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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2006-05-15 もう少し。
2006-05-14 ダムに沈む温泉町より
2006-05-11 夕暮れにて〜Happy Birthday at dusk
2006-05-07 休日の終わり。
2006-05-05 見舞い便り。
2006-05-04 ハンカチの木。
2006-05-03 光満ちる五月に。
2006-05-02 横浜レイニーブルース
2006-05-01 絶滅危惧種の楽観
2006-04-28 衰えたのではなく鍛えてない!!


2006-05-15 もう少し。

朝一の仕事から午前中やらなきゃならないことを幾つか仕上げて、
気になることもだいぶありつつ、昼少し前に出張へ。

さいたま会館に行く、あっちんは元気だろうか。
今日は逢えないと思うけど。

松ちゃんに久しぶりに会う。なんかホント久しぶり。
セノオさんとかコイケさんとかナカガワさんとか久しぶりに会う。
いいねえ、もう一度こういうとこで、彼らのライバルとして登場したいのだけど。
それはいつになるやら。いや、臥薪嘗胆ってとこだな。

今居る場所で僕は何をさ迷っているのだろうか
ゆっくりゆっくりと階段を上っているけれどその階段は螺旋を描いて
上にどこまで伸びてるか見えやしない
風にまつわる赤い幟が奥へ奥へと誘うように旗めき
下っているのか上っているのかも分からぬままに
灯籠にゆらめく人影に振り返るけど
もうそこには誰か居そうで誰もいなくて


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のんさんへ。見つけようとしなければ何も見つからないから、その気持ちだけは、と思います。 / あるまじろ ( 2006-05-16 20:29 )
臥薪嘗胆、わからなくて調べました。読みも意味もわかんなかったので〜。勉強させてもらいました(笑) 人生、最後までさ迷って死ぬ時に何か見えるのかもしれない。と半分あきらめの私。 / のん ( 2006-05-16 18:35 )

2006-05-14 ダムに沈む温泉町より

群馬県の八ツ場ダムは建設の予定からすでに数十年、
平成22年にやっとダムが完成する予定だという。
ダムが完成すると川原湯温泉は全て水没する。
また吾妻渓谷の一部や長野原の一部の地域も水没する予定だ。
計画の当初は反対運動が繰り広げられたようだが
年月とともにそれも下火になってしまった。
ダム建設の問題の難しいところはその完成の見通しが立たなかったことだ。
いつダムが完成するのか、明確でなく計画が延び延びとなっていく中で、
水没予定の地域は未来の計画が立たず、
時間の経過とともになし崩し的に寂れてしまう。
ダム建設に未来を奪われてしまったことがその地域の一番の痛手だという。

川原湯温泉の高田屋という旅館に宿泊した。
この旅館の人々も当初はダム建設に反対していた。
自分の生まれ育った故郷、先祖伝来の土地がいきなり奪われるのだから当たり前だ。
しかし今は次の生活に早く移るべきだと考えている。
苦渋の選択で見通しの立たぬ未来より前に歩き出す現実を選んだのだ。

八ツ場ダムの広報センターではダム建設によって関東の水害が避けられるという。
しかしそれはそうではないという説もある。
ダムは必要なく河川の管理には別のやり方もある、と。

いきなりその現実の場を見た僕には何が正しいか分からない。
誰かが嘘をついているのは確かだ。
まだ判断はできないし、しない。

でもダムに沈む温泉宿は静かな佇まいを見せていた。
ダムに時を止められていた温泉宿は、不思議に安らぎを湛えていた。
僕が感じたのはそれだけだ。


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2006-05-11 夕暮れにて〜Happy Birthday at dusk

kaの誕生日。
でも彼女はここにいない。
ささやかながらもメールでお祝いの言葉を送ると
すぐに返信が返ってきた。
お互いの気持ちが今も昔も変わらなければいい。

夕方、久しぶりに信じられないくらい美しい夕景。
時間は短かったけれど街全体がオレンジに包まれたようなひとときだった。
毎日は忙しく楽しいことばかりで過ぎては行かない。

でもこういう気分のいい空気の澄んだ夕暮れは
遠い街にいる人のことだけを考えて優しい顔でいたい。

五月の美しい夕暮れにて。


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綾川篠さんへ。気持ちを言葉にするのは難しいですが。伝えたいものを常に持っていたいです。 / あるまじろ ( 2006-05-15 23:22 )
のんさんへ。kaに代わりお礼を言います、ありがとう。 / あるまじろ ( 2006-05-15 23:20 )
そういう気持ちが、大切ですよね。。。永遠を誓いたい。>あるまじろさん / 綾川篠 ( 2006-05-15 20:55 )
Kaさんお誕生日おめでとうございます。一緒に入れなくても、心はひとつって感じですね!♪愛♪だなぁ。 / のん ( 2006-05-14 23:24 )

2006-05-07 休日の終わり。

雨が時折降りしきるようなGW最後の一日、
午前中は高校生に演技のワークショップを行う。
少しかじったスタニスラフスキーの「俳優修業」を紹介する。

午後は舞鶴先生と門下のお弟子さん三名に日舞の稽古。
初めて日舞に触れた高校生たちは少し苦戦してたけど一生懸命やっていた。
初めてのものにとりあえずちゃんと取り組めるってのはすごいし、偉い。
自分の価値観だけで新しいものに取り組まないのは、駄目だなって自戒する。

日舞、僕も午後一杯、5時間踊り続ける。
それでもまだ間違ってるんだからまあ不器用。
でも楽しかった。
日舞って汗びっしょりになる。
教えてくださった方全てに感謝します。
一緒に稽古してくださった方にも。

来週はパドの大会もあるし、
近場だけど出張もあるし、
台本も21日までに仕上げるって言っちゃったし、
また慌ただしい日々が戻ってくる。
波は身をゆだねていても乗り切れる。

色濃くなる緑の葉が雨にぬれてより深みを増す。
複雑なその色合いに少しの間、足を止める。
その休日の終わりに。


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のんさんへ。あなたの次の一週間が楽しいものでありますように。 / あるまじろ ( 2006-05-14 20:17 )
終わってしまうとつかの間の休日。またがんばらなきゃ〜! / のん ( 2006-05-14 16:39 )

2006-05-05 見舞い便り。

川越の叔父の家に遊びに行く。
良く晴れたこどもの日、両親は愛車に乗って機嫌も良さそうに振る舞っている。
叔父の家に行くのは初めてでこじんまりとはしているが、綺麗に片づけられている。
たくさんの植物の鉢が並べられていてメダカが泳ぐ瓶も置かれていた。

「そこの塀の脇にタケノコが出てるよ。」
確かに竹林に隣接するコンクリートの壁のこちら側にタケノコが二本、出てる。
「そこのは誰のでもないから掘っても良いよ。」
そう叔父が言うのでスコップと鎌を使って初めてタケノコを掘ってみた。

一本目は短く切りすぎてやや失敗だけど二本目はうまくいった。

叔母は父の妹である。
父と叔母が幼い時、貧しくて大変だったという話をした。

「お前が、人が食べ残しまだ赤いとこが残ってるスイカを持ってきた時は涙が出たよ。」

僕らが帰るときに叔父は時計を僕にくれた。
形見かな、と思った。

僕が「観葉植物とかすぐ枯らしちゃうんですよ。」と言うと、
「お前はサボテンを育てると良いよ、楽だから。」と言った。

それでも叔父は別れ際に僕にアッツ桜とオリヅルランをくれた。

堀たてのタケノコは母が煮物と唐揚げにしてとんでもなく美味だった。

これは関係ないけど卵の中に植えられた色々なサボテン。


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綾川篠さんへ。このサボテンたちはみんな可愛くて、結局どれか一つって選び切れませんでした。 / あるまじろ ( 2006-05-14 20:00 )
なんだか、かわいらしいですね・・・日記の雰囲気が、なんかいつもにもまして静かな感じです・・・ / 綾川篠 ( 2006-05-10 00:46 )

2006-05-04 ハンカチの木。

人と人が出会いそして別れる、
そういう時にハンカチをさっと出せたら格好良いね、きっと。
悲しみにくれる人がいたら言葉でなくてそういうカタチで励ましたいね。

人の気持ちが分かる、ということは
自分のことをまず後回しにすることだ。
ごめんなさい、僕が僕のことしか考えられなかった時のことを謝ります。

まず人の為にハンカチを差し出せる人になりたい。

僕らが「綺麗だね、この木。なんという木なのだろう」と首を傾いでいたら、
傍にいたご婦人が微笑みをたたえて丁寧にその名を教えてくれた。

ハンカチの木。

ひらひら。

光そのもののような五月の風にゆれる白いハンカチ。


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みーさんへ。それでも僕は放ってそのままにはできない気がして。うーん、ごめんなさい。 / あるまじろ ( 2006-05-07 23:50 )
綺羅さんへ。ちゃんと調べてくださってありがとうございました、僕も詳しくはないけど名前が分かるとなんか嬉しいです。知り合えた気がして。 / あるまじろ ( 2006-05-07 23:47 )
なんだか素敵。単にハンカチに似ているっていうだけでなくもっと名前にまつわる話がありそう。私だったら別れ際にハンカチ渡されたらもっと泣いちゃいそう! / みー@泣き虫 ( 2006-05-06 14:13 )
誰かに聞かれた時にさっと答えられるように、と小さい頃は植物図鑑とにらめっこしていたのに、いつの間にか生物に興味がなくなって、花の名前とか分からないものが増えてしまいました。。これ↑、ハンカチの木っていうんですね。調べたらほんとにハンカチの木で出てくるのでびっくりしました(笑) / 綺羅 ( 2006-05-06 00:51 )

2006-05-03 光満ちる五月に。

昨日の春の嵐が嘘のような五月晴れ、
珍しく予定が何もなくkaとのんびりできる一日。
「何をしようか」「何をしようかねえ」

お昼に横浜土産の豚まんをkaに食べてもらう。
なかなか好評。すごいデカイし。

ぶらりと車に乗って出掛けて近くの公園へ。
初めて来たけどなかなか大きくて綺麗。

太陽が燦々と照っているのに風はほどよく冷たくて気持ちいい。
花や緑が輝いていて「生きとし生きているものの五月」という感じ。
二人で緑や光や風の中を歩いてるだけで幸せって気がしてくる。
鳥の声が遠くでかすかに響く。

目を閉じてもこの穏やかな光満ちるこの世界がそのままにある幸福を、
分かち合える人と過ごす時間が愛おしい。
きっとこんな光の溢れるような時間は永遠ではないけど、
こういう時間を慈しむために僕たちは二人でいるのだと思う。


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綾川篠さんへ。Yes,I’m happy. / あるまじろ ( 2006-05-07 23:45 )
みーさんへ。五月の公園はみな幸せそうな人達で溢れてました。 / あるまじろ ( 2006-05-07 23:43 )
綺羅さんへ。今だけの季節だから愛おしいのかもしれまんね。 / あるまじろ ( 2006-05-07 23:41 )
こういう時間をパートナーと持てるって、幸せですよね。。 / 綾川篠 ( 2006-05-07 20:09 )
愛だなぁ、愛・・・ / みー ( 2006-05-06 14:14 )
横浜の豚まん、顔の大きさくらいあって大きいですよね(笑)人の食べるものじゃないよな、って見るたびに思います。//5月は過しやすくていい季節ですよね^^ そのうち梅雨になって鬱陶しい季節になっちゃうんだよなー、とも思いますが。。 / 綺羅 ( 2006-05-06 00:54 )

2006-05-02 横浜レイニーブルース

晴れ男の僕には珍しく天候は雨だった。
今日は横浜出張。
待ち合わせの駅のホームで落雷を見た。大丈夫かな、今日。

今回の出張は今秋の大きなイベントの布石でもあるから少しは緊張したけど、
どうやら仕事自体は順調に楽に終わるみたい。
仕事仲間には恵まれてる。

仕事の合間に同僚と赤煉瓦倉庫のレストランでパワーランチ。
窓の外に雨の横浜港が見えた。

こういう日は同僚や仕事相手とゆっくり話ができる。
この時間を大切にしたいんだけど、オヤジギャグとか下ネタ言うヤツがいるんで。
まあそれはそれでいいけど。

灰色のくすんだ海に海鳥が舞う。
そう言えば世間はGWらしい。

帰る前に誘われて中華街で食事、
海員閣という裏通りの店だが値段の割に料理は素晴らしかった。
親指より太い車海老を殻ごとXO醤で炒めたのとか、
アワビと金華ハムの入った海鮮うま煮とか。

kaが帰ってくるらしいから豚マンと焼売を買って帰ろう。
雨の横浜、結局傘はいらなかったな。


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ひらめさんへ。海員閣はこじんまりとしながら味は本格的で行列のできる店でした、あなたもカイも行ったことがあると聞いて、僕もびっくりです。こういう偶然もなかなか良いですね。 / あるまじろ ( 2006-05-05 22:12 )
雅さんへ。お母さんのご苦労お察しいたします、気軽にぶらぶらできたら報告してくださいね。 / あるまじろ ( 2006-05-05 22:10 )
少々ご無沙汰でした。海員閣、私も行ったことがあります!ので、びっくりして書き込みました。前回日本に行った時、ここで父が彼と私にご馳走してくれました。なかなかおいしいですよね? / ひらめ ( 2006-05-03 23:40 )
コドモが生まれてから中華街は一度も行ってません。気軽にブラブラ。いつかしたいな。 / 雅(みやび) ( 2006-05-03 18:21 )

2006-05-01 絶滅危惧種の楽観

あるまじろって絶滅危惧種だったんだ。
これからは大切にしよう。
いや、今まで一度たりともおろそかにしたことは無いけれど。
アルマジロくんの標本は光り輝いていたけど生きてないんじゃしょうがないもんね。

横浜の博物館にて。


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2006-04-28 衰えたのではなく鍛えてない!!

先日の足の痛みが引いて少しずつリハビリしてる。
だんだん気候も良くなってきたから今日は一日中身体を動かした。
体育館をチームで一日貸し切りにしバドミントンのコートに立つ。
十代の子達には何度も負けるが足の調子はまあまあだ。
最後の頃にはこの前の痛みじゃなくて筋肉痛になったけど。

やはり体力は大事だなあ。
きちんとトレーニングを積まなければだめだ。
へろへろになったパートナーのイケさんと話し合う。
仕事は忙しいけど少しずつ走ろうねえ。
そうイケさんと話し合った。
暑い体育館でびっしょり汗をかいて、吹かれた5月の風は爽やかで。


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