himajin top
あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2006-08-16 少しずつ過ぎていく毎朝のできごと
2006-08-15 バンクーバー中央駅から
2006-08-14 ギャスタウンのスチーム時計。
2006-08-13 なんでやねん?その2
2006-08-12 なんでやねん?その1
2006-08-11 Sweet Dreams....
2006-08-10 川の畔りの彼ら
2006-08-09 家に帰ろう
2006-08-08 カナダの温泉街へ。
2006-08-07 Chinese rich のパーティへ


2006-08-16 少しずつ過ぎていく毎朝のできごと

カナダ滞在中、最初のうち朝食は夜勤明けのクリスティンが作ってくれた。
数種類の穀物入りのトーストをトースターで焼いてくれたり、
Cerealをミルクで食べたり。
もともと朝食を食べない僕は、それでもクリスティンが食べてるのを見て、
食べたくなってトーストを焼いたりした。
そのうちにコーヒーは僕が淹れるようになって、
新聞を読んでバスの時間を待つようになった。

最初のうちクリスティンは眠くても起きていて、
朝なるべく僕と会話をする時間を持ってくれて、僕を見送ってくれていた。

でもそれは無理をしていたのだろう。
僕が慣れて来て勝手に冷蔵庫からミルクを出せるようになると、
仕事からそのままベッドに直行するようになった。
ある日クリスティンは家の合い鍵を僕に預けて「Your house key!」と言って微笑んだ。

僕は一人でコーヒーを淹れて一人で時間まで新聞を読んだ。
静かなこの朝の時間が僕は好きだった。
家族たちが穏やかな眠りに就いているうちに、
僕はひそやかにコーヒーを飲み、玄関のドアをロックして、
そして今日の予定を反芻しながらバス停に向かった。

バス停にいつも同じバスに乗る太めの紳士がベンチに座っているので、
Good Morning、と声を掛けて隣に座る。

彼に「Mr.Good Morning」というあだ名をつけてたのは僕しか知らない事実だ。


先頭 表紙

2006-08-15 バンクーバー中央駅から

バンクーバー中央駅からは大陸横断鉄道を始め多くの列車が出発する。
その駅舎の時計。
多くの出会いと別れを見つめて時を刻んできたのか。


先頭 表紙

2006-08-14 ギャスタウンのスチーム時計。

午前中から午後にかけての語学研修が早めに終わったので、
バンクーバーの中心地であるダウンタウンに遊びに行く。
ギャスタウンというのはその辺りを開拓したギャスという男の名の付いた通りのこと。
そこに当時から動いてる水蒸気時計が飾られていてちゃんと湯気を出している。

ちなみにお土産はこの付近のお土産屋で購入すると安いです。
カナダ人はあんまり日常メープルシロップは使わないんですけどね。
まあ、いいか。


先頭 表紙

2006-08-13 なんでやねん?その2

その日本語の教科書、99%どこじゃなく100%面白かった。

日本人といえばやっぱ空手なんだねえ。
でもお互い蹴りながらどこに住んでるかは聞かないよね。
しかも掛け軸の文字は「訓練」。しかも字、下手だし。
空手だったら「鍛錬」にして欲しかったなあ。


先頭 表紙

2006-08-12 なんでやねん?その1

次女SueはHighschoolで日本語を選択科目で取っているらしい。
そこで日本人の僕のとこへ来て補習授業を始める。
彼女が高校で使っている教科書のタイトルは・・・・

「Obento(おべんとう、しかもDeluxe!!!)」

なぜ日本語の教科書が・・・デラックス弁当なんだろう・・・。

※ここを注目・・・
お刺身でマグロよりもサーモンがメインになっています。
これがカナダっぽいですね。
実際に寿司も売っていますがツナよりサーモンの方が高いです。
カナダでは高級魚と言えばサーモンなんですね。

しかも99%Fun・・・ってことは、
1%は面白くないこと最初から認めちゃってるよっ!!


先頭 表紙

2006-08-11 Sweet Dreams....

「Come・・Come・・・Come・・Come・・」

ブランドンがまだ寝ている僕を早朝たたき起こした。
「What?・・・What?・・」

ブランドンが僕の手を引いて窓辺へと導く。
そして・・・・。

缶詰から出たヘチマらしき植物のフタバにはなんと素敵な文字が。。。


先頭 表紙

2006-08-10 川の畔りの彼ら

カナダ、バンクーバーには川が流れている。
その名もフレーザーリバー。
仕事から帰った四時半、すぐに自転車を借りて川べりにサイクリングに行く。
川の畔りにはすでにたくさんの人々が居て、
それぞれがそれぞれの時間をゆったり過ごしている。

フレーザーリバーの河口近くには明治時代に日本人が住み着いたという
ヒストリカルポイントもある。
ここでアラスカからやってきた紅シャケやキングサーモンを缶詰にしていたのだ。

僕が広い広い河口へと続く道をゆっくりペダルを漕いでいると、
風変わりな「二人組み」と出会った。

一人はひげ面の日に焼けた老人。
もう「一人」は・・・。

老人が棒きれを全力で川に投げ込むと一目算に川に飛び込んで、
喜びいさんでその棒をくわえて帰ってくる。

黒い大きな犬クンだ。

僕が話し掛ける。日本から来たんだぜ。
マジかよ、すげーな。
犬クンもすぐなついて尻尾を振ってくれた。

川辺では誰もが優しい夕暮れを楽しむものだ。

写真は棒きれをくわえる犬クンの勇姿。


先頭 表紙

雅さんへ。ほんとカッコ良かったです。二人でずうっと川を眺めてるんだよね。その雰囲気も。 / あるまじろ ( 2006-11-01 21:05 )
ドラマのワンシーンみたいな写真ですね。 / 雅(みやび) ( 2006-11-01 11:49 )

2006-08-09 家に帰ろう

カノが帰国した翌日、近所のリズの家に大阪の中学生が二人来た。
僕はその二人の女の子にバスの乗り方を教えた。カノが僕に教えたように。
いつの間にか自分がバンクーバーという街に慣れてきたことを実感する。
分かりにくかったグランビルと49stの交差点も見慣れてきた。
そう、時は流れていき人は自然と慣れていく。
当たり前のようにそうなるのが愛しくて哀しい。

午前中、語学の授業の後に近くの施設を訪問見学。
ややしんどかったがなんとか終わる。
そしてリッチモンド行きのバスに乗っていつものように川を渡って帰る。
いつの間にか僕はシェルrdにあるこの家に帰ってくると、
我が家のやすらぎを感じるようになってる。

午後四時、まだ日は高くブランドンとクリスティン親子は庭のプールで遊んでる。
僕は日本から持ってきた「こくまろ」でカレーとサーモンのパテを作る。
鶏丸ごと一匹、さばいたのは初めて。
玉葱、ニンジン、ジャガイモ、トマト、サーモンも少し。
大鍋に溢れんばかりに作ったのに家族六人と食べると一回の食事で売り切れ。
メルが特に喜んでくれて「また作ってくれ」と何度も言ってくれた。
人にご飯を作ってあげることは、こんなにも喜び溢れることか。
美味しいと言ってくれて、返してくれるその笑顔を眺めることが。

夕方、八時過ぎて傾き始めた黄昏の空気の中、
野ウサギ達がアザミノ野原ヲ跳びはねる、リッチモンドの郊外の一角。

暮れなずむ夏の終わりにビール。
good time...メルのつぶやきは誰に向けられたものでもない。

今日のビールはTUBORG。
写真はwild rabbit。


先頭 表紙

雅さんへ。なんか・・・すみません。。 / あるまじろ ( 2006-11-01 21:06 )
タイトルから竹内まりやの曲を連想しました。それ以来あたまの中でぐるぐる〜♪ / 雅(みやび) ( 2006-11-01 11:47 )

2006-08-08 カナダの温泉街へ。

バンクーバーからレンタカーを借りて車で二時間半。
Harrison Hot Springsは、渓谷と湖と温泉の街だ。
同行のS氏と今日は一緒にHarrisonに出掛けた。
少し曇り具合の空模様。小雨が降ったり止んだりしてる。

右側レーン走行、何度か危なかった・・・。
でも景色はとんでもなく綺麗。
針葉樹と湖と川。
いかにもカナダ。

本当はバンフまで行きたかったんだけどそれだと600qくらいあるからなあ。
ほぼ法定速度でちゃんと到着。
昨年暮れにオーストラリアではスピード違反で捕まったので慎重慎重。

Harrison Lakeの湖畔にリゾートホテルが立ち並ぶ辺りがメインストリート。
サンドキャッスルのアートが湖畔に展示されていた。

ちなみに温泉(Hot Spring)は室内温水プールでした。
ちょっと日本人にはがっかり。

風呂?上がりに風に吹かれて良い気持ち。
氷河のあとに出来た湖は少し早い秋の雰囲気だった。
雲が流れていくね、こんなに遠くまで来たのにやはり雲は流れている。

車の脇を大陸横断鉄道が通りすぎていく。
旅先の時間は非日常。
見えない翼が生えて居るようなものだ。
見えている景色は、ここにあるけどここにはない。

今日の単語。
N0t Over Taking=追い越し禁止。
海外での運転は気をつけましょう。。。

写真は何千年後かの氷河のなれの果て。
ここで道路が切れていた。
地の果てでもあるのか。。。


先頭 表紙

2006-08-07 Chinese rich のパーティへ

夕方、メルの親戚?の大金持ちの家のBBQパーティに招待されてなぜか僕も同行。
肉とかも焼くんだけどズッキーニを焼いたのが意外に美味。
ベジスープとかケーキとか食い過ぎ。

向こうのパーティに出て分かるんだけど、
カナダでは働いてる大人が自分達がenjoyする時間をきちんと取る。
ティーンエイジャーに遠慮しないで大人もちゃんと遊ぶ。
良いことだと思う。
ほんとに楽しいことは大人でやるんだよね。
ケチってわけじゃなくて大人が楽しめるようにティーンエイジャーを呼ばない。
この夕方のディナーは料理や酒だけじゃなく雰囲気もリッチだった。
自分たちで稼いだもので自分たちが楽しむ時間をしっかり作る。
これは大事なことだと思う。

日本の大人たちはティーンエイジャーにお金をあげすぎだし、
ティーンエイジャーを持ち上げすぎ。
自分たちの楽しみにお金を使わなすぎ。
定職に就かないティーンエイジャーなんかにお小遣いなんてあげる必要ないんですよっ。
早く一人前になりな・・・ってな感じでティーンエイジャー尻目に
優雅にソファーでシャンパンでも空けてりゃいいんですよ。

子供達を全員二階に追い払って自分は一階でシャンパン飲みながら
『Old 40 Virgin』というちょっと下ネタ満載の映画を
大笑いしながらみんなで観てた。
カナダ人、映画好きだな。

ちなみにこのお金持ちの家のマイカーはBMW。
そして愛犬の名前はBeamer(ビーマー)。

はい、今日の英単語。Beamer=BMWの愛称。
「おっ、きみもBeamer乗ってるんだ」
Yes, of course...

はい、今日の写真はそのBeamer。
名を呼ぶと足下に転がるように駆け寄ってくるよ。。。


先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)