　　

先頭 表紙

心なしか今週はゆっくり過ぎた気がした。

毎日、どこかしら外出するところがあり、火曜日は外出できるのをいいことに、エルメサーと二人で弁護士会館に行っていた（笑）・・・この話はカタが着いてからお話しします。
今日は市ヶ谷のクライアントのところまで行く途中、JR沿いの緑道（？）に桜が咲き始めているのを発見し、嬉しくなった。暖かいし、春はもう訪れ始めているのかな。

でも、やっと週末！今日はエルメサーが1日遅れのホワイト・デーにエルメサー宅近くにあるフレンチ・レストランに連れていってくれる♪
ここは、古い小さな一軒家をそのままレストランにしていて、かなり昔から営業しているらしい。女の子ウケしそうな建物とお庭には猫が1匹いて、二人して「猫屋」と勝手に名づけていた・・・エルメサーがこの街に引っ越してきて、ずーっと二人して気になっていたのだが、先週ランチでチャレンジ！
期待を裏切らないお味に大満足で帰宅したのだ。
街にぴったりのレストラン・・・あまりにも楽しみすぎて、今日はランチは軽めにしておいた。

この街も桜並木が有名で、今から楽しみ♪
すっかり都心で遊ぶことから遠ざかっているけど・・・。

週末は旅行の用意をしなくてはいけない。
りるりる様にいろいろと教えていただいたので（ありがとうございます♪）、プランも検討しないと♪
月曜日、一日だけ出社したら、そのまままたエルメサー宅まで帰宅（笑）。
火曜日の9:30のSQ便でシンガポールまで飛ぶ。

国内でも国外でもエルメサーと一緒にいるといろいろと事件が起こって、楽しい。
何もしない日も、のんびりと本を読んでいる時間も・・・

先輩、もう帰ってもいいですかー？

先頭 表紙

新しい仕事が始まって、1週間ちょっとが過ぎた。
仕事内容については、面接時にあまり詳しく聞けなかったので、不安だった部分もあったが、一番気にしていたところがクリアーになったので、一安心。
少しずつだが仕事も覚え始め、早速だがミスもした（笑）。
小さな会社だがきちんとしており、所属部署の人たちもいい方ばかりで、仕事しやすい。
直属の上司は仕事がやりやすいと評判だし、直の先輩がカッコイイし優しいので、毎日楽しい。
もちろんまだ仕事が始まったばかりだから、これから仕事の厳しさや大変さを痛感していくのだとは思うが、マイペースで仕事をしていきたいと思うし、していける環境なのではないかと思う。
今のところ「やっと自分の居場所ができたかな？」という気持ちだ。

先週はドタバタと1週間が過ぎていったのだが、火曜日の会議中に気分が悪くなり、定時が過ぎてからフラフラで帰宅・・・水曜日の午前中まで具合が悪く、夜には頭痛にみまわれてしまった。
木曜日はなんなく過ぎたのだが、金曜日の夕方からやはり頭痛がして、エルメサーと食事をしていたのだが、あまりの痛みに耐えきれなくなり、エルメサー宅までタクシーで帰宅。
頭痛薬を飲んで、ようやく少し治まったのだが、楽しみにしていた土曜日のジャマイ会には「飲みに行くとまた体調を崩すよ。夜遅くなるし、心配だからダメ！」とエルメサーにダメ出しをくらってしまった。

週末ゆっくりとしたせいか、今日は眠い以外、体調は良い。
最近、良く体調を崩す・・・季節の変わり目だからだろうか？
エルメサーにはストレス性のものじゃないか？と言われた。

昨日、夕食中に前の会社の人の話から、恋愛や結婚観の話になった。
互いの過去の恋愛について話したわけではなかったし、エルメサーに何か気になることを言われたわけではなかったのだが、何故か泣いてしまった。
自分でも理由はわからない。
心配するエルメサーにも説明できない・・・。
「どうしたの？おねねのこと、好きだよ。どうして泣くの？」
エルメサーが繰り返すその言葉に安心して泣き止んだ。
それでも喉まで出かかっている「好き」という言葉を口に出せないazzurri。。。
一緒にいても、少しだけ不安な気持ち・・・そういうのってあるものなのかな？

寝る前の「週末はおねねが隣で寝ているから安心するよ。」の言葉。

今朝、起き抜けにいつもはazzurriがグズる（ただ単に早起きするのが苦手なだけ）のに、エルメサーが「早く週末がこないかな。。。」って言いながら、起き上がったのにまた寝転んでしまった。

安心させようとしてくれているのかな？
エルメサーも仕事と家のことでストレスを抱えているのに。
ごめんなさい。。。
来週の旅行は、ゆっくりしようね。

まだ月曜日だけど、早く週末がこないかな。。。

先頭 表紙

お土産とたくさんの思い出と荷物をスーツケースに詰めこみ、迎えの車に乗り込んで空港へと向かう。
車窓を流れるクアラルンプールのカラフルな建物もモスクも夜景もこれで見納め。
海外旅行へ行くと、いつも帰りたくなくなるのだが、今回は特に日本に帰ってから待ちうけている現実に対面するのがイヤでしかたなかった。

空港に着き、所定の手続きを済ませると、残ったマレーシア・リンギットを使い切るためにお土産物を物色。
エルメサーはお土産と称してチョコレートをたくさん買ったうえ、余った小銭でキット・カットまで買っていた。
そんなことしてるから今、苦労するんだよぅ、、、

夜のクアラルンプール国際空港を飛行機がゆっくりと離陸していく。
「バイバイ。またね。」
「楽しかったね。」
「また来ようね。ダタイはまた来たいね。」
「コタキナバルもサンダカンもね。」
マレーシア、とりあえずバイバイ・・・またすぐにこれますように。

azzurriの初マレーシア＆アジアン・リゾート・デビューはこうして幕を閉じる。
二人の体には季節外れな日焼け後を残して、、、


東京には早朝着。
お腹が空いたとうるさいエルメサーと軽く（？）朝食をとり（いや、朝からビールを飲んでいたぞ！！）、エルメサー宅に帰宅。
シャワーを浴びた後は二人して夜まで爆睡！！
夜は日本酒を飲みに行く・・・という現実を迎えた。

〜　魅惑のランカウイ編　完　〜

※画像を少しだけアップしました♪
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懲りずに始動！！おバカなazzurriのアジアン・リゾート第2弾！！
〜　春休み企画！マーライオンと神々の住む国の巻　〜

そんなこんなでマレーシアから帰国後すぐに話が出ていたのだが、二人ともマイレージがたまったので、シンガポールとビンタン島の旅に出ることになった（爆笑）。
企画の始動は1月からだったのだが、例によってエルメサーのワガママのために本始動は2月になってしまった。
今回のワガママ・エルメサーは・・・
1)往復のエアーはSQ
2)自分はクリスフライヤー（SQ）のマイレージ、azzurriはUAのマイレージを使う。
3)シンガポール1泊、ビンタン島3泊で平日出発の土曜帰国
4)シンガポールの宿泊先はラッフルズ（1泊なのにもったいない）
5)ビンタン島の宿泊先はバンヤンツリー・ビンタン
6)日程は3月19日（火）出発〜3月23日（土）帰国
という条件で、やはり手配はazzurri TOULIST。

ところが、日程通りのエアーが取れず、UAのマイレージだとアワード・シートのキャンセル待ちができないという事態に・・・。
仕方なく、エルメサーのクリスフライヤーのマイレージを使うことになった。
しかも成田発が取れずに関空発に・・・しかも帰りの便がキャン待ち
やっと成田発が取れたのだが、やはり帰国便が取れずに25日の便と仮予約にしてあり、その前の便をキャン待ち・・・という状態。

シンガポールに二人で永住する？
・・・というわけで、ちょこっとしかいませんが、りるりる様、シンガポール情報をください♪

先頭 表紙

いよいよ今日の深夜便にて東京に帰る。
ホテルで朝食をとり、部屋に戻って、一休みしてから街へ出かけた。

せっかくイスラムの国に来たのだから、モスク（イスラミック寺院）を観に行こう！ということになり、市内で一番古い歴史を持つモスクを見学に行った。
当然、女性は肌を見せてはいけないので、ストールを頭からかぶり、入場。
しかし、肝心のモスク内部はムスリム（イスラム教徒）じゃないと入れないと注意されてしまった。
テレビでよく見るモスクの建物・・・偶像崇拝を禁止している宗教なだけに、生き物をモチーフにした装飾は一切ない。
他にももっと大きなモスクもあるらしいのだが、ここの建物が一番古く、荘厳だった。
絶えることなく、人が訪れ、祈りをささげ、くつろいでいる・・・なんだか無宗教の人間が足を踏み入れてはいけない・・・汚しているような気持ちになり、azzurriはすごく居心地が悪かった。

その後は、デパートやショッピング・センターが立ち並ぶ通りへ出て（ここへ来るまでのタクシーもなかなかつかまらなかった）、地元の人でにぎわういろんなショップを覗いた。大きなビルの中に間口の狭いお店がたくさん入っていたり、ショッピング・センター自体に客足の少ないところがあったり・・・。
ブランド・ショップもあったのだが、azzurriはさほど興味なし・・・。
そのうちに、雨まで降り出した・・・傘を持ってこなかったので、大変！

結局、夕食をどうするかを決めかね、初日に食事をしたスリアKLCCでウィンドウ・ショッピングがてら夕食をとることにした。
ここにはクアラルンプール唯一のエルメスが入っているのだが・・・案の定、エルメサーの足が向く「ちょっと見るだけだから。」。
しかし！それだけでは済まされなかった。
エルメサーがずーっと探していたバッグが見つかったのだ！！
ベージュのサック・ア・デペッシュ（男性用のビジネス・バッグ）・・・エルメサーはこれの黒を大きいものと小さいものを持っているのだが、茶系の洋服やスーツに合わせたいと探していたのだ。
しかも、サイズも2サイズあり、鏡の前で悩む！悩む！・・・本当は二つとも欲しいらしいのだが、日本よりかは安いとはいえ、さすがに二つは買いすぎ。
悩みながら、店内をウロウロしたエルメサーは私のものまで物色し始めた！！
「このバッグ、CLASSYで見て、サンフランシスコで見て、欲しがってたよね？最近、自分のものしか買ってないし、クリスマスだから買ってあげるよ。」
確かにそのバッグはazzurriが雑誌で見てはいたが、よく覚えていたなー・・・と感心。感心する前に、さすがに辞退。。。クリスマスだからといって、買ってもらう理由などないからだ。「私にはまだ身分不相応ですから。」と、、、
しかし、エルメサーに強引に押し切られた。嬉しいけれど、複雑な気持ち。
結局、エルメサーは大きい方のバッグとazzurriにガーデン・パーティーを買ってくれ、品物をホテルまで届けてもらうことにして、お店をあとにした。

夕食は例のダイエーの上にありそうな安い飲食街（笑）。
エルメサーの決してケチってるわけではない、変なギャップがazzurriは大好き。

おなかもいっぱい、思い出もいっぱい・・・二人で手をつないでホテルまで戻った。
後は荷物を持って、空港へ向かうだけだ。


azzurriの日常）
落ち込んでいた気分はなんとか復活。
新しい会社はドキドキだったが、とりあえずは楽しい！やっと自分のPCも持てた。
エルメサーはazzurriのことをすっかりへなちょこ扱い・・・それが一番ツライな。。。
キライになっちゃったのかな、、、しゅーん。

先頭 表紙