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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2014-05-14 あともう一度
2014-05-12 なんだかんだで
2014-05-11 高田馬場エレジー
2014-05-10 ザ・ベストテンなカラオケ
2014-05-06 シルクドゥソレイユ・ダイハツ・オーヴォ
2014-05-05 五月の慰め
2014-05-04 露店のノスタルジィ
2014-05-02 深夜の焼き鳥
2014-04-27 初心者を教えると言う事
2014-04-26 どこかに続く空


2014-05-14 あともう一度

今日は本来なら稽古は無い休みの日。
それでも是非に、と有志で半分くらいの者たちが、
稽古場に集う。

いつの間に、ここはそういう場所になったのか。
昨日小一時間、マツモトの稽古に付き合ったことを述べたら、
自分たちもと息せき込んで詰め寄ってくる。

今日は自分の持つ感情の枠組みを越える稽古をした。
初心者にとって自分の出している感情の表出が、
不十分であることを実感することは難しい。
実感出来ない物を改善することも、また難しい。
そこで演技した傍からすぐ直し、
今、出した感情に上乗せするように促す。
マンツーマンで手間のかかる稽古だが、
効果は抜群だ。

より大きな表現を目の当たりにさせ、耳に聴かせて、
それをすぐに真似させる。
これは伝統的な口伝の技法だ。
すると、今までの棒読みはその場で深い感情を溢れさせ、
声自体もぐっと響くように変わっていく。

今日は役者たちもそれを実感したようだ。
もう少し、もう一度、と稽古をしたがるその様子は、
本当に微笑ましい。
実感した自分自身の成長が嬉しくてしょうがないようだ。

GACTOの『眠狂四郎無頼控』という舞台をWOWOWで観る。
ヴィジュアルはさて置きセリフは間が多過ぎ溜め過ぎだ。
マイク使用もいいとしても、
やはり周りの脇役の達者なセリフ回しに見劣りする。
演技はトータルのバランスが大切だと感じた。
テンポが足りないのだった。


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2014-05-12 なんだかんだで

先週、土曜に仕事したせいで今日も休日。
午前中、ちょっと演劇のミーティングを三時間ほど。
まあまずはコミュニケーションが大切。
お互いの考えをブレスト。
これも大切な一歩。

午後は久しぶりにうっちゃんとともにO山U子さん(旧姓)と再会し、
彼女の子供三時間ほど、あやすことに。
そして子供の相手で疲れ切る。くたくた。
世のお母様たちの偉大さを思い知る。

夕食後、松木先生の要請に応えて制作会議ということで、
劇団欅の稽古場へ。
伊達さんと国谷さんが熱心に稽古していたので、
その傍らで小一時間ストレッチ。
稽古も熱が入っていてイイ感じ。
ストレッチも汗をかくほど出来て気分スッキリだ。

とりあえず忙しそうな6月のスケジュールもまとまりそう。
大変だが充実した時に満たされそうだ。


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さとこさんへ。本日はお会いできず残念でした。また来週月曜日にご尊顔を伺いに参ります。 / あるまじろ ( 2014-05-15 00:47 )
お忙しいところいつも本当にすみません。けれどまたなんやかんやとお会いできると思うととてもうれしく思います。よろしくお願いいたします。 / さとこ ( 2014-05-14 10:43 )

2014-05-11 高田馬場エレジー

休日の昼間、少し寝坊をしながらゆっくり起きたところで、
うっちゃんから電話。
とりあえず呼び出して、みんなでクッキング。

手作りコロッケだ。

ジャガイモを塩ゆでし、挽肉等の具と合わせて、
小麦粉、卵、パン粉の順に付けて揚げる。

母の得意料理だ。
母の日に母の得意料理。

その後、劇団舘岡奈緒美の芝居を観に高田馬場へ。
かつて芝居を教えた役者がとてもイイ演技をしていて、
「良かったですよ」と伝えられて良かった。
物語はもう少し考えて欲しい。
作家も努力家だがまだ話になっていない。
今後も温かく見守っていこう。

さて、その後ほろ酔いぐらい飲んで帰宅。
まったく素晴らしい休日だ。


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2014-05-10 ザ・ベストテンなカラオケ

たまたまですが、非常に珍しいことに同年代でカラオケすることに。
聖子・明菜・マッチ・・・『ザ・ベストテン』やん!!

カラオケは同年代で行くのに限るなあ。
若い歌とは歌い方か違うんだよ。
最近の歌はみんな上手い歌い方の基準が一つみたいで、つまらない。

昔の下手くそでも個性的な歌い方、
今、聴くとちょっとキザったらしくて恥ずかしいような歌い方、
懐かしいねえ。

あ〜久しぶりに楽しい時間でした。


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2014-05-06 シルクドゥソレイユ・ダイハツ・オーヴォ

今日は、『ヴェニス』で共演したホシノさんのご招待を受けて、
シルクドゥソレイユ・オーヴォを観覧。

今回のテーマは昆虫の世界。
開場直後から怪しい昆虫が会場内を徘徊し、
耳元で虫の声が響く世界の中へ。

狂言回しが有るか無きかの物語を紡ぎながら、
その間にもテーマに沿った躍動感のあるサーカス・曲芸。
ロープを使った曲芸、チアのような組体操、トランポリン、
空中ブランコ、ジャグリングの大道芸・・・等々。
目の前で繰り広げられる芸術に圧倒されるばかりでした。

一つ一つの技が芸術の域まで高められていて、
ただただ圧倒される2時間半でした。

関係ないけれど少し体を鍛えようと思いました。
最近、温かくなってきたからね。
今日は寒かったけれどね。


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2014-05-05 五月の慰め

「ぬくもりだけを残して春が過ぎていきました。」
いやあ、名言。さすが吉田類。

アーサーさんの芝居を観ていつも思うことだが、
過ぎてしまった少年時代へのノスタルジィが物語をよぎる時、
彼の芝居に独特の風味が加わる。
それがある時、彼の芝居に輝きが加わる。
作品を成す、ということはそういうことだ。

いつでもそこにその人の背景があり、
それが作品に色濃く出るようになってくる。
そうなってくる為には時間が掛かる。
若い頃にはそれは描こうとしても描けなかった。

さて、それはそれとして、
芝居というものを観ると、
今、芝居をやっている人はとりあえずいいが、
今やっていない人は焦る。
その焦りが次の回には逆転する。

一緒に芝居を作ってくれる人は役者であろうとスタッフであろうと、
大切な人たちだ。
それを失くす淋しさは見送る者の忘れがたき憂鬱だ。
自分の劇団を持っている限り、それが消えることはない。

今日、アーサーさんと話したことは、
孤独な主宰同士の大切な話だ。
多分、他の立場の人には分からない事だ。


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2014-05-04 露店のノスタルジィ

自分の趣味ではないがGWの間にやっている、
アグリフェスという催事をのぞく。

知り合いのコジマさんの奥様がお仕事をなさっていると知り、
前日に旦那様にお話を通して。

結局、いい天気であったので焼きそばやらを買い込んで、
芝生でビール、とか定番の愉しみを。

五月の風は爽やかで、
金魚すくいも涼しげ。

流石に飼えないのですくいはしなかったが、
泳いでるのを見るだけでなんとなく懐かしい気分になる。

遠い昔にすくいそこねた、
あの時の金魚の姿。


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雅さんへ。初夏の香りと遠い喧噪が耳の奥に残っています。 / あるまじろ ( 2014-05-05 22:35 )
↓いやん♪五月末。です。 / 雅(みやび) ( 2014-05-05 22:11 )
例年、五月間末に、うちの近所の神社で「金魚祭り」という催しがあります。その日が来ると、「もうすぐ夏だなぁ〜」って思います。その前に梅雨ですけど。 / 雅(みやび) ( 2014-05-05 22:10 )

2014-05-02 深夜の焼き鳥

知り合いが銚子で鯛を釣ったという。
「刺身を分けてあげる」と言うのでうっちゃんと車で。
GWは時間があっていい。

折角だから旧中山道沿いの焼き鳥屋に寄って、
差し入れを手に入れる。

せせりとカシワとモモ。
まあ結局、釣果が少なくその場で食べた。

やがて随分長く大学生をやっている娘も帰って来て。
まあこうしてたまに顔を合わせる。
それだけがまあまあイイことだ。


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2014-04-27 初心者を教えると言う事

こんにちは、最近は風邪をひいてどうも絶好調でないY・Hです。
昨日は芝居の稽古を初心者について六時間つきっきりで教えました。

僕も通った道ですが初心者は大変なのです。
演技の中でやるべきことは、
@セリフを言うこと
A表情を作ること
B@Aに先んじて感情を作ること
C舞台に立っていること

たぶん初心者は@が大変だと思っていることでしょう。
だからセリフさえ覚えれば自分が役者が出来ると思っている。
でも初心者にとって大変なのは実はC。
ただ立っていることは実はすごく難しい。
今の劇団を中枢を担ってる中級者たちがまだ出来ないのもその辺だ。

もちろん、初心者には全てが難しい。
とりあえず役者をやるなら@からCは全てやらなきゃならないんだから。

でも多分、@からCが出来てやっと初心者。

セリフを構成する【1】声量【2】高低【3】緩急(間)【4】滑舌【5】響き
を意識して使えるようになっていく中で、
特に声量を安定させるのが次へのステップ。
声が小さいままではいつまでも素人のままだ。
くれぐれも声が小さいけれどセリフのニュアンスが上手い、
という役者を評価してはいけない。

そんな役者に先はないからだ。
声がしっかり出て響くようになったら初級者。
その次のステップに行くためには豊富な舞台経験が必要だ。

僕らの周りには初心者と初級者と中級者くらいしかいない。
そしてそれを育てるのも文化の底辺を支えるという意味で重要だ。
指導者にはその飽くなき繰り返しが求められている。

劇団を起こして十五年、
逆に言えば十五年前にはもう、自分で台本を書き、演出して舞台に立っていた。
後から来る後輩たちには僕よりも先に行ってもらいたいものだが、
すでに十五年前の僕に抜かれてしまってないかな?
誠意をこめてエールを送りたいものだ。


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2014-04-26 どこかに続く空

『9days Queen〜九日間の女王〜』をたまたま観るが、
挑戦としてはいいけれど出来は。。。
堀北真希は他の役者を圧倒する存在感は無かった。
ただゴージャス。
脇が豪華で仕立ても壮大。
いいですね、あんな舞台。
奥に広がる広大な空間へ前後に移動する舞台。
華麗な衣装、一人一人をフォローするマイク。
生歌と生演奏のBGM。

こういう舞台を観ていると逆に声を張る演技が印象に残る。
情熱的な演技とその鬼気迫る表情。
主役にその迫力が無いのは残念。
でも舞台にこうして挑戦していくことは大切だろう。

さて、今日はたまたま、僕の台本を使って稽古する機会があった。
ページ毎に仕掛けられた会話と感情とモノローグに対する課題。
今日は最初の二つだけ。
楽しいだけでは済まない世界を共有して、
次のステップに進んで貰いたい。
それを祈るのみだ。

どこかに続く空。
無駄にした時間を取り戻せるか。
焦ることはないけれど。


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