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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2014-06-18 梅雨のあとさき
2014-06-15 週末、公演の終わり
2014-06-12 梅雨空のガスパチョ
2014-06-08 くずの時代?
2014-06-06 次のステップまであとわずか
2014-06-04 梅雨入り直前の海
2014-06-01 水無月入り
2014-05-29 テーブルに就いていたことも
2014-05-28 遠くに見えた東京タワーのように
2014-05-25 先輩たち


2014-06-18 梅雨のあとさき

ナイロン100℃の『わが闇』を観るが、
映像も使ってる機材もすごいですね。
畳みかける不安、って感じかな。
演出が素晴らしい。
中盤ややもったりしてますが、
そこも後の伏線になってたりして。
役者は観ていて面白い。
さすが。
しかし昔に比べたら随分泥臭くなったなあ。
犬山犬子と大倉さんは素晴らしい。

今日もあれやこれやと雑事を次々とこなす。
仕事的には詰まらないことが多いけれど、
こなしていくことが必要。
うまくこなしていくことが大切。

芝居のことは面白い。
二ヶ月前は素人だった人たちに、
今日は視線の使い方を教える。
大した進化だなあ。

梅雨が行ったり来たりしてて、
本当は自転車に乗りたいんだけどなかなか乗れない。

夜に咲く花に口づけのトパーズ色の風の色は、
遠ざかるきみのあとをかけぬける

空模様も彩りがあると思われ。


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2014-06-15 週末、公演の終わり

土曜日、午前中は仕事。
依頼されてご指名の仕事が入っていたので、
ちょっと緊張。
いやいや、久しぶりに緊張。
緊張しないもんね、普段。
そんで順調に仕事はこなしてOKが出る。

心地良い疲れを引きずって劇場入り。
劇団欅の公演には今回は音響のサポート、受付、宣伝くらいかな。
お客様の入りもとても良く、
僕も宣伝した甲斐がありました。

いやいやお声掛けして、劇場に来ていただいた皆様、
有難うございました。

芝居は役者さんが皆さん達者で、
回を追うごとにノッて来て、素晴らしい出来栄え。
お客様にも好評のようです。

終わってバラシして打ち上げ。
今日はビールから冷酒で酔った。

明日は出張なのにねえ。

一つの公演の終わりに立ち会えて、
まあ楽しい週末だったな。


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弓ちゃんさんへ。今回もとても素晴らしい演技でした。人の心を動かす演技でした。 / あるまじろ ( 2014-06-19 02:53 )
お世話掛けました。本当にいつもありがとうございます。あなたの情熱でもっていつも駒が動くのですね。心より感謝いたします / 弓ちゃん ( 2014-06-18 00:47 )
バラシの終わった舞台、なんかモノ淋しくて、でも好きだな。 / あるまじろ ( 2014-06-16 22:11 )

2014-06-12 梅雨空のガスパチョ

さて、いよいよ明日は夕方劇場入りして、
劇団欅の仕込み・リハ、明後日は本番です。
今回は音響プランのアシスタントでした。
劇場では受付してます。

演目は『モンタージュ〜始まりの記憶』
場所はさいたま市民会館うらわ

6月14日(土)18:00開場18:30開演。
6月15日(日)12:00開場12:30開演。
        14:30開場15:00開演。

今日の稽古は劇場入り前の最後稽古でしたが、
なかなか白熱してました。
本番が楽しみです。

ふとしたことで行ったスペイン料理の店でしたが、
やはりガスパチョは晴れた庭で、
夏の空の下で食べたいものです。
あの酸味は太陽の光を求めてる。

梅雨の雨の匂いは似合わない。

    


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2014-06-08 くずの時代?

いやまあ、不景気なんだろうね。
文学的には自然主義的傾向というのだろうか。

『苦役列車』の映画を観る。
森山未來のクズぶりだけが残る映画だ。
西村賢太の原作は読むべきだろうか?

藤原竜也がクズ役ばかりやってる、と言っていたが、
クズと言われるような造形の主人公の物語が多いってことか。

不景気なんだろうね。
時代的に。

森山未來は役者として達者だと思うけれど、
こういう作品でリアリティを出して、
それは意味があるのだろうか。
共感できない思いを観客にリアルに残して、
それは何の意味があるのだろうか。

興味深い話だ。

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2014-06-06 次のステップまであとわずか

今日は依頼されていた写真選定と送付をまず片づけて、
その後、依頼されていた読後感の原稿を午前中2時間半かけて執筆。
こいつは夏に全国版に掲載される予定。
プレッシャーだったこの仕事を無事に終えて、
午後は気分がいい。

会議も予想以上に短く終わったので、
すぐに稽古へ。
残り時間1時間半ではあったが、
演技の個別指導が出来て良かった。

すでにある程度、演技指導している人たち。
初心者たちも、もう大分、声が出るようになってきた。
表情も出て来た。
真剣に演技に向き合うようになってきた。
ここからが苦しいところだろう。

中級者たちは自分の演じられるものの幅を、
一つ持っている者と二つ持っている者で課題が違う。
大人の劇団員でも二つ持っている人は少ない。
ここら辺はもうやってて楽しいはずだ。

それぞれの位置はあと少しで、
もう一つ上に行く手前だ。
それが出来れば、また違う世界が見えるはず。

楽しみにして、怖がらないで、
前に進んで欲しい。


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2014-06-04 梅雨入り直前の海

この季節の海は靄も多くて、
全体的にはっきりしない。
でもなんとなくこういう海もいいんじゃないかな。

夏が本格的に来る前に、
静かに揺蕩ってるような。

情けないけれど、
山のような雑事に追われて中々片付かない日常。
それをそっと忘れさせてくれるような。


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2014-06-01 水無月入り

早くも六月ですが、もう夏みたいな陽気。

昨日は演劇のワークショップで100人くらいの中学生の前で、
演劇的トレーニングの基礎を教えて来ました。
皆さん、熱心であっという間の三時間でした。
将来が楽しみです、個性的な役者さんになってください。

その後、高校時代の友人と逢い、
新都心のビール祭りへ。
ぐだぐだ話しながら二時半(深夜)まで飲むのも、
高校時代から変わらない感じ。

翌日の今日は一日家でのんびり。
昼寝三昧の一日もたまにはいいね。

夜は劇団欅の稽古へ行き、稽古を観る。
その後、シミズさんと夜のお喋り。
芝居の話はやはり楽しい。

というわけで、
あんまり眠くないなあ、明日は早いのに。

写真はビール祭りの屋台ね。


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くすのき燕さんへ。いやいや、色々なものにムチ打ちながら飲んでます!! / あるまじろ ( 2014-06-05 01:19 )
雅さんへ。元気です、ありがとうございます。暑いからビール美味しいですね。 / あるまじろ ( 2014-06-05 01:18 )
深夜まで呑めるのは若い証拠ですね。いいなあ。 / くすのき燕 ( 2014-06-04 23:32 )
キンキンに冷やしたビールが美味しい季節になりましたねっ!お元気そうで何より。 / 雅(みやび) ( 2014-06-02 22:45 )

2014-05-29 テーブルに就いていたことも

密やかな会話の後で、
願うことは貴方の幸福だったと思い出した。

これは、いかんいかん。
大切なことを忘れるとこでした。
これは忘れてはいけない。
うっかりしてました。

最後の時間にそんなことも忘れていました。
さあ、お茶を飲んで、
次、しなければならない仕事に取り掛かりましょう。

なにしろ仕事は溜まっているので。


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2014-05-28 遠くに見えた東京タワーのように

昔、若かった頃は、
大人になったら色々な悲しいこととか、
すっかりいつでも乗り越えられるような、
そんな勘違いしていた。

今年、八十六となるご老人にも、
秘められた人には分からぬ悲しみがある。

「今日は、あなたがあの人の話を聴いてくれたので、
 きっと彼も嬉しかったんだと思う。」

大人になったら強くなる。
それは強さを装ってるだけなのかもしれない。
でも装うことは格好いい。
人は装わなければ、ただの猿だ。

だから僕も年相応に装う事にしよう。
悲しみなど知らぬ強い男に見えるように。

それはきっと格好いいことだ。

でもたまにはそんな大人の話に耳を傾けたい。
分かり合えなくても好い。
分かってもらいたくもないだろう。

そこに隠された宝物のようなものが、
僕を惹きつけるから。


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2014-05-25 先輩たち

一日、色々忙しく動き回る。
明日からまた色々あるのでその準備に追われた日。

まずは明日のセッティングのセッティングの打ち合わせ。
会場まで行ってプロジェクターを実際に投射。

それから明日配布する資料の印刷ととじ込み。
勝手に一人でやってるけれど、
独りでに出来るもんじゃないんだよ?
分かってるかな?ま、いいけど。

続いて明日のプレゼンのデータ整理。
大丈夫かな、50分もつかな。
あ、40分でいいんだった。

さて、定時から一時間ほど残業してから、
高田馬場の長老たちとの編集会議へ。

今日は225号の掲載作品の決定日なので、
まずは所感を出し合い、作品の本質に迫る。
長老たちの発言が聞き逃せないほど勉強になる。

その後、話は戦争と劇作の話へ。
リアルとリアリティ。
実際に戦争に行った人と久しぶりに遇った。
「僕はね、学生の動員で飛行機を作ってたんだ。」
「僕はね、二十歳で召集されてね、でも日本が負けると知ってた。」

やがて話はものをどう伝えるか、という話へ。
「滾るものを感じるとそれが何なのか知りたくなる」
人が人に何かを語る時、それをどう伝えるか?
永遠なる命題だ。

「今日は遅くまで有難うございました。」
「誰かがこんな遅くまで残って話をしてったのは初めてだ。
 また、来なさい。」

今日、一番嬉しい言葉だった。

人生の先輩は人生の謎を知っている。
より多く人生を彷徨っているが故。
僕が話も聴いてくれた。
なんという包容力だろうか。


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