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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-03-12 フランスパンにポルチーニ
2008-03-11 犬吠埼にて
2008-03-10 海にかかる虹
2008-03-09 限定
2008-03-08 遠い
2008-03-07 卒業
2008-03-05 さよならのオーシャン
2008-03-04 黄砂に吹かれて
2008-03-03 一つの舞台が終わって。
2008-02-23 眠れぬ想いを断ち切る方法


2008-03-12 フランスパンにポルチーニ

少し上等な白ワインが手に入ったら、
これがいいって同僚のKさんが教えてくれた。

フランスパンにチーズとポルチーニ茸のオリーブ漬けを
一緒に乗せて一緒に口の中へ。
ポルチーニ茸は少し酸味があり、
チーズは舌の上で混ぜると味が変わる。
ワインを含むとさらにもう一つ変わる。

結構いけますよ。


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2008-03-11 犬吠埼にて

犬吠埼灯台って結構大きい。
夜は一定の間隔で光が廻ってる。
灯台の灯りを眺めているのって意外に飽きない。
なぜか分からないけれど少し切ない。
それって見ている僕の問題かな。

明るいうちに見たらモスクみたい。
なんか神聖な感じな空気も伝わってくる。

午前中は雨が混じった天気も夕方にはさーって晴れて、
岬全体がオレンジに包まれた。


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雅さんへ。そういう雰囲気が景色全体を包んでいました。 / あるまじろ ( 2008-03-16 22:16 )
外国みたい。 / 雅(みやび) ( 2008-03-16 00:18 )

2008-03-10 海にかかる虹

つい5分前に降り出したぱらぱらとした雨に、
追い立てられるようにあわてて屋内へと入った。
するとまた5分もしないうちに雨が止み、
さーっと西陽が射して、
まだ雲で暗い水平線の手前が黄金色に輝きだし、
手前の海面に虹が架かった。

海から伸びた虹はゆっくりと空に伸びていく。
僕はしばらくぼーっとそれを眺めてた。
やがて虹が再び幻のように消えていくまで。


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2008-03-09 限定

行列のできるようなお店で「限定30食のみ」と書かれた冬限定の味噌ラーメン。
「まだありますか?」って聞いたら「あるよ」って言われた。
そりゃ食べちゃうよね〜。

チャーシューがすでに入っているのに角煮が入っている。
味玉とかコーンはトッピングじゃないのに入っている。
もやしも焦がしネギもちょっとずつ工夫されてる。
ベースは魚介系の味噌って初めて食べた、美味しいっ!!

でもそんな細かいことよりGoo〜!!
限定って言葉に弱いんだね。。。

赤羽のYというお店の限定味噌ラーメン。


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みーさんへ。美味しかったですよ。 / あるまじろ ( 2008-03-13 22:50 )
・・・じゅるっ♪ヾ(^o^)ゞ / みー ( 2008-03-12 20:40 )

2008-03-08 遠い

ほんのちょっとした才能とかってあるだけ得するってわけじゃないな、と思った。
僕が人に対してほんのちょっと才能があるな、と思う時は同じことをした時、
その人は簡単にできて自分はその人ほどはできない時。
初めて何かをするときにすぐに人よりできる、ってことは才能だと思う。

でもそういう才能ある人でも集中力がないなら追いつける。
簡単に追いつける。
その時きちんとできてはいないんだから。
まだ始めたばかりなんだから。
イチロー選手がすごいのは才能あるのに努力するところだ。
イチロー選手だけじゃなく他の一流の人がすごいのはみんな努力するところだ。
才能ある人が努力したらもう他の人は追いつけない。

僕はまだ遠いところまで行きたい。
自分には才能がある部分と無い部分があって、
ある部分の努力も怠らないし、
無い部分の努力もへこたれないでやろう。
そうしたらもっともっと遠くへ行ける。


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みーさんへ。大変だからと言って逃げていられない、もう僕にとってそれは生きる意味に等しいから。 / あるまじろ ( 2008-03-11 22:55 )
もっと遠くへ。そう思い続けることってすごく大切で大変なことなんだろうね。 / みー ( 2008-03-11 22:15 )

2008-03-07 卒業

卒業式の思い出ってあんまないな。
浪人決まって行くべき場所もなく、
「まだ追い出さないでくれよ」「ここに居たいよ」って思ってた。
でも卒業して良かったな。
次の場所に進むことが大事だったんだな。
同じ場所にずっと居ることってけっしていいことじゃない時もある。
その時の僕には知識も教養も経験も何もかも足りなかった。
あんな日溜まりの遠浅の海を泳いでてもやがて干上がっちゃうね。

都合のいい解釈や言い訳を聞こえないとこで書き殴ったり、
陰で常識をあざ笑ったり、ひとりよがりに正論から逃げたり、
そんなことばっかり言うようになっちゃっただろう。
守ることなんてそれほどなかったはずなのに。

僕はきっと卒業をすることで、
それまでの温もりを一気に手放すことができたんだ。
冷たい風の中に放り出されても、
前をちゃんと向いて歩ける。
いつまでもそう。
まだいつだって全てを捨てられる、
そうすることもできる。
そうありたいものだ。


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いしざきともこさんへ。確かに比べるものではないです。僕自身はむしろ捨てることができない人間であろうとつくづく思います。 / あるまじろ ( 2008-03-09 23:08 )
捨てることの出来る強さと、守りたいことのある強さ。比べるものではないなぁっていつも思っています。 / いしざきともこ ( 2008-03-09 22:57 )

2008-03-05 さよならのオーシャン

僕は幸せになろうと思う、いや今でも幸せですけど。
四月から間違いなく生活は変わる、それはとても楽しみだ。
変化は必ず人に新しいものをもたらす。
そう言う気分、引き潮の風の中で味わって。

海ほたるにはあさりたっぷりのあさりまんという肉まんに似たものがある。
寒い海の上の海ほたる、あさりまんは美味しく感じた。

さよなら、さよなら。
今の時間はゆっくりと僕にさよならを告げる。
でもまた新しい時がゆっくりと僕の目の前に現れる。
手を振りながらゆっくりと行き過ぎる客船のデッキの上の婦人のようだ。
あの人の面影は誰に似ていたのかな。

ゆっくりと傾いていく晩冬の日の傾きが、
微笑を浮かべて懐かしいさみしさを送ってくる。
また春が来るんだね。
みんなに、ひとりひとりに。
僕にも、誰にも、等しく冬は終わろうとしている。


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2008-03-04 黄砂に吹かれて

春は別れの季節、というがこうして直面すると身が引き締まる思いだ。
僕はこうして別れていく人を想うと、どれだけ彼らに身を任せていたが分かる。
これからの彼らの不在を自分で引き受けて行かねばならないと思うと少し不安だ。

一方で、自分の好きなようにやれなかったここ数年のことに、
これでやっと着手できる。
これから三年、また王国を作らなければならない。
僕がかつて作った国は三年もたたず朽ち果てた。
あの人々の賑わいや行き交う喧噪もまるで幻のようだ。

それでもその後継者たちは今もどこかにいる、息づかいを残してる。
もう一度、一つ一つ作り始めるのだ。
僕の、夢のような時間を作り上げる王国の礎を。

さようならの声に一瞬表情に翳り、でも瞳は遠くの果てを見ている。


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2008-03-03 一つの舞台が終わって。

東大宮での演劇祭が終わる。
今回もたくさんの人との出会いがあって、
この演劇祭というものの良さを良く分かった気がした。

自分の芝居は、まだまだだった。こなれてはきた、でもまだ失敗がある。
役者全体のレベルもうちの劇団はまだまだだ。
一生懸命やるということは大切、でもそれだけじゃ駄目。
一生懸命やっててきちんとできないってのはレベルが低いってこと。
「低いレベルで甘んじてるってやってる意味あるの?」
そう自分自身に問い掛けてみる。

芝居が終わって一人のおっちゃんが「良く頑張った、上出来上出来。」
と言って誉めてくれた。嬉しかった。
でもこれじゃまだ納得できないんだ。
本当にこれでいいなんて思ってないんだ。

幸いまだ二週後、三週後に本番の舞台が残ってる。
そこで同じことやってるんだったら意味ないじゃないか。

月空の果てには何があるんだろう。
その果てに届く力が今の僕にあるだろうか。


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saeri さんへ。僕はあなたが届いた場所にまで届いていない、でもあきらめず追いかけます。 / あるまじろ ( 2008-03-05 07:32 )
もちろんありますよ☆〔果てまではともかく‥〕貴方の力はすごいです☆ / saeri ( 2008-03-04 01:02 )

2008-02-23 眠れぬ想いを断ち切る方法

助かった。ありがとう。
危ないくらいきつい夜にならなくて。

治ったと思いこんで見ないふりしてた僕の傷。
でも実はまだいつかの傷が癒えてなくて目の前に立っている姿は直視出来なかった。
幻でいい。もう。

馬鹿だ、一応夕食とかも用意してた。
お茶の準備とかも。
もうほんとうに馬鹿だ。

その後、たまたま思いっきりおしゃべりできた。
だから、助かった。

外は冷たい氷雨の夜。
こんな時に一人で無口で居たら嫌だったろうな。
今日も色々出掛けて車を降りたときはびっくりするほど疲れてた。
それをベッドまで引きずるのはあんまりだ。

たわいないおしゃべりで僕を救ってくれたことに感謝する。
それにしてもどうして僕はひとりぼっちなのかな。
まあ、それを楽しんでるってとこもあるけど。


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ゆめっちさんへ。鏡を見ると少しは一人を忘れられるのでしょうか。 / あるまじろ ( 2008-03-03 22:58 )
いしざきともこさんへ。僕もたいていは一人なのですがたまにふとさみしいと思うのです。 / あるまじろ ( 2008-03-03 22:57 )
体調を崩してしばらく家にばかりいた頃、夫は仕事で忙しく休みもんほとんど無く、たまに鏡を見ながら食事をした時がありました。私ってナルシスト?って思いながら(笑) / ゆめっち ( 2008-02-29 22:51 )
わたしもたいていひとりです(笑)でも慣れてきたって言うか、一人も楽しいなと時々思います。 / いしざきともこ ( 2008-02-27 00:46 )

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