himajin top
あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-03-17 いちごスイーツ
2008-03-16 所沢の舞台にて
2008-03-13 佐原の街並みを舟から
2008-03-12 フランスパンにポルチーニ
2008-03-11 犬吠埼にて
2008-03-10 海にかかる虹
2008-03-09 限定
2008-03-08 遠い
2008-03-07 卒業
2008-03-05 さよならのオーシャン


2008-03-17 いちごスイーツ

苺のそろそろ終わりですかね。
昔は苺はめったに食べられなかった頃、
デザートという言葉は母が教えてくれた。

デザートムーンって言葉を聴いたとき、
果物と月が微妙に結びついて変に納得してたけど、
本当は砂漠の月なのでした。

このスイーツの苺はなんとマリネされてて少し酸っぱめ。
バニラのアイスに良く合ってた。


先頭 表紙

2008-03-16 所沢の舞台にて

本日はうちの劇団は、所沢の舞台で芝居をさせて頂いた。
今回はM本・M島両氏を初めとする多くの方々のご好意とご尽力で
立たせてもらった舞台だ。
先々週に1600人を集めた演劇祭に参加したものと同じ作品だった。
今日のお客様が何人だったか正確には把握していないが、
僕らは手を抜かなかった。
全力でよりパワーアップした作品をお届けすることができたと確信している。
場面も前回の反省から練り直し作り直した箇所が4カ所ほど。
映像はさらに一カ所追加した。
スタッフは少しずつ熟練し、殺陣も少しずつ洗練されてきた。

それを今回のお客様にお届けできて良かったと思う。
あと一週間で彩の国さいたま芸術劇場公演。
それまでにはまたもう少し作品は良い方向に行くだろう。

役者からも演技にこなれてくると「もっとこうしたい」という要求が出てくる。
それ自体は悪いことではない。むしろ良いことだ。
演出としてはそれらの意見に対して積極的に耳を傾けなければと思う。
しかしその中には「なるほど」と思うものと「いや違う」と思うものがある。
自分の役柄からだけで作品全体の構成は考えていない主張には、
あまり「なるほど」と思わない。
また時間の経過とともに演技に対する考察は進むが、
一方で反復の稽古を怠ると段取りは忘れていく。
これからの時間の使い方は役者として難しいところだ。
基本的には「ここまで積み上げてきたものを大切にする」。
なぜならそれはここまで時間を使って生み出してきたものだからだ。
ぜひこの前提を崩すような意見が出てくることを待望する。

スタッフも自分の仕事だけを誇るようになったら注意が必要。
自分だけしかできない仕事をしているような意識を持つこともある。
でもそんなことは「大抵」ない。
誰にでもできる雑用のような仕事をたくさんやっている人が偉いと思う。
誰かを誉めるのもTPOが大切。
誉める立場でない人が誉めるのは不遜。
自戒したいものだ。

砂粒みたいに見えてもいろんな石ころや貝殻の破片が集まっている。
それが一つの風景を作っている。
一粒一粒を見ること。
全体を眺めること。
どちらも大切。


先頭 表紙

みーさんへ。また機会はありますのでよろしくお願いします。 / あるまじろ ( 2008-03-21 03:22 )
えー、二日ともNGだぁ。。。 ん〜。。。 残念だなぁ。。。。 / みー@未ログイン ( 2008-03-19 13:07 )
みーさんへ。22日(土)18:00、23日(日)13:00と18:00です。詳細は劇団ぴゅあのHPにて。よろしくお願いしまーす。。 / あるまじろ ( 2008-03-19 00:53 )
手ごたえのある舞台ができたようでよかったですね。彩の国さいたま芸術劇場公演の情報はここに載せないの?是非見てみたいな♪ / みー ( 2008-03-18 23:26 )

2008-03-13 佐原の街並みを舟から

佐原という街には初めて訪れた。
水郷というと潮来が有名だが佐原はその近くにある。
街道沿いの街並みを眺めると古くからの蔵や商店が軒を連ねる。
運河のような川べりに伊能忠敬の記念館がありその旧宅の前から舟に乗る。

笑顔の素敵なおばあちゃん二人が舟を操る。
天気はぽかぽかで舟の上に日溜まりがある。

「ここらは天気が良いと利根川まで舟が出るんよ。」
一度はそういうこともしてみたいと思った。

一つ一つ橋をくぐるとまた古くて新しい街並みが現れる。
川の上には光と風がある。
それを感じにこの舟にのったのだと分かった。


先頭 表紙

2008-03-12 フランスパンにポルチーニ

少し上等な白ワインが手に入ったら、
これがいいって同僚のKさんが教えてくれた。

フランスパンにチーズとポルチーニ茸のオリーブ漬けを
一緒に乗せて一緒に口の中へ。
ポルチーニ茸は少し酸味があり、
チーズは舌の上で混ぜると味が変わる。
ワインを含むとさらにもう一つ変わる。

結構いけますよ。


先頭 表紙

2008-03-11 犬吠埼にて

犬吠埼灯台って結構大きい。
夜は一定の間隔で光が廻ってる。
灯台の灯りを眺めているのって意外に飽きない。
なぜか分からないけれど少し切ない。
それって見ている僕の問題かな。

明るいうちに見たらモスクみたい。
なんか神聖な感じな空気も伝わってくる。

午前中は雨が混じった天気も夕方にはさーって晴れて、
岬全体がオレンジに包まれた。


先頭 表紙

雅さんへ。そういう雰囲気が景色全体を包んでいました。 / あるまじろ ( 2008-03-16 22:16 )
外国みたい。 / 雅(みやび) ( 2008-03-16 00:18 )

2008-03-10 海にかかる虹

つい5分前に降り出したぱらぱらとした雨に、
追い立てられるようにあわてて屋内へと入った。
するとまた5分もしないうちに雨が止み、
さーっと西陽が射して、
まだ雲で暗い水平線の手前が黄金色に輝きだし、
手前の海面に虹が架かった。

海から伸びた虹はゆっくりと空に伸びていく。
僕はしばらくぼーっとそれを眺めてた。
やがて虹が再び幻のように消えていくまで。


先頭 表紙

2008-03-09 限定

行列のできるようなお店で「限定30食のみ」と書かれた冬限定の味噌ラーメン。
「まだありますか?」って聞いたら「あるよ」って言われた。
そりゃ食べちゃうよね〜。

チャーシューがすでに入っているのに角煮が入っている。
味玉とかコーンはトッピングじゃないのに入っている。
もやしも焦がしネギもちょっとずつ工夫されてる。
ベースは魚介系の味噌って初めて食べた、美味しいっ!!

でもそんな細かいことよりGoo〜!!
限定って言葉に弱いんだね。。。

赤羽のYというお店の限定味噌ラーメン。


先頭 表紙

みーさんへ。美味しかったですよ。 / あるまじろ ( 2008-03-13 22:50 )
・・・じゅるっ♪ヾ(^o^)ゞ / みー ( 2008-03-12 20:40 )

2008-03-08 遠い

ほんのちょっとした才能とかってあるだけ得するってわけじゃないな、と思った。
僕が人に対してほんのちょっと才能があるな、と思う時は同じことをした時、
その人は簡単にできて自分はその人ほどはできない時。
初めて何かをするときにすぐに人よりできる、ってことは才能だと思う。

でもそういう才能ある人でも集中力がないなら追いつける。
簡単に追いつける。
その時きちんとできてはいないんだから。
まだ始めたばかりなんだから。
イチロー選手がすごいのは才能あるのに努力するところだ。
イチロー選手だけじゃなく他の一流の人がすごいのはみんな努力するところだ。
才能ある人が努力したらもう他の人は追いつけない。

僕はまだ遠いところまで行きたい。
自分には才能がある部分と無い部分があって、
ある部分の努力も怠らないし、
無い部分の努力もへこたれないでやろう。
そうしたらもっともっと遠くへ行ける。


先頭 表紙

みーさんへ。大変だからと言って逃げていられない、もう僕にとってそれは生きる意味に等しいから。 / あるまじろ ( 2008-03-11 22:55 )
もっと遠くへ。そう思い続けることってすごく大切で大変なことなんだろうね。 / みー ( 2008-03-11 22:15 )

2008-03-07 卒業

卒業式の思い出ってあんまないな。
浪人決まって行くべき場所もなく、
「まだ追い出さないでくれよ」「ここに居たいよ」って思ってた。
でも卒業して良かったな。
次の場所に進むことが大事だったんだな。
同じ場所にずっと居ることってけっしていいことじゃない時もある。
その時の僕には知識も教養も経験も何もかも足りなかった。
あんな日溜まりの遠浅の海を泳いでてもやがて干上がっちゃうね。

都合のいい解釈や言い訳を聞こえないとこで書き殴ったり、
陰で常識をあざ笑ったり、ひとりよがりに正論から逃げたり、
そんなことばっかり言うようになっちゃっただろう。
守ることなんてそれほどなかったはずなのに。

僕はきっと卒業をすることで、
それまでの温もりを一気に手放すことができたんだ。
冷たい風の中に放り出されても、
前をちゃんと向いて歩ける。
いつまでもそう。
まだいつだって全てを捨てられる、
そうすることもできる。
そうありたいものだ。


先頭 表紙

いしざきともこさんへ。確かに比べるものではないです。僕自身はむしろ捨てることができない人間であろうとつくづく思います。 / あるまじろ ( 2008-03-09 23:08 )
捨てることの出来る強さと、守りたいことのある強さ。比べるものではないなぁっていつも思っています。 / いしざきともこ ( 2008-03-09 22:57 )

2008-03-05 さよならのオーシャン

僕は幸せになろうと思う、いや今でも幸せですけど。
四月から間違いなく生活は変わる、それはとても楽しみだ。
変化は必ず人に新しいものをもたらす。
そう言う気分、引き潮の風の中で味わって。

海ほたるにはあさりたっぷりのあさりまんという肉まんに似たものがある。
寒い海の上の海ほたる、あさりまんは美味しく感じた。

さよなら、さよなら。
今の時間はゆっくりと僕にさよならを告げる。
でもまた新しい時がゆっくりと僕の目の前に現れる。
手を振りながらゆっくりと行き過ぎる客船のデッキの上の婦人のようだ。
あの人の面影は誰に似ていたのかな。

ゆっくりと傾いていく晩冬の日の傾きが、
微笑を浮かべて懐かしいさみしさを送ってくる。
また春が来るんだね。
みんなに、ひとりひとりに。
僕にも、誰にも、等しく冬は終わろうとしている。


先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)