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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2006-08-19 ゲイリーズポイント
2006-08-18 夏の光満ちて
2006-08-17 BBQ 〜continues every day
2006-08-16 少しずつ過ぎていく毎朝のできごと
2006-08-15 バンクーバー中央駅から
2006-08-14 ギャスタウンのスチーム時計。
2006-08-13 なんでやねん?その2
2006-08-12 なんでやねん?その1
2006-08-11 Sweet Dreams....
2006-08-10 川の畔りの彼ら


2006-08-19 ゲイリーズポイント

僕のホームステイ先の家のあるシェルロードから
自転車でずっとフレーザーリバーを河口に下ると
ゲイリーズポイントという岬に辿り着く。
夏だからじっとしてると蚊が寄ってくるのが少し嫌だけど、
広い河口から海に向かって沈む太陽がお気に入り。

過ぎていくヨットが手を振り返してくれる。
夕陽が沈むとき、それを見る全ての人の顔が優しい。


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2006-08-18 夏の光満ちて

『夏の光満ちて』は辻邦生のエッセイ。
フランスでの美しい夏の日々が印象的。
そんなエッセイの一節と重なるようなカナダ、バンクーバーの昼下がり。

午前中の語学研修の合間に高台にあるクイーンエリザベス公園へ。
Sさんとか通訳のサワコやコーディネーターのアイリスとかと散歩。

イギリス式回遊庭園は行き交う人々で賑わっていた。
気温は25℃くらいで暑くはない。
湿度は低く、木陰に入ると涼やかな風が頬にあたる。

すべてが夏の光に包まれていた。


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2006-08-17 BBQ 〜continues every day

夏のカナダの夕食は基本的にバーベキューである。
しかも美味い。
だから太る。
食べ終わってから静かにパパのメルとビールを飲む。
カナダの九時半過ぎまで日が暮れない夏を肴に。

Yasu・・・彼らは僕をそう呼ぶ。
「Yasu、俺は新しいボートが欲しいんだ。」
「Yasu、俺は60歳になるまでの十年でセカンドハウスをこの手で建てるぜ。」
「ボートと別荘がそろったらまた遊びに来るよ。」
「もちろん来てくれ、またビールを飲もう。」

メルはゆっくりと暮れていく夕景を背に僕とビールを飲みながら
自分の今後の予定や人生観やこの国における華僑の歴史を僕に説明してくれた。

今日のメニュー、ソーセージとラムチョップ。
付け合わせはインゲンとか茄子とかパプリカの夏野菜。

ちなみにインゲンはGreen Beans。
そのまま。


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2006-08-16 少しずつ過ぎていく毎朝のできごと

カナダ滞在中、最初のうち朝食は夜勤明けのクリスティンが作ってくれた。
数種類の穀物入りのトーストをトースターで焼いてくれたり、
Cerealをミルクで食べたり。
もともと朝食を食べない僕は、それでもクリスティンが食べてるのを見て、
食べたくなってトーストを焼いたりした。
そのうちにコーヒーは僕が淹れるようになって、
新聞を読んでバスの時間を待つようになった。

最初のうちクリスティンは眠くても起きていて、
朝なるべく僕と会話をする時間を持ってくれて、僕を見送ってくれていた。

でもそれは無理をしていたのだろう。
僕が慣れて来て勝手に冷蔵庫からミルクを出せるようになると、
仕事からそのままベッドに直行するようになった。
ある日クリスティンは家の合い鍵を僕に預けて「Your house key!」と言って微笑んだ。

僕は一人でコーヒーを淹れて一人で時間まで新聞を読んだ。
静かなこの朝の時間が僕は好きだった。
家族たちが穏やかな眠りに就いているうちに、
僕はひそやかにコーヒーを飲み、玄関のドアをロックして、
そして今日の予定を反芻しながらバス停に向かった。

バス停にいつも同じバスに乗る太めの紳士がベンチに座っているので、
Good Morning、と声を掛けて隣に座る。

彼に「Mr.Good Morning」というあだ名をつけてたのは僕しか知らない事実だ。


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2006-08-15 バンクーバー中央駅から

バンクーバー中央駅からは大陸横断鉄道を始め多くの列車が出発する。
その駅舎の時計。
多くの出会いと別れを見つめて時を刻んできたのか。


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2006-08-14 ギャスタウンのスチーム時計。

午前中から午後にかけての語学研修が早めに終わったので、
バンクーバーの中心地であるダウンタウンに遊びに行く。
ギャスタウンというのはその辺りを開拓したギャスという男の名の付いた通りのこと。
そこに当時から動いてる水蒸気時計が飾られていてちゃんと湯気を出している。

ちなみにお土産はこの付近のお土産屋で購入すると安いです。
カナダ人はあんまり日常メープルシロップは使わないんですけどね。
まあ、いいか。


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2006-08-13 なんでやねん?その2

その日本語の教科書、99%どこじゃなく100%面白かった。

日本人といえばやっぱ空手なんだねえ。
でもお互い蹴りながらどこに住んでるかは聞かないよね。
しかも掛け軸の文字は「訓練」。しかも字、下手だし。
空手だったら「鍛錬」にして欲しかったなあ。


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2006-08-12 なんでやねん?その1

次女SueはHighschoolで日本語を選択科目で取っているらしい。
そこで日本人の僕のとこへ来て補習授業を始める。
彼女が高校で使っている教科書のタイトルは・・・・

「Obento(おべんとう、しかもDeluxe!!!)」

なぜ日本語の教科書が・・・デラックス弁当なんだろう・・・。

※ここを注目・・・
お刺身でマグロよりもサーモンがメインになっています。
これがカナダっぽいですね。
実際に寿司も売っていますがツナよりサーモンの方が高いです。
カナダでは高級魚と言えばサーモンなんですね。

しかも99%Fun・・・ってことは、
1%は面白くないこと最初から認めちゃってるよっ!!


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2006-08-11 Sweet Dreams....

「Come・・Come・・・Come・・Come・・」

ブランドンがまだ寝ている僕を早朝たたき起こした。
「What?・・・What?・・」

ブランドンが僕の手を引いて窓辺へと導く。
そして・・・・。

缶詰から出たヘチマらしき植物のフタバにはなんと素敵な文字が。。。


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2006-08-10 川の畔りの彼ら

カナダ、バンクーバーには川が流れている。
その名もフレーザーリバー。
仕事から帰った四時半、すぐに自転車を借りて川べりにサイクリングに行く。
川の畔りにはすでにたくさんの人々が居て、
それぞれがそれぞれの時間をゆったり過ごしている。

フレーザーリバーの河口近くには明治時代に日本人が住み着いたという
ヒストリカルポイントもある。
ここでアラスカからやってきた紅シャケやキングサーモンを缶詰にしていたのだ。

僕が広い広い河口へと続く道をゆっくりペダルを漕いでいると、
風変わりな「二人組み」と出会った。

一人はひげ面の日に焼けた老人。
もう「一人」は・・・。

老人が棒きれを全力で川に投げ込むと一目算に川に飛び込んで、
喜びいさんでその棒をくわえて帰ってくる。

黒い大きな犬クンだ。

僕が話し掛ける。日本から来たんだぜ。
マジかよ、すげーな。
犬クンもすぐなついて尻尾を振ってくれた。

川辺では誰もが優しい夕暮れを楽しむものだ。

写真は棒きれをくわえる犬クンの勇姿。


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雅さんへ。ほんとカッコ良かったです。二人でずうっと川を眺めてるんだよね。その雰囲気も。 / あるまじろ ( 2006-11-01 21:05 )
ドラマのワンシーンみたいな写真ですね。 / 雅(みやび) ( 2006-11-01 11:49 )

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