2005-09-16 娘は「愛人」
2005-09-08 帰京
2005-08-30 とんぼ帰り
2005-08-17 Birthday Tour to OKINAWA♪　3日目〜完結編〜
2005-08-16 Birthday Tour to OKINAWA♪　3日目〜午後−帰京編〜
2005-08-12 Birthday Tour to OKINAWA♪　3日目〜朝−ランチ編〜
2005-08-02 Birthday Tour to OKINAWA♪　2日目〜夕方−夜編〜
2005-08-01 【閑話休題】うにオム
2005-07-27 Birthday Tour to OKINAWA♪　2日目〜昼−夕方編〜
2005-07-24 Birthday Tour to OKINAWA♪　2日目〜朝−昼編〜

俳優・岡田真澄さんの言葉である。
前妻との間に3人の男の子がいらっしゃるそうだが、26歳年下の今の妻との間に授かった娘は、63歳という高齢で授かったこともあるせいか、ことのほか可愛いらしい。
丁度、友人たちと「母親にとって息子は特別な存在」という話をしていたのだが、岡田真澄さんの話は「父親にとって娘は特別な存在」でもある極端なエピソードではないだろうか。


さて、実は昨夏、azzurriパパ（以下パパ）と、大喧嘩した。
一応親なので納得のいかないことでも立てておくのが家族円満の秘訣＆帰省した時ぐらいは、なるべく両親のご機嫌取りはしておく…というポリシーだったので、29年間反抗期らしい反抗もしなかったのだが、パパの一言でキレた。
発端はくだらないことだったのだが、積もり積もった29年の怒りが爆発…azzurriママ（以下ママ）がキレたazzurriの言動を見て「とても嫁には出せない…。」と涙したほど（苦笑）。
「もう帰ってくるな!」と捨てゼリフを吐いて飛び出した（翌日に帰宅）パパとは、それ以降、事務事項以外は口もきかないし、メールの返信すらなかった。
今年のGWに和解（半分うやむや）したが、どうやら「娘に見捨てられた。」という思いを密かに抱いていたらしい。
そうか！　だから建て替え許可が下りなかったのか…。

今夏、帰省して早々の夕食の席でパパが突然、「今、パパとママは大喧嘩しているので、話をしていない。でも、みんなに話をしておかなければいけないことがある。もしかしたら、パパはあと4、5年ぐらいしかもたないかもしれない。でも、おまえたちのことが心配なんだ。」などとのたまった！
両親が大喧嘩をしていることは、ママから聞いて知っていたが、自分から言い出すほど体調が悪いとは思わなかった…まぁ、心臓病のことがあるのに、あんなに好き放題の食生活をしていれば、生活習慣病にならない方がおかしいが。小心者なので、お医者様から「入院」と言われれば、すぐに入院するだろうが、確かにGWよりも痩せたし、顔色も悪い。
家族それぞれが真剣に“家族”と“自分”に向き合わなければならない時が来たのだろう…そう思い、行動を始めた矢先に祖母が亡くなった。

祖母の葬儀もあったおかげで、タイに行っていた5日間と東京に戻った1日以外は、半月以上も実家に滞在していたうえ、祖母の見舞いやらお墓参り、庭のお手入れ、掃除、家業、葬儀関連などに勤しみ、殆ど毎日、家族と食事をしていたせいなのか…。
帰京する日、駅まで見送ってくれたパパが、4時間経っても家に帰ってこないというメールがママから届いた。ほどなくして届いたパパからのメールは、我が目を疑うような内容。それだけでも驚いたのだが、後でママから聞いた話によると、パパはazzurriを見送った後、行きつけのお店で飲み、家に帰って夕食の席に着くなり、「azzirriが帰ってしまった〜…寂しい〜！」と言って泣き出したのだそう（驚）!!…ママもびっくり！　おまけに「家を建てるまでの間、家の近くにマンションを借りてやったら、帰ってくるかなぁ？」などとのたまったそうな！

そんなこんなで、パパの中でazzurri株が急上昇しているらしく、この連休には帰還命令が出た…もちろん往復航空券付き（笑）！　祖母が大好きだった地元のお祭りと祖母の三七日法要、敬老の日が重なるので、帰ろうかと思っていたところだったのでラッキィ♪
厄介な問題と祖母の一周忌が過ぎてからになるだろうが、2世帯で新築ということで家のことも前向きなようだし、無駄遣いは控えなくちゃ！

ん？これも「父親にとって娘は特別な存在」の極端な例？

先頭 表紙

祖母の通夜と葬儀を終え、日曜日に帰京した。

朝のラッシュ時には、いつも遅れる飛行機も定刻に出発し、到着予定時刻よりも早く到着してくれたし、電車の乗り継ぎも良く、最寄り駅からは半ば走るように自宅まで向かう。
3日ぶりに再会した祖母は、苦しんだせいなのか、少し辛そうな表情…「遅くなってごめんね。でも、どうして待っていてくれなかったの…。」こみ上げてくる涙を必死で抑えながらそう声を掛けるのが精一杯。いつものようにそっと頬を撫でたが、驚くほど冷たい頬にさらに涙が出てきてしまう…。
2度の心停止から約1年…時々、喉を詰まらせて苦しそうに顔を歪める以外、言葉を発することはおろか、光に反応することすらできなかった。本当によく頑張ったね。

生まれ育ったこの家で葬儀をしてあげたかったが、家の構造上それは叶わず、天候を考えると、近くにある菩提寺で行うこともできずに、葬儀は斎場で執り行うことになった。
湯灌を済ませ、迎えの車が来るまでの間、舎弟と共に祖母のそばで祖母に手紙を書いたが、祖母への想いはとても書ききれるものではない…手紙は二人だけの秘密にして、最後のお別れの時に祖母の胸元にしのばせた。
ムカつくこともたくさんあったけれど（笑）、やっぱり最後に言いたい言葉は、「大好き！　ありがとう！」しかなかったよ…。

80歳という高齢の女性にも関わらず、仕事を持っていたおかげで（実質、azzurriママが采配しているが）、祖母の性格を表すかのような天候の中、お通夜も葬儀もたくさんの人々が来てくださり、慰めてくださった…。
祖父母が初孫だったazzurriを連れまわしてくれたおかげで、チビazzurriをみなさんが覚えていてくださり「おばあちゃん、azzuちゃんをとっても可愛がってくれたから寂しくなるね。」と声を掛けてくださる…こんなトシにもなって、涙で受け答えするしかできないなんて、祖母に怒られそう、、、

でも、一番怒られそうなのは、お通夜後の会食の挨拶で、のっけから「私が世界で一番大嫌いな女が亡くなりました。でも、いなくなってしまったから、これからは好きになれるよう努力します。」と話したazzurriパパだと思うよ？

葬儀後、遺品の整理をしていたところ、帰京する日になって、祖母が日記をつけていたことを思い出した…日記をめくると、案の定、azzurriの悪口も（汗）。でも、あんなに激しく喧嘩していたazzurriママに対して、感謝の言葉がたくさん書いてあって嬉しかったよ。

いつまでも生きていてくれる…心のどこかでそう思ってしまう甘えがあることを改めて痛感した。「孝行したい時に親はなし。」とはよく言ったものだ。振り返れば、祖母にしてあげられることはもっとあったはずだと悔やむことだらけだ。
祖母が喜ぶようなことを果たして自分はしてあげられたんだろうか？
…どんなに悔やんでも、もう何もしてあげることはできない。せめて、祖母がしてきたように、先祖と神様をきちんと祀っていき、祖母が守ってきたものは、大切に守っていきたい。

天国でもたくさんの歌を詠んで、お洋服を作って、ダンスをしてね。じいじと仲良くしてね…もう仲裁には入れないのだから。
時々、喝を入れにきてね。みんなのこと、見守っていてね、、、


仕事も溜まっているのに、未だに気を抜くと泣いてしまう。
夕べも、葬儀後の祖母の妹（azzurri親子2代にわたってとてもお世話になっている）のことが気になり、電話をかけたところ、泣いたり笑ったりで2時間も長話。お互いに慰められて、慰めているのかもしれないね。

しかし、泣いてばかりもいられない状況になりそうな様相を呈してきている…。

先頭 表紙

タイ＆実家合わせて11日間の夏休みを終えて、日曜日に帰京。
まだ治らない風邪（もう半月になるぞ！）の浦島azzurriを待ち受けている山のような仕事に頭を抱えながら、クライアントで打ち合わせ、仕事仲間と打ち合わせを終わらせて、気合いを入れるために大好物のウニ・グラタンとシャンパンに舌鼓を打った帰り・・・電話とメールに気づいた。


祖母が亡くなった。


タイから帰国後、その足で病院を訪れ、相変わらず眠り姫状態の祖母を見舞い、時々苦しそうに顔を歪める姿に居たたまれなくなり、涙がこみ上げる。
3日後、お墓参りの際に、祖父の墓前で「ばあばが苦しむ姿を見ていられない。痛みが少しでもなくなるように、苦しまなくてもいいようにしてあげて欲しい。」とお願いをしてしまった、、、その後、院長先生に呼び出されているというazzurriママと共に再び病院を訪れ見舞い、友人との約束があったazzurriは、院長先生との話しに同席せずに出かけのだが、帰宅する車の中で、両親から思いもよらぬ言葉を聞く…「食道癌の可能性があって、もって1ヶ月だ。」と。
2日後、病院を再訪すると、幸いにも病理検査の結果がシロだったと主治医から聞かされ、少し安心していたのだが、その帰り道に病院から容態が急変したと連絡が入った。なんとか持ち直したが、1年前の2度の心停止、度重なる呼吸停止…体力が追いつくわけがない。もう長くはないのだ。
後ろ髪を引かれながら、昨日帰京したところだった。


戦争で恋人を失い、3人姉妹の真ん中なのに、養子をもらって家督を継ぎ、ワガママながらも（苦笑）質素倹約をしながら家を苦労して切り盛りしてきた。人とのコミュニケーションはあまり得意ではなかったが（苦笑）、祖母が守り、育ててきたものは大きい。
共働きだった両親に代わって、azzurriを育ててくれた祖母。キレて意味不明な怒ら方をされることもあったが、孫の中では一番可愛がってくれた。毎日、お散歩に連れて行ってくれたこと、夕食のお手伝いをしたこと、ケーキ作りを失敗したこと、幼稚園からビールとビール酵母のサプリを飲まされたこと、お洋服をたくさん作ってくれたこと…思い出は数え切れない。
もう一度、ばあばが作ったお好み焼きとおでんと松茸の土瓶蒸しが食べたかったよ…。

「おばあちゃんの夢は、azzurriとazzurriの旦那さんになる人と一緒にビアガーデンに行くこと！と結婚式に出ること！」
・・・叶えられなくてごめんね。ばあばのお眼鏡に叶うような人がなかなかいなくてさ。
でもね、ばあばも約束破ったからおあいこ。
「azzurriが結婚するときには、派手な結婚式して、大きな家を建ててあげるから！」
・・・まだまだ長生きしてもらわなくちゃいけなかったのよーーー!!!


連絡を受けた時間には、既に新幹線も飛行機も営業が終わっていた。
すぐに帰ることができない距離を恨めしく思ってしまう、、、
今すぐにでも飛んで帰りたい。
早く、朝にならないかな・・・。

先頭 表紙

【7月3日（日）　続き】
ところが、X-Rayの前で問題発生！　それぞれの航空券を渡したのだが、なんと！　座席がバラバラ…自動チェックイン機で、マニュアルでシート・リクエスト＆アサインしたのに、なんで!?　少なくとも、2時間半も前にチェックインしているから、予約でアサインしている人以外のシートは、まだまだあったはず。
どーなってんのよ！　J○L!!
シートを変更してもらうにも、既に搭乗が始まっているし、ほぼ満席であろう席を変更することなど不可能だ…今までこんなことがなかったせいで、発券後に券面など確認していなかったのも敗因。そこで確認していれば、すぐに席を振り替え直してもらえたのに。スタッフにまで「完璧主義のazzurriさんが珍しい…。」などと言われる始末。
しかし、いったいどんなシステム作ってのよッ!!!

幸い、機内で席を替わってもらうことができたが、搭乗旅客にノーショウが出た為に（ホントかよ？）出発は20分ほど遅れ、夕食代わりに機内で食べようと思って楽しみにしていたA&Wのバーガーは冷めてしまうわ、疲れとストレスからか持病が出てしまい、もがき苦しみながら眠るハメになるわで、なんだか3日目は午後から散々な旅になってしまった。

そんなこんなで沖縄の旅は終了。
当初、沖縄の手配が難しく、山口へ行こうかとも考えていたのだが、台風のせいで、この週末は雨だったらしく、行かなくてよかったなぁ…とも思ったり。
え？　仕事？　ちゃんと片付けましたよ（笑）。

《今回の旅の気になった点・メモ》
【ホテル】
キレイだったし、お部屋も広かったが、植わっている花が少なかったり、朝食ビュッフェにフルーツが少なかったり、ビーチ用のバスタオルやパラソル＆デッキチェアが別料金だったりと、ソフト面で物足りなさを感じた。キッズ関係の施設やサービスは、比較的充実していたから、ファミリーにはいいのかも。でも、ちょこまかとお金がかかるのは嫌よねぇ、、、
新しくオープンしたホテルもいくつかあったので、こちらも検討していたのだが、新しいホテルこそソフトが心配だったので避けたのに、あまり変わらなかったかも？

【ビーチ】
7年前の異常気象で沖縄本島の珊瑚は70％が死滅したと聞いていたが、いろいろなビーチを周るハメになったおかげで、その様子が実感できた。ジモティも環境汚染や近隣を航行する船やお隣の国からのゴミなどが流れ着いて、海が汚れる一方だと嘆いていた。
しかし、人工のビーチが多い沖縄だが、更に増えた？

【カーナビ】
機械は得意なメンバーが口を揃えて「使いづらい！」と言ったカーナビ。ジャマなだけ。

【ペット】
同行スタッフの一人が「azzurriさんのお誕生日に家族がいないのは可哀想」などと言い、家族も連れて行くつもりだったらしいが、往復の飛行機、ペットが泊まれる宿の手配、ペット禁止のビーチが多いことなど、全く気にしていないのだから空恐ろしい、、、無責任でいいな。



さて、18日からは「おバカな母娘のおバカンス〜リターンズ〜　バンコク＆アユタヤ編」が始まる…。
祖母が相変わらずの状態なので、ロング・ディスタンス＆ステイの旅ができず、とうとうタイ料理苦手なazzurriママも承諾（未だに「食べるものない！」などと愚痴っているが…）。なんと5月には申し込んでいた（笑）。

また、荷物の用意しなくっちゃ…はぁ。
とりあえず仕事は終わらせたが、先週の木曜日からひいている風邪が悪化の一途を辿っていてツライ…薬は効かないし、病院はお盆休み、、、もしかしたら明日、azzurriママに救急病院に連れて行かれるかもしれないなぁ。

先頭 表紙

【7月3日（日）　快晴→曇】
昼食後、白砂のビーチを探して、車を走らせてはみたが・・・ナイ。
ガイドブックに載っていた“ビーチ”という文字を頼りにあちらこちらと周ってみたが、干潮時間とも相まって、どこもゴツゴツとした岩場ばかり、、、
確か7、8年前のシーズンオフに来た時には、南部にも白砂のビーチがあったはずだが（写真にも残っているし）、あれはもっと知念寄りだったのかしら？
・・・お天気までぐずついてくるわ、飛行機の時間は押し迫ってくるわ、ビーチで遊ぶ時間も考えると、どうしてもリミットがあったので、泣く泣く諦めた。
「他にどこか行きたいところある？」
「ナイ。どこか決めていいよ。」
と、決定権（？）を同行スタッフに委ねたのに、何も決めない…仕方なく、行ったことがないと話していたひめゆりの塔と平和記念公園を提案したが、「人が死んだところだろ？　ヤだよ。」などとのたまうではないか！
その多くの犠牲のおかげで、今があるんじゃないの!!
流石にムカッときてしまい、黙り込んでしまった、、、

スタッフも流石にマズイと思ったのか、あれやこれやと気を遣い始めたが、もう勝手に好きにしてください…という気分。
結局、沖縄本島最南端といわれている喜屋武岬（実際にはは違うんだけど）へ連れて行かれたが、天気はますます怪しい。そんなことを平気で言うから罰が当たったのよぉ！　てか、喜屋武岬こそ沖縄戦の際に、米軍に追い詰められた多くの島民や日本兵が身を投げた場所じゃないの！…無知って怖いよねぇ（怒）。
高さ約50mにも及ぶ断崖が続く岬には、灯台、展望台のほか、沖縄戦の犠牲になった人々の遺骨が納められた平和と鎮魂を祈る平和の塔が建てられている。
今やリゾート地として人気の沖縄も、当時はどれほど凄まじい戦場だったのかと想像するだけでも胸が痛む。未だに土の下に埋もれたまま発掘されていない遺骨は、何千柱とも何万柱ともいわれており、家やリゾートホテルを建てる際にも出てくるのだそうだ。
隣国との緊張感が高まる中、戦争を知らない世代、関心のない世代は、どう対処していくのか…自分には何ができるのだろうか？　とある沖縄戦関連のTV番組を観たこともあり、今回の旅は沖縄にしたが、なんだかんだで“リゾート気分”に飲み込まれてしまった自分を反省してしまった、、、

運転係の気遣いでアウトレットにも連れて行かれたが、買い物などする気にもなれず、早々に撤退。旧海軍司令部壕を訪れてみたかったが、また不愉快な気分にさせられるのも嫌なので、次回の旅へ持ち越すことにした。
早々にレンタカーを返して、予定よりも早く空港へ。チェックインを済ませた後、お土産を買うスタッフたちと別れてお茶をしていると、2件も不愉快な電話がかかってきて、ますますゴキゲンナナメに…戻ってきたスタッフが気を利かせて、バースデー・プレゼントを買ってきてくれたが、ご機嫌取りされてもなぁ、、、悪気はないんだろうけど。てか、「何が欲しい？」って聞かれた1日に、「ラジコン飛行機かピングーのDVDスペシャルBOX」って答えたのに（ホントに30か!?　というツッコミはさておき）、違うんですけど？？？

先頭 表紙

【7月3日（日）　快晴→曇】
寝坊。。。
目覚まし係が6時に携帯のアラームをセットしていたらしいのだが、バイブレーター機能のままだったらしく、気づかずに寝続け…その1時間半後にazzurriが自然起床。
今日は和食のレストランにて朝食をとり、壁を塗りながら『仮面ライダー響鬼』（←今までのライダー・シリーズとは違って、妙にサラリーマン臭くて笑える）を鑑賞後、昨日の朝に散策したビーチとはホテルを挟んで反対側のビーチを散策…ビーチコーミングの収穫はナシ。でも、人工のビーチのせいなのか、キレイなビーチだった。

仕事自体は、とりあえず昨日中に終わっていたので、本日はフリー。運転係が「日曜日だし、道が混むかもしれないから、なるべく空港に近いところにいたい。」と言うので、南部を周ることになった…ホントはコザと北谷を散策したかったんだけどなーーー(-_-;　とりあえず、azzurri的には「1時間でもいいから白砂のビーチで泳ぎたい！」というリクエストを出しておいた。

高速をぶっ飛ばして一気に那覇まで行き、斎場御嶽（セーファウタキ）へ向かう。途中でとても眺望の良い橋を通った。ニライカナイ橋という高さ80mもあるその橋は、橋というよりも道路なのだが、目の前に久高島とコマカ島がポッカリと浮かんで見えるうえ、ヘアピンカーブになっているので、ちょっとしたスリル（？）も味わえる。橋フェチ（笑…マニアではないらしい）の運転係も興奮。帰京後に調べたところ、比較的最近できた橋で、「ニライカナイ」とは、海のかなたにある理想郷のことらしい。

沖縄本島南部は、第2次世界大戦で最も被害の酷かった場所でもあるが、古来より霊験の高い神聖な場所が多い。中でも斎場御嶽は、琉球開闢伝説にも登場し、琉球王国の中でも最高の聖地とされている。
鬱蒼と生い茂る木々の森に足を踏み入れると、木々のせいか、霊場であるせいか、少しひんやりとしていて、観光客も比較的少なく、さまざまな種類の木々が茂り、蝶やカミキリムシなどがたくさんいたが、奥に進むと少し物々しい雰囲気。
自然のものだと思われる大きな岩を利用して、拝所などが造られていたのだが、その中の一つ三庫理（サングーイ）と呼ばれている拝所には、シャーマンが！　まるでそのためだけに木々が隙間を作ったかのように、海と空を望むことのできる緑の窓がぽっかりと開いていて、そこから神の島・久高島が拝めるようになっているのだが、供物を捧げ、周りの音など聞こえないかの如く、一人のシャーマンが祈っていた。地元の方によると、過去の遺構ではなく、今でも崇拝のために訪れる人も多いのだそうだ。
・・・彼女の祈りを聞きながら、いろいろと考え込んでしまった。

ランチは宮本亜門さん邸近くにある、ジモティにも人気のとあるお店へ足を運んでみたが…なんと45分待ち!!　行きたかったなぁ〜(T_T)　流石にそんなに待っている時間的余裕もなかったために、奥武島にて天ぷらソバ（もちろん麺は、沖縄そば）！　沖縄の天ぷら、好きなのよね〜♪　天ぷらソバをオーダーしたにも関わらず、別に天ぷらを買いに行ってしまったせいで、満腹！　でも、苦手なもずくも天ぷらならOK（笑）！

お腹もいっぱいになったところで、ビーチを探して車を走らせたのだが・・・。

先頭 表紙

【7月2日（土）　続き】
肝心のビーチ自体は人も少なく（←夕方だから当たり前）、そこそこ透明度もあって（風があったせいで、やや波が高かった）、波もあったし（←波にさらわれて遊ぶのが好き）、時間がなかった以外は満足♪　今度はゆっくり来たいなぁ〜。もちろんプライヴェートで！←てか、この時間もプライヴェートだろッ！
ずっとビーチボールを抱えてプカプカ浮いていたせいか、スタッフにはazzurriは泳げないと思われてしまったけど…やっぱり波に乗ってまったりしたいのよね〜(^^)
てか、泳げますから!!
しかし、素敵な贈り物は探せなかった…満潮になりかけていたため、見つけることができなかったのだ。

因みに30になっても成長しないazzurriは、すぐに海に入れるようにと、着替える手間を惜しみ、洋服の下に水着を着て出かけていたのだが（←小学生並？）、あろうことか、下着を持ってくるのを忘れてしまった…(-_-;　どうやらホントに小学生並らしい。
え？　もちろん濡れたままの水着の上に服を着て帰りましたよ（笑）…笑われながら。乾くまではTOPSだけ着なかったけど（爆笑）。

ビーチ脇の売店（？）でビールとカキ氷を堪能した後は、万座毛へ。
途中、道の駅　許田　やんばる物産センターに立ち寄り。ここでしか買えないという噂の人気のお土産、チョコもちを試食でいただいてみたけれど、チョコともっちりしたものが好きな人にはいいかも？…気に入ったスタッフが買っていたけど。

本当は瀬底ビーチで夕陽を見てからホテルに戻る予定だったのだが、スタッフの一人が「万座毛に行ったことがないから行きたい！」と言うので、サンセットの眺望も抜群なことから行ってみたが、水平線近くに雲があったせいか、パーフェクトなサンセットは望めず（キレイだったけれどね）…おまけに、azzurriたちがいた近くに座っていた女性二人組みの一人が、美しい夕陽を見ながら会社の愚痴話を延々相手の女性に語っていて、、、(-_-;　せっかくの雰囲気台無し！
一緒にいたお友達、嫌じゃなかったのかしら…？
まだ、近くにいたカップルが「キレイだね〜♪」なんてラブラブしていた方がいいわぁ。。。

ホテルに戻って着替えた後は、ホテル近くの沖縄料理店にてプチ打ち上げ。
豆腐ようはあったけれど、やはり島らっきょうはナシ…。昨夜の上品な味付けの創作沖縄料理とは違い、こちらのお店はメニューも豊富で、いろいろと変わったお料理があったため、あれこれとオーダー。おかげでお腹がいっぱいになってしまって、海ぶどう丼を食べられなくなってしまった。

食後はホテルのBARでまたもや泡盛。
水遊びをしたせいか、1日中、陽の下で遊んだせいか（←仕事は？）、お酒をいただきながら船を漕ぎ始め…早めに撤収したのに、お風呂でも船を漕ぎ…それでもしぶとく飲んでいたのだが、いつの間にやらバタンキュー。。。

先頭 表紙

暑いですね。
夏は好きだけれど、コンクリート・ジャングルで過ごす夏は嫌いです。
ビールを飲む量も増えるしね…。
…体につきまくった無駄な肉の量も気にせず。
…痛風の疑いも気にせず。


さて、先週の金曜日は、古参のひまじんライターの女子とビア・ガーデン♪
文豪が愛したホテルにて。
実は天麩羅が美味しいの♪
チャペルとしても使うらしいけれど、構造上、風が通らないよね。
暑かったよねぇ？あややん？

え？ひまレディースの熱気のせい？

そんなこんなで、遅れてごめんなさい。
ホントは開店と共に飲みながら待っていようと思っていたのに（笑）。←事実
次回、遅れる時はヘリをチャーターして？…近くにヘリポートがあるところで。
浴衣も着ていけなかったし。


リヘちゃん以外は、何度かお会いしている方々ばかりだったせいもあって、珍しく人見知りもあまり出ず…。
いや、てか、開口一番「az、怖い人！」とか言われちゃうしーーー!!
みなさまの笑顔を見ていたら、素で話し始めてしまいました。
リヘちゃんに怖い人と思われていたら、どうしよう（笑）!?
えむちゃんは以前、お話しした時の印象よりも「飲むヒト」だったし（笑）？

メールでお話しするのも楽しいけれど、こうやってお酒飲みながらお話しするのも楽しいよね…騒ぎすぎて収拾つかないぐらい〜（笑）♪

あーーー。楽しかった。
たくさん笑ったね♪
女子パワーおそるべし!!

リヘちゃんが引いていないか、心配しちゃったけれど・・・（笑）。


帰りは奥様を旦那様の元に送り届け、タクシー帰宅。
ドライバーさんがウチナンチューだったおかげで、沖縄話で盛り上がり、帰りに「充実野菜　ゴーヤーミックス」なるものをいただいてしまいました♪


あ。えむちゃん、あの界隈はオフィスがあったところで、今でも歯医者に通っていて、ビアガーデンの2日前にも、歯医者の帰りに明け方近くまで飲んだくれていたぐらいの場所なのです。
会社があったり、取引先があったり、お友達の家の近くだったりするエリアのお気に入りのお店は、たいてい携帯にインプットしてあるの。「食べたい！」と思った時に、すぐお店に入れないと嫌だし、接待や情報交換会なんかの時に役立つし、新入社員の頃、部長と飲み歩いていた賜物かも。
便利だよぉ〜！


みなさま、またお会いしましょうね〜(^^)♪
第2回は何を食べに…飲みに行くのやら（笑）？
…お酒さえあればいいような気も、、、


因みに本日は打ち合わせぶっちぎって、花火を観に行く予定。
月曜日だし、ほどほどにしなきゃ…。
↑先週も月曜日から飲んでいたクセに。

先頭 表紙

【7月2日（土）　続き】
美ら海水族館を回った後は、今帰仁城へ。
今帰仁村は昨夏も通ったのに、地元の商店でお菓子やお酒を買っただけなので（笑）、今帰仁城は初めて。
道中、以前一度行っているスタッフの一人が「掘っ建て小屋みたいなところでお金を払って入るんだけど、駐車場も整備されていないし、びっくりするよ。」と話していたが、着いてみると、整備された駐車場に、お土産物を売るお店や休憩室も備えた管理棟ができていてびっくり！　どうやら前日にオープンしたらしい…世界遺産登録のおかげで予算ができたのか!?

観光客も殆どおらず静かな今帰仁城は、築城年や築城者など、不明な点もまだまだあるようだが、北山と呼ばれた沖縄本島を支配していた王の居城だったようだ。県内でも最大級を誇る規模の城も、今では石垣が残るだけ。それも修復作業と共に、まだまだ発掘調査が進められている途中だが、首里城とは違った趣がある。そういえば、石の積み方も首里城とは違い、自然石が積み上げられているようだ。

兵郎門（正門）をくぐると、左右にヒカンザクラの並木が植えられており、毎年1月には開花するらしい。本部町の八重岳などと並んで、沖縄の桜の名所としても有名なスポットなのだそう。
山を切り開いて建てられているため、主郭などから見る眺めは最高！　緑の中を優美な曲線を描く城壁が走り、その向こうにはコバルトブルーに輝く東シナ海を望むことができる。そのコントラストの美しさに思わず息を呑み、言葉を失ってしまった。
・・・兵どもが夢の跡
芭蕉の句しか出てこない、自分のボキャブラリーの貧困さを呪いつつも、当時、ここに生きた人々は、この海を眺めながら何を思っていたのかしら…などと思ってしまう。きっと、今よりも緑豊かで美しい海だったんでしょうね。

一通り散策後、入り口にある売店の前を通ると、おばさんが島らっきょうを剥いていた。昨晩、食べ損ねていたのもあって、思わず「美味しそう〜♪」とつぶやいてしまったら、「食べていいよ！」と声を掛けられてしまった（笑）。ありがたく頂戴したその島らっきょうの美味しいこと！　おばさんが出してくれたのは、塩もみしてあるものだったけれど、甘みさえ感じるほど美味しい！　今まで食べた中でイチバンかも〜♪


既に15時をまわっていたが、瀬底島にある瀬底ビーチへ向かった。本部半島の先端にある瀬底島は、本島とは瀬底大橋で結ばれており、島にある瀬底ビーチは、本島でも屈指の透明度を誇る天然の白砂ビーチ！
…が、ビーチに着いた時には16時。しかも、後で知ったのだが、町が管理しているビーチと業者が管理している有料ビーチがあるらしく、azzurriたちは業者が管理しているビーチに入ってしまった。だって、公営のビーチにつながる公道に、その会社が進入禁止の表示をして、有料ビーチの駐車場に誘導してるんだもん（怒）！
そんなことも知らずに、海へ繰り出した…が、パラソルセットが法外だろーッ？　とも思えるぐらい高い！　ホテルのパラソルセットでさえかこんなに高くなかったわよ！　どうせ17時にはクローズしてしまうので、1時間弱しか遊べないからいらないよね…ということで借りなかったが、これにはびっくりした。

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【7月2日（土）　続き】
ホテルに戻った後は、プールとホテル前のビーチで遊ぶことに。
屋内と屋外両方にプールがあるホテルだが、屋外プールへ出てみると、午前中はホテルの建物が影になってしまい、屋外プールには日が射さない！　さっきまで暑かったのが嘘のようだ。
恐る恐るプールへ足を入れてみると、やはり冷たい…。スタッフは「こんなの気合いだー！」とプールへ入って行ったが、膝まで入ったあたりで、その冷たさに躊躇してしまい、azzurriだけ入れない。いや、一気に肩までつかってしまえば、大丈夫なのはわかっているのだが、一歩が踏み出せずにいたのだ。
すると、推定小学校2年生ぐらいの女の子が、プールに入ろうとやってきて、躊躇するazzurriを見て、声を掛けてきた。
「入れへんの？」
…うっ、また関西人か。
「ザブンって入ったら大丈夫やから、一緒に入ろう！」
小学生ごときにそこまで言われて、入らないわけにはいかない…スタッフにまで笑われる(-_-;　仕方なく、一緒に入ることにした。

彼女のおかげでなんとか入ることはできた…いと情けなし。
しかも、何故だか彼女にすっかり気に入られてしまい、一緒に遊ぶハメに（笑）。いや、楽しかったらいいんだけど。
小1時間ほど遊んでいたら、彼女の親が部屋に戻ると、声を掛けてきた。すると、彼女は別れ際にプール中に響き渡るほど大きな声で、「ほな、また後でなーーー！」と叫んで行ったのだ…脱帽。
スタッフには「後で遊ぶ約束したの？」と聞かれたが、そんな約束してませんからーーー!!

プールの後は、ホテル前のビーチへ。
どうやらかなりの遠浅らしく、干潮だったこともあり、遊泳区域ギリギリのところまで行っても、水面が腿の辺りまでしかこない。しかも、遠目から見ているとわからなかったが、足元に小さな岩がゴロゴロしている…歩きにくい。
しかも、風がなかったせいと、すぐ近くに珊瑚礁があり、消波ブロックの役割をしていたせいか、波もないうえ、午前中とはいえ、人に荒らされていたせいか、透明度も低い。昨夏のビーチとは大違いだ。
因みに沖縄のビーチは、遠目では白砂のビーチでも、珊瑚や貝の死骸がゴロゴロしていたり、岩場が多い。注意して歩かないと足を怪我してしまうため（場所によっては素足で歩けないほど痛い）、ビーチサンダルやスノーケリングシューズは必需品だったりする。
あまりにもつまらないので、遊泳区域をぐるりと一周してから、部屋に戻り、予定よりも早く出かけることにした。


正午前にホテルを出て、本部半島へ。
途中、創業明治38年という沖縄そばの老舗店で、沖縄そばとジューシー（沖縄風炊き込みご飯）のランチをいただき（美味しかったけど、食べすぎた〜）、さらにデザートに地元の名物おっぱ牛乳で作ったアイスまでいただいて、沖縄美ら海水族館へと向かう。
土曜日ということもあって、同行スタッフは混雑を予想していたようだが、道路の混雑もなく、スムーズに水族館へ到着。
美ら海水族館は昨夏訪れていたが、同行スタッフのペースに合わせて周り、母亀（卵を持っている）の健康診断に遭遇したり、お会いしたかった方にも会え、どうしても会いたかったフジ（病気で尾びれを失ったバンドウイルカ。ブリジストン製の人工尾びれを装着している）にも会えて大満足。元気そうに泳いでいる姿を見ると、技術の進歩が人類のためだけではなく、もっとこういうことに活かされていって欲しいと願うばかり、、、
因みに、大水槽の中でazzurriがイチバンお気に入りなのは、ジンベイザメでもマンタでもなく、ヒョウモンエイだったりする（笑）。


しかし、暑いなぁ…。

先頭 表紙