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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2007-08-11 八年目
2007-08-10 お墓参り
2007-08-09 通り過ぎる風景を
2007-08-08 この花
2007-08-07 波音
2007-08-06 八雲立つ
2007-08-05 遠くへ遠くへ
2007-08-04 松江の夜
2007-08-03 夏大山
2007-08-02 祭り寿司ですわ。


2007-08-11 八年目

僕が劇団を作ったのは八年前、
僕が書いた台本を舞台化する、その舞台に自分が立つ場が欲しかったからだ。

僕が誰かのために書いた作品は必ずその誰かのために変化する。
それは作家として当然覚悟しなければならない現実。
僕はそれを未熟でも変化させないで自分の思うとおり表現したかった。
それがこの劇団の始まりだ。

それ以降も人のために台本を書いたけれど、その芝居は自分のものとは思っていない。
むしろ人の台本でも自分が役者として立った芝居は自分のものだと思う。

八年前の自分の台本は今読んでも好き、でも役者として八年前の自分はひどかった。
下手で下手で。そこから少しは上手くなったのかな?
もちろん今だって上手いとは思わない。
でも取りあえず僕にだってこの八年間は無駄ではなかったのだ。

「うっちゃん、お前が座長でいいからさ、劇団作ろうよ。えぴゅことか入れてさ。」
「名前、つけていい?」
「どんなの?」
「ぴゅあってどう?」
「だっさっ〜!!」

ありがと、八年間出会った人たち。
でもまだ終わらないかな。

まだまだ行くよ。
だって仲間が待ってるからさ。

劇団っていう形が大切じゃないんだ。
劇団って人の心が集まったものだからさ。
芝居って人の心が集まってできるものだからさ。
人の心が僕に集まるなら、また何か作っちゃおうかなって、
そう、思うんだ。


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ぐっちんさんへ。そんな偉そうなこと、言ったっけ?ああ、俺なら言いそう。 / あるまじろ ( 2007-08-17 20:12 )
「伝統なんてありゃしない。あるのは人の歴史だけだ。」 いつか貴方が言った言葉を思い出しました。 / ぐっちん ( 2007-08-14 20:37 )
みーさんへ。そうです、僕もそう信じています。そしてそのために生きてるんだと思うのです。 / あるまじろ ( 2007-08-13 21:02 )
人が集まって何かを作り出していく。出来上がったものが満足のいくものでもそうでなくても、関わった人たちは必ず何かしら成長する。得るものが無い作品は無い。 ・・・そうよね?^^(少なくとも私はそう信じてる) / みー@まだまだ続けてね ( 2007-08-13 02:42 )

2007-08-10 お墓参り

暑い暑い夏、生前僕を特別にかわいがってくれた叔父のお墓参りをする。
今年、僕はいろいろなことがあり、人と別れて傷つき、人によって救われ、
人と関わり合いながらまた歩き出した。

そんなことを陽炎の立つ墓前に報告した。

まだ僕はやることがあります、叔父さん。
だから見ていらしてください。

盛夏。


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2007-08-09 通り過ぎる風景を

昨日はS会館に出掛けてフカイさんに挨拶、舞台技術のセミナーを見学。
大道具のヒント貰った。
K氏にも出会った。
秋はよろしくって言っておいた。

今日は1010でのサマーフェスを見る。
芝居を2本観た。
調光室にうっちゃんが居たので久しぶりに会話を交わす。
相変わらず。
会えてなんとなく嬉しい。
帰りの電車でO木さんとも出会う。
相変わらず。

暑い暑い夏を横目に見ながら、背筋を伸ばして歩いていこう。
日差しの中を歩くのは気持ちいいと思う。
熱気に負けない情熱を持っていることに胸を張って。

ふと悲しくなることもあるけど、
それはもう通り過ぎた風景。
もう夏空が僕の前に広がっているよ。

通り過ぎてく、
通り過ぎてく、
でもその風景をつかまえてみせるさ。
そうやってあがいて、それでも流されずつかまえてやる。


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2007-08-08 この花

見ると胸が痛むよ。
好きだったから。


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2007-08-07 波音

人は寄せては返す波のように時を渡っていくのだと思う。
一度寄せてこうしたと思ってもまた波は引いていく。
そしてゆっくり人生そのものが満ちていくのだ、
そう、見かけは幾度となく満ち引きを繰り返しながら。

波打ち際で潮は泡になりながら、
形を残して砂に消えていく。
一つ一つの波が記憶に残らなくても、
海がそこに絶え間ない営みを残しているのだろう。

僕が引き起こすことが正しくても過ちでも、
僕がそのつど起こす波が
何か大きなものの一部として
形を為していたらいいのだけれど。

そう願う、それも夢の一つとして。


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雅さんへ。今、ポケモンラリーやってるからかも知れないけれど電車に乗るとちっちゃい子にたくさん出会います。お母さんたちも一緒に夏の電車に乗ってラリーしてました。 / あるまじろ ( 2007-08-09 22:22 )
小さな子の成長を見てると三歩進んで二歩下がる。の繰り返しです。そんなあからさまでないにしても、大人だってきっとそうなんでしょうね。 / 雅(みやび)@夏休み育児ノ中 ( 2007-08-09 22:19 )

2007-08-06 八雲立つ

島根松江に行った最終日、少し足を伸ばして出雲大社に。
二拝二拍手一礼であるのが通例だが此処では二拝四拍手一礼。
神様のおはします場は静まりかえって良い雰囲気。

夏木立の並木はそこだけ涼やかな風が吹いていた。


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2007-08-05 遠くへ遠くへ

今日は劇団の稽古、「毎日演劇三昧」と人に言われて、そうかもしれないと思う。
劇団のM氏とB氏のとこ(芸総)の稽古場を借りることになり車で向かう。
あいかわらず素晴らしい稽古場、そして迎えてくれた人々も素晴らしき人々。

そこにいた若い子たちもうちの劇団の人々も、
みんなちゃんとそこで熱を発してる。
16、7でもしっかり僕と同じ情熱を共有してる。
向かう方向が同じ人と一緒なのは心地いいんだな、そう思った。

いきなり代役やってもらって申し訳ありません。
でも上手だったよ、みんな。
いや、上目線じゃないよ。

良い時間だなあ、
気づけば僕も一つ一つの演技、セリフ、必死に取り組んでた。
いつだって結局そう。
仲間に引っ張られてより遠くに来てる。

気づけば。

一人で行けないトコまでみんなで行くよ。
僕だって遅れないでついてく。
負けないさ。


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みーさんへ。わあっ、みーさん、お帰りなさい。お暑うございますがご体調を崩されぬようご自愛下さい。 / あるまじろ ( 2007-08-09 21:24 )
うんうん、同じ方向を向いてる仲間っていいですよねw / みー@ただいま♪ ( 2007-08-09 15:23 )

2007-08-04 松江の夜

初日の仕事を終えて松江の夜に繰り出す。
滅多に外では飲まないのでこういう旅先で飲みに出るのは妙にドキドキする。
さーて、どこの店に入ろうかな。。。
連れ合いのM氏がなんとなく暖簾をくぐると一軒目は理由なく却下。

「なんか違う。」なんだろう。。。

そして二軒目に入ると「うん、ここだ」と太鼓判。
何が違うのだろう。。。
・・・と思っていたら結果はオーライだった。

置いているのは隠岐の酒。
鱧の梅肉和えや宍道湖の鱸で、隠岐の冷酒をやる。
いいね。

そしてシメは松江の宍道湖名物、蜆鍋。
蜆と浅葱しか入ってない。
それがめちゃめちゃ美味だった。
蜆が違うわけだよ、全く。

松江の夜は静かで皆静かに飲み更けていく。
久しぶりだった、こんな時間。

写真は宍道湖夕景。


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2007-08-03 夏大山

これが伯耆富士といわれる大山(だいせん)。
「おーやま」じゃないよ。
雄大だね。

車窓から見られて良かった。


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2007-08-02 祭り寿司ですわ。

岡山まで「こだま」でそこから「スーパーやくも」で松江へ。
岡山を昼過ぎに通過したので駅弁を買うことに。

岡山と言えば「祭り寿司」でしょ。
簡単に言えばちらし寿司ですが、ネタが豪華で地元の海産物満載です。
定番のママカリを始め、キス、シャコ、サワラ、サヨリ、小鯛、コハダ、穴子などね。
イクラやレンコン、タケノコ、山椒の木の芽も良いアクセントだったね。
酢飯万歳派だから大好きです。

車窓は山陰へと。
緑は夏の色濃く。


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