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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2006-01-19 ホットチョコレート
2006-01-18 エプロンをしたクレープ焼き
2006-01-17 負ける
2006-01-16 蒼い森
2006-01-15 熾き火
2006-01-14 雨の土曜日は。
2006-01-12 見上げるとどこかへと続く夜の道
2006-01-11 真冬の帰り道
2006-01-10 万葉浪漫なティータイム。
2006-01-09 成人の儀


2006-01-19 ホットチョコレート

明日の会議に必要な書類が溜まってとても一人では処理できそうにないので、
助けてっと大声叫んだら、
劇団のみっきときょ〜へいとひらりんが助けに来てくれた。
お陰様で照明用台本とか作るのが大変なものが間に合いました。

持つべき物は仲間ですね。

深夜まで作業は続いたけどみんなでやったらなんか楽しい。
全部終わって飲んだホットチョコレート。
やたら甘かったけれど。

深夜のファミレスにて。


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2006-01-18 エプロンをしたクレープ焼き

ちょっとしたことでクレープ焼きをすることになる。

これが面白い。

ホットプレートの上にタネをお玉でまあるく広げ、
良き頃あいを見計らってフライ返しでひっくり返す。
イチゴやバナナや生クリームやチョコをトッピングするのも楽しい。

でもクレープは焼くのが一番楽しい。
まだアツアツの生地にいろいろ巻いて召し上がれ。

ほんとはクレープの写真が良かったのだけど。
あはは、撮り忘れた。

南半球の幸せな匂いのする白い花。
クレープ、こんど作ってあげたい。


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綾川篠さんへ。焼けます、焼けます。あんまり高温にしないで焼いてるとぷつぷつ穴があくくらいがちょうど良いって感じです。 / あるまじろ ( 2006-01-21 22:09 )
のんさんへ。焼きたてってのが美味しいのですよ。 / あるまじろ ( 2006-01-21 22:00 )
クレープ、美味しそう。。実はクレープは焼いたこと無いですねぇ。ホットプレートで焼けますか? / 綾川篠 ( 2006-01-21 21:58 )
あるまじろさんのクレープは、陽だまりみたいな味がするんだりうなぁ♪ / のん ( 2006-01-21 17:07 )

2006-01-17 負ける

パドの大会を観に行く。
負ける。
やっぱり。

勝つのは難しい。
負けるのは辛い。
当たり前か。

僕は負けず嫌いだ。
だからルールの中で出来る限り勝つためには何でもする。
努力をした上で勝つために何でもする。

でもそれで負けたら。

うん、それはそれでもっと上に行けそうじゃないか。


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2006-01-16 蒼い森

寒い夜に眠りに就く前にベッドの中であれこれ思考するのが好き。
最初は自分だけの物語を紡ぐ。
昨日までの物語の続編を頭の中で考えるのだ。

でも物語の途中に現実が介入してくる夜もある。
記憶の奥底にある風景を辿る時間は深い深い、蒼い森のようだ。

近くは昨日の稽古のこと。
言われたことを検証してもう一度正しいことを考え直す。
これはすぐに答えが出る。
どうアプローチしていくかも。

少し遠くは挨拶しそびれている人たちのこと。
声を掛けなければならない人がそこに居るのに。
少し迷い始める、思考の迷宮の森に。

そして。
遠ざかる汽笛のようにかすれながらも
記憶の底によどんでいく深い深い、蒼い森。


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みーさんへ。・・・ということは僕のイマジネーションはまだ成長するのかな?いやいや。成長過程で止まったまま、という方が正しいようです。 / あるまじろ ( 2006-01-21 00:05 )
綾川篠さんへ。芸術を志す人はそう言う物なのかもしれませんね。白昼夢ってのも乙なもんです。 / あるまじろ ( 2006-01-20 23:59 )
雅さんへ。僕は一緒の人が腹立たしくなるほど寝付きがいいんです、だから森に迷う前に熟睡しちゃうのですね。 / あるまじろ ( 2006-01-20 23:56 )
毎日だとつらいけれど、ときどき蒼い森に入っていくことは自分の成長には重要な散歩かも。それにしても素敵な写真ですね。 / みー ( 2006-01-20 02:57 )
蒼い森。あたしは最近昼日中も蒼い森にいます。迷い込み。 / 綾川篠 ( 2006-01-18 21:15 )
寝る前に考え事すると眠れなくなりますよ・・・。 / 雅(みやび) ( 2006-01-18 00:32 )

2006-01-15 熾き火

午前中大会に出る高校生の選手の相手をするためパドのコートに出る。
高校生に混じってシャトルを追っているといつも時間を忘れる。
シャトルを追ってそれを全力でスマッシュしネット前にダッシュする。
それをゲームの中で何度も繰り返していると
何か自分の中に埋もれていたものが見え隠れしてくる。
何か「熾き火」みたいなものが。

午後から芝居の稽古。
午前中からすでに稽古に取り組んでいる人たちもいる。
僕たちはアマチュアだから役者はもちろん、
スタッフの仕事も自分たちでやる。
時には大道具や衣装を製作したり小道具を集めたり、
音響の曲を集めたり照明やメイクのプランを立てたりオペしたり。
みんなが少しずつ分担して一つの物を作るから芝居。

僕は役者以外に脚本を書かせてもらい演出もさせてもらってる。
そういうことをやらせてもらってるから、
それ以外に稽古場を押さえたり日程を組んだり、
演劇祭の会議に出て他団体と事前に計画などを話し合ったり、
照明プラン・大道具プランの立案も。
だから楽しいんだなあ。
いろいろ自分なりに工夫できるところが多いから。

今日は衣装さんとあまり折り合えなかったけど、
一生懸命やってくれてるのは分かってる。

次、話すときはきちっと話が付くと思う。

通常の稽古の後に三時間、主役のお湯と二人っきりで深夜の殺陣の補習稽古。

誰にも文句を言わせないつもりでやってもそうはいかない。
でも自分に悔いの残る芝居作りはもうしたくない。
稽古が足りなくてどうしようもない演技になったものもあるから。
なんにせよ自分が作るものにもう後悔はしたくない。

けっこう芝居全体を見てることが多いので夜アイディアが次々と浮かぶ。

闇の中。
一度火が落ちた熾き火に再び炎が揺らめくように。


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2006-01-14 雨の土曜日は。

少し早起きして村上春樹の昔のエッセイを読む。
二度寝して少し寝坊しちゃう。
芝居の稽古に出掛けて1日、一生懸命、身体を動かす。
衣装合わせまで終えて1日を終える。

稽古終わって仲間でお茶する。
(みんなは食事。僕はお茶。)

kaが帰ってくるから。
久しぶりに一緒に食事するから。

雨の週末の土曜日は、きっとこんな風に過ぎていく。
何気なく幸せに包まれたまま終わっていく。
明日は気温が上昇して3月並の陽気とか。

雨に滲んだイルミネーション。
歩く人もまばらな夜の通りを照らして。


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のんさんへ。独特の親切だけどシャイな店員さんのいる店でもんじゃ焼きを食べました。 / あるまじろ ( 2006-01-17 20:14 )
ほのぴ〜さんへ。なんで一月のこの時期なのだろうか、とふと思いましたけど。 / あるまじろ ( 2006-01-17 20:13 )
kaさんと素敵な夕食、過ごせましたか? / のん ( 2006-01-17 00:56 )
イルミネーションか〜〜〜いいですね〜〜〜 / ほのぴ〜 ( 2006-01-16 20:32 )

2006-01-12 見上げるとどこかへと続く夜の道

かつて自分を傷つけることを繰り返していた子が、
自分なりの答えを見つけるために北海道の函館に旅立つことになった。
話し相手にしかならなかった僕だが、
その子が今生きていることが嬉しい。

そういう子に良く出くわす。
みんな弱くて震えている。

身近な人を裏切ってしまった別のあの子は自分の立っている場所でさえも
確かに感じていないみたいだった。

さっきまで普通に話していたまた別なあの子も、
少し目を離した隙に自分のしていることが分からなくなり、
今は関係ない僕とも顔を合わすことも怖くなって逃げてしまった。

真剣に向き合うけど不器用で上手くできない少年は、
それでも生真面目に返事を繰り返す。
じっと瞳を逸らさずうなづき返す。

優しい声を聞いて振り返ったら、
自分の言葉の意味を分からず繰り返し繰り返しつぶやくあの子。

どうしたらこの冷たい空気の中で震える、
この世界ってやつを、
ぎゅっと抱きしめることができることができるのだろうか。

こんなにも小さい僕の手でもつかんでくれたら離さないから。


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みーさんへ。助けたい、助けられたい。大切な人を大切にすることさえ難しいけど。人を傷つけず生きていくのも難しいけど。 / あるまじろ ( 2006-01-15 23:31 )
綾川篠さんへ。思います。ほんとにそう思うだけです。 / あるまじろ ( 2006-01-15 23:27 )
昔野透夜さんへ。北の大地で必死に生きる人たちの強さや熱をあの子が素直に受け取れたらいいな、と思う。ひたすら祈る。 / あるまじろ ( 2006-01-15 23:26 )
私もからだ中からSOSを発している人に出会ったり、助けを求められたりすることがあります。一生懸命暖かく包み込んだりするんだけど、ふと自分自身もものすごく不安で寂しくて誰かに抱きしめられないと震えが止まらなくなりそうになることも。人間ってやっぱり一人では弱いいきものなんだろうな、なんて思ったり。 / みー ( 2006-01-15 00:27 )
あたしの小さな手でも、よかったのに、とかいまでも思います。立ち直ってくれるといい。 / 綾川篠 ( 2006-01-14 21:38 )
こちらの冬は厳しいけれど、暖かい人も多いはず。出会いは人を変えてくれる、って私も思います。 / 昔野透夜 ( 2006-01-14 00:55 )
雅さんへ。母親と父親の果たす役割ってとても大きいと、当たり前だけど改めて思います。人はどうしたって育っていくけどあんまり小さい頃からちゃんと見てもらってないんじゃ、心のどこかに穴があいちゃうよ。 / あるまじろ ( 2006-01-14 00:25 )
職業柄いろいろな出会いがあるでしょうね。幼児期の親との接し方が大事ってひしひしと感じさせられている今日この頃です。 / 雅(みやび) ( 2006-01-14 00:22 )

2006-01-11 真冬の帰り道

仕事を終えて窓から見下ろす真冬の夕暮れを見送り、
車にキーを差し込んで自宅へと向かう。

あのとき船のデッキから見た風景には
向こう岸に広がるマングローブの熱帯雨林と、
傾き始めた西日に染まりつつある岬。

日本の真冬の夕暮れは曖昧で淡く、
まるで違うものだから。

あのとき少し離れたシートにもたれて居眠りしていたきみが、
今は120qも先にいることが妙にリアルに実感されて。


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みーさんへ。はい。 / あるまじろ ( 2006-01-13 23:54 )
愛だなぁ。。。 / みー ( 2006-01-13 00:51 )

2006-01-10 万葉浪漫なティータイム。

フジイさんは尊敬できる男勝りの女性の先輩だ。
休憩の一時にお茶を飲みながらフジイさんと歴史について話した。
天智と天武と額田の三角関係(いや鏡王女のことを考えれば四角関係か)について。

「天智って男が好きだな、
 冷酷なまでにきちんと次のこと次のことをきちんと考えて、
 しっかり実行していくんだよな。」
「それにしては哀感たっぷりの和歌を詠んだりするんだよな。」
「でも息子の大友皇子に帝位を継がせようとするとこなんか、
 父親って感じじゃないですか?」
「まあ、父としての感情だけが目的じゃないって説もあるけど。
 やっぱり大海人(天武)を殺しとくべきだったんだけど、
 病で気が弱くなってたんだな。」

僕はどちらかというと文学者。
フジイさんはどちらかというと歴史学者。

いずれにしても天智と天武と額田、
そして壬申の乱へと続く時代は最高にドラマチックなエピソードが満載だ。
こういうことを語り合える人が良き友と言えるのだろう。

あかねさす紫野ゆき標野ゆき・・・・という感じには絶対にならないけどね。

正月ぼけか、仕事が始まってもなかなか復帰できない。
・・・というか仕事が溜まり過ぎてた。
なかなか溜まってた仕事が捌けない。
まあ、仕方ないかな。
それでも6時間ぶっ通しで
モニターの前からじっと動かずにだいぶ片づける。

ふーっ、次の台本にでも取りかかるかな。

写真はサンシャインコーストの水族館を泳ぐオコゼくん。
なんとなくフジイさんに似ている、
・・・と言ったら怒られるかな。


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2006-01-09 成人の儀

僕が成人した時、その浮かれた雰囲気が嫌いだった。
僕は高校を卒業したばかりの頃は、世に阿ることが大嫌いなひねくれ者だったのだ。
同窓会ちっくな感じも嫌だった。
まだ高校を出たばかりで大したこともしてないのに、
「大人」と呼ばれる年になったことにも戸惑っていた。

でも、「成人した」ということの責任をひたすら重くは感じていた。

そしてふらっと立ち寄った喫茶店で珈琲を頼むと店員の方が、
「新成人の方ですね。こちらをどうぞ。」
と珈琲にケーキをつけてくれた。

祝われる理由に疑問を持っていた僕も、
その大人の社会からの手向けに素直に感謝することにした。

「ありがとうございます。」

たどたどしく出た礼の言葉。
窓の外に着慣れぬ晴れ着を着た女の子達が通り過ぎた。

振り返れば今も「大人」になりきれぬまま。
今もこうしているのだけれど。

毎年二十歳という区切りをつけていく人たち。
何が祝われているのかの意味を知ることが出来る、
やがてそんな大人になれるよう祈っているよ。


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綺羅さんへ。僕も小学生くらいから「老人の思考」とか言われてました・・・。 / あるまじろ ( 2006-01-12 23:25 )
須木成さんへ。大人になりきれないまま「大人」として見られるジレンマを僕らも彼らも抱えているのかな。 / あるまじろ ( 2006-01-12 23:23 )
「大人」って、ある一定の時期がくれば、なんとか誰でもなれるんだと小学生くらいの時は信じていたのだけど。ま、そうじゃないんですよね(笑)/精神年齢は小学生のときからずっと変わってない気がします・・(苦笑) / 綺羅 ( 2006-01-11 22:51 )
なんか昔はたくさん大人がいたような。っていう僕も大人になりきれない自分を感じつつ(爆) / 須木成 ( 2006-01-11 22:20 )

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