2004-06-26 水族館の休日。
2004-06-25 敵にしたら嫌なヤツほど。
2004-06-24 台本が完成した日。
2004-06-23 電話の向こうの夜の海。
2004-06-22 晴れたっ！！
2004-06-21 台風通過、湿度の高い蒸し暑い日。
2004-06-19 ついに終幕。
2004-06-18 劇団欅第３５回公演『結婚仲介人』初日。
2004-06-17 いよいよ劇場に入りランスルー。
2004-06-16 バドのテクを磨く。

２週間の間、埼玉に帰れないｋａのために土曜の昼過ぎに茨城に向かう。
かねてから「行きたい」と言ってた大洗の水族館に二人で。

鹿島灘から吹いてくる海風はやや冷たくて、
蒸し風呂のような埼玉からは考えられないような気持ちよさ。

土曜の午後の水族館は親子連れで賑わっていたけど、
水の中の世界を二人で見れて本当に良かった。

巨大水槽の中でサメやエイが踊る。
久しぶりの休日は水族館で。

二人で買った揃いのストラップもイルカ。

写真は魚影がミステリアスなアクアリムの午後。

先頭 表紙

今日は外部のエラいさんを招いての研究行事があり、
実地研修の後、批評と検討の会議が開かれた。
ところがそのエラいさん、全然、発表者の意図とか理解しようとせず、
最初から自分の用意してきた答えだけを述べようとした。
馬鹿か。
「本時の段階で対象にこちらからのアドバイスは必要ないと考えます。」
発表者の意図がそうだったから。
発表者は目をきらきらさせて「我が意を得たり」という顔。
理解力はないのか、鋭くつつくような意見を述べても、
しどろもどろに声小さく「アドバイスくらいはいいんじゃ・・。」
こちらの実地指導するならそれなりに努力しな。

発表者とはあまり仲が良くなかったけど、
これで少し分かり合えたっぽい。
敵にして嫌なヤツだったけど仲間になれば心強いね。

夜は飲み会。
雨のさいたま新都心に繰り出す。

雨は再生の象徴か。

写真はしゃれたバーカウンター。

先頭 表紙

昨日、劇団欅の公演の反省会がありました。
そこで一番、印象に残っている話は、
事務連絡のメールに対してきちんと返信をして欲しいということ。
役者だけをやっている人とその他のスタッフ作業をしている人との、
気持ちの差の問題だけど、日常的にも来たメールに返信するのは、
最低限のマナーですよね。
劇団ぴゅあの方でもしばしば問題になってますよね。

晩ご飯は「冷やし天麩羅茶蕎麦もずく納豆入り」を作りました。
そして今日も負けている巨人を見てがっかりして寝ちゃいました。

ｋａからの電話で目が覚めてケンカして、
今、こんな真夜中に日記を書いているという次第です。

今日の良いことは、ぴゅあの次回台本が書き終えたことです。
真っ先に返信してくれたえぴゅこさんが大好きです。

明日も暑いのでしょうか。

写真はどっかのレストランで見た夏の赤い花。

先頭 表紙

夜、ｋａに電話したら部活の仲間と一緒に海に来ているという。
電話の向こうではしゃぐ友達の声がたくさん聞こえた。
電話の向こうの夜の海は、
家路をたどる車内の僕には違う世界のように感じられた。

「今度の週末、同じ海に来ようよ。」

僕の胸をよぎった気持ちが悟られたかな？
優しさと切なさの紙一重のすれ違いの中で、
１２０�q離れた二人の夜が過ぎていく。

写真はいつか二人で行った海の波打ち際。

先頭 表紙

台風で大変だった日本列島が晴れた。
久しぶりだなあ。
今日はいろいろあったなあ。
仕事も詰まってたし、やることもあった。

今日、ある人と発言がぶつかった。
自分と違う考えを聞いていて思ったこと。
この人は自分の考えが正しいと確信している。
あるいは、かのような発言の仕方を故意にしようとしている。
自分にもそういう面があるから良くわかった。
まあそれだけの話。
そう、誰かの思い通りにはならないし、
それはそれで平行線ってこともあってもいい。
まあ新しい職場の１年目ってこんなもの。
結果を残すだけ。
結果を残すのは自分だ、と思っている。

夏の陽ざしに負けない、「次」が欲しい。
青い海が懐かしい。

写真は懐かしい沖縄の海、潮風も焼けていた。

先頭 表紙

最近、ｋａがはまっているのは「爽健○茶」のナチュラルストーンのベアー。
１３種類ついに揃えたっぽいので電話で報告。
喜んでたみたい。

今日は金曜から週末、動き回ったことのツケで身体がツライ。眠い。
でも一つ一つテンションを落とさずに仕事をこなす。
会議中、ちょっと寝たけど。
アニキにこづかれたけど。

放課後、バドの練習でシングルスのゲームに入る。
実力の差がちょっとあった相手だったからポイントは一方的だったけど、
その分、いろいろ試したり狙ったりしてみた。
楽勝で勝つことは意味ないけど自分の形を作ろうとすることは意味がある。
最近の自分の課題は「タメ」と「フェイント」。
コートの中でのボディスピードはどうしても遅いんだけど。

一汗かいて家路につく。
また次の仕事が待っていてくれて、日常が戻ってくる。

舞台の終わった後の、
ほんのしばらくだけ味わえるこの倦怠感を、
少し楽しむのもいいかも。

写真は、降りしきる雨の交差点。もう家に帰るだけの安らぎも。

先頭 表紙

昨日、初日を終えたステージからすぐに水戸に向かう。
ケンカ中のｋａを迎えに行くために。
話をするために。
彼女を連れて帰った。
さいたま市に戻ったのは午前二時。

翌日２日目、あと二つ舞台が残っている。
再び気合いを入れ直して劇場入り。
午前中、軽い稽古のあと昼食をしてメイク、本番へ。

自分としては午後すぐの公演はまったくできてなかった。
でもベテランの力で舞台として成立したと思う。
その力は認めないわけにはいかない。
わずか１時間後に迫る最後の舞台に賭けるしかない。
もう一度集中し直す。
稽古する他の役者を見て気持ちを作り直す。
念入りに台本を読み直し、小道具と衣装チェックとメイク直し。
いよいよ最後の舞台の客が席を埋め始めた。

最後の舞台は一番良かったと思う。

周囲に視野を広げることができたこと。
相手の動きに注意できたこと。
自分の身体の動きにキレを感じたこと。
全てではないが稽古の中でできたことを表現した気はする。

打ち上げのスペイン料理の店に行く時間にまだ間があったので、
音響のゆ〜すけと渋めの珈琲店でアイスコーヒーを飲みながら話す。

二日間の芝居を無事終え、これから打ち上げ。
琥珀色の夢のような時間が流れていた。

写真は終幕直前エンディングの光景。

先頭 表紙

金曜なので午前十時まで仕事、そこから有休取って劇場へ。
音響のゆ〜すけはすでにチェックを終え音響ブースに座っている。
すぐに直前の小返しの稽古に合流。
午後はさらに細かな稽古といくつかの最終チェックとメイク、小道具のチェック。
開演の時間は迫る。

時間通りに本番が始まりそう、
「客入れしまーす！」舞台監督の声が響く。
ついに初日の幕が上がる。
この高揚、この胸に迫る波。
役者全員から気合いを感じた。

自分の出が近づく。
「少し固かった、感情が先走っていた」と湯に後で言われた。
自分では気づいていない。
セリフは自然に出ていて何をしたかよく覚えていない。

最後、出るとき「時間がない、巻いていけ」と言われた。
この芝居は僕の長ゼリで終わる。

一気に言い終わってカーテンコール。

さてまた明日がある。

写真は本番の第一幕の光景。

先頭 表紙

ランスルー＝ゲネである。

職場の午前中の仕事と健康診断を終えて、午後四時劇場入り。
他の劇団員達は午前中から入って仕込み、
照明等のシュート・きっかけ合わせなどを終えている。
僕は早速自分の担当の音響ブースの設置を開始。
五時からオペのゆ〜すけと共に舞台監督のコジマさんとレベルチェック。
結局、全てチェックしきれずに一回目のランスルーに入る。
衣装にも着替えてなかったので慌てて着替える。
そして２時間１７分の芝居を一本終えた。

セリフが二つうまく出なかった。
動きに力が入ってぎこちなかった。
明日の本番への課題は山積みだ。

明日の仕事もあり、午前中の劇場入りが微妙だけど、
なんとか稽古の時間を取って明日までに軌道修正したい。
やるべきことはすべてやって本番を迎えたい。
焦るけど仕方ない。

でも本番を前にしてもどかしい自分にも、嫌な気はしない。
むしろ同時に震えるほど本番の緊張感を渇望している。

ｋａとはケンカ中。
それはそれでなんとかしたい。

写真はｋａのいる場所に続く高速道の分岐とランプウェイ。

先頭 表紙

選手と一緒にコートに入ってトスノックを受ける。
テクニックを磨こう。
今までは選手に抜かれてもいいと思ってた。
でも今は負けたくないと思う。
筋トレも他の選手以上に自分に課してみた。
自分を磨くことにどん欲になろうと思う。
闘うことを自分に強いて、勝つことを義務づけたい。

まあ、結果、強い相手には負け弱い相手には勝つ。
それは自明のことなのだけれど。
それゆえに自分を向上させておくことだけが対策でしかないのも自明。
そんな感じ。

芝居の方は明日が仕込みとゲネ。
僕は仕事があるから夕方、劇場に入る。
僕はたぶん本番を「表面的」には、はしゃいだりして楽しそうには迎えないだろう。
集中して自分の気持ちの整理をしてその瞬間を迎えたい。
無駄に力を入れず視野を広くするためには、
はしゃいで興奮していては（自分は）ダメだからだ。

ただ他人にそれを強いることはやめよう。
みなそれぞれ、自分のペースで一つの区切りの時を迎えればいい。
時間の使い方もそれぞれ。
場に何を求めるかも人それぞれなのだから。

写真はトンネルの向こうに甘く黄昏れる街。

先頭 表紙