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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2008-07-22 A round face alliance
2008-07-21 鳥の視点 魚の視点
2008-07-20 Go ahead!!
2008-07-17 正しい優しいになれ
2008-07-16 霧の中
2008-07-15 変化
2008-07-14 Ask to myself it
2008-07-13 慰安旅行U 〜嬬恋のキャベツ畑より〜
2008-07-12 慰安旅行T 草津白根ルート〜軽井沢
2008-07-11 酸辣湯麺(スーラータンメン)の誘惑


2008-07-22 A round face alliance

午前中は先週の仕事の続きをさら〜っと。
梅雨明けして暑い暑い夏が来たな〜。

午後は出張して暑い中ずっと会議でくらくらした。
28度のクールビズは仕事の効率を下げるって医学的に証明されたんじゃなかったっけ?
午後の会議の相棒は、たまたまこの仕事を買って出た女の子。
暑い中でもへこたれず、ずーっとメモをとり続けていた。
そして僕や相手のサジェッションに対して謙虚に耳を傾けていた。
僕も適当にさぼらせてもらいながら色々勉強になった。
暑い暑い、長い長い会議。
夏を実感したなあ。

夜は会議、久し振りにアーサー王子と大串さんとKAZOの夏さんに会った。
さいたま市民の打ち合わせ会議ってなんかもう落ち着いてるね。
お互いの信頼感ってのが固まったからかな。
「お芝居は楽しくやらなくっちゃね。」
大串さんの言葉は可愛らしかった。

明日も出張。
実は新しく台本のプロットを立て始めた。
現役の芝居ももうすぐ完成、ここからがんがん手を貸すから。
まあ楽しみにしててね、面白い芝居に仕上げるの得意だから。

さて国外脱出まであと少し、もうちょっと頑張りますか。


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階段さんへ。この日のブログのタイトルは「丸顔同盟」という意味です。ちらっとチラシで見た劇団の名前です。 / あるまじろ ( 2008-07-24 21:58 )
みーさんへ。元気です、お暑いですがみーさんも夏風邪などひかずご自愛ください。 / あるまじろ ( 2008-07-24 21:53 )
時々英文を書いていますが、何て意味ですか? / 階段 ( 2008-07-23 23:04 )
とても充実しているようですね、読んでて元気もらえますw いいなぁ、国外逃亡かぁ♪ちゃんとお留守番してるから楽しいお土産話聞かせてね。 / みー ( 2008-07-23 22:56 )

2008-07-21 鳥の視点 魚の視点

今日は多人数の大立ち回りが連続するシーンを演出した。
それぞれの役者が吐くセリフの意味合いと人間関係、
役者が動きたい位置を探りながらアクションをつけていく。
台本を書くときに必死に計算した部分でもある。
予想通りの部分もあるし予想外のところもある。
それが面白い。
へえ、そこに動くんだ。
やっぱ役者って生きてる人間だねえ、予想外だねえ。
それはそのまま流してそこからの可能性を探る。
自分から動く役者と人からの反応を待って動く役者。
それぞれが役のキャラクターを捉え切れていないこの時期は
役者が能動的に動くのも難しいはず。
それでも動けるヤツは周囲を鋭敏に観察して動く。
演出の僕はそれをさらに上の視点から俯瞰で凝視する。

羅針盤を便りに海に出たものの最終的には風頼り。
風を読み切るのは技術よりも経験かもしれない。
そして動いてくれる役者を信頼することも大切だ。

自分自身が役者として稽古場に立つと気持ちいい風が吹いていた。
ここから見る風景もなかなかだな。
見下ろしていると思ったらこっからしか見えないものもある。
だからどっちもやめられないんだろう。


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2008-07-20 Go ahead!!

昨日、劇団の暑気払いでとてもとても日本酒を飲んでしまいました。
それで少し身体は重かったけれど午前十時から自主練。
お湯くんとみっきと3人でじっくりと稽古する。
同じシーンを繰り返し繰り返し自分の納得するセリフが言えるように。
結局昼休みを挟んで三時まで稽古。
久し振りに自分のセリフを口にした気がする。
演技の勘が少し戻った気がした。
ま、口でだけデカいことを言わないで僕は稽古を積もうと思う。
上手くなりたいなら稽古しかない。

夕方中野まで芝居を観に行く。少年社中『アルケミスト』。
すさまじい身体能力と表現能力。
セリフがびんびん来るのに動きが止まらない。
全員が一つのシーンを次々と鮮やかに構成していく、ミスもなく。
カッコイイだけではなく笑いもとっていくのに躊躇しない。
お客の心を動かすための演技に対して貪欲だ。
演出にも演技にも勉強になったし観客としても充分満足する舞台だった。

観て研究することも大切。
来週水曜は東京のシェークスピアとかやってる劇団の稽古場見学。
土曜日には実力派の俳優の二人芝居を。
八月は演劇の全国大会を群馬で全部。
お盆には一番大好きな実力派の劇団を。
先週も築地に観に行ったけど今年に入って芝居を観る回数がまた増えてきた。
観て観て全部自分の血肉にしてやろうと思う。
この気持ちで明日の稽古にぶつかって行こうと思う。


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2008-07-17 正しい優しいになれ

明日、梅雨が明けるという。

仕事を先取りで幾つか進めてしまう。
昼過ぎにバケツをひっくり返したような雨。
嬉しい気持ちになる。

夕方会社を出ていったん自宅によって30分ほどぼーってしてた。
その後支度を整えて日舞の先生のところへ。
1時間半も一心不乱にやってた。
素晴らしい先生だ。
心からそう思う。
僕と同じことをちゃんと僕の隣でやってくれる。
膝が痛くて筋肉痛で嬉しい。
ちょっとずつ進めたいと思う。

バンクーバー直行便の飛行機のチケットが取れた。
We will meet you in the arrivals area. See you then!
僕が異国の地に再び向かうのには理由がある。
それは自分をもう一度向き合うこと。
自分をたった一人の肩書きのない人間として見てくれる家族の元へ行く。
それが今一番必要だと思った。

「正しい優しい」を持ちたい。
僕はプライドを高く高く持ちすぎて昔当たり前のように出来たことを忘れてしまい。
易しいことを易しいと感じることは年を重ねることによって容易くなる。
優しい気持ちを自己満足でなく「正しい優しい」として人に伝えられない。
そっと願ってみたい、風そよぐ水面のようなざわめく心に。


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2008-07-16 霧の中

霧の中で見た草津白根山の湯釜。

晴れた時に見た時も素晴らしいがこういうのは初めて。
これは夜が明けた直後の山頂で見た風景。
この直前まで乳白色の霧が景色全体を包み、
僕等はじっと湯釜の方を見つめていた。

霧が晴れると神秘的な湯釜が姿を現した。
晴れた時に見るより大きく感じる。
怖いほどだ。

中学の時、林間学校で志賀高原を訪れた。
あの時の気持ちは大切に忘れないでいたいものの一つ。
でもそれはここでは語らなくてもいいだろう。

それよりあの時初めて目にした湯釜。
また違う姿を見せてくれた。
全く変わらない同じ場所なのにね。

山は偉大だ。
そう思う。

いつの間にか僕も霧の中に迷い込んだようだ。
やがて目の前に現れるのはなんだろう。


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みーさんへ。ありがと、僕もそう思ってる。 / あるまじろ ( 2008-07-18 23:32 )
山に行かなくても霧の中に迷い込んじゃうことあるよね。街の中でも、人ごみの中でも、一人でいても。心地いい霧は身を任せられるけど、心の中まで入ってくる霧はやっかい。もがいているうちに疲れてくる。でも。きっと晴れる。いつまでも晴れない霧は無い。と思いたい。 / みー ( 2008-07-17 22:16 )

2008-07-15 変化

それにしても道路がすいてる。
ガソリン高騰してトラック等の運輸系に影響が出ているとか。
エコにはいい。毎日、車を乗る者としてもいい。
でも日本の流通は大丈夫なのだろうか?
今まで通りとはいかないようだ。

今日は全国の漁船が休業した。
この日、回転寿司屋に行ってみた。
だいたい普通と同じように新鮮な魚を食べることが出来た。
鯖、トビウオなど一部の魚は無かった。
このまま漁が休業、ということになったら寿司など食べられなくなるだろう。

失礼ながらタクシー運転手の質がこの十数年で著しく低下したように思う。
僕が免許を取った頃、先輩達から
「タクシーの運転手さんが一般公道で一番上手いから参考になる」と教えてくれた。
でも今は急停車・急発進・どこでも構わず駐車・テレビ携帯のながら運転などなど。
昔、初心者の頃、タクシーに乗ったら
「こういう狭い道はハイビームで人が飛びださないように注意しながら、
 なおかつ素早くね。」
とか初級テクを教えてくれた。
懐かしいのう。


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2008-07-14 Ask to myself it

Do it faster than anyone,Do it yourself,and Keep on Doing.

そろそろかな。
作りたい芝居が作れるようになったら一度は本当に自信のある芝居を作ってみたい。
でもこの三要素、一つぐらいしかできない。
三つやることが大切なのか。

それはそれとして。

久し振りにあいのり見てて「あ〜こういう恋愛あったな〜」って思った。
好きという感情って絶対に一致しないと思い込んでいた。
今はそれ以上にそれを持続させるのは難しいと思い込んでる。
昔はその純粋な感じで人を好きになっていて、
それが自分の気持ちと一致しないからどうにもうまくいかなかった。
だから僕を好きになってくれる人を待ってた。
やがて僕が好きになって、相手が僕を好きになってくれることが何回かあった。
そんなことは滅多にないことなのにそれを幸福に結びつけられなかったのは、
僕自身に内在する欠陥なのか、運命か。

気持ちはどうすれば維持できるのだろう?
僕が客観的にその問いに答えるとするならこうだ。

そりゃ簡単だよ、自分が好きにならなきゃ駄目なんだよ。

あ、やっぱり無理。
そんなに簡単じゃないんだよ。
瞬間的には幾らでもあるんだよ。
ウンメイカンジタ、トカシンジツナンダヨ、ソノシュンカンニハ。
ソノシンジツガツヅカナイコトガジジツダトミトメタクナイノサ。

維持って難しい。


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2008-07-13 慰安旅行U 〜嬬恋のキャベツ畑より〜

森のなかのコテージで夜通し飲んで明け方近くに布団に潜り込んだ。
目が覚めるとお湯くんが皿を洗っていた。その音で目が覚めた。
理想的とは言えないがまあまあな懐かしい感じ。

火をおこして朝食の準備。
いいでしょ、この響き。着火材がなくても火をおこすテク、昨日身につけた。
すぐに十分の火をおこしてハム・ソーセージ・ベーコン・目玉焼きを次々と焼く。
淹れてくれたコーヒー、この森の空気の中で飲むとすごく美味しい。

前の晩に語り合った方は僕の芝居の先輩。
もう何度も舞台上で二人で絡んできた。
そのたびに教えてくれた、大切な色々なこと。
劇団員の若い子達もこの人と絡むのをこわごわながら、
とてもとても楽しみにしてる。
この先輩に僕が演出として向かうのは最初で最後かもしれない。
忙しい人だし自分の劇団もある人だから。
だから僕もとてもとても楽しみにしてる、次の芝居を。
だからさらに台本を書き直した。
僕が泣ける、これが僕が自分の台本に課した最低基準だ。
どうだろうか?ま、それはこれからのお楽しみだな。

嬬恋は拓郎がライブをした頃と変わったのだろう。
でも浅間はゆったりと広大なキャベツ畑を見下ろしている。
ゆったりと僕らを圧倒するには充分なその姿で今も。

この旅のお土産はその畑で取れたキャベツ一玉。
売ってくれた少年はちょっとは嬉しかったかな?

慰安旅行という名の小さな冒険が少しずつ終わっていく時の感傷。
それが日常が再び始まる、ということなのかも知れない。


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2008-07-12 慰安旅行T 草津白根ルート〜軽井沢

一年に一度だけ僕たちの劇団は旅に出る。
「慰安旅行」というのは名ばかりで必ず初日は徹夜で走り続ける。
なぜだろう?なぜならそれがうちの慰安旅行だからだ。
限界まで楽しまないと楽しいって気になれない。困ったものだ。
でもそれで「慰安」が「冒険」になる。
僕の学生時代、先輩達に連れて行ってもらった場所は、
いつも「冒険」に満ちていた。

小雨降る中、登っていったタカボッチ山で見たブロッケン現象や、
いきなり目の前に広がる二万四千匹の蛍とか、
零下の気温の中、見下ろした揺らぐ巨大なハート形の松本の夜景とか、
自分の方に降ってくるように見える獅子座流星群の夜の美ヶ原とか。

「生きているうちに、
見た瞬間に一生刻まれるような光景をどれだけ見ておけるか、
 それが大事なんじゃない?」

酔っぱらったまま僕たちをそんな風景のど真ん中に連れて行ってくれた、
先輩たちが見せてくれた風景、それが僕の原点かもしれない。

「山を見るなら朝のうち」
これは僕を夜明けの上高地に連れて行ってくれた教授の名言である。

・・・というわけではないが真夜中に旅に出て夜明けに
間に合うように長野原から白根山湯釜へ。
草津の温泉街をすり抜けると幾つかのカーブを曲がったところで、
夜明けの薄いオレンジとピンクの混じった陽の光が遠くの雲から漏れ始めていた。
夜明けのその瞬間を追いかけたのは今回が初めてじゃない。
ずっとずっとこうして夜明けを追いかけて、
その場所でその瞬間をつかまえようとしてきた。
その楽しさはやったことない人には分からないだろう。

湯釜は初めてじゃない、どのくらいの山かも分かってる。
でも霧に包まれたそこに登って一瞬の風に、
蒼味がかった乳白色の湯釜の湖面がさーっと、
その三分の二ほどの姿を現した時の美しさは言葉にできなかった。
こんな姿の湯釜は逆に一生見れない。
まあ僕にとっては素晴らしい夜明けの湯釜、拝見させて頂きました。
でもまあ彼らの記憶に、彼らなりに、
この山の風景が一つ刻まれたみたいだから良かったのかな。

その後は草津で湯を頂いた。
白旗が清掃中だったのはしょうがないとしても
ふと巡り会った地元の人の使う湯がひなびてて最高にいい湯でした。
ありがたいと思っていただいたまさに「もらい湯」。

そのまま旧軽へ向かう途中の白糸の滝へ続く小径で見た木漏れ日。
名所の滝より太陽と森の方がいい、この価値観は全員一致だったね。


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2008-07-11 酸辣湯麺(スーラータンメン)の誘惑

担々麺を最初に食べた時も衝撃的だったけれど。
これは絶対それ以上。
ま、僕比ですけど。

酸っぱいのと辛いのとが反則気味のコラボレーション。
ただでさえ細麺に弱いのに・・。
寒い季節にも逆らいがたいのに暑いときも逆らえない。
つまり無敵?
強えぇぇ〜。
ま、僕だけかもしれませんが。。。

まだの人、食べてみてくださいよ。
オススメですから。


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