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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2008-08-16 Night market
2008-08-15 A national flag of Canada
2008-08-14 The aged fisherman said to me
2008-08-13 The mother country the distance apart
2008-08-12 Frozen yoghurt
2008-08-11 A cow with the white stripe
2008-08-10 A blue clover
2008-08-09 The wild grass of the thistle
2008-08-08 The flower of the hill of the heath
2008-08-07 A way to the Stevestone


2008-08-16 Night market

夕方、ホームステイをしていたアヤカと、
その家庭教師だったという女性(名前を忘れた)の3人で、
リッチモンドのナイトマーケットに出掛けた。

ナイトマーケットは二年前に行った時とほとんど様子は変わらなかった。
懐かしい感じがした。

アヤカはカナダ留学を半年ばかり続けていてすっかり現地に慣れているようだった。
羨ましいね、一年間もここに居られるというのは。
なかなかたくましいが、ちょっと生意気な感じが留学中という感じだった。

家庭教師だったという女性(名前を忘れた)は、少し変わった方だったが良い人だった。
いきなり日本の政治のことや教育のことの議論を持ち出されるのには、やや閉口したが。
真面目な人だ。

でもこうしてカナダに来ている日本人に会うといつも思う。
どうしてもっとカナダの人と話をしないのだろう、と。
下手な英語でも幾らでも通じる。
なぜなら相手が分かろうとしてくれるからだ。

そして話をすると彼らがなぜ日本人である自分とこうしているか、
その理由がはっきりしてくる。

彼らは僕のような知らない人間との出会いを大切にしているのだ。
在るか無きかのこの人との縁を重要だと考えているのだ。

知らない文化に触れることは面白い。
海外だと日本の日常に縛られない分、楽しく過ごせるだろう。
でももっと大事なものがすぐ隣にあることを僕はいつも気づかされる。

ナイトマーケットは人いきれでものすごい熱気。
この空気の中に居ること。
それはきっと誰にとっても幸せな感じなんだなって伝わってくる。
その幸せを分かち合って僕等は生きてるんだと思う。

売ってるものがとてもエスニックな感じをのぞけば、
日本の縁日の屋台とそう変わらない雰囲気。


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2008-08-15 A national flag of Canada

道端に落ちていた。
カナダだな、やっぱりここ。
って思った。


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2008-08-14 The aged fisherman said to me

バンクーバー郊外のリッチモンドの40%は日系人だという。
日系人のエイミは70歳を越えているというのに元気だ。
僕と一緒にフィッシュ&チップスを頬張り、ジンジャーエールをがぶ飲みする。

そのエイミと一緒にサチエというお婆ちゃんのうちに遊びに行った。
サチエさんの旦那さんのカルロは以前、漁師だった。
カルロは僕を彼のクルーザーに乗せてくれた。
ちなみにカルロのクルーザーの名前は「SACHIE」だ。

僕がコーヒーが好きだ、というとカルロは「これが世界一だ」と言いながら、
キューバのコーヒーを淹れてくれた。
僕が釣りに興味がある、と言ったら百年前の本を引っ張り出してきて、
サーモンの種類や生息域とか漁法とか詳しく説明してくれた。

「いいか、サーモンはサッカイがベストなんだ。」
「今度、来たらうちに泊まるといい。部屋なら幾らでもある。」
「そうなんだ、こういう当たりがキングサーモンの特徴なんだよ。」

老人の話は熱く、僕が質問するととても丁寧に応えてくれた。
後で聞くとカルロは今年の一月に喉頭ガンの手術をして生死をさまよったそうだ。

「必ずもう一度逢おう。」
カルロが握手をしてくれたその手はとても力強かった。
まさにフィッシャーマンというごつごつした手だった。
僕はたぶんカルロと話を交わした、
この美しい夕方の数時間のことを一生忘れないだろう。

必ず、もう一度。


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2008-08-13 The mother country the distance apart

バンクーバーで一番良い時間は夕方。
夜九時過ぎにやっと日が暮れるため四時頃から長い長い黄昏となる。
暮れないね、なかなか暮れないよ。

この時間やることは一つ。
黄昏の風に吹かれてメルと二人、
静かに男同士でビールを傾ける。

普段、僕は酒はほとんど飲まない。
けれどカナダでは飲むのが楽しかった。
一言二言、これまでのこと、これからのこと。
一つ一つ話を交わして、風に吹かれて。

日本から遠く遠く離れた風の中で僕は夏の終わりを肴に、
異国の黄昏に酔っていた。


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2008-08-12 Frozen yoghurt

カナダで食べたフローズンヨーグルト。
自分で幾つかの種類のフルーツ(ベリーとかマンゴーとか)を選んで注文すると、
それらがフローズンヨーグルトにまざってオリジナルのトッピングが楽しめる。
これ、日本でやったら評判になるんじゃないかな。
・・・・とか思いながら食べた。
あるのかもしれないけれど、まだ僕は見たことなかったから。


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僕はラズベリーと苺とブルーベリーのトッピング。 / あるまじろ ( 2008-08-22 01:10 )

2008-08-11 A cow with the white stripe

もうこの場所にたどり着いたときはかれこれ30qくらい自転車を漕いでいて、
ずーーっと「ケツ痛てぇ」と叫んでました。
そんな時、牧場にいた牛。
なぜか全員お腹に白い腹巻き模様。
僕は彼らを「ハラマキ牛」と名付けました。
なんかブランド牛みたいでしょ。


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2008-08-10 A blue clover

シロツメグサって白いからだろうけれど、
青いのってもうシロツメグサじゃないよね。
でもこの色は初めて見て、
綺麗だと思った。


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2008-08-09 The wild grass of the thistle

アザミが咲いていた、海からの風が優しく吹いてくる場所に。


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2008-08-08 The flower of the hill of the heath

『嵐が丘』という作品の中にヒースという荒れ地の植物が出てくる。
リッチモンドを散歩して見た風景の中にそれに似たようなものがあった。
どこまでも続くヒースの丘の中に揺れる黄色い花。


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2008-08-07 A way to the Stevestone

朝から雨が降り続いていたからブランドンとWiiをやってたけれど、
昼過ぎに雨が止んだ。
せっかくなので自転車を借りてスティーブストンへ出掛ける。
自宅からの距離は大体10qぐらい。
途中で雨に降られてもいいように濡れても良い格好で出掛ける。

広大な農園、どこまでも広がる馬鈴薯畑、幅広い川沿いの道をひたすらペダルを漕いだ。
道はやがて無くなり湿原となった。

ふと見ると一匹のヘロンが杭の上にとまっていた。
彼はいつまでもいつまでも、
やがて雲が晴れて湿原の向こうの海が輝きだしても、
そこでじっと海の方を見ていた。


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きょうこさんへ。もう帰国しています、今日は夜、☆野さんと稽古してました。 / あるまじろ ( 2008-08-22 00:37 )
えぇぇ〜??カナダだったの??!!何だかカッコイイね…☆今はもう日本? / きょうこ ( 2008-08-21 09:43 )

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