himajin top
あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2005-08-04 僕らの身につけるべきライフスキル
2005-08-02 中学演劇の大会を終えて。
2005-08-01 幸せなサプライズと。
2005-07-31 文月尽
2005-07-29 夏CM。
2005-07-28 蕎麦屋にて
2005-07-27 あの遠い雲のどこかに
2005-07-26 台風接近す
2005-07-24 終わって残ったものとわかったことと
2005-07-23 滑り込み


2005-08-04 僕らの身につけるべきライフスキル

昨日、今日と2日間、会社関連の必須研修で「ライフスキル」を学ぶ。
これは無人島に流された時のサバイバルでもなければ、
言葉の通じない外国に移住して生活していく方法でもない。

たとえば親しい人に借金を申し込まれたり、
麻薬を進められたりした時に人間関係を壊さずに、
断ったりより良い方向に話を進めるテクニックだ。

段取りさえ解れば、芝居のようで役者の僕には朝飯前。
・・・と思ったんだけど。
一緒に研修をする人々は十人十色。

研修にうんざりしている人。
目立ちたがり。
非常識な人。
我の強い人。

人を見てる方が面白い。
この研修を2日間乗り切ったことが最高のスキル。

暑い夏でも夕方になれば少し風が吹く。
日の翳りも緑に映えてる。


先頭 表紙

2005-08-02 中学演劇の大会を終えて。

素晴らしい舞台ばかりだった。
そしてそれを支える顧問の先生方もスタッフの方々も。

四本すべてに見所があり、
そこに込められた熱い想いがきちんと伝わった。

舞台に終えた人に言葉を掛けるとすれば、
一つしかない。

皆さん、お疲れ様でした。

今日も熱い熱い夏の一日。
ここまでの僕の知らない稽古の日々にこそ、
ドラマがあったのだろうな。


先頭 表紙

くすのき燕さんへ。ええ、好い芝居を観る時間は「いい時間」そのものでした。 / あるまじろ ( 2005-08-06 21:54 )
いい時間をお過ごしになったようですね。 / くすのき燕 ( 2005-08-03 10:12 )

2005-08-01 幸せなサプライズと。

昨晩は欅の反省会。
お互いのスタッフとキャストの仕事の反省点を真剣に出し合い検討する。
二時間はしっかり討議。

僕にとってはとりあえず最後の欅の会合。
気持ちはみっきの助けを借りて作ったCDRに託した。
これといった挨拶もせずその場は終わった。
軽く飲もうということになっていったん車を置いてから待ち合わせ場所に行くと、
シミズさんが一人所在なげにたばこを吸っていた。
シミズさんに連れられてとある店に入る。

そうしたら・・・・。
その店にはすでに多くの団員の皆さんが待っていて、いきなりの感激。
ほんとビックリした!!!

あんまりびっくりしてうまくしゃべれなかった・・・。

お世話になった人々に最後まで笑って見送ってもらって、
こんなに幸せなことはない。

わずか三年、お世話になった劇団だが得たものは多い。
出会った人は優しく情け深く、
舞台をともにした日々はすでに懐かしい。

そうだ、
僕の胸には、
サプライズの次の瞬間にもう、
切なさが訪れていたのだった。


先頭 表紙

須木成さんへ。人生の舞台は、ふとした時に主人公の僕らを差し置いてクライマックスを迎える時がある、そんな時、僕はなるべく肩の力を抜いて幸せの瞬間をありのままに感じることで、人生の一幕を演じきろうと思う。 / あるまじろ ( 2005-08-06 21:52 )
濃密な時間、濃密な繋がり、なんですね。なにげない毎日毎分の一瞬もまた、僕ら一人ひとりにとってのかけがえのない舞台なんですよね♪ / 須木成 ( 2005-08-03 00:38 )

2005-07-31 文月尽

やっと自分の台本を皆の前に出すことが出来た。
完成したのは少し前だけど、
役者に読み合わせしてもらうまでは、
全然分からないので、
今日通して読み合わせをしてもらい、
なんとか狙っていたものに近い出来であることを確認した。
まだまだ、これから多くの人の手を経て、
少しずつ作品として完成していく。

今回のテーマは「嫌なことは忘れない」。
禍福は糾える縄の如し。
まあいいや、で忘れていると大切なことまで落としちゃう。
全てを覚えておくことではない。
傷ついたことの中に明日に続くヒントがあると信じて生きていくことだ。

今日は一日、自分の劇団の稽古。
自分の芝居は多くの人との演技の積み重ねの中で少しずつ磨かれていくもの。
この芝居でも役者として切磋琢磨に努めていこう。
最後に芝居全体が輝くといいのだけれど。

暑さも一段落、夕方は大粒の夕立。
風が出て稽古場涼やか。

今が盛りの夏の花が色も艶やかに夕風に揺れていた。


先頭 表紙

須木成さんへ。ええ、贅沢にその行程に苦しみたいし楽しみたいです。 / あるまじろ ( 2005-08-02 20:19 )
みんなで少しずつつくりあげていく工程って、かけがえのないものですね。お芝居は世界で一番贅沢な芸術だと思いますが、素敵な作品になることを祈念しております♪ / 須木成 ( 2005-08-02 00:05 )

2005-07-29 夏CM。

今日は会社のデスク周りに溜まってるゴミとともに、
溜まりに溜まった雑用片づけ。
朝八時からまず身体を動かす仕事から入り大汗をかいて。
午後一でずっとオファーのあった人とミーティングして一段落。
次々と雑用して最後にお掃除。
そしてスケジュールをまとめてプリントアウト。
明日からの多忙な日々に再び身を投げる気持ちの整理をつける。

例のお仕事を制作部長としてもらい、また少し進む。
ありがとう、制作部長。

街は祭囃子。
少しだけ哀しげなその風情。
仕事たくさんしたら夏はビール。
これが定番。


先頭 表紙

2005-07-28 蕎麦屋にて

中学演劇地区大会の指導講評のお仕事二日目、
二年前から何度かワークショップで教えていた子が舞台に立って、
ものすごくびっくりした。
普通の会話もできないような有様だった印象なのに、
今日はとても輝く役者っぷりだったからだ。
こうして成長した姿で再会できるとは。
もうこれはライバルなのか、と嬉しく思う。

このあと中央大会での審査員もやるから、あくまで中立。
だからこの話はこれでおしまい。

夕方、仕事を終えて次。
先日の欅での公演を記念的なもので残したいので、
劇団ぴゅあの制作と会って打ち合わせ。
場所は少しオシャレに蕎麦屋。
欅の皆さんにお世話になったお礼の記念の品を渡す算段をする。

この蕎麦屋。
与野のどこかにあるけどなかなか見つからない場所にある。
なかなか。
・・・と言っておこう。

写真は「蕎麦入りくず餅」黒蜜で。
夏のデザートとしてオススメ。


先頭 表紙

綾川篠さんへ。京都には美味しい和スウィーツがたくさんありそうですねえ。 / あるまじろ ( 2005-08-01 00:14 )
やっぱりくずもちは黒蜜ですよねぇ・・・(美味しい) / 綾川篠 ( 2005-07-30 22:37 )

2005-07-27 あの遠い雲のどこかに

今日明日は近隣地区の中学生の演劇大会の審査員として招かれている。
ある程度達者なものもあればそうでないものもある。
しかしあの子達は常に自分の何かを舞台に賭けている。
それは本番を終えたばかりの僕の胸の何かを揺らしたのだった。

二日間一生懸命、
彼らの賭けたものを目を懲らして見つめたい、
と思う。

劇団欅を退団することにした。
kaが遠く離れた地にいるのに会いに行く時間が取れない。
いつまでたっても自分の台本をあげられなかった。
そして何より欅の稽古に思うように参加できず、
多くの迷惑をかけ自分自身納得できる役作りなどできなかった。

僕も、
僕自身も。
何を賭けるか、
何に打ち込むか今は絞って行きたいと感じた。
そうすべきだと直感したのだ。

できた人間関係は全く崩さなくても、
所属する団体をさらりと抜けることは簡単だ。
そしてまたいつかその人たちと舞台を共にすることもあるのだろう。

台風が過ぎて素晴らしい夏の雲。
巨大な雲の遠くに思い描く理想の未来があると信じて。


先頭 表紙

くすのき燕さんへ。これからは家庭と仕事と自分の劇団の運営に精力を注ぎます。まだ欲張り・・・かな? / あるまじろ ( 2005-08-01 00:16 )
ひとつの時間の中で、やれる事とやれない事はどうしてもあるものです。 / くすのき燕 ( 2005-07-30 08:51 )
麗子くんへ。貴女から一体どれほどのものを教えていただいたのか、計り知れぬものがあります。感謝と敬意は貴女にこそ贈りたいです。寂しいですがしばしの別れ。それぞれの舞台に向かうだけです。教えて貰えたことを無駄にせぬよう心して。 / 堂島晋平 ( 2005-07-28 23:31 )
昔野透夜さんへ。一つの劇団をやめてしばし自分を見つめる。この時間を無駄にはできないと思うばかりです。 / あるまじろ ( 2005-07-28 23:17 )
ありがとう☆そしてお疲れ様。色々無理や失礼な事を言ってきましたね…私も貴方との仮初めの人生を共有できたことが宝物です。たかが芝居…なれどこの寂しさと懐かしさは何でしょう…貴方の決断と愛する人への想いと貴方の未来…私には引き止める術がありません…感謝と敬意を貴方に。笑顔でまたお会いしましょう晋平先生! / 麗子 ( 2005-07-28 10:05 )
日常の中から違う何かを創り出すという作業は、本当に難しいと思います。私も、のめりこんでいた時代がありました。(いわゆる同人誌というものですが)今は遠い日々だけど、いつ思い返しても、輝きを失わない瞬間です。・・・お疲れ様でした☆ / 昔野透夜 ( 2005-07-28 00:02 )

2005-07-26 台風接近す

大型の台風が近づいているらしい。
kaが心配のメールを寄越す。
ありがとう。

まあ大きな地震(リハの日にね)があったり、大きな台風が来たり、
心配していたら、しきれないような夏だね。
君さえ無事なら僕は、もうなんでもいいのだけれど。

たまのたくさんの雨はむしろなんかイイ感じ。
雨だれの音を聞きたいから車のMDを止めた。

先日の公演の前後に蓄積された、
精神的・肉体的疲労も少しずつ色褪せて、
明日はもう芝居を講評する立場で別の劇場へ。

夜半に向けて雨風は収まっていくのか。
台風が過ぎていく感じはいつもドキドキする。


先頭 表紙

2005-07-24 終わって残ったものとわかったことと

さいたま市民会館浦和での公演二日目。
街は夏祭り、遠くに祭囃子が聞こえる。

楽屋に入って軽く食事してから、
自分でメイクして、舞台に小道具セッティングして、
途中で早替えする衣装の準備して、
軽く身体を動かしてからもう一度台本に目を通す。

二日目のマチネはやや気持ちが空回りして気迫不足。
ソワレは自分でも渾身の演技。

でもね、あっという間だった。
気がついたら最後のカーテンコールしてた。

今回、この人達と舞台をともにできた喜びがある。
そしてあとで伝えた言葉にも後悔がある。
それでも舞台を刻めたことは一番の宝物。

しょせん何気ない人の人生の中に、
これだけ深く何かを刻んでいくような、
舞台というものを共有できたことが、
今までの僕とこれからの僕の途中にあることを、
宝と思う夜が過ぎていく。

さらば今宵の舞台よ。
仮初めの人生の、
その仮初めの言葉の連なりよ。


先頭 表紙

jhoanna さんへ。残念・・・僕が撮っているので写ってなかった・・・。 / あるまじろ ( 2005-08-01 00:17 )
えっと…、あるまじろくんは何列目の何番目だっけ? / jhoanna ( 2005-07-31 12:51 )
綾川篠さんへ。ええ、いつかそのうち是非。 / あるまじろ ( 2005-07-27 23:10 )
色褪せない一瞬、って感じで、この写真とても素晴らしいと思います・・・いつかみにゆかせてもらえたらなと思えます。 / 綾川篠 ( 2005-07-27 22:12 )

2005-07-23 滑り込み

劇団欅の公演。
ついに初日を迎える。

昼からゲネ。
夕方に初日の幕が開く。

そしてついに掴めなかった色々なものをゲネで掴めたような気がした。
周りの役者のみんなに掴ませてもらったのだろう。
そして全力で、無我夢中で初日の公演を終える。

くたくただけどやっとほっとできた。
まだ楽しめる。
まだまだ明日もあるから。

滑り込みで間に合った感じの舞台。
皆さんにはさぞかしご迷惑であったことだろう。
このままで良いとは思っていないけれど。

写真はゲネの様子。
本格的に大道具が完成し照明・音響もついて、
役者みんなにも気合いが漲っていた。


先頭 表紙


[次の10件を表示] (総目次)