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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2007-04-15 風が吹いて
2007-04-14 砂に埋もれて行く時計
2007-04-13 劇場入り。
2007-04-10 まもなく『風紋』
2007-04-06 虚空
2007-04-03 Want to stare
2007-04-02 やあ!!
2007-04-01 箴言
2007-03-31 花嵐吹き
2007-03-29


2007-04-15 風が吹いて

そして『風紋』という芝居が終わりました。
この芝居は清水さえりさんのプロデュースで行われた公演でしたので、
ここでは清水さんのことを。

この芝居には僕も含めて、たくさんの男優たちが出ましたが、
芝居がハネた今、よくよく考えてみるとその誰もが、
彼女を頼りにし、彼女に甘えていたような気がする。
彼女は素晴らしい女優であり、男たちのマドンナであり、
男たちはみんな彼女に心のどこかで憧れ、
そしてわがままを言っては困らせ、
そして。。。。

疲れきっていても言うことを聞かない役者と闘っていた。
スタッフに気を遣いながら舞台の成功に心を砕いていた。
彼女の大きさは母であるゆえなのか女であるゆえか。

僕自身も彼女に甘えわがままを言っていたから分かる。
男たちだけじゃない、参加していた他の女優も女性スタッフも、
みんな清水さんのことを心の中で認めてる。

怒り、嘆き、笑い、叫び、そして許して、
ひとつの素晴らしい舞台を成し遂げた。

今はお疲れ様と言うより、
ゆっくり休んでくださいと言ってあげたい。


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さえりさんへ。いろいろなことで、お世話になりました。楽しい時間をありがとうございました。 / あるまじろ ( 2007-04-21 23:14 )
ありかとうございました…忙しいお仕事との両立本当に大変だったでしょ。。よくがんばってくださいましたね。ひとりひとりの力が花開いた公演でした。お疲れ様。 / さえり ( 2007-04-19 13:22 )

2007-04-14 砂に埋もれて行く時計

声を掛けて『風紋』を観にきてくれた皆様、
ありがとうございました。
稽古に思うように参加できず、
他の役者のみんなにご迷惑をお掛けいたしました。
それでもこうして舞台に立ってそれなりにできたのは、
演出の清水さんと相方の☆野さんのおかげです。

長い長い台詞を感情のままに表情と動きとをリンクさせて語りきるというのを
注文されたときは途方もないと思われたのですが
少しずつ稽古してなんとか板に乗せることができました。

この芝居が終わると僕自身初めての
二月の『旋風を斬れ』、三月の『number18again!!』、四月の『風紋』と
月一本ずつの舞台が全て無事、幕となります。

たくさんの役者と過ごした多くの時間が夢のように過ぎた気がします。
まるで今年の春のように足早だけど色鮮やかな風とともに。

もう一度、と思ってももう二度と戻らない。
そんな瞬間ばかりだった。


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2007-04-13 劇場入り。

王子の劇場に入る。
なんとか予定の入り時間より早めに入れたものの、
今日一日の会社の仕事が特にきつくて、
劇場に着くなり床に倒れて寝転がってしまう。

ふう〜。。。
年度当初は大変なんだよ・・・・。

舞台監督のいっせいくんと演出のシミズさんに挨拶をして、
暗転稽古から合流。
舞台の仕込みができていてちょっと感動。
昨日夜中二時まで掛かって編集した音響がボツになっててちょっとショボン。

明日は朝から劇場に入って最終調整。
よーし、がんばろっと。

追伸:ニッコウキスゲを知らないあの人へ。
   ねえねえこれがニッコウキスゲですよ。


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2007-04-10 まもなく『風紋』

今週末にいよいよ本番を迎えようとしている
芝居屋集団Marble Catsの『風紋』。

「とある田舎町の海辺で起こった殺人事件は、一見単純な様相をみせたが、
 そこには二十年前に起きた海難事故が絡んでいた。
 修一は兄弟のように育てられたひとつ違いの叔父真幸と母しのぶと共に、
 十歳の時海難事故に遭遇する。
 少年二人は双子のように顔や背格好が似通っていたために、
 どちらが生き残ったか大人達にはわからない。
 愛されたいと願うあまりに仮面を脱げなくなった少年と、
 現実逃避しか術をもたなかった母親の、その行き着く先は…」

とまあHPの宣伝からの抜粋です。

僕の役どころは若手刑事です。
見所は幾重にも入り組んだ中盤までのサスペンス仕立ての展開と、
叙情あふれるドラマティックな後半といったところでしょうか。
劇団ぴゅあからO山U子さんとえぴゅこさん、そして僕の三人が出演しています。
ぴゅあとは風合いがまったく異なる芝居ですが、
僕はともかくぴゅあの女優二人は輝いてますよ。。。
主役のさえりさんも素敵です。

今週末の芝居の本番に向けてずっと借りていた稽古場での稽古は今日まで。
明日からは小屋入りしての調整が始まります。

気持ちを高めて本番に向かって行きたいと思います。
劇場は・・・
pit北/区域  JR王子駅北口徒歩2分 不二泉ビル地下
14日は14時と19時の公演。
15日は13時と18時の公演、合計4ステージです。

Marble CatsのHPもありますから詳細はそちらでも見られます。
さあてがんばろっと。

写真は灯台。
なんで灯台か、
それは芝居『風紋』のキーワードだからでーす。


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みっきさんへ。熱烈歓迎いたしますっ!!女優陣も熱演でっせっ!!! / あるまじろ ( 2007-04-13 23:33 )
明日観に行きます。今のところ風紋といえば☆野さんとあるまーなので(稽古場訪問時の稽古の影響…)、女優陣を堪能したいと思います!楽しみ〜! / みっき@ぴゅあのひと ( 2007-04-13 22:57 )

2007-04-06 虚空

「もう少しうまく言えたら」

そういうことばかり。
今年は穏やかな気持ちで少しずつ人との関係を作ってみよう。
どちらかと言えばストレートに自分の気持ちを伝えてきたこの頃、
人の気持ちとかふと、振り返ったりする気になるんだ。

いつのまにか繊細ぶる歳でなくなっても。
それでもね、花の散るとこなんか見てセンチメンタルになったりするものさ。

結局、それでも向き不向きってものが人にはあるもので。
分からない人には分からないってことが
この世にはいくらだってあるものさ。

それでも
「もう少しうまく言えたら」
そんな気持ち、胸の奥に引っかかってる。
言葉が人を傷つけないように。
そう願ってやまないほど僕も日々に傷ついてる。


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2007-04-03 Want to stare

孤独に耐えながらいつまでも
見つめていたい

雨の中で凍える両手をさすりながら
それでも瞬きもせずに
凍てついた景色をじっと見ていた

寒さの中でしか実感できない温もりもある
春の冷たい雨の中で
震えながら
たった一人で
震える森を見ていた

昔、なくした淡い記憶
今、忘れかけた熱い想い

遠く離れたかの地への思慕
作りかけの文字面をもう一度壊す気持ちで
僕が信じたところが見えたと思ったら雨に煙る

目を凝らして何度も顔を上げるけれど
それはすでにゆらぐ夕闇の向こうに霞み。


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2007-04-02 やあ!!

僕はにゃんこ。
さみしがり屋の泣き虫だけど、正義感だけは強いのさ。
あれが僕の目指すところだよ。
まだまだたどり着けるかわからないけれど、
僕はそこだけをじっとみつめているのさ。

わかるだろ。
未来を信じてるんだよ。

僕自身を信じてるんだ。


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雅さんへ。どんな人にも自分を信じて欲しい、力まないで、涼しい顔して。 / あるまじろ ( 2007-04-06 23:02 )
ナタリーさんへ。稽古、ありがとうございます。僕たちをいつも支えてくれて。 / あるまじろ ( 2007-04-06 22:59 )
みーさんへ。未来はいつでもすぐそこにあるのですものね。 / あるまじろ ( 2007-04-06 22:58 )
己を信じるって一番たいせつなことだにゃー。 / 雅(みやび) ( 2007-04-04 18:26 )
す…すてき…そう言い切れる貴方って。。最近猫三昧です。貴方も感化されて猫化してしまったのかしら。。お稽古ちょっと疲れてきたので この表情に癒されます。 / ナタリ− ( 2007-04-04 01:00 )
にゃおう!うんうん、信じるってすばらしいことにゃ。 / みー ( 2007-04-03 23:31 )

2007-04-01 箴言

「おまえ、鬱陶しいなあって思う時もある反面、
 それがまっすぐだなって思う時もある。
 それがお前のいいとこだと思うよ。
 だからそれでいいんだよ。」

今日は尊敬する先輩からこんな言葉を掛けられた。
この先輩に対してはあえて対立する時もあり、
また真似できない一面を畏敬するときもある。

でも尊敬する人に誇れる自分でありたい。
それは確か。

温かい日が続いたかと思うと花冷え。
僕は大切な人を支える力が欲しい。
僕の周りの人は全員幸せにするような。
無理だと言う人の言葉は振り切る、そのスピードで。


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2007-03-31 花嵐吹き

午後から急に強くなった風に桜が花を散らせている。
たまたま都内の電車の窓から見た風景の中で、
桜の花びらが降るように流れて行く。

春は一人。
自分に向き合うことが多かった。

春という季節が嫌いだったあの頃。
本当に嫌いだったのはこの季節の、
どうしても過ぎて行く時間の中でうまく泳げなかった自分かもしれない。

静まり返っているのに湖面だけがざわめいている。
その上に桜の花びらだけが永遠に降り注いでいる。

春、桜の散る頃にいつも目を閉じると浮かぶ映像。
散る、そのことを愛される花。
心が乱されるってのはそのカタルシスが生み出すのかな。


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みーさんへ。「切ない」のって好きです。儚さに魅了されます。 / あるまじろ ( 2007-04-03 22:55 )
満開の美しさに心奪われ、はらはらと散る様子に感嘆をもらす花なのに、どうしてこう切なくなったり悲しくなったり死を感じたりするのでしょうね。桜って、とても特別な花ですよね。 / みー ( 2007-04-02 23:05 )

2007-03-29 苺

四人並んだ四姉妹
そろそろ熟れごろ、熟しごろ
一番手前の大きな彼女は
まだまだこれから染まる前


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