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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2014-11-09 雪の記憶
2014-11-08 いつになったら
2014-11-07 ウォーキングデッドシーズン5が始まり・・(ネタバレあり)
2014-11-06 東京喰種トーキョーグールをイッキ見(ネタバレ注意)
2014-11-05 残照
2014-11-04 明日という日のために
2014-11-03 年末ジャンボ
2014-11-02 三連休
2014-10-23 少し先を歩く
2014-10-22 かつて飛び立った鳥は 


2014-11-09 雪の記憶

冬が来るのは嫌いじゃない。
寒いことはけして嫌いなことじゃない。

昔、長野県の松本に住んでいたので、
寒くて寒くてどうしようもなくて、
こたつと布団を合体させて、コートを着て布団に潜り込んだ。

今、思えばひどい話だったが、
それはそれで仕方無いと思っていた。
テレビも無く、
ラジカセで浜田省吾と佐野元春のカセットを聴いていた。
いい感じで孤独だった。

やりたいことは特になく、
毎日をただ流されてとりあえず目の前のことをやっていた。
きっとあの時、
友人の中には何かをしっかりやっていた人も居たのだろう。

でも僕はそんな中で時を過ごしていた。
何かをするわけでも無く、
何かを残すわけでも無く、
何かにカケルわけでも無く、
何かを手に入れたわけでも無く。

でも何かを考えてた。

そんな時に風花の舞う夕暮れを歩いて、
振り返った時に見た西日の光芒を覚えてる。

あの時に僕はいい感じに孤独だった。
そしてやるべきことを探して、
歩き出したところだった。


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2014-11-08 いつになったら

ここ数日すげー芝居してる。
一日二時間くらいは「スノクロ」の演出してる。
昼休みまで二〜三人ずつの演技レッスン入れてる。
そして夜はうちの劇団かケヤキさんの稽古。
一昨日は夜九時、昨日は夜十時半まで稽古。
今日は朝九時から午後五時半まで。

こんだけやってたら、そりゃ演技に浸る。
慣れるんじゃなくて浸ってる。
どっぷしだ。
そんでもそれで見えてくるのがある。
絡む役者の動き、表情、次の動作の予兆、
そういうのが良く見える気がする。
まあ、気のせいかもね。

演技が楽しめるようになることを、
昔、ずっと願っていたけれど、
これは楽しんでる、と言えることだろうか。
いったい、いつになったら、とも思うけど。

でも演技を楽しんでるかは別にして、
毎日は楽しい。

ここからもまだまだ毎日なんかしら稽古が続くけれど、
これこそ人生じゃないか。
そんな風に思う。

多忙なほど一瞬見上げる空が綺麗なのはなぜだろう。
流れるように過ぎていく毎日に、
自分自身は流されないように。


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ある意味うらやましい時間ですね〜体には気をつけてください / ほしの ( 2014-11-13 10:53 )

2014-11-07 ウォーキングデッドシーズン5が始まり・・(ネタバレあり)

foxの連続ドラマ「ウォーキングデッド」がシーズン5に入って、
とても恐ろしい話になっている。
それはここにはあえて記したくないが、
それはゾンビの比ではない。

そこで幾つか公式のホームページなどをチェックしてみると、
その恐ろしさの中心的人物ギャレスの紹介が、
「主人公リックの最大の敵となる人物」と書かれていた。
(こりゃまだまだ恐ろしい話は続くなー)
と思った。

そしたらなんとシーズン5第三話で、
いきなりギャレス、死んじゃったよ。
ありゃあ・・・。

最大の敵、三話目で殺すなよ。
まど○マギ●かよ。

そんな話の展開の早いウォーキングデッドですが、
ベスの再登場は遅いよ。
モーガンは再登場をしてもその後触れてないよ。
どうなってんだよ?
あ〜楽しみだな−。
(結局、ファン・・・)

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2014-11-06 東京喰種トーキョーグールをイッキ見(ネタバレ注意)

最初にご注意、ネタバレあるかも。

ま、単なる感想ということで。
さて、たまたま見たテレビ最終回が変な印象で残ったんで、
イッキ見しました。
変身するのがグールというのが面白い。
かなり練られた世界で「羽赫のグール」とか、
音で聴いてもそこでは理解できないな。

描写細かい。指を折る癖を執拗に見せるとか。
グール側と人間側がそれぞれ殺し合って、
憎しみが深くなっていって取り返しがつかなくなる感じは、
どうしようもないように描かれてました。
もともとカネキくんが隻眼ということで、
人間とグールの中間の存在であるから、
どっちつかずの性質になるのも、
それは運命づけられているのだが、
最後にそれを吹っ切って白髪になるということは、
どういうことなのだろうか。
それで敵をいきなりぶっ飛ばすのは爽快なんだけど、
どうもそれでは結局葛藤が無くなってしまうだけでは、
物語として完結しなくなってしまいそうですが。

途中が面白いけれどそのまま描き続けられない、
そういうような構造になっているのです。
この作品は。

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2014-11-05 残照

通り過ぎて行く時間。
やがて来ると思われる時間。

冬がそこまで来ている。
秋がいつの間にか深く沈む。

昼間は仕事に追いまくられていても、
結局やらなきゃならないことは減らない。
それはそれでまあしょうがない。
一つ一つ片付けていつか見切りをつけるだけだ。

それよりも形に残してしまわなければならないものがある。
それをきちんとやりたいと願う。

夕日が傾いていくのを見ると
胸の中を騒がすものがある。
あれがリルケの言う街角に佇む老婆か。
差し出されたその手を、
僕は握りしめるしか無い。


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暗黒の守護者さん。なんか恐縮です。ありがとうございました。 / あるまじろ ( 2014-11-08 23:16 )
汝の言の葉より生れし精霊は闇を照らす光となり神々を魅了する(素晴らしい詩ですね☆) / 暗黒の守護者 ( 2014-11-07 16:08 )

2014-11-04 明日という日のために

当然のことながら、日々は刻々と過ぎていく。

無理なことはやらない、
という生き方は大切なことだが、
ちと、無理ぐらいならやってしまうのも、
それはそれで楽しいものだ。

それでも嫌なことはやりたくない。
優先順位は大切だ。

さて、今日は夕方ダンスの振り付けをして頂く、
カゴミヤ先生と打ち合わせを兼ねて飲み。
色々お話ししたが一言で言えば「酒が強い」。

それでもお人柄か、色々叱って頂き、
そしてそれを素直に聴いた時間だった。
やはりやらなきゃならないことは、それだ。
はい、やります。

明日という日のために。

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星野さんへ。若い奴らがね。うちらは無理っス。 / あるまじろ ( 2014-11-08 23:17 )
今回は踊るんですね / 星野 ( 2014-11-08 09:13 )

2014-11-03 年末ジャンボ

・・・という名の演劇祭がある。
僕とはまあまあな縁があって、
自分がその舞台に立ったこともあるし、
いろいろお世話になった場所である。

今回は僕の脚本を掛ける。
出演はしないが年末に今年の芝居納めとして、
意外に気合いが入っている。

劇団でも大変お世話になっている松っちゃんの、
笑顔につい甘えてしまうが、
本当に気合いが入っている。

君たち、頑張ってくれ給えよ。
僕も頑張るからさ。

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2014-11-02 三連休

三連休はずっと稽古。
それにしてもセリフ、入らない。
苦戦中だ。

一方で、劇団の結束は強固だ。
誰かが抜ければ誰かが補う。
今回のこの芝居は遅れて稽古参加する者が一人、
途中で役を降りた者が居て替わった者が二人。
新入団の初心者が二人。

こんなに激しい入れ替わりの中で、
芝居は続いていく。
これは出来たばかりの劇団には出来まい。
いや、けして誇ったり褒められたものではないのだが。

それでもそんな人たちをフォローしてるのに気をとられて、
自分の稽古が疎かになったら本末転倒。

頑張らなくちゃあ。

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2014-10-23 少し先を歩く

ベートーベンのフーガがなぜ暗いトーンから始まると思う?
彼は少年時代、いつも酔っ払いの父親に夜中叩き起こされて、
酔客の前でヴァイオリンを弾かされていたんだ。
彼の心の傷を思え。

〜25年目の弦楽四重奏〜より

完璧な大人なんて居ない。
でも二十代の頃、出会った大人は、
皆、自分の持っていないものを持っていて、
それがとてつもなく羨ましかった。

大学生と張り合ってスクワットをしてくれたF先輩。
スキーもテニスもバレーボールも上手くて格好良かったSさん。
ギターを教えてくれたS2さん。
溢れる教養を示してくれたU先生。
数えたらキリがない。

それでもいつの間にか、
「なんでも出来る」(ように見える)側に来てて、
そしてそのまま年老いる方へ向かうか。
いや、それはここで止めないと。

年老いるのは構わない。
皆、年老いるので。
しかし次のことを示すことは止めてはいけない。
それが先輩たちの教えてくれたことだから。


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2014-10-22 かつて飛び立った鳥は 

迫ってくる落日。

その色に染まる雲を眼下に、
美しい弧を描いて遙か遠くの空に消えた。

故郷で待つはずのあの人はやがて消える。
当たり前のように居たはずのあの人も居なくなる。
そんな瞬間が訪れることを知っていながら、
遠い空のその向こうに視線を投げようとした。

それが若き日の旅立ちというものだ。
そうできるうちにそうした方がいい時もある。

やがて夜の闇が世界を包み込む前に。


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