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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2007-06-22 黄昏を飛ぶヘリコプター
2007-06-15 観覧車を見上げて
2007-06-13 夕暮れ桟橋にて
2007-06-12 エスニック食べ歩き
2007-06-11 MONET
2007-06-10 薔薇散り
2007-06-09 わさびコロッケ
2007-06-08 黄砂
2007-06-07 ぐるぐるしてくる
2007-06-04 迷宮の森の中で


2007-06-22 黄昏を飛ぶヘリコプター

ふと迷い込んだ袋小路から抜け出せない。
いつまで続くのだろう、このきちんと眠れない夜。
いつまでもいつまでも暮れない黄昏の空を孤独に跳び続けるヘリコプター。


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ナタリーさんへ。最近オイル高いんで・・・。 / あるまじろ ( 2007-06-26 00:04 )
降りていらっしゃいな。給油スタンバイしておきますから。。 / ナタリ- ( 2007-06-25 16:49 )

2007-06-15 観覧車を見上げて

もし今の自分を少し後の自分が見たらなんと言うだろう。
間もなく足を滑らせることをはらはら見てるだろうか。
未来はもう少し「まし」になってるから安心しろって遠くから呟いてるかな。

それだって今の僕につながってる。
僕はそんな彼につなげるよう今を生きなきゃいけないんだと思う。

夕暮れの観覧車はいつも美しい光彩を放って浮かび上がる。
僕らはそれを見上げ、時には自ら乗り込んだりもするだろう。

廻っている観覧車はやがて乗り込んだ元の地点にきっともどる。
でも、本当はそこは乗り込んだおんなじ場所じゃない。
時間は一周廻った分だけ進んでいて自分はそれだけ人生を先に進んでいるのだ。

人は同じことを繰り返しているようで自然と先に進まされる。
人はいつでも立ち止まることは許されない。

本当はそうなんだけど、今はちょっと立ち止まりたいよ。
それくらい日々が廻るのが速すぎて、
気持ちがついていかないんだ。


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2007-06-13 夕暮れ桟橋にて

雨の匂いがする、風に湿気が宿ってるから。
もうすぐ雨が降ってくるけど、その前にあそこまで歩いていこう。
やがて見えてくる夕暮れのぷかり桟橋。

一人で歩く力強さと
一人きりでいる心細さと
このまま一人きりでいるさみしさと
一人よがりな主人公気取りと

やがて夕闇が包み込んでくれたなら
そのまま夕闇にまぎれてしまったらきっと楽だろう

波の音さえ聞こえない静かな静かな夕暮れ時、
赤灯、青灯、遠くから灯りが点り始める湾景を目の前にして
僕はただ溜息をつくばかり。


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みーさんへ。僕もここの風景が好きです。勇気を少し持って、遠くの橋を視界の奥に捉えながら。頭の中で未来を見据えて。 / あるまじろ ( 2007-06-20 22:21 )
あ、ぷかり桟橋だー。ここのレストラン好きですw 自由と孤独は背中合わせ、とは言うけれど・・・。自由でも孤独はやだな、私の場合。一緒にいても孤独なのはもっとツライ。 / みー ( 2007-06-20 01:14 )

2007-06-12 エスニック食べ歩き

ナシゴレンという食べ物を初めて知ったのは吉本ばななのエッセイであったかな、
美味しくて毎日そればっかり食べていた、と書いてあった記憶がある。
ごめん、曖昧で。

サラダやご飯にかける甘辛いソース、
チャーハンっぽいご飯に半熟の目玉焼きが乗っていて、
それをくずしてソースと混ぜて食べる。

写真は横浜、
赤煉瓦倉庫の海の見える二階テラスのエスニックレストランのナシゴレン、
エビセンも添えてあって。
ロケーションはオシャレで風も気持ちよかった。
なかなか美味しかった。。。

けれど実は・・・・
同じエスニックだったら、
先週食べた浦和のタイレストランのグリーンカレーの方が美味しかった。
同じ職場のM氏と同行した出張の途中、
M氏の紹介で立ち寄ったのですが。。。

パインズの近くですがほどほど辛く味は最高でした。
安いしオススメはこっち。
今度はそこでトムヤムクン食べたいな。

でも一人で行くのも寂しいね。


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2007-06-11 MONET

国立新美術館でやってたモネ大回顧展、
人混みがあるにはあったけど10分で入れた。
日傘の女性、積みわら、睡蓮、大聖堂・・・。
目の前にそれがあって、それは不思議に厳粛な感動。

でもそれを独りで見てた。
たまたま同じ絵の前に立っても言葉を交わさなかった。

絵はそこにある。
一人の偉大な画家が残したもの。
僕らの気持ちはその絵の前で擦れ違っている。
美しすぎる印象派のタッチに魅せられながら哀しい気分が胸を覆う。

良く晴れた初夏の美術館は人が多かったはずなのに記憶がない。
繊細な色彩ときみを探す心。

ふと一枚の絵に目を止めたとき、もう見失ってた。


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みーさんへ。寂しいです、こうしていることが嘘みたいに。 / あるまじろ ( 2007-06-20 22:25 )
私も同じくモネ展行ってきました。最初からほんとに一人でね。感動はしたいけど寂しくなるのは悲しいな。 / みー ( 2007-06-18 18:10 )

2007-06-10 薔薇散り

昔の写真を見ると胸が痛む、今じゃ見ることが出来ない笑顔があったりするから。
おんなじ笑顔をどうやったら未来に手にすることが出来るのだろう。

毎日が次々と慌ただしく音を立てて過ぎていくから、なんとか立っていられるけれど、
もし何もない一日が用意されたら今の僕はすうっと倒れてしまうかも知れない。

だから仕事もわざとあわててやって、今日やる必要がないことまで手を出して、
くたくたになるまで夜の街をふらふらして、(BOOK-OFFで立ち読みとか・・etc)
シャワー浴びてると泣きたくなる。つっ伏してベッドに倒れ込むと眠れない。

いつまで経ってもこういう毎日の輪から抜け出せないからメビウス。
ストレートなはずの気持ちがぐるぐる。

薔薇って散る時あっという間。
ぽろぽろ風もない夕暮れに。


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2007-06-09 わさびコロッケ

わさびソフトクリームは有名。
実はわさび味はほとんどしない。

安曇野のわさび園で売っているモノで僕のオススメはこれ。
わさびコロッケ。
ちゃんとわさびが効いててソース味に合う。
あつあつの揚げたてが美味。
ソースとマヨはお好みで。


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雅さんへ。わさびってフレッシュなものを食べるとあまり辛くなくて独特の風味と甘みもあるんですよね。なんでも合うよなあ。 / あるまじろ ( 2007-06-14 22:20 )
ゆやまんくんへ。キミが食べても美味しくいただけると思うよ。 / あるまじろ ( 2007-06-14 22:18 )
緑モスの匠味もわさびいれると美味しいですよね♪ / 雅(みやび) ( 2007-06-14 19:16 )
わさびコロッケ・・・気にはなりますが自分の場合、傍らに水置いとかないと駄目ですねぇ。(笑)そうそう、ギャバは凄い簡単に言うとチョコレートです。 / ゆやまん ( 2007-06-14 06:49 )

2007-06-08 黄砂

少し前の五月の週末、
今のどん底状態になることなんて予想もしていなかった時。

学生時代を過ごした信州に知人と旅行した。
恩を受けた方のご退職を記念しての旅だった。

学生時代見慣れた安曇野、
不思議な光景を目にした。

北アルプスが全体黄砂に包まれてた。
黄昏の淡い光にハレーションを起こした山々の峰。
こんなこと、一度もなかった。
見たこと無かった。

そうして僕は一人でその光景の前に佇んでいたのだけれど。


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2007-06-07 ぐるぐるしてくる

本屋さんに行って目的の本を探したら・・・無かった。
仕事やる気無くて・・・・・・・・・・・・ぼーっとしてた。
昨日は良く眠れなくて・・・・・・・・・・何度も起きあがって・・・苦しかった。

今、苦しんでいること、前にもあったかも知れないと思った。
そうやって何度も人を傷つけてきたのだ。
僕も傷ついてきたのでわずかに記憶に残っているのか。
なんでこうなっちゃうのかなあ・・・って今更、思うなよ。
何度おんなじ失敗繰り返してるんだよ。
馬鹿だよって痛感する。

独りだけって実感する、そーんな一日。


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雅さんへ。ギャバ・・・知らない単語だ・・・調べます。 / あるまじろ ( 2007-06-12 22:28 )
みーさんへ。ありがとうございます、時間、本当に必要ですね。 / あるまじろ ( 2007-06-12 22:27 )
そういう時はギャバたっぷりのチョコレートを召し上がれ♪ / 雅(みやび) ( 2007-06-12 00:46 )
なんで・・ って思うけど、同じ過ちや失敗ってくり返しちゃうんですよね。そういうときに自己嫌悪と戦うんだけど・・ / みー@時間が必要x ( 2007-06-12 00:31 )

2007-06-04 迷宮の森の中で

人生の中ではこういう状況に陥ることがよくある。
もっともっと年齢的にも精神的にも未熟だった時、
自分の失敗をもっと真摯に受け止めていたはず。
自らの過失を心の中でよく反芻すべきだと思う。

そう、もう少し気持ちをやりとりすることができたのなら。
僕が間違えた道の途中で立ちすくんでいた人を見失った。
その時は大したことない、と思ったけれど霧は深かった。
僕が正しいと思っていた道を急ぎ足で進んで僕も道を間違えたのだ。
少し戸惑ったその人が顔を背けたわずかの先に僕はいたのに、
もうその時にはお互いの姿が見えなくなっていた。

僕はじっと霧の晴れるのを待つことにする。
膝を抱えて、じっと耳を澄まして。

きっとすぐ傍にいるはずのその人の声を聞きつけられるように。
慌てて動き回ってさらに森の奥に入り込まないように。

ただ膝を抱えて風が霧を払うのを待ってる。


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