衝撃的「CUT」。
人間臭い生身のDECOに本屋でスライム状態。
久々に毛穴開きっぱなし、吹き出物いっぱいの日焼けDECO、右目傷跡に萌え。
舜臣が決まったとき、実はいっぱい嬉しいことがあったんだな。
金城作品は全て読破してたっていうのももちろんある。
氏の作品は疾走感があるように思われがちだけど、内省的な世界が広がる古典的な「対話編」もイメージを一変させるものとして味わい深かった。
でもやっぱり面白かったのは、「レボ〜」「フライ〜」の一連。
去年夏頃の雑誌でDECOが「フライ〜」を挙げていたのに共感した。
そして、当然の映画化。
すべて自分の好きなファクターが揃った。
さすが、はみだし東映。これはまさに東映が得意とする題材。
そしてセントラル・アーツ製作。
東映とセントラル・アーツは切っても切れない仲。
自分が邦画にどっぷり浸かったのはこのコンビ作品だし。
さらには、技斗の森氏(余談だけど、時代劇では“殺陣”、現代アクションでは“技斗”という)、仙元キャメラマンとくれば鳥肌モン。
実録、任侠、不純派アクションにおいては追随をみないのでは。
前記もしたけど、森氏にはマジで惚れ込んでたし、仙元氏は自分にある種の転機を与えてくれた方。
思い返せば、ある撮影現場に久々に陣中見舞いに行った時、仙元氏にそそのかされてある映画に出てしまったっけ。
かなりメジャー作品なのに、若気の至りというか、恐いもの知らずだったな。
その作品も東映、セントラル・アーツ、技斗 森氏、仙元誠三氏という集団だった。
これが村川、あるいは長谷部組になれば最強、自分の中では頂点かも。
その自分が最強と思っている集団の中にDECOが入ってくるとはこれもシンクロの一部か?なんて思わずにいられなかったりして。
撮影現場のショットを見ると、その雰囲気が伝わってくるようでワクワクしてたまらない。
堤氏とのショットも和んでて、真の仕事人の集団の中でいい撮影ができたんだろうなと勝手に喜んでしまう。
「CUT」を見て、無性に仙元氏、森氏に会いたくなってしまった。って、そんなに易々と会える方々ではないんだけど。
近々、高○道場に顔出してみようっかな。ガイズの舞台も。
映画(特に邦画)に関してはすごいマニアックな自分。なんで裏方に惹かれてしまうんだろ?
裏方の土台がしっかりしてないと、せっかくの役者も生きないしね。
そう、博がいるからこそDECOのアクロが光るように。
“ 役者は揃った ”ということで来年初夏公開が非常に待ち遠しい。
そして、舜臣とは真逆の透も深夜のティザー告知で待ち切れなくなってきている。
ううぅ、見たい見たいと身体が疼き続けてるーっ! |