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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2007-01-16 疾風を斬る〜如月編
2007-01-15 風紋
2007-01-14 number18again!!
2007-01-01 元旦、遠野へ
2006-12-31 北へ、花巻へ
2006-12-27 漂う
2006-12-21 浦北のクリ公と南部地区のクリ公と田村氏との飲み会と
2006-12-20 劇団の忘年会
2006-12-19 厄年?前厄?
2006-11-23 日舞の公演に行く


2007-01-16 疾風を斬る〜如月編

高校生を中心とした演劇集団、如月組で『疾風を斬る』をやる。
ここでは作・演出、ときどき役者・・・という感じ。
今日が台本渡し、キャスティング、本読み。
台本も書き直し全く風合いの変わった作品となる。

役者一人一人の課題も明確なのでここでは全てがそれを踏まえている。
つまりテーマは役者としての成長。
メインキャストが高校生でも一切手を抜かず、全力の芝居作りをする。
彼らには苦しくても最後までつき合って貰う。

僕の作品の中で最も愛着のある作品だ。
僕自身も達成感のある舞台にしたい。
タイムリミットは30日間。

全力で駆け抜けろ。
それだけ。
スピード感と熱。
それだけが命。


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昔野透夜さんへ。あけましておめでとうございます、そちらはすごい雪でしょうか? / あるまじろ ( 2007-01-18 19:25 )
素晴らしい舞台になりますように・・・☆頑張って下さいね。遅くなりましたがあけおめ、ことよろ〜です♪ / 昔野透夜@おひさしぶりです ( 2007-01-17 22:19 )

2007-01-15 風紋

4月14日15日に王子、東京バビロンで
清水さえりさんのプロデュースで舞台に立つ。
芝居屋集団まあぶるきゃっつ。
その稽古場での稽古。
ここでの稽古が僕の役者の一番の栄養素だ。
先週の金曜日はここの新年会で大いに飲んだ。

演出の清水さんの首が立てに動くように演技する。
そのために自分の感情を作って稽古に立つ。
難しいことだが演ずることがこの上なく楽しい一瞬でもある。

二時間の稽古はあっと言う間だ。
そろそろこの台本のセリフも入れなくちゃならないので
さて集中集中。。。

今回の『風紋』という作品。
大人の香りのするサスペンス。
人と人が行き交いながら情念の世界と虚ろな現実が交錯する。
清水作品の最高傑作だと思う。
風紋の世界の住人として、どれだけ生きられるか。

ここの稽古もこれから。
本当に楽しいこと、この上ない。


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2007-01-14 number18again!!

自分の劇団の稽古。
今回のお話はプロ野球。
ひじを壊して引退をささやかれるピッチャーが主人公。
背番号は18。
松坂は派手にメジャー入りし、桑田も海を渡った。
背番号18の男たちはいずれも運命の岐路でそれぞれの道を選んだ。
この芝居はなんとなく彼らの生き様と重なる。
僕が幼い頃から夢見続けたエースピッチャーの姿を舞台に再現したい。
その一心で台本を書き上げた。
少年時代からの夢が詰まってる物語だ。
僕と同年代の男なら誰もが夢見た物語だ。

主人公役のキョウヘイが久しぶりに稽古に出てやっと稽古が進んだ。
これからの彼に期待するしかない。正直、彼次第だ。

この日は音響のぐっちんのお陰で音がついた。
稽古はこれからが山場だ。
これからが芝居作りなのだ、頑張りたい。

自分の課題はやはり緊張感と脱力。そして声。

筋トレをして身体の切れが少しいい。
やはり鍛えないと身体はダメになる。

楽しいことも辛いことも自分のためになることは全て稽古の中にある。


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2007-01-01 元旦、遠野へ

新年あけましておめでとうございます。
今年は人生の折り返し地点。
自分をさらに鍛えて
これからの何十年のための土台を作り直す気持ちで頑張ろうと思う。

大晦日から岩手県花巻の台温泉に来ている。
朝食の膳にはお雑煮が出された。

今年は昨年に比べて驚くほど雪が少ないらしい。
宿の女将さんに車を借りて皆で遠野まで足を伸ばす。

河童淵、伝承園のおしらさま、曲がり屋。。。
冬の遠野はしばれる。
空気が違っていた。

河童淵の流れに陽の光の揺らぎ。


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須木成さんへ。あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします。おしらさま、素晴らしかったですよ。 / あるまじろ ( 2007-01-17 00:32 )
みーさんへ。あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします。今年もあちこち行きたいなーって思ってます、あははは。 / あるまじろ ( 2007-01-17 00:32 )
雅さんへ。あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします。スキー楽しかったですか? / あるまじろ ( 2007-01-17 00:30 )
明けましておめでとうございます♪ おしらさまって、遠野ではどの家でも祀っているんですってねぇ。一度、見てみたいっす。 / 須木成 ( 2007-01-16 01:11 )
おめでとうございますw 久しぶりのつっこみです。去年はあちこちでかけて大変でしたね。でも満喫できたようでよかったです。今年もいい年になりますように♪ / みー ( 2007-01-05 00:04 )
あけましておめでとうございます!うちはこの週末にスキーに行きます。幼子たちがどう反応するか、楽しみのような、恐ろしいような? / 雅(みやび) ( 2007-01-04 20:25 )

2006-12-31 北へ、花巻へ

ひょんなことから今年の年越しは
両親と叔母とkaとで岩手の花巻市郊外にある台温泉で過ごすことになった。
二十数年来の父のつての宿があるのだ。

大宮から駅弁を買って新幹線「やまびこ」に乗り込み、
三時間弱で新花巻まで。
途中、磐梯山、阿多々羅山など冠雪した山々を眺める。
流れる車窓は北へ北へと進む。

花巻に到着してからはレンタカーに乗り換えて、
宮沢賢治のゆかりの羅須知人協会やイギリス海岸、賢治詩碑などを巡る。
宮沢清六さんのおうちにお伺いして清六さんと賢治先生にお線香をあげる。

道路にはないものの辺りはさすがに雪景色。
北上川は水の量も多く、ゆったりと流れていた。

レンタカーを返して宿に戻るとざぶんと温泉に入った後、夕食。
メバルの煮付けなど心づくしの膳が用意されていた。
夕食後は紅白歌合戦を横目に見ながら家族麻雀。
年を越す少し前に近くの神社に皆で出掛ける。
少年が杵で餅をついていて、甘酒などを振る舞っていた。

あかあかとドラム缶にくべられた薪が燃える狭い境内と賑わう人々。
2006年が暮れてゆく。

今年も色々あったけれどありがとうございました。

折り重なる年にそのつど願いを込めて皆、
それぞれの年の思いを一人一人の身に刻んでゆく。


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2006-12-27 漂う

よゐこの濱口さんと有野さんが無人島生活する番組を一人でけたけた見た。
わずか二泊三日とはいえ過酷な状況の中で冬の海に飛び込んでいく濱口さんは
拍手喝采を送りたいほど格好いい。のんきな有野さんもとても良い。
無人島生活には憧れがある。
ああして仲間と自然に身を投じて生きることは短い間なら楽しいだろうな。

今日の一言は濱口さんの言葉。
「小さい魚も美味しいなあ、俺は小さい魚をどこか馬鹿にしていた。
 大きい魚ばかり追い掛けていた俺が、一番小さかったのかもしれんなあ。」

kaに一週間ほど前に、車を購入した。
池本さんから南さんという人を紹介してもらった。
南さんはすぐになかなか面白い車を探してくれた。
軽だけどターボが着いていて加速が鋭い、ハンドルも軽くヒュンヒュン曲がった。
銀色のこの車、きっとkaも気に入ってくれるだろう。

一日、家の中の掃除に洗濯、片づけに時間を費やす。
結構片づいてなんとなくすっきりした。

年末の押し詰まっていく今はなんとなく落ち着かずただ漂うばかり。


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2006-12-21 浦北のクリ公と南部地区のクリ公と田村氏との飲み会と

浦北のクリ公に呼ばれて一日見せて頂いた。
全員真面目に芝居に取り組んでいて誠実な舞台だったと思う。
真面目で誠実、繊細なイメージだった。
一方川口の南部地区のクリ公を見た。
ここは自分のとこなのでまあ見た。
今のそれぞれがこだわっていることが如実に表れている舞台ばかりだった。
自分のこだわりや表現したいことをがむしゃらに狙っていく姿勢があった。

僕はその両方を見てとても勉強になった。
若い人が下手でも上手でも、何をしたいかをストレートに伝えようとしている。
そのストレートさにはそりゃあ脱帽してもいいのだと思う。

僕は僕の表現で彼らのできないことをすべきだ。
やるだけ。
表現されたものをあれこれ言うよりは表現した方が楽しい。

田村さんとその三日後「さし」で飲む。
田村さんは素晴らしい歌手だが同時に僕の後継者でもあった。
田村さんに負わせた苦しみの多くは僕が負わせたものだ。
さしで飲んでそれが改めてわかる。
僕ができることで彼の過ごしている日々を多少助けることができるだろうか。
僕がしてきたことで僕が胸を張るのは勝手で楽なことだ。

酒が埋めてくれるものも少しはあるのかな。
十二月にしては温かい空気の中で別れたのだけれど。


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2006-12-20 劇団の忘年会

今年の最後の稽古が終わった後、
劇団員のみんなと南浦和で飲みました。
楽しかったです。
お湯くんがあわてて見つけてくれて飛び込んだお好み焼き屋さんでした。
目の前の鉄板でなんとなくカボチャとかシメジのバター焼きとか焼いたりして。
ワインとかカクテルを飲みました。
もんじゃ焼きとかお好み焼きや焼きそばも焼きました。
他のお客さんには少し騒がしいお客でした。(すみませんでした。)

いったいいつまでこうしていられるのだろう。
いつまでこうしているつもりなのか、と問われてむしろ答えられなかった。
芝居を続ける中で面倒なことだって増えてきてる。
芝居自体の奥深さは年々深まりをみせてどこまで手を伸ばしても届く予感がしてこない。
深い深いところに手を伸ばしていくような芝居もあれば、
もっと浅いところだけれど、もがきあがいているような芝居もある。
そのどちらも自分だと思いたい。

酔いが回らない日だった。
二軒目の日本酒がまだ美味しく喉を通りすぎる。

やがていつか僕がいるこの場所が消えていく日が来ても。
僕はまた別の場所を求める人でいたい。


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2006-12-19 厄年?前厄?

今年は意外といろいろ怪我しました。

夏前に股関節を痛めた時にはびっくりしました。
少し前から違和感があったもののある朝起きたら急に右足が動かなかったのです。
しかし整形外科に行ったらすぐ処置して頂いてすぐに快方に向かいました。
お医者様って素晴らしい、そう思った物です。

少し経った梅雨の気配が色濃くなった頃、
ガラスで右の小指をざっくり切りました。
死ぬほど痛かったのですが一晩我慢してお医者に行きました。
すると「すぐに処置しなきゃだめだよ・・・あ、でもなんとか間に合うかな?」
とお医者様は言ってくれました。
そうしてその外科医さんが処置して頂きすぐに痛みだけは治まりました。
でもその総合病院は人を待たせることにかけて天下一品で、
たかが消毒するだけで仕事多忙な僕を半日拘束するようなとこでした。
やはり、怪我などしてはいけないのだな・・・と痛感いたしました。

二〜三日前から左目に違和感を覚えました。
ずっと「大したこと無いだろう」とたかをくくっていたのですが、
年も押し詰まってきたのでなんとなく焦って、
また別の総合病院の眼科に行きました。
そこのお医者さんは若いイケメンでしたが高性能な機器を使って、
あっという間に僕の目に合った目薬二種類と塗り薬二種類を決めてくださいました。
そしてその薬を使った結果、あっという間に目の腫れは引いていったのです。
僕は一日に四回も目薬を差す生活など今までしたことがなかったのに、
実にこまめに几帳面に日に4度、目薬を差し続けているのです。

要は年なのでしょうけれど、
今年は様々なアクシデントとともに医学の進歩を実感し、
また様々な現代医学の問題点にも直面いたしたのでした。

健康第一。
ええそりゃあその通りです。


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2006-11-23 日舞の公演に行く

僕らの芸能の大先輩であり、心の盟友であり、同じ劇団の役者である
日舞のお師匠さんである花柳舞鶴先生の国立劇場での公演にご招待して頂く。
うちの劇団のほとんども一緒だ。
日舞というものが単に着物を着た踊りだと思ったら大間違いだ。
その動き、その物語るものは我が国の芸というものの
間違いなく誇れる一つとして存在している。
僕ら門外漢には肌でそう感じることしかできなかった。

動きそのものに優美さを表すもの。
踊りの中にストーリーを織り込んでいるもの。
そこはかない男女の情炎を二人で通わすもの。

ディズニーランドもハリウッドも真似できないものがそこにある。
心から勉強になりました。

その後、浅草の西風の店に劇団員と舞鶴先生と旦那さんのミキジさんとともに行き、
珍しくみんなで飲む。
西風くんも久しぶりに会ったら元気そうだし、
みんなたらふく食べて、
幸せな一日。

写真はカナダのUBCの中にある新渡戸稲造記念館の日本庭園。


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