2006-02-10 おかんきたる
2006-02-01 放置もなんなので近況など・・・
2006-01-18 大人のプチ修学旅行　〜韓国くいだおれ奇行？〜　2日目夕食編
2006-01-12 あけました
2005-12-31 今年も一年お世話になりました.。.:*・゜☆
2005-12-27 大人のプチ修学旅行　〜韓国くいだおれ奇行？〜　DMZ & JSA　JSA編
2005-12-11 大人のプチ修学旅行　〜韓国くいだおれ奇行？〜　DMZ & JSA　都羅山駅＆臨津閣編
2005-12-08 大人のプチ修学旅行　〜韓国くいだおれ奇行？〜　DMZ & JSA　第3トンネル編
2005-12-02 大人のプチ修学旅行　〜韓国くいだおれ奇行？〜　DMZ & JSA　前置き編
2005-11-27 大人のプチ修学旅行　〜韓国くいだおれ奇行？〜　東大門編

出張だとかでazzurriママが本日より上京中、、、

とはいえ、出張先が東京と神奈川の県境付近のため、本日は余所にお宿を確保しているらしく（出張旅費も出るしね）、夕食にお付き合いさせていただくため（おごってもらうけどね）県境ターミナル駅にて合流。
その駅で降りるのは2回目だったし、食事は初めてだったけれど、思いつきで入ったお店の割には美味しかったし、サービスもよかったし、イケメン（爆）だったし・・・でazzurriママにもご満足いただけたよう。。。ママのおごりだけど（笑）。

明日は仕事を早めに切り上げて、二人で温泉へ♪
（早く切り上げられるのか超心配、、、）
マッサージ・オイルとパック、ネイル・セットをバッグに詰めたので、日頃の感謝を込めてMY GOLD FINGERS（笑）のスペシャル・マッサージとネイル・ケアをしてあげましょう♪
あ！　ママ、おやつは525円（税込み）です！　バナナはおやつに持って行ってもいいけれど1本だけですよ！　1房持ってくるのは禁止です。
なんだか2、3ヶ月前のことのようだけれど、サイパンへ行ったのって、実は1ヶ月前のことなんだよね…。
温泉は久しぶり（←1ヶ月に1回は行かないとイヤなヤツ）なので、楽しみ〜〜〜♪

え？　オテル・ド・azzurriでの宿泊？
…年末の大掃除で片付けたにも関わらず、この慌しさでえらいことになっているし（先週末、突貫工事で片付けたけれど）、素晴らしいおもてなしをできないので（笑）、1泊だけにしていただきました。
なのに、「azzurriのところ寒そう。」などとのたまったazzurriママは、デパートからお布団と毛布、ネグリジェ（爆）を送りつけてくる始末！　ちょっとー！　また荷物が増えるじゃなーい!!　どうせならパネルヒーターにしてくれればいいのに（普段、お風呂場とかで使えるし）。


さて、朝までに仕事をやっつけますか。

先頭 表紙

1月はさほど忙しくないはずだったので、旅日記をアップして、懸案の確定申告（算数嫌いなので税理士さんに頼んだのに断られ、放置プレイ中）を早めに済ませておこー…などとのんきにしていたのが、アダになったのか、結局、パニックを起こした現場に引き込まれ、めまぐるしい日々を送っています。


そんな中、帰京後やっと取れた完全オフにゲレンデへ逃避行。
前夜は遠足前のコドモのように、楽しみで眠れず（←仕事だろ！）、車中で眠ればいいやと思っていたのに、ナチュラルハイで喋りまくってしまったためにやはり眠れずにゲレンデ到着。

ああ、2シーズンぶりの雪山！
ラブ！　雪山！
きゃっほ〜〜〜う☆

でも、こわ〜〜〜〜〜い!!

ええ、ええ、すっかり勘が鈍ってしまって、1本目はゲレンデの挙動不審者と化してしまいましたの。
勘の鈍りもさることながら、体力の衰え、体型の変化もかなり堪えていた模様、、、
韓国旅行に一緒に行ったNがアドヴァイスをしてくれたおかげで、3本目にはスピードにも慣れて、ようやく安定した滑りができるようになったのだけれど、嗚呼、歳を取るって怖いねぇ…(T_T)

4本目は初級コースから中級コースへ。
怖いような、楽しみなような…


んが…


グキョ！！！


リフトを降りた際、前方にスキースクールの生徒がいたので、右に曲がろうとした途端、バランスを崩し、体勢を立て直そうとして右足（軸足は左足ね）を捻ってしまった…しかも膝。


いたあああああああああーーーーーーい！！！


痛みには強いので、滅多なことでは「痛い」などと声に出さないのだが、ゲレンデに響き渡る声でシャウトしてしまったうえ、痛みで転げまわってしまった（実際には左足がボードに固定されているので、上半身だけなのだが）…情けナシ。
azzurriの後ろのリフトに乗っていた同行者Sの証言によると、ライダーキック（注：仮面ライダー）のような足になっていて「こりゃヤヴァイ」と思ったらしい。
リフト係さんが「パトロール呼びましょうか？」と言ってくださったのをazzurriはお断りしたのだが、同行者NとSに「絶対に動くな！」と言われ、パトロールを呼ばれてしまった。
Sに「スノー・モービルに乗れるよ？」と言われたので、それを密かな楽しみにすることにし、大人しくお迎えが来るのを待つことに。

しかし、待てど暮らせど、お迎えはやってこない。
ずっと雪面に座っているので、お尻も冷えてきたし、痛みは最初だけで後は痛くもないし、曲げることもできたので、やっぱり自分で降りると訴えたが、あっさりと却下。
30分ほどしてようやくモービルが到着し、パトロールの方の前に座らされ（普通は後ろでしょ？）、楽しそうにスキーやボードを楽しむ人を横目に下山。
イヤハヤ、でも、モービルは楽しかったよ（笑）♪…自分で操縦したかったけれど。

医務室ではパトロールのおじさんや医務係のおじさんにさんざんおちょくられ（セクハラだわ！）、助けてもらっている手前、強くも出られず、帰り際に「今度来る時は、爆破してやる！」と捨てゼリフを吐いて退室。
えーえー、どうせ、腫れてるのか太ってるのかわかりませんよーだ！
えーえー、どうせ着ぐるみ着なくてもクマのぬいぐるみみたいですよーだ！

悔しいので、レストランでビール飲みながら一人で見学、、、

しかもあんなに痛かったのに、病院に行ってみると、よくわからない…だって（怒）。
前厄の幕開けでこれなら、本厄の来年はどうなることやら…とほほ〜。

先頭 表紙

展望台から北側の板門閣や分断線2mおきに打たれた白い杭などを眺めた後（ここから見ていると、北側の建物の中に人がいるのが見えた）、バスで第3警備所へ移動し、ここから北朝鮮を眺め、続いてバスから窓越しに「ポプラ（斧蛮行）事件」の発生場所と砂川江（サチョンガン）に掛かる帰らざる橋（休戦後の捕虜交換の際、南か北かの方向を決めたら2度とこの橋を渡って帰ることができないことからこの名前が付けられた）を見学。帰らざる橋には第4警備所の兵士なのか、6人ほどの兵士が笑顔で手を振ってくれた。
その後、バスはキャンプボニパスに戻り、キャンプ内のお土産店を物色後、ツアー・バスに乗り換えて、ソウルへの帰路についた。
睡眠不足なうえに、とても歩いたので帰路は爆睡…。

ソウルに戻り、azzurriが東和免税店を軽く流した（笑）後は、タクシーを捕まえて、予約してあるレストランへGO！　タクシーのドライバーさんが面白い方で、日本語も英語もわからないけれど、わかる単語をあれこれ言い始め、こちらもわかる韓国語だけで応戦（笑）。カタコトだけれど、どうやら「トック（餅）」の美味しいお店の話をしているようだ。おじさん、トックが好きなのかな（笑）？

今夜の夕食は、伝統的な韓屋風の建物が趣きある「龍水山（ヨンスサン）」にて韓定食。チマチョゴリに身を包んだ美しい店員さんがお出迎え。
さて、韓定食というとたくさんの小皿に盛られたお料理がテーブルいっぱいに並ぶものを想像してしまうが、こちらはコース形式。昔はテーブルに一度に並ぶスタイルだったそうだが、西洋料理のコース形式を意識してか、最近は高級店になるほど1品1品でサーブされるらしい（笑）。
こちらのお料理は開城（ケソン）式の伝統韓定食。14世紀まで続いた高麗王朝の首都として栄えた開城は、前の日記でも書いたが、現在は北朝鮮側にある。龍水山という店名も開城にある美しい山から付けられたのだそう。お店は開城出身でソウルの貴族に嫁いだお料理上手のチェ・サンオクおばあちゃんが開いたといわれている。
肝心のお味は・・・

まいうー！！！

現在の辛くて油分が多く、味付けの濃い韓国料理とは違い、食材そのものの持ち味がうまく活かされていて、とても上品な味付け。日本の京料理に近いかな？　ボリュームもあり、最後の方は3人ともお腹が苦しくて大変だった（笑）。お料理を味わうためにアルコールを控え目にしておいて正解。
世界美食家協会も認めたというお味は、日本人好みの味付けなので、辛いものが苦手な方でもOK。次回（←いつだよ！）のazzurriママとの韓国旅行には、こちらに連れてきてあげよう（笑）。
辛いモノ大好きなWは、美味しいとは言いつつも少し不満足そうだったが、Nは大感激！　「東京にもできないかなー？」と今でも話している（笑）。
とはいえ、「雰囲気もお料理もサービスも全て一流！」という事前情報だったが、個人的にはサービスには物足りなさを感じたかな。ソウル市内に6店舗、L.A.に1店舗あるということだし、他店舗とはまた違うのかも。

食事の後は、Wの「ホテルまで15分ぐらいで歩いて帰れる。」という言葉を鵜呑みにしてしまったせいで、1時間近くソウルの街を彷徨うハメに…。おかげで、昼間のトンネル歩きに追い討ちをかけられたazzurriの右膝は、「気力だけで歩いてまーす」状態になってしまった（苦笑）。いい腹ごなしにはなったけれどね(^^;
ホテルに着いたら休憩後、ソウルタワーへ行くことになっていたが、そんなこんなで中止。

先頭 表紙

今年もおバカな日常にお付き合いください。
よろしくお願いします♪


お正月はいつになくの〜んびり。
長いオフをいただいていたとはいえ、自分の仕事だけはこなさなくてはいけないので、ちょこちょことお仕事はしていましたが、飲んだり、食ったり、シエスタしたり・・・の自堕落極まりない生活のおかげで、横にばかり大きくなりました。
実家でも通常通りに仕事ができるように環境を整えないとなぁ…1人1台PCを所有しているのに（笑）、活用されていなさすぎ！

10月に出産したお友達の第2子に会いに行くことができたし、居酒屋（笑）で下戸のお友達とノン・アルコールなのに深夜まで語り合ったり（笑）、なかなか会えなかったお友達に会えて機関銃のように喋りまくったり、大叔母の歓待で胃が痛くなるほどご馳走になったり、サイパンでのんびりしたり、サイパンで風邪ひいたり、いつものイタリアンで秘蔵のお酒をご馳走になったり・・・。
Oちゃん、会えない間もずっと日記を読んでいてくれてありがとう！　愛してるわ♪

「今回はのんびりしよう！」と思っていたので、おうちのことは何もやりませんでした（苦笑）…azzurriママのお仕事を少し手伝ったのと、家業を少し手伝ったぐらい？　おかげで、夏〜秋にかけて手入れしていた花壇がえらいことに！…土の栄養を良くしたせいか、球根なんて見当たらなかった水仙が大繁殖。勢いに負けてベゴニアが枯れたり、グランドカヴァーにしているベイビーティアーズもやられそうな勢い。
水仙が枯れるまで待ってから作業します、、、とほほ。
お父様、お母様、草抜きぐらいしていただけませんか？

お正月のヒットは、azzurri家族とazzurriパパがすっかり仲良しになってしまったこと。
azzurriが寝ている間にパパのウォーキングに付き合って2時間の散歩に出かけたうえ、飲み（！）にまで連れて行ってもらったせいか、指定席はazzurriパパのあぐらの上や、股間（！）の上…男同士、気が合うの？　azzurriは完全に無視です（笑）。
azzurri家族は、帰省中にボクシングも覚えました。毎日、スパーリングの練習をしています（爆）。でも、お庭で練習していたら、来客に目撃されてしまい、azzurriは恥ずかしかったです…近所の人はまだしも、銀行や税理士さんだし(~_~)


azzurriママに風邪をうつし、2学期に引き続き3学期早々から仕事を休ませ（2学期は祖母がなくなったせいだけど）、長いお休みを終えて帰京したら、現場はパニックになっていました（笑）。
キック・オフは自分も参画していたので、他人事ではないのですが・・・。でも、できることはないので、そっと見守っています、、、できることは手伝うけれど。

とっとと韓国日記を終わらせて、単発2本を挟んで、順序は逆になりますが、サイパン日記から東北日記へと続ける予定・・・予定です！　あくまでも予定!!
乞うご期待!?
・・・誰もしてないってー!!

先頭 表紙

結局、年内に韓国旅行記すら書き終わりませんでした。ごめんなさい。
ええ、年内のお仕事はとっくのとうに終わってます。。。
特に今週はデイリーの仕事を人に押し付けて（笑）、試写会に行ったり、銀ブラ（笑）したり、頭にコーヒーをのっけている人を笑ったり、可愛い子供たちと遊んだり、『男たちの大和』を観て涙したりして楽しい年末を過ごしておりました。
喪中ハガキはとっくのとうに出したし、ほぼ大掃除もスケジュール通りに終わったし（ワックスがけと冷蔵庫は年明けにしよう…懸案の仕事机の上が散乱しているのも）、あとは帰省の準備（何持って帰ろう〜〜〜〜）と剥げちゃったネイルの塗り直しと家族のグルーミングだけ…maybe。

今年もいろんなところへ旅することができました。
いろんな風景を見て、いろんな人たちと出会い、いろんな空気とグルメを味わい、いろんな歴史について考えることができて本当に幸せでした。
戦後60年という節目の年に、沖縄や韓国を訪れることができたのも、改めていろいろなものを見つめなおす契機になったような気がします。また、年末ギリギリに『男たちの大和』を観ることができて、旅の思い出や戦時中の話を語る祖父母を想い、日本が犯した過ちについても考えさせられました。
来年は知覧や呉、尾道も訪れてみたいな、、、
その前に、韓国日記をとっとと終わらせて、ほかの旅も記録しておきたいなぁ〜。ええ、相変わらずの珍道中です(^^;

大晦日から9日ぐらいまでは実家に帰ります。
生憎、喪中なので新年のお祝いはしない予定ですが、azzurriパパがなんだか張り切って待っているようです（笑）。2日は大好きな大叔母宅で息子の就職祝いパーティ。お料理上手な大叔母が何を作ってくれるのかとても楽しみ。
5〜8日はazzurriママとサイパンへ。しかも初サイパン！…そんなこんなで、帰省の準備に加えて、旅行用の荷物の準備もあって、相変わらずお洋服が決まらなくて困っています。めんどくちゃい〜〜〜。



そんなこんなで、今年も一年お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします♪

みなさま、どうぞよいお年を.。.:*・゜☆

先頭 表紙

昼食はプルコギ。量が少ないうえ、お肉が美味しくなかった。しかも昼食後にJSAツアーを控えているため、アルコールもNG（涙）。
昼食後はDMZのみのツアーを離脱し、JSAのツアーへ参加。再度、臨津閣を訪れた後は、キャンプボニパスにてツアー・バスから国連軍のバスに乗り換え、キャンプ内のブリーフィング・ルームへ向かった。バスは米軍の兵士が1名アテンドし、韓国軍の兵士が運転していたが、JSA内ツアー終了までは、全てこのバスでの移動となる。
1952年の休戦支援のために創設されたキャンプボニパスは、国連軍の管轄下にあり、韓国軍と米軍が合同でJSA（Joint Security Area）の警備と軍事停戦委員会の警備・支援、大成洞(デソンドン)自由の村の全ての民政業務を管轄しているが、現在は米軍の数をかなり減らしているそうだ。
映像を使ったブリーフィングの後、「万が一の不測の事態が発生しても自己責任」と書かれた誓約書にサインをさせられた。ツアー・ガイドはピリピリ・モード、ツアー参加者は若干緊張気味だったが、azzurriたちのバスについた米兵がややイケメン（笑）なうえに、常に笑顔だったおかげで、緊張感がとけてしまった。

警備の韓国軍兵士の敬礼姿や、自由の村の人々が耕す田畑を眺めながらJSAまで約3kmの道のり…未だ地雷が埋まった大地が傍らにあり、田畑の耕作にも兵士が付き添う村。南北友好の一環として、南北それぞれのDMZ内にできた村だそうだが、北側は建物だけで誰も住んでいないそうだ。韓国側だけに戦前から先祖代々住んでいた村人200名ほどが、農業を営みながら住んでいるという。彼らは納税と兵役の義務を免除され、収穫された農作物も政府が買取り、収入的には一般の世帯よりも高収入なのだそう。しかし、軍の管轄下にあり、村から外へ出るのにも、事前に軍の許可が必要なのだそうだ。

いよいよJSA…板門店。映画『JSA』が記憶に新しい板門店は、停戦協定の後、国連と北が共同で警備をする区域として定められた前後左右の距離わずか800mのエリアだった。UN側と北側が各自6ヶ所の警備所を運営し、35人で構成された警備兵を常に投入、行政管轄権がなく、JSA内は両側の警備兵がお互いに往来することができたが、1976年8月18日の斧蛮行事件からは、両側の警備兵たちが相手の地域に入れないようになってしまった。DMZ内にある南北対話の唯一の場所であり、未だ休戦状態にある朝鮮半島の緊張と緩和の歴史的舞台である。

バスはJSA内の自由の家に到着。道中、再三にわたって言われた「許可された場所以外での撮影厳禁」、「北側の人間に手を振らない、声を掛けない、指を指さない」、「相手側を挑発する行動は絶対禁止」、「必ず2列で行動すること」の最終注意を受けてバスを降り、自由の家を通って、軍事停戦委員会会議場へ。韓国側にはサングラス姿の警備兵がいたが、北側には人がいなかった。会議場内にも同じくサングラス姿の警備兵が…微動だにしない兵士だが、少しでも変わった動きをしようものなら、即座に制止される。簡単な説明を受けた後に、会議場内を見学。場内のデスク中央を境にして北側となるのだが、ここでは国境を越えることが認められている。
議場を後にし、自由の家に戻った途端、ガイドから見学態度についての注意を受け、ツアーが中止になるかもしれない旨を告げられた。警備側とアテンドの米兵との話し合い後、「絶対に言うことを聞くこと！」と念押しをされてツアー再開となったが、どうやら一部の方が隊列を乱したり、議場内での説明中に話を聞いていなかったことが原因らしい…そういえば説明中、窓の外に銃を持った兵士がパッと現れたので、驚いたっけ。

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例によって荷造りが済んでいない…服とCDが決まらないんだも〜ん！（←何でもいいじゃん）
6:00起きなのにどうする気なんだか。。。


第3トンネルを後にし、韓国鉄道京義（キョンウィ）線の延長にある都羅山駅へ。
元々、京義線は日本が韓国を植民地統治していた時代に日露戦争での物資輸送を目的として敷設された鉄道で、京城（現：ソウル）と中国国境の新義州（シニジュ）を結ぶ重要幹線だった。かつては釜山からソウルを経由してこの京義線を通り、満州、シベリアを走れば、遥かヨーロッパまで1本の線で結ばれていたという。東京から下関まで特急列車で向かい、そこからフェリーで釜山に行けば、あとは鉄道でロンドンやパリまで行けたという記録もあるようだ（汽車の時代、何日かかったのかしら？）。
南北分断によって鉄道も分断されたが、2000年6月14日に行われた南北首脳会談と、2000年7月31日に発表された南北長官級会談によって、南北それぞれが分断路線の再連結に合意した。2002年2月に完成し、運行が再開された都羅山駅は、DMZ内にあり、北に最も近い場所にある駅になる。
ソウルからこの鉄道を利用して都羅山駅へ来ることもできるらしいが、乗客は一つ手前の臨津江駅で全員降ろされ、ボディ・チェックと手荷物検査を受けるそうだ。当然、都羅山駅から先は鉄道がないので、この駅で折り返してソウルに戻ることになる。
余談だが、北の鉄道工事はあまり進んでいないらしい。
韓国側は沿線のニュータウン化に伴い、電化工事が進んでいるが、現在はディーゼル車が走っている。KTX（韓国高速鉄道）の車両基地も近いし、将来的にはKTXを大陸まで通す計画なんだろうな。
…しかし、電車に乗るのは好きだけれど、いくらここまで長い大陸横断鉄道に乗りたいとは思わないなぁ。今から造るなら“新幹線”じゃなくて、リニアの方がいいんじゃ…？　各国のお台所事情に加えて、日本の支援も必要だとは思うけれど。でも、物資輸送がメインになるなら、やっぱり電鉄なのか？
駅舎はモダンな建物だが（一部工事中）、ホームは江ノ電の駅とさして変わらない…。中は兵士が常駐し、窓口で来場記念のスタンプを押してくれた。

午前中最後の訪問地は臨津閣（イムジンカク）。DMZの外にあり、韓国の民間人が訪れることのできるDMZギリギリの地である。ちょっとした遊園地があるので、一見すると公園のようだが、うっかりカメラをDMZ内に向けてしまうと、即座に兵士に注意される。
1953年の休戦協定の後に、韓国軍の捕虜が南に向かって「自由万歳！」と叫びながら戻ってきた場所であることから、ここには「自由の橋・帰らざる橋」と呼ばれる橋が架かっている。橋の向こう側は、有刺鉄線が張り巡らされた鉄条網になっており、民間人はこれ以上先に進むことはできない。鉄条網には望郷の想いや、南北統一の願いが書き記された紙や黄色い布が無数に貼り付けられているが、中には涙するご老人もいらっしゃった。
気になったのが、この黄色い布。思わず韓国にも映画『幸せの黄色いハンカチ』のような話があるのかしら？？？　そもそもなんで黄色いハンカチだったんだっけ？？？
そんなことを考えながらレストランなどがある施設の展望台から周辺を眺めていると、突然ヘリの音。上空を見上げると、臨津江の休戦ラインに沿ってUH-60とおぼしきヘリが4機飛んできた。休戦ラインのパトロールなのだろうか？　思わず「あ！　ブラックホーク！」と叫んでしまったところ、Nに「え？　そうなの？　なんで知ってんの？　鉄っちゃんじゃなかったの？」と言われてしまった、、、とほほ〜。

先頭 表紙

週末から東北へ行く。
山形以外は初めてなので、とても楽しみ(^0^)♪
仙台で牛タン食べて、松島でカキ食べて〜♪
でも、アシもマクラもまだ手配していないの〜(^^;



一向は臨津江に架かる統一大橋のチェックポイントで武装した韓国軍憲兵からパスポートのチェックを受け、各々パスを受け取り、首からぶら下げる。何故か同じツアーの外国人の一人にえらく時間がかかっていた。
バスは北朝鮮が一番近くに見える最北端に位置する都羅（ドラ）展望台へ。北朝鮮側がガラス張りになった館内で説明を受けた後、双眼鏡が並ぶ展望エリアから木々が生い茂るDMZと、北朝鮮との国境を越えたDMZ内に北朝鮮の気静洞（キジョンドン）・平和の村、更に向こうに広がる開城（ゲソン）市を見る。
丁度、研修なのか若い兵士たちが教官（上官？）から説明を受けた後、azzurriたちと同じように展望エリアから北を眺めていた。すると、Nが「一緒に写真を撮りたい！」と止める間もなく、彼らに話しかけるではないか！　仮にも“訓練中”だぞ！　笑顔で応えてくれた彼らは、丸坊主にしているせいかもしれないが、少年のよう。屈託なく笑う姿を見ていると、“有事の際は”という意識がどこまであるのか？　とふと頭をよぎってしまった。
後で教官から怒られていなければいいのだけれど…。
余談だが、韓国側とはいえども、DMZ内には軍施設などがあるため、写真撮影は指定エリアのみ。昔は空港も撮影禁止だったが、今でもそうなのかしら？

続いて第3トンネルへ。1978年10月に発見されたこのトンネルは、北朝鮮が韓国侵攻用に掘ったもので、地下73mに造られており、1時間に1個師団の武装兵力を侵入させることができるらしい。北はトンネルの掘削を否定しているそうだが、トンネル内には硬い岩盤を発破して掘り進むために差し込まれたソ連製ダイナマイトの跡。ダイナマイトが差し込まれた方向を見れば、どこから掘ったか明らか。
このほかにも韓国国内には、現在までに4本のトンネルが見つかっているが、実際には10本ぐらいあるのではないかといわれている。
資料館で映像や模型などで学習した後、ヘルメットを被り、モノレールのようなものに乗って、韓国が掘った狭い横穴を降り、トンネル内部は歩いて見学をする。狭すぎてボケ〜っとしていると、剥き出しの岩で頭をぶつけてしまうのが難点。
ひんやりとした内部は、実に生々しかった。ある程度整備されているとはいえ、足場は悪く、岩壁には無数のダイナマイトの跡があり、国境近くまで行くことができる。先は鉄条網と分厚いコンクリートの壁で塗り固められ、亡命することなどはできないが、この壁の向こうはどうなっているのだろう？
しかし、azzurriの試練はこの後に待ち構えていた。本来であれば地上へはモノレールで戻るが、徒歩用の横穴もあり、ガイドさんが「10分かからない。モノレールより早い。」と話したので、またしてもNが「こっちから行きたい！」と言い出し、Wと付き合って歩いて登ってみたのだ。
最初は絶好調で歩いていたが、地下73m地点まで降りる横穴は、傾斜角が45度ぐらいあるんじゃないの!?　と突っ込みたくなるほど急！　途中で動悸が激しくなり、右膝がガクガクする。明らかに運動不足である。
2人はazzurriを嘲笑うかのように、「打倒！　モノレール！」と先へ先へと登っていき、果てには小学生ぐらいの娘を連れたアジュンマに
「アンタ！　そんな靴じゃ無理だよッ!!」
というようなことを笑いながら韓国語でまくしたてられた（涙）。
ええ、確かに10cmピンヒールのショートブーツ履いてましたけどねッ！

先頭 表紙

【2日目】
電話の音で目が覚め、受話器を取る…何かと思ったら、ウェイクアップ・コール。Wもazzurriも携帯電話のアラームをセットし、枕元に置いていたのだが、どうやらNがセットしていたらしい。
が、目が覚めたのは、ワンコールで受話器を取ったazzurriと、同じくその音で目が覚めたWだけ。肝心のNは寝たまま。
Wもazzurriも起き上がり、出かける用意をしていたが、Nだけ寝たまま。出かける時刻の30分前に起こしてみたが、起きない。20分前にもう一度起こしてみたが、やはり起きない。結局、15分前にやっと起きてくれた。

朝食は「鮑のお粥が美味しい！」と聞いていたホテル近くのお粥屋さんへ。鮑、魚介、貝柱のお粥を頼んだのだが、それほどでもなくがっかり。味はともかく、具が細切れ過ぎて食感が頼りない。“病人食”ならこれぐらいでも構わないが、具はもう少し大きい方がいいなぁ…1杯約1,300円也。

DMZとJSAへは、専門のツアーでしか行くことができないため、日本でツアーを申し込み済み。現地までは日本人と欧米人一緒にバスで向かい、道中、日本語が話せる現地ガイドさんと英語が話せる現地ガイドさんがそれぞれに韓国の歴史などについて説明をしてくれる。
道中は寝ようと思っていたのだが、話に聞き入ってしまい、結局、現地に着くまで殆ど眠れなかった（記憶は飛んだけれど）。
因みにこのツアーは、パスポート持参に加え、ドレスコード（ジーンズ、サンダル、半ズボン、ミニスカート、Tシャツ、男性の長髪など全てNG）まであり、誓約書も書かされる。テーマパークや観光地ではないので当たり前なのだが、ガイドさんの話や、昨今のアジア情勢を鑑みると、ここは休戦中の国なのだということを改めて実感。

丁度、旅に出る前に、こんな話を聞いた・・・
韓国には云わずと知れた徴兵制度があるが、「民間防衛訓練」なるものがあるのをご存知だろうか？　日本における地震や火災を想定した非難訓練とは訳が違う。全国一斉に行われるこの訓練は、表向きは火災など非常時の避難訓練ということになっているが、北からの攻撃があった場合を想定した訓練なのだ。
昔は月に1度行われていたらしいが、何かと“親北派”の現大統領になり、年に1度になったらしい。日にちは決まっているようだが、何月に行われるかはわからないそうで、その日突然、街中にサイレンが鳴り響き、サイレンが鳴っている約15分の間に軍や警察、民防衛隊の指示に従い、屋内に避難しなくてはならず、車はその場で停止しなければならいという。
たまたまこの日に訪韓していた知人が、突然何が起こったのかわからず、ホテルへ帰ろうとして警察の人に怒られたのだそう。確かに知らなかったら驚くよね…。しかし、この国に暮らす人々にとって、これは日常の一部なのだ。

ソウル市内から漢江（ハンガン）沿いの自由路（チャユウロ）という名の高速道路を走ると、左手に北朝鮮に源流がある臨津江（イムジンガン）が見えてくる。鉄条網に有刺鉄線が張り巡らされた川岸の向こうは、非武装地帯（DMZ：DeMilitarized Zone）…1953年7月27日、朝鮮戦争の休戦協定の締結と共に決められた軍事分界線（N38度線）から南北それぞれ2kmずつのエリア内なのだ。半島の東から西まで248kmにもおよぶこのエリアは、あらゆる軍事行為及び敵対行為が禁止されている緩衝地帯である。一面に地雷が敷設されていることもあり、休戦後は人が寄り付かない場所となったことから、動植物の楽園と化し、世界的にも珍しい自然生態系の宝庫となっているという。
川を渡るのは、DMZやJSA観光の外国人と、韓国政府が特別に許可した者しか入ることが許されない。

先頭 表紙

あまり放っておくと、次の旅が始まりそうだ、、、


30分遅れで金浦空港に到着後、迎えの車に乗り込み、一路仁寺洞にあるホテルへ向かい、チェックイン。その後、東大門市場の屋台へ向かおうと、ホテル近くの地下鉄駅へ向かったのだが、切符を買うのに一苦労…。普通に切符を買えばいいのだが、Wが「SUICAみたいなのがあるから、それを買った方が便利かも。」と言い出したので、“T-MONEY”と呼ばれるそのカードを買おうと窓口へ行ったのだが、窓口のお兄さんの英語が聞き取れないのだ（英語を母国語としていない者同士なのだから仕方ないといえば仕方ないのだが）。慌ててNさんに代わってもらったが、やはりちゃんと聞き取れない…15分ほどやり取りして、やっと買えたものの、2,000円分ぐらいチャージするハメに。果たしてこんなに地下鉄を利用するのかしら？？？←安いので、タクシーばかりの人。

久しぶりに乗った韓国の地下鉄は、なんだか駅も車内もキレイになったような気がした（サッカーW杯があったせい？）。既に23時をまわっていたせいもあるのかもしれないが、ガム売りのオバチャンもいないし、、、中には工事途中の駅もあったが、ゴミの数がグッと減ったような…。

東大門到着後は、少し散策をしてから屋台でまたもやゴハン。azzurriが座って待っている間に、2人があれやこれやとオーダーしてきてくれたのだが、「よくわからないからテキトーに選んじゃった。」と、既に夕食は食べているのに（機内食だけど）、普通に頼んでいたせいで、気がつけば、3人とも満腹。油分が多いから余計かも？　飲んで食べて…1人1,000円程度。
東大門市場は繊維問屋街なのだが、市場のほかにもファッション関連ビルが建ち並び、日本とは違って、明け方まで営業しているため、多くの卸し専門業社や一般客で賑わう。そのため、周辺の飲食店や屋台も明け方まで開いているお店が多いのだが、Fさんがしきりに「なんでみんなこんな遅くまで起きてるんだ？？？」と不思議がっていた。
そういわれてみれば、深夜2時だというのに、平日昼間の渋谷ぐらい人がいるし、某ファッションビル前にある野外ステージでは、ライブをやっていた…普段、0時には寝てしまうFにとってみれば、異常な事態なのかもしれない（笑）。
翌朝は6時起きなので、2時過ぎには撤収…ところが、ホテルまで帰るのに乗ったタクシーがホテルを間違えてしまった。ホントはさほど遠くないホテルなのに、ずいぶんと回り道をしてホテルまで帰るハメに。

すっかりおねむのFが先にお風呂に入り、出るなり、バタンキュー…（笑）。azzurri、Wと続いてお風呂に入ったが、6時には起きなくてはいけないのに、結局、4時半ぐらいまで起きて喋っていた、、、2人共起きられるのか？


余談だが、ちょうどあややんが1日違いで訪韓していた。東大門に泊まると聞いていたので、電話をしよう〜♪と思っていたのだが、東大門に着いた時点で23時を過ぎてしまっていたので、夜中に失礼かな？と思い直して諦めた。残念、、、
てか、海外でも自分の携帯を使えるといいのになぁ…。


画像は屋台街。前を通ると、アジュンマ（オバチャン）たちが「オイシイ〜！」とか「サービスするよ〜！」などと叫びながら客引きをしてくる。
azzurriたちが入ったお店では、プラスチックのお皿の上にビニールを被せ、その上にお料理を盛られていた。こうしておけば、洗い物が少なくて済むね。

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