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大和の「DECO」

crazy about natural DECO

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2005-09-27 単刀直入に・・・可愛い!!
2005-08-19 思いがけない夏祭り
2005-07-27 一人の男の中の二人
2005-06-09 スーパーオーバー
2005-05-23 「飛ぶこと」
2005-05-16 鷹の舞に込めた思い
2005-05-02 as an ant
2005-04-02 遊びの紙
2005-04-01 テレビ・映画・演劇
2005-03-23 受容的知性


2005-09-27 単刀直入に・・・可愛い!!

月記以上になっちゃってるけど決して冷めたわけではなく、いやいや愛はたんまりと。
HUD
難関?突破して昨日試写会にて鑑賞。SABU監督だし前作と似ているような気がして期待してなかったけど、冒頭から大笑い。テンポよくってメンバーそれぞれの面白さが際立ってて、これはいけるかも?と思いつつ、ホント笑い所満載。でもでも、後半、あーこのカット伸ばしずぎだなーと思ったら、ずべーーーーーっと最後までテンポが崩れた。前半と後半で違う監督、違う作品を見たかのよう。やはり微妙だった。前半は本当に面白かったんだけどね、勿体無い。でもこの中途半端さがVなのか?と。
映画の中のDECOはあんな格好だけど、予想外に可愛らしいキャラクターで、ある意味笑いをさらっていく面白いキャラだったかも。“ある意味”ってとこが複雑なんだけど。いや、何よりも挨拶でのDECOがもう可愛くってたまらん! 髪の毛切ってて、相変わらずボケた表情で。先週あまりにも偶然に目の前に現れたDECOに会った瞬間、「あっ!髪の毛切った!」って分かったくらい切ってて、もう可愛くも男前過ぎたDECOにフリーズしたけど、昨日改めてめちゃくちゃの可愛いらしさに久々にドキドキ。あんなオットコ前がいきなり至近距離でこっち見て立ってたら息も止まるの当たり前だわ。数秒だったから命拾いしたけど。ずっと同じ髪型だったから短くなって新鮮。明日またゆっくり拝んでこよっと。久し振りにハ〜トだわ。
舞台挨拶のDECOに関してはあまり言及するほどのことはないけど、相変わらずテンション高過ぎ、目立ちすぎ、空気読めないのが1名いて、やっぱり好きになれない。はぁ、コンサートのMCでもあの調子と思うとそれだけで萎える。本人悪気があるわけではなく、盛り上げようと思ってやってるだけに始末におえないんだな。グループのバランスを考えてもらいたいものです。

TFP
前回に比べるとやっぱり全員大人になったなーなんて感慨深く深夜に見てしまった。前半の元気がだんだんまったりモードになってきて、これがやっぱりVなんだなぁと再認識。だって前々日に見た1コ先輩Gに比べると全然テンション違うんだもの。でも、やっぱり決める時は決めてくれるDECO。外して欲しい時は立派に外してくれるDECO。期待してたほど盛り上がらなかったけど、まったりカラーが出てて深夜リピート。それにしても一人だけリクエストした商品が当たらなかったのが可哀相。そういう星の下に生まれてしまった子だわ。
ウォールクラッシュ後、DECOのデコ右側が赤くなってたようだったんだけど、出てるからぶつかった?
「あまり見ないで〜」をどうせならカメラ向きで言ってもらいたかった。

昨日一日で好きモードが急上昇したみたい。コンサート、アルバム、イベント関連では相変わらず低迷なんだけどねぇ。

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2005-08-19 思いがけない夏祭り

夏は大の苦手。避暑に限る。そして冬は冬眠を。と思いつつも勤労せねばならない悲しい現実よ。
夏休みもなく容赦無く照りつける太陽の下、馬車馬のように働いていると身体も心も健康なんて言えやしない。
そんなヘタれ気味な日常にちょっとした清涼剤になった夏祭り。

陽が沈むとともに風が心地良く、蒼い月は徐々に輪郭をはっきりさせ、花火に懐かしさを覚え、風が連れ去る花火の煙に夏の終わりを感じ・・・なんて、ノスタルジックな気分になった夏祭りだった。さほど期待していなかったせいもあるけど、やっぱり夏の野外イベントっていいな、なんて思ったのは何年振りだろう。久し振りに心許せる友と会って語り足りないほど語り合ったり、夏の風物詩を味わったり、DECOのおかげで思いのほかいい夏の思い出となった、感謝!
そして、花火や特攻を見て、ちょっとコンサートに行きたくなったのも驚きだった。10周年に全く固執せず、コンサートもなければないで平静だったのに、花火の中で歌うDECOを見てウルウル、不思議な感情に襲われた。晩夏の黄昏は自然とノスタルジック、センチメンタルにさせてしまうもんだなぁ。大桟橋、赤レンガ倉庫に笑った思い出、泣いた思い出がいっぱいいっぱい詰まってるっていうこともあるんだけど。とにかく、数時間だったけど予想外の夏休み、爽やかな夏の思い出となった。

夏祭り、シュランでラブ度アップ・・・のはずだったのにお腹いっぱいか、テンション持続せずモチベーションが今日一気に下がる。DECOは塩カルビじゃないっていうのに、どうしたもんか。コンサートの申込み完了さえすればブレはなくなるか。

暦では立秋も過ぎ、夏終わり。
昨晩突如壊れたエアコン、秋風が吹くまで生き延びられるだろうか? 干からびる前に新しいお仕事、公表してください。

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2005-07-27 一人の男の中の二人

FDF関連も一段落して落ち着いた日々を取り戻しつつ・・・ 前半が飛ばし過ぎたからギャップに戸惑ってるのが正直なところ。
この一ヶ月以上いっぱいいろいろな事があったにもかかわらず、あり過ぎて記憶も遠い彼方。

とりあえずやっぱり「FDF」無事公開おめでとうございます。って遅いか、もう終了の小屋も出てきてるようで。
チケットあるから来週くらい最後の見納めしてこよっかな。文句のつけどころがないほどカッコいい舜臣だけに反芻する気にならないのは自分だけだろうか? 舜臣祭りの最中に透がやってきて、改めて透も絶品だったなと思い起こす最後までファンサービスしてくれた呼称に相応しいプレミアムエディション。特典映像はもちろんのこと、プロデューサーと監督のコメンタリーが制作第一人者の言葉とは思えず俗っぽくて普通の会話で非常に面白い。とことん“綺麗”に拘った映画だったんだなぁ。セットを極力使いたくなかったというのも頷ける。それにしてもメイキングも含め、濡れたDECOの黒木さんをはるかに凌ぐ色っぽさと艶っぽさよ、改めてドキドキしてしまった。最後の最後まで楽しませてくれた「東京タワー」に感謝。パッケージにも拘ってくれたDVD、勿体無くてディスクだけ別ケースに入れ替えてしまった自分も相当なものだ。「冬運」の宣伝まで入っていて、単に同じVapだからだけど、どこまでもDECO寄りのサービスだと思うのは所詮DECOファンだから。
男祭りの「FDF」はどこまでファンを楽しませてくれるだろうか? 正直「東京タワー」ほどの期待は出来そうにない。だって活性化しない○映のこと、10年変わらず宣伝担当している○林のこと、言えるもんだったら文句の100や1000は軽々ぶつけられる勢いだわ。

一昨年の雑誌異常露出がピークと思いきや、昨年後半からずっと続いているから恐ろしい。一般誌からローカル誌まで分別なくバナナの叩き売り状態? でも今はどんなローカル誌でもネット等で手に入る便利な時代。限定という言葉に弱い自分、ええ、ネット注文しまくりましたよ。おかげで先日の地震で数年間山積みにしてた雑誌とビデオが崩れ落ち散乱してた始末。整理しなければと思いつつ、また元の状態に積み上げる学習能力のなさよ。
相変わらずDECO好きな「CUT」。本屋に山積みにされた“半生を語る”とかいうタイトルが妙に気恥ずかしかったりして。24歳で半生語られてもなぁ。まぁ、記念号っていうことでありがたく受け止めよう。それに反して日経アソシエの萎えたこと。インタビューアーの実情を知って閉口しまくり。プロにあるまじき行為。こんなヤツも相手に仕事しなければならないDECOに同情。再三言ってるけど記者もピンきり、今回はさすがに腹が立ったわ。自分が腹を立てても何も変わりはしないことは分かってるけど二度とDECOの仕事に関わって欲しくない。メディア、ネット氾濫の裏に潜んだ恐ろしさを忘れてはならない、自戒も込めて。

すっかりナリを潜めたDECOだけど、今年も夏休みがとれないみたいで一体何があるのか?
次回作の公表を期待しつつ、夏は終わり、秋も終わり・・・なんてことはありませぬように。

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2005-06-09 スーパーオーバー

次から次へといいことです。身体と頭が大変なコトになってるけど。

「花よりもなほ」
初めて撮影映像を見たけど、みんな何で色黒?あの綺麗なりえちゃんまでも黒かった。DECOは・・・黒さに加えて髭、自慢の凸に立派な吹き出物、相変わらず濃い顔してるな〜。監督コメントからすると、そんなに堅苦しい時代劇じゃなさそうで見易いかも。ともあれ、公開がまた一年先、旬じゃないよなぁ。りえちゃんとDECO、雰囲気が似てるような。資生堂のCMで強く感じた後の共演発表だったからビックリした。うん、楽しみだ。まったり話してそうな2人。「ずっとこっち(京都)にいられて集中できるので〜」とかのコメントはやはりアイドル故の率直な感想なんだろうな。だって本業役者一筋だったらそんなこと当然のことだもの。

「FLY,DADDY,FLY」完成披露試写会
初見ではなかったから安心して内容に踏み込めたし、観る視点も違ってきて面白かった。すっかり忘れていた雑誌主催試写会、完成披露試写会と2連チャン、舜臣を堪能できた。前日試写会では急遽金城氏挨拶があって、こんなシャイな人があんな本を書くなんてと改めて作家の業の奥深さを思ったりしたけど、なんとなくDECOと波長合うのが分かるような気がしたかな。
完成披露試写会では何年振りかに仙元氏に会えてビックリ。覚えてないよなーと思っていただけにしっかり覚えていてくれて嬉しかったなぁ。氏は自分にとって進む道を示してくれた特別な人だったから嬉しさもひとしお。監督も助監時代から立派になられて、なにもかも感慨深い。この試写会でDECOを見るより仙元氏に会えたのが何よりも嬉しかった、いやいやまさにダブルHAPPY。
で、本編感想は・・・ 難しい部分なくてストレートさが気持ちいい。おっさんが強くカッコよくなっていくにつれ、舜臣が切なくなっちゃうんだよなぁ、舜臣は単に強いわけじゃないからね。DECOが演じる舜臣はそんな孤独が垣間見れるヤツ、というかDECOが演じると翳のある舜臣になる。
「見て見て、絶対見て」と言われなくても、ハイ、3回見ました、まだまだ見ますよ。
記者会見では髭濃いし、髪ボサボサだし、立派なクマだし、ごつい舜臣のイメージなし。試写挨拶ではこれまた舜臣とかけ離れたすっきり爽やか青年。会見後の取材ラッシュで普通逆になると思うんだけどね。お蔵入りの映像、写真、取材が勿体無い。ま、そんな取材だから記事が被るの当然か、「写真?テレビ?」くらいの区別しかないんだろうな。オファーから2年、やっと陽の当たる場所へ。

「イメージキャラクター」
何故にめぐみとなのかが分からない。あまりにもインパクトないイメキャラというのが本音。これごときで携帯は変えません。とは言え、CMの起用は好感度の表れだからやっぱり嬉しいことだ。それにしてもこの忙しい時期に撮影とは相変わらず無茶なスケを組む無謀な事務所だこと。それを乗り切ってしまうDECOだから改善はされないのだろうけど。やはり超人?ボケ度は増しているようですが。

「T&D」
直球で言うとどんどん面白くなくなってきてる。意外なラスト展開はあるものの、竜(他の人達も)の位置がこのまま半端に終わりそうな悪寒で、内容的にはもう期待してない。もともとクドカン信者じゃないし、考えず面白いものを見たいだけ。
これだけ話題豊富、露出多数だと慣れてしまって怖い。贅沢すぎるくらい贅沢なのに、逆にこれだけ露出があるから好きなもの嫌いなものがはっきり分かれくるのかも。視聴者、ファンはタレントにとってシビアな怖い存在でございます。

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2005-05-23 「飛ぶこと」

友に連れられ初合コン参加。竜兄弟との合コンだったら言うことないのにそんなことは有り得ない。そう、滝つ05魂。初の他Gコン参戦。感想という感想はないわけで、ただ比較してみるとV(カミ)コンは完成度が高くダンスもハイレベルでかなりエンタテインメント性に長けてるなと改めて感じた。所詮、自分はV(カミ)ファン、井の中の蛙。やはり滝つでは萌えるはずもなく、いや最初から萌える気配すらなかったわけだが、途中からカスン登場で激萎え。カスンだけは絶対に性に合わない、生理的に受付けない。話戻して、合コンはそれなりに楽しめたけどね。ただ、2人だけなんだからステージ位置の偏りはどにかならないものかしら?「時間がなくて」とかの言い訳も要らない、去年の夏、どこかのコンで聞いたような台詞でもあるが。多分、他Gコンに積極的に行くことはこれからもないだろうが、横アリは懐かしかったなぁ、乗換えばかりで面倒だけど。コンサートやってくれ!とも思わなかったし、いずれはやるでしょって感じ。正直客観視してます。

目の前にあるものを楽しむだけで、先週の竜はただただお馬鹿で可愛くて、今までのクドカン脚本展開どうなのよ?とかいう出さないネガティブさもどこ吹く風。前半には初っ端から竜には期待してなかったから敢えて触れなかったけど、一般的に見て竜ってどうなのよ?って感は拭い切れなかったんだろうな。それに落語とリンクしたドラマだけに、噺を知っていた方が分かりやすいよなとか、ゲスト満載、キャスト盛り沢山散漫の危惧はやっぱりあったし。要するに一回サラッと見ただけじゃ薄味だって、勿体無い。早くも後半に突入。これから竜がどなっていくのか、最後の展開を知ってても楽しみだ。いや、知っているからこそ自分にとっては楽しみだ。

竜が終わればすぐに舜臣。予定外に何回も観てしまった透。一体舜臣は何回観させるんだろう。何回観ても当分飽きないだろうな。最後は爽やかなスカッとする映画だけど、舜臣もやはり泣かせるようなシーンもあったりして。ほんの一瞬一瞬の何気ないシーンなんだけどやられちゃうんだなぁ。涙腺が弱くなったのか、DECOの演技が上手いのか、両方ってことで。
個人的には本編を観てからメイキングを観た方がよかった。最初観たメイキングにさえ泣かされてしまった自分もどうしたものかと。強い舜臣の中にも弱さあり。弱いからこそ強さを望む。強さと弱さは表裏一体。
「飛ぶこと」は、成長すること・・・違う・・・かな?

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2005-05-16 鷹の舞に込めた思い

とにかくカッコイイ。めちゃくちゃカッコイイ。嫌味ったらしいくらいカッコイイ。
あんな覚悟と哲学を持った17歳高校生なんかいやしない。 なのに、舜臣が自然に見えるのが不思議。
相変わらず役者バカ全開、ホント徹底主義、集中一辺倒なんだろうな。 数年前も強く思ったけど、24歳になっても加減ってものが分からない男のような気がする。こういうの見せられちゃうと、何でも好きなことさせてあげたくなるからたまらない。って、これが狙いだったりして。

木登り、鷹の舞は必見、圧倒、溜息。 頭のてっぺんからつま先まで芝居ができる、天性、役者になるために生まれてきた、イメージを身体で表現できる稀有な役者、いろいろな賛辞が飛び出す。かと言って、驕りの欠片もないのがよろし。芝居に打ち込む姿勢は予想以上のものだったかも。芝居に対して真剣すぎるくらい真剣に考えるから、迷いも怖さも悩みも尽きないんだろうな、と思わされた。
舜臣の後に竜見たら竜が情けなくて可愛くて子供だった。舜臣も可愛いトコいっぱいあるんだけどね。いやはや、この2人を同じ人間が演っているのもまた不思議、これぞ多人格を演じる役者ってことか。
堤さんもヘンに癖のない役者さんで、舜臣─鈴木さんの関係がすごいいい味出てる。
男だらけの現場、肉体的にも精神的にも確かに 『熱い夏』 だったんだろうな、と男の世界が少し羨ましくなるような終わりだった。

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2005-05-02 as an ant


約3ヶ月に及んだ竜の撮影も終わり、後はオンエアで竜虎の絡み、小竜、後のどん兵衛を毎週楽しむのみ。
竜の人物像はかなり複雑らしく、台詞の言い回し、イントネーション、姿勢、動きなどひとつひとつ細かに監督に指示されているようで、こういうのを聞くとまだまだ役者としては未熟な部分もあると感じると同時に一つのキャラクターは役者のみならず監督や脚本による共同作業で創り上げられていくという奥深い背景があって面白い。

何かの雑誌にT&Dは「満員電車みたいだ」という記事を目にしたけど、この表現にすごい違和感を覚えた。本人は個性が詰まっているという比喩で使ったのだろうけど、自分にとって満員電車は決して心地良く楽しいものではない。むしろ嫌悪感すらある。満員電車にもまれるのが嫌で始発駅付近に引越し、通勤以外での電車利用は殆ど避ける自分には理解し難い表現だった。朝の満員電車の殺伐感、深夜の満員電車のオヤジ臭さ、満員電車が引き起こす社会的問題も多々ある。極論を言えば、満員電車の事故は大惨事に繋がる。満員電車のいい部分を自分は見つけられない。DECOは満員電車にここ数年乗ったことがあるのだろうか?ほとんど車での送迎、移動、新幹線でもグリーン車乗車のDECOが容易く言えることなのだろうか?たかが「例え」、たかが「一文」と流してしまえば済む他愛無い表現なのだろうが、マスメディアにおける活字の持つ影響力は計り知れない。私的感想だから一概にマイナスとは言えないだろうけど、DECOにとっての満員電車のイメージは本当に楽しいものなのだろうか?なら、毎日電車通勤してみろ!ってあまりにも暴言、失言、失礼。

こんな細かい部分に拘る自分も小さいとは思うけど、先日の脱線事故に続き、DECOが行きたいと言っていたMont st.Michel行きのバス転落事故といい、やり切れない人為的事故は命のあっけなさ、尊さを痛感させる。9.11の犠牲になった友は散ったまま亡骸すらない。小さいながらも「感じる」ことは生の証、なんて思ったりして。世界遺産Mont st.Michelが満潮に沈む様を見れば、人間なんてちっぽけなものだと否応無く感じるが・・・

そんな小さな人間をひとつづつ創り上げられる役者の業ってのも不思議なもんだ。
今度は宗左衛門をどのように創り上げるんだろうか、楽しみだ。とは言え、またもや1年先のお目見えとは・・・


「花よりもなほ」といえば唐詩を思い出す。
“ 池の芙蓉も及びなき 人の袂に吹き渡る 風の薫りはなかなかに 花よりもなほ香ばしき ”

先頭 表紙

2005-04-02 遊びの紙

相変わらず多種多様な雑誌に出まくり、とりあえず立ち読みならず立ち見チェック。
重くて買えない、高くて買えない、またケチくさいけど。
で、興味深かったのが硬派ととられがちなSPUR。「REVO〜」を除いて紹介されてる本の半分以上既読だったのに驚いた。

「インパクトのある広告グラフィック A collection of select world advertising with impact!」
仕事絡みで買ったけど、まさにインパクトのある広告作品集。いかに日本の広告が商業的で保守的であるかを否応なく知らしめてくれる驚異で奇抜な1冊。

「あなたに贈る希望の言葉」 
夢をかなえるためのメッセージ集というか格言集。人生における教訓本のようでもあり道がふさがりそうになった時に支えになるまさにタイトル通りの本。不思議と覚えているのがチャーチル(だったかな?)の「決して諦めるな、屈服するな」。「ハーバードからの贈り物」も同種。HAPPYな時に読んでも何も感じず。

「死霊」
確か日本文学賞受賞とかで読んでみた小説。形而上小説であり、哲学的。この種の書にかなり傾倒していた時期あり。

「停電の夜に」
これもすごい有名な文学賞を受賞していたような。心の奥底をさらけ出すような短編集。
源孝志監督の次回作は「大停電の夜に」。と、全然関係ないが。

「FRIENDSHIP」
これとFAMILY、LOVEからなるシリーズみたいな写真集。これも仕事絡みで買ってみたものの、写真集はやはり趣味みたい。
ちなみに、M.I.L.K. とはMoments of Intimacy、Laughter、and Kinship (親密、笑い、親族の瞬間) のイニシャルをとったもの。どのシリーズも暖か味があって何も考えずに眺めていられる。

「道は開ける」
「人を動かす」とのペア本。自己啓発本らしくて途中で挫折。友に言わせると「人を〜」から読んだのがいけなかったらしい。

紹介された本を見ると、今まで読んできた数々の雑誌に掲載されたDECOの言葉がいかにこれらの本が知らず知らずのうちだったにせよ、根底にあったかが分かる気がする。五感とともに「考える」「生きる」ことを追求するような種。多種多様な本はDECOに何を与えてくれたのだろうか?
それにしても一般的にはマニアックというか、何というか。同じ様な本を読んできた自分も似たり寄ったりのような気がしてきて、屈折していた時期が思い出されて感慨深くなってしまった。感慨深いなんて可笑しいけど、中学から大学までずっと見えないものに反抗してきたから。その反抗癖は今も大人の形をして残っているから始末に終えない。
DECOも語っていたように本は想像をいくらでも勝手に膨らませられる世界。そんな世界で自由に遊びたくて、大学時代に司書資格を取得したが、引退したら山奥の静かな図書館(イメージは映画「ラブレター」の図書館:但し小樽はダメ、寒いトコ弱いから)でひたすら読みふけっていたいなと。活字中毒は定期的に起こる、読む本がなくなった時は新聞を隅々まで。それでも一度読んだ本を読み返すことは殆どない。唯一何度も読むのが、吉田ルイ子著「ハーレムの熱い日々」。

先頭 表紙

2005-04-01 テレビ・映画・演劇

今更だけど荒神観劇
主役のために書き下ろしたとあって、非常にキャラにあった役だったのでは。立ち回りはさずが持ち前の運動神経と経験が活かされて安心して観れたけど、それでも稽古は大変だったろうな。何の前情報もなくまっさらな状態で観たから、面白いっていえば面白いか、劇団☆新○線。でも積極的に観劇しようと思うタイプの舞台ではないな。
毎回思うのが、いつも似たようなキャラで勿体無いということ。180度違うキャラのオファーがないのか、できないのか、その辺りは不明だけど、やさぐれキャラ以外を見てみたいもんだ。
私は自称全くジャニファンではないから、他のグループの単独コンサートも行ったことがない。メンバーの舞台は去年デビュー、しかも招待でというケチくささ。一作品づつしか見てないから決め付けられないけど、それぞれ本人たちのキャラに合った作品だなと強く感じた。ヤクザ軍団傘下でそれが続くと飽きてつまらなくなって魅力を感じなくなってくる気がする。それだけに破天荒な型破りの役で驚かせて上手く裏切ってもらいたいなと。それが役者の醍醐味だろ、なんてエラそうにのたまう自分は所詮DECOファン。
あ、最後のカーテンコールではピースまでしちゃってまるでソロコンのよう。座長だから何でもありなのか・・・、と荒神については多くを語りませぬ、語れませぬ。

HOLD UP DOWN
密かに発表されていた映画の詳細がやっと公表になった。
10周年集大成とかキャッチついてるけど、萌えないのは何故か。
多分また同じ監督で、同じような配役だからだろう。決して嫌いな監督ではないけど、S○BUカラーが固定してしまっていて、ストーリーも配役もベタすぎるような。一応断っておくとこれは固定観念だから。
考えてみたら劇場公開映画はこれが初。メデタイと言えばメデタイ。ただ、どうにも最近Gとしての活動は、コンサートや音楽番組で十分な気がしてきている。最近ピン仕事が多いせいかもしれないが。まずは舜臣を。

酒乱
久々に見たDECOのゲッソリ顔におののいた。あんなに痩せるほどハードスケとは思えんが・・・
さつま芋、もとい、さつまにかまいまくりで自分の食生活を蔑ろにしているとか、分からんが。
さつま揚げ、もとい、さつまを現場に・・・ね、ふ〜ん(以下自粛)。

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2005-03-23 受容的知性

日曜朝寝ぼけ眼でスポーツ紙見てたら、岡○の文字が。サッカー監督かぁ、なんてボケもあんまりだよな、サッカーなんて1ミクロンも興味ないのに何でサッカーが浮かんだんだろう。で、1分後何気にもう一回見てみたら、あらま、DECOではないの。よーく読んでみるとなかなか興味深いコンテンツで、これは嬉しい限りだ。
J-WAVEは開局当時、AZ WAVEとしてノンストップミュージックのスタイルを打ち出していたのに、不況の煽りを受け商業的、かつナビゲーター(DJをナビゲーターと称するようになったのも同局が最初)のトークも増え、選曲も編成もすっかり他局との差別化が薄れて単なる1ラジオステーションとなって聴く気を起こさせなくなっていた。身内もそんな制作体勢に嫌気がさし、同局から飛び出し独自のネット局を創る始末。まぁ、これはこれで果てしなく続く課題を引き起こしたのだけど。
それでもJ-WAVEには当初魅力がいっぱいあった。日曜深夜「Across the View」を聴くと、もう寝なきゃ・・・なんて思った思い出もあったりして。今でこそ好きな番組は消えてしまったけど、車内ではだいたいJ-WAVEかInterFMがかかってるし(InterFMもJ-WAVEと同じ路線で落ちてる)、「SAUDE!SAUDADE」は変わらず好きな番組だし、唯一密かに面白いのが「VOICE」、日曜夜毎時2分とういう短い番組だけど、番組と番組をつなぐインタールードとして、歴史上の人物や様々な出来事、異文化などを伝えてくれるアカデミックな声のコラム番組。これが心地良いBGMにのって知らない世界が見えてくるのが実に面白い、タメになる。長々とJ-WAVE批評みたいになってしまったけど、こんなマイナーな番組が好きな自分だから今回の「GROWING REED」は質的に非情に興味深い。そこにDECOが絡んでるとなると期待が膨らむのは言うまでもない。
それにしてもDECOのすることは全て仕事に繋がってるのがすごい。今回のパーソナリティーだって、無類の本好きが効をなして起用に至ったわけで。どこでどうやって制作サイドの目に留まってオファーに繋がるのか分からないものだ。無償のアピールも大切ってことか。
多種多様な本を読んできて得たDECOの考え方も反映されそうで、かと思えばまだ24歳の無知な部分が知の巨人と称するゲストによってどう埋まっていくのか、トーク展開が楽しみでならない。
今回の番組がアイドル系でないのも良し。最近自分はあまりDECOにアイドル性を望んでないからなぁ。
とにかくDECOにはあらゆるフィールドで仕事をしてもらいたい。そうすれば自ずとDECO自身も知らなかった自分がどんどん出てくるはずだから。そうなったら「大人」と言えるでしょう。

連載によるとぶさワンコと同居し始めたようで。どういう心境の、いや環境の変化なのか?
偶然にも不定期同居人が同じフレンチブル“もさ”と同居してるけど(不定期同居人も動きと見た目がもさもさしてるからと直感的に“もさ”とつけてしまって、女の子なのにゴメンよ)、これが結構大変なわけよ。最初半日以上部屋に一人っきりにしたら、どうも鏡を見てずーっと泣いてたらしく帰ってきたら声枯れまくりで、あまりの痛い気さに思わず泣いてしまったもんだわ。ウ○コはそこら中にするわ、何でもかじるわ、いやシツケがなってなかったからなんだけど。それからは不定期同居人が長時間不在の時はもっぱら自分が“もさ”の遊び相手。遊び相手がいない仔犬の一人時間は淋し過ぎるぞ。って、余計なお世話ですが。
ま、フレンチブルはよく拗ねるし気紛れだし面白すぎて疲れるわ。ウチの“もさ”は絶対AB型だと思うんだけど、DECOんちのぶさはどうだろ?って血液型あるのかしら?

先頭 表紙


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