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あるまじろの「まるまり日記U」

イツデモコンナフウニスギテイクナラ、
ソレハソレデヘイワナマイニチ。。。

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2004-10-11 心を贈りたい。
2004-10-04 閉店間際の温もり。
2004-10-03 赤い信号と中秋の名月。
2004-10-02 珍しくも。
2004-10-01 弛緩と緊張の中で。
2004-09-30 暮れゆく街をランニング。
2004-09-29 幾度か目の台風が近づいて。
2004-09-28 ほとばしる。
2004-09-27 天から滴る水。
2004-09-26 幸福の「よくばり」


2004-10-11 心を贈りたい。

本番を今月末に控えて久しぶりにびーばーさんが稽古に来てくれた。
最初、ぎこちなく笑い、ばつの悪そうな顔をしてたけど、
僕は会えて素直にうれしかった。

びーばーさんと絡むシーンで、
一人で稽古してた時には絶対に起こらない感情が、
びーばーさんを前にして初めて表現できたのだ。
やっぱ芝居は一人じゃできないねえ。
僕の演技は一人ではまだまだ限界があるねえ。
思いも寄らない感情の波紋が目の前の相手によって揺れる。
人の心、そしてそれを表現する演技の奥深さを痛感した。
それをつくづく思い知った。
だから今日、びーばーさんが来てくれて、
そんな心の奥底で眠り続けていた感情が永い眠りから目覚めたことを、
心から感謝する。胸が震えた。

北高演劇部のみんなに久しぶりに出会った。
理不尽で話にならない現実から、
少しずつでも立ち直り次の舞台に取り組んでくれてることがうれしい。
強さ、しなやかさとはそういうもの。
栄光をつかんだ先輩たちも君たちもなんら変わらない。
同じように健やかに育って欲しい。
その笑顔にまた会えて良かった。

ぴゅあのみんなで食事をして、
kaのイメージが少し残る部屋に帰れば一人、
テレビからはライオンズのリーグ制覇のニュースが流れていた。

少し長い週末が終わり、また新しい一週間が始まる。
のんびりまた歩いていこう。
また新たな出会いの待つ次の日々へ。

写真は日光、光徳牧場の馬。
和やかな連休の最後の夜にほっとするもの、贈り物。


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みっきへ。本人に言っても調子乗るだけだね。まあそこがびーばーさんのいいところ。 / あるまじろ ( 2004-10-13 21:05 )
ゆやまんへ。まあいいさ。 / あるまじろ ( 2004-10-13 21:03 )
私も今日びーばーさんに会えて心の底から嬉しいです!(そういうことは本人に言った方がいいのでは…私?)彼がいるから私でいられる感じ。あれ?なんかこれ告白みたいだな…。でも、私も1人では表現できないも〜ん♪もちろん、えっちゃんをはじめとするみんなもね。 / みっき ( 2004-10-12 00:47 )
えぇ〜・・・大会の結果を田村先生から聞きました。それを聞いた時は、「信じられない」と同時に「悔しい」という感情が自分の中を流れました。でも、勝ち負けが全てではないと思っています。確かにあいつらは中央の舞台に立ちたかったでしょう・・・でも、完全敗北ではないはずです。ほんとにちょっとした差だけのはずなんです。たとえ勝っても、たとえ負けても・・・どちらであっても得るものは絶対にあるはずです。その事はわかってほしいです・・・自分(の代の奴等)にこういう事を言われるのはきついかもしれませんが・・・。 / ゆやまん@久々のカキコ ( 2004-10-12 00:05 )

2004-10-04 閉店間際の温もり。

先日、こんなことがあった。
少し遅くまで仕事をしてたら職場を出るのが遅くなった。
車のエンジンをかけてから今日のおかずの材料の買い物をしてないことに気が付いた。
あわててバス通り沿いのとあるスーパーに飛び込む。
店はもう八割方、閉店の準備をしていてレジも締めている途中だった。
なのに。

「まだ大丈夫ですか?」
と尋ねると入り口で梨を片づけてたおいちゃんが、
「どーぞ、どーぞ。」
と手招きしてくれる。そしておばちゃんが跳んできて、
「なにが欲しいの?」「サンマだね。」
でもサンマは三匹で一パック。一人で食事を取る僕には多すぎる。
ちょっと躊躇するとおばちゃんは何も言わずに、
「一人で三匹は多いんだね、大丈夫、今すぐ一匹にしてあげるから。」
といって裏に回ってしまった。

しょうがないのでじっと待っていると、
片づけ途中のお姉さんとかが大根とか片づけながら、
「ほんとに良く降りますよね、雨。」
とか笑顔で話しかけてくる。
そうこうしてるとおばちゃん。
「あいよ、サンマ一匹100円。」
と跳んでくる。

礼を言ってレジに向かうとまた別のおばちゃんがニコニコしながらレジで待っている。
「ほんとにありがとうございました。」
「いいえ、また来てや。」

僕が店を出るとおいちゃんは僕に手を振って店のシャッターを下ろした。
なんなんだ?この異様な親切さは。
驚いて、ちょこっと涙が出た。

写真はまだ表の照明が点いたままの店の入り口、
シヤッターが下りてる。
霧のような雨が降ってる。


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のんさんへ。本当に最近は冷たい雨が降りしきる。風邪などお召しにならないようにご注意ください。 / あるまじろ ( 2004-10-06 20:37 )
生涯学習者さんへ。秋刀魚一匹、本当に美味しく頂きました、足りましたよ。携帯からのぞけるとは初めて知りました。 / あるまじろ ( 2004-10-06 20:36 )
須木成さんへ。僕自身が弱ってたから余計に染みました。 / あるまじろ ( 2004-10-06 20:34 )
冷たい雨の中、心温まるできごとですね。 / のん ( 2004-10-06 19:49 )
こんばんは〜。お昼携帯から一度きましたが又覗き(!)にきました〜。秋刀魚、一匹で足りました?それと涙が出る気持ち、解ります…。 / @生涯学習者 ( 2004-10-05 20:28 )
なーんか、いいなぁ、そのお店の方々♪ 安い値段を競うのもいいけど、本当はそういう気持ちこそ、また来ますねって気持ちにさせてくれるんですよね♪ / 須木成@次回レポート、待ってま〜す! ( 2004-10-05 00:30 )

2004-10-03 赤い信号と中秋の名月。

本当は今日は一日雨でした。

川口の方の大会が終わり、県陽チームは負けてしまいました。
でも彼らなりのものが表現できた、ともう一人の顧問は申していました。
僕はこの大会に初めてメイクとして参加し、
この一週間でアイラインを引くのがかなり上達しました。
僕の仕上げた女の子が、
審査員に「色っぽい」と誉められていたのはメイク冥利に尽きるってもんです。

涙雨とか湿っぽいのは嫌だから。
月、それも中秋の名月。
赤信号も負けずに輝いてる。
なんか優しい時間が二つの間を流れてる。


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2004-10-02 珍しくも。

演劇の大会があり、その進行・舞台などの補佐をやった。
いつも欅でお世話になってる小島さんもいて、
「どこいっても、似たような人がいるなあ。」と改めて思う。
元北高にいた大木さんもいたし。
明日は松木先生もいらっしゃるっていうし。
審査員は柳田オヤジだし。

その日の芝居がひとまず終わって、
その柳田オヤジと食事をすることに。
そこに劇団の元座長のうっちゃんから電話。
「俺も川口にいるんだけど。」

と、言うわけで三人で食事。
柳田オヤジはビールと冷酒。うっちゃんはカツカレー。僕は焼きそば。
普段、滅多に顔を合わせない三人ずひょんなことから久しぶりに再会。
おばちゃんの店は美味しいものばかりだけど、
三人で飲んで食べて五千円。
昔話とか最近の話とか。

まあそれが今日の一コマ。
楽しくない、なんて嘘はつけない。


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ホサカくんへ。次の稽古、10日になりそう。また会える日を楽しみにしています。 / あるまじろ ( 2004-10-04 23:11 )
卯月さんへ。川口にはこういう店があるんだよ、おばちゃんが一人、ずっとにこにこして気ままにつまみ作って出してくれる。僕にはリンゴも剥いてくれた。 / あるまじろ ( 2004-10-04 23:10 )
珍しい顔ついでに登場。オヤジ言うな!おじいさ・・・(以下自主規制) / ホサカ ( 2004-10-04 15:42 )
なんだか懐かしい名前のオンパレードですね☆イイなぁ…しかも、男3人で飲んで食べて5千円って安すぎじゃないですか?! / 卯月☆ ( 2004-10-03 21:23 )

2004-10-01 弛緩と緊張の中で。

今日は久しぶりにちょいと朝寝坊して遅刻しそうになる。
今、通勤は車なので遅れると渋滞してさらに到着は遅れる。
あせってなんとか到着。
いやあ、朝から大変だ。

午前中三時間仕事して、昼から出張。
明日の本番に向けて会館に入って仕込み。
昼から四時までは公演全体の進行を担当。
四時からの仕込みに先だってメイクの面倒も見る。
他団体の大道具の手直しなどもする。

本番を目の前にしているこの緊張感はなかなかです。
これは自分が舞台に立たなくてもイイものですね。

もっとも今月末に立ちますけど。


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2004-09-30 暮れゆく街をランニング。

川口という街に職場が移り、少しずつその空気にも慣れてきた。
国道沿いで排気ガスも多いけど、まだ少し人情のようなものも漂っている。
近くの公園の一周1qのランニングコース。
以前も同僚と仕事終わりに何度か走った。

今日は一人で走る。

夕闇の中、多くの人が思い思いのスピードで走ったり歩いたりしてる。
公園の一角ではおじさん達が集まって将棋をしてる。
犬の散歩をしてる人も家路を急ぐ人もいる。
どこからか夕餉の匂いが漂っている。

そんな中で様々なことを思案しながらマイペースで走った。
10q走ったのは久しぶり。

なんとなく台風で洗い流された空気も澄んでいる感じ。

写真は大雪山のナナカマド。


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のんさんへ。でもゆっくりなんです。本番までに少し体重落としたいので。 / あるまじろ ( 2004-10-02 22:57 )
10kmも走れるなんてスゴイ。今の私は3kmくらいで息上がります(汗) / のん ( 2004-10-02 20:56 )

2004-09-29 幾度か目の台風が近づいて。

今年は台風が幾度も僕の国に来て、
多くの人々の上に雨を風をそして多くの厄災をもたらしている。
もう幾つの家屋が倒れ、堤が押し流され、山を崩したことか。
自然にあらがうこともかなわぬ身なれど、
その身を嘆く言の葉を持つも人である。

僕はその無力さに無常は感じない。
あらがおうとする心も、台風が過ぎていくのをじっと待つ心も、
そしてなぎ倒された木に寄り添って泣く心も、
持っていたい。
そうして今胸の内を過ぎていく心を言葉で紡いでいたい。

もう幾度かの台風が僕の国に来て、
多くの人々の上に雨を降らす。
そして過ぎ去った時に、
嘘のように秋になっているのだ。

写真は翳る雲、
それは、もう幾千幾万と続いた時の断面。


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同じ風景でもその時その時で風景に、思い出の中の人を思い浮かべたりします。 / あるまじろ ( 2004-10-02 23:00 )
本当にいい写真ですね♪ こんなふうに風景を見つけられたらいいなぁと思うのに、いつも見逃してしまって・・・(汗) / 須木成 ( 2004-10-02 01:26 )

2004-09-28 ほとばしる。

朝から一本、会議。
一つの出来事は人によって見方が違う。
ただ一つ確かに大切なことは裏切らないということ。
一言の中にちゃんと応援が入っている。
こういう絆を持ってる。
それを持たないのは可哀想。
仲間を信用しないヤツは居場所もない。

その後も仕事を着実にこなして、
稼業時間終わってから一度職場を離れ6qほど走る。

要請があったので、
こっちの劇部に顔を出して、
通しを見てダメだしをする。
軽く稽古もつける。

芝居にかかわってると、
情熱が水のようにほとばしる。
こういられる自分でいられるよう。

写真は湯の滝の中腹から落ちる水をとらえる。


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2004-09-27 天から滴る水。

日本列島、今日は朝から一日雨。
途中からは驟雨の様相。
実は雨で肌寒いような天候は好きだ。
激しい雨でなく霧のように降る雨は音を消していくようでさらに良い。

人のざわめきが消えていく。
通り過ぎる車の音も。

久しぶりの会社だったから結構走り回って、
忙しかったんだけど振り返ると、
音は消えてるね。

窓から見た街の雨の中で煙りながら暮れていくのが心に残ってる。
ああ、雨は天の恵み。

心にもそうだったんだね。

写真は戦場ヶ原に急に降り出した雨。


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2004-09-26 幸福の「よくばり」

先日、栃木県の日光に行って来た。
kaと久しぶりに会って彼女が車に乗りたいって言ったから。
天気はけして良くはなかったんだけど、
日光って晴れていなくても綺麗だった。

霧で煙ったいろは坂。
カーブごとに「い」とか「ろ」とか大声で読み上げたりね。
普段一緒に居ない分、隣にいることを大切な時間として刻みたかったのかもしれない。

すでに秋の深まりを感じさせる戦場ヶ原。
湿原は枯れ果てた色合いで遠くの男体山の裾野を彩っていた。
雨が降り出して景色全体の色合いが蒼の色味を増すと、
雲の流れも速く感じた。

今日は一日稽古でそれはそれで楽しい一日だったんだ。
劇団の役者のお湯くんは誕生日だったし、
元座長のうっちゃんも遊びに来たしね。
ファミレスでみんなで「ハッピーバースデー」とか唱って拍手して騒いだり。

今、たった一人の部屋に帰ってきて、
目を閉じるとあの時の戦場ヶ原のかさこそ葉の鳴る湿原の風景。
一人で静かな部屋にあの枯れ草の匂いが戻ってくる気がする。

楽しくも平和な一日の最後。
でもその一日の最後にまだ淋しさを感じるのは、
「よくばり」ってなことなのかな。

写真はその戦場ヶ原。


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お湯くんへ。来年もさ来年もずっとキミの誕生日を祝えるといいね、ウフっ!! / あるまじろ ( 2004-09-28 21:02 )
ありがとうございました、中ジョッキ。ぷは〜。 / お湯 ( 2004-09-27 23:55 )

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