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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2006-08-06 パパとママと過ごす休日
2006-08-05 ブラックベリーの茂る通りを抜けて
2006-08-04 Richmond Night Marketヘ行く。
2006-08-03 調子乗って足の親指痛めた日。
2006-08-02 グロースマウンテンにハイキング。
2006-08-01 グランビル・アイランドの悲劇
2006-07-31 初日からアクシデント。。。
2006-07-30 バンクーバーのバス事情。。。
2006-07-29 スタンレーパークのラクーン
2006-07-28 出会いはいつでも。


2006-08-06 パパとママと過ごす休日

カナダに来て最初の週末、午前中9:20まで寝てる。
もちろん他の家族の誰もが寝てる。
一人ふと起きてコーヒーを淹れる。
もうキッチンに入るのも家族の一員として慣れたもの。
コーヒーを淹れてダイニングのテーブルで新聞を眺める。
へえ。花火大会あるんだ。ちなみに花火大会は Fire Works ね。
パパのメルビンが起きて来て、
「朝一で会社のカードキーのトラブルを解決しなければいけないからつき合ってくれ」
と言われる。なんとなく面白そうなので一緒に車に乗って出掛ける。
息子のブランドンも一緒だ。

「ふう〜 I am tired・・・今日は休日の朝だ。俺だってベッドの中に居たいんだよ。
 コーヒーをゆっくり飲んだりね。それが普通ってものさ。」
車を出してから10分、さっきからメルは愚痴ばっかり言ってる。

「もちろんさ、もちろんだよ」
僕も相づちを打つしかできないけど。

メルの会社はなんと毎朝僕が読んでる「Richmond News」という新聞の印刷所。
メルの同僚の「ミスターなんとか」さんと挨拶もして輪転機のまわる印刷所を見学。
労働者の諸君は休日の朝でも働いてるんだねえ。
みんな珍しそうにこっちを見てたなあ。
僕はブランドンとずっと遊んでただけなんだけど。

その後そのまま3人で少し遅めのブランチ。
北京ダックとワンタンを食おう、とメルビンに連れられて、Chinese diningへ。
美味しいねえカナダの北京ダックとワンタン。
ご飯はカリフォルニア米だけど意外と美味しいし。

午後、仕事に出掛けたメルに替わって今度はママのクリスティンが声を掛けてくれた。
「映画見に行かない?kids movieだけど。ブランドンと一緒に。」
映画はディズニーの「Ant Barry」。
ひょんなことでアリになってしまう少年のお話。
でも分かりやすくて楽しめた。

ふと、気づく。
休日の一日、メルとクリスティンの夫婦はお互いにシェアして
一緒にブランドンとの時間を持ってるんだってこと。
大事な息子ときちんと時間を持って接してるパパとママ。
僕もずっとブランドンと一緒だったから大事にされて、
なんか素敵な気分で暮れていく一日でした。

写真は愛すべきブランドン。
メル曰く、「なんでうちの息子は写真を撮るといつも舌を出してるんだ?」


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2006-08-05 ブラックベリーの茂る通りを抜けて

僕の家の周りには野生のブラックベリーがほんとたくさん茂ってた。
人の家の敷地じゃないところ、
例えば線路沿いとか川のほとりとかに自生してるのを摘んできて、
水で洗って少し冷やして食べる。
ほろ酸っぱくて美味しい。
そして綺麗。

ブラックベリーの茂る道を夏の午後歩いてる。
日本からはずいぶん遠くへ来たんだと思った。


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2006-08-04 Richmond Night Marketヘ行く。

バンクーバーとリッチモンドのボーダーあたりバルカンStで、
金土日の夜19時から24時、ナイトマーケットが開かれる。
僕の家からは自転車で行く。(カナダではヘルメット着用が義務。)
結局家を出て一時間くらいかかった。10q以上あったんだな。。。
人に道を聞きながら、なんとかナイトマーケットに到着。
すっごい人、人、人。
怪しげなものがすげーたくさん売ってる。
僕はTシャツ一枚4$×15枚を買って辛そうなホットヌードルを食べる。
ものすごい香辛料と香菜の匂い。

さすが「ブリティッシュコロンビアで観るべきものベスト100」の第3位。
なんとなく怖いので暗くなる前に帰ったけどね。

ちなみに夏のバンクーバーの日没は午後21時過ぎ。
どーりで眠いわけだ・・・遊び過ぎなんだねー。

今日の英語。4for5$=つまり品物4つで5$ってこと。

写真はナイトマーケットの食べ物屋台。
たくさんの種類の食べ物があった。
中華とかアジアンな感じのものが多かった。たこ焼きもあったのでびっくり。


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2006-08-03 調子乗って足の親指痛めた日。

ホストファミリーのやんちゃ坊主、ブランドン(5歳)。
ここんとこ体調悪くて話をしたかったんだけどなかなかできなかった。
でも今日、語学学校から帰るとブランドンくん、元気いっぱい。
いわゆる、高い高い〜をしてあげたらいきなり
「I love you!!」と言われる。参った・・・うれしいぞっ。。。

メルビンパパの甥っ子であるデイビッドとジェフリーもやってくる。
デイビッド(19歳)もジェフリー(17歳)は
二人とも背の高い、バスケットボーイズだ。
二人は悪い感じは受けないんだけどシャイでなかなかしゃべってくれない。
ジェフリーは『イニシャルD』が好きみたい。
自分もスープラに乗ってる。(どんな17歳??)
デイビッドとは、ほとんどしゃべれなかった。

今日の単語はSLEEMAN、これはビールの銘柄。
ハニービール。ちょっとコクのあるビールでした。

ちなみに『イニD』、カナダではゲームとして有名。
これは近くの映画館にあったゲーム。ちゃんと漢字使ってる。


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2006-08-02 グロースマウンテンにハイキング。

朝バス停に行くとカノはいない。(一つ後のバス停から乗ってきた)
すると一人の身体障害者のインド人が後からやってきた。
やがてバスがやってきて乗り込もうとしたらバスの運転手に怒られた。
「彼を優先するんだっ!!」

うーん、すみません。分かっていたつもりでも実際はできないもんだ。
外国ではこういうことが常識的に行われている。
意識が日本とは違うので次からはより気をつけたい。

朝8:11、kaに電話するもさすがに眠そう。日本との時差16時間。

午前中の研修の後に今日はグロースマウンテンにハイキング。
グロースマウンテンはバンクーバー市内を一望できる名所。
ノースバンクーバーに渡ってからバスで麓に行く。
麓からはケーブルカーで頂上へ。

昨日、スリの被害に遭ってしまったS氏と頂上のレストランに入る。
ビーフサンドとシーザーサラダ、アイスティー二つで40$(チップ込み)。
・・・高いよね。
まあ、この素晴らしい眺めも料金に入ってるのだろうな。

頂上ではチェーンソーショーをやってた。
後で新聞に載ってたから知ったんだけど、ここのショーに出てた人、
カナダのチェーンソーチャンピオンだったんだね。
なかなか面白かった。

帰宅後、見知らぬ婦人がキッチンに居たのでクリスティンに紹介してもらう。
どうやらクリスティンのお母さんらしい。
今日もまた新しい単語を覚える。
Step Mother=継母(ままはは)。

写真はグロースマウンテンからのバンクーバーの眺望。
夜景はもっと美しいらしいけど、
それはkaと一緒に観るまでとっとくことにする。


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2006-08-01 グランビル・アイランドの悲劇

毎朝6:00に起床。ゆっくりとベッドから起きあがる。
二階のキッチンに上がると夜勤から帰ったクリスティンがコーヒーを淹れてくれる。
僕はトーストを二枚トースターにかけて、コーヒーを飲みながら
地元紙の「バンクーバーサン」と「リッチモンドニュース」に目を通す。
「4mのチョウザメ釣れる」「花火大会迫る」なんかニュースものんびりな感じ。

バスに乗ってマギースクールへ。
午前中はずっと語学研修。なぜか僕はラルフのアシスタントとなる。
通訳も研修のうち・・・かな。

午後はラルフと僕ら研修生全員でグランビル・アイランドへ。
ここはウォーターフロントの市場街といった感じの場所。

ここで今日もアクシデント発生。
今回の研修の団長でもあるS氏がなんとスリに財布をすられてしまう。
現金10万円相当のカナダ$とカード三枚。
カードはなんとか止めることができたが、現金はあきらめるしかない。

まったくなんて毎日だ・・・・油断ならねーぜ。
帰宅してからクリスティンが俗語を教えてくれる。
Steave=スリ。

写真がグランビル・アイランド。
ほんとは綺麗だし市場は活気があって、
レストランのテイクアウトの料理がとっても美味しいし、
良い場所だったんだけどね。
S氏にはお気の毒。。。


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2006-07-31 初日からアクシデント。。。

午前中の研修は語学研修である。
もちろん僕も参加した。
担当はラルフという男性で僕よりは少し年上だ。
彼は最初音楽(管弦楽)で大学を出た後、教育学を再び大学で学んだ。
どんなに生徒達が聞き分けがなくても穏和な話し方を崩さない紳士である。


語学研修の初日、自己紹介の後にコンタクト・アサイメントと称して散歩に出掛けた。
ラルフは巨体を揺すって意気揚々と僕たちを先導する。
コンタクト・アサイメントというのは、英会話を現地人と交わす研修である。
さて、どの現地人をつかまえようか・・・と思った時アクシデントが起きた。

研修生の一人が腹痛を訴えたので仕方なくそれの付き添いをする。
マギー語学学校のエージェントの一人であるアイリスにも付き添ってもらい、
その腹痛の研修生を近くのメディカルセンターへ。
Drモリソンという女医の方に診て頂き研修生の調子も良くなった。
初日からアクシデント。

でも一つだけ単語を覚えた。
Constipation=便秘。。。
やれやれ。

写真はうちのクラスの先生、Mrラルフ。
笑顔が素敵だ。。。


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2006-07-30 バンクーバーのバス事情。。。

僕がホームステイしたのはバンクーバーからバスで50分ほどのリッチモンド。
初日はクリスティンがメープルStにある研修所のマギーまで来てくれたものの、
二日目からはすべて自力でマギーに行かなければならなかった。
僕のホームのあるリッチモンドのシェルロードからマギーまでは3$25¢。
バンクーバーの市内バスは90分以内ならこの一定料金で何度でも乗れるのだ。

バスには路線ごとに番号が付いていて、自分の乗るバスの番号をよく見て乗り込むのだ。
路線バスの番号一覧つきのマップは現地で簡単に買える。

またバスの中にはBlue Lineといういわば快速バスがあって、
これに乗るとリッチモンドからでもノンストップで、
バンクーバーの中心地ダウンタウンまで行けるのです。

難しいのは降りる場所のアナウンスがないこと。
降りる時のブザーはなく、ひもを引っ張る。
またドアは自分でPushしないと開かない。
ところ変われば・・・ですね。

僕は夏にしては肌寒い毎朝、このバス停でずっと7:20のバスを待った。

最初このバスの乗り方、降り方、乗り継ぎの仕方を教えてくれたのは、
静岡から来た高校生のカノだった。
カノは無口な女の子だったがきちんと必要なことを僕に教えてくれた。

行きは490のバスでグランビルStまで乗り、今度は49のバスでマギーへ。
帰りは49でグランビル、98でリッチモンドセンターへ行き、403でシェルまで。
カノは四日目に帰国したのでそれから僕は一人でバスに乗らなければならなかった。

最初のうちはそれはそれは不安でした。
みんな周りはカナダ人ばっかりだしねえ。

写真はシェルロードのバス停。


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2006-07-29 スタンレーパークのラクーン

これがスタンレーパークのラクーン。
raccoon・・・つまりアライグマね。
こいつ公園に住みついてる名物ラクーンらしいね。
写真撮っても全然逃げなかったしね。


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2006-07-28 出会いはいつでも。

空港で現地のスタッフと合流。スタッフからカナダの携帯を手渡される。
ボー○゛フォンだった。
それから現地の取引相手と立て続けに面会しつつ、
市内観光のような感じであちこち引き回される。
空港からチャイナタウン(あまり治安がよろしくない通りもあり)、
ギャスタウン(有名な水蒸気で動くスチームクロックがある。)、
スタンレーパークに行く。

天気が良い。
夏とは言え梅雨もまだ空けない日本とは大違いだった。
気温は30度近いが湿度は低い。
ちなみに平均気温は24度くらいらしいからカナダでも異常気象らしい。

一通り顔合わせが終わってホームステイファミリーとの面会があった。
これも研修の一環。語学研修も含まれている。

出迎えに来てくれていたのはクリスティンという白人の女性だった。
年上だがあまり年は変わらないと言っていい。
第一印象は「白人の女性は鼻がとんでもなく高い」だった。
ぎこちない自己紹介ではあったが英会話もなんとかなりそうで少しホッとした。

「もう私たちは夕食を終えてしまったので今日はこれで勘弁してね。」
そう言ってクリスティンはチーズバーガーを作って出してくれた。

デカい。
そしておおざっぱ。

でもまあ食べた。
これが文化交流ってヤツだ。

クリスティンの他に15歳の長女エリーン、14歳の次女スー、
そして5歳の長男ブランドンと次々と紹介される。
夜遅くになってご主人のメルヴィンがご帰宅。複雑な家庭だ。

全員に挨拶したところでGo to bed.
寝る前に出会ったすべての人の名前をきちんと挙げて手帳に書き込む。
そんなこんなでカナダ初日の夜が更けていく。
うーん、とんでもなく眠い。。。

写真はスタンレーパークから見たライオンズゲートブリッジ。


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