朝日新聞連載コラム第2弾より
--- 僕が小学生の時に両親は離婚。
背中を見る人がいなくなり、ずっと「理想の父親、男」像を探してきた。
ただ求めるのではなく、僕自身がそうありたいと。---
キャッチコピー、理想の「父」を探し続けて、とあるように、
父親の不在はずっと彼を戸惑わせてきたと同時に、
いつも自分の描く父親像になれるよう切望していた濃い時期があった。
でも、こうやって公に言えるってことは、その焦りも薄らいだような感じ。
確かに突然父親がいなくなるなんて、小学3年生にとっては信じられないことだろう。
ましてや、歳を重ねる毎に父親の不在は大きな穴になっていくだろう。
でも、14歳でデビューしたのは、そういう彼にとってはプラスだったと思う。
普通で考えれば父親の不在はマイナスと捉えられがちだが、
彼はそれをバネにして、どんどん大きくなっていく。
そして、いつの間にか「父親」を超えて、「人としてどう生きるか」を学んだと言えるほど、彼は強くなった。
そこに辿り着くまでの葛藤は計り知れないものがあっただろうに。
彼の芯の強さもまた魅力なり。
さあ、明日は福岡コン。めいっぱい楽しんで下さい。
【昨日のDECO TIME】
ラジオ:「カミミュー」10分
ビデオ:「モナリザの微笑」「笑っていいとも」50分
ネット:75分 |