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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2006-03-30 東京湾上空にて
2006-03-29 東京湾景
2006-03-28 桜の時
2006-03-27 芝居はねて春の気配の宵の風
2006-03-19 最後まで手を伸ばし続ける者よ
2006-03-15 本番直前の夜の稽古
2006-03-14 韓国について
2006-03-13 春の休日のなにげなく過ぎてく風景を
2006-03-12 高校時代のこと。
2006-03-11 学生たちがやったこと。


2006-03-30 東京湾上空にて

機体は、あっという間に東京湾上空へ。
窓越しに見えた東京はわざとよそよそしさを装う
久しぶりに擦れ違った昔の友達みたい。


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2006-03-29 東京湾景

昨日の花の盛りも嘘のように東京は曇り空。
この日から沖縄へ出張。

東京湾の景色もくすんでる。
モノレールから見るコンビナートの景色に胸が切ない。
急に忙しい日々が戻ってきて一人で旅立つからかもね。

ジェット機の音が窓越しに聞こえそうな空港への風景。
さざめくような靴音で急ぐ人たち。
それら全部がもう次の慌ただしい明日へと続いてる気がして。


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2006-03-28 桜の時

昨日、公演を終えて今日は良く晴れた。

えぴゅこと公演の後の最後の仕事を幾つかする。
映像の機材を片づけて、
役者が借りていた舞鶴先生の着物を小須田クリーニング店にまとめて出して、
そのまま二人で珈琲を飲んでえぴゅこと別れる。

いったん自宅に戻りちょっと横になったら午後寝過ごして、
待ち合わせの時間に遅刻。
でも友達っていいね、ちゃんと待っててくれるから。
目白の駅から歩いて20分くらい。
あの芭蕉庵や椿山荘のある墨田川沿いも桜はもう満開。
久しぶりに逢った先輩は背中のリュックから真澄と越の雪中梅を取り出す。
つまみも「デパ地下で買ったんだよ」と言って、
黒豚タン塩とネギ塩チャーシューを取り出す。

いいねえ。日本に生まれて良かったねえ。

まだ肌寒い桜の風、オレンジの夕陽の中で、
仲間五人で隅田川の桜咲き誇る公園のベンチでコップ酒。
芝居とは関係ない友達といるから余計に感じるのかもしれないけど、
あんなに楽しかった芝居がはねた瞬間も遠い昔みたい。


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2006-03-27 芝居はねて春の気配の宵の風

ずいぶん日記を更新できずにいました。
実はこの間に劇団の公演が本番を迎えて、慌ただしいままに幕を閉じました。
関わった全ての人が様々なそれぞれの想いを抱いて、
そのままに本番を迎えて、そしてゆっくり終えたのだと思います。

一人一人の方に言葉にならないほどの感謝の気持ちがあります。
でもそれも伝えることのないままいつものように終わっていくのです。
もともと伝えなくてもいいものなのかもしれません。

評価は人それぞれで芝居のその時だけのものだから実際はどんなデキだったか、
いつまでたっても客観的にはわからないけど、それでもおおむね好評だったと思います。
たとえば「おもしろかったわあ」と語りかけて頂いたご婦人の二人連れのお顔が、
今も僕の心を全て包み込んでくれています。

芝居が終わったあとはその片づけや次の仕事に翻弄されました。
そして春とともに時間はあっという間に過ぎていったのです。
今はあれほどまぶしかったあの舞台の強いライトも、
遠い昔のような感覚です。

確実なのはもう次の明日が始まっていること。
足を進めずとも僕たちは前を進むしかないのだということ。
そして多くの人を巻き込んでまた次の舞台も用意されていくのだと。

通りに出てみれば華やかな春の風。
もう闇にとけ込んでいて心をくすぐる。


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綾川篠さんへ。望むと望まざるに関わらず、いつでも少しずつ前に進んでいくからもう少しこの春の余韻に浸っていたいのだけれど。 / あるまじろ ( 2006-04-04 20:42 )
みーさんへ。昨晩は一晩中、風の音が寝室まで聞こえてました、春の嵐、というかんじでした。 / あるまじろ ( 2006-04-04 20:39 )
雅さんへ。家の裏に夜桜、風流ですね。昨日はひどい強風だったのに今日は随分穏やかな春の宵。 / あるまじろ ( 2006-04-04 20:37 )
おつかれさまでした。さらに先にある何かに向かって緩やかな流れがもう見えてますよね。 / 綾川篠 ( 2006-04-03 22:44 )
舞台お疲れ様でした。気持ちよく終えられたみたいでよかったです。満開の桜に冷たい雨。今週はどうなるかしらね。 / みー ( 2006-04-03 01:50 )
うちの裏の夜桜がとってもキレイですよ。もう4月になっちゃいましたね。新しい年度の始まりだ〜♪ / 雅(みやび) ( 2006-04-02 00:38 )

2006-03-19 最後まで手を伸ばし続ける者よ

今度の3月25日26日の土日に僕の主宰する劇団の公演をする。

主役のお湯くんは迷っている。いろいろなことが原因で。
もしかしたら演出の僕も彼を迷わせている一因になっているのだと思う。
それでも3月4日にあった一度めの本番にはやりきった。
でも次の本番に対する課題は山積みだ。
もちろん彼だけでなく僕や他の役者にもそれは言えるのだけど。

ヒロインのあこもまだ納得はしてないみたい。
彼女は精一杯やっていてそれでも上手くいかないことが大きな壁になっているみたいだ。
でもそれは僕から見るとあまり大きなことではないように思う。
壁だと思っていることは実はすでに飛び越していることだってあるのだ。
大事なことは「すでに壁を飛び越していること」に気づくことだったりしてね。

もう一人のヒロインのもこも悩み続けている。
彼女はこの芝居で劇団を去ることになっている。
悔いのない芝居を残したいというキモチはひとしおだろう。
とことんまでこだわる。
それが彼女の良いところだから最後までそれで行って欲しい。
必ず届くと思う。
そして本番には必ず間に合わせてきたのだから。

僕はこの3人を信じてる。
悩める主役たちだけど、これも良い芝居ができる前の胎動。

今日は風が強くてなんだか冬が戻ってきたみたいな日。
でも桜の花吹雪舞う春はもう目の前。


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峰岸蓉子さんへ。峰岸さんは今回の芝居の登場人物で梶原とは僕の役名です。今回も自分たちなりに精一杯できたと思います。まだまだ先へ行くならもう少しつき合ってください。 / あるまじろ ( 2006-04-01 10:17 )
綾川篠さんへ。ええ本当にそうですね。悩みは全て上へ行くための、その一区切りなのですから。 / あるまじろ ( 2006-04-01 10:16 )
雅さんへ。僕の友人いわく「あのお湯さん、カッコイー」ということでした。主役をお湯くんはカッコ良く演じきったみたいです。 / あるまじろ ( 2006-04-01 10:14 )
梶原さん、お疲れ様です。梶原さんをはじめ、みんながいたから頑張れました。ありがとうございました。 / 峰岸蓉子 ( 2006-03-28 12:08 )
悩みなしに良い芝居はありませんよ!がんばられてくださいね。 / 綾川篠 ( 2006-03-20 21:15 )
あのお湯さんが主役ですかー?見てみたいわ♪でも残念ながら両日とも上の子の行事が入っているのです。あと5年がんばって欲しいわ。そしたら行きます! / 雅(みやび) ( 2006-03-20 17:42 )

2006-03-15 本番直前の夜の稽古

劇団欅のシミズさんのはからいで神社の建物をお借りして夜稽古。

一つの劇団で看板を張ってきたシミズさんはやっぱり上手い。

ナチュラルに吐いていくセリフたちは、
常にしっかり高いテンションにコーティングされていて、
相手のセリフとの間に余計な間を取らずに流ちょうに流れていく。
感情表現も抑揚も単調にならず、けして派手ではないけど動作と調和している。

僕たちがやるとうまく行かないことを簡単にやってのける。

僕たちはこんな感じ。
感情を表に出すと力み、感情のままに動けば段取りを忘れる。
力を抜けばテンションも下がり、想いを胸に満たせば相手を見るのを忘れる。
演技は難しく奥が深い。

僕たちが習うことは多すぎるくらいあるけど、
こうしてともに稽古して頂くことで分かることが確かにある。

舞台のシミズさんは喩えて言えば夜の梅。
華やかな存在感以上に包むオーラは周囲を圧倒する。
闇の中でも香る存在感そのもの。


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お蝶さんへ。お蝶さんとは、シミズさんが今回の芝居の中で演じてくれた役名。まだまだたくさんのことを教えて欲しいしおつきあいを続けて欲しい方です。 / あるまじろ ( 2006-04-01 10:20 )
大変恐縮で穴があったら入りたい…ともかく大変お世話になりました!ひとつの劇団を運営するのは大変なことですが…貴方の力は素晴らしいと思います。心から尊敬と感謝を送ります。ありがとうございました。 / お蝶 ( 2006-03-28 23:26 )

2006-03-14 韓国について

意見を述べてみる。
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野球のWBC。
韓国チーム、強いと思う。
少なくとも日本と力を互するものである。
それはそれとしてイチローは格好いい。
挑発的な発言も敵チームをおとしめては居ないように聞こえる。
自分のチームに言ってるのだと思う。
日本チーム、気合い足りなかったから。
韓国チームの存在はとても日本チームにとって大きかった。
まだ決勝の結果は分からないけど、
韓国の為にも日本、勝って欲しい。

蛇足だけど、あの審判は駄目だと思う。
誇りというものはないのだろうか。
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荒川さんがトリノで勝っても下手するとまだ上に浅田がいる、
みたいな空気が日本には漂っていたけど、
その浅田さんを韓国選手が負かした。
これは浅田さんにとっても大切なことだと思う。
浅田さんにも頑張って欲しいと思う。
荒川さんのように勝つのはとても難しいことなのだと知るのはこれからだ。
勝ったのが韓国選手であることが良かったことのように思う。
アジア人で勝った偉大な荒川さんのように二人とも成長して欲しい。
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サッカーの上では前回のワールドカップの反省を両チームともすべき。
韓国はラフプレーなしに実力を発揮すべきだ。
日本は気迫を最後まで無くさないこと。
日本は普通に考えるとブラジルにもクロアチアにもオーストラリアにも難しいと思う。
それは韓国も同じだ。
サッカーでヨーロッパや南米のチームに勝つのはとてつもなく大変なことだ。
どちらも頑張って欲しい。応援したい。
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格闘技で好きな韓国選手はチェ・ホンマン。
日本の武蔵より好き。
格闘技で光ってる日本選手は亀田クン達かな。
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関係ないけど、僕は一生掛けて誰かを守っていかない。
黙って思ってるだけでいいのに。


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2006-03-13 春の休日のなにげなく過ぎてく風景を

kaが居て僕が時間の取れる珍しい休日。
ゆっくり起きて軽く食事してから映画を観に行く。
まだ観ていない「THE有頂天ホテル」を選ぶ。
ゆったりした映画館とコーラ(kaはウーロン茶)とカレー味のポップコーン。
出演する役者さん達が全員うまくて感心ばかりする。
オダギリさんの焦り、役所さんのはにかみ、津川さんの気取り、生瀬さんの嫌み・・・
何をとっても勉強になるなあ。
いや、普通に楽しめるオススメの作品です。
二人ともくすくす笑ってた。

昼食を食べた後、そのままkaの服を買うのにつき合う。
ショップの女性店員さん、さすが。
どんどんお客を試着室に送り、出てきた時に
「やだ、かわいいっ!!ほんとかわいいっ!!すごいかわいいですっ!!」
ベタだけど効くのだねえ、このカワイイ攻撃。
kaも結局購入する。

そのままkaを水戸まで送る。
行きの車内と帰りの車内は空気が違うみたい。
三郷で高速を降りると、
なにげない春の休日の最後を飾る夜景の海。
目を細めて見てた。


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雅さんへ。それは店員さんがうるさくない、良い店じゃないですか?その店にkaを連れて行きたいですけど。 / あるまじろ ( 2006-03-19 22:34 )
あれ?おかしいなー。私の場合店員さんに「かわいいっ!」って言われません。ムスメは言ってくれるのに。 / 雅(みやび) ( 2006-03-16 00:38 )

2006-03-12 高校時代のこと。

劇団の秘書、みっきから水を向けられたので仕方なく。
高校時代のことを。

1.部活動は何をしていましたか?
   部活はしていなかった。
   
2、高校時代、何人の人と付き合っていましたか?
   高校時代、誰ともつき合えなかった。つき合う気満々だったのだけど。

3、放課後はどのようにして過ごしていましたか?
   町道場で合気道を始めた。
   高校では生徒会で馬鹿なことばっかりやってました。
   親友とトランプや麻雀や焼き芋大会やサイクリングをしたりしてた。
   生徒会室の隣の倉庫で鍋とかもした。

4、アルバイトはしていましたか?
   ヤンキー社長の経営する焼き肉屋でバイトしていた。

5、高校時代の悪い思い出は?
   脈ありそうな女の子に告白しフラレた。

6、高校生のイメージは?
   とてつもなく大事な時期なのに往々にしてどうでも良いことをしている。
   やたら眠いので大事な時こそ寝てしまう。  

7、あなたにとって高校時代とはなんでしたか?
   親友と出会い、道を見つけた時。
   
8、このバトンを回す人5人
   ごめん、あらゆる回すものは回さない主義。
   たとえ「皿回し」の皿でも。


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のんさんへ。僕の高校時代もたいしたもんじゃないですが、高校時代がなくてはその後の僕もなかった訳ですから、なくてはならなかった時間だったと思うのです。 / あるまじろ ( 2006-03-19 22:32 )
みっきさんへ。アンカーでみんなの期待に応えるのが大好き。 / あるまじろ ( 2006-03-19 22:28 )
なんとなく想像できた。高校生の頃のあるまじろさん… 私の高校生時代は、とても文にできる代物じゃないわ〜w / のん ( 2006-03-17 20:33 )
アンカーだったんですね!(笑) / みっき@回した人 ( 2006-03-16 00:19 )

2006-03-11 学生たちがやったこと。

三週間にわたる東大宮演劇祭が終わった。
トップバッターは劇団レインボー城の三本立て。
2日間で6ステージをこなした。
続いて劇団雁坂組と劇団KAZOと劇団ぴゅあ。
3団体が一日にそれぞれの舞台を表現した。
そして最終週は演劇集団水無月の熱のこもった芝居。

芝浦工大の学生であるO竹くんの発案で始まった町興しと文化事業を交えたこの企画。
それを支えたHOP(東大宮演劇プロジェクト)のメンバー6名の学生さんたち。
地元の商工会や青年会などもまわり話し合いをしたという。

観客は今まで自分たちの芝居の公演には来なかったはずの
お年寄りや商店主さんたちや地元の方々も多く見受けられた。

確かにいろいろ不慣れから失敗することも怒られることもあったかもしれない。
でも僕は今はHOPの学生さん達に心から感謝したい。

芝居の舞台はその一瞬だけ。
生の人間がそこで泣き、笑い、叫んでいる。
正解はなく、それぞれの舞台がそこにある。
そういう「カタチには残らないけど確かにそこにあるもの」を伝えるのが、
芝居をする人の目的だとしたら、
この演劇祭はまさにそういうものを伝えたのだと思う。

苦労をさせて言いたいことを言わせてもらいこうして舞台に立たせて頂いたことを、
感謝以外の言葉でどう表せばよいのか。

ありがとう。
HOP、すげー頑張った!!


先頭 表紙

のんさんへ。僕の情熱を受け止めてくれる人に支えられていることは忘れていません。 / あるまじろ ( 2006-03-15 23:31 )
雅さんへ。僕より若い学生たちがそれをやったことを素直に賞賛したいのです。 / あるまじろ ( 2006-03-15 23:30 )
みーさんへ。心地よい空間が彼らによって作られたことを書き記しておきたかったのです。 / あるまじろ ( 2006-03-15 23:29 )
情熱を注げるものがあって羨ましく思います。お疲れさまでした! / のん ( 2006-03-14 23:53 )
「思い」を「カタチ」にするためのパワーって凄いと思います。たいてい「想像しただけ」で終わっちゃったりするものだから。お疲れさまでした。 / 雅(みやび) ( 2006-03-14 01:03 )
お疲れ様でした♪心地よい余韻に酔えますように☆そしてそれが次へのステップに♪ / みー ( 2006-03-14 00:13 )

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