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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2006-07-16 夏の線路。
2006-07-15 浮遊感の午後に
2006-07-14 流れの中で光ってる
2006-07-13 幸せな孤独な花
2006-07-10 霧の中の旅の終わり〜《劇団慰安旅行最終日》
2006-07-09 通りがかりに出会った君へ〜《劇団慰安旅行途中》
2006-07-08 暮れなずむ〜《劇団慰安旅行二日目午後》
2006-07-07 晴れ上がるテニスコート〜《劇団慰安旅行二日目》
2006-07-06 梅雨空の下〜《劇団慰安旅行初日》
2006-07-04 羽根のついたケーキ屋にて


2006-07-16 夏の線路。

kaと一緒に見た北茨城の高萩あたり。
夏草の茂る夏の線路の風景。

どこか遠く。
この気持ちってなくしちゃ行けないよな。


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2006-07-15 浮遊感の午後に

切った指がつながってきた。
痛み止めと化膿止めの薬は「もう飲まなくっていい」って言われたし。
それにしても病院ってとこは何時間待たせるのだろう。
診察券を出して呼ばれるまで3時間。
診察が終わって支払うまで30分。

じいぃぃっっっと待っていると固いソファでも寝ちゃう。
休み取ってるけど本来なら仕事中。

不思議な浮遊感の中で過ぎていく午後。


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これは水族館のクラゲくんたち(シエスタ中) / あるまじろ ( 2006-07-22 01:59 )

2006-07-14 流れの中で光ってる

kaと茨城県北部方面にドライブ。
花貫渓谷に立ち寄る。

今年は梅雨が長いね。
渓谷は照葉樹林の森の中。

ダムが近いせいか比較的浅く水量は少ない。
さらさらと光る砂が梅雨の晴れ間の陽光にきらきらしてた。

ものすごい湿気で渓谷全体に靄がかかっているみたい。
木漏れ日の暗がりに一部分だけ陽の光が当たってるところが綺麗。


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2006-07-13 幸せな孤独な花

『幸せな孤独な薔薇』というお芝居を随分、昔に観た。
主演の女優さんは亡くなってしまったけれど。

今、取り組んでいる芝居は女性が主人公。
昔、観たその芝居とは似ていないけれどあんな素敵な芝居になればいいなと思っている。

昨日の夜にワイングラスを割って右手の小指を深く切った。
血がしばらく止まらず一晩中指がじんじん傷んだ。
今年は怪我が多いと言われる。
でも切り傷なんて久しぶりだ。

腰が痛いとか関節が痛いとかは年齢に相応して増えていくのも仕方のないことだろ。
でも切り傷ってのはまた違うメタファーを人生に示すものだ。
昨日までなんでもなかった、当たり前のように機能していたものが損傷する。
思ったよりも右手を濡らせないことは支障をきたすものだと思い知る。
僕の周囲の「当たり前」がとても実は脆いものだということを実感させる。

実際、この後、三度の治療のためにそのたび3時間も待合室に足止めさせられる。
この一瞬の不注意がもたらした巨大な時間のロスは何を意味しているのだろうか。

心配をしてくれるたくさんの人たち。
心から有り難いと思う。

意味あることばかりで人生ができていないとは理解しているのだが。

ちなみに僕のレベルでの芝居においても
意味のあるファクターだけで芝居が構成されることはない。
瞬間瞬間の変化やあらかじめ予想できないファクターが、
芝居に深みを与えると考えている。

とすれば。
この指の傷。
人生の味付けに必要だったのか、あるいは。

幸せな孤独な花には幸せで孤独なだけに
沁みることもある、気づかないこともある


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みーさんへ。ありがとうございます、今日なんとかくっついたみたいです。。。 / あるまじろ ( 2006-07-19 23:04 )
その後、怪我の具合はいかがですか?ホント普段当たり前のことがふとしたことで当たり前でなくなると、見えなかったこと、感じなかったこととかが出てきますよね。そういうことを感じられたコトを大事にしたいですね。 / みー@どうぞお大事にネ ( 2006-07-19 00:08 )
写真、たぶん夏芙蓉。 / あるまじろ ( 2006-07-17 21:25 )

2006-07-10 霧の中の旅の終わり〜《劇団慰安旅行最終日》

朝起きるといつの間にか布団にくるまっている。
もそもそ起きあがってキョウヘイとお湯とコッスを連れて朝食の買い物へ。

パンとソーセージを買ってきてまた炭をおこし炭で焼く。
ひらりんの淹れてくれたコーヒーが美味しい。
炭火で焼いたトーストも美味しいね。

朝食の後、那須を後にして一路、日光へ。
(いや、まあ気の向くままに進んだら日光に着いた。)

中禅寺湖のボートハウス、竜頭の滝、湯滝、戦場ヶ原、光徳牧場。
梅雨空でも美しい風景が心を浄化してくれる。

「さあ、帰るよ。」
乗り込むと仲間たちの声も静まりかえっている車内。

分かっているのだ。
旅の終わりが近いことを。

帰りにまた中禅寺湖のほとりを走ったら霧がすごくて
まるで先が見えないから少し不安になるけれど
大丈夫、その道はちゃんと帰るべき場所に続いているからね。
大丈夫だよ。


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2006-07-09 通りがかりに出会った君へ〜《劇団慰安旅行途中》

なにげなく出会えて良かったよ。
たまたま姿を見せてくれただけだろうけど。

エサを探しに来てたのかな、三匹の鹿たちがふいに森の中から現れて、
しばらく笹の野原を歩き回っていた。


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2006-07-08 暮れなずむ〜《劇団慰安旅行二日目午後》

寝ないでぶっ通しでテニスをやってシャワーを浴びて。
ユースケと買い物に出掛けると雨が降ってきた。

林道を通り抜けて見つけておいたスーパーへ。
バーベキューの材料を大量に買い込む。
肉、野菜、飲み物・・・なぜか殻付きホタテが安いから買っちゃった。

バーベキューが始まると雨は不思議に止む。
炭火をおこしてさっそく焼き始める。

ソーセージやカルビや手羽先、ホタテや新鮮な野菜を次々と焼いていく。
ビールが美味しい。
炭の火が傍にあって気持ちが落ち着く。

ケーキを囲んでハッピーバースデー。

高原の長い一日のやっとの終わり。
酔いが回ってみんなの喧噪が遠のいていく。

夕暮れが迫ってきた牧場。
森の稜線が影になってあたりを暗くしていく。
馬たちが帰りの身支度を整えていた。


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2006-07-07 晴れ上がるテニスコート〜《劇団慰安旅行二日目》

那須の渓谷沿いの岩風呂を出て、コンビニで朝食。
続いて千本松の牧場へ。
お約束のソフトクリームを食べた後、牧場内を散策。
ふれあい広場というところで動物たちとふれあうことに。

動物たちのいる網の中に入れるのだ。

羊は湿っぽいウールだ。(当たり前)
ウサギはオオバコよりタンポポの葉っぱが好き。
エミューはオオバコが好き。
エミューのいる網の中に入って普通にさわってる自分が不思議。
網の外の人がこっちを見て笑っている。
網の中の動物の気分が少し分かる、不愉快ではないがご機嫌でもない。
不思議な気分だ。

ヤギの柵の中では大量のヤギに囲まれる。
ジーンズ、Tシャツあらゆるところをハムハムされる。
ヤギは愉しそうだ。

梅雨空も晴れ上がってきた。
昼飯もコンビニで安く済ます。

そして予約してあったテニスコートへ。
今晩宿泊する貸しコテージから歩いて十秒。

一晩中寝てないのにこっから5時間、ぶっ通しテニス。
我ながら馬鹿っぽい。

下手くそながらたまに決まるベストショット、
気持ち良く前衛の脇を抜けていくパッシングショット。
理屈なしに気持ちがいい。

夕方、誕生日の劇団員のために
ユースケが調べた「森のケーキ屋さん」にケーキを買いに行く。
喜んでくれるかな、高原の森の中から買ってきたケーキ。

森のケーキ屋さんからの風景。


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2006-07-06 梅雨空の下〜《劇団慰安旅行初日》

梅雨空の下、夕方からぽつぽつと小雨がそぼ降る。
そんな中、劇団員達が慰安旅行にぽつぽつと集合してくる。

それじゃあ旅行に出発っ!!とはいかないのがうちの劇団。。。
まずは三時間みっちり稽古。
稽古の最中にもぞくぞくと人が集まってくるが稽古に対する集中力は落ちない。
仕上げは通しの台本読み、最後まで貫徹。
結局、稽古が終了したのは午前零時過ぎ。

軽いミーティングを終えて充実した気分でいよいよ旅行開始。

みんななぜかハイテンションで一路、那須高原へ。
十人乗りのワゴンとファンカーゴはトランシーバーで古今東西しながら盛り上がる。
夜の一般道を埼玉から茨城、群馬を経て栃木へ。

一晩寝ないで走り通し。
深夜の道の駅とか、知らない町の誰もいないような場所にいる浮遊感が心地よい。

ドライバーのユースケは強い。
早朝5時前には無事、那須に到着。
お疲れ様。とりあえず一時間ほど仮眠。

六時からやっている川沿いの露天風呂に向かう。
朝日に照らされた岩風呂、渓谷の美味しい空気、気持ちの良いお湯。

岩風呂の近くの林でセミが羽化してた。
渓谷の朝の澄んだ空気の中で飛び立とうとしている彼にしばらく見とれる。


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雅さんへ。そんな頃ってまた来るかもですよ。 / あるまじろ ( 2006-07-12 01:40 )
昔野透夜さんへ。お久しぶりです、ケーキも美味しかったですよ。 / あるまじろ ( 2006-07-12 01:39 )

2006-07-04 羽根のついたケーキ屋にて

kaを迎えに行く途中で見つけたケーキ屋さんは夕闇に包まれてとても綺麗。
一日体育館で精一杯バドミントンのコートを駆けて来たkaに声を掛ける。
「ケーキでも買っていく?」

喜ぶ彼女の声が嬉しい。

夕方の照明の中でドアをゆっくり押して二人で
たくさんの小さな宝石のようなケーキの並ぶ店内に入って行く時。

もうそれが幸せの象徴のようなものなのだ。


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そんな頃もあったなぁ・・・。(ため息) / 雅(みやび) ( 2006-07-11 23:51 )
わー☆すんごいオシャレ☆なお店ですねぇ。ケーキも美味しかったですか? / 昔野透夜 ( 2006-07-11 23:33 )

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