himajin top
あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-06-29 ひとまずの旅の終わり
2008-06-28 Like A_ Alchemist
2008-06-27 本番前夜の心境
2008-06-26 発見
2008-06-25 加速度
2008-06-24 見つめるビーバーと思いきやラッコの群れ
2008-06-23 オススメ
2008-06-22 本日雨天也
2008-06-21 Thanks giving many things what ...
2008-06-20 一年前のこと


2008-06-29 ひとまずの旅の終わり

昨日、戸田市文化会館ホールでの劇団欅第45回公演
『ジプシー』が無事千秋楽を迎えました。
雨の中にも関わらず多数のお客様にご来場頂いたことに感謝いたします。
また今回は客演ということで僕も含め三名の役者がお世話になり、
音響スタッフも一名携わらせていただきありがとうございました。
主宰の松木先生、共催の戸田市文化会館の小島さん、舞台監督の保阪さんを始めとして、
劇団の方々、スタッフの方々、客演の方々に感謝いたします。
この日朝からのどの痛みは残っていた、いくら張り上げる役柄だとは言え自分の未熟さの結果と心に刻む、客席まで声が届くことを祈るばかり。台詞を追う傾向にある自分を感じていたので、思い切って台本を置いていくことにする。本当は開演数秒前まで台本に目を落とす、というのが持論だが今回の膨大な台詞はいちいち場面ごとに追っていたのではうまくいかないと感じた。その初日の感触で台本を置き去りにして劇場へ。
10:00小屋入り。すぐにステージでストレッチをしてアップ。
10:30より演出から最後のダメ出しが入り最終チェックを兼ねた稽古。
ここでも最後の最後までお互いの立場から熱い意見が飛び交う。
でも出し合ってちゃんと短い時間で話すべきことは話し合えたと思う。
合間を見てロバートとキョウヘイをつかまえて台詞を練習する。
細かい字面のチェックではなく気持ちで押せるかどうかのチェック。二人ともありがと。
13:30開場。今日は序盤滑り出しの部分は力を抜いて大らかに演じる意識、
中盤は今までの稽古を信じて相手の台詞を聴きながら鋭く反応することに集中、
そして山場の最後の長ゼリに全身全霊を込める、と腹をくくる。
14:00開演直前。五分押しとなった開演直前。舞台監督、スタッフ、出演者全員と握手を交わし、「よしっ」と自分自身に気合を入れる。相手役の井上さんとともに下手の袖にスタンバイ、もう一度固く握手。相手の気合がこちらにも分かる。深く息を吸って気持ちはそのままに脱力。M0の「ホームスウィートホーム」のキューが出されて袖幕にスタンバイ。
やがて客電が落ちきり舞台監督の保阪のキューで舞台へと滑り出す。
SSのほの青い光の中、懐中電灯を持った孝史と秀子が登場する。
16:00過ぎ、いよいよ芝居が佳境に入りトクが死ぬ場面。
いつもより泣かないのを心がけた。客観的な自分を残して行かないとこの後が難しくなるから。そしてジプシーとの別れのシーンの長ゼリ。言葉を追わない、イメージで自分の感情をしっかりと把握しながら、目の前のジプシーたちの目を見て沸き起こる感情を大事にしながら詞を紡ぐ。そしてラストシーン。何度も稽古した結果たどり着いたこの場所にもう迷いはなかった。静かに暗転した舞台からゆっくりと秀子の手を取って歩き始める。
そして終幕。カーテンコールの拍手を受けながら舞台を降りる途中、井上さんが言う。
「これであたし、一度お芝居をやめるの。だから、ありがとう。」
返す言葉はその場では出せなかった、しかし、もう一度お互いこの役にぶつけた気持ちを、静かに確かめ合うように自然と抱擁。ありがとう、とだけ枯れ切った声で言ったが届いたかどうか。
孝史というこの難しい役を頂いたことに感謝し、今、自分がこの役をやらなければならなかった必然を知る。僕は僕自身と向き合ってこの役に取り組んできたこの数ヶ月間に、今はとても幸せを感じている。物語の始まりを拍手が迎える舞台へと続く入り口、そこにはいつも僕の生きている証が僕自身を待っていてくれる。その通り道の先には、その向こうに広がる僕自身の演じる物語の始まりがいつもあるのだ。


先頭 表紙

ゆーこさんへ。風邪だんだん治ってきた、まあもう大丈夫だって。 / あるまじろ ( 2008-07-02 20:49 )
お疲れさまでした。お世辞ではなく本当に素晴らしい舞台でした。改めてお芝居って奥が深いって思いました。ゆっくり休んで下さい! / ゆーこ ( 2008-07-02 00:53 )
演出補さんへ。今回は参加させて頂きありがとうございました、うちの母も友人もやはりトクとタネが良い、と申していました。芸が深いですね。それはそれとして、今まで以上に楽しい現場だったことに感謝いたします。 / あるまじろ ( 2008-06-30 23:05 )
素敵な孝史を演じてくださりありがとう。貴方の情熱が花開いた舞台でしたね。舞台袖でしっかり観させて頂きました。ぴゅあの皆さんにも心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 / 演出補 ( 2008-06-30 21:55 )

2008-06-28 Like A_ Alchemist

良く眠ったが喉には違和感。
ずっと稽古で声を張っていたせいだ、でもこれが主役を任された責任。
声を張っていて声が枯れるならそれだけ自分が下手ってだけのこと。
九時に楽屋に入ってなるべくこまめにマスクを掛けるようにする。
午前中は音響・照明のきっかけを中心に。
舞台監督の保坂氏が順調に場を仕切る。
ラストシーンについて照明のアケミさんから指摘を受ける。
あくまで役者の意志を聴いて頂く姿勢に頭が下がる。
僕たちは演出としっかり話し合って折り合いをつける。

昼過ぎまできっかけが続き衣装への着替えとメイクを途中までして、
午後二時からゲネ。
当初遅れることが懸念されていたロバートが必死に駆けつける。
偉いぞ、ロバートっ!!
ゲネは序盤は力が抜けて好調。
でも後半はやはり力が入る。
もうちょっと。もうちょっとかな。

ゲネが終わっても気になるところはあくまであきらめない。
お互いに疲れ切ってるのが分かってても繰り返し場面を演じる。
それぞれが納得するまでやり切る。

本番前の五時半、母親・お湯くんから差し入れ。
ありがとうございました。

メイクを仕上げて最後の最後まで台本を読み返す。
そして初日の本番が始まった。
滑り出し肩の力が入っていたか。
細かいミスをしたところは明日必ず修正します。
でもおおむねできたと思う。
色々ありましたがそれぞれお互いが影響し合って舞台になってるんだな、
・・・ってことが良く実感できた。
まさに化学反応。ミスは単独ではほとんど起こらない。
次々と反応し合っていく様子も芝居の面白い側面だと思う。

もう少し客観的・冷静な視野を持つべき。
ただ今の良さを損なわずに。
もうひとつ、次のステップだと思う。
魔術師のように自分の感情を燃え上がらせ、
化学者のように自分の感情をコントロールする。
できるか?

今日だけで250人以上のお客様がご来場頂きました。
ありがとうございました。
明日も頑張ります。


先頭 表紙

お湯くんへ。二日間もご来場いただきありがとうございました。大変なこともありましたがおかげさまで楽しく終わることが出来ました。次はうちらの芝居ね。 / あるまじろ ( 2008-06-30 11:52 )
いいえ、ぴゅあの差し入れです。舞台とてもおもしろかったです。 / お湯 ( 2008-06-29 17:27 )

2008-06-27 本番前夜の心境

今、劇場である戸田市文化会館から自宅に帰ってきました。
今日は午後仕事を休み、午後一杯劇場の本舞台を使って稽古した。
今回の芝居は、横内謙介という人の『ジプシー』という作品です。
扉座という劇団で上演された20年位前の作品です。
テーマは2つかな。
1つはちょっと古くさい感じもするけれどもう1つは永遠のテーマですね。
今回は一応主役です。ものすごいセリフの量ですが昨日の段階で一応頭に入りました。
いや、遅いですけど。
今回の個人的な演技のキーワードは「膨大なセリフ」「大劇場」と「○○」です。
まず「セリフ」はどうにか克服したみたい。あとはどれだけ楽しめるかです。
次に戸田市文化会館は大きいということ。
1500人入る劇場の隅から隅までセリフを届かせなければならない。
この感覚も昨日今日でどうにかつかめたようです。
最後ですが、僕は芝居をやって初めて○▲を×◎るシーンを演じます。
これは大変です。ここまで本当に大変でした。
本番、心から生まれる感情をそのまま舞台で表現できたら。
もしかしたら全ての課題をこなせるかもしれませんね。
今の僕の実力で、出来ることをやってみるだけです。
とりあえず初日の舞台が終わったらその様子を報告します。
今、とても楽しいです。
芝居ってやっぱり楽しいですね。

夏の空のように演じたい。
心のままにどこまでも広がるように。


先頭 表紙

2008-06-26 発見

定時まで仕事をこなして劇場へ。
すかさず大道具の手伝いを少し。
そしてリハ室で稽古。
こんな直前でも稽古すると新たな発見がある。
やっぱりセリフが入ってお互いに気持ちのままぶつかれる状態からどれだけ稽古するか、
それが勝負だと思う。
セリフが入らなくて今回はご迷惑をお掛けした。
だから今日のこんな時間は貴重。

大道具は劇団員の皆さん、スタッフさんのお陰でほぼ完成。
明日には照明さんが入りいよいよ舞台を使っての稽古が始まる。

今日立ってみて分かる。
1500人近く収容する大ホールの大きさはすごい。
僕の前に広がる客席に僕の言葉はどこまで響くだろうか。

来月末にカナダに行く予定。
フライトの手配と向こうの家族へのメール。
魔法が掛かったような気分。
大丈夫、この広い世界のどこかにこうして届く言葉を僕は持ってる。

大切につなぐ。
言葉に乗せて気持ちを伝える。
僕の国にも彼らの国にもどこでも通じる何かを僕は持ってる幸せ。
そう、それができることは幸福なことだった。


先頭 表紙

2008-06-25 加速度

1日ふいに降って沸いたように仕事が忙しい。
まあそれも気分良く終える。

知人のお父上の訃報を聞きお通夜へ。
昨年から本当にご不幸の知らせが後を絶たない。
これほど立て続くことは無かったからそういう年回り、
というだけでは済まないような気もする。
かといってどうすることもできないが。
どうか皆様、ご自愛くださいませ。

外の稽古場最後の稽古。
相手役の方がいらっしゃることを信じて待っているとやっぱり来て下さった。
毎日の稽古で体調も崩し気味であるのに稽古に出てきてくれる。
これが僕にとって大切なこと。
不安定な場面が今週毎日のように稽古することによってだいぶ安定して来た。
そこにはもちろん演出さんもつき合って下さっている。
こうやって一緒に自分たちを追い込んで結果を残せた稽古は楽しい。
本番までにこうした稽古を幾つ出来たか、だと思う。
稽古は純粋に「数」と「時間」が勝負だ、それが残せて良かった。
それでもまだまだ先がどこまでも在るのだから演技って深いなー。

明日からはいよいよ小屋入り、本番を行う劇場に入る。
舞台監督さんや劇団の方達は仕事を休んで朝から現場に入る。
お疲れ様です。僕も出来ることを準備しておく。
今回は音効のプランナーとしてネタ作りを全て担当した。
ここでも役に立てて良かった。
僕は日中仕事をしてから夕方から入り最後の最後まで稽古する。
あと三日で本番。
ここから加速するように一つ一つ仕上げだ。
台本を四六時中離さないようにしよう。
僕が感じた手応えを色褪せぬように観客に伝えられるように。


先頭 表紙

雅さんへ。ありがとうございます、本番前のほどよい緊張って好きです。仕事をしっかりやった上での芝居。それも大事と心得ております。 / あるまじろ ( 2008-06-27 00:15 )
忙しい時に限っていろいろ用事が増えるのは何故でしょう?それだけ、内面が充実してきているということなのかしら?ヒマになると私は体調を崩します。本番の成功をお祈りしています。体調にはくれぐれもご注意を。 / 雅(みやび) ( 2008-06-26 13:26 )

2008-06-24 見つめるビーバーと思いきやラッコの群れ

若いうちに真っ直ぐ向かう目標なんて見つけられなかった。
気づいたら親とか周囲の人たちに手を引かれていた。
誘われるように自分の行くべき方角へと足を進めた。
そうしてここまで来れたのは偶然。
ラッキーだっただけ。

『みなさんさようなら』という小説面白いよ。
読んでみる?読むなら貸すよ。
先週読んだ本の中で一番面白かった。

あの日に帰れたら。
夏がもうすぐ来るって頃だった。
一緒に海行って二人とも驚くほど真っ黒に日焼けした。
あんな夏はもう来ないのかな。
どこでこんな迷宮に嵌り込んでしまったか?
あの時僕等の前には光り輝く夏があったのにね。
今からはもうそこから始められないのかな。

今なら逆にもう少し上手にいろんなことが出来るかも知れないって思いたいね。
あの頃出来なかったことがもう少し上手に。

心はあの頃より擦り切れてる。
芝居をやってる時には、もう少し素直に目の前に起こる事象を捉えたい。
表面だけ巧く演じたって別に面白くないって気づいた。
ぶつかってくる相手にしっかり対峙すべきだ。
もしかしたら僕がここにこうして居る理由ってそれ?

そのうち何もかも捨て去る日が来るかも知れない。
いつまでもこのままってのもいいけどさ。
なんかつまらないんじゃないかな、それじゃ。
どちらにしても足掻こうじゃない?
まだ落ち着くなんて身分じゃないんだし。

そんなに大勢でこっち見んなよ。
黙って貝割ってりゃいいじゃん。


先頭 表紙

2008-06-23 オススメ

市高運動部の先輩から「ここは俺の高校時代の聖地」と言われて紹介された店「白山」。
巨人ファンのオヤジが作るメニューは他では味わえないオリジナルばかりだ。
中でも先輩から鉄板(これを頼めば間違いないメニュー)と言われたのがこのコンビ。
白山麺(350円)とガーリックライス(500円)。
白山麺は細麺で野菜が入っている醤油ベースのラーメン。
大盛りは「大白山」という。
ガーリックライスはニンニクはあまり利いていない。
チャーシューのぶつ切りと卵が入っているソース味のチャーハン的な炒め飯。

昨年から今年にかけて、
僕等の愛すべき小さな店が次々と暖簾を畳んだ。
堀田、まるしん・・・。
あれらの味にもう出会えないのは本当に残念だ。
味だけじゃない、そこに流れていた店の空気も。

白山のこの鉄板メニューもいつまで普通に食べられるのだろうか。
今日はいつまでもこうした店が続くことを願って。

写真がそのガーリックライスと白山麺。


先頭 表紙

2008-06-22 本日雨天也

午前中は自分の劇団で身体を動かし発声まで。
今日は人が何人か居なかったのと時間に余裕が無かったのであと早回しを少し。
キョウヘイとロバートとゆやまんの4人ですき屋で昼飯を済ませた後、
欅の午後の稽古場である常盤公民館へ。
午後に一本通す。予想通りセリフが出てこない。
全く言い訳できない。でもセリフが入らない。
ずっとずっとセリフを練習してるのに難しくて量が多くて入らない。
あと一週間。迷惑掛けてる。演出さんにも他の役者さんにも。
さぼってるワケじゃない、でも結果はひどいものだ。
焦った。。。
この午後の稽古ではトクとタネが泣けた。
そのお陰でその後の秀子とのシーンに気持ちが入った。

夕方からは下落合コミセンに稽古場を移して今度は楽団の方々を交えて通し。
今回の芝居ではアコーディオン、ギターそしてヴァイオリンの
生演奏が聴けるのも見所の一つだ。いや聴きどころか。
この通しでもセリフはなんとも無いところで抜ける。
悔しい。以前できたところでも他の役者と合わせるとズレる。
この稽古では僕の言葉に応えるジプシーの人たちの表情に泣かされた。
お陰でその後の長ゼリに気持ちが入りすぎて演出さんに注意された。

取り返す、明日からも毎日稽古がある。でも今度の木曜には劇場に入る。
それからあとは本番まであっという間だと思う。
この芝居、手強いが立ち向かっていこうと思う。


先頭 表紙

2008-06-21 Thanks giving many things what ...

僕にはいざという時、相談できる人が居て良かったと思う。
僕には身近に尊敬できる先輩が居て良かったと思う。
僕にはふとメールをくれる古くからの友達が居て良かったと思う。
僕には自分を表現できる場があり、
それを支えてくれる人たちが一緒に居て本当に良かったと思う。
僕には国籍は違うけど親身になって考えをぶつけられる人が居て良かったと思う。
僕には年下だけどある時は対等に、
ある時は礼儀をわきまえて接してくれる人が居て良かったと思う。
僕には僕のことを見るといつも微笑んでくれる年上の美女の先輩が居て良かったと思う。
僕には僕が哀しい時一晩中電話の向こうで話をしてくれる昔の人が居て良かったと思う。
僕には僕のことをちゃんと見ててくれる人が居て本当に良かったと思う。

ありがと。
書ききれない。


先頭 表紙

2008-06-20 一年前のこと

最近一週間が早く過ぎていく。あっという間に週末だった。
先週からほぼ毎日稽古が入っていて今日も稽古だった。
そんな毎日だからなおさらか。
重要な書類を作成して演出さんに提出、なんとか間に合ったかな。
でもこの書類作成するのが大変であった。
細かい書類仕事を寝不足の中で行うのは、ま、そりゃあね。
こんな仕事に埋没していると時間はあっという間に過ぎていく。

今日、甲府に単身赴任した高校時代の友人から久し振りにメールが来た。
昨年の夏は彼と彼の奥さん(この人も高校時代の同級生)と、
松島にカレイを釣りに行ったのだ。
松島の沖の海の底にはカレイがわんさかいて、エサが底についた瞬間に食ってくる。
そういえば3人で200匹近くも釣り上げたのだった。
そのカレイは実家に持っていって全て食べた。
食べるのも大変だったがとても美味であった。

今年はどこに行こうか?
彼が誘ってくる。
そうだね、やっぱり夏は海かな?

高校時代と同じようにまた彼とちょっとした日常から少しはみ出す
冒険をするのも悪くない。

ふと今年の夏は随分不義理をしている人にご挨拶をしてみたいと思った。
長い間ご挨拶が出来なかった幾人かの人に逢いに行こうか、と思った。


先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)