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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2005-09-26 三人でススキ野原に居た。
2005-09-25 大雨警報空振りす。
2005-09-23 霧の中から
2005-09-22 一ヶ月半。
2005-09-20 愛車クロニクル
2005-09-15 歩くと見える空
2005-09-09 Rever runs through it.
2005-09-04 台風過ぎて。
2005-09-01 かすむ夏
2005-08-31 ヒコウキ草


2005-09-26 三人でススキ野原に居た。

タキザワ氏に依頼されて今年の夏、台本を一本書いた。
完成した台本を郵送するとまもなく、
代わりに歴史に関する氏の論文が送られてきた。
いかにもタキザワ氏らしい。

もう十年以上前になるだろうか。
いつかの秋、ちょうど今頃にさっと仕事を休んで、
男三人で新潟の方に旅に出た。
二人は五十代前半、僕は二十代前半だったが、
僕ら三人は全く友達のようだった。

運転をしていたヤナギタ氏はやんちゃ坊主のようだし、
タキザワ氏は「こんな旅はしたことない」と少年のように目を輝かせていた。

いきなり「あそこで三人で写真撮ろう!」とヤナギタ氏が言う。

あのとき、秋のひだまりの中。
無人駅のホームの端に腰掛けて三人で写真撮った。

その背景にはススキの野原が広がっていた。
穂は澄んだ風の中でまるで光ってるようにさざめいていたのだった。


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みーさんへ。そうでしたか、失礼しました。和太鼓を芝居の中で使ったこともありますが、あの地響きのような音に感動したことを思い出します。 / あるまじろ ( 2005-09-27 19:35 )
なんでススキってこう心情を反映するっていうか、ふと振り返りたくなるんでしょうね・・ 秋風のせいかな。 / みー@お芝居じゃなくて和太鼓やってます ( 2005-09-27 00:56 )

2005-09-25 大雨警報空振りす。

「雨やだな。」
と思ってたので天に通じたかな。

明日、降ったらもっとやだけど。
月曜日だし。

写真は以前、妙高で見た猫のてるてる坊主。
こいつ、きくのかな?


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みーさんへ。そーなんですか、なんか嬉しいですね。芝居やってるんですね。 / あるまじろ ( 2005-09-26 21:40 )
あは、かぁいいですね!てるてる坊主というより、ぬいぐるみが吊るしてあるって感じですね(^O^) / みー@私もこの夏、舞台踏みました(^-^ ( 2005-09-26 00:59 )

2005-09-23 霧の中から

一日劇団の稽古。
少しずつ今度の芝居が完成に近づいている。
霧が晴れて少しずつ形が見えてくるようだ。

作家としては自分が託した言葉を役者が心を通わせて形にしてくれることが嬉しい。
形になったものが自分の頭の中以上でないとツマラナイ。
役者が頑張ってくれて面白くなっていく。

自分の演技の部分もエツコに見てもらって少し進んだ気がする。

今日は稽古を早めに切り上げてパンフレットの印刷などを行なう。

稽古終わりで劇団員の仲間とお好み焼きを食べに行く。
焼きそばを一緒に焼くモダン焼きを初めて食べる。
今日はかつて一緒に舞台に立ったJも居て懐かしい話もした。
今回は助っ人としてスタッフに力を貸してくれるユースケやモチコも居た。
わいわい騒ぎながら過ごす時間はまた楽しいものだった。


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卯月☆さんへ。了解、本番までのあとわずか、ラストスパートします。 / あるまじろ ( 2005-09-26 21:39 )
先日はどーもお邪魔しました。私はお好み焼きを久しぶりに食べられたので嬉しかったです。一番懐かしかったのは、車の中でかかっていたサントラですかねぇ〜♪今のトコ、本番は顔を出す予定ですので、頑張って下さいな! / 卯月☆ ( 2005-09-26 00:29 )
みーさんへ。初めまして。今日も頑張って稽古しました。本番まであと一ヶ月ですから。頑張ります。 / あるまじろ ( 2005-09-25 23:45 )
みんなでひとつのものを作り上げていくっていう作業、とっても好きです。舞台はその最たるものじゃないかしらね。すてきなお芝居ができあがりますように♪ / みー@はじめまして ( 2005-09-24 00:50 )

2005-09-22 一ヶ月半。

今日、一ヶ月半の夏休みを経てkaが100q先の水戸へ帰る日。
夏中そばに居た人がいなくなるとなるとやっぱり。

新しい愛車の慣らしも兼ねて車で送る。

サービスエリアで休憩した時、
空気が冷たくて季節が変わったのを感じた。

時が移ったんだね。

今朝、車に乗り込むとき雨に濡れたトランクの上にあった落ち葉。
もうそこに秋が来てる。


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車の購入おめでとうございます♪今度愛車の写真載せてね(^^♪ / のん ( 2005-09-28 20:51 )
綾川篠さんへ。ええ、葉っぱとか舞っているのが大好きですね。 / あるまじろ ( 2005-09-26 21:45 )
秋はいいですよね・・・ちょっとした落ち葉とか。。。 / 綾川篠 ( 2005-09-24 23:38 )

2005-09-20 愛車クロニクル

愛車と呼べるものを最初に手にしたのは大学一年の冬、
夏の前からバスの車掌とペンションのバイトに明け暮れて、
免許と車の頭金を準備した末に買った。

初代は、白のセリカXX。
流線型のボディで車高が低く最初に乗った時は怖い気がした。
最初のドライブはビリージョエルを流しながら安曇野。
モチヅキとうちのおかんを乗せて。
その後、野尻湖畔を飛ばしたり、雪の中でバッテリーが死んで止まったり、
マフラーが落っこちたり、栂池のスキー場を駆け下りたり。
大学時代を象徴する車だった。

二代目は、白のコロナ。
大学四年の年にボロボロになった先代を仕方なく手放して、
知り合いから5万で譲り受けた。
なんとカラオケを内蔵していて歌いながら、
美ヶ原や山田温泉に行った。
最初からバンパーが落っこちてたが僕は全く気にせず、
この車で信州と埼玉の間を何度も往復した。

三代目は、黒のサイノスβ。
就職して初めてのボーナスで一括払いして購入した車。
同僚のカトウさんに一緒にあちこち回ってもらって、
ねぎったりオプションをつけてもらったりした思い出がある。
僕が今の仕事に就いて八年間乗った。
ちょうどその間、八年間つき合った彼女がいたから、
あの車を見ると少し切なくなる。
サイノス自体、もう生産中止になったのであまり見かけなくなったけど。

四代目は、銀のBMWTiコンパクト。
初めてBMWと出会わせてくれた車。
仲間と一緒に土手を走ったりやけにはしゃいで乗った車。
乗りやすい割にパワーもあり高速などでは楽しかった。

五代目は、アトランティックブルーのBMWZ3。
幌のついたオープンカーで乗っている時に見えた空がきれいだった。
地をはうような加速は素晴らしい。
アトランティックブルーという色は夕陽に照らされたとき最も美しく見える。
結婚を機に親が「みんなの乗れる車にしなさい」と言うので、
後ろ髪を引かれつつも手放すことになった。
年を取ってお金に余裕ができたら、
またこの車を手に入れて走ってみたい。

六代目は、黒のBMW318i。
結婚を機に手に入れた五人乗りのセダン。
常にエンジンが不調で正月にいきなりエンジンが死んだり、
その後もトラブルが続いた。
そして最後は水没。
結局僕の使い方が悪かったのだ、車は悪くない。
三年余りのつき合いだったが良く走ってくれたと感謝したい。

そして七代目は、シルバーメタリックのBMW328i。
初めての左ハンドル。
今でも少し緊張している。
僕はこの車とまた様々な風景を通り過ぎるだろう。
そしてまたその轍を道に残していくのだ。


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2005-09-15 歩くと見える空

車がないので通勤も徒歩とバスと電車で通勤。

最初は慣れませんでしたが一週間も続くと、
もう当たり前のようにバスに飛び乗ってますね。

その気になってみれば空をじっくり眺めていられる。
そういえば季節が過ぎていくこの頃。

空を見上げるにはちょうどいいのかな。
思いがけず、かくある自分の人生を空と共にふと眺める。
そういう良い機会として。


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ちづぞーさんへ。お久しぶりです、空を見て思うことがある、ということでしょうか。 / あるまじろ ( 2005-09-22 09:43 )
のんさんへ。「いつもの風景」とは言いながら、見ているようで見ていないものですね。 / あるまじろ ( 2005-09-22 09:42 )
綾川篠さんへ。そう、すべてそうある方に流れていく。それにあらがってもあらがいきれない、それなら通り過ぎる風景をせめてよく見ていこうと思います。 / あるまじろ ( 2005-09-22 09:41 )
あるくと、そらを。みますよね?やっぱり。<免許無し。てへ。(*..) ポッ / ちづぞー@お久しぶりです^^; ( 2005-09-22 06:29 )
私もたまに車を使わないで歩くと、いつもの道も新鮮で違う風景に見えます。 / のん ( 2005-09-21 16:35 )
運転なさってる時とはまた違う景色が新鮮で、あるまじろさんの心を癒すのなら、そういう意味では突然の別れも必然だったのかもですね。 / 綾川篠 ( 2005-09-20 22:00 )

2005-09-09 Rever runs through it.

今年、唯一旅に出掛けた那須のあたりで、
夕方、町に出る途中少し道に迷った。

広い通りから外れた田舎道がやがて美しい川にでる。
前からも後ろからも他に車はない。
ヒグラシと川のせせらぎしか聞こえない。

今はもうない愛車からそのとき思わず降りた。

何かが。
川とか風とか時間とかでさえもない、
何かが、
そのとき流れていたんだな。


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2005-09-04 台風過ぎて。

台風の影響で局地的に1時間に100oという大雨が降り、
全国各地で様々な被害が出た。
そんな大雨の夜に帰宅する途中、
愛車が溢れ出て氾濫した濁流の中に沈みました。

金銭的なことはさておいといて。

突然、愛車と別れなくてはいかなくなるのは、
それは辛いものです。

僕が無茶をしたのが原因です。
自宅から数百メートルという近さだったから。
幸い僕自身にはなんの怪我もありません。

守ってくれたのです、最後まで。

翌日は嘘のように晴れた一日、
暮れ方の西空は輝くばかりなのに。


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のんさんへ。ご心配頂いてありがたいです、数日後に最後の別れをしましたが、そのときも雨が降っていました。 / あるまじろ ( 2005-09-22 09:39 )
w(☆o◎)wが-ん!愛車とそんなお別れだったんですね… あんなに可愛がってたのに残念です。あるまじろさんは無事で良かった! / のん ( 2005-09-21 16:33 )

2005-09-01 かすむ夏

もう終わっていくね、
台風が通り過ぎて夏の花たちが色褪せて。
昔、八月の最後の日に海に出掛けてえらい日に焼けたことがある。
そりゃあ、夏が終わっちまうから焦ってるみたいに。

その年の夏の終わりを見届けたくて一日海に寝そべっていた。
午前中までまだまだ夏だなって潮風が、
午後四時を過ぎていきなり変わるんだ。

海の色も深くて。
風の温度も微妙に下がって。

今年は海に行ってない。
だからひまわり畑で夏の終わりの風を頬に当ててみる。
昨日まで勢いよく揺らいでいたひまわりも、
時の移ろいを感じざるを得ない。

風から変わっていく、次の季節へ。
ひまわりが夏と共にかすむ。


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のんさんへ。毎年、夏の終わりに感じることを今年も感じている、進歩のないものだなあと我ながら思います。 / あるまじろ ( 2005-09-20 19:40 )
海。行けなかったなぁ。行きたかったのに。暑い夏が過ぎたら、そんな後悔。 / のん ( 2005-09-17 00:11 )

2005-08-31 ヒコウキ草

久しぶりに初めて見てぴっくりした出会い。
ヒコウキ草って知ってますか?

葉っぱがグライダーの翼みたいな。
しかもなんか不思議な模様。

こんな出会いは沖縄の植物園で出会った、
チョコレートの香りのするオンシジウム以来。

カッコイイぜ、ヒコウキ草。
しかも昼は水平飛行の態勢なのに、夜になったら翼をたたむのだよ。

最後の一鉢との出会い。
すぐ買うことに決めた。

で、今。
夏の終わりの僕のリビングの出窓に、
飛び交う何機もの飛行機。
気持ちよさそうに揺れている。


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のんさんへ。今は夜ですからみんな格納されてます。 / あるまじろ ( 2005-09-20 19:39 )
初めて知りました!かっこいい観葉ですね。夜に葉を閉じる木があって、名前知らず。子供の頃に「ドレミの葉っぱ」と名づけたままです。w / のん ( 2005-09-17 00:14 )
johannaさんへ。値段は700円。近くのドイトというお店で買ったんですが、いや観葉植物とかいっぱい置いてあるんですよ。 / あるまじろ ( 2005-09-12 23:27 )
あるまじろくん、ひっさしぶり〜。(テンション高!)こんなの置いてる店に私も行ってみたい。すごく欲しいです。でも、値段的に「エイッ!」とか思わなかった? / johanna ( 2005-09-12 20:41 )

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