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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2006-02-06 春に向かう雪の夜
2006-02-03 青春アミー○
2006-02-02 今もあの時も雲が流れ風が吹いていた。
2006-01-31 In sepia rain
2006-01-30 暖気。
2006-01-29 よしっ!!
2006-01-27 あらっ。
2006-01-25 大人のつぶやき
2006-01-24 揺れる
2006-01-23 泣きたい時に空を見上げて


2006-02-06 春に向かう雪の夜

今晩から降り出したこの雪は明日の朝八時まで降り続く模様。
ニュースの言葉に耳は傾けていたけど。

夜に窓を開けたら意外とさらさらさらさら。
次から次へと降ってたから少し驚いた。

僕はいつから大人になったんだろう。
僕は大人にもオジサンにもなった覚えはないのにな。
心はずっと変わらないはずだったんだけど。
年老いていくことを認めたくない訳じゃない。
むしろその時その時をちゃんと生きて、
時が来たらちゃんとこの世界から消えていきたい。

気づかぬうちに僕の心も古びたのかな。
心も旅をするといつの間にか汚れが付くのかな。

少年達が行き過ぎる。
少年達に自分が大人の側に追い立てられるような気がする。
自分が大人になるのではなく相対的に大人に追い立てられるものなのかな。

また春が来る。
今日の雪もそれを告げている。
夜だからこんなこと考えるのかな。


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くすのき燕さんへ。空港というと南松本の先?塩尻に向かう途中でしょうか。ああ懐かしい。 / あるまじろ ( 2006-02-15 06:25 )
神林。空港の近くです。少しゆっくりと仕事をできるといいなと思っています。 / くすのき燕 ( 2006-02-13 11:19 )
雅さんへ。いつまでも少年なんて嫌ですねえ(笑)ちっとも悪くないオヤジになりたいですけど。 / あるまじろ ( 2006-02-08 21:16 )
くすのき燕さんへ。良いですね、新居は松本のどの辺りですか。僕は昔、大村の辺りに下宿してました。3月の松本はまだまだ寒い冬の終わりかな。 / あるまじろ ( 2006-02-08 21:14 )
いつまでも少年のままでいるのもいいですが、おじさんになるのも悪くないですよ。私はようやく覚悟をきめようかと思っているところです。 / 雅(みやび) ( 2006-02-08 21:08 )
ははは。僕はすっかりオジサン。でも、それはそれで悪くはないみたいですよ。3月末に松本に越すことにしました。 / くすのき燕 ( 2006-02-08 11:09 )

2006-02-03 青春アミー○

「SI」ってラテン系の言葉?メキシコ辺りの言葉?

僕が職場の先輩から余興用に「青春アミー○」の振り付けみんなで覚えて踊ろうぜ、
と言われたのが先週の半ば。
(こっすぃの助けを借りてもうちょっと踊れるようになりました。ははは。)

ひょんなことで劇団欅の稽古場に行って、
たまたま代役で次回の芝居の本読みに入ったのがその前の前の日。
代役はラテン系の男性で「SI!SI!」って台詞があった。

まあ単なる思い込み、であろうけど。

僕の人生の周辺にはこんなことが良くある。
言葉に導かれる人生。
今週のキーワードは「SI」だったんだねえ。

僕は言霊を信じてる。
だから今日、一瞬手にしそうになった小説を咄嗟に書架に戻した。
その本は大切な人を失うような純愛小説であった、
ような気がしたからだ。

この本でキーワードに出会ってしまったら・・・。
そこで運命が変わってしまうから。

冬の竹林ってなんか良いね。
襟を立てて家路を急ぐ。
風の通る音を聴きながら。


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綾川篠さんへ。ジャニさんが「YOU、Siって言っちゃえよ。」とか言ったので決まったのかな。 / あるまじろ ( 2006-02-08 21:11 )
スーパーしえろさんへ。丁寧に教えて頂きありがとうございます、確かに台本ではYesの意味で使われてました。言葉って不思議。 / あるまじろ ( 2006-02-08 21:09 )
純粋に、なんであそこだけSI?って思いますです。 / 綾川篠 ( 2006-02-07 22:07 )
スペイン語でもイタリア語でも、アクセント記号がついた Si は Yes の意味。(記号を表記できませんでした)。日記に出ているのは、多分、これね。で、Si だけだと、「もし」(if)。多分、語源は全然別なんだろうけど、昔、スペイン語勉強していた時、意味なくロマンティックだと思いました。 / スーパーしえろ@未ログインごめん ( 2006-02-07 18:13 )

2006-02-02 今もあの時も雲が流れ風が吹いていた。

日本はとんでもなく冬だ。

毎日の仕事でやや疲れ気味の同僚たちは、
今日の仕事が少しイレギュラーなのでほっと一息入れてる。
冬の朝の職場ではみんな珈琲を分け合って挨拶を交わして。

僕はこの職場、というより同僚達をそれなりに好きだ。
みんな余裕があるかなきかの狭間で一生懸命な感じで。

でも僕はこんな忙しさの中に埋もれてしまうべきではないとも考える。
平凡な毎日が続きすぎると本当は1日1日が違う1日なのを忘れてしまう。
それは自分で自分の人生を無意味にしてしまうこと。

日本の冬の1日の終わり方は何気なくて
なんか大事なことを忘れさせてしまいそう。

僕は今も昔も旅の途中。
あの夏だった国に居た時に見上げた空。
その空がそのまま今の僕が見上げる空に続いてる。

雲が流れていたあの風吹く夏の空が僕の冬の空に。


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くすのき燕さんへ。『ラブレター』という清水邦夫氏の芝居にちょい役で出演したことがあります。ミショーの詩の一節を朗読しました。 / あるまじろ ( 2006-02-06 23:42 )
須木成さんへ。そうですっ、そうなんですよ。僕は同じ場所にずっと居るのが幸せなんだとしても、どうせ時とともに全てが移ろっているなら、という気持ちが捨てきれないのです。 / あるまじろ ( 2006-02-06 23:40 )
綾川篠さんへ。べつに今居る場所に不満がある、とかじゃないのです。でも世界は広く、僕が居る場所も一つじゃないから、という想いが胸にわだかまる時もあるから。 / あるまじろ ( 2006-02-06 23:38 )
みーさんへ。自分を見失うこともたまにあって、いつも後悔するなあ。 / あるまじろ ( 2006-02-06 23:33 )
清水邦夫の芝居みたいですねえ。タイトル。 / くすのき燕 ( 2006-02-06 21:29 )
その気持ちは(同じかどうかわかりませんが)、よくわかる気がします。旅というか、同じ場所にとどまっていられない何かがあるのでしょうか。ってか、ないとつまんないというか。 / 須木成 ( 2006-02-03 23:50 )
最後の2連、なんかすごい考えさせられます。 / 綾川篠 ( 2006-02-03 21:55 )
忙しいっていう字はココロを亡くすって書くものね。忙しい中でも流されて自分を見失わないようにしないと、ね。 / みー ( 2006-02-03 01:08 )

2006-01-31 In sepia rain

今日のような雨を来たるべき春のために万物を育てる慈雨というのか。
青みがかった夕闇の中、霧雨が降る。

1日の仕事に少し疲れた午後四時。
紅茶でも淹れて飲んでみる。
これからまだ近場の出張が入っていてまだ仕事は終わらない。

でも。
一息つくこの午後の時間がなんとなくいい。
紅茶を手にして談話室にいくと珍しくそろう仲間たち。
少しの間だけ談笑してまた持ち場に戻っていく。

「さて行きますか」
相棒が声を掛けたので出張に出掛けることにする。
メランコリックな雨の中を。


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みーさんへ。一雨ごとに春に近づいていく、季節の移ろいが嬉しいですね。 / あるまじろ ( 2006-02-01 20:28 )
ほんとに今日の雨は優しかったですね。寒さもさほどでなかったし。三寒四温という言葉が飛び交うのも、もうそう遠くはないのでしょうね。 / みー ( 2006-02-01 00:43 )

2006-01-30 暖気。

昨晩は稽古終わりでぼーっとしながら一旦帰宅。
その後kaを送ってそのまま120q先の水戸へ。

今朝はその水戸から片道120qのご出勤。
「今日は南から暖かい空気が入り込み3月下旬の陽気に・・・。」
ラジオが言う。

さあ仕事すっか。
また遠く離れていく気配が少しさみしいけど。

夜明け間近の高速にて。
いよいよ春の陽気だという1日が始まっていく。

始まっていくんだね。


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雅さんへ。もう花粉を感じますか。春になっていくのは嬉しいけどそういうこともあるんだな〜。今年は少ないって誰かが言ってたような。 / あるまじろ ( 2006-01-31 20:54 )
ほんと、今日は暖かかったです。それは嬉しいけど、花粉が〜〜〜。 / 雅(みやび) ( 2006-01-31 00:14 )

2006-01-29 よしっ!!

稽古がいよいよ煮詰まって来た。

細かい殺陣や動きはまだ付いてないところもあるものの、
この週末でほぼラストシーンまで演出として役者を動かすことができた。
今回の芝居も個性豊かな役者が揃った。
そして最高に面白い芝居ができそうだ。

役者一人一人とのぶつかり合い。
意見の交換。
張りつめた稽古場の空気が好きだ。
稽古の時は全部意味のあることしか話したくない。

後悔したくない想いがあるから今のこの芝居に賭けることができる。
自分の作るものを自分で半端なものにしたら意味がない。

一つの芝居はたくさんのそれぞれの想いでできているから、
だからその時その時の芝居が宝物になる。

今までだって今のだって宝物なんだ。

稽古終わりに見た夜景は穏やかな気持ちで見られるから好き。


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須木成さんへ。つまるところプロセスが楽しいことしか続かないんですよねぇ。 / あるまじろ ( 2006-02-01 20:30 )
何人か集まって、集団で何かを作っていくときって、そのプロセスがたまらないですよね。お仕事にお芝居に、がんばって。 / 須木成 ( 2006-02-01 00:37 )

2006-01-27 あらっ。

今週は月曜日に3月後半の公演の舞台の、
彩のくに芸術劇場に施設使用料を支払いに行く。

水曜日には夜十時くらいまでお湯くんとみっきとで補習稽古。
結構じっくり自分の役どころを考えることができた。

木曜はケヤキの稽古場にみっきと出掛ける。
ケヤキのアクツ先輩にみっきの衣装を借りる為だ。
ついでにケヤキの読み合わせの稽古に参加。みっきはカミカミ。
台本もGETする。
ケヤキの次回公演は6月だそうでーす。(宣伝協力)

金曜日は激務で舞台監督会議すっ飛ばす。
でも電話でアーサー王子やO竹くんと必要な事項だけ打ち合わせする。

そして週末はまた稽古です。
今週は一週間がなんか早いんだけど。


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みっきさんへ。かむかむレモン、食べ過ぎに注意しましょう。お疲れ様でした。 / あるまじろ ( 2006-01-31 20:56 )
お世話になっております。でも一生懸命やったもん(と自分を正当化してみる)いやはや勉強になりました。 / かみかみみっき@かむかむレモン好き ( 2006-01-30 23:29 )

2006-01-25 大人のつぶやき

「俺はね、逃げも隠れもしないよ」
格好良かった。

本当はどきっとしてた。
責任が回ってくるかもしれないことに
「来るなら来い」という気迫が当然あるが、
その中に「来たら厄介だな」という懸念も少し混じっていた。
くそっ。

あの人はまったく潔かった。
自分で分からなくても「それは自分だ」と名乗り出た。
そしてさっさと決着をつけてしまった。
聞くところに寄ると一切言い訳を言わず、
理不尽な言いがかりに頭を下げたという。

俺も突っ張っていこう。
そして大向こうにひけを取らない堂々とした態度を崩さない意地を、
張り通せるだけの気概を持つのだ。

この前作った雪だるま。
もう次の日には倒れていたけど。
作った時はすっくと立っていたんだ、それはそれは立派に。


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2006-01-24 揺れる

六本木ヒルズが揺れているに見えたのは、
冬の空気が陽炎のように揺らめいていたから?

僕はこの騒動でまったく損はしてない。得もしていない。
でもなんか空気が震えていた。
この空気が悪いことにつながらないように祈る。

自分に損も得もさせず直に話もしていない人を
テレビが非難しているだけで悪く言う気にはなれない。

空気も人の心も妙に変な風に揺れていることが気になるだけ。


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みーさんへ。テレビだけでなく何かを見ては「そうだねえ」といろいろ考えちゃうんだけど、それは別の問題としてしょうがないのかなあ。 / あるまじろ ( 2006-01-30 21:20 )
マスコミの気まぐれな扱いで天から地の取り上げられ方をしている人を報道で見ていて、かばいたくなる気になっている私も既にマスコミに操られているのかも。 / みー ( 2006-01-29 19:47 )

2006-01-23 泣きたい時に空を見上げて

とある小説の一節で泣きそうになる。
結構人が居る場所だったので僕をじっと観察していれば、
もうほとんど目が潤んでいたのが分かったことだろう。
なんとかこらえた。
でもほんとは泣きたかった。

そんな気持ちで窓を見上げると
そこにあったビルに囲まれた小じんまりとした空に。
それでも美しく晴れた空に見入った。

僕は大学時代も就職して最初の赴任先も山に囲まれた盆地だったので、
山が見える風景が落ち着くようになってしまっていた。
人によっては閉塞感を感じる人もいるって話だけど。
僕はそうじゃない。
山はじっと僕を見守ってくれていた。
そう感じることがしばしばあった。

夏の山で風が渡り一斉に山の木々がざわめいたとき。
雪に包まれた北アルプスが月夜に青白く天空に浮かび上がったとき。
僕は「山であって単なる山でない」何かがそこに在していたことを感じていた。

この街に山はないけどせめて空は。
瞳を閉じるとそこに豊かに広がる広大な空と目の前の空をつなげていく。

早い時間に落ちていく冬の空はそれでも幾つかの雲を流して。


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綾川篠さんへ。太宰、結構好きです。浪花節ですよね、太宰。 / あるまじろ ( 2006-01-30 21:18 )
写真見て思い出しました。あたし斜陽の一節読んで、泣いたことあります。 / 綾川篠 ( 2006-01-26 21:56 )

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