2005-04-22 年上女性の魅力
2005-04-14 お誘い
2005-04-06 一足早く春を感じる旅　- 3 -
2005-03-15 一足早く春を感じる旅　- 2 -
2005-03-11 一足早く春を感じる旅　- 1 -
2005-03-06 悩み
2005-02-28 初体験旅行　終章
2005-02-23 初体験旅行　第5章
2005-02-21 初体験旅行　第4章
2005-02-16 初体験旅行　第3章

春・・・別れの季節でもあるが、出会いの季節がやってきた。

少し前になるが、舎弟にも新しい彼女ができた。
前の彼女と別れたがっていた話をしていた時に、「ほかに好きなコができたから。」と話していたのだが、どうやらそのコとは違うようだ。
（別れたがっていたクセに、その後、両親にまで紹介するという不可解な行動をとっていたのは、何故なんだろう？）

その年齢を聞いて驚いた。
「おねえ（azzurri）と同じ歳。」
「は？じゃあ、7つ上!?」
「そう。」
「・・・。」

確か前の彼女も5つぐらい上だったような気がする。

なんで？
2〜3歳上ぐらいのカップルや夫婦はよく聞くが、5歳も違うと軽いジェネレーション・ギャップを感じるぐらい世代が変わるだろうに。
一時期、友人から「年下の男性は？」と薦められたこともあるが、舎弟がいることも影響しているせいか、azzurri的には年下の男性なんてありえない、、、
まぁ、頼りない舎弟には、しっかりタイプの女性がいいとは常々思ってもいたし、別に反対しているわけではないが、不思議で仕方がない。

今度、舎弟に聞いてみようと思っていた矢先、たまたま足を運んだダーツバーの話し好きアルバイト（20）くんが「僕の彼女、年上っすよ。11こ上♪」と言うではないか。しかも、年上ばかりと付き合っていると・・・。
思わず、年上女性の魅力について訊ねてみた。
「年上女性の一番の魅力って何？」
「う〜ん・・・経済的に自立してるし、安定しているから。」

思わず、大爆笑したが、理由を聞いてみると
「年下だと、あれ買って、これ買ってとか人の財布に頼るから。」
思わず、深く納得。

子供扱いされることないか？とも訊ねたところ、
「そんな人とは付き合わないもん。」
とキッパリ。
もしかしたらそういうことも含めて相手が操縦上手？

一緒にいた友人（♂）までが
「一般的には、同じ年齢ならば、女性の方が精神年齢高いだろう？　ジェネレーション・ギャップとか感じないの？」
「今のところ、ないっすね〜。」
とアッサリ。
後々いろいろと聞いてみると、20歳という年齢といえども、納得してしまう生き方を彼がしてきていたのだが。

そんな友人（♂）も一つか二つ上の年上妻なのだが、本人曰く
「彼女は僕よりも頭がいいし、仕事もできる。彼女が働きたいと言えば、喜んで賛同する。むしろ、専業主婦なんかに納まっていて欲しくないぐらいもったいない才能。なんなら僕が専業主夫になってもいいぐらい…彼女の方が今の僕より絶対に稼ぐ！」
と語っていたことがあった。本人だって、充分デキるヤツなので、それを超えるってどんなヒト？と思ってしまうのだが、「だから失いたくなくて、結婚してしまった。」と照れながら話していたのが印象的だった（笑）。


結局、年上だろうが、年下だろうが、相手の魅力はさまざまで、自分のツボにハマる魅力をたくさん持っているからお付き合いをするのだとは思うが、逆に舎弟の彼女に聞いてみたい、「弟のどこがいいの？」と。
まぁ、そこそこタッパがあるのと、そこそこスタイルがいい以外は、どんなに探しても“良いところ”が見つからない、、、絶対にこんなヤツとは付き合いたくない！！
中学生ぐらいまでは、姉バカなほど可愛がっていたが、可愛がれる要素が何一つない。
彼女がどう騙されているのか、他人事ながら心配だ、、、


近い将来、自分と同じ歳の女性…下手をすれば、それよりも上の女性から「お姉さん」と呼ばれる日が来るかもしれないと思うと、なんだかとても違和感を感じる今日この頃。。。

先頭 表紙

今年はゆっくりと愛でることもできないまま、あっという間に桜が散ってしまった。
花の期間は短かったが、今年の気候が左右したおかげか、ここ数年の中では、ひときわ美しく咲き誇ったように思える。

確定申告の事をすっかり忘れていたが、年度末の仕事もなんとかひと段落。
とっとと次の仕事に取り組みたいところだが、少々パワーダウン気味。
体調を崩してからは、仕事の量もセーブしてもらったり、楽しそうな（苦笑）出張（旅）の予定を入れてもらったり、一緒に働く人々にもいろいろと気遣ってもらったりしていたのだが、最近、転職のお誘いをよく受ける、、、

このご時勢に仕事があることはもちろん、仕事のお誘いをいただくことはとても有難いことなのだが、果たして自分にそこまでの商品価値があるのだろうか？
仕事内容、ポジション、ギャランティも申し分なく、中には逆立ちしても入れないような会社まであり、なぜそんなに買被っていただいているのか甚だ疑問を感じる。

先日など、新しい仕事の打ち合わせかと思って出向いたところ、仕事仲間が「ごめん。今日、実は面接なんだよ。いや〜、担当者から『誰かいいコいない？』って聞かれてさ〜。azzurriさん、●●も○○もやってきてるよねぇ？つい『いい娘いますぜー！』って言っちゃったんだよね。」って、オイ！客引きか人身売買じゃないんだから！

30という大台を目の前にして、神様が「いい加減、ちゃらんぽらんに生きないで、ライフ・デザインを考えなさい！」と言っているのか!?
てか、そういう年齢になってきてしまったんだろうなぁ・・・と痛感。
ここで本腰を入れてキッチリと積み上げないと、この先はないのかねぇ？
少なくとも、10年後に同じように引き合いが来るとは思えない。

「チャンスに対して後ろ向きに考える必要はないと思いますよ。」
「どれだけプラスのものを自分に取り込むことができるかということを判断材料にいれたほうがいいですよ。」
「一緒に面白い仕事したいんですよ。」
「新人教育ガンガンやってください。」←爆笑
・・・誘ってくださる人々の言葉は、魅惑的だ。


でもさ、今、パワーダウンしてるし、そういうことを考えることすらめんどくちゃいんだよなぁ・・・。←バチあたり。
誰か決めてくれないかな・・・。←決められたら逃げるクセに。

そもそも、面白い仕事って何なのだろう？？？

どう考えても自分自身が意欲的に動く気力がない今は、今のままの方がいいのかもしれない。
多少危なっかしくても（苦笑）“私”という商品を信用してくれている人たちの気持ちはとても有難いし、嬉しいからこそ、ヘタに見誤って、彼らに迷惑がかかるようなマネはしたくない。
人間としての魅力はもちろんだが、自分自身をもっと強く育てなくてはいけない時期なのかなぁ・・・と思い悩む今日この頃。

先頭 表紙

間が開いてしまったしまったせいで、忘れそう、、、


2日目の朝は、例によって早くに目覚めた（何度も起きているといった方が正確）おかげで、露天風呂へ。二度寝（笑）後、朝食をいただき、さらに内風呂に入って宿を後にした。
崩れるという予報が出ていた天気も、日頃の行いが良いせいか（笑）、晴れ。“快晴”とはいかないのが痛いが、今日の仕事も無事に済みそう。
海岸に出ると、まだ水も冷たい海の沖合いに、サーファーたちが波待ちをしているのが見える。そういえば、海に来るのは久しぶりかも。。。

河津まで移動すると、夕べとは打って変わってすごい人!!
駅は電車が着くたびに人で溢れかえり、河津川沿いの道も老若男女の往来が激しく…仕事にならない、、、やっぱり早朝来なきゃダメだってば…。
おまけに、昨夜よりも幾分かマシだが、風も強く、寒い…。
とはいえ、夜とは違って青空に映える桜が美しく、昨夜とは比べ物にならないほど、露店も出ていたので、観光客にとっては、絶好の花見日和。
カーネーションやら河津桜の苗木やらも売られていたため、個人的には、ダメにしてしまった実家の柘植の代わりに、桜を植えたいと思っていこともあり、一瞬買おうかと思ったのだが、冷静になって考えてみれば、手入れが大変なこと、毛虫がつくこと、建て替えを予定していることを思い出し、諦めた。そういえば、あまり衝動買いをしなくなったなぁ…。

無理矢理仕事を終わらせた後は、悩みに悩んで、一度行ってみたいと思っていた下田へ。
しかし、何の下調べもしていなかったせいで、食事をするところも観光スポットもよくわからず、下田の町を彷徨うハメに…。適当に入ったお寿司屋さんはイマイチだし、観光案内所（最初からそこへ行っていればよかったのだが）でもらったパンフレットをもとに立ち寄り湯をやっているホテルへ行くと対応が悪く…おまけに天気も崩れてきてしまった。
結局、なまこの家を見て、立ち寄り湯に入っただけ。後で調べたところ、趣のある街並みが残されたペリー・ロードやら美術館やら博物館などもあったようだ、、、レンタサイクルを借りて周ればよかった・・・大失敗。
電車でも車でも、東京から遠いだけにまた来ることがあるのだろうか？
そういえば、白鳥麗子って下田出身じゃなかったけ？？？←どうでもいい。


帰りのスーパービューでは、ビールを2缶買って乗車したのに、1缶を開けきらないうちに眠りに落ちてしまい、横浜まで爆睡。その後も気持ちよくうたた寝しながら乗っていたのだが、大井町近辺で電車が停車…赤羽付近を走っていた電車が人身だか事故だったかで止まってしまったせいで、いつ動くかわからない状況になってしまったのだ。
すっかり目が覚めてしまったので、乗客も少なかったので、電車の中を探検…おかげで、初めて子供用のプレイルームの中に入ることができた（笑）。
結局、40分ほど遅れて新宿到着。同行者と軽くゴハンを食べて帰宅。


一足早いお花見は楽しかったが、もっとのんびり行きたいものだ。
桜と宿は◎だったが、久しぶりに反省点の多い旅になってしまったような気がする。
さて、今週末はいよいよ東京でのお花見だ。

ママ、お鞄貸してくれてありがとう♪桜饅頭美味しかった？

先頭 表紙

流石にシーズンだけあって、どこも満室で周辺の宿の手配ができず、少し離れたところの宿へ（それでも直近でよく手配できたなぁ…）。
河津駅まで宿の方が迎えに来てくださったが、時間が押してしまったせいで、予定よりも宿に着くのが遅くなってしまった。運転してくれた方は、とっても愛想が悪かったので、やっぱり遅れてしまったことを怒っているのかしら？…と思ったが、宿に着くと支配人らしき方は、とっても温かく出迎えてくださった。イケメンだったし♪
「ねぇ、旅館の女将とかも楽しそうじゃない？」
「azzurriにはダメだよ…朝早いから、、、」
・・・やっぱりダメか。
そんなこんなでお食事も予定していたよりも少し遅くなってしまい、お食事前にお風呂を楽しむこともできず（涙）、少し冷めたお食事をいただくことになってしまった、、、少しずつ出てくるはずのお料理も一定量まとめて出てきたし（笑）。

お料理のお味はまぁまぁかな？…少し冷めてしまったものをもっと温かいうちにいただけたらよかったのに、、、くぅぅぅ〜〜〜風のせいだ〜！
お酒は伊豆の地酒“あらばしり”…辛口ですっきりとした味わいの中にまるみを感じさせるお味なのに、安い（笑）！　コストパフォーマンスもバッチリ！なので、夏の大人の修学旅行ですっかり気に入ってしまったのだ。
後片付けのある仲居さんたちを待たせてはいけない…と慌てて食べたせいか、スーパービューの中でおつまみやらお菓子やらアイスやらをビール（何缶とか言わないように！）と一緒に食べまくったせいか（←旅行じゃないんだから！　仕事なんだから！）、あっという間にお腹がいっぱいになってしまい、やはり最後の御飯（普段、白米を食べないしね）と水菓子をお残ししてしまった…。
水菓子だけはお夜食にいただく予定♪

・・・しかし、旅行に出ると（だから仕事だってば！）、なんでこんなに食べ過ぎちゃうんだろう〜〜〜(　´Д｀)


食後は内風呂を楽しみ（けっこう広いのに、誰もいなくて貸切状態♪）、お部屋で少し休憩した後、貸切の露天風呂へ・・・うわ〜！　写真で見るより広〜い！

あああ・・・極楽じゃ〜〜〜♪♪♪

だれ〜か〜・・・“あらばしり”持ってきて〜〜〜！！！

そんな気分だったが、誰かがそんな気の利いたことをしてくれるはずもなく、はらりと舞い落ちる梅の花びらとともにたっぷりとお風呂を満喫♪・・・ああ、お湯に溶けたい〜〜〜。


おかげですっかり冷えていた身体も、心身ともに温まり、珍しく寝付きだけは良かったのだが、相変わらず眠りが浅くて何度も覚めた・・・とほほ。

先頭 表紙

次のお仕事は、一足速く春を感じる旅。
東京は雪化粧に見舞われたが、早春の南伊豆、河津の桜を観に行ってきた。

15:30に東京駅を出るスーパービュー踊り子号は、ほぼ満席。
朝のニュースで特集が組まれており、この週末が一番の人出になるだろうと言われていたせいかだろうか？
河津までは2時間半の乗車時間…着いても仕事が待っているし、ほぼ徹夜明けなのに、ついついビール（何本飲んだとか言わないように！）片手に乗車。

どんよりとした曇り空の東京を離れると、空は晴れ間を見せ始め、湯河原を通過する頃には、海に美しい夕焼けが広がる。
・・・それにしてもこの一年、なんだかんだでよく伊豆を訪れているなぁ。

熱海、伊東で多くの人が降りてしまい、河津に着く頃には、乗客はほとんどいなかった。
駅で荷物を預け、ライトアップされているという桜を観に行こうとしたのだが、駅を降りてすぐのところから川沿いまでも桜並木が続いている。気分的にはまだ「冬」なのに、桜が咲いていることがなんだか不思議で仕方がない。
逸る心を抑えながら、川沿いに急ぐと、目の前に満開の桜が光を浴びながら風にそよぐ姿が広がった…。

河津で咲く桜は、早咲きの緋寒桜と大島桜の自然交配種だといわれており、ソメイヨシノよりも開花時期が早いうえに長く、2月の上旬から3月上旬までの約1ヶ月、その姿を楽しむことができる。花も大きく、濃いピンク色の花は、枝にたわわになって咲き誇り、早春、河津駅近くの河津川河口付近から約3kmにわたって、彩りを添えているのだ。

夕食の時間と重なっていたためか、さほど観光客もおらず、地元の人が犬の散歩をしていたり、地元TV局が天気予報の中継をしていたりしていたが、海のそば＆川沿い、なんだかんだでまだ2月…ということもあって、風も強いし、まだ寒い。
クルーの方、ライト貸してくださってありがとうございます♪

南伊豆＝ちょっとは暖かい

と思って、ちょっと薄着してきたのがたたってしまった。
四万温泉へ行くときには、カイロも用意していたのだが、流石に持ってきてはおらず、寒いし、お腹は空くし、風がジャマをする…予定時間内に終わらない。
おでんと熱燗おいしそう…いや、そうじゃなくて！


でも、キレイでしょ？

先頭 表紙

次の旅行記に移る前に、今、azzurriにはちょっとした悩みがある。

もう3月に入ってしまったのだが、スノボに行きたいのだ。
昨年は怒涛のように忙しく、とてもじゃないが、休日にスノボに行ける余裕がなかった…精神的にも肉体的にも。
今年も行き損ねると、2シーズン連続で行っていないことになり、勘が鈍りそうで怖い。

ところが、1年半ほど前から右膝がおかしい。
痛みがあるわけではないのだが、違和感を感じる…。
よく人から「どういう感じ？」と聞かれるのだが、「違和感がある。気持ち悪い。」としか言えず、よくわかってはもらえない。強いて言えば、二日酔いの感覚に近いだろうか？←余計にわかりづらい！
特に寒い日や、なかなか眠れずにベッドの中で居心地の良い位置を摸索している時などは気持ち悪くて仕方がない。

そのため、ゴルフの練習もお休みしているし、ひまじんフットサルも見学中。

「とっとと医者に行きなさい！」
とは言われるが、右膝以外にもポンコツの車体は、それなりに月々のメンテナンス費がかかるうえ、それぞれのメンテナンス日と仕事の調整がかなり面倒なため、これ以上、医療機関にかかりたくないというのが本音。
できれば、どれか一つが終わったら行きたいのだが、どれがいつ終わる…という確証がないのが悲しいところ。

ん？ガソリン代？
ガソリンがないと走れないからダメっ！！！
それでも昔に比べたら飲む機会が減ったんだけど…。


そんなこんなで悩んでいる。
特にボードは膝への負担も大きいうえ、思いっきり寒冷地でのスポーツだ。

どうしよう・・・？
早く決めないと、雪が溶けちゃう・・・。

先頭 表紙

それは甲高い音と共に、黒々とした煙をあげながらやってきた・・・。
その音を聞くのも動く姿を見るのも初めてなせいか、まるでライブが始まる直前のような高揚感に襲われる。
動悸が激しいせいか、カメラを構える手が震えてしまう・・・あああ、きた・・・。

今回の初体験旅行の締めを飾る

SLが走ってきたのだ！


かっちょい〜！　　←バカ


現在も日本各地でSLが走る姿には会えるが、azzurriはまだ展示されているSLしか見たことがなかった。せいぜい遊園地や移動遊園地にやってくるミニSLに乗ったことがあるぐらいだ…もちろん子供の頃の話！
「一度でいいから乗ってみたい」…という思いを抱き続けながら、「貴婦人」ことSLやまぐち号に乗る日を虎視眈々と狙っていたのだが（大げさ）、同行者が今回の旅のスケジューリングをしている際に、上野〜水上間でEL＆SL奥利根号が走っていることに気づき、ギリギリ（てか、前日）だったにも関わらず予約が取れたのだ。
上野〜高崎間はEL（電気機関車）が客車を牽引、高崎〜水上間をD51が牽引しているのだが、今回は残念ながら渋川から高崎までの運行。おまけに旧型客車ではなかった…。

SLが渋川駅のホームへ入線し、ドアが開いた途端、我先に！と大きなカメラを持った鉄ちゃんたちがわらわらと降りてきて、SLへと走って向かう…気づけば、客車にはほとんど人が残っておらず、残っているのはファミリー客ぐらい（笑）。
…かくいうazzurriも鉄っちゃんに紛れて、写真を撮りまくっていたところを同行者に「azzurriって実は鉄ちゃん？」なんて聞かれてしまった(-_-;

それぞれがひとしきり撮影を堪能（？）した後、客車に入り、出発。
azzurriたちの席の周りでは「鉄ちゃん談義」（？）が聞こえてきて、おもしろい。後ろの席はどうやら「SLオフ」らしく、年代の違う人たちが鉄道の魅力についてそれぞれ熱く語っているのだ。

さて、乗ってみた感想はというと、「乗るよりも見ている方が楽しい」…。当然だが、乗っているとSLは見えず、汽笛が聞こえるのともうもうとした黒煙が見える以外は、車両が古いだけで普通の電車と変わらない。写真も動きがなくて絵的につまらない（笑）。カーブに差し掛かると、SLの雄姿を見ることができるが、乗車距離が短かったため、その機会もあまりなかった。
そういえば、ユーロスターやTGVに初めて乗ったときにも同じようなことを言っていたなぁ…。
「てか、機械の身体を手に入れに行きたくなるよ…。」
「黒い服着てきてメーテルごっこじゃなくて？」
同行者に今回撮影した写真を見せながら、くだらないやり取りを交えてそんな感想を述べていると、
「azzurri、やっぱり鉄ちゃんだよ…。だって、普通はそんな感想言わないし、SLのこんなとこ写真に撮らないよ（笑）。」
と言われてしまった…そうかな？滅多に見られるものじゃないから、運転台とかも撮っておくでしょ？
「ほかに乗ってみたい電車ある？」
「う〜ん…乗ることができるなら、ドクター・イエローに乗ってみたい。」
「ほら、そんなのパッと出てこないよ！」
そ・そうかな〜？？？

高崎駅に到着後、お土産とおつまみとビールを買って新幹線に乗り換えて帰京。
当初は東京駅まで戻る予定だったが、急遽、上野までにして、上野のコリアンタウンで焼肉を食べてから無事に帰宅。

一日、つま先歩きをしていたせいで、次の日は筋肉痛だったとさ。

先頭 表紙

渋川駅からはタクシーに乗り、赤城村へ。。。
そう！　今回の旅の目的の一つは、実は初いちご狩り！
毎年、毎年仕事で絡むこともあり、「いちご狩りに行きたい！」と言い続けてきていたのだが、なかなか実現せずに今日まできていたのだ。
みかん狩り、芋掘り、桃狩り、潮干狩り、じゃがいも掘り、マスカット狩り、ぶどう狩り、さくらんぼ狩り…と子供の頃から数々の狩りものしてきたが、いちご狩りだけは行ったことがなく、子供の頃からちょっと憧れていた（笑）。恐らく、関西エリアでいちご狩りができるところがあまりなかったからだと思われるが。

農園のご主人に挨拶をし、いよいよハウス内へ…この農園では、章姫、やよい姫、さちの香の3種類のいちごを栽培しているのだが、ご主人によると、同じものばかりで飽きないように、毎年品種を変えたりもしているのだとか。高さの違ういちご棚が配列された高設ベンチ栽培のため、大人でも子供でも立ったままいちご狩りができる。見学はしなかったが、車椅子専用のハウスなどもあるらしい。水などにもこだわって栽培されたいちごは、見ているだけでもみずみずしく、輝いている。
「練乳もありますが、まずはそのまま召し上がってみてください。」
そう言われて口にしてみると、本当に練乳など必要がないほど甘い!!

おいしい〜〜〜♪

靴擦れが痛いのも忘れ、ハウス内を何度もぐるぐると回り、真っ赤に熟れて甘いいちごを捜し求めながらさんざんいちごを食べてしまった。
同行者は過去にいちご狩りに行ったことがあるため「平気で100個ぐらい食べられるよ。」と言っていたが、まさにその通り！
結局、練乳などほとんど必要がなく、100個以上食べてしまった（笑）。←途中まで数えたがイヤになったらしい。
ただ、1個あたりの質量が大きいため、さくらんぼ狩りほどは食べられないのが残念なのと、どんなによ〜〜〜く見ていても、たま〜にまだちょっとすっぱい、ハズレを食べてしまうことがある（笑）。
いやはや、でも楽しかった。
機会があったら来年もまた行ってみよう。
ただし、訪れた時間が遅かったため、お土産用のいちごは完売してしまっていたので、次はもう少し早めに行こう。
エリアや栽培方法にもよるが、ハウスいちごの旬は、実は1月後半〜2月いっぱいぐらいなので、美味しいいちごを堪能したい方は、お早めに！


渋川まで送っていただいた後、高崎まで戻るまでに時間があったため、駅前でお茶。
お饅頭やお団子などもあったのだが、流石にいちごでお腹がいっぱいで食べられなかった。
そして、最後の初体験がやってくる・・・。

先頭 表紙

たかが1泊2日の旅をまたしてもちんたらと書いていたら、また次の仕事（旅行）が入ってしまった（汗）。行くまでにコレを書き上げねば!!
…しかし、年がら年中旅をしていると思われたらどうしよう、、、



昔ながらの温泉旅館、スマートボールや射的などのゲーム屋…四万温泉街は決して賑やかな雰囲気はなく、ひっそりとした温泉街だった。
ゆるゆると長いアスファルトの坂道を重要文化財である日向見薬師堂へと向かって歩いていると、途中の木々に猿がいる。日光では一匹も見ることがなかった猿…猿害で困っているというニュースを何度も観たことがあるのに、一匹も見なかったのに（犬連れだったから？）。

それはさておき、予想以上に靴擦れが痛い…しかも両足。途中にあるゆずりは飲泉所にて、温泉を飲みがてら休憩し、ブーツを脱いでみると、血が出る寸前だった。珍しく絆創膏を忘れてきてしまっていたので、傷口にティッシュを当てて歩くハメに、、、とほほ。
しかも、それでも痛みは酷くなる一方だったため、足が痛まない歩き方をいろいろと試した結果、ほぼ爪先立ちに近い形で歩くことにしたのだ。そうすることで足とブーツの間に隙間ができ、接触摩擦による痛みが避けられるからだろう。この一年以上なんだかおかしい右膝に負担がかかることはわかってはいたが、、、
こっちは痛いわけじゃないから…。

そんな痛い思いをしながらたどり着いた日向見薬師堂は、こじんまりとしたお堂だった。ただ、屋根が茅葺なだけ…まぁ、期待して行ったわけではなかったが。
茅葺屋根は十数年に一度、葺き替えをしなければならないものだが、専門の職人は年々減ってきており、数少ない職人と茅葺屋根という日本の伝統建築様式を守ろうとするボランティアによって支えられている。ここは地元の人々によって守られているんだろうか？

車で来ていれば、四万ダムやその近くにある露天風呂などが周れるが、徒歩なので、来た道をまた戻り、温泉街の中にあったお蕎麦屋さんでランチをとった。
一つぐらい公共の温泉にも入ろうかと思ったのだが、露天風呂好きとしては、どうしても興味が湧かず、結局、入らずじまいだった。

そして、中之条駅まで向かうバスに乗り込み、電車に乗り換えて次の目的地である渋川駅へと向かった。もちろん、つま先歩きで！


因みに、温泉饅頭を試食（笑）し損ねたうえ、買うのも忘れてきたことに気づいたのは、電車に乗った後のことだった。しょぼん、、、

先頭 表紙

仕事だから仕方ないが、宿はう〜ん…。
部屋にも露天風呂がついているが、温泉ではなく水道水…実はよくあることらしく、プライヴェートで行くときには注意したい。先日も友人が妻とベビを連れて、1泊4万円ほどする露天風呂付きの部屋がある宿に宿泊したそうだが、やはり部屋のお風呂は水道水でがっかりしたらしい。
昨年の白骨温泉の一件以来、否が応でも天然温泉かどうか疑ってしまう。特に単純泉のところは、わかりづらい、、、さほど神経質にはならないが、温泉だと思っていたら、違っていた…というのはやはり悲しい。
まぁ、空を眺めながら大きなお風呂に入れるだけでもいいんだけどね。
因みにこちらも単純泉。

お料理は品数も多く、山奥なのにお刺身が出ることもなく（代わりに馬刺しだった。前夜から馬刺しが食べたくて仕方なかったのでラッキィ♪）、山の幸が多く、下手な小細工もなく（笑）、まぁ、中にはおや？と思うものもあったけれど、美味しくいただいた・・・もとい、美味しくいただきすぎて、お腹がいっぱいになってしまったのだ(-_-;
1杯目とはいえ、ビールなんか頼むんじゃなかった（反省）。
おかげで、せっかく楽しみにしていた地酒がほとんど呑めなかった（号泣）…1升頼まなくてホントによかった。
お風呂上がりなら呑めるかな？と思ったが、お風呂から上がってもお腹が空かない。
せっかくいい気分で酔っ払って、ごろ〜んと寝ようと思っていたのにーーーッ！！！


そんな四万温泉の夜は更けていく・・・


しかし、あんなにお腹いっぱいだったのに、夜中に何度も目が覚めてしまい、熟睡できないまま朝を迎えてしまった。
夜中に目が覚めたときに、ひどく汗をかいていたので、もしかしたら熱を出していたのかもしれないし、エアコンがきつすぎたのかもしれない、、、
外はいいお天気で、残雪が目にまぶしく、陽の光を反射したつららがキラキラと輝いている。
同行者は冬場の雪が積もる温泉に来たこともなければ、雪山にも行ったことがないうえ、つららを初めて見たらしく、いたく感激していた。
朝食をいただいた後、お風呂に入り、帰る用意。

ところで、温泉宿で出される朝食の玉子、生玉子なのか、温泉玉子なのかどっちなんだろう？と考えてしまうのはazzurriだけだろうか？
玉子好きなのでどちらでも構わないのだが、どちらかが食べたいときに、割ってみると期待とは違う方だとがっかりすることもあるので、割るときにちょっぴり緊張してしまう。

宿を後にし、付近を散策しながら2km先にあるという重要文化財日向見薬師堂へと向かった。
往復で4km歩くなんてたいしたことな〜い…などと思っていたのだが、ゆるゆると長いアスファルトの坂道を靴擦れした両足を庇いながら歩かなければならないことをすっかり忘れていたのだ。

先頭 表紙