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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2005-02-06 ラクリモサ。
2005-02-05 レインボウ城の公演の受付をしに行く。
2005-02-03 「誠意のある仕事」とちょっとした再会と風邪気味の人。
2005-02-02 くりおね。
2005-02-01 旅の途中の見知らぬ駅。
2005-01-31 冬の一日。
2005-01-29 富士山。
2005-01-28 『やさしい時間』。
2005-01-27 自分を戒めるために。
2005-01-26 追いかけても追いかけてもとどかなかった鳥の名が。


2005-02-06 ラクリモサ。

早朝から自分の劇団の次回公演の大道具関連の打合せを、
今回の舞台監督のホサカくんとする。
ホサカくん、頼りにしてます。
劇団員が続々稽古場に到着してきて、半立ち稽古に入る。
今日は、まだ各自のキャラ固めの段階。
まあ、ぼちぼちがんばりましょう?間に合うように。(僕自身もね。)

結婚式にも出てくれて稽古場の提供にも重要な位置にいらっしゃるS氏が、
小平で合唱のコンサートに出演なさるというのでkaと。
二人でコンサートに出掛けるのは初なのでそれはそれで。

演目はW.A.モーツァルトの『レクイエム』。
管弦楽のアンサンブルも入っていて思った以上に本格的な舞台。
ラクリモサは歌い手達の気持ちが前に出てた、という感じで、
本当に胸にまで響いた。
これをここで聴けたのは一つの幸運だと思った。


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卯月さんへ。「ラクリ」とは涙ですよね。レクイエムの美しい旋律に圧倒されました。 / あるまじろ ( 2005-02-09 21:52 )
いいですねぇ〜モツレク!(モーツァルトのレクイエムを略すとこうなるのです)3年位前にオケ付きで歌いましたよ♪ラクリモーサは悲しみの歌なのですよ。モーツァルトはこの曲を書き終えずに亡くなってしまっているのです。 / 卯月☆ ( 2005-02-08 13:40 )

2005-02-05 レインボウ城の公演の受付をしに行く。

劇団レインボウ城の公演が東大宮で行なわれ、
主宰のアーサー王子とのバーターで受付をしに行く。
自分達の公演ではないが、本番に立ち会うというのはウキウキするものだ。
午後一本目の公演では幕閉めのドンキリをやらせてもらい、
その後、二本目は芝居を拝見させてもらい、
最後の三本目は芝居のカメラ撮影しました。
以前の舞台でお上手だなあ、と思っていたトオヤマさんとお話ができたり、
良いことも色々ありました。
お芝居も面白くて役者としても勉強になりました。

風の強い晩でした、少し僕も風邪を引いたようです。


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2005-02-03 「誠意のある仕事」とちょっとした再会と風邪気味の人。

今年、配置換えのあった仕事場だから何かと初めてのことが多いのだけど、
戸惑ってばかりでも仕方ないので積極的に色々取り組んでいるつもり。
自分の今までの経験も拙いけれど、
まあ「誠意」のある仕事はしたい。
ああ、そうだねえ。
真面目な同僚が口にしてたよ。
「僕は職業人としての誠意があるから意見する」と。
僕もそう思う、そう思うよ。確かにね。

帰宅する途中で立ち寄った本屋のレジで、
今日入った新人が「見習い」の名札を付けて先輩に仕事を教わっている。
そのうちの一人がバドミントンの選手で知っている女の子だった。
目があったのでこちらのことは分かったのだろう。
けど仕事を教わっている途中だったので声は掛けなかった。
ニコッと笑ってまた「仕事」に戻った。
ちょっとした再会はこれで終わり。
オシゴト頑張って、という言葉は心の中で言ってみた。

kaが風邪気味なのにお風呂に入ったりしてるのについて、
ちょっと口喧嘩する。
「家庭の医学」によると・・・。
「風邪の時、熱のない時には入っても良い。熱のある時には入ってはダメ。」
ふとしたことで勉強になった。
同僚のM兄貴はずっと風邪を引いていて、
スキあらば僕にうつそうとしているが、今のとこ僕はいたって健康。
そう言えば今年はまだ風邪を引いてないなあ。
週に三回、しっかり汗をかく運動をしていることがいいのかな?

kaが今週末帰ってきたら、
何か温ったかいものでも作ってあげることにしよう。


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夢樂堂さんへ。まさしくあなたらしい風邪の処方箋です。 / あるまじろ ( 2005-02-07 22:14 )
綾川篠さんへ。風邪の治し方にも性格が反映されますね、前向きなあなたっぽいです。 / あるまじろ ( 2005-02-07 22:13 )
風邪、体を温めるのがいいようですね。温かい食べ物、相方の温かい思いやりが最高かな。 / 夢樂堂 ( 2005-02-05 11:06 )
風邪にはあれです、おもいっきり辛いキムチ鍋とかいいじゃないですか。汗をかくと新陳代謝が良くなりますもんね。 / 綾川篠 ( 2005-02-04 22:57 )

2005-02-02 くりおね。

いつか流氷を見に行った時に聞いたのだけど、
クリオネってオホーツクの流氷の海でしか生きないんだってね。
「だから水槽に入れる水も海から取ってくるんだ」って、
係員の人が言ってた。
実際にさっき海から汲んできたバケツに、
クリオネくんは山ほど入ってた。

補食する時の姿は怖いけど、
海の中を綺麗にしてるんだってね。

北の海にぼうっと灯るクリオネの灯火。
こうして地球の一部として働いてる。
僕は何をしてるんだろうって思ったよ。


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@生涯学習者さんへ。海の中にいるものに幼い頃からあこがれているのです。 / あるまじろ ( 2005-02-07 23:39 )
わかる、わかる。こんなに小さくて美しい生き物を見ると、なんだか私もそう思う。 / @生涯学習者 ( 2005-02-07 23:05 )

2005-02-01 旅の途中の見知らぬ駅。

いよいよ芝居の二本の稽古が始まって、
今、セリフを入れるのに大変。
いや、・・・セリフ入れるの苦手です。
でも頑張るけど。

旅の途中で一瞬見た風景に、そこに佇む自分を置いてみたこと、ないですか。
ああ、今、あそこに自分が立っていたら。
これからあそこで自分はどう生きていくのだろうか、と。
彼の地に再び訪れて、ということがあるかもしれない。

僕が中学生の終わりの頃、親友と長野県の松本に旅をしたことがある。
その時、旅の途中の彼の地の風景に何かを感じた覚えがある。
その時、十五歳。
それから数年の後、僕は信州大学の学生として再び松本の土を踏む。
旅の途中の風景が忘れ得ぬものになる経験。
確か国木田独歩も「忘れ得ぬ人々」という文章で書いていた。

僕が今、人生の旅の途中で見ている風景。
また再び、忘れ得ぬものになるのか。
こうして生きている実感さえもふわふわして、
大きなものに含まれている感じになる。
なにか切ない、今のこの時間が愛おしくなるような。

もう一度。
いつか。
そう思って前を歩いている。


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綾川篠さんへ。関東は毎日、良く晴れていますが寒さは依然厳しいです。そちらの寒さはまた別格なのでしょう。風邪など引かぬようご自愛ください。 / あるまじろ ( 2005-02-02 21:52 )
昔野透夜さんへ。これから春まで根雪となるのでしょう、運転など気をつけて。また北海道に行きたいですね。 / あるまじろ ( 2005-02-02 21:50 )
うちも、雪が降りました・・・数センチ。京都ではしばらくぶりです。いつか、かぁ・・。台詞、まぜこぜにならないようにおきをつけを・・!!(まさか・・)(ね・・・) / 綾川篠 ( 2005-02-02 17:15 )
おっ☆道東の駅ですね。今はこちらは雪一色ですよ。毎日毎日降り続けた雪は、小山のようにうず高く道のあちこちに積み上げられ、視界悪すぎて運転もドキドキもんです。こんな北の大地でも・・・愛着を沸いて下さるのは嬉しいですね♪ / 昔野透夜@お芝居頑張って下さいね ( 2005-02-02 14:59 )

2005-01-31 冬の一日。

朝、最近少し起きる時間が遅くなっている。
明日はまた少し早いほうに巻き上げよう。

職場について今日の仕事のスタートのためのコーヒー。
いつも淹れてくれる方に「頂きます」と言って頂く。
朝のコーヒーが美味しいのは、なんたって冬、と思う。

会議、自分たちは徹底的に闘うことにする。
ワケも分からないのに人の提案をツブそうとする人間には譲歩しないことにする。

仕事終わりにバドミントンのコートに入り、
シングル3連戦。
全て勝利するけどまあ当たり前っちゃ当たり前。
少し右のふくらはぎに違和感。
足をひきずっても勝つときは勝つのだ。

夕食は近くの定食屋で500円の日替わり定食を食べる。
おばちゃんがサービスでコーヒーを淹れてくれる。
朝とはまた違って美味しい。

続いて劇団欅の稽古場に入る。
難しいけど素晴らしい役につけそう。
何がいいって、自分を伸ばせそうなのが最高にイイ。
たぶん苦しむだろうけどへこたれず頑張ろう。

帰宅して寒い部屋に入りkaに電話。
彼女は試験直前で勉強中。
少し離して切る。
風邪気味だと言っていたので少し心配。

低気圧が近づいていて日本海側は大雪みたい。
春、少しずつ近づいてるのかな。
雲の流れが速いけど。


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お湯くんへ。冬の日本海なら少し見てみたいねえ。 / あるまじろ ( 2005-02-01 18:58 )
日本海側へ遠征になったとしたらその頃はどうだろうね。まだまだ冬かいな。 / お湯 ( 2005-02-01 04:50 )

2005-01-29 富士山。

まだ富士山に登ったことはない。

でも最近、空気が澄んでいて、
毎朝、通勤路で冠雪した富士山を見る。

昔、河口湖で真正面から見た富士山は本当にきれいだった。
湖面に映った全景は絵に描いたようだった。

太宰治の『富岳百景』という小説で、
主人公は「富士には、月見草がよく似合う」と言った。
結婚直前の太宰の私小説のような作品だが、
そこに描かれる人々の描写が僕も好きだ。

去年までの職場の近くは土手のそばで、
ランニングコースから富士が素晴らしく良く見えた。
夕景に沈んでいく富士の姿は雄大だった。
その時、一緒に走っていた先輩は、
不器用だけど愚直なまでに「日本男児」という男だった。

大学時代、諏訪湖にほど近い山の上から夜明けを見たとき、
雲海の果て中に富士の高嶺だけが頭を出していた。
あの時の震える寒気の中で感じた、
黎明の陽のほのかな温かさは、
そばにいた友らと共有したかけがえのないものの一つである。

写真は、翼の下に眺める富士。


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綾川篠さんへ。気に入ってもらえて嬉しいです。 / あるまじろ ( 2005-01-31 23:47 )
@生涯学習者さんへ。確かに普通の山と違い別格といった感じはひしひしです。 / あるまじろ ( 2005-01-31 23:45 )
夢樂堂さんへ。寝室からとはまた豪勢な。 / あるまじろ ( 2005-01-31 23:44 )
この飛行機のお写真、素敵ですね!こういうの、好きなんです。 / 綾川篠 ( 2005-01-31 22:02 )
日本人が大好きな富士山。日本人のシンボル富士山。私も大好き。いいな。富士山が毎日見れる人は。聞くところによると霊的なパワーがたくさん出てるらしいですよ。ufoの目撃例も多いですよね。 / @生涯学習者 ( 2005-01-31 21:00 )
引っ越して良いなと思うことは、寝室から見える富士山。朝から見ることが出来るとご機嫌です。 / 夢樂堂 ( 2005-01-31 20:56 )

2005-01-28 『やさしい時間』。

今年の夏に行った富良野の町の様子や付近の山の様子を、
思い描きながらドラマを観ました。
秋に撮影したのでしょうが木々の色づいた様子とか、
少しずつ空気が澄んでいく様子が、
画面からよく伝わりました。
二宮くんの演技は上手ですね。
大人のドラマの中で輝きを失わず存在感がありますね。

偉そうなことを言うと人間同士の描写がやや盛り込みすぎのような気がします。
まあ好みの問題であるとは思いますが。

あんな美しい風景の中で芝居ができたら、
さぞかし楽しいことでしょう。
北海道を旅して感じる独特の感じの良い違和感が、
物語に深みを増していて、ならではの味わいになっています。

いや、完全に部外者のたわごととなりました。

写真は僕自身が撮った夜の富良野のホーム。
場に叙情という力がある感じがする。


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@生涯学習者さんへ。僕も同感です。 / あるまじろ ( 2005-01-31 23:55 )
二ノ宮君はジャニーズの一員としてでなく、役者としてみた方がよいと思う私です。 / @生涯学習者 ( 2005-01-31 21:02 )
綾川篠さんへ。北海道には色んなアイスクリームがありましたね。ラベンダーアイスもありました。 / あるまじろ ( 2005-01-30 21:25 )
Pさんへ。僕もあんな自然の風景の中で物語を紡いでみたいのです。 / あるまじろ ( 2005-01-30 21:23 )
夢樂堂さんへ。仕事でもいいですね。僕は職場が街中なので空気と景色がいいところに懐かしさがあるのです。 / あるまじろ ( 2005-01-30 21:18 )
二宮君があまり好きではないので観てないんですが、そんなよいのですか・・・。富良野は、ラベンダー!ってイメィジですね。ソフトクリーム好きです。 / 綾川篠 ( 2005-01-29 22:19 )
「北の国から」に比べると、舞台がやや都会的すぎる感も・・・。 でも美しい映像なのは否めません。 倉本さんは、不器用でも誠実に生きる人間を描くのが本当にお上手だと思います。  / P ( 2005-01-29 00:21 )
富良野、毎年行っています。いつも仕事、今度、ゆっくり行ってみたいです。 / 夢樂堂 ( 2005-01-28 22:59 )

2005-01-27 自分を戒めるために。

人と人は一体、何でつながっているのだろうか。
僕が全て正しいことなんて無いということは分かっているが、
正しいと信じてやってしまうことの中に、
一体、いくつの裏切りや過失、嘘が混ざっていることだろう。

職場の●氏の人柄はとても大らかで育ちの良さを感じさせる。
基本的に穏やかな性格ではあるし、きちんと信念も言える。
大人の対応もできるし無邪気な一面もある。

だけど自分の感性に合わない人に時々冷たい。
無理が利かない時、ぷつって電源が切れるように仕事をしなくなる。

僕は今年一年、彼と仕事ができて良かった。
素直にそう言える。
でも彼のしたことで許せないこともある。
僕ではない、ある無力な人間を傷つけた。

僕もそうなのだろう。
間違いなく言えることは、僕も人を傷つけながら生きているということ。

「正しいこと」には一体いくつの裏切りや過失、嘘が混ざっていることだろう。
そういうことを分かっていて、
僕は僕の「正しいこと」をやっていくしかない。

容易に人を傷つけて、自分の「正しさ」を語るものよ。
己の足跡のその窪みに人の涙の満ちていることを忘るな。
胸に刻むためここに記す。


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@生涯学習者さんへ。ええそういったことは信じています。 / あるまじろ ( 2005-01-31 23:58 )
夢樂堂さんへ。ええしんどいです。そういった人は必ずいることでしょうから。 / あるまじろ ( 2005-01-31 23:57 )
人を傷つけるとか、罪をつくってしまったら100l自分に帰ってくる事が、生きてく内に、死ぬまでに解るよ。なんてね。 / @生涯学習者 ( 2005-01-31 21:13 )
自分だけが正義と思っていると辛いですね。必ず、歩み寄れる余地を作らないと、いろいろな関係が壊れる。知らないうちに人を傷つけている。その「知らない」が一番しんどい。 / 夢樂堂 ( 2005-01-28 23:02 )
のんさんへ。その人のことを非難しているのではありません。我が身の不自由にいたたまれなくなっているのです。 / あるまじろ ( 2005-01-28 21:35 )
おおらかな人でも、冷たい反面を持っているのですね。傷つけられる人を見るのも嫌なことですね… / のん ( 2005-01-28 17:48 )

2005-01-26 追いかけても追いかけてもとどかなかった鳥の名が。

朝のうち、霙というかボタン雪が降っててびっくり。
愛車が早速、雪に濡れてがっかり。
仕事はがっちり。
昼飯はがっつり。

夕方にはバドミントン、
小一時間コートに入ってスマッシュ打ちまくる。
僕、個人の人生はすこぶる好調。
知り合いのエライさんから音楽コンサートのチケットが封書で送られて着た。
エライさんがエライさんとしてでなく、歌い手として出るコンサート。
なんかスゴイと思う。
kaと見に行く予定を立てる。

うちに帰る途中の夜の帰り道。
もうダメで顔も出せなくなった人間から久々の電話。
まあ大した話はしてないけど、
早く元気になってまた顔見せて欲しいって言ったら泣いてた。

忘れられるものならば。

つまらないことは早く忘れて、
次のステップに向かっていけばいいのだけれど。
あいつには見えているのか、
あの鳥の姿が。


先頭 表紙


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