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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2007-07-01 仕事
2007-06-30
2007-06-26 憔悴
2007-06-23 夜明けに揺れる花
2007-06-22 黄昏を飛ぶヘリコプター
2007-06-15 観覧車を見上げて
2007-06-13 夕暮れ桟橋にて
2007-06-12 エスニック食べ歩き
2007-06-11 MONET
2007-06-10 薔薇散り


2007-07-01 仕事

人はどうしてこんなに単純なのだろう。
お金はなぜ人を不幸にするのだろう。
日本中で様々な事件が起きている。
その時代に同じ国に住んでいる僕も無関係ではない。

お金、つまらないものだけれど。

どんなに理由をつけても最終的に理由はいつも同じではなかったか。
昔、五月に僕のもとに来たあの人は僕を見極めに来たのだった。
それで見送るバスの時にもう別れの気分で僕を見つめていた。
それを僕だけが気づかなかった。
しかし実はその時彼女「には」もう。。。。

人は経験でのみしか学習できない。
それでわかったところでもう遅い場合もあるのだけれど。
そして僕自身はなんと経験しても学習しないことか。

僕の周りにいる親愛なる人々の耳を傾けるべき箴言を一つ一つ検証していこうか。
僕が幸せになるために僕がどうすべきであるか考えるのは
やっぱり僕の一番の仕事なのだから。


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noraさんへ。直接言葉にはしなくても頑張れっと言ってくれているのですね、ありがたいです。 / あるまじろ ( 2007-07-03 00:27 )
noraさんへ。悲しみと孤独はけして永遠じゃない、もうそれだけは忘れずにいます。 / あるまじろ ( 2007-07-03 00:25 )
雅さんへ。お金は雅さんのように素敵なものに変えていくべきものでしょうね、お金自体を争いたくはないものです。あくまで「媒体」、その点賛成です。 / あるまじろ ( 2007-07-03 00:23 )
いつか舞台を見に行ける日が来るといいなと思っていますよ。体に気をつけてくださいね。ちょっと突拍子もないけど、ベートーヴェンやフジコ・ヘミングのこれでもか〜、これでもか〜、っていう壮絶な生涯を思うとまだまだ頑張れるかな〜と思う私です。(苦笑) / nora ( 2007-07-02 10:47 )
ご無沙汰しています。あるまじろさんの欲しかったものってお金じゃ手に入れることができないものですよね。お金はなければ困るものですが、それでもお金は嫌いです。今、苦しいかもしれないけれどまだまだ背負ってるもの(責任を伴う命とか)が少ないうちがいいような気がします。私は抱えているものが多過ぎて潰されそうになるけれど、なんとか生きてます。悲しみと孤独の中にいても、これが絶対に永遠じゃないと信じたいです。 / nora ( 2007-07-02 10:46 )
お金、つまらないものですか?ワタシはありがたいものです。一所懸命仕事をした褒賞を示すわかりやすいモノであり、それを使って美味しいものを食べることができる。欲しかったものを手に入れることができる。なんてステキな媒体でしょう!今、自身が直接社会から得てないだけに、そのありがたみはひしひしと感じてますよ。 / 雅(みやび) ( 2007-07-01 23:51 )

2007-06-30 夢

パジャマ姿の彼女が目の前に座って
「ねえねえ今年の夏はさあ・・・。」と言う感じで
どこどこで花火を見たい、とか
新しい浴衣を見に行きたい、とかいつものように提案している。

え、もう、いいの?

戸惑うくらいに驚いて尋ねると彼女がゆっくりと近づいて
僕を抱きとめて、うなづいた頭の動きが肩から伝わる。

そこで夢が覚めた。

もちろん彼女は幻影で朦朧とした頭と
ぼんやりとした明け方の室内が目の前に広がっていた。

なんだ、これ。

幼い頃から怖い夢を何度も何度も見てきたけれど
現実の方が怖かったのはあまり記憶にない。

現実はあまりに空虚。
でもさっきの夢はついこの前まで実在してたのだけれど。

それを思うと発狂しそうになった。


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2007-06-26 憔悴

一晩で200キロ以上も深夜ドライブしても届くものがない。
どこまで行けばこの果てしない夜が明けるのか。
闇の向こうが見えない。

仮眠をわずかに取るが身体が重い。
無理矢理シャワーで頭を起こして再び車にエンジンを掛ける。
職場の入り口にある姿見を見て笑っちゃうくらいくたびれている自分が見える。
声が出ない。
「大丈夫?」って擦れ違う人ごとに言われる。

もう疲れたけれど膝をついてうなだれることも出来ない。
ただ前髪を垂れて口をついて出す言葉もない僕が佇んでいる。


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2007-06-23 夜明けに揺れる花

物語にいざなわれる人生だね。
先日買って読んだ漫画に横浜と鳥取が出ていた。
先日横浜に行き、今度鳥取に行く。
きっとそれが僕の物語。

部屋を大掃除しようと思って片づけをしていた。
かなり昔ギターを習い始めた頃に先輩から貰った譜面が出てきた。
昔、その譜面はマニアックでその譜面通りには弾けなかったから
コードをCとかGとか易しいものに変えて貰ってあった。
今なら・・・もとのコードのまま弾ける。
あの時に先輩が弾いた魔法のような指先と同じコードを
今なら同じように弾ける。
こういうことだったんだ。

誰か聞いてくれないかな、僕のギター。

今日は晴れてるみたい、
梅雨空の合間、晴れた空は不思議に澄んで静かな夜明け。
もう夏の花が揺れてる。


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みーさんへ。眠れないんですよ、最近。哀しいなあ。。。 / あるまじろ ( 2007-06-29 00:06 )
静かな夜明けってとても好きな時間帯です。そんなときに優しいギターの音が聞こえてきたらすてきでしょうね。 / みー ( 2007-06-26 01:21 )

2007-06-22 黄昏を飛ぶヘリコプター

ふと迷い込んだ袋小路から抜け出せない。
いつまで続くのだろう、このきちんと眠れない夜。
いつまでもいつまでも暮れない黄昏の空を孤独に跳び続けるヘリコプター。


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ナタリーさんへ。最近オイル高いんで・・・。 / あるまじろ ( 2007-06-26 00:04 )
降りていらっしゃいな。給油スタンバイしておきますから。。 / ナタリ- ( 2007-06-25 16:49 )

2007-06-15 観覧車を見上げて

もし今の自分を少し後の自分が見たらなんと言うだろう。
間もなく足を滑らせることをはらはら見てるだろうか。
未来はもう少し「まし」になってるから安心しろって遠くから呟いてるかな。

それだって今の僕につながってる。
僕はそんな彼につなげるよう今を生きなきゃいけないんだと思う。

夕暮れの観覧車はいつも美しい光彩を放って浮かび上がる。
僕らはそれを見上げ、時には自ら乗り込んだりもするだろう。

廻っている観覧車はやがて乗り込んだ元の地点にきっともどる。
でも、本当はそこは乗り込んだおんなじ場所じゃない。
時間は一周廻った分だけ進んでいて自分はそれだけ人生を先に進んでいるのだ。

人は同じことを繰り返しているようで自然と先に進まされる。
人はいつでも立ち止まることは許されない。

本当はそうなんだけど、今はちょっと立ち止まりたいよ。
それくらい日々が廻るのが速すぎて、
気持ちがついていかないんだ。


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2007-06-13 夕暮れ桟橋にて

雨の匂いがする、風に湿気が宿ってるから。
もうすぐ雨が降ってくるけど、その前にあそこまで歩いていこう。
やがて見えてくる夕暮れのぷかり桟橋。

一人で歩く力強さと
一人きりでいる心細さと
このまま一人きりでいるさみしさと
一人よがりな主人公気取りと

やがて夕闇が包み込んでくれたなら
そのまま夕闇にまぎれてしまったらきっと楽だろう

波の音さえ聞こえない静かな静かな夕暮れ時、
赤灯、青灯、遠くから灯りが点り始める湾景を目の前にして
僕はただ溜息をつくばかり。


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みーさんへ。僕もここの風景が好きです。勇気を少し持って、遠くの橋を視界の奥に捉えながら。頭の中で未来を見据えて。 / あるまじろ ( 2007-06-20 22:21 )
あ、ぷかり桟橋だー。ここのレストラン好きですw 自由と孤独は背中合わせ、とは言うけれど・・・。自由でも孤独はやだな、私の場合。一緒にいても孤独なのはもっとツライ。 / みー ( 2007-06-20 01:14 )

2007-06-12 エスニック食べ歩き

ナシゴレンという食べ物を初めて知ったのは吉本ばななのエッセイであったかな、
美味しくて毎日そればっかり食べていた、と書いてあった記憶がある。
ごめん、曖昧で。

サラダやご飯にかける甘辛いソース、
チャーハンっぽいご飯に半熟の目玉焼きが乗っていて、
それをくずしてソースと混ぜて食べる。

写真は横浜、
赤煉瓦倉庫の海の見える二階テラスのエスニックレストランのナシゴレン、
エビセンも添えてあって。
ロケーションはオシャレで風も気持ちよかった。
なかなか美味しかった。。。

けれど実は・・・・
同じエスニックだったら、
先週食べた浦和のタイレストランのグリーンカレーの方が美味しかった。
同じ職場のM氏と同行した出張の途中、
M氏の紹介で立ち寄ったのですが。。。

パインズの近くですがほどほど辛く味は最高でした。
安いしオススメはこっち。
今度はそこでトムヤムクン食べたいな。

でも一人で行くのも寂しいね。


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2007-06-11 MONET

国立新美術館でやってたモネ大回顧展、
人混みがあるにはあったけど10分で入れた。
日傘の女性、積みわら、睡蓮、大聖堂・・・。
目の前にそれがあって、それは不思議に厳粛な感動。

でもそれを独りで見てた。
たまたま同じ絵の前に立っても言葉を交わさなかった。

絵はそこにある。
一人の偉大な画家が残したもの。
僕らの気持ちはその絵の前で擦れ違っている。
美しすぎる印象派のタッチに魅せられながら哀しい気分が胸を覆う。

良く晴れた初夏の美術館は人が多かったはずなのに記憶がない。
繊細な色彩ときみを探す心。

ふと一枚の絵に目を止めたとき、もう見失ってた。


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みーさんへ。寂しいです、こうしていることが嘘みたいに。 / あるまじろ ( 2007-06-20 22:25 )
私も同じくモネ展行ってきました。最初からほんとに一人でね。感動はしたいけど寂しくなるのは悲しいな。 / みー ( 2007-06-18 18:10 )

2007-06-10 薔薇散り

昔の写真を見ると胸が痛む、今じゃ見ることが出来ない笑顔があったりするから。
おんなじ笑顔をどうやったら未来に手にすることが出来るのだろう。

毎日が次々と慌ただしく音を立てて過ぎていくから、なんとか立っていられるけれど、
もし何もない一日が用意されたら今の僕はすうっと倒れてしまうかも知れない。

だから仕事もわざとあわててやって、今日やる必要がないことまで手を出して、
くたくたになるまで夜の街をふらふらして、(BOOK-OFFで立ち読みとか・・etc)
シャワー浴びてると泣きたくなる。つっ伏してベッドに倒れ込むと眠れない。

いつまで経ってもこういう毎日の輪から抜け出せないからメビウス。
ストレートなはずの気持ちがぐるぐる。

薔薇って散る時あっという間。
ぽろぽろ風もない夕暮れに。


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