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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2008-09-27 秋の気配
2008-09-26 目を閉じるとそういう風景が広がる
2008-09-25 さて。
2008-09-24 大切の背中
2008-09-20 自分だけのものは自分だけでは創れない
2008-09-19 台風で一息。
2008-09-18 遅れ気味ですよ。
2008-09-15 wait !!
2008-09-13 bye-bye days
2008-09-12 一夏の残したもの


2008-09-27 秋の気配

客観的に芝居を観ると「どうしてそんなことになるのか」と首を傾げるが、
いざ自分の手がけた芝居をその目で見ると「あら」は随分あるね。
普段、自分の目にこれほどのフィルターが掛かっているか、ということか。
だから良かった、こうしてもう一度芝居をまっさらに公平に観ることができて。
妥協はあっていいが、問題はどこに妥協するか、だ。
今日は妥協したくないところを指摘した。
そこがクリアされれば重要な問題点の幾つかは回避出来るだろう。
そしてそれは今からでも充分できるポイントでもある。
僕は僕のチームを信じている、確かにそれらをクリアしてくれるはずだ。

終わったら横浜に行くのかな?
秋の終わりの横浜は一日ゆっくり歩くのにいいのかも知れない。
秋雨前線が大きく張り出して雨が強くなったり弱くなったりして降り続いている。
本番の待つ週末には良く晴れた空が迎えてくれるだろう。
空気、秋らしく澄んでいるはず。


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みーさんへ。あら、すみません。うちの科学技術庁長官に報告しておきます。来て頂いたらぜひ一言お声掛けください。 / あるまじろ ( 2008-09-30 23:46 )
今週末にも舞台あるの?10/25に観にいきたかったんだけど今回も行けそうにないです・・・残念。12/7には行きたいな。(HPトップのリンク、いくつか壊れてるよ〜) / みー ( 2008-09-30 22:39 )

2008-09-26 目を閉じるとそういう風景が広がる

ここのところ自分のこれからの芝居作りの在り方についてじっくり考える時間があった。
今日また5本、審査員として芝居を観る。

どうしてそれをこうしないか、と胸の奥では何か動いているものを常に感じる。
先々週は「役者目線」と言われたけれど本当にそうなのかな?
「演出目線」も入ってるような気がするのだけれど。
単純な「審査員目線」ではないのは確かだ。

たまたま誰かが書いた高校の全国大会の芝居の感想みたいな文章を見た。
一方的にけなしているような残念な文章だった。
それを書くこと自体の責任は別の誰かに問われていたのでそれはそれとして。
どんな芝居を観てもミスをあら探しして、けなすことはできるだろうけど、
それをしてなんの意味があるのだろうか?
大学で師から一つの作品に対する考察の方法を学んだ経験から言えば、
考察には自己の内的な動機と論理的根拠が必要で、
さらにそれを明瞭に説明する文章能力が要求される。
それらの作業を通してやっと客観的な批評が成り立つのだと考えられる。
そして根拠に不可欠なのが資料研究なのだが、
この場合はそれには自己の経験も含まれるだろう。
そう考えると改めてそうした腰を据えた批評ができないうちに、
むやみに人の芝居をけなさない方が良い気がする。
審査員の場合はまた別で、
言うべき事というのはまたその時に応じて在るのだろうけれど。

話は変わって。
日舞の稽古が少しずつ進み間もなく近づく初舞台。
新しい経験を踏ませて頂ける喜びを素直に感じている。

仕事が久し振りに早く終わり、人との予定も特に無かったので、
帰宅して部屋を軽く掃除し、洗濯をして干して、自炊をして夕食を作った。
自分に必要な一人の時間がたまに手にはいるとうれしい。
ギターも久し振りに弾いてみた。

いまこの瞬間に、
どこかの遠くの山の木々がゆっくりと色づいているのだろうか。
いまこの瞬間に、
潮騒が暗い波打ち際の砂の上でこだましているのだろうか。

この部屋の夜は静かに静かに更けていく。
不思議と心は冴えている。


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2008-09-25 さて。

僕が大学時代を過ごした松本という街では、
十月の声を聞くと山に初雪の頼りが届く。

山のナナカマドが真っ赤に紅葉してそこに初雪が降りかかる。
それは山が一番美しい時だ、
と山岳部のサイトウさんの話に聴いたことがある。


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みーさんへ。今年は夏が暑かったから真っ赤になりそうですね。 / あるまじろ ( 2008-09-28 00:40 )
ナナカマドの赤、好きです。はっとする色ですよね。 / みー ( 2008-09-26 22:58 )

2008-09-24 大切の背中

少しずつ熱が引いていくように夏が後ずさりしていく。
最近のこと少し。

仕事が忙しくてなかなか時間が取れないけれど、
やっと自分の芝居の中に入って行けそうな気がした。
今回、たくさん人が居すぎて自分の芝居に没頭できなかったから。
自分の役にちょっと没頭したい。
もちろん演出としての仕事、全部放り出すわけではないけれど。

謙虚になりましょう。
自分が何かを学ぶ時は。
立場をわきまえましょう、
全員同じ立場で居るわけではありません。
それを知ることは大切。

一つ一つ片付けていくことも大切。
世の中において色々な事を為し遂げていく時には、
困難や面倒くさいことがあることは当然。
次の一歩のために辛くてもきちんと受け止めるのも大切。

ぶっちゃけて開き直る。
だから?
そこから先が大切。

新しい台本のことも考えなければならない。
人のことばっかに構わないで自分が何をしたいか。
自分が何をすべきか、考える。
何かを手に入れたい訳ではないから表現って難しい。
自分に向き合うこと、
人間関係とか人に気を遣うことが表現を汚していく。
それは何度も思い知っていたことのはずなのに、
つい、いつの間にか縛られてしまうのだよね。
束縛は常に自分で作ってる。
そのことをちゃんと記憶しておくこと。
創作にはこれが大切。

大切なことはできずにいつも追いかけている。
大切の背中しか見えてない。


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2008-09-20 自分だけのものは自分だけでは創れない

何かをするときに以前は自分の才能が必要だと信じていた。
もちろん、ある程度自分らしさを出す才は必要だがそれよりも、
何かをするときに必要なのは人の力だ。

今日は次の芝居のヒアリング。
照明の工夫として試してみたいことをさらに注文してみた。
相手はくあとろのイマムラさんだ。
「それやってくれると思うよ。」
嬉しい言葉ですね。

以前、「これやりたいのですが」ということが、
受け容れられることが難しい時期があった。
それは自分自身無知だったのだ。
芝居は照明・音響・大道具・小道具・衣装・メイクなど、
とても多くのことで成り立っている。
その一つ一つにプロが居てそこにプロならではの知識と経験の集積がある。

それはとりもなおさず人の力であることだ、
ということに気がついたのは、
いつのことだったか。

人が居て芝居になる。
だから自分自身にも其処にいる人に負けない努力が必要なのである。
人が人と話せるようになるために何が必要なのか、
これを大切にしないと足を踏み外すのかもね。


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みーさんへ。そうですね、僕はしばしばそのことを忘れたり踏み忘れたりするので自戒を込めて。 / あるまじろ ( 2008-09-25 01:10 )
そうですね。人生もまたしかり・・・ かな?! / みー ( 2008-09-21 20:42 )

2008-09-19 台風で一息。

台風が近づいている日、意外に蒸し暑かった。
仕事は比較的余裕のある日なので、やらなければならなかった作業が幾つか進んだ。

昨日一昨日と芝居で踊るダンスを創ってなんとなくできた気がする。
今回はちょっと民族的なダンス、というので、
イメージとしては両脚をべたっと地面につけてくるくるまわる感じ。
一緒にダンスを考えたお湯くんのダンスが面白かった。
本番のために必要なものが一つずつそろっていく。
それはほっとすることだ。
これは高度な技術は必要ないダンスだ、
だからどれくらいシンクロさせるか、が課題だろう。

一方で日舞の稽古も少しずつ進む。
やっと一通り振りがつきそれが頭に入った感じ。
必死に踊りに賭けている人から見れば、どうしても足りない。
こうしていることも申し訳ない気もする。
ここではうまくやろうとはせず(当然そんなことはできないが)
踊りの世界という深遠なるものの一端をわずかでも触れようとする、
それだけに腐心することだと思う。

今週の他のトピックス。
レインボー城のアーサー氏と今後のことを少しだけ話し合う。
少しずつ前に行くためには自分のとこだけ、という訳にはいかない。

来月の半ばに実施する中学生の演劇ワークショップの依頼を受ける。
楽しんでもらいたいのでひと工夫を考えることにする。

ヤナギタ氏と久し振りに話す。
やはり芝居のことだ。
さすがはベテラン、参考になる。

台風が接近する、ということで明日の午前中の稽古は休みにすることにする。
常に「やるべきこと」に追われている僕等には、
こういう「休むべき時間」が与えられることは必要なのかも知れない。

明日には、この巨大な大気の流れが秋を連れてくることだろうし。

心から少し前まで残っていた感情の残滓が離れない。
そんなものは向こうはとっくの昔に捨てているかもしれないのに。


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雅さんへ。良い天気でした、台風の過ぎた後にしては暑かったけれど。 / あるまじろ ( 2008-09-21 06:17 )
晴天でしたね〜♪出かける用事がたくさんあったので助かりました。天気予報あたらなすぎ? / 雅(みやび) ( 2008-09-21 00:13 )

2008-09-18 遅れ気味ですよ。

潜ってる場合じゃないんじゃないの?
ついていかないと。
今、世の中は大変なことになってるんだから。

AIGに公的資金投入。
取りあえずほっとした。
千代田に続いてAIGも、
なんてカワイソ過ぎるやんな。

とりあえずついていこ。
世の中、あんまり早すぎるからな。
一生懸命やらなな。


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雅さんへ。僕もまったく同じ境遇です。まあ病気も怪我もしないでここまで来たので生命保険にお世話にはならなかったのですが。結果的には。 / あるまじろ ( 2008-09-20 08:35 )
わたくしごとですが。大昔に千代田生命の保険に加入して以来やめるタイミングを逸してます。AIGもつぶれたらどうしようかと思ってたとこでした。 / 雅(みやび) ( 2008-09-19 00:17 )

2008-09-15 wait !!

もうちょっと待ってて。
今、面白いの創ってる最中だから。
ある程度やっぱり考える時間ちょうだいよ。
もう次のそろそろ考える時間だけど、
一つとして手を抜かないからさ。

ずっとずっと一つ一つとんでもなく楽しいもんばっか創るからさ。

泣ける。
こうやって創ってる仲間がいること。
もっともっと観てくれる人が居たらいいんだけど。

僕たち、どこまでもどこまでもずっと行こうねえ。
本当の幸いを探してさ。

どこにあるんだろう、この答えがない空の向こう。


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2008-09-13 bye-bye days

毎日が飛ぶように去っていく。
だから時間が惜しい。
でもせっかく出会った人たちがそこに居るから、
それだけはおざなりにしたくない。
今、自分がやらねばならないことを一つ一つ行うことが大切。
損得を言わないでやること、
それでやっと人との出会いは別の形で成就していく。

「さよなら」が日々積み重なっても、
それがいつか再会につながるからまた人と出会っていこうと思う。

毎日にさよならを告げながら、
やるべきことをしていこう。
However you say good-bye,I say hellow!!
それだけさ。

僕にもあなたにも次にやること、もうあるよ。
毎日にさよならしながら、僕等はずっと歩いていく。
また次の日に向かってさ。


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2008-09-12 一夏の残したもの

なんらかのものを残したい、誰かの心の中に少しでも。
それは一夏何かを創ってきた人、誰もが願うこと。

あの時見上げた青空。
いつかこの時のことをもう一度懐かしく想うだろう。
そう思ってシャッターを切ったんだな。
確かにあの時、
夏はすぐ手の届くところにあったのだけれど。


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