himajin top
あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2007-09-21 申し訳ないね。
2007-09-20 rial-time goes by
2007-09-19 ファンの嘆き
2007-09-17 色褪せない休日の夜に
2007-09-16 え?呼んだ?
2007-09-15 日々ゆくもの
2007-09-14 今日の軍艦
2007-09-13 葉っぱがざわめいてる
2007-09-12 東京へ
2007-09-11 stay in touch


2007-09-21 申し訳ないね。

言い合いの原因はなんだったんだろう。
自分の芝居をしている時に、相手の芝居を受け取るか、受け取れないか、
ということだったか。
別の芝居の稽古場で同じような場合に、
「どうして自分の演技を受け取ってくれないの?」と言われたことがある。
その時は、それはそれで(申し訳ないな)と思ったので、
その場でその人の、その演技を一生懸命受けた、そうしようとした。
でもその人自身は僕の演技は見てくれなかったし、受け取ってもくれなかった。
まあ、僕の発信の仕方が拙かったのだろう。
今回だって僕の表現が下手だから受け取れなかった部分もあるのに、
「受け取ってくれよ」と一方的に言って申し訳なかった。
でも言い合いすることを嫌とは思わない。
そのことで僕はもっと明確に発信するように演技しようと努めたし、
彼も受け取ろうとしてくれたのだ、僕はそれは嬉しかったんだ。
別の稽古場で自分の演技を受け取れって言った人は、
確かに誰からも上手だと認められる人だったけれど、
他の人の演技を受け取るよりは自分の演技を発信することを好んでいた気がする。
発信していく演技は比較的楽だが、受け取っていく作業は大変だ。
それがしっくりくるかどうかは役者同士が立ってみないと分からない。
だから発信する演技をする限りは受け取って貰えるか、立ってみて貰いたいものだ。
その結果、それがぶつかるような言い合いに発展しても、
僕は稽古で立ってやってみることに大きな意味があると考えていて、
言い合いすることで稽古場の和やかな空気が悪くなることはあまり気にしていない。
一方でケンカのような言い合いを稽古場でやることへの批判もある。
確かに演出とか主宰とかっていう強い立場の人間はケンカのような言い合いをするとき、
一方的に相手をへこますような物言いをしないようにする気遣いが必要だ。
感情的に相手をやりこめることは全く利益がない。
その点、僕は配慮が足りなかったかもしれない、それはやっぱり申し訳なく思う。

だがこれだけは言える。たいていの場合、役者は立っている自分がイメージできない。
立ちながら自分の動きと相手の役者の演技を複眼的に捉えることはとても困難なのだ。
それゆえ自分で立ちながら他人の演技をつける演出の方法には、
単眼的になりがちな傾向があり、明らかに矛盾をはらんでいる。
僕は自分でそれをやりながらその点に充分な配慮をすべきであると常に考えてきた。
かつていた別の稽古場でそんな矛盾が恒常化していた時、
確かに単眼的な偏った演出になったことをしばしば実感したからだ。
もともと日本の演劇の現在の大きな問題として、
作家が演出家で役者でもあるということが恒常化している点が挙げられている。
この現状が単眼的な独りよがりな芝居を生み出す主原因となっているのも確かだ。
だから役者の意向を演出にしっかり伝えることは大切な気もする。
しかしやたらに役者が演出に「自分の考える演技」をただ訴えるのは違うと激しく思う。
外から意見を言うことは実はたやすいようで難しい、難しいようでたやすい。
どっちだよ?と言われそうだが答えはこうだ。
「自分の感覚や経験で人の演技を批判することはたやすい」
「芝居・演技の現状を把握して役者に必要な意見を分かりやすく意見するのは難しい」
ということである。
たまに来て他人の演技を批判的に述べる人に良い意見を聞いたことは一度もない。
(そんなことを言ったらもう稽古場に来て感想を言ってくれる人はいなくなるよ)
と言われそうだが実際にそう思うから仕方がない。


先頭 表紙

外から意見を言うのは簡単、役者で立つと途端に見えなくなる。僕は今でもそう。 / あるまじろ ( 2007-09-21 22:24 )
劇団は人で出来ていて、芝居は人で作るものだから気遣いをするのは当たり前。そう言いたかったのですが巧くまとまりませんでした。 / あるまじろ ( 2007-09-21 22:08 )

2007-09-20 rial-time goes by

現在から過去を鑑みるにそれが胸を痛める理由は、
「過去にあったはずのものが今はない」という喪失感があるからだ。
写真は幸せだった過去をフリーズさせているので、
その喪失感はよりリアルに現在に伝わるというわけだ。
その人物に対する感情自体は戻ってこない、おそらく二度と。
失わせるに値する過去もあるから。
しかしその瞬間の自分と相手の感情は戻らなくても喪失感だけは伝わる。
それが今も僕を時折、憂鬱にさせる。

取り返しのつかない瞬間があったとしても僕は一度は許そうと思う。
いや一度ではなく幾度かは許すつもり。
許さない人間を非難はしない、許さない事情は人それぞれだから。
だいたい僕が許した人も僕を同じケースで許すかも自由だ。

この喪失感を僕は忘れられないかもしれない、そう思う時がある。
埋めるピースが他にないからだ。

でも。
これだけは言える。
それを抱えたままでも明日は来るということだ。

引き合いに出すのはややおこがましい気がするが犯罪によって味わった喪失感は、
犯罪者を死刑台に送ることによって埋まるだろうか。
埋まるというなら死刑という装置も必要なのかも知れない。

犯罪者が「生きたい」という主張する世の中らしいが、
それを広く伝える必要があるとは思えない。
彼が口にすること自体は否定しない、もちろん。

「生きたい」と言う前に「自分が何をしたのか」考える。
それで自分の生死を決める。
責任の取り方は美学が必要だ。
「生きて償う」か。
政治でもそうだが本人が「辞めないで取り返す」と言うのは都合が良い。
話がだいぶずれた。

勘違いしないで欲しいのだけれどこの話と僕の場合とは直接リンクしない。
僕は犯罪には巻き込まれていない。
犯罪は他人の時間を奪う、質量的にも象徴的にも。
僕の場合は他人は関与しない。
僕が失ったのは僕自身が作り出すべき時間そのものだったのだ。


先頭 表紙

2007-09-19 ファンの嘆き

巨人ファンです。
ここのところの阪神との競り合いで全て負けているのが、
非情に悔しい日々です。
それでも阪神との勝負はとてもナイスゲームばかりで、
ラジオを聴きながら手に汗握ったり、歯ぎしりしたり。

良い試合がラジオから流れてくるたびに、
テレビの実況中継がないのも悔しく思います。
巨人が負けるというのも単純に悔しいのですが、
こんな素晴らしいゲームがテレビで観られないのも残念で仕方ありません。

ところが実家はケーブルテレビを引いているので、
巨人戦もその他のチームのゲームもライブで観られるのです。
これはとても良い。
やはりチャンネルは多い方がよい。
限られた民放の時代もそろそろ終わりを告げるのでしょう。

巨人、阪神、中日の3強の運命はどうなるのでしょ。
今のチーム状況を見ると勢いがありピッチャーが安定しているのは阪神のようです。
手堅い勝負強さからみると中日も侮れません。
でもクライマックスシリーズが終わって日本シリーズに出るのが、
巨人である可能性もないわけではない。
解説者ではないので分析はやめましょう。
ファンはただ贔屓のチームの勝利を願うのみです。

しかし中日のウッズ、阪神の球児、
こんな素晴らしい選手達と巨人が対戦しているのは本当に楽しい。
今シーズンのペナントレースを盛り上げている多くの選手に、
すでに最大限の拍手を送りたい気持ちです。

巨人よ、最後は勝利を我らに。
日本シリーズまで僕を熱くさせてくれ。


先頭 表紙

古田選手にもお疲れ様、と言いたい。(あえて監督とは言わない。) / あるまじろ ( 2007-09-19 22:50 )

2007-09-17 色褪せない休日の夜に

午前中の自分への一言。
もう一歩先へ歩いていこうと思う。
一緒に歩いてくれるなら。

残暑が厳しい連休最後の日、
新たな劇団への顔見せで芸総へ。
そこにいた皆さん、全員とても個性的。
本読みをしてもお上手、大丈夫かな?自分。。。
どうなるか分かりません、僕が足を引っ張るかも。
いや、精一杯やりますけど。
でもまあワクワクです。

さて連休最後の夜、普通なら少しの憂鬱が急かし気味に眠りへと誘う時間。
不思議に想いは満たされてる。
これもあなたのお陰。
明日も少し前向きにがんばれるかな。
そんな気にもなるからこの気持ちは大切。


先頭 表紙

雅さんへ。秋の夜長に優雅な読書、眠りも豊かになりそう。。。 / あるまじろ ( 2007-09-19 22:05 )
このところ、寝る前に毎晩、「ガラスの仮面」を読み返しているんですよ。けっこうはまります。ついつい夜更かしに・・・。 / 雅(みやび) ( 2007-09-18 17:59 )

2007-09-16 え?呼んだ?

もしもこの気持ちが伝わるなら何を投げ出してもいい。
僕が求めているのは自分と他者の織りなす気持ち、それをどう表現するか。

休日の職場にたまたま顔を出すとM先輩が。

「体調悪いんだよね、ストレスかな。」
「どうちゃんと食べてる?」
「一番賭けてるの、何?俺はテニス。」
「テニスは趣味って言って欲しくないんだよね。」
「お前も芝居を趣味って言って欲しくないだろ?」
「遊びじゃないんだよ、分かってるだろ?」

先輩の言葉、けして全て受け容れてる訳じゃない。
でもこれらの言葉、僕自身が言ってるような言葉ばっかだった気がする。
僕もこの人も自分中心が当たり前、子供のケンカみたいに毎日生きてる。
周りは迷惑、でも良かれ悪しかれ言いたいこと言う。
大切なことしてる時に嘘は言わない。
これってみんなそうでしょ?

自分も守らない、自分と芝居だったら芝居を守ることにしよう。


先頭 表紙

雅さんへ。そうですね、大切な人は守りたい。 / あるまじろ ( 2007-09-17 08:48 )
ウンウン。先輩の言うこと、私も言いそう。でも、私は自分も守るよ。だって私だけの私じゃないもの。 / 雅(みやび) ( 2007-09-17 00:03 )

2007-09-15 日々ゆくもの

あんまり眠れなくて目を擦りながら起床。
調子悪くても朝は来るなあ。
デニーズで朝食、パンケーキを食べる。
午前中は県陽の演技を見る、けして巧い訳ではないけど一生懸命。
劇団との間を行ったり来たりしながらだけどみんなすごいなあ。
一生懸命やってる人ばっか。
自分も頑張らなきゃな。。。

感謝すること。
昨日てっきり負けたとばっかり思ってたGが逆転勝ちしてた。
定食屋のおばちゃんが僕らに、
昼は「しょうが焼き」夜は「海老フライ」を特別に作ってくれたこと。
(しかも両方500円!!驚愕プライス!!)
今日の自分の演技が少し良かった。ちょっと納得するとこがあった。
愛車の車検をゆーすけが世話してくれたこと。帰りを待ってるよ。
あいつがまだ無事に暮らしてたこと。
まあとにかく感謝。

日々ゆき過ぎる。
時折り感じる寒気、季節が変わりつつある。
ほんとはこう秋が来るのを全身で受け止めている。
そんな自分でありたい。

強くなりたいわけじゃない。
もしも、もう少し人の弱さに気がつけたら、と思った。


先頭 表紙

2007-09-14 今日の軍艦

回転寿司でメニューにはない「今日の軍艦」というのが廻ってきた。
しかも一貫だけ。
もうお腹一杯だったけどこれは取るしかないっしょ。
後で後悔したとしてもこれはこれ、
そういうものなのでしょうがない。

今日の軍艦の正体は・・・
白身魚のたたきでした。
意外と脂ののった白身、鯛か。


先頭 表紙

2007-09-13 葉っぱがざわめいてる

秋だね、空気が少しずつ冷えてきてる。
今日は書類作成とか人と面会とか電話処理とかにわかに多忙。
途中、息切れして眠くて眠くて。。。
仕事に追われる一日、頭を下げるよりは下げられるほうが多かったけど、
それはそれで気を遣うんだよね。

あのね、きみのことは後で謝るからね。
もう少し待って欲しいんだ。
僕も今、いっぱいいっぱいの手探り状態でさ。
僕だって自民党本部くらいバタバタしてるんだよ。

夜八時を過ぎたとこまでシリアスな仕事が入ってて、
ふうって溜め息。
明日は雨かもね、葉っぱがざわめいてる。

もう少しで週末。
珍しくも電話が入って、
少しだけど話せて嬉しいと思った。

秘密は共有してこそ。
遠く離れていても声が届くと信じて。


先頭 表紙

2007-09-12 東京へ

日中は久しぶりに昼寝してた。
時々ミステリーのページを開いてはしおりを挟みつつ。
雨の休日だったはずなのにふとカーテンを開けると光がこぼれてた。

陽が傾きかける頃、首都高五号線に乗ることになった。
午前中に降り続けていた雨が嘘のように晴れ上がって空気は冷たく心地よい。
スムーズに流れる車線に斜めのオレンジの光。
雲が大きく傾いて流れてる。

いつの間にか隣にいて笑ってる、
考えてみれば不思議。
まあたまにはいいかな。
代わりに写真撮ってもらおう。


先頭 表紙

2007-09-11 stay in touch

昨年、3週間ほど夏を共にしたカナダ、リッチモンドの家族からメールが届いた。
それは僕が今年の夏にカナダを再訪する約束を果たせない事情を、
説明したメールを彼らに送ったからだ。

言葉を送り言葉が返ってくる。

「まだビールが好きか?うまいビールをみつけたよ。」
「お前を釣りに連れてくよ」

なぜ遠く離れた彼の地の人々が僕を想ってくれ言葉を掛けてくれたのか。

All things will come to pass...
and will get better with time and forgiveness.
そうだね、もう僕も全てを許そう、時と共に。

彼から送られた写真、
一緒に釣りに行くはずのボートと一緒にガレージが見える。
あのガレージの上で僕は夏の夕暮れ、
静かに暮れていく空を見ながらビールを飲んだんだな。

stay in touch
お互いの胸にある友情、いつまでも心はそのままで。


先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)