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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2005-09-09 Rever runs through it.
2005-09-04 台風過ぎて。
2005-09-01 かすむ夏
2005-08-31 ヒコウキ草
2005-08-27 タルト
2005-08-26 那須岳の麓のジェットコースター
2005-08-25 夏の終わりに
2005-08-23 『アメリカ』
2005-08-22 バケツをひっくり返したような雷雨の想い出
2005-08-21 さまざま。


2005-09-09 Rever runs through it.

今年、唯一旅に出掛けた那須のあたりで、
夕方、町に出る途中少し道に迷った。

広い通りから外れた田舎道がやがて美しい川にでる。
前からも後ろからも他に車はない。
ヒグラシと川のせせらぎしか聞こえない。

今はもうない愛車からそのとき思わず降りた。

何かが。
川とか風とか時間とかでさえもない、
何かが、
そのとき流れていたんだな。


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2005-09-04 台風過ぎて。

台風の影響で局地的に1時間に100oという大雨が降り、
全国各地で様々な被害が出た。
そんな大雨の夜に帰宅する途中、
愛車が溢れ出て氾濫した濁流の中に沈みました。

金銭的なことはさておいといて。

突然、愛車と別れなくてはいかなくなるのは、
それは辛いものです。

僕が無茶をしたのが原因です。
自宅から数百メートルという近さだったから。
幸い僕自身にはなんの怪我もありません。

守ってくれたのです、最後まで。

翌日は嘘のように晴れた一日、
暮れ方の西空は輝くばかりなのに。


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のんさんへ。ご心配頂いてありがたいです、数日後に最後の別れをしましたが、そのときも雨が降っていました。 / あるまじろ ( 2005-09-22 09:39 )
w(☆o◎)wが-ん!愛車とそんなお別れだったんですね… あんなに可愛がってたのに残念です。あるまじろさんは無事で良かった! / のん ( 2005-09-21 16:33 )

2005-09-01 かすむ夏

もう終わっていくね、
台風が通り過ぎて夏の花たちが色褪せて。
昔、八月の最後の日に海に出掛けてえらい日に焼けたことがある。
そりゃあ、夏が終わっちまうから焦ってるみたいに。

その年の夏の終わりを見届けたくて一日海に寝そべっていた。
午前中までまだまだ夏だなって潮風が、
午後四時を過ぎていきなり変わるんだ。

海の色も深くて。
風の温度も微妙に下がって。

今年は海に行ってない。
だからひまわり畑で夏の終わりの風を頬に当ててみる。
昨日まで勢いよく揺らいでいたひまわりも、
時の移ろいを感じざるを得ない。

風から変わっていく、次の季節へ。
ひまわりが夏と共にかすむ。


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のんさんへ。毎年、夏の終わりに感じることを今年も感じている、進歩のないものだなあと我ながら思います。 / あるまじろ ( 2005-09-20 19:40 )
海。行けなかったなぁ。行きたかったのに。暑い夏が過ぎたら、そんな後悔。 / のん ( 2005-09-17 00:11 )

2005-08-31 ヒコウキ草

久しぶりに初めて見てぴっくりした出会い。
ヒコウキ草って知ってますか?

葉っぱがグライダーの翼みたいな。
しかもなんか不思議な模様。

こんな出会いは沖縄の植物園で出会った、
チョコレートの香りのするオンシジウム以来。

カッコイイぜ、ヒコウキ草。
しかも昼は水平飛行の態勢なのに、夜になったら翼をたたむのだよ。

最後の一鉢との出会い。
すぐ買うことに決めた。

で、今。
夏の終わりの僕のリビングの出窓に、
飛び交う何機もの飛行機。
気持ちよさそうに揺れている。


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のんさんへ。今は夜ですからみんな格納されてます。 / あるまじろ ( 2005-09-20 19:39 )
初めて知りました!かっこいい観葉ですね。夜に葉を閉じる木があって、名前知らず。子供の頃に「ドレミの葉っぱ」と名づけたままです。w / のん ( 2005-09-17 00:14 )
johannaさんへ。値段は700円。近くのドイトというお店で買ったんですが、いや観葉植物とかいっぱい置いてあるんですよ。 / あるまじろ ( 2005-09-12 23:27 )
あるまじろくん、ひっさしぶり〜。(テンション高!)こんなの置いてる店に私も行ってみたい。すごく欲しいです。でも、値段的に「エイッ!」とか思わなかった? / johanna ( 2005-09-12 20:41 )

2005-08-27 タルト

kaと以前から気になっているタルト屋さんへ。
そこはとんでもなくトッピングしているフルーツの量が大量なんだよね。

僕はベリー、kaはマンゴーのタルトをチョイス。
この夏、よく飲んだファーストフラッシュのアイスティーを添えて。

そばに寄り添うのはポトスなんだけどライム色だからか名前は「ポトスライム」
なんか弱いモンスターみたいな名前だのう。

タルトは・・・うっ・・・美味い。
そりゃあね、定食屋のショウガ焼き定食より高いタルトですから。


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綾川篠さんへ。ええ、昔は辛党だったんですけど、kaの影響か何でも党になっちゃった。 / あるまじろ ( 2005-09-12 23:29 )
すっごい、美味しそう・・あるまじろさんは甘いの、大丈夫なんですねぇ。 / 綾川篠 ( 2005-09-11 21:30 )

2005-08-26 那須岳の麓のジェットコースター

kaと那須にドライブに行く。
最初はハーブでも購入するか、とかの予定だったのですが、
いつのまにか那須ハイランドパークにたどり着いたので遊園地に入ることにする。

ここには何本ものジェットコースターがかかっている。
やるとなったらやる。
まあ、そんなに気合いを入れなくてもいいのだけど、どんどん乗っていくことに。
「立ったままで何回転かするの」に乗った後、
「ただグルグル回るNASAの訓練みたいなの」に立て続けに乗って気分が悪くなる。

あほや。

高原は夏の終わりからもう秋を少しずつ迎えているような感じ。
空気が澄んできて張りがあるような。

雲がかかる那須岳はちらりと笑う。


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2005-08-25 夏の終わりに

いつも焦るタイプだった。
まとめて書いた日記は嘘ばかり。

今年は日に焼けなかった。
真っ黒になれた夏休みはもう過去か。

・・・と思っていたら思わぬ外仕事。
玄関の前の工事のために鉄骨を組む、という鳶職さんみたいな仕事。
一応、顔には日焼け止めをぬったけど、なんとうなじだけ塗り忘れた!!
昼を挟んで六時間もやったらうなじだけ真っ黒になった。

「みみなしほういち」もきっとこんな気持ちだったろう。

8月も終わりになってやっと太陽もホンキになってきた。
雲も盛大に盛り上がってる。


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2005-08-23 『アメリカ』

「ロスからサンフランシスコへ続くフリーウェイを
 俺たちヒッチハイクした1984・・・」

浜田省吾さんの『アメリカ』という曲だ。

僕は長かった浪人生活を経て長野県にある地方大学に入学した。
それまで家族と同居してぬくぬくと暮らしていたボンボンの僕は、
信州松本で初めて一人暮らしを経験した。

淋しくて死にそうだった。
場所柄、学生の多くは一人暮らしだったため、
友達は尾崎やなんかを聴いて孤独を癒していたが
僕はその当時は尾崎が嫌いだった。
それで浜省を聴いた。

ホントのアメリカなんて知らない。
僕は浜省の『アメリカ』を聴いて、
自分の一人の押しつぶされそうな夜に、
夢の欠片のような明日に立ち向かう気持ちにさせてもらってた。


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2005-08-22 バケツをひっくり返したような雷雨の想い出

あれは小学校の半ば頃だったかな。
従姉妹の女の子と男の子が夏休みに遊びに来た。
僕はそれがうれしくてうれしくてしょうがなかった。

なのに僕はその女の子の方とケンカをしてしまう。
そして女の子の方が先に引っ掻いたのをやり返して、
僕は女の子をぶってしまった。

それがいけなかった。

親父は僕を怒鳴った。
僕は最初に騒いだのも女の子だし僕を引っ掻いたのも女の子の方だ、
と抗議すべきだと猛然と親父のいる居間に突進した。
怒鳴られる筋合いじゃないと。

でもその後ろで女の子が泣いて叫んでいた。
僕にぶたれたんだと。

親父は僕の少し始まった抗議を全く聞かず、
いきなり柔道の跳ね腰という大技で僕を投げ飛ばした。

なぜなんだ。
なぜ、僕だけが投げ飛ばされるんだ。

親父は床に這いつくばる僕を見下ろして言う。
「男がなぜ女の子をぶった?」

そして続いて言う。
「お前が男ならこれ以上言い訳もするな。」

外にはホントにドラマのようなどしゃぶり。
僕はその後布団にくるまって泣いた。
そしてもう一度怒鳴られた。

「男が泣くな」

弁解も許されない、泣くことも許されない、
正しいことより守ることがある。

納得できないけどそもそも関係ないんだな、子供の納得も。
親子の中じゃ教えるってそういう側面もあるのかな。
そういう論理に反抗しながら少しずつ大人になっていった少年の頃の夏。


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ぷりんさんへ。納得しています、むしろ「正しく見えること」にこだわっていてもそれがホントに正しいなんて言えないことばかりですね、正しさを主張することも時には必要なことなのだろうけれど。 / あるまじろ ( 2005-09-10 22:37 )
綾川篠さんへ。多くの人との擦れ合いの中で、僕は今でも形作られていると思っています。 / あるまじろ ( 2005-09-10 22:34 )
良いお父様ですね。「正しいこと」よりも守ることがある。当時は納得できなかったでしょうが、愛する人を見つけた今は理解できるのでは?  / ぷりん ( 2005-09-06 21:01 )
すごい、なんか、お父様が厳しいお方だったのですね!そうやってあるまじろさんが形成されたのですね・・・ / 綾川篠 ( 2005-08-23 20:27 )

2005-08-21 さまざま。

自分の劇団の稽古でしたが、
参加した役者さんが8名そろったのですけど、
みんな良い個性を持ってるなあ、とあらためて感心。

僕の職場は俗に言う職人の町。
昔はキューポラとかあったそうな。
キューポラって知らないですよね、普通。

その町のあちこちには今も小さな工場がなんか作ってる。
通りかかっても何を作り、何のためになるのかも分からない。
でも、なんか作ってるとこって興味深い。

写真はさまざまな個性的な形の金属。
何に使うか分からないけど、なんか面白い。


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これ、どっかの工場部品とかがガラス越しに見えてるの?綺麗だね〜。いい写真です。絵みたい。 / johanna ( 2005-08-23 21:58 )

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