2002-01-11 とうとうお誕生日！
2002-01-07 ランカウイの休日
2002-01-02 リゾート・ライフ始まる♪＆番外編後編
2002-01-01 あけ・おめ！こと・よろ♪・・・ランカウイへGO！＆番外編
2001-12-28 クアラルンプールの夜
2001-12-26 無事（？）にクアラルンプール到着
2001-12-20 怒涛の出国！？
2001-12-17 ただいまー！！無事にマレーシアより帰国
2001-12-05 事件勃発
2001-12-03 魅惑の・・・

12月9日（日）
今日はエルメサーの3○歳のお誕生日だ。
こんな素敵なところで大好きな人のお祝いができるなんて、とっても嬉しい♪

今朝はホテルが無料で主催するモーニング・ネイチャー・ウォーキングに参加する予定だったのだが、目が醒めると集合時間の15分前！！・・・どうやら、モーニング・コールの後に二度寝してしまったらしい。しかも、周りを三方を山と海に囲まれたこのホテルは日が差し込んでくる時間が少し遅いのだ。おまけにすごい湿気かつ何故か寒い。

仕方なく午前中はのんびりと起き上がり、メインダイニングでビュッフェ・スタイルの朝食をとり、スーベニール・ショップでお買い物をした後、準備をしてからビーチへ・・・というコースになった。
キチンと薬を飲んでいたおかげで、エルメサーの腸炎は治まりかけていたのだが、前夜のカレーで少しぶり返してしまい、熱はなかったものの、せっかくの朝食も刺激物を避けて食べていた・・・それなのに大好きなチョコレートは買う。
azzurriは朝からモリモリ食べてしまった・・・きっと「よく食う女だな・・・。」とレストランのスタッフに呆れられているかもしれない。

因みにazzurriはどこへ行く時もその国のご挨拶だけは覚えていくようにしている。「おはよう。」も「こんにちは。」も「こんばんわ。」も「ありがとう。」も・・・今回はエルメサーに教えてもらった以外にもいろいろと覚えていったのだが、一番のお気に入りは「どういたしまして」のマレー語・・・「サマサマ」だ。未だに日本でも使っている（笑）。なんかカワイイ♪・・・因みに「ありがとう。」は「トゥリマカシ」と言うのだが、語感が「ちょろまかし」に似ている気がする。

昼間はビーチでデッキチェアに寝そべり本を読んだり、海でチャプチャプと遊んだり、隣のホテル（「THE ANDAMAN」という「THE DATAI」と同じグループのホテル」）のビーチまで貝広いをしながらお散歩に出かけたりした。
ああ！お約束のサン・プロテクト塗りっこもやった（爆笑）。

周りはヨーロッパ系・オージー・・・時たま日本人のカップルばかり！そんな中でもやっぱり素敵だなー・・・と憧れるのは初老のご夫婦。おばさまが未だにビキニなのだが、嫌味じゃなくとっても素敵なのだ！エスコートするおじさまもカッコイイ。
日本人には無理なのかな・・・でも、素敵に歳をとりたいなー。

ちなみにビーチで飲んで二人してすっかりハマってしまったのが、「マンゴー・ダイキリ」とホテル・オリジナルのノン・アルコール・ドリンク「アップル・ミント」！！もう激ウマっ！！！・・・どうにかして日本でも飲みたいものだ。

そうして夜が訪れる。。。


現実生活）
やっと週末〜♪・・・なのに、エルメサーは西麻布で新年会。鍵を渡され、先に帰っているように言われてしまった。しょぼん。。。

先頭 表紙

夕方近くになると、セミの声がビーチ中に響き渡るのだが、寒い東京と違って、陽が沈む気配はない・・・17時を過ぎて、少し肌寒くなる程度だったので、ビーチからビーチサイドのプールへ移動し、一生懸命泳ぐ（笑）・・・海ではただ波に揺られていただけだったのに。

部屋に戻り、夜はメイン・ダイニングでの夕食。
この日は比較的普通に食事をしていたエルメサーだったので、マレー料理のコースをオーダーしたのだが・・・二人分とは思えないほどの量の多さとカレーの辛さにダウン。
とっても美味しかったのだが、お残ししてしまった。。。

そして、エルメサーに気付かれないように、翌日のエルメサーのバースデー・ディナーの打ち合わせを日本人スタッフの方と行う・・・本当は日本からお願いしようと思っていたのだが時間がなく、どうやってやり取りをしようか悩んでいたところ、マネージャーの方が気付いて、azzurriに連絡をくれたのだ。こういう気遣いもとても気持ちの良いサービスのホテルだ！

朝も早くからランカウイまで移動し、昼間はビーチで遊びまくり、夜は食べ過ぎたazzurriたちは、お風呂に入るとばたんきゅー・・・とっても健康的なランカウイの休日が始まった。


azzurriのお正月）
31日までエルメサー宅に滞在（というか片付け）し、そのまま帰省・・・1日は親戚が集まり、2日はパパの機嫌を損ねたまま帰京。そのままエルメサー宅へ・・・だって、離れてるのが寂しいんだもん（笑）。
今朝までエルメサー宅で引越しのお片付けのお手伝い（激疲れ！！）等で滞在。
今日から派遣での仕事始めだった・・・エルメサーのおうちが遠くなってしまったので、とっても寂しい。でも、いい加減家に帰らないと（笑）。

先頭 表紙

案内されるがまま、チェック・インの為に通されたのはレセプションでもロビーでもなく、緑と海が一望できるオープン・ラウンジだった。すぐに冷たい飲み物が運ばれ、たっぷりと時間をかけてチェック・インを済ませる。暑いと思っていたが、入り口・ロビーに続いて全てオープン・スペースになっていて、風が抜けるためにとても気持ちがいい。ロビー脇にはショッキング・ピンクの花を浮かべた蓮がゆらめく池があり、涼しさとアジアらしさをかもしだしていた。

azzurriたちが今回泊まるお部屋は201号室。お部屋はデラックス・タイプで、メイン・ダイニングにもメイン・プールにもどこへ行くにも便利なお部屋だった（その代わり、外からも見えるが）。通されたお部屋は写真の通り！漆喰の壁に天然木の柱と調度類。バスまわりに使われている大理石はランカウイ産のものだという。わかりやすいゴージャスさはないが、大人のリゾート・ホテルといった趣ですっかり気に入ってしまった。

荷物を片づけた後、すぐに水着に着替え、途中でスーベニール・ショップをのぞき、センスがいいと噂のグッズ類にすっかり魅了され、とりあえずはビーチで食べるキット・カットだけをゲットして、ビーチに向かった。
メイン・タワー（といってもそんなに大きなホテルではない）からビーチまでは歩いて約10、15分ほどで着く。途中に大階段があったり、脇には熱帯雨林の森の中にヴィラが点在している。
ビーチのそばには二つ目のプールとレストラン、バーがあり、プールとビーチにはデッキチェアが置いてあるのだが、私たちに気づいたスタッフがすぐにバスタオルを持ってやってきて、デッキチェアのセッティングをしてくれた。セットが終わると別のスタッフが冷たいお水を持ってきてくれ、食べ物や飲み物のオーダーを聞いてくれる・・・至れり尽くせり！
ランチをとっていなかったazzurriたちは、ハンバーガーとサンドイッチ、フルーツの盛り合わせとビールをオーダー・・・至福のとき（笑）。
これぞ！のんびりリゾート・ライフっちゅーもんだろう♪


番外編　後編）というわけで、引っ越し翌日（そのまま新居にお泊まり）・・・エルメサーの申し出なのかただ面倒だったからなのかわからないが、ゴハンを買ってきて、ご両親と一緒に食べることになった！ひえーーーっ！！事前にエルメサーからは「普段通りに食べていいから、とにかく気にしないで！」と言われたが、気にしないわけないだろー！
超緊張しながら、エルメサーのサーブで食事は進み（何も手伝えなかった　号泣）、お話に夢中になっていたら案の定「全然食べないじゃない！普段はもっと食べるんでしょう？」とお母様に言われてしまった・・・でも、会話に夢中になると、お食事そっちのけになっちゃいますよね？しかもテーブルマナーと言葉遣い、会話のキャッチボール全てに気を遣っていたのだ・・・それでもかなり食べて呑んだ（笑）。
とっても緊張したけれど、エルメサーの別な側面も垣間見れたし、素敵なご両親だった。気を遣っていただいたのだと思うが、とても楽しいお食事だった。きっとまた緊張してしまうけれど、お母様ともっとお話ししてみたいし、お鍋とかしてみたい♪
大阪に帰る時にご挨拶したら「東京に帰ってきたら、すぐに来てね！」とおっしゃってくださったのが、とっても嬉しかった！・・・とりあえず大丈夫だったのかな？

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あけましておめでとうございます！！
旧年中はお馬鹿な日記にお付き合いいただき、ありがとうございました。
本年もazzurriとこの日記をよろしくお願いいたします♪


マレーシア日記　12月8日（土）
眠い目をこすりながら起床。身支度を整えてホテルのティー・ルームでビュッフェ形式の朝食をとったが、やっぱりエルメサーは小食。しかもお腹に優しい物しか食べなかった。
迎えのタクシーに乗り込み、爆睡しながらクアラルンプール国際空港へ向かう。ランカウイへ行くので、国内線に搭乗。国内線のロビーは人が少ない。機種も小型の飛行機だったせいか乗客も少な目。それでも日本人を見つけた時にはちょっとびっくりした。
クアラルンプールからランカウイまでは約1時間のフライト。ウェルカム・ドリンクはやっぱりオレンジ・ジュースだった。噂のマンゴー・ジュースはビジネス・クラスだけのサービスになるのだろうか？
眼下にマレーシアの国土を眺めながらのフライトは楽しかったが、ランカウイの空港はまさに「地方空港！」。それでもかなり大きな空港だが、ボーディング・ブリッジはなく、タラップでの降機・・・しかも荷物がなかなか出てこない。

そういえば、流石にイスラムの国！お手洗いには必ずお尻を洗うホースが完備されていた。おかげで、お手洗いはどこもかしこもびしょびしょ・・・便座除菌クリーナーは必需品だった。

ランカウイ島は、マハティール首相が住んでいた島で、想像していたよりもはるかに大きい。島全土が免税になっているらしい。外との交通手段は飛行機（マレーシア航空の他にシルク・エアーが乗り入れている）と船（港には行かなかったが、かなり大きなターミナルがあるそうだ）。
迎えの車に乗り、ホテルへ向かったのだが、殆どと言っていいほど信号がない！しかも気をつけていないと猿が飛び出してくる。ホテルまでの道のりは車で約30〜40分ほどで、途中に映画『アンナと王様』に出てくる王様の離宮のセットがそのまま残されている所があったり、リゾート・ホテルがいくつかあるが、ほとんどは熱帯雨林の木々と現地の人の住宅だ。ドライバーにいろいろと説明をしてもらいながら、車は「THE DATAI」へ。

敷地に入ってから玄関口までの距離も長く、熱帯雨林に囲まれた緑が消えたところに木と漆喰の壁、コロニアル風の真っ白の制服を着た笑顔のドアマンが待つ開放的だがこじんまりとした入り口に到着。
二人が行きたかったホテル・・・これから始まるのんびりアジアン・リゾート・ライフに夢が広がる。。。


番外編　前編）エルメサーは年末に一人暮らしの部屋から、かねてより建築中の二世帯住宅へお引っ越しをしたのだが、azzurriもそのお手伝いをすることに・・・ってことは、もしかしたらご両親に会うかもしんない！とドキドキしていたのだが、小綺麗なカッコをするわけにもいかず、ジーパンにセーターかつ徹夜の荷物詰めで目の下クマ・シャワー浴びれず・・・という最悪のシチュエーションでお会いすることになった。
バタバタしている中だったのだが、エルメサーに呼ばれ「後でちゃんと紹介するけど、今回、いろいろとお手伝いしていただいているazzurriさん。」と紹介された・・・が、緊張してしまいうまく話せなかった。「はじめまして。azzurriです。いつもエルメサーさんにはお世話になっております。お役に立てるかどうかわかりませんが、よろしくお願いいたします。」これがやっと・・・。しかもその日は結局、ご両親に「ちゃんと紹介される」ことなく終わってしまった（号泣）。後になって、お風呂とお布団の中でとっても後悔するazzurriだった。

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「シャングリ・ラ・ホテル・クアラルンプール」の室内は比較的オーソドックスなインテリアだったが、広く、ちゃんとウェルカム・フルーツも用意されていた。13階にある部屋からはクアラルンプールの象徴「ペトロナス・ツイン・タワー」も見え、眺めもよかった。

そして、事件は起こる。

とりあえず荷物を置き、一息ついてから食事をしに行くことにしたのだが、バスルームに入ったazzurriはドアの閉まりが悪い事に気付いた。キチンと「パタン！」と閉まらないのだ。仕方なくお行儀が悪いが、足で押さえてお手洗いを済ませ、部屋に戻る際にドアを思いっきり閉めたのだが・・・「バタン！ガチャッ！！」という音がした。
「ガチャ？」・・・そう！何故か鍵がかかってしまったのだ。当然、ドアは開けようと試みてもうんともすんとも言わない。
カッコ悪過ぎるので、エルメサーには内密に処理したかったのだが、お手洗いを使えないのでは大変だ・・・エルメサーに事情を説明し、お部屋係を呼んで直してもらった。

エルメサーはどっと疲れてしまったようだ。
ごめんなさい。。。

暫く部屋で休んだ後、食事をしに行く事になったのだが、当初の予定では屋台街での夕食になるはずだったのだが、エルメサーの体調を考慮し、ホテルのレストランで食事をするか「ペトロナス・ツイン・タワー」の隣にある「スリアKLCC」というショッピング・センターで食事をするという事になった。
結局、エルメサーの希望で「スリアKLCC」の中で食事・・・タクシーを捕まえ、ものの5分ほどで到着。

「スリアKLCC」はクアラルンプールで最も新しく、広いショッピングセンターで、高級ブランドショップから比較的庶民的なショップや伊勢丹も入っている。クアラ唯一の「エルメス」もここにある。
時間が遅かった為に、ブランドショップは閉まっていたので、レストラン・フロアまで上がり、あれこれ考えながら見て回った結果・・・日本食か辛くない中華という事になった。マレーやタイ・インドのお料理では今のエルメサーの胃腸には刺激が強すぎるのだ。
結局、ダイエーやイトーヨーカドーの上にあるようなフード・コートで点心とヌードルをチョイスし、簡単に食事を済ませた。お値段は一品2、300円程度で味もまぁまぁ。
クアラルンプール一日目は庶民の味を満喫し、マンゴー味のヴィックス・ドロップを探した後、ホテルへ戻った。

翌日の朝はクアラルンプールからランカウイ島へのフライトで早起きしなくてはいけない・・・エルメサーもazzurriもながーい一日でぐったり。
ベッドに入ると深い眠りに落ちていった。


azzurriの日常）なんとか1月から派遣で働く事が決まった！！やったー！
今日はこれからエルメサー宅にて引越し準備・・・明日は引越し！しかも、ご両親にも初対面するかもしれない、、、少し怖い。

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飛行機は高度をどんどんあげ、安定飛行に入った。
azzurriたちを乗せた飛行機はB747-400。機体が新しいのかエコノミークラスだが、ちゃんとシートテレビがついていた。結局、飛行中にいろんなチャンネルを観る事はなかったのだが、エアー・ショーだけはチェック！英語とマレー語でのインフォメーションかつさすがにイスラムの国・・・飛行中でも聖地メッカの方角と距離が表示されていた。これにはびっくりした（機種によっては、祈りのスペースまで設けられているらしい）。

いつもなら機内食のメニューを楽しみにしているエルメサーも今回はメニューを一通り一瞥しただけで「うーん・・・脂っこいなぁ。とりあえず二人で違うものを頼んで、少しだけ食べるから後はねね（azzurriのこと）が食べて。」と言い出す始末。
食前酒もお酒を飲まず、おつまみもazzurriにくれた・・・エルメサー的にはとにかく旅の前半には体調を戻したいようだ。
案の定、お料理が運ばれてきても半分ほど食べるのがやっと・・・という状態。それでも油をたっぷり使ったお料理を食べられるようになっただけでも、回復に向かっているのかもしれない。
それにしても、独りで飲むビールは寂しい・・・エルメサーは食後もコーヒーを避け、紅茶を飲んでいた。

機内では持ってきた本（ちなみにazzurriは山下マヌーの海外旅行得ブック・シリーズを一生懸命読んでいた）を読んだり、眠ったりして約7時間を過ごした。

到着前に出たライト・ミールでさえかおにぎりも大好きなチョコレートも残してしまうエルメサー・・・まるで男の分まで食事を奪い、食べる超食欲旺盛な女なazzurri。

初めて降り立つクアラルンプール国際空港は最近建てられたとても綺麗な空港だった。聞けば、黒川キショウ先生のデザインだという・・・ガラス張りかつ開放感があり、国際線ターミナルのロビー中央には緑と滝があり、南国らしい雰囲気をかもしだしていた。
ちなみにエルメサー曰く「ここの空港にはエルメスはない。」らしい・・・。
国際線ターミナルからメイン・ターミナルまではシャトルで移動、出国もスムーズに済み、荷物をピックアップした後、ハイヤーを手配し、18時半には市内へと向かった。
・・・この空港も成田ばりに市街地まで遠い。しかし、高速道路が4車線もあるうえ、市街地に入る少し前までさほど渋滞もしないので、1時間ほどでホテルに到着。しかも料金もバカ安（日本円で3,000円ほど）！

クアラでの宿泊先「シャングリ・ラ・ホテル」は前回、エルメサーが出張の時に利用して、気に入ったホテルなのだが、車が横付けされたのは、前回と違う場所・・・しかも中に入るとどうもバンケットのロビーのよう・・・フロントを探したのだが、なんと！改装工事中！！
慌てて追いかけてきたホテルの日本人スタッフに仮のフロントに通され、なんとかチェックインできたのだが、ここでもついていないのか！？

そして案内されるがまま、部屋へと向かったのだが・・・


azzurriのクリスマス）金曜日のディナーは急遽お寿司に変更。3連休はエルメサーの引越しがらみのお手伝いがメイン。24日はエルメサー宅で伊勢丹とケンタなクリスマス（笑）。25日は近くのイタリアンでささやかなクリスマス♪

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携帯電話片手に成田エクスプレス5号の東京駅出発時刻を検索しながら、タクシーは首都高をぶっ飛ばす・・・なんとか予定時刻までに東京駅に着く事ができ、タクシーから荷物を降ろし、改札口へ向かったazzurriたちの耳にとんでもないアナウンスが飛び込んできた。

「本日、大宮発成田空港行きの成田エクスプレス5号ですが、大崎駅でのポイント故障により、現在運転を見合わせております。お急ぎのところ、申し訳ございませんが、ご了承ください。」
なんですとーーーっ！！！

慌てて改札口の係員の所まで行ったのだが、その時には「運転を見合わせていた」のが、「運行中止」になってしまっていた・・・今回の旅もすんなりいきそうにない・・・そう思ったazzurriたちは顔を見合わせて笑うしかなかった。
幸い、成田空港まで行く東京発の特急があったので、切符の精算をしてもらい、発車時刻ギリギリに電車に乗り込んだ・・・成田エクスプレスのグリーン車とは違い、きったなーい昔のL特急だった。

結局、成田空港には当初到着予定の時間よりも20分遅れで着き、銀行に寄り、体調が悪いエルメサーが薬局で体温計（笑）と鼻炎スプレーを買い、恒例（いつからだよ！！）のお寿司は食べる事ができず（涙）、出発時間近くまでカード会社のラウンジで過ごした。

そうそう！ちなみにazzurriは成田空港の第２ターミナルから出国したことがない（入国はサンフランシスコからの帰りに体験したが）。たいてい関空なのだが、過去3回ある成田出国は第1ターミナルからだった。初第2ターミナル出国！

ところで、ボーディング・パスを受け取る為に、マレーシア航空のカウンターに行ってびっくりしたことがある。マレーシア航空は自社のマイレージ・プログラムを日本では展開しておらず、全日空と提携している（スター・アライアンスではないが）。それにも関わらず、成田空港でのハンドリングは全て日本航空がやっているのだ・・・ナゼ？？？

初めてのマレーシア航空にドキドキしながら、搭乗・・・客室乗務員の制服はシンガポール航空と同じくサロンケバヤと呼ばれるバティックでできた、民族衣装。同じようなデザインなのだが、シンガポール航空ほどのセクシーさはない。オネエチャンのグレード（笑）はさほど変わらないのだが。。。
ウェルカム・ドリンクのオレンジジュースは激ウマ！前回、ビジネスでマンゴージュースを出してもらったエルメサーはがっかりだったらしい（大のマンゴー好き）。

これから始まる旅に胸を弾ませる反面、エルメサーの体調がとても気になるazzurriを乗せたMH89便成田空港発クアラルンプール行きの飛行機（コタ・バル号←1機ずつ名前がついているらしい）は離陸した。

今回は前回にも増す出だしの悪さだ・・・晴天のクセにポイントを故障させたJR東日本！！azzurri以上に体調管理に気を遣っていたエルメサーを腸炎にさせたバー○ヤン！！
旅がまたしてもドタバタになったら、恨んでやるぜー！！！


azzurriの日常）今日は「こんにちはお仕事」に出頭。明日はエルメサーと一足早いクリスマス・ディナー（プレゼントどうしよう？？？）♪週末はエルメサーのお引越しの荷造り（ふぅ）。

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なんとか無事にマレーシアに行く事ができ、帰ってくることができました。
ご心配をおかけして、ごめんなさい、、、

さてさて、エルメサーその後だが、12月6日エルメサーはなんとか会社に行ったらしい。
azzurriは朝から髪を切りに行き（しかもかなり気に入らない髪形になり、ご立腹）、かなり重くなってしまった旅行の荷物をズルズルと持ってエルメサー宅まで行き、エルメサーの帰宅を待った。

その後、二人で16:00の回のチケットを手に入れていた「三鷹の森・ジブリ美術館」へ行き、館内をかなりの時間をかけて見た・・・完全予約制でしか入れないのだが、かなりの人数を受け入れているようで、平日にも関わらず中はいっぱい！大人も子供も楽しめる体験型ミュージアムといった感じだろうか。ジブリ・ファンではない人にとってもアニメーションが作られる過程を知ることができるし、建物を見るだけでも楽しいかもしれない。とにかく子供は大喜びしそうだ！

「三鷹の森・ジブリ美術館」からの帰りは、お気に入りのお茶屋さんでお茶をした後、お食事に行く予定だったのだが、エルメサーの熱は下がったものの、まだお腹の調子が良くないうえ、久し振りに一日中動き回ったのがたたったせいかかなり疲れてしまったようで、結局コンビニでご飯を買い、帰宅した。
帰宅後もかなり辛そうなエルメサーはベッドにもぐりこみ、結局そのまま寝てしまった。心配してもどうすることもできないazzurriも20時過ぎにはエルメサーの横で寝てしまった。

・・・二人が目を覚ましたのは、午前3時半！！
この時点で、エルメサーは旅行の準備を全くしておらず、azzurriもシャワーも浴びていない状態だった。しかも、6:00には家を出て、7:05発の成田エクスプレス5号に乗らなければいけない！あと2時間半しかない！！
睡眠をとったおかげで、エルメサーの気分は良くなったが、やはりまだお腹が本調子ではないらしい。
慌てて用意をして家を出たが、今度はタクシーがつかまらない・・・やっとの思いでタクシーをつかまえたが、道が渋滞していて目標時刻までに新宿駅に着きそうにない事が判明。仕方なく、成田エクスプレス5号に乗るために東京駅に向かってもらう。

今回の旅も出だしからドタバタが始まったようだ・・・果して、成田エクスプレス5号に無事に乗り、飛行機の時間に間に合うように成田空港へ着くことができるのだろうか？

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頭がハゲ上がってしまいそうなほど、エルメサーのお誕生日プレゼントを何にしようか考えている貧乏azzurriに辛く悲しいニュースが舞い込んできた。

現在、無職のazzurriは就職活動中である。
時期的なものと不況を反映してか、かなり厳しい状況下に置かれている・・・かなり自信をもって挑んだ会社に落ちてしまったのだ。
両親とは喧嘩状態が続き「実家に帰ってくるか、縁を切るかのどちらかを選択せよ！」というお達しを受けてしまった・・・どうにかして職を見つけ、お正月の話し合いの場に行きたいと思っているのだが、うまくいかない。
焦りが良くないのか、実を言うとこの数週間、睡眠不足の日々が続いている。


そして、エルメサーが腸炎で倒れた・・・

一昨日の昼食時に『バー○ヤン』で食べたレバニラ炒めがいけなかったらしい。
39℃もの熱を出し、お手洗い（お食事中の方、ごめんなさい）に通っているとのメールが昨夜届いた。
・・・心配。旅行に行くことは私以上にエルメサーが楽しみにしていた。最悪キャンセルになってしまうのだろうか？それよりも何よりもエルメサーの体が心配でたまらない。
勘のいい方はきっとお気付きだと思うが、azzurriにとって、とってもとっても大切な存在なのだ。ささやかな事が嬉しくて、小さな事でも悩んでしまうほど・・・。
だけど、エルメサーのそばにいるのが、一番大好きで安心する時間なのだ。

ここまで打っていて、本人から電話が入った。
熱はまだ37・8℃台をうろうろしているが「行く！！」と力強い声で。声は元気そうなのだが、早朝たたき起こして、飛行機に乗せてもいいものかどうか悩んでしまう。
ちなみに、明日は二人で『三鷹の森ジブリ美術館』へ行くことにもなっている。

今回は旅行に行く前から事件が起きてしまった。
恋愛ベタなazzurriはエルメサーに何をしてあげられるんだろう？どうしてあげたらいいんだろう？・・・プレゼントどうしよう（まだ言うか！）。。。
今は祈ることしかできない・・・少しでも早く体が楽になりますように。

12月7日（金）10:30成田発のマレーシア航空89便に無事に乗れるだろうか？
これ以上、エルメサーの体調が悪い方へいきませんように、、、

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サンフランシスコ〜帰国後編〜
サンフランシスコから帰国後、azzurriは翌日、友人と飲んでいる最中から体の不調を訴え、そのまま1週間寝込んだ・・・高熱と喉の痛みにうなされた。
同時期、エルメサーも体調を崩してしまったらしい・・・その週末、遊ぶ約束をしていたが、「大人しくしていよう」ということになった。
ちなみにその後、エルメサーの出張に合わせ、大阪くいだおれツアーの添乗員などもした（笑）・・・本当によく食べて、よく飲む二人である、、、


そして！サンフランシスコで話していた通り、azzurriたちはリベンジ旅行を企画！！
その名も「魅惑のランカウイ」（爆笑）♪

とにかくドタバタサンフランシスコとは違い、南の島でゆっくり・のんびりしたい・・・ということで、最初は9月にエルメサーが出張ついでに行っていたコタ・キナバル（マレーシア）に行こうということになっていたのだが、マイレージやら日程やらの都合とワガママ・エルメサーの急遽「やっぱり違うところがいいなー。」の一言で、同じマレーシアにあるランカウイ島に行くことになった。
しかもエルメサーの出した条件が・・・
１）シンガポール航空でシンガポール乗り継ぎでランカウイ・・・最悪、マレーシア航空
２）クアラルンプールに前後泊すること
３）ランカウイの宿泊ホテルは「The Datai」（憧れホテルだったから、嬉しい♪）
４）クアラルンプールの宿泊ホテルは「シャングリ・ラ」
５）日程は自分の誕生日（12/9）をはさむこと

比較的時間の融通が利く、azzurriが旅行を手配することになった。
1週間ほどで、FITで思いつく一番安いプランを立て、提案→決定。
というわけで、今週の金曜日12月7日から6泊8日で、クアラルンプールとランカウイでのーんびり（できるんだろうか？）してくることになった。

12月7日（金）成田よりマレーシア・クアラルンプールへ　シャングリ・ラ泊
12月8日（土）クアラルンプールよりランカウイ島へ　ザ・ダタイ泊
12月12日（水）ランカウイ島よりクアラルンプールへ　シャングリ・ラ泊
12月13日（木）クアラルンプールより成田へ　機中泊

ランカウイはazzurriも訪れてみたい所だったので、とても楽しみだ。
最近、とにかくお疲れなので、本当にのんびりと海辺でゴロゴロしてきたい・・・しかも、宿泊は「The Datai」！ホテル・ライフを満喫できればいいなー♪

先頭 表紙